JP2015229655A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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泰輝 住田
佐藤 祐也
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祐也 佐藤
佐知子 幸田
Sachiko Koda
佐知子 幸田
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Abstract

【課題】経時安定性に優れ、即時的な保湿感の改善及び連用後の肌の保湿効果に優れた皮膚外用剤の提供。
【解決手段】下記の(A)成分及び(B)成分を含有する皮膚外用剤。
(A)アラリアエスクレンタ抽出物 0.0001〜0.08質量%
(B)グリコシルトレハロース 0.04〜2.5質量%
【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚外用剤に関する。
アラリアエスクレンタ(Alaria Esculenta)は、褐藻綱コンブ目チガイソ科アラリア属に属する海藻であり、その抽出物は、毛髪の保護、コンディショニング効果等を有し、また長寿関連遺伝子(サーチュイン−1)の活性化作用を有することが知られている。そして、アラリアエスクレンタ抽出物と3価以上のアルコールを併用することにより、保湿効果に優れ、肌の乾燥による小じわを目立ちにくくする老化防止化粧料が得られることが報告されている(特許文献1)。
一方、昆布エキスは特異な臭いを有している点から、ショ糖脂肪酸エステル及びグリセリン脂肪酸エステルを乳化剤として、食用油脂中にコンブエキス抽出水溶液を分散させた油中水型乳化物とすることで、実質的に昆布臭を持たない食品が報告されている(特許文献2)。
特開2013−136533号公報 特開昭61−224961号公報
本発明者は、保湿性の高い皮膚外用剤を開発すべく検討していたところ、アラリアエスクレンタ抽出物を多く配合すると、アラリアエスクレンタ抽出物自体が、青臭く、油の酸化したような特異な臭いを有しているため、直接、皮膚に塗布する化粧料においてはこの臭いにより、使用感が低下するという課題があった。また、経時的に変臭や変色が生じる傾向があり、経時安定性に課題もあることが判明した。特許文献2には、特定の乳化剤を用い、油中水型乳化組成物とすることで、昆布臭を低減させることが知られているが、剤形が油中水型乳化物に制限される、皮膚外用剤としては使用感が悪いといった課題があった。
従って、本発明の課題は保湿効果を得るのに十分な量のアラリアエスクレンタ抽出物を含有し、使用感が良く、経時安定性に優れた皮膚外用剤を提供することにある。さらに、本発明の課題は塗布後の即時的な保湿感の改善及び連用後の肌の保湿効果にも優れた皮膚外用剤を提供することにある。
そこで、本発明者は、アラリアエスクレンタ抽出物を含有する皮膚外用剤の保存安定性を改善すべく種々検討した結果、全く意外にもグリコシルトレハロースを特定比で含有することで、アラリアエスクレンタ抽出物の特異な臭いが緩和され、長期間、変臭、変色が防止され、保存安定性に優れ、塗布後の即時的な保湿感の改善及び連用後の肌の保湿効果にも優れた皮膚外用剤が得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、下記の(A)成分及び(B)成分を含有する皮膚外用剤に関する。
(A)アラリアエスクレンタ抽出物 0.0001〜0.08質量%
(B)グリコシルトレハロース 0.04〜2.5質量%
本発明の皮膚外用剤は、使用感が良く、アラリアエスクレンタ抽出物の経時による変臭、変色を低減し、即時的な保湿効果及び連用後の肌の保湿性能に優れたものである。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明に用いる(A)アラリアエスクレンタ抽出物は、褐藻綱コンブ目チガイソ科アラリア属に属する海藻アラリアエスクレンタ(学名:Alaria Esculenta)の抽出物である。
アラリアエスクレンタの抽出に用いる部位に関して特に限定されず、茎部、葉部、根部あるいは全草をそれぞれ単独又は混合して用いることができる。また、抽出に際しては、海藻をそのまま(生のまま)又は乾燥させて用いても良く、それらを細切、細かく粉砕など加工した加工物を使用しても良い。好ましくは乾燥による成分変化を防ぐため、海藻をそのまま(生のまま)細かく粉砕したものである。
アラリアエスクレンタ抽出物を得る際に使用する溶媒としては、極性溶媒として、水、低級アルコール、多価アルコール、高級アルコール、或はその誘導体などの有機溶媒を例示することができる。また、非極性溶媒としては、石油エーテル、或は炭素数4〜8の脂肪族炭化水素、炭素数1〜2の脂肪族炭化水素のハロゲン化物、炭素数6〜7の芳香族炭化水素等を例示することが出来る。また、抽出方法は特に限定されない。これらのうち、好ましくは極性溶媒で抽出したものであり、特に、水、又は水とメタノール、エタノール、1,3−ブチレングリコール、イソプロパノール等の低級アルコール又は多価アルコールとの混合物を用いて抽出することが好ましく、水と1,3−ブチレングリコールとの混合物を用いて抽出することがより好ましい。その場合の水と低級アルコール又は多価アルコールとの比率は、低級アルコール又は多価アルコール/水が70/30〜30/70(V/V:体積比)であることが好ましく、より好ましくは60/40〜40/60である。
アラリアエスクレンタ抽出物はそのまま用いても、あるいは希釈液としたり、濃縮エキスとしてもよく、また、凍結乾燥などにより乾燥粉末物としたり、ペースト状に調製してもよい。また、それらを発酵物としたものを用いても良い。乾燥粉末に調製した場合には、水又は水を含むメタノール、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、多価アルコールにあらかじめ溶解して用いるか、あるいは水を含む組成物中で可溶化して用いるのが好ましい。
これらは市販されており、ALARIANE(Biotech Marine社製)、KALPARIANE(Biotech Marine社製)が挙げられる。
本発明の皮膚外用剤中の(A)成分の含有量(乾燥残分)は、保湿効果、経時安定性の点から、0.0001〜0.08質量%であることが必要である。0.0005質量%以上が好ましく、0.001質量%以上がより好ましく、また0.075質量%以下が好ましく、0.015質量%以下がより好ましい。具体的な範囲としては、0.0005〜0.075質量%が好ましく、より好ましくは0.001〜0.015質量%である。
本発明に用いる(B)グリコシルトレハロースは、トレハロースに直結するグリコシル基については、糖分子からヘミアセタール水酸基を失って得られれば、単糖、多糖を問わず、グルコシル基、フルクトシル基、ガラクトシル基、マルトシル基、マルトトリオシル基、マルトテトラオシル基等が挙げられる。(B)グリコシルトレハロースとしては、好ましくは、グルコシルトレハロース、マルトシルトレハロース、マルトトリオシルトレハロース及びマルトテトラオシルトレハロースからなる群から選ばれる1種又は2種以上であり、より好ましくはグルコシルトレハロース、マルトシルトレハロース及びマルトトリオシルトレハロースからなる群から選ばれる1種又は2種以上である。
これらは市販されており、具体的にはトルナーレ(登録商標)(グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、林原社製)が挙げられる。トルナーレ(登録商標)は、グルコシルトレハロース、マルトシルトレハロース及びマルトトリオシルトレハロースを含むグリコシルトレハロースと、ソルビトール、マルチトール、マルトトリイトール、マルトテトライトールおよびマルトペンタイトールを含む水添デンプン分解物(ソルビトール、マルチトール、マルトトリイトール、マルトテトラトール、マルトペンタイトール)からなり、グリコシルトレハロース47質量%および水添デンプン分解物27質量%の合計74質量%を含有する水溶液である。
本発明の皮膚外用剤中の(B)成分の含有量は、保湿効果、保存安定性、感触の点から、0.04〜2.5質量%であることが必要である。0.05質量%以上が好ましく、0.25質量%以上がより好ましく、また1.5質量%以下が好ましく、1.0質量%以下がより好ましい。具体的な範囲としては、0.05〜1.5質量%が好ましく、より好ましくは0.25〜1.0質量%である。
本発明の皮膚外用剤中における、(A)成分と(B)成分の含有比((B)/(A))は、(A)成分に由来する原料臭を低減させる点、保存安定性の点、保湿効果を高める点、良好な感触を得る点から、((B)/(A))は10以上が好ましく、30以上がより好ましく、100以上がさらに好ましい。また、16000以下が好ましく、1600以下がより好ましく、700以下がさらに好ましい。具体的な((B)/(A))の範囲は、10〜16000であることが好ましく、30〜1600であることがより好ましく、100〜700であることがさらに好ましい。
本発明の皮膚外用剤には、保存安定性、使用感の点で、さらに(C)リン脂質を含有することが好ましい。リン脂質は、動植物から抽出、精製した天然物であっても、化学合成したものであっても良く、水素添加、水酸化処理などの加工を施しても良い。天然物としては、大豆又は卵黄等からの抽出・精製物であるレシチンが、市販品の入手が容易であり、好ましい。より好ましいリン脂質としては、エマルションの安定性向上の点から、水素添加、又は水酸化処理されたリン脂質であり、水素添加大豆レシチン、水素添加卵黄レシチンが好適に挙げられる。
本発明における(C)リン脂質としては、リン脂質中ホスファチジルコリン含量が60質量%以上であるリン脂質が好ましい。好ましくはホスファチジルコリン含量が、65質量%以上、さらに好ましくは70質量%以上含有するリン脂質である。ホスファチジルコリン以外のリン脂質成分としては、ホスファチジン酸、ホスファチジルセリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルグリセロールなどが挙げられる。
リン脂質中のホスファチジルコリンの含有率は、薄層クロマトグラフィー(TLC)や高速液体クロマトフラフィー(HPLC)、イアトロスキャン(ヤトロン社製)等を用いた方法で分析することができる。例えば、特開2001−186898号公報に記載されるリン脂質が含まれる有機溶媒をTLCにスポットしてクロロホルム:メタノール:酢酸=65:25:10で展開し、50wt%硫酸エタノールを噴霧、加熱後デンシトメーターでリン脂質を分析する方法が挙げられる。前記方法以外でも、リン脂質中に含まれるホフファチジルコリンの含有量、含有率を測定、算出できる方法であれば、いずれの方法でも良い。
ホスファチジルコリンを60質量%以上含有しているリン脂質としては、コートソームNC−21(水素添加大豆レシチン;日油社製)、レシノールS−10E、レシノールS−10EX(水素添加大豆レシチン;日光ケミカルズ社製)等を挙げることができる。
リン脂質は単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。皮膚外用剤中のリン脂質の含有量は、保存安定性、使用感の点から、0.01質量%以上が好ましく、0.05質量%以上がより好ましく、0.1質量%以上がさらに好ましく、また5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましく、2質量%以下がさらに好ましい。具体的には、好ましくは0.01〜5質量%、より好ましくは0.05〜3質量%、さらに好ましくは0.1〜2質量%である。
本発明の皮膚外用剤には、さらに(D)コレステロール及びフィトステロールから選択される1種又は2種以上含有することが好ましい。コレステロールやフィトステロールは、ステロール骨格を有し、水には溶解せず、油剤にも溶解しにくい物質である。フィトステロールとしては、β−シトステロール、スチグマステロール及びカンペステロールを挙げることができる。市販されているものとしては、Presome C−I(日本精化株式会社)、Presome CSII−101(日本精化株式会社)、Phytopresome(日本精化株式会社)等を挙げることができる。これらは単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
皮膚外用剤中の(D)成分の含有量は、保存安定性、使用感の点から、0.005質量%以上が好ましく、0.01質量%以上がより好ましく、0.05質量%以上がさらに好ましく、また3質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましく、0.5質量%以下がさらに好ましい。具体的には、好ましくは0.005〜3質量%、より好ましくは0.01〜2質量%、さらに好ましくは0.05〜0.5質量%である。
本発明の皮膚外用剤には、保存安定性の点から、さらに(E)クエン酸、クエン酸塩、リン酸、リン酸塩、エデト酸、エデト酸塩、亜硫酸、亜硫酸塩、亜硫酸水素、亜硫酸水素塩、ピロ亜硫酸及びピロ亜硫酸塩から選択される1種又は2種以上を含有するのが好ましい。(E)成分の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、有機アミン類(モノエタノールアミン等)のアンモニウム塩が挙げられる。これらのうち、クエン酸、クエン酸塩、リン酸、リン酸塩、エデト酸、エデト酸塩が好ましく、クエン酸、クエン酸塩、リン酸、リン酸塩がより好ましく、クエン酸、クエン酸塩がさらに好ましい。
皮膚外用剤中の(E)成分の含有量は、0.001質量%以上が好ましく、0.004質量%以上がより好ましく、また0.2質量%以下が好ましく、0.1質量%以下がより好ましい。具体的には、0.001〜0.2質量%が好ましく、より好ましくは0.004〜0.1質量%である。当該範囲内であれば、変色防止効果等を十分に発揮し、好ましい。
本発明の皮膚外用剤には、上記成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲であれば、通常化粧料に配合される各種の界面活性剤、低級アルコール、フッ素化合物、樹脂、増粘剤、防菌防腐剤、香料、保湿剤、塩類、溶媒、酸化防止剤、昆虫忌避剤、生理活性成分等の成分を使用することができる。
本発明の皮膚外用剤の用途としては、特に制限がなく、化粧料、医薬品、医薬部外品等に好適に用いることができる。本発明の皮膚外用剤は、保湿効果に優れる点から、洗い流さず、皮膚に保持するタイプの皮膚外用剤、特に皮膚化粧料として用いることが好ましく、ローション、乳液、クリーム、美容液等に適用するのが好ましい。
本発明の皮膚外用剤の剤形としては、液状、乳液状、クリーム状、ペースト状、固形状、多層状などに適応が可能であり、さらにシート剤、スプレー剤、ムース剤としても適用できる。
上述した実施形態に関し、本発明はさらに以下の実施態様を開示する。
<1>下記の(A)成分及び(B)成分を含有する皮膚外用剤。
(A)アラリアエスクレンタ抽出物 0.0001〜0.08質量%
(B)グリコシルトレハロース 0.04〜2.5質量%
<2>(A)成分の抽出溶媒が、水、又は水とメタノール、エタノール、1,3−ブチレングリコール、イソプロパノール等の低級アルコール又は多価アルコールとの混合物、好ましくは水と1,3−ブチレングリコールとの混合物である<1>記載の皮膚外用剤。
<3>(A)成分の抽出溶媒が、水と低級アルコール又は多価アルコールとの比率(低級アルコール又は多価アルコール/水)が70/30〜30/70(V/V:体積比)であり、好ましくは60/40〜40/60である<1>又は<2>記載の皮膚外用剤。
<4>(A)成分の含有量(乾燥残分)が、好ましくは、0.0005質量%以上、より好ましくは0.001質量%以上、また好ましくは0.075質量%以下、より好ましくは0.015質量%以下である<1>〜<3>のいずれかに記載の皮膚外用剤。
<5>(A)成分の含有量(乾燥残分)が、好ましくは0.0005〜0.075質量%、より好ましくは0.001〜0.015質量%である<1>〜<4>のいずれかに記載の皮膚外用剤。
<6>(B)成分が、好ましくは、グルコシルトレハロース、マルトシルトレハロース、マルトトリオシルトレハロース及びマルトテトラオシルトレハロースからなる群から選ばれる1種又は2種以上であり、より好ましくはグルコシルトレハロース、マルトシルトレハロース及びマルトトリオシルトレハロースからなる群から選ばれる1種又は2種以上である<1>〜<5>のいずれかに記載の皮膚外用剤。
<7>(B)成分の含有量が、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.25質量%以上、また好ましくは1.5質量%以下、より好ましくは1.0質量%以下である<1>〜<6>のいずれかに記載の皮膚外用剤。
<8>(B)成分の含有量が、好ましくは0.05〜1.5質量%、より好ましくは0.25〜1.0質量%である<1>〜<7>のいずれかに記載の皮膚外用剤。
<9>(A)成分と(B)成分の含有比((B)/(A))が、好ましくは10以上、より好ましくは30以上、さらに好ましくは100以上であり、また好ましくは16000以下、より好ましくは1600以下、さらに好ましくは700以下である<1>〜<8>のいずれかに記載の皮膚外用剤。
<10>(A)成分と(B)成分の含有比((B)/(A))が、好ましくは10〜16000、より好ましくは30〜1600、さらに好ましくは100〜700である<1>〜<9>のいずれかに記載の皮膚外用剤。
<11>さらに(C)リン脂質を含有する<1>〜<10>のいずれかに記載の皮膚外用剤。
<12>(C)リン脂質が、リン脂質中ホスファチジルコリン含量が60質量%以上であるリン脂質、好ましくはホスファチジルコリン含量が65質量%以上、さらに好ましくはホスファチジルコリン含量が70質量%以上であるリン脂質である<11>記載の皮膚外用剤。
<13>(C)リン脂質の含有量が、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.1質量%以上であり、また好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、さらに好ましくは2質量%以下である<11>又は<12>記載の皮膚外用剤。
<14>(C)リン脂質の含有量が、好ましくは0.01〜5質量%、より好ましくは0.05〜3質量%、さらに好ましくは0.1〜2質量%である<11>〜<13>のいずれかに記載の皮膚外用剤。
<15>さらに(D)コレステロール及びフィトステロールから選ばれる1種又は2種以上を含有する<1>〜<14>のいずれかに記載の皮膚外用剤。
<16>(D)成分の含有量が、好ましくは0.005質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上であり、また好ましくは3質量%以下、より好ましくは2質量%以下、さらに好ましくは0.5質量%以下である<15>記載の皮膚外用剤。
<17>(D)成分の含有量が、好ましくは0.005〜3質量%、より好ましくは0.01〜2質量%、さらに好ましくは0.05〜0.5質量%である<15>又は<16>記載の皮膚外用剤。
<18>さらに(E)クエン酸、クエン酸塩、リン酸、リン酸塩、エデト酸、エデト酸塩、亜硫酸、亜硫酸塩、亜硫酸水素、亜硫酸水素塩、ピロ亜硫酸及びピロ亜硫酸塩から選択される1種又は2種以上を含有する<1>〜<17>のいずれかに記載の皮膚外用剤。
<19>(E)成分の含有量が、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.004質量%以上であり、また好ましくは0.2質量%以下、より好ましくは0.1質量%以下である<18>記載の皮膚外用剤。
<20>(E)成分の含有量が、好ましくは0.001〜0.2質量%、より好ましくは0.004〜0.1質量%である<18>又は<19>記載の皮膚外用剤。
<21>皮膚化粧料である<1>〜<20>のいずれかに記載の皮膚外用剤。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
以下の実施例、比較例で用いた各種評価方法について述べる。
(1)官能評価
専門パネラー10名により、表1に示す試料を実際に使用した時のアラリアエスクレンタ由来の原料臭の有無、試料の保湿感(塗布直後及び連用1週間後)、べたつき感の有無の各使用特性を次の評価基準に従って評価してもらい、その平均点を示した。
(評価基準)
(a)原料臭の有無
グルコシルトレハロースを含有しないアラリアエスクレンタ抽出物を含有する皮膚外用剤を参考例1とし、参考例1との比較により、評価を行った。
5点:参考例1より原料臭を弱く感じる
4点:参考例1より原料臭を少し弱く感じる
3点:参考例1と同程度の原料臭を感じる
2点:参考例1より原料臭を少し強く感じる
1点:参考例1より原料臭を強く感じる
(b)保湿感
5点:肌のうるおい感が非常に高い
4点:肌のうるおい感が高い
3点:普通
2点:肌のうるおい感が少ない
1点:肌のうるおい感が非常に少ない
(c)べたつき感のなさ
5点:べたつき感が非常に少ない
4点:べたつき感が少ない
3点:普通
2点:べたつき感が多い
1点:べたつき感が非常に多い
(2)経時安定性評価
各試料を60℃で1ヶ月間保存した状態のものについて、目視外観観察又は臭いの変化を、次の評価基準に従って評価してもらい、その平均点を示した。
評価基準
5点:問題なし(変化を感じられない)
4点:わずかに変色又はわずかに変臭を感じる
3点:弱い変色又は弱い変臭を感じる
2点:やや強い変色又はやや強い変臭を感じる
1点:強い変色又は強い変臭を感じる
実施例1〜13、比較例1〜7、参考例1
表1及び表2に示す処方に従い、乳液を調製した。これらを用い、前記の試験を実施した。試験結果も表1及び表2に併せて示す。
(製造方法)
1.(a)及び(b)をそれぞれ80℃に加熱溶解し、撹拌しながら(a)に(b)を徐々に投入する。
2.ホモミキサー(5,000rpm、3分間)で分散した後、冷却する。
50℃まで冷却した後、(c)及び(b)を投入し、再度ホモミキサー(5,000rpm、3分間)で分散する。
3.32℃まで冷却して完成とする。
Figure 2015229655
Figure 2015229655
実施例1〜13の試料では、原料臭が緩和され、経時安定性、保湿効果等にも優れていた。また、連用後の肌の保湿感も優れたものであった。
また、比較例1〜7の試料では、原料臭が低減効果、経時安定性、保湿効果のいずれかにおいて劣るものであった。
以下の本発明の皮膚外用剤は、いずれも原料臭が緩和され、経時安定性、保湿効果にも優れたものであった。また、連用後の肌の保湿感も優れたものであった。
実施例14 (化粧水)
原料成分 配合量(質量%)
1. 精製水 残 量
2. ポリエチレングリコール4000 0.5
3. 濃グリセリン 2.0
4. ジプロピレングリコール 5.0
5. EDTA 0.01
6. グリコシルトレハロース・水添デンプン
分解物混合溶液(※3) 1.0
7. クロルフェネシン 0.1
8. エタノール 5.0
9. POE(60)硬化ひまし油 0.3
10.POE(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタンエステル 0.3
11.水素添加大豆リン脂質(※4) 0.01
12.コレステロール 0.01
13.香料 0.05
14.カルボキシビニルポリマー 0.05
15.水酸化カリウム 適 量
16.ARARIANE(※1) 0.5
17.フェノキシエタノール 0.3
〔製造方法〕
(1)1〜7を40℃で加熱溶解し32℃まで冷却する。
(2)8〜13を室温で溶解する。
(3)(2)を(1)に投入し撹拌する。
(4)(3)に14及び15を投入し撹拌する。
(5)(4)に16及び17を投入し撹拌し完成とする。
実施例15 (O/W型クリーム)
原料成分 配合量(質量%)
1. ベヘニルアルコール 1.5
2. ステアリン酸 2.5
3. サラシミツロウ 1.0
4. モノステアリン酸グリセリル 2.0
5. POE(25)ソルビットミツロウ 1.5
6. 白色ワセリン 0.5
7. POE(20)ソルビタンオレート 0.5
8. POE(20)ソルビタンステアレート 1.0
9. 水素添加大豆リン脂質(※4) 0.1
10.コレステロール 0.05
11.トリイソステアリン酸グリセリル 5.0
12.α‐オレフィンオリゴマー 8.0
13.重質ポリイソブテン 2.0
14.ジメチコン(100CS) 1.0
15.ジメチコン(5CS) 1.0
16.精製水 残 量
17.濃グリセリン 5.0
18.1,3−ブチレンングリコール 2.0
19.キサンタンガム 0.1
20.EDTA 0.05
21.マルチトール 0.3
22.グリコシルトレハロース・水添デンプン
分解物混合溶液(※3) 2.0
23.グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.1
24.クロルフェネシン 0.15
25.香料 0.1
26.フェノキシエタノール 0.3
27.ALARIANE(※1) 0.5
〔製造方法〕
(1)1〜15及び16〜24をそれぞれ80℃で加熱溶解する。
(2)1〜15に16〜24を投入しホモミキサーで乳化分散する(5,000rpm、3min)。
(3)(2)を70℃まで冷却して25を投入しホモミキサーで乳化分散する(3,000rpm、1min)。
(4)(3)を50℃まで冷却して26及び27を投入し、撹拌して均一にする。
(5)(4)を30℃まで冷却して完成とする。
実施例16 (美容液)
原料成分 配合量(質量%)
1. 精製水 残 量
2. EDTA 0.02
3. グリコシルトレハロース・水添デンプン
分解物混合溶液(※3) 1.5
4. ポリエチレングリコール1500 0.5
5. キサンタンガム 0.1
6. カルボキシビニルポリマー 0.05
7. アルキル(C10−30)変性カルボキシビニルポリマー 0.1
8. 濃グリセリン 2.0
9. ジグリセリン 2.0
10.エタノール 5.0
11.水素添加大豆リン脂質(※4) 0.02
12.フィトステロール 0.015
13.POE(60)硬化ひまし油 0.15
14.POE(20)ソルビタンラウレート 0.1
15.フェニルトリメチコン 1.0
16.ジメチコン(5CS) 0.5
17.ジメチコン(30000CS) 0.01
18.香料 0.01
19.水酸化カリウム 適 量
20.フェノキシエタノール 0.3
21.ALARIANE(※1) 1.0
(1)1〜9を40℃に加熱して溶解した後、30℃まで冷却する。
(2)10〜18を室温で均一になるまで撹拌する。
(3)(1)に(2)を投入してホモミキサーで乳化分散する(5,000rpm、3min)
(4)(3)に19〜21を投入してホモミキサーで分散して(5,000rpm、5min)完成とする。
以下に本発明の皮膚外用剤処方の応用例を挙げる。べたつき感が抑えられ、使用感が良く、経時安定性に優れ、かつ保湿効果にも優れたものであることが期待される。
応用例1(化粧水)
原料成分 配合量(質量%
エタノール 10.0
POE(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタンエステル 3.0
1,3−ブチレングリコール 4.0
メチルパラベン 0.05
フェノキシエタノール 0.3
香料 0.01
ALARIANE(※1) 0.1
グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液(※3) 0.3
火棘抽出物(※5) 0.05
カンゾウ抽出物(※6) 0.01
オウバク抽出物(※7) 0.01
N−メチル−L−セリン 0.1
精製水 残 量

※5 火棘(サントリー社製)
※6 カンゾウ抽出液(丸善製薬社製)
※7 オウバク抽出液BG−J(丸善製薬社製)
応用例2(乳液)
原料成分 配合量(質量%)
エタノール 10.0
POE(2)オレイルエーテル 0.2
POE(2)セチルエーテル 0.1
POE(60)硬化ヒマシ油 0.3
メチルフェニルポリシロキサン(※8) 1.0
ジメチルポリシロキサン(※9) 1.0
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
セバシン酸ジイソプロピル 5.0
パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 1.0
香料 0.05
ALARIANE(※1) 1.5
グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液(※3) 5.0
ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 1.0
ジプロピレングリコール 1.0
濃グリセリン 2.0
カルボキシビニルポリマー(※10) 0.3
水酸化カリウム 0.15
エデト酸二ナトリウム 0.01
リンゴ抽出物(※11) 0.1
精製水 残 量

※8 シリコンFZ−209(日本ユニカー社製)
※9 Silicon KF−96(300cs;信越化学工業社製)
※10 CARBOPOL 941(B.F.Goodrich社製)
※11 リンゴ抽出液BG−J(丸善製薬社製)
応用例3(乳液)
原料成分 配合量(質量%)
エタノール 10.0
水素添加大豆リン脂質(※4) 1.0
コレステロール 0.5
セバシン酸ジエチルヘキシル 4.0
N−メチル−L−セリン 0.01
ポリオキシエチレンメチルグルコシド(※12) 2.0
ポリグリセリン 1.0
流動パラフィン 1.0
シクロペンタポリシロキサン 1.0
カルボキシビニルポリマー(※10) 0.2
トリエタノールアミン 1.0
キサンタンガム 0.1
メチルパラベン 0.1
香料 0.03
ALARIANE(※1) 1.0
グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液(※3) 2.0
ハクガイシ加水分解エキス(※13) 0.01
スイカズラエキス(※14) 0.01
豆乳発酵液(※15) 0.01
精製水 残 量

*12 NIKKOL BMG−20(日光ケミカルズ社製)
*13 シナブランカ−WH(テクノーブル社製)
*14 ファルコレックス スイカズラSB(一丸ファルコス社製)
*15 豆乳発酵液(三省製薬社製)
応用例4(O/W型クリーム)
原料成分 配合量(質量%)
セタノール 5.0
親油型モノステアリン酸グリセリン 1.0
POE(2)セチルエーテル 0.1
アジピン酸ジイソプロピル 7.0
ブチルパラベン 0.1
メチルフェニルポリシロキサン(※8) 2.0
スクワラン 2.0
ショ糖脂肪酸エステル(※16) 0.5
メチルパラベン 0.1
香料 0.03
ALARIANE(※1) 0.5
グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液(※3) 1.0
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(※17) 0.1
水酸化ナトリウム 0.05
カロット液汁(※18) 0.1
オレンジ果汁(※19) 0.1
ディオスコレアコンポジタエキス(※20) 0.1
酵母エキス(※21) 0.1
精製水 残 量

※16 シュガーワックス A−10E(第一工業製薬社製)
※17 PEMULEN TR−1(B.F.Goodrich社製)
※18 ホモフルーツキャロットN(エスペリス社製)
※19 ホモフルーツオレンジN(エスペリス社製)
※20 ディオスコレアコンポジタ根エキス(三井化学社製)
※21 イーストリキッドZB(一丸ファルコス社製)
応用例5(W/O型クリーム)
原料成分 配合量(質量%)
モノイソステアリン酸ソルビタン 1.0
セバシン酸ジイソプロピル 4.0
ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)
メチルポリシロキサン共重合体(※22) 1.0
シクロペンタシロキサン 8.0
塩化ナトリウム 1.0
塩化マグネシウム 1.0
ジプロピレングリコール 7.0
メチルパラベン 0.1
香料 0.03
微粒子酸化チタン(※23) 2.0
ALARIANE(※1) 0.5
グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液(※3) 2.0
アンズ果汁(※24) 0.01
小麦胚芽エキス(※25) 0.01
マロニエエキス(※26) 0.01
精製水 残 量

※22 BY−22−008(東レ・ダウ・コーニング・シリコーン社製)
※23 タイペークTTO−55(A)(石原産業社製)
※24 アプリコットエキスK(エスペリス社製)
※25 クラリスキン(Silab社製)
※26 マロニエ抽出液BG−J(丸善製薬社製)
応用例6(サンスクリーン)
原料成分 配合量(質量%)
メチルフェニルポリシロキサン(*8) 1.0
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.0
パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 3.0
4−tert−ブチル−4'−メトキシベンゾイルメタン 1.0
ジメトキシベンジリデンオキソイミダゾリジンプロピオン酸
2−エチルヘキシル 1.0
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 0.5
セバシン酸ジエチルヘキシル 4.0
フェニルベンズイミダゾールスルホン酸ナトリウム 3.0
親油型モノステアリン酸グリセリル 1.0
POE(2)オレイルエーテルリン酸ナトリウム 0.3
ブチルパラベン 0.1
ステアロイル−L−グルタミン酸カリウム 0.3
微粒子酸化チタン(※23) 3.0
微粒子酸化亜鉛(※27) 7.0
メチルパラベン 0.1
香料 0.02
ALARIANE(※1) 1.0
グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液(※3) 2.0
アニス抽出液(※28) 0.1
セイヨウニワトコエキス(※29) 0.01
ホオノキ抽出液(※30) 0.01
精製水 残 量

※27 ZnO−350(住友大阪セメント社製)
※28 アニス抽出液(三省製薬社製)
※29 ニワトコ抽出液BG(丸善製薬社製)
※30 ファルコレックスホオノキB(一丸ファルコス社製)
応用例7(美容液)
原料成分 配合量(質量%)
リゾレシチン 0.5
POE(2)ソルビタンモノオレエート 0.3
POE(40)硬化ヒマシ油 0.5
エタノール 7.0
メチルフェニルポリシロキサン(*8) 3.0
香料 0.01
セバシン酸ジイソプロピル 3.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
ポリエチレングリコール1000 1.0
アスコルビン酸2−グルコシド 2.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2
ニコチン酸アミド 1.0
N−メチル−L−セリン 0.1
水酸化カリウム 0.15
ALARIANE(※1) 0.1
グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液(※3) 0.5
乳酸菌発酵液(※31) 0.1
γ−アミノ酪酸(※32) 0.02
チャ実エキス(※33) 0.01
ツバキエキス(※34) 0.01
ジュズダマエキス(※35) 0.01
ユキノシタエキス(※36) 0.01
ジオウエキス(※37) 0.01
ヒノキ水(※38) 0.01
ルイボスエキス(※39) 0.01
精製水 残 量

※31 ホエイCPA(一丸ファルコス社製)
※32 BIO GABA(協和発酵社製)
※33 茶の実抽出物(丸善製薬社製)
※34 ツバキ種子抽出物(丸善製薬社製)
※35 ヨクイニン抽出液BG−S(丸善製薬社製)
※36 ユキノシタエキス(一丸ファルコス社製)
※37 ジオウ抽出液BG−J(丸善製薬社製)
※38 ヒノキ水B(丸善製薬社製)
※39 ファルコレックス ルイボスB(N)(一丸ファルコス社製)
上記の香料としては、以下のフローラル系調合香料を用いた。
フローラル系調合香料処方
(成 分) (質量%)
ベルガモットオイル 2.0
リナリールアセテート 3.5
メチルアンスラニレート 0.2
ペチグレインオイル 0.5
オーランチオール 10%DPG 1.0
アミルアリルグリコレート 1%DPG 0.5
ガルバナムオイル 1%DPG 0.1
ブラックカラントバズアブソリュート 10%DPG 1.5
タジェットオイル 10%DPG 0.8
イランイランオイルエキストラ 2.0
ベンジールアセテート 5.0
メチルジヒドロジャスモネート 15.0
シスジャスモン 10%DPG 2.0
ジャスミンアブソリュート 0.5
インドール 5%DPG 0.5
アルファヘキシルシンナミックアルデヒド 1.5
L−シトロネロール 0.5
ローズオイル 0.5
ローズアブソリュート 0.5
ダマセノン 1%DPG 0.5
L−ローズオキサイド 1%DPG 0.5
ジメチルベンジルカーボニルアセテート 1.0
ヒドロキシシトロネラール 3.0
リラール 4.5
シクラメンアルデヒド 0.5
アルファイソメチルヨノン 4.0
オリスコンクリート 10%DPG 0.8
メチルオイゲノール 0.5
イソEスーパー 2.5
ベルトフィックスクール 4.0
ベチバーアセテート 2.0
サンダルウッドオイル 1.5
バグダノール 10%DPG 1.0
パチュリーオイル 10%DPG 0.2
エベルニール 10%DPG 1.5
ガラクソリッド 50%ベンジールベンゾエート 12.0
シクロペンタデカノリッド 4.0
ヘリオトロピン 0.5
クマリン 0.5
バニリン 10% 0.5
エチルバニリン 10% 2.5
ラズベリーケトン 10% 0.5
ガンマウンデカラクトン 10% 1.5
ガンマデカラクトン 10% 1.5
ラブダナム アブソリュート 10% 0.5
ジプロピレングリコール 残 量
計 100.0

Claims (5)

  1. 下記の(A)成分及び(B)成分を含有する皮膚外用剤。
    (A)アラリアエスクレンタ抽出物 0.0001〜0.08質量%
    (B)グリコシルトレハロース 0.04〜2.5質量%
  2. (A)成分と(B)成分の含有比((B)/(A))が、10〜16000である請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. さらに(C)リン脂質を含有する請求項1又は2に記載の皮膚外用剤。
  4. さらに(D)コレステロール及びフィトステロールから選択される1種又は2種以上を含有する請求項1〜3のいずれかに記載の皮膚外用剤。
  5. さらに(E)クエン酸、クエン酸塩、リン酸、リン酸塩、エデト酸、エデト酸塩、亜硫酸、亜硫酸塩、亜硫酸水素、亜硫酸水素塩、ピロ亜硫酸及びピロ亜硫酸塩から選択される1種又は2種以上を含有する請求項1〜4のいずれかに記載の皮膚外用剤。
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