JP5089887B2 - 生理活性物質含有複合体 - Google Patents

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Description

本発明は、難水溶性の生理活性物質とリン脂質が有機溶媒中に均一に溶解している溶液から、有機溶媒を除去して、難水溶性の生理活性物質とリン脂質を同時に析出せしめて得られる難水溶性生理活性物質−リン脂質複合体、または、さらにステロールを含有する難水溶性生理活性物質−ステロール−リン脂質複合体に関する。本発明の複合体を用いれば、リン脂質を用いて水中に難水溶性の生理活性物質を簡便に乳化又は可溶化させることができる。また、得られた乳化又は可溶化組成物は分散安定性が良好である。
生理活性物質とは、ごく微量で生体機能の調整をする物質のことであり、近年、数多くの生理活性物質が発見されている。これらの生体への作用は様々であり、例えば、抗腫瘍、免疫調整、基礎代謝調整、精神安定、細胞腑活、抗酸化、抗老化、美肌、美白等の作用が知られており、目的に応じて医薬品、食品、化粧品等に配合されている。このような生理活性物質には難水溶性の化合物が多く、これらを水系の処方に配合するには、いったん油脂類などに溶解させたあと、界面活性剤を用いて水相中に乳化させる方法が用いられる。しかしながら、使用する界面活性剤の安全性や皮膚刺激性への懸念があり、これらの懸念のない処方が望まれていた。また難水溶性の生理活性物質の種類によっては、水中において難水溶性の生理活性物質自体の安定性が確保できないといった問題があった。
安全性、皮膚刺激性の懸念のない界面活性剤として、リン脂質が知られている。リン脂質は、生体の細胞膜を形成する主成分であり、人に対して非常に安全性が高く、また皮膚への刺激性もないため、医薬品、食品、化粧品等に広く用いられている。しかしながら、リン脂質は、油剤への溶解性が悪い、初期水和性が乏しい等の性質があり、リン脂質を用いた乳化又は可溶化組成物の調製には、特殊な装置を用いて激しく攪拌混合する等の煩雑な作業が必要となる。また、このような方法で得られる乳化又は可溶化組成物の分散安定性は十分とは言えなかった。このため、リン脂質を用いて難水溶性の生理活性物質を乳化又は可溶化させる場合においても、調整方法が煩雑となり、また、得られる組成物の分散安定性も十分ではない。さらにこのようにして得られる乳化又は可溶化組成物は、使用する難水溶性の生理活性物質の種類によっては、化粧品又は皮膚外用剤へ用いた場合の感触が必ずしも十分ではなかった。
特許文献1には、ステロールとリン脂質が有機溶媒中に均一に溶解している溶液から有機溶媒を除去して、ステロールとリン脂質を同時に析出せしめて得られるリン脂質−ステロール複合体が開示されている。この複合体によれば、特殊な調製方法を用いずとも、リン脂質を用いた乳化又は可溶化組成物の調整が可能であり、得られた組成物の分散安定性も良好である。しかしながら、このような複合体を用いて、難水溶性の生理活性物質を乳化又は可溶化させる場合においては、調製方法は簡便となるが、十分に安定な乳化又は可溶化組成物は得られなかった。また、使用する難水溶性の生理活性物質の種類によっては、化粧品又は皮膚外用剤へ用いた場合の感触が必ずしも十分ではなかった。
特開平4−149194号公報
リン脂質を用いて水中に難水溶性の生理活性物質を簡便に乳化又は可溶化させる。さらに得られる乳化又は可溶化組成物は分散安定性が高い。難水溶性の生理活性物質の種類によっては化粧品又は皮膚外用剤へ用いた場合の感触、又は/及び、難水溶性の生理活性物質の水中での安定性が良好となる。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、難水溶性の生理活性物質とリン脂質が有機溶媒中に均一に溶解している溶液から、有機溶媒を除去して、難水溶性の生理活性物質とリン脂質を同時に析出せしめて得られる難水溶性生理活性物質−リン脂質複合体、または、さらにステロールを含有する難水溶性生理活性物質−ステロール−リン脂質複合体を用いることにより、上記課題を解決することを見出し、本発明を完成させた。
本発明の複合体を用いることにより、リン脂質を用いて水中に難水溶性の生理活性物質を簡便に乳化又は可溶化させることができる。また得られる乳化又は可溶化組成物は分散安定性が高い。難水溶性の生理活性物質の種類によっては化粧品又は皮膚外用剤へ用いた場合の感触、又は/及び、難水溶性の生理活性物質の水中での安定性が良好となる。
本発明でいう複合体とは、複数の物質の混合物が単体個々の化学的性質を維持しつつ、複合体としてひとつの物理化学的性質を示すものをいう。例えば、複合化により温度に対する挙動が変化したり、溶媒に対する溶解性や分散性が変化することが挙げられる。
本発明の複合体は、難水溶性の生理活性物質とリン脂質が有機溶媒中に均一に溶解している溶液から、有機溶媒を除去して、全成分を同時に析出させることにより得られる。また本発明の複合体は、さらにステロールを含有していてもよく、この場合は、難水溶性の生理活性物質とステロールとリン脂質が有機溶媒中に均一に溶解している溶液から、有機溶媒を除去して、全成分を同時に析出させることにより得られる。ステロールを含有させることにより、難水溶性の生理活性物質とリン脂質のみの複合体では、水中での分散安定性が不十分である場合に、分散安定性を向上させる効果がある。
本発明の複合体の製造方法は以下のとおりである。まず難水溶性の生理活性物質とリン脂質、又は、難水溶性の生理活性物質とステロールとリン脂質を有機溶媒に均一に溶解又は分散させる。このとき、加温、攪拌等の手段を用いると効率よく行うことができる。また、溶解又は分散させる各成分が酸素により酸化されやすい場合、窒素ガス等の不活性ガスで置換しておくとよい。次に、上記有機溶媒溶液から有機溶媒を除去して、全成分を同時に析出させる。この方法としては、例えば、上記有機溶媒溶液を加温又は/及び減圧下で有機溶媒を留去する方法や、上記有機溶媒溶液を噴霧乾燥する方法、上記有機溶媒を液体窒素等により瞬時に凍結後、凍結乾燥する方法等が挙げられる。このような方法により目的の複合体を半固体、固体、粉末の状態で得ることができるが、水に分散させる際の膨潤速度の観点から粉末状で得ることが好ましい。このことより、製造方法としては噴霧乾燥及び凍結乾燥を用いることが好ましく、さらに噴霧乾燥として、上記有機溶媒溶液を管状加熱器に一定速度で供給し、該加熱器内で加温して有機溶媒を蒸発させて実質的に固形分と有機溶媒の蒸気との混合物とし、この混合物を高速で真空室に導入し、瞬間的に有機溶媒を揮散させる装置(瞬間真空乾燥機)を用いることがもっとも好ましい。本装置の詳細については特開平4−149194号公報に記載がある。
本発明の複合体の製造に用いられる有機溶媒としては、複合化させる全成分を均一に溶解または分散させるものであれば特に制限はなく、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン等の炭化水素類;塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;メタノール、エタノール、イソプロパノール、t−ブチルアルコール等の低級アルコール類;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類が挙げられる。これらの有機溶媒は単独で用いてもよいし、あるいは2種類以上を混合して使用してもよい。これらのうち、溶解性及び安全性等の観点から、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン等の炭化水素類、メタノール、エタノール、イソプロパノール、t−ブチルアルコール等の低級アルコール類が好ましいものとして挙げられる。
本発明の複合体の製造に用いられる有機溶媒の使用量は、複合化させる全成分が均一に溶解又は分散していればよく、特に制限はないが、複合化させる成分の溶解性に応じて使用量を適宜変化させることができる。一般的には複合化させる全成分に対して1〜100重量倍、好ましくは3〜50重量倍使用するとよい。
次に本発明の複合体の各成分について具体的に説明すると、本発明の複合体に配合されるリン脂質としては、大豆レシチン、卵黄レシチン等の天然レシチン、及び、これらの水素添加物又は/及びリゾ体;ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルセリン、ホスファチジン酸等の極性基を有するジアシルグリセロリン脂質、及び、これらの水素添加物又は/及びリゾ体;スフィンゴエミリン、スフィンゴエタノールアミン等のスフィンゴリン脂質及びこれらの水素添加物等が挙げられる。さらにこれらはポリエチレングリコール等のポリオキシアルキレン基で修飾された誘導体であっても良い。これらのリン脂質は単独で用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。これらのうち、入手性、分散安定性等の観点から、大豆レシチン、卵黄レシチン及びこれらの水素添加物が好ましいものとして挙げられる。
本発明の複合体に配合されるステロールとしては、ステロイド骨格を有するアルコールであれば特に制限はないが、具体的には、コレステロール、ジヒドロコレステロール、ラノステロール、ジヒドロラノステロール、デスモステロール等の動物由来のステロール;スチグマステロール、シトステロール、カンペステロール、ブラシカステロール、及びこれらの混合物であるフィトステロール等の植物由来のステロール;エルゴステロール等の微生物由来のステロールが挙げられる。これらのステロールは単独で用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。これらのステロールのうち入手性等の観点からコレステロール、フィトステロールが好ましいものとして挙げられる。
本発明の複合体に配合される難水溶性の生理活性物質とは、常温で水に対して2%以下の溶解性しか示さず、かつ生理活性を有する物質をいう。本発明の複合体に使用される難水溶性の生理活性物質はこのような物質であればよく、特に制限はない。このような難水溶性の生理活性物質を例示すると、ビタミンA類及びその誘導体、ビタミンE類及びその誘導体、ビタミンD類、ビタミンK類、カロテノイド類、フラボノイド類、タンニン類、フェニルプロパノイド類、リグナン類、クマリン類、トリテルペノイド類、ステロール以外のステロイド類、サポニン類、ユビキノン類、トラネキサム酸及びその誘導体、α−リポ酸等が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。また、これらの生理活性物質の酸化安定性が良くない場合は、ビタミンE類及びその誘導体等の酸化防止剤を併用することが好ましい。
本発明の複合体に配合される難水溶性の生理活性物質について、さらに具体的に説明すると、ビタミンA類及びその誘導体としては、レチノール、酢酸レチノール、プロピオン酸レチノール、パルミチン酸レチノール、レチノイン酸、レチノイン酸トコフェリル、レチナール等が挙げられる。
ビタミンE類及びその誘導体としては、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、δ−トコフェロール、α−トコトリエノール、β−トコトリエノール、γ−トコトリエノール、δ−トコトリエノール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸トコフェロール等が挙げられる。
ビタミンD類としては、エルゴカシフェロール、コレカルシフェロールが挙げられる。
ビタミンK類としては、フィロキノン、メナキノン、メナジオン、メナジオール等が挙げられる。
カロテノイド類としては、α−カロテン、β−カロテン、γ−カロテン、リコピン、レニエラシステン、β-アポ-8-カロテノール、エキネノン、β−クリプトキサンチン、スフェロイデノン、ルテイン、ゼアキサンチン、ロドキサンチン、カプサンチン、カンタキサンチン、アスタキサンチン、アスタチン、アドニキサンチン、ビオラキサンチン、フェニコキサンチン、ツナキサンチン、ルビキサンチン、クロセチン、スピリロキサンチン、ペリディニン、フコキサンチン等が挙げられる。また、これらはエステル体を含有していてもよい。これらのうち入手性等の観点から、α−カロテン、β−カロテン、γ−カロテン、リコピン、β−クリプトキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン、カンタキサンチン、アスタキサンチンが好ましいものとして挙げられる。
フラボノイド類としては、フラボン、クリシン、プリメチン、アピゲニン、ルテオリン、サポナリン等のフラボン及びフラボン配糖体類;ガランギン、ケンフェロール、フィセチン、クエルセチン、ミリセチン、クエルシトリン、ルチン等のフラボノール及びフラボノール配糖体類;ダイジン、ダイゼイン、ゲニスチン、ゲニステイン等のイソフラボン及びイソフラボン配糖体類;グラブリジン等のイソフラバン類;フラバノン、ピリストブリン、ピノセンブリン、ナリンゲニン、ナリンギン、サクラネチン、サクラニン、ヘスペレチン、ヘスペリジン、ネオヘスペリジン、エリオジクチオール、マットイシノール等のフラバノン及びフラバノン配糖体類;フラバノノール、ピノバンクシン、アロマデンドリン、フスチン、タキシフォリン、アンペロプチン等のフラバノノール及びフラバノノール配糖体類;ブテイン、ペジシン、ペジシニン、イソリキリチゲニン、カルタミン、フロレチン等のカルコン及びカルコン配糖体類、スルフレチン、スフレイン、レプトシジン、レプトシン、オーロイジン等のオーロン及びオーロン配糖体類、ペラルゴニジン、ペラルゴニン、シアニジン、シアニン、デルフィニジン、デルフィニン等のアントシアン及びアントシアン配糖体類等が挙げられる。これらのうち入手性等の観点から、クリシン、アピゲニン、ルテオニン、ケンフェロール、クエルセチン、ミリセチン、ルチン、ダイゼイン、ゲニステイン、グラブリジン、ナリゲニン、ヘスペリジン、シアニジン、ペラルゴニジン、デルフィニジンが好ましいものとして挙げられる。
タンニン類としては、没食子酸エステル、ジ没食子酸、ルテオ酸、エラグ酸等の没食子酸誘導体、タンニン酸、ハマメリタンニン、エラグタンニン、ゲラニイン等の加水分解性タンニン;カテキン、エピカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレート、テアフラビン、プロアントシアニジン、プロシアニジン、プロデルフィニジン、プロフィセチニジン等の縮合型タンニンが挙げられる。これらのうち入手性等の観点から、エラグ酸、カテキン、エピカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレート、テアフラビン、プロアントシアニジン、プロシアニジンが好ましいものとして挙げられる。
フェニルプロパノイド類としては、ケイヒ酸、ケイヒアルデヒド、カフェ酸、クロロゲン酸、クマル酸、クマリン酸、フェルラ酸、イソフェルラ酸、ロスマリン酸、コニフェニルアルコール、シリンゲニン、アネトール、オイゲノール、サフロール、ミリスチシン、クルクミン等が挙げられる。これらのうち入手性等の観点からケイヒ酸、カフェ酸、クロロゲン酸、フェルラ酸、ロスマリン酸、クルクミンが好ましいものとして挙げられる。
リグナン類としては、マグノロール、マグノリグナン、グアヤレチン酸、クベビン、ヒノキニン、ポドフィロトキシン、セサミン、セサモリン、セサミモール、アルクチイン等が挙げられる。これらのうち入手性等の観点から、マグノロール、マグノリグナン、セサミン、セサモリン、セサミノールが好ましいものとして挙げられる。
クマリン類としては、アンゲリシン、ベルガプテン、ベルガプトール、シトロプテン、クマリン 、ダルベルジン、ダフネチン、エスクリン、エスクレチン、イムペラトリン、マルメロシン、プソラレン、スコポレチン、ウンベリフェロン、キサントトキシン、ヒスピジン、オストール、アルカンゲリシン、キサンティレチン、ビスナヂン、カピラリン、アルテミジン、フィロズルチン等が挙げられる。これらのうち入手性等の観点から、クマリン 、エスクリン、エスクレチン、スコポレチン、ウンベリフェロンが好ましいものとして挙げられる。
トリテルペノイド類としては、スクワレン、アンブレイン、アリソール、エブリコ酸、ポリポレン酸、ツムロシン酸、パキマ酸、シクロアルテノール、シミシフゲノール、シミゲノール、ダティスコシド、ダマレンジオール、プロトパナキサジオール、プロトパナキサトリオール、ユーホール、ユーホルボール、エレモール酸、エレモン酸、ルペオール、ベツリン、ベツリン酸、α−アミリン、β−アミリン、ウルソール酸及びその誘導体、オレアノール酸、ブリオノール酸、グリチルレチン、グリチルレチン酸及びその誘導体、γ−オリザノール、リモニン、オバクノン、クアッシン、ブルセアンチン等が挙げられる。これらのうち入手性等の観点から、スクワレン、ウルソール酸及びその誘導体、グリチルレチン、グリチルレチン酸及びその誘導体、γ−オリザノールが好ましいものとして挙げられる。
ステロール以外のステロイド類としては、酢酸コレステリル、ノナン酸コレステリル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸フィトステリル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、12−ヒドロキシステアリン酸フィトステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸フィトステリル、軟質ラノリン脂肪酸コレステリル、硬質ラノリン脂肪酸コレステリル、長鎖分岐脂肪酸コレステリル、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリル等のステロールエステル類;コレステロールグルコシド、フィトステロールグルコシド、エルゴステロールグルコシド、コレステロールマルトシド、フィトステロールマントシド、エルゴステロールマルトシド等のステロール配糖体類;硫酸コレステロール、硫酸シトステロール等の硫酸化ステロール類及びこれらの塩;コール酸、デオキシコール酸、ウルソデオキシコール酸等の胆汁酸類;プロゲステロン、エストラジオール、エストリオール、エステロン、アンドロステロン等のホルモン類等が挙げられる。これらのうち入手性等の観点から、ステロールエステル類、ステロール配糖体類、硫酸化ステロール類が好ましいものとして挙げられる。
サポニン類としては、ダイズ、茶葉、茶種子、エンジュ、サイコ、カンゾウ、キュウリ、キラヤ、ユッカ、キキョウ、アマチャヅル、ヘチマ、ビワ、アズキ、ツボクサ、サボンソウ、シナノキ、ワレモコウ、セイヨウキズタ、トウキンセンカ、スイカズラ、ナギイカダ、セイヨウトチノキ、ムクロジ、オンジ、セネガ、バクモンドウ、モクツウ、チモ、ゴシツ、サンキライ、人参類(田七人参、高麗人参、花旗人参、竹節人参)等の植物より抽出、精製して得られるサポニン及びこれらのサポニゲンが挙げられる。これらのうち入手性等の観点から、ダイズ、茶葉、茶種子、サイコ、カンゾウ、人参から抽出、精製して得られるサポニン及びこれらのサポニゲンが好ましいものとして挙げられる。
ユビキノン類としては、側鎖のイソプレン単位が6〜10のユビキノンが挙げられる。これらのうち入手性等の観点から、側鎖のイソプレン単位が10のコエンザイムQ10(ユビデカレノン)が好ましいものとして挙げられる。
トラネキサム酸及びその誘導体としては、トラネキサム酸、トラネキサム酸の二量体、トラネキサム酸エステル、トラネキサム酸のアミド体等が挙げられる。これらのうち入手性等の観点からトラネキサム酸が好ましいものとして挙げられる。
α−リポ酸としては、(R)−α−リポ酸又は(S)−α−リポ酸のような純粋な鏡像異性体でも、あるいはこれらの混合物でもよい。また、α−リポ酸の還元型であるジヒドロリポ酸でもよい。
本発明の複合体おける難水溶性の生理活性物質とリン脂質との配合比率(重量)は、得られた複合体を水に分散させた際に安定であれば特に制限はないが、一般には0.01〜99:1〜99.99、好ましくは0.1〜70:30〜99.9、さらに好ましくは0.5〜50:50〜99.5である。また、さらにステロールを含有する場合において、難水溶性の生理活性物質とステロールとリン脂質との配合比率は、一般には0.01〜99:0.01〜99:0.99〜99.98、好ましくは0.1〜70:0.1〜70:30〜99.8、さらに好ましくは0.5〜50:0.5〜50:50〜99である。
本発明の複合体には、上記に記載した本発明の複合体の主成分である難水溶性の生理活性物質、ステロール、リン脂質以外の脂溶性成分及び界面活性剤を、本発明の効果を損なわない程度で含有していてもよい。
本発明の複合体の主成分以外に含有してもよい脂溶性成分としては、セタノール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、ラウリルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ホホバアルコール、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール、ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、ダイマージオール等の高級アルコール類;ベンジルアルコール等のアラルキルアルコール及び誘導体;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、エルカ酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、イソヘキサデカン酸、アンテイソヘンイコサン酸、長鎖分岐脂肪酸、ダイマー酸、水素添加ダイマー酸等の高級脂肪酸類及びそのアルミニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、カリウム塩等の金属石けん類、及びアミド等の含窒素誘導体類;流動パラフィン(ミネラルオイル)、重質流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、α−オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ポリブテン、スクワラン、オリーブ由来スクワラン、スクワレン、ワセリン、固型パラフィン等の炭化素類;キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木ろう、みつろう、モンタンワックス、オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、エチレン・プロピレンコポリマー等のワックス類;ヤシ油、パーム油、パーム核油、サフラワー油、オリーブ油、ヒマシ油、アボカド油、ゴマ油、茶油、月見草油、小麦胚芽油、マカデミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、ククイナッツ油、ローズヒップ油、メドウフォーム油、パーシック油、ティートリー油、ハッカ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、アマニ油、綿実油、大豆油、落花生油、コメヌカ油、カカオ脂、シア脂、水素添加ヤシ油、水素添加ヒマシ油、ホホバ油、水素添加ホホバ油等の植物油脂類;牛脂、乳脂、馬脂、卵黄油、ミンク油、タートル油等の動物性油脂類;鯨ロウ、ラノリン、オレンジラッフィー油等の動物性ロウ類;液状ラノリン、還元ラノリン、吸着精製ラノリン、酢酸ラノリン、酢酸液状ラノリン、ヒドロキシラノリン、ポリオキシエチレンラノリン、ラノリン脂肪酸、硬質ラノリン脂肪酸、ラノリンアルコール、酢酸ラノリンアルコール、酢酸(セチル・ラノリル)エステル等のラノリン類;ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ヘキシルデシル、イソステアリン酸オクチルドデシル、パリミチン酸セチル、パルミチン酸オクチルドデシル、オクタン酸セチル、オクタン酸ヘキシルデシル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸オクチル、イソノナン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソデシル、ネオペンタン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソステアリル、ネオデカン酸オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、リシノレイン酸オクチルドデシル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、エルカ酸オクチルドデシル、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、オレイン酸エチル、アボカド油脂肪酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、セバチン酸ジエチル、セバチン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソプロピル、コハク酸ジオクチル、クエン酸トリエチル等のモノアルコールカルボン酸エステル類;乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、モノイソステアリン酸水添ヒマシ油等のオキシ酸エステル類;トリオクタン酸グリセリル、トリオレイン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、水添ロジントリグリセリド(水素添加エステルガム)、ロジントリグリセリド(エステルガム)、ベヘン酸エイコサン二酸グリセリル、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸2−ブチル−2−エチル−1、3−プロパンジオール、ジネオペンタン酸3−メチル−1、5−ペンタンジオール、ジネオペンタン酸2、4−ジエチル−1、5−ペンタンジオール、ジオレイン酸プロピレングリコール、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、水素添加ロジンペンタエリスリチル、トリエチルヘキサン酸ジトリメチロールプロパン、(イソステアリン酸/セバシン酸)ジトリメチロールプロパン、トリエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ポリグリセリル、ノナイソステアリン酸ポリグリセリル−10、デカ(エルカ酸/イソステアリン酸/リシノレイン酸)ポリグリセリル−8、(ヘキシルデカン酸/セバシン酸)ジグリセリルオリゴエステル、ジステアリン酸グリコール(ジステアリン酸エチレングリコール)等の多価アルコール脂肪酸エステル類;ダイマージリノール酸ジイソプロピル、ダイマージリノール酸ジイソステアリル、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(フィトステリル/ベヘニル/イソステアリル)、ジイソステアリン酸ダイマージリノレイル、ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物、ダイマージリノール酸硬化ヒマシ油、ヒドロキシアルキルダイマージリノレイルエーテル等のダイマー酸若しくはダイマージオールの誘導体;ジメチコン(ジメチルポリシロキサン)、高重合ジメチコン(高重合ジメチルポリシロキサン)、シクロメチコン(環状ジメチルシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン)、フェニルトリメチコン、ジフェニルジメチコン、フェニルジメチコン、ステアロキシプロピルジメチルアミン、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、ジメチコノール、ジメチコノールクロスポリマー、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、アミノプロピルジメチコン及びアモジメチコン等のアミノ変性シリコーン、カチオン変性シリコーン、ジメチコンコポリオール等のポリエーテル変性シリコーン、ポリグリセリン変性シリコーン、糖変性シリコーン、カルボン酸変性シリコーン、リン酸変性シリコーン、硫酸変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルキルエーテル変性シリコーン、アミノ酸変性シリコーン、ペプチド変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、カチオン変性及びポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性及びポリエーテル変性シリコーン、アルキル変性及びポリエーテル変性シリコーン、ポリシロキサン・オキシアルキレン共重合体等のシリコーン類;パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類;天然型セラミド(タイプ1、2、3、4、5、6)、ヒドロキシセラミド、疑似セラミド、スフィンゴ糖脂質、セラミド及び糖セラミド含有エキス等のセラミド類が挙げられる。
本発明の複合体の主成分以外に含有していてもよい界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、高分子界面活性剤等が挙げられ、具体的には、陰イオン性界面活性剤では、ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム等の脂肪酸塩;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム等のアルキル硫酸エステル塩;ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸トリエタノールアミン等のポリオキシエチレンアルキル硫酸塩;ココイルメチルタウリンナトリウム、ココイルメチルタウリンカリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ミリストイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、ラウロイルグルタミン酸メチルアラニンナトリウム等のアシルN−メチルアミノ酸塩;ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン、ココイルアラニントリエタノールアミン等のアシルアミノ酸塩;ラウレス酢酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム等のコハク酸エステル塩;脂肪酸アルカノールアミドエーテルカルボン酸塩;アシル乳酸塩;ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩;脂肪酸アルカノールアミド硫酸塩;硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の脂肪酸グリセリド硫酸塩;アルキルベンゼンポリオキシエチレン硫酸塩;α−オレフィンスルホン酸ナトリウム等のオレフィンスルホン酸塩;スルホコハク酸ラウリル2ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム等のアルキルスルホコハク酸塩;スルホコハク酸ラウレス2ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のアルキルエーテルスルホコハク酸塩;テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、テトラデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン等のアルキルベンゼンスルホン酸塩;アルキルナフタレンスルホン酸塩;アルカンスルホン酸塩;α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩;アシルイセチオン酸塩;アルキルグリシジルエーテルスルホン酸塩;アルキルスルホ酢酸塩;ラウレスリン酸ナトリウム、ジラウレスリン酸ナトリウム、トリラウレスリン酸ナトリウム、モノオレスリン酸ナトリウム等のアルキルエーテルリン酸エステル塩;ラウリルリン酸カリウム等のアルキルリン酸エステル塩;カゼインナトリウム;アルキルアリールエーテルリン酸塩;脂肪酸アミドエーテルリン酸塩;カルボン酸変性シリコーン、リン酸変性シリコーン、硫酸変性シリコーン等のシリコーン系陰イオン性界面活性剤等;非イオン界面活性剤では、ラウレス(ポリオキシエチレンラウリルエーテル)類、セテス(ポリオキシエチレンセチルエーテル)類、ステアレス(ポリオキシエチレンステアリルエーテル)類、ベヘネス類(ポリオキシエチレンベヘニルエーテル)、イソステアレス(ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル)類、オクチルドデセス(ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル)類等の種々のポリオキシエチレン付加数のポリオキシエチレンアルキルエーテル類;ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油トリイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油マレイン酸等のヒマシ油及び硬化ヒマシ油誘導体;ポリオキシエチレンフィトステロール;ポリオキシエチレンコレステロール;ポリオキシエチレンコレスタノール;ポリオキシエチレンラノリン;ポリオキシエチレン還元ラノリン;ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン2−デシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンモノブチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン水添ラノリン、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリセリンエーテル等のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンアルキルエーテル;ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール;PPG−9ジグリセリル等の(ポリ)グリセリンポリオキシプロピレングリコール;ステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、パルミチン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸グリセリル、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、α、α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリン脂肪酸部分エステル類;ステアリン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジステアリン酸ポリグリセリル−6、同10、トリステアリン酸ポリグリセリル−2、デカステアリン酸ポリグリセリル−10、イソステアリン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−2(ジイソステアリン酸ジグリセリル)、同3、同10、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、テトライソステアリン酸ポリグリセリル−2、デカイソステアリン酸ポリグリセリル−10、オレイン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジオレイン酸ポリグリセリル−6、トリオレイン酸ポリグリセリル−2、デカオレイン酸ポリグリセリル−10等のポリグリセリン脂肪酸エステル;モノステアリン酸エチレングリコール等のエチレングリコールモノ脂肪酸エステル;モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル;ペンタエリスリトール部分脂肪酸エステル;ソルビトール部分脂肪酸エステル;マルチトール部分脂肪酸エステル;マルチトールエーテル;ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル;ショ糖脂肪酸エステル、メチルグルコシド脂肪酸エステル、ウンデシレン酸トレハロース等の糖誘導体部分エステル;カプリリルグルコシド等のアルキルグルコシド;アルキルポリグリコシド;ラノリンアルコール;還元ラノリン;ポリオキシエチレンジステアレート、ポリチレングリコールジイソステアレート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンジオレエート等のポリオキシエチレン脂肪酸モノ及びジエステル;ポリオキシエチレン・プロピレングリコール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレングリセリンモノステアレート、ポリオキシエチレングリセリンモノイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリントリイソステアレート等のポリオキシエチレンモノオレエート等のポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンテトラオレエート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビトールモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールペンタオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールモノステアレート等のポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンメチルグルコシド脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンアルキルエーテル脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビトールミツロウ等のポリオキシエチレン動植物油脂類;イソステアリルグリセリルエーテル、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等のアルキルグリセリルエーテル類;多価アルコールアルキルエーテル;ポリオキシエチレンアルキルアミン;テトラポリオキシエチレン・テトラポリオキシプロピレン−エチレンジアミン縮合物類;ソホロリピッド等の天然系界面活性剤;ポリオキシエチレン脂肪酸アミド;ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド(コカミドMEA)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(コカミドDEA)、ラウリン酸モノエタノールアミド(ラウラミドMEA)、ラウリン酸ジエタノールアミド(ラウラミドDEA)、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド(ラウラミドMIPA)、パルミチン酸モノエタノールアミド(パルタミドMEA)、パルミチン酸ジエタノールアミド(パルタミドDEA)、ヤシ油脂肪酸メチルエタノールアミド(コカミドメチルMEA)等の脂肪酸アルカノールアミド類;ラウラミンオキシド、コカミンオキシド、ステアラミンオキシド、ベヘナミンオキシド等のアルキルジメチルアミンオキシド;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;ポリオキシエチレンアルキルメルカプタン;ジメチコンコポリオール等のポリエーテル変性シリコーン、ポリシロキサン・オキシアルキレン共重合体、ポリグリセリン変性シリコーン、糖変性シリコーン等のシリコーン系非イオン性界面活性剤等;陽イオン性界面活性剤では、ベヘントリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、ラウリルトリモニウムクロリド等のアルキルトリメチルアンモニウムクロリド;ステアリルトリモニウムブロミド等のアルキルトリメチルアンモニウムブロミド;ジステアリルジモニウムクロリド、ジココジモニウムクロリド等のジアルキルジメチルアンモニウムクロリド;ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン等の脂肪酸アミドアミン及びその塩;ステアロキシプロピルジメチルアミン等のアルキルエーテルアミン及びその塩または四級塩;エチル硫酸長鎖分岐脂肪酸(12〜31)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等の脂肪酸アミド型四級アンモニウム塩;ポリオキシエチレンアルキルアミン及びその塩または四級塩;アルキルアミン塩;脂肪酸アミドグアニジウム塩;アルキルエーテルアミンモニウム塩;アルキルトリアルキレングリコールアンモニウム塩;ベンザルコニウム塩;ベンゼトニウム塩;塩化セチルピリジニウム等のピリジニウム塩;イミダゾリニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミノプロピルジメチコン及びアモジメチコン等のアミノ変性シリコーン、カチオン変性シリコーン、カチオン変性及びポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性及びポリエーテル変性シリコーン等のシリコーン系陽イオン性界面活性剤等; 両性界面活性剤では、ラウリルベタイン(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン)等のN−アルキル−N、N−ジメチルアミノ酸ベタイン;コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン等の脂肪酸アミドアルキル−N、N−ジメチルアミノ酸ベタイン;ココアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム等のイミダゾリン型ベタイン;アルキルジメチルタウリン等のアルキルスルホベタイン;アルキルジメチルアミノエタノール硫酸エステル等の硫酸型ベタイン;アルキルジメチルアミノエタノールリン酸エステル等のリン酸型ベタイン;シリコーン系両性界面活性剤等;高分子界面活性剤では、ポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、デンプン誘導体、トラガントガム、アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体、2−メタクロイルオキシエチルホスホリルコリン・ステアリルメタクリレート共重合体;シリコーン系各種界面活性剤等が挙げられる。
本発明の複合体の化粧品又は皮膚外用剤への配合量は特に限定はないが、通常0.001〜99%、好ましくは0.01〜50%、さらに好ましくは0.1〜20%使用することが望ましい。
本発明の複合体の食品への配合量は特に限定はないが、通常0.001〜99%、好ましくは0.01〜50%、さらに好ましくは0.1〜20%使用することが望ましい。
本発明の複合体を含有する化粧料又は皮膚外用剤には、本発明の複合体以外の成分、例えば油性基剤、保湿剤、感触向上剤、界面活性剤、高分子、増粘・ゲル化剤、溶剤、噴射剤、酸化防止剤、還元剤、酸化剤、防腐剤、抗菌剤、キレート剤、pH調整剤、酸、アルカリ、粉体、無機塩、紫外線吸収剤、美白剤、ビタミン類及びその誘導体類、消炎剤、抗炎症剤、育毛用薬剤、血行促進剤、刺激剤、ホルモン類、抗しわ剤、抗老化剤、ひきしめ剤、冷感剤、温感剤、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、植物・動物・微生物エキス、鎮痒剤、角質剥離・溶解剤、制汗剤、清涼剤、収れん剤、酵素、核酸、香料、色素、着色剤、染料、顔料、水から選ばれる1種又は2種以上を含有させることが好ましい。本発明の化粧料又は皮膚外用剤は、これらから選ばれる1種又は2種以上を含有させることによって、化粧料又は皮膚外用剤に必要な機能をより良く発揮させることができる。これらの配合量は、成分の種類によって変化するが、好ましくは、1成分あたり0.0001重量%〜99.9重量%、より好ましくは、1成分あたり0.001重量%〜99重量%である。本発明の化粧料及び皮膚外用剤には、化粧品若しくは皮膚外用剤に使用されることが知られている成分を通例2種以上配合するが、その組み合わせ及び配合比・配合量は、公知の組み合わせ及び配合比・配合量で含有させることが可能である。
これらの添加成分について、更に詳細に説明する。本発明の複合体を含有する化粧料又は皮膚外用剤において、本発明の複合体以外に含有することが望ましい油性基剤としては、セタノール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、ラウリルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ホホバアルコール、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール、ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、ダイマージオール等の高級アルコール類;ベンジルアルコール等のアラルキルアルコール及び誘導体;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、エルカ酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、イソヘキサデカン酸、アンテイソヘンイコサン酸、長鎖分岐脂肪酸、ダイマー酸、水素添加ダイマー酸等の高級脂肪酸類及びそのアルミニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、カリウム塩等の金属石けん類、及びアミド等の含窒素誘導体類;流動パラフィン(ミネラルオイル)、重質流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、α−オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ポリブテン、スクワラン、オリーブ由来スクワラン、スクワレン、ワセリン、固型パラフィン等の炭化素類;キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木ろう、みつろう、モンタンワックス、オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、エチレン・プロピレンコポリマー等のワックス類;ヤシ油、パーム油、パーム核油、サフラワー油、オリーブ油、ヒマシ油、アボカド油、ゴマ油、茶油、月見草油、小麦胚芽油、マカデミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、ククイナッツ油、ローズヒップ油、メドウフォーム油、パーシック油、ティートリー油、ハッカ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、アマニ油、綿実油、大豆油、落花生油、コメヌカ油、カカオ脂、シア脂、水素添加ヤシ油、水素添加ヒマシ油、ホホバ油、水素添加ホホバ油等の植物油脂類;牛脂、乳脂、馬脂、卵黄油、ミンク油、タートル油等の動物性油脂類;鯨ロウ、ラノリン、オレンジラッフィー油等の動物性ロウ類;液状ラノリン、還元ラノリン、吸着精製ラノリン、酢酸ラノリン、酢酸液状ラノリン、ヒドロキシラノリン、ポリオキシエチレンラノリン、ラノリン脂肪酸、硬質ラノリン脂肪酸、ラノリンアルコール、酢酸ラノリンアルコール、酢酸(セチル・ラノリル)エステル等のラノリン類;レシチン、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、スフィンゴミエリン等のスフィンゴリン脂質、ホスファチジン酸、リゾレシチン等のリン脂質類;水素添加大豆リン脂質、部分水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質、部分水素添加卵黄リン脂質等のリン脂質誘導体類;コレステロール、ジヒドロコレステロール、ラノステロール、ジヒドロラノステロール、フィトステロール、コール酸等のステロール類;サポゲニン類;サポニン類;酢酸コレステリル、ノナン酸コレステリル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、N−ラウロイルサルコシンイソプロピル等のアシルサルコシンアルキルエステル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸フィトステリル、軟質ラノリン脂肪酸コレステリル、硬質ラノリン脂肪酸コレステリル、長鎖分岐脂肪酸コレステリル、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリル等のステロールエステル類;リン脂質・コレステロール複合体、リン脂質・フィトステロール複合体等の脂質複合体;ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ヘキシルデシル、イソステアリン酸オクチルドデシル、パリミチン酸セチル、パルミチン酸オクチルドデシル、オクタン酸セチル、オクタン酸ヘキシルデシル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸オクチル、イソノナン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソデシル、ネオペンタン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソステアリル、ネオデカン酸オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、リシノレイン酸オクチルドデシル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、エルカ酸オクチルドデシル、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、オレイン酸エチル、アボカド油脂肪酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、クエン酸トリエチル等のモノアルコールカルボン酸エステル類;乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、モノイソステアリン酸水添ヒマシ油等のオキシ酸エステル類;トリオクタン酸グリセリル、トリオレイン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、水添ロジントリグリセリド(水素添加エステルガム)、ロジントリグリセリド(エステルガム)、ベヘン酸エイコサン二酸グリセリル、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、ジネオペンタン酸3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ジネオペンタン酸2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオール、ジオレイン酸プロピレングリコール、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、水素添加ロジンペンタエリスリチル、トリエチルヘキサン酸ジトリメチロールプロパン、(イソステアリン酸/セバシン酸)ジトリメチロールプロパン、トリエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ポリグリセリル、ノナイソステアリン酸ポリグリセリル−10、デカ(エルカ酸/イソステアリン酸/リシノレイン酸)ポリグリセリル−8、(ヘキシルデカン酸/セバシン酸)ジグリセリルオリゴエステル、ジステアリン酸グリコール(ジステアリン酸エチレングリコール)等の多価アルコール脂肪酸エステル類;ダイマージリノール酸ジイソプロピル、ダイマージリノール酸ジイソステアリル、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(フィトステリル/ベヘニル/イソステアリル)、ジイソステアリン酸ダイマージリノレイル、ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物、ダイマージリノール酸硬化ヒマシ油、ヒドロキシアルキルダイマージリノレイルエーテル等のダイマー酸若しくはダイマージオールの誘導体;ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド(コカミドMEA)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(コカミドDEA)、ラウリン酸モノエタノールアミド(ラウラミドMEA)、ラウリン酸ジエタノールアミド(ラウラミドDEA)、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド(ラウラミドMIPA)、パルミチン酸モノエタノールアミド(パルタミドMEA)、パルミチン酸ジエタノールアミド(パルタミドDEA)、ヤシ油脂肪酸メチルエタノールアミド(コカミドメチルMEA)等の脂肪酸アルカノールアミド類;ジメチコン(ジメチルポリシロキサン)、高重合ジメチコン(高重合ジメチルポリシロキサン)、シクロメチコン(環状ジメチルシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン)、フェニルトリメチコン、ジフェニルジメチコン、フェニルジメチコン、ステアロキシプロピルジメチルアミン、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、ジメチコノール、ジメチコノールクロスポリマー、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、アミノプロピルジメチコン及びアモジメチコン等のアミノ変性シリコーン、カチオン変性シリコーン、ジメチコンコポリオール等のポリエーテル変性シリコーン、ポリグリセリン変性シリコーン、糖変性シリコーン、カルボン酸変性シリコーン、リン酸変性シリコーン、硫酸変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルキルエーテル変性シリコーン、アミノ酸変性シリコーン、ペプチド変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、カチオン変性及びポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性及びポリエーテル変性シリコーン、アルキル変性及びポリエーテル変性シリコーン、ポリシロキサン・オキシアルキレン共重合体等のシリコーン類;パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類が、好ましいものとして挙げられる。
保湿剤・感触向上剤としては、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ヘキシレングリコール、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール・プロピレングリコール共重合体等のポリオール類及びその重合体;ジエチレングリコールモノエチルエーテル(エトキシジグリコール)、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル等のグリコールアルキルエーテル類;ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、マンニトール、マルチトール等の糖アルコール類;グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、トレオース、キシロース、アラビノース、フコース、リボース、デオキシリボース、マルトース、トレハロース、ラクトース、ラフィノース、グルコン酸、グルクロン酸、シクロデキストリン類(α−、β−、γ−シクロデキストリン、及び、マルトシル化、ヒドロキシアルキル化等の修飾シクロデキストリン)、β−グルカン、キチン、キトサン、ヘパリン及び誘導体、ペクチン、アラビノガラクタン、デキストリン、デキストラン、グリコーゲン、エチルグルコシド、メタクリル酸グルコシルエチル重合物若しくは共重合物等の糖類及びその誘導体類;ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム;コンドロイチン硫酸ナトリウム;ムコイチン硫酸、カロニン硫酸、ケラト硫酸、デルマタン硫酸;シロキクラゲ抽出物、シロキクラゲ多糖体;フコイダン;チューベロース多糖体等の天然由来多糖体;クエン酸、酒石酸、乳酸等の有機酸及びその塩;尿素;2−ピロリドン−5−カルボン酸及びそのナトリウム等の塩;ベタイン(トリメチルグリシン)、プロリン、ヒドロキシプロリン、アルギニン、リジン、セリン、グリシン、アラニン、フェニルアラニン、チロシン、β−アラニン、スレオニン、グルタミン酸、グルタミン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、シスチン、メチオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、トリプトファン、ヒスチジン、タウリン等のアミノ酸類及びその塩;コラーゲン、魚由来コラーゲン、アテロコラーゲン、ゼラチン、エラスチン、コラーゲン分解ペプチド、加水分解コラーゲン、塩化ヒドロキシプロピルアンモニウム加水分解コラーゲン、エラスチン分解ペプチド、ケラチン分解ペプチド、加水分解ケラチン、コンキオリン分解ペプチド、加水分解コンキオリン、シルク蛋白分解ペプチド、加水分解シルク、ラウロイル加水分解シルクナトリウム、大豆蛋白分解ペプチド、小麦蛋白分解ペプチド、加水分解小麦蛋白、カゼイン分解ペプチド、アシル化ペプチド等の蛋白ペプチド類及びその誘導体;パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルペンタペプチド、パルミトイルテトラペプチド等のアシル化ペプチド類;シリル化ペプチド類;乳酸菌培養液、酵母抽出液、卵殻膜タンパク、牛顎下腺ムチン、ヒポタウリン、ゴマリグナン配糖体、グルタチオン、アルブミン、乳清;塩化コリン、ホスホリルコリン;胎盤抽出液、エアラスチン、コラーゲン、アロエ抽出物、ハマメリス水、ヘチマ水、カモミラエキス、カンゾウエキス、コンフリーエキス、シルクエキス、イザヨイバラエキス、セイヨウノコギリソウエキス、ユーカリエキス、メリロートエキス等の動物・植物抽出成分、天然型セラミド(タイプ1、2、3、4、5、6)、ヒドロキシセラミド、疑似セラミド、スフィンゴ糖脂質、セラミド及び糖セラミド含有エキス等のセラミド類が好ましいものとして挙げられる。
界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、高分子界面活性剤等が好ましいものとして挙げられる。界面活性剤のHLBには特に制限はなく、1程度の低いものから20程度の高いものまで使用でき、HLB低いものと高いものを組み合わせることも好ましい。界面活性剤として好ましいものを例示すると、陰イオン性界面活性剤では、ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム等の脂肪酸塩;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム等のアルキル硫酸エステル塩;ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸トリエタノールアミン等のポリオキシエチレンアルキル硫酸塩;ココイルメチルタウリンナトリウム、ココイルメチルタウリンカリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ミリストイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、ラウロイルグルタミン酸メチルアラニンナトリウム等のアシルN−メチルアミノ酸塩;ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン、ココイルアラニントリエタノールアミン等のアシルアミノ酸塩;ラウレス酢酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム等のコハク酸エステル塩;脂肪酸アルカノールアミドエーテルカルボン酸塩;アシル乳酸塩;ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩;脂肪酸アルカノールアミド硫酸塩;硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の脂肪酸グリセリド硫酸塩;アルキルベンゼンポリオキシエチレン硫酸塩;α−オレフィンスルホン酸ナトリウム等のオレフィンスルホン酸塩;スルホコハク酸ラウリル2ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム等のアルキルスルホコハク酸塩;スルホコハク酸ラウレス2ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のアルキルエーテルスルホコハク酸塩;テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、テトラデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン等のアルキルベンゼンスルホン酸塩;アルキルナフタレンスルホン酸塩;アルカンスルホン酸塩;α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩;アシルイセチオン酸塩;アルキルグリシジルエーテルスルホン酸塩;アルキルスルホ酢酸塩;ラウレスリン酸ナトリウム、ジラウレスリン酸ナトリウム、トリラウレスリン酸ナトリウム、モノオレスリン酸ナトリウム等のアルキルエーテルリン酸エステル塩;ラウリルリン酸カリウム等のアルキルリン酸エステル塩;カゼインナトリウム;アルキルアリールエーテルリン酸塩;脂肪酸アミドエーテルリン酸塩;ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸等のリン脂質類;カルボン酸変性シリコーン、リン酸変性シリコーン、硫酸変性シリコーン等のシリコーン系陰イオン性界面活性剤等;非イオン界面活性剤では、ラウレス(ポリオキシエチレンラウリルエーテル)類、セテス(ポリオキシエチレンセチルエーテル)類、ステアレス(ポリオキシエチレンステアリルエーテル)類、ベヘネス類(ポリオキシエチレンベヘニルエーテル)、イソステアレス(ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル)類、オクチルドデセス(ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル)類等の種々のポリオキシエチレン付加数のポリオキシエチレンアルキルエーテル類;ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油トリイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油マレイン酸等のヒマシ油及び硬化ヒマシ油誘導体;ポリオキシエチレンフィトステロール;ポリオキシエチレンコレステロール;ポリオキシエチレンコレスタノール;ポリオキシエチレンラノリン;ポリオキシエチレン還元ラノリン;ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン2−デシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンモノブチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン水添ラノリン、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリセリンエーテル等のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンアルキルエーテル;ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール;PPG−9ジグリセリル等の(ポリ)グリセリンポリオキシプロピレングリコール;ステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、パルミチン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸グリセリル、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、α,α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリン脂肪酸部分エステル類;ステアリン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジステアリン酸ポリグリセリル−6、同10、トリステアリン酸ポリグリセリル−2、デカステアリン酸ポリグリセリル−10、イソステアリン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−2(ジイソステアリン酸ジグリセリル)、同3、同10、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、テトライソステアリン酸ポリグリセリル−2、デカイソステアリン酸ポリグリセリル−10、オレイン酸ポリグリセリル−2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジオレイン酸ポリグリセリル−6、トリオレイン酸ポリグリセリル−2、デカオレイン酸ポリグリセリル−10等のポリグリセリン脂肪酸エステル;モノステアリン酸エチレングリコール等のエチレングリコールモノ脂肪酸エステル;モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル;ペンタエリスリトール部分脂肪酸エステル;ソルビトール部分脂肪酸エステル;マルチトール部分脂肪酸エステル;マルチトールエーテル;ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル;ショ糖脂肪酸エステル、メチルグルコシド脂肪酸エステル、ウンデシレン酸トレハロース等の糖誘導体部分エステル;カプリリルグルコシド等のアルキルグルコシド;アルキルポリグリコシド;ラノリンアルコール;還元ラノリン;ポリオキシエチレンジステアレート、ポリチレングリコールジイソステアレート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンジオレエート等のポリオキシエチレン脂肪酸モノ及びジエステル;ポリオキシエチレン・プロピレングリコール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレングリセリンモノステアレート、ポリオキシエチレングリセリンモノイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリントリイソステアレート等のポリオキシエチレンモノオレエート等のポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンテトラオレエート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビトールモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールペンタオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールモノステアレート等のポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンメチルグルコシド脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンアルキルエーテル脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビトールミツロウ等のポリオキシエチレン動植物油脂類;イソステアリルグリセリルエーテル、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等のアルキルグリセリルエーテル類;多価アルコールアルキルエーテル;ポリオキシエチレンアルキルアミン;テトラポリオキシエチレン・テトラポリオキシプロピレン−エチレンジアミン縮合物類;サポニン、ソホロリピッド等の天然系界面活性剤;ポリオキシエチレン脂肪酸アミド;ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド(コカミドMEA)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(コカミドDEA)、ラウリン酸モノエタノールアミド(ラウラミドMEA)、ラウリン酸ジエタノールアミド(ラウラミドDEA)、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド(ラウラミドMIPA)、パルミチン酸モノエタノールアミド(パルタミドMEA)、パルミチン酸ジエタノールアミド(パルタミドDEA)、ヤシ油脂肪酸メチルエタノールアミド(コカミドメチルMEA)等の脂肪酸アルカノールアミド類;ラウラミンオキシド、コカミンオキシド、ステアラミンオキシド、ベヘナミンオキシド等のアルキルジメチルアミンオキシド;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;ポリオキシエチレンアルキルメルカプタン;ジメチコンコポリオール等のポリエーテル変性シリコーン、ポリシロキサン・オキシアルキレン共重合体、ポリグリセリン変性シリコーン、糖変性シリコーン等のシリコーン系非イオン性界面活性剤等;陽イオン性界面活性剤では、ベヘントリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、ラウリルトリモニウムクロリド等のアルキルトリメチルアンモニウムクロリド;ステアリルトリモニウムブロミド等のアルキルトリメチルアンモニウムブロミド;ジステアリルジモニウムクロリド、ジココジモニウムクロリド等のジアルキルジメチルアンモニウムクロリド;ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン等の脂肪酸アミドアミン及びその塩;ステアロキシプロピルジメチルアミン等のアルキルエーテルアミン及びその塩または四級塩;エチル硫酸長鎖分岐脂肪酸(12〜31)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等の脂肪酸アミド型四級アンモニウム塩;ポリオキシエチレンアルキルアミン及びその塩または四級塩;アルキルアミン塩;脂肪酸アミドグアニジウム塩;アルキルエーテルアミンモニウム塩;アルキルトリアルキレングリコールアンモニウム塩;ベンザルコニウム塩;ベンゼトニウム塩;塩化セチルピリジニウム等のピリジニウム塩;イミダゾリニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミノプロピルジメチコン及びアモジメチコン等のアミノ変性シリコーン、カチオン変性シリコーン、カチオン変性及びポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性及びポリエーテル変性シリコーン等のシリコーン系陽イオン性界面活性剤等; 両性界面活性剤では、ラウリルベタイン(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン)等のN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ酸ベタイン;コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン等の脂肪酸アミドアルキル−N,N−ジメチルアミノ酸ベタイン;ココアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム等のイミダゾリン型ベタイン;アルキルジメチルタウリン等のアルキルスルホベタイン;アルキルジメチルアミノエタノール硫酸エステル等の硫酸型ベタイン;アルキルジメチルアミノエタノールリン酸エステル等のリン酸型ベタイン;ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、スフィンゴミエリン等のスフィンゴリ
ン脂質、リゾレシチン、水素添加大豆リン脂質、部分水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質、部分水素添加卵黄リン脂質、水酸化レシチン等のリン脂質類;シリコーン系両性界面活性剤等;高分子界面活性剤では、ポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、デンプン誘導体、トラガントガム、アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体、2−メタクロイルオキシエチルホスホリルコリン・ステアリルメタクリレート共重合体;シリコーン系各種界面活性剤が好ましいものとして挙げられる。
高分子・増粘剤・ゲル化剤としては、グアーガム、ローカストビーンガム、クィーンスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、タラガム、タマリンド、ファーセレラン、カラヤガム、トロロアオイ、キャラガム、トラガントガム、ペクチン、ペクチン酸及びナトリウム塩等の塩、アルギン酸及びナトリウム塩等の塩、マンナン;コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ等のデンプン;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、カードラン、ヒアルロン酸及びその塩、ザンサンガム、プルラン、ジェランガム、キチン、キトサン、寒天、カッソウエキス、コンドロイチン硫酸塩、カゼイン、コラーゲン、ゼラチン、アルブミン;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース及びそのナトリウム等の塩、メチルヒドロキシプロピルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース及びその誘導体;可溶性デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン、メチルデンプン等のデンプン系高分子、塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンアルミニウム等のデンプン誘導体;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等アルギン酸誘導体;ポリビニルピドリドン(PVP)、ポリビニルアルコール(PVA)、ビニルピドリドン・ビニルアルコール共重合体、ポリビニルメチルエーテル;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン共重合体;(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー、(アクリレーツ/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー等の両性メタクリル酸エステル共重合体;(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマー、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP;ポリ酢酸ビニル部分けん化物、マレイン酸共重合体;ビニルピロリドン・メタクリル酸ジアルキルアミノアルキル共重合体;アクリル樹脂アルカノールアミン;ポリエステル、水分散性ポリエステル;ポリアクリルアミド;ポリアクリル酸エチル等のポリアクリル酸エステル共重合体、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸及びそのナトリウム塩等の塩、アクリル酸・メタアクリル酸エステル共重合体;アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体;ポリクオタニウム−10等のカチオン化セルロース、ポリクオタニウム−7等のジアリルジメチルアンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体、ポリクオタニウム−22等のアクリル酸・ジアリルジメチルアンモニウムクロリド共重合体、ポリクオタニウム−39等のアクリル酸・ジアリルジメチルアンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体、アクリル酸・カチオン化メタアクリル酸エステル共重合体、アクリル酸・カチオン化メタアクリル酸アミド共重合体、ポリクオタニウム−47等のアクリル酸・アクリル酸メチル・塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム共重合体、塩化メタクリル酸コリンエステル重合体;カチオン化オリゴ糖、カチオン化デキストラン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド等のカチオン化多糖類;ポリエチレンイミン;カチオンポリマー;ポリクオタニウム−51等の2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンの重合体及びメタクリル酸ブチル共重合体等との共重合体;アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマルジョン、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン、天然ゴムラテックス、合成ラテックス等の高分子エマルジョン;ニトロセルロース;ポリウレタン類及び各種共重合体;各種シリコーン類;アクリル−シリコーングラフト共重合体等のシリコーン系各種共重合体;各種フッ素系高分子;12−ヒドロキシステアリン酸及びその塩;パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン等のデキストリン脂肪酸エステル;無水ケイ酸、煙霧状シリカ(超微粒子無水ケイ酸)、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸ナトリウムマグネシウム、金属石鹸、ジアルキルリン酸金属塩、ベントナイト、ヘクトライト、有機変性粘土鉱物、ショ糖脂肪酸エステル、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルが好ましいものとして挙げられる。
溶剤・噴射剤類としては、エタノール、2−プロパノール(イソプロピルアルコール)、ブタノール、イソブチルアルコール等の低級アルコール類;プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、イソペンチルジオール等のグリコール類;ジエチレングリコールモノエチルエーテル(エトキシジグリコール)、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類;エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のグリコールエーテルエステル類;コハク酸ジエトキシエチル、エチレングリコールジサクシネート等のグリコールエステル類;ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、炭酸プロピレン、炭酸ジアルキル、アセトン、酢酸エチル、N−メチルピロリドン;トルエン;フルオロカーボン、次世代フロン;LPG、ジメチルエーテル、炭酸ガス等の噴射剤が好ましいものとして挙げられる。
酸化防止剤としては、トコフェロール(ビタミンE)、トコトリエノール、酢酸トコフェロール等のトコフェロール誘導体;BHT、BHA;没食子酸プロピル等の没食子酸誘導体;ビタミンC(アスコルビン酸)および/またはその誘導体;エリソルビン酸及びその誘導体;亜硫酸ナトリウム等の亜硫酸塩;亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸水素塩;チオ硫酸ナトリウム等のチオ硫酸塩;メタ亜硫酸水素塩;チオタウリン、ヒポタウリン;チオグリセロール、チオ尿素、チオグリコール酸、システイン塩酸塩が好ましいものとして挙げられる。還元剤としては、チオグリコール酸、システイン、システアミン等が好ましいものとして挙げられる。酸化剤としては、過酸化水素水、過硫酸アンモニウム、臭素酸ナトリウム、過炭酸等が好ましいものとして挙げられる。
防腐剤・抗菌剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のヒドロキシ安息香酸及びその塩若しくはそのエステル;サリチル酸;安息香酸ナトリウム;フェノキシエタノール;1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール等の1,2−ジオール;メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン等のイソチアゾリンオン誘導体;イミダゾリニウムウレア;デヒドロ酢酸及びその塩;フェノール類;トリクロサン等のハロゲン化ビスフェノール類、酸アミド類、四級アンモニウム塩類;トリクロロカルバニド、ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ソルビン酸、クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、ハロカルバン、ヘキサクロロフェン、ヒノキチオール;フェノール、イソプロピルフェノール、クレゾール、チモール、パラクロロフェノール、フェニルフェノール、フェニルフェノールナトリウム等のその他フェノール類;フェニルエチルアルコール、感光素類、抗菌性ゼオライト、銀イオンが好ましいものとして挙げられる。キレート剤としては、EDTA、EDTA2Na、EDTA3Na、EDTA4Na等のエデト酸塩(エチレンジアミン四酢酸塩);HEDTA3Na等のヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩;ペンテト酸塩(ジエチレントリアミン五酢酸塩);フィチン酸;エチドロン酸等のホスホン酸及びそのナトリウム塩等の塩類;シュウ酸ナトリウム;ポリアスパラギン酸、ポリグルタミン酸等のポリポリアミノ酸類;ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、リン酸;クエン酸ナトリウム、クエン酸、アラニン、ジヒドロキシエチルグリシン、グルコン酸、アスコルビン酸、コハク酸、酒石酸が好ましいものとして挙げられる。pH調整剤・酸・アルカリとしては、クエン酸、クエン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、グリコール酸、コハク酸、酢酸、酢酸ナトリウム、リンゴ酸、酒石酸、フマル酸、リン酸、塩酸、硫酸、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3ープロパンジオール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3ープロパンジオール、アルギニン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア水、炭酸グアニジン、炭酸アンモニウムが好ましいものとして挙げられる。
粉体類としては、マイカ、タルク、カオリン、セリサイト、モンモリロナイト、カオリナイト、雲母、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、ベントナイト、スメクタイト、粘土、泥、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、炭酸カルシウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、紺青、カーボンブラック、酸化チタン、微粒子及び超微粒子酸化チタン、酸化亜鉛、微粒子及び超微粒子酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、煙霧状シリカ(超微粒子無水ケイ酸)、雲母チタン、魚鱗箔、窒化ホウ素、ホトクロミック顔料、合成フッ素金雲母、微粒子複合粉体、金、アルミニウム等の各種の大きさ・形状の無機粉体、及び、これらをハイドロジェンシリコーン、環状ハイドロジェンシリコーン等のシリコーン若しくはその他のシラン若しくはチタンカップリング剤等の各種表面処理剤で処理を行って疎水化若しくは親水化した粉体等の無機粉体;デンプン、セルロース、ナイロンパウダー、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル末、ポリスチレン末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ポリエステル末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層末、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末等、ウレタン粉末、シリコーン粉末、テフロン(登録商標)粉末等の各種の大きさ・形状の有機系粉体及び表面処理粉体、有機無機複合粉体が好ましいものとして挙げられる。無機塩類としては、食塩、並塩、岩塩、海塩、天然塩等の塩化ナトリウム含有塩類;塩化カリウム、塩化アルミニウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、にがり、塩化亜鉛、塩化アンモニウム;硫酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウム・カリウム(ミョウバン)、硫酸アルミニウム・アンモニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、硫酸銅;リン酸1Na・2Na・3Na等のリン酸ナトリウム類、リン酸カリウム類、リン酸カルシウム類、リン酸マグネシウム類が好ましいものとして挙げられる。
紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸モノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジエトキシパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルパラアミノ安息香酸ブチルエステル、N,N−ジメチルパラアミノ安息香酸エチルエステル等の安息香酸系紫外線吸収剤;ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;サリチル酸及びそのナトリウム塩、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤;オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、2−エチルヘキシルp−メトキシシンナメート(パラメトキシケイヒ酸オクチル)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート(シノキサート)、シクロヘキシル-p-メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシルα−シアノ−β−フェニルシンナメート(オクトクリン)、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメート、フェルラ酸及びその誘導体等の桂皮酸系紫外線吸収剤;2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’− ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4− メトキシベンゾフェノン(オキシベンゾン−3)、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4’−フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー;2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール;2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール;ジベンザラジン;ジアニソイルメタン;5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン;4−t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン誘導体;オクチルトリアゾン;ウロカニン酸及びウロカニン酸エチル等のウロカニン酸誘導体;2−(2'−ヒドロキシ−5'−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、1−(3,4−ジメトキシフェニル)−4,4−ジメチル−1,3−ペンタンジオン、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル等のヒダントイン誘導体、フェニルベンズイミダソゾールスルホン酸、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸、ドロメトリゾールトリシロキサン、アントラニル酸メチル、ルチン及びその誘導体、オリザノール及びその誘導体が好ましいものとして挙げられる。
美白剤としては、アルブチン、α−アルブチン等のヒドロキノン配糖体及びそのエステル類;アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩及びアスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩等のアスコルビン酸リン酸エステル塩、アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル等のアスコルビン酸脂肪酸エステル、アスコルビン酸エチルエーテル等のアスコルビン酸アルキルエーテル、アスコルビン酸−2−グルコシド等のアスコルビン酸グルコシドおよびその脂肪酸エステル類、アスコルビン酸硫酸エステル、リン酸トコフェリルアスコルビル等のアスコルビン酸誘導体;コウジ酸、エラグ酸、トラネキサム酸及びその誘導体、フェルラ酸及びその誘導体、プラセンタエキス、グルタチオン、オリザノール、ブチルレゾルシノール、油溶性カモミラエキス、油溶性カンゾウエキス、西河柳エキス、ユキノシタエキス等植物エキスが好ましいものとして挙げられる。
ビタミン類及びその誘導体類としては、レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール等のビタミンA類;チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、ピリドキシンジパルミテート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド・ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等のビタミンB群類;アスコルビン酸及びそのナトリウム等の塩等のビタミンC類;ビタミンD;α、β、γ、δ−トコフェロール等のビタミンE類;パントテン酸、ビオチン等のその他ビタミン類;アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩及びアスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩等のアスコルビン酸リン酸エステル塩、アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル・ステアリン酸アスコルビル・パルミチン酸アスコルビル・ジパルミチン酸アスコルビル等のアスコルビン酸脂肪酸エステル、アスコルビン酸エチルエーテル等のアスコルビン酸アルキルエーテル、アスコルビン酸−2−グルコシド等のアスコルビン酸グルコシド及びその脂肪酸エステル、リン酸トコフェリルアスコルビル等のアスコルビン酸誘導体;ニコチン酸トコフェロール、酢酸トコフェロール、リノール酸トコフェロール、フェルラ酸トコフェロール、トコフェロールリン酸エステル等のトコフェロール誘導体等のビタミン誘導体、トコトリエノール、その他各種ビタミン誘導体類が好ましいものとして挙げられる。
消炎剤・抗炎症剤としては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、グアイアズレン、アラントイン、インドメタシン、酸化亜鉛、酢酸ヒドロコーチゾン、プレドニゾン、塩酸ジフェドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン;桃葉エキス、蓬葉エキス等の植物エキスが好ましいものとして挙げられる。育毛用薬剤・血行促進剤・刺激剤としては、センブリエキス、トウガラシチンキ、ショウキョウチンキ、ショウキョウエキス、カンタリスチンキ等の植物エキス・チンキ類;カプサイシン、ノニル酸ワレニルアミド、ジンゲロン、イクタモール、タンニン酸、ボルネオール、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オリザノール、セファランチン、ビタミンE及びニコチン酸トコフェロール・酢酸トコフェロール等の誘導体、γ−オリザノール、ニコチン酸及びニコチン酸アミド・ニコチン酸ベンジルエステル・イノシトールヘキサニコチネート、ニコチンアルコール等の誘導体、アラントイン、感光素301、感光素401、塩化カプロニウム、ペンタデカン酸モノグリセリド、フラバノノール誘導体、スチグマステロール又はスチグマスタノール及びその配糖体、ミノキシジルが好ましいものとして挙げられる。ホルモン類としては、エストラジオール、エストロン、エチニルエストラジオール、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾン等が好ましいものとして挙げられる。抗しわ剤、抗老化剤、ひきしめ剤、冷感剤、温感剤、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤等のその他の薬効剤としては、レチノール類、レチノイン酸類、レチノイン酸トコフェリル;乳酸、グリコール酸、グルコン酸、フルーツ酸、サリチル酸及びその配糖体・エステル化物等の誘導体、ヒドロキシカプリン酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸コレステリル等のα−又はβ−ヒドロキシ酸類及びその誘導体類;γ−アミノ酪酸、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸;カルニチン;カルノシン;クレアチン;セラミド類、スフィンゴシン類;カフェイン、キサンチン等及びその誘導体;コエンザイムQ10、カロチン、リコピン、アスタキサンチン、α−リポ酸等の抗酸化・活性酸素消去剤;カテキン類;ケルセチン等のフラボン類;イソフラボン類;没食子酸及びエステル糖誘導体;タンニン、セサミン、プロトアントシアニジン、クロロゲン酸、リンゴポリフェノール等のポリフェノール類;ルチン及び配糖体等の誘導体;ヘスペリジン及び配糖体等の誘導体;リグナン配糖体;グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン等のカンゾウエキス関連物質;ラクトフェリン;ショウガオール、ジンゲロール;メントール、カンファー、セドロール等の香料物質及びその誘導体;カプサイシン、バニリン等及び誘導体;ジエチルトルアミド等の昆虫忌避剤;生理活性物質とシクロデキストリン類との複合体が好ましいものとして挙げられる。
植物・動物・微生物エキス類としては、アイリスエキス、アシタバエキス、アスナロエキス、アスパラガスエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アーモンドエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、アロエエキス、アンズエキス、アンズ核エキス、イチョウエキス、インチコウエキス、ウイキョウエキス、ウコンエキス、ウーロン茶エキス、ウワウルシエキス、エイジツエキス、エチナシ葉エキス、エンメイソウエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オウレンエキス、オオムギエキス、オタネニンジンエキス、オトギリソウエキス、オドリコソウエキス、オノニスエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、カキ葉エキス、カキョクエキス、加水分解エラスチン、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カッコンエキス、カモミラエキス、油溶性カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、カラスムギエキス、カルカデエキス、カンゾウエキス、油溶性カンゾウエキス、キウイエキス、キオウエキス、キクラゲエキス、キナエキス、キューカンバーエキス、キリ葉エキス、グアノシン、グアバエキス、クジンエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、クリエキス、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、黒米エキス、黒砂糖抽出物、黒酢、クロレラエキス、クワエキス、ゲンチアナエキス、ゲンノショウコエキス、紅茶エキス、酵母エキス、コウボクエキス、コーヒーエキス、ゴボウエキス、コメエキス、コメ発酵エキス、コメヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コンフリーエキス、コラーゲン、コケモモエキス、サイシンエキス、サイコエキス、サイタイ抽出液、サフランエキス、サルビアエキス、サボンソウエキス、ササエキス、サンザシエキス、サンシャエキス、サンショウエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シモツケソウエキス、ジャトバエキス、シャクヤクエキス、ショウキュウエキス、ショウブ根エキス、シラカバエキス、白キクラゲエキス、スギナエキス、ステビアエキス、ステビア発酵物、西河柳エキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、ゼニアオイエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ソウハクヒエキス、ダイオウエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、タンポポエキス、地衣類エキス、茶エキス、チョウジエキス、チガヤエキス、チンピエキス、ティートリー油、甜茶エキス、トウガラシエキス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウニンエキス、トウヒエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、ハイビスカスエキス、バクモンドウエキス、ハスエキス、パセリエキス、バーチエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ヒノキエキス、ビフィズス菌エキス、ビワエキス、フキタンポポエキス、フキノトウエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、ブドウ種子エキス、プロポリス、ヘチマエキス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ボタンエキス、ホップエキス、マイカイカエキス、マツエキス、マロニエエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モズクエキス、モモエキス、ヤグルマギクエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ユリエキス、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、緑茶エキス、卵殻膜エキス、リンゴエキス、ルイボス茶エキス、レイシエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンギョウエキス、レンゲソウエキス、ローズエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキス、ワレモコウエキス等のエキスが好ましいものとして挙げられる。
鎮痒剤としては、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、カンファー、サブスタンス−P阻害剤等を例示することができる。角質剥離・溶解剤としては、サリチル酸、イオウ、レゾルシン、硫化セレン、ピリドキシン等を例示することができる。制汗剤としては、クロルヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、酸化亜鉛、パラフェノールスルホン酸亜鉛等を例示することができる。清涼剤としては、メントール、サリチル酸メチル等を例示することができる。収れん剤としては、クエン酸、酒石酸、乳酸、硫酸アルミニウム・カリウム、タンニン酸等を例示することができる。酵素類としては、スーパーオキサイドディスムターゼ、カタラーゼ、塩化リゾチーム、リパーゼ、パパイン、パンクレアチン、プロテアーゼ等を例示することができる。核酸類としては、リボ核酸及びその塩、デオキシリボ核酸及びその塩、アデノシン三リン酸二ナトリウムが好ましいものとして挙げられる。
香料としては、アセチルセドレン、アミルシンナムアルデヒド、アリルアミルグリコレート、β−イオノン、イソイースーパー、イソブチルキノリン、イリス油、イロン、インドール、イランイラン油、ウンデカナール、ウンデセナール、γ−ウンデカラクトン、エストラゴール、オイゲノール、オークモス、オポポナックスレジノイド、オレンジ油、オイゲノール、オーランチオール、ガラクソリッド、カルバクロール、L−カルボン、カンファー、キャノン、キャロットシード油、クローブ油、ケイヒ酸メチル、ゲラニオール、ゲラニルニトリル、酢酸イソボルニル、酢酸ゲラニル、酢酸ジメチルベンジルカルビニル、酢酸スチラリル、酢酸セドリル、酢酸テレピネル、酢酸p-t-ブチルシクロヘキシル、酢酸ベチベリル、酢酸ベンジル、酢酸リナリル、サリチル酸イソペンチル、サリチル酸ベンジル、サンダルウッド油、サンタロール、シクラメンアルデヒド、シクロペンタデカノリド、ジヒドロジャスモン酸メチル、ジヒドロミルセノール、ジャスミンアブソリュート、ジャスミンラクトン、cis-ジャスモン、シトラール、シトロネノール、シトロネラール、シナモンバーク油、1,8-シネオール、シンナムアルデヒド、スチラックスレジノイド、セダーウッド油、セドレン、セドロール、セロリシード油、タイム油、ダマスコン、ダマセノン、チモール、チュベローズアブソリュート、デカナール、デカラクトン、テルピネオール、γ−テルピネン、トリプラール、ネロール、ノナナール、2,6-ノナジエノール、ノナラクトン、パチョリアルコール、バニラアブソリュート、バニリン、バジル油、パチョリ油、ヒドロキシシトロネラール、α−ピネン、ピペリトン、フェネチルアルコール、フェニルアセトアルデヒド、プチグレン油、ヘキシルシンナムアルデヒド、cis-3-ヘキセノール、ペルーバルサム、ベチバー油、ベチベロール、ペパーミント油、ペパー油、ヘリオトロピン、ベルガモット油、ベンジルベンゾエート、ボルネオール、ミルレジノイド、ムスクケトン、メチルノニルアセトアルデヒド、γ−メチルヨノン、メントール、L−メントール、L−メントン、ユーカリ油、β−ヨノン、ライム油、ラベンダー油、D−リモネン、リナロール、リラール、リリアール、レモン油、ローズアブソリュート、ローズオキシド、ローズ油、ローズマリー油、各種精油等の合成香料及び天然香料並びに各種調合香料が好ましいものとして挙げられる。
色素・着色剤・染料・顔料としては、褐色201号、黒色401号、紫色201号、紫色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色202号、青色203号、青色204号、青色205号、青色403号、青色404号、緑色201号、緑色202号、緑色204号、緑色205号、緑色3号、緑色401号、緑色402号、赤色102号、赤色104−1号、赤色105−1号、赤色106号、赤色2号、赤色201号、赤色202号、赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色206号、赤色207号、赤色208号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色218号、赤色219号、赤色220号、赤色221号、赤色223号、赤色225号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230−1号、赤色230−2号、赤色231号、赤色232号、赤色3号、赤色401号、赤色404号、赤色405号、赤色501号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色505号、赤色506号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色205号、橙色206号、橙色207号、橙色401号、橙色402号、橙色403号、黄色201号、黄色202−1号、黄色202−2号、黄色203号、黄色204号、黄色205号、黄色4号、黄色401号、黄色402号、黄色403−1号、黄色404号、黄色405号、黄色406号、黄色407号、黄色5号等の法定色素;Acid Red 14等のその他酸性染料;Arianor Sienna Brown、Arianor Madder Red、Arianor Steel Blue、Arianor Straw Yellow等の塩基染料;HC Yellow 2、HC Yellow 5、HC Red 3、4-hydoxypropylamino-3-nitrophenol、N,N'-bis(2-hydroxyethyl)-2-nitro-p- phenylenediamine、HC Blue 2、Basic Blue 26等のニトロ染料;分散染料;二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料;酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料;γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料;黒酸化鉄、低次酸化チタン等の無機黒色系顔料;マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、紺青等の無機青色系顔料;酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等のパール顔料;アルミニウムパウダー、カッパーパウダー、金等の金属粉末顔料;表面処理無機及び金属粉末顔料;赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、青色404号、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料;表面処理有機顔料;アスタキサンチン、アリザリン等のアントラキノン類、アントシアニジン、β−カロチン、カテナール、カプサンチン、カルコン、カルサミン、クエルセチン、クロシン、クロロフィル、クルクミン、コチニール、シコニン等のナフトキノン類、ビキシン、フラボン類、ベタシアニジン、ヘナ、ヘモグロビン、リコピン、リボフラビン、ルチン等の天然色素・染料;p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、o−,m−,若しくはp−アミノフェノール、m−フェニレンジアミン、5−アミノ−2−メチルフェノール、レゾルシン、1−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン等及びその塩等の酸化染料中間体及びカップラー;インドリン等の自動酸化型染料;ジヒドロキシアセトンが好ましいものとして挙げられる。
水としては、常水、精製水の他、硬水、軟水、天然水、海洋深層水、電解アルカリイオン水、電解酸性イオン水、イオン水、クラスター水が好ましいものとして挙げられる。
これらの他、化粧品原料基準、化粧品種別配合成分規格、日本化粧品工業連合会成分表示名称リスト、INCI辞書(The International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook)、医薬部外品原料規格、日本薬局方、医薬品添加物規格、食品添加物公定書等に記載されている成分、及び、国際特許分類IPCがA61K7の分類に属する日本国及び諸外国特許公報及び特許公開公報(公表公報・再公表を含む)に記載されている成分等、公知の化粧料成分、医薬品成分、食品成分などを、公知の組み合わせ及び配合比・配合量で含有させることが可能である。
本発明の化粧料・皮膚外用剤の種類としては、特に制限は無いが、毛髪用化粧料、基礎化粧料、メーキャップ化粧料、芳香化粧料、ボディ化粧料、軟膏等の皮膚外用剤が好ましいものとして挙げられる。本発明の化粧料・皮膚外用剤は、通常の方法に従って製造することができる。
本発明の化粧料・皮膚外用剤の種類を更に詳細に説明すると、毛髪用化粧料としては、オイルシャンプー、クリームシャンプー、コンディショニングシャンプー、ふけ用シャンプー、ヘアカラー用シャンプー、リンス一体型シャンプー等のシャンプー;リンス、トリートメント、ヘアパック、ヘアフォーム、ヘアムース、ヘアスプレー、ヘアミスト、ヘアワックス、ヘアジェル、ウォーターグリース、セットローション、カラーローション、ヘアトニック、ヘアリキッド、ポマード、チック、ヘアクリーム、ヘアブロー、枝毛コート、ヘアオイル、パーマネントウェーブ用剤、ストレートパーマ剤、酸化染毛剤、ヘアブリーチ、ヘアカラープレトリートメント、ヘアカラーアフタートリートメント、パーマプレトリートメント、パーマアフタートリートメント、ヘアマニキュア、育毛剤が好ましいものとして挙げられる。
基礎化粧料としては、クレンジングフォーム、洗粉、洗顔パウダー、クレンジングクリーム、クレンジングミルク、クレンジングローション、クレンジングジェル、クレンジングオイル、クレンジングマスク等の洗顔料;柔軟化粧水、収れん化粧水、洗浄用化粧水、多層式化粧水等の化粧水;エモリエントローション、モイスチャーローション、ミルキィーローション、ナリシングローション、ナリシングミルク、スキンモイスチャー、モイスャーエマルション、マッサージローション、クレンジングローション、プロテクトエマルション、サンプロテクト、サンプロテクター、UVケアミルク、サンスクリーン、メーキャップローション、角質スムーザー、エルボーローション、ハンドローション、ボディローション等の乳液;エモリエントクリーム、栄養クリーム、ナリシングクリーム、バニシングクリーム、モイスチャークリーム、ナイトクリーム、マッサージクリーム、クレンジングクリーム、メーキャップクリーム、ベースクリーム、プレメーキャップクリーム、サンスクリーンクリーム、サンタンクリーム、除毛クリーム、デオドラントクリーム、シェービングクリーム、角質軟化クリーム等のクリーム;クレンジングジェル、モイスチャージェル等のジェル:化粧石鹸、透明石鹸、薬用石鹸、液状石鹸、ひげそり石鹸、合成化粧石鹸等の石鹸;ピールオフパック、粉末パック、ウォッシングパック、オイルパック、クレンジングマスク等のパック・マスク類;保湿エッセンス、美白エッセンス、紫外線防止エッセンス等のエッセンス;リポソーム美容液、リポソーム化粧水が好ましいものとして挙げられる。
メーキャップ化粧料としては、白粉・打粉類、ファンデーション類、口紅類、リップグロス、頬紅類、アイライナー、マスカラ、アイシャドー、眉墨、アイブロー、ネイルエナメル、エナメルリムーバー、ネイルトリートメントが好ましいものとして挙げられる。
芳香化粧料としては、香水、パフューム、パルファム、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロン、練香水、芳香パウダー、香水石鹸、ボディローション、バスオイルが好ましいものとして挙げられる。
ボディ化粧料としては、ボディシャンプー等のボディ洗浄料;デオドラントローション、デオドラントパウダー、デオドラントスプレー、デオドラントスティック等の防臭化粧料;脱色剤、脱毛・除毛剤;浴用剤;虫よけスプレー等のインセクトリペラーが好ましいものとして挙げられる。
また、皮膚外用剤としては、軟膏剤、貼付剤、ローション剤、リニメント剤、液状塗布剤などの剤型でとしても用いることができる。また、歯磨き、マウスウォッシュ等の口腔内化粧料としても用いることが出来る。
本発明の化粧料又は皮膚外用剤の剤型としては、水中油(O/W)型、油中水(W/O)型、W/O/W型、O/W/O型等の乳化型化粧料、油性化粧料、固形化粧料、液状化粧料、練状化粧料、スティック状化粧料、揮発性油型化粧料、粉状化粧料、ゼリー状化粧料、ジェル状化粧料、ペースト状化粧料、乳化高分子型化粧料、シート状化粧料、ミスト状化粧料、スプレー型化粧料等の剤型が好ましいものとして挙げられる。
本発明の複合体を含有する食品としては、本発明の複合体以外に通常食品 に添加可能な成分、例えば、賦形剤、増量剤、結合剤、増粘剤、乳化剤、滑沢剤、湿潤剤、懸濁剤、調味料、糖類、食用油脂、着色料、香料、栄養成分、食品添加物等を添加することが好ましい。本発明の食品は、これらから選ばれる1種又は2種以上を含有させることによって、食品としての安定性、嗜好性、テクスチャー等を調整することができる。これらの配合量は、成分の種類によって変化するが、好ましくは、1成分あたり0.0001重量%〜99.9重量%、より好ましくは、1成分あたり0.001重量%〜99重量%である。
本発明の複合体を含有する食品の形状としては、固体状(粉末、顆粒状その他)、ペースト状、液状又は懸濁液状のいずれでもよい。具体的には、茶系飲料、発酵乳飲料、スポーツ飲料、炭酸飲料、栄養飲料などの飲料;パン、ビスケット、キャンディー、ゼリーなどのパン・菓子類;ヨーグルト、ハムなどの乳肉加工食品;味噌、ソース、タレ、ドレッシングなどの調味料;豆腐、麺類などの加工食品;マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングなどの油脂加工食品;粉末飲料、粉末スープなどの粉末食品などが挙げられる。さらにその形状が、カプセル状、タブレット状、粉末状、顆粒状などにした健康食品や特定保健用食品などを挙げることができる。
以下、本発明につき実施例を用いてより詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでない。
製造例1
アスタキサンチン20%油懸濁液(武田紙器製)1gとフィトステロール(タマ生化学製)0.3gと水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)8.7gとをt−ブチルアルコール90gに溶解させた後、液体窒素にて瞬時に凍結し、凍結乾燥装置(東京理化器械製、FDU−2200型)にて凍結乾燥を行った。圧力は10Pa以下、トラップ温度は−80℃とした。このようにして得られた複合体は、均質な赤色の粉末であった。
製造例2
20%ルテイン油懸濁液(光洋商会製)1gとフィトステロール(タマ生化学製)1gと水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)8gとをt−ブチルアルコール90gに溶解させた後、液体窒素にて瞬時に凍結し、凍結乾燥装置(東京理化器械製、FDU−2200型)にて凍結乾燥を行った。圧力は10Pa以下、トラップ温度は−80℃とした。このようにして得られた複合体は、均質な橙色の粉末であった。
製造例3
γ−オリザノール(築野食品製)1gと水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)9gとをt−ブチルアルコール90gに溶解させた後、液体窒素にて瞬時に凍結し、凍結乾燥装置(東京理化器械製、FDU−2200型)にて凍結乾燥を行った。圧力は10Pa以下、トラップ温度は−80℃とした。このようにして得られた複合体は、均質な白色の粉末であった。
製造例4
クエルセチン(和光純薬製)0.1gとフィトステロール(タマ生化学製)1gと水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)8.8gとをt−ブチルアルコール90gに溶解させた後、液体窒素にて瞬時に凍結し、凍結乾燥装置(東京理化器械製、FDU−2200型)にて凍結乾燥を行った。圧力は10Pa以下、トラップ温度は−80℃とした。このようにして得られた複合体は、均質な黄色の粉末であった。
製造例5
ヘスペリジン(和光純薬製)0.2gとフィトステロール(タマ生化学製)0.5gと水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)9.3gとをt−ブチルアルコール90gに溶解させた後、液体窒素にて瞬時に凍結し、凍結乾燥装置(東京理化器械製、FDU−2200型)にて凍結乾燥を行った。圧力は10Pa以下、トラップ温度は−80℃とした。このようにして得られた複合体は、均質な白色の粉末であった。
製造例6
ゲニステイン及びゲニスチンを主成分とするイソフラボンを40%、サポニンを10%含有する大豆抽出物(光洋商会製、ソルゲン40)1gと水添大豆レシチン(ツルーレシチン製SLPホワイトH)9gとをt−ブチルアルコール90gに溶解させた後、液体窒素にて瞬時に凍結し、凍結乾燥装置(東京理化器械製、FDU−2200型)にて凍結乾燥を行った。圧力は10Pa以下、トラップ温度は−80℃とした。このようにして得られた複合体は、均質な白色の粉末であった。
製造例7
フェルラ酸(築野食品製)1gとフィトステロール(タマ生化学製)1gと水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)8gとをt−ブチルアルコール90gに溶解させた後、液体窒素にて瞬時に凍結し、凍結乾燥装置(東京理化器械製、FDU−2200型)にて凍結乾燥を行った。圧力は10Pa以下、トラップ温度は−80℃とした。このようにして得られた複合体は、均質な白色の粉末であった。
製造例8
β−カロテン(和光純薬製)0.2gとフィトステロール(タマ生化学製)1gと水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)8.8gとをシクロヘキサン90gに溶解させた後、噴霧乾燥装置(東京理化機械(株)製、スプレードライヤーSD−1型)で噴霧乾燥した。噴霧空気圧力は1.5kg/cm2、送液速度は5g/分、チャンバー入口温度は65℃、出口温度は40℃とした。このようにして得られた複合体は、均質な橙色の粉末であった。
製造例9
プロアントシアニジン(キッコーマン製)0.2gとフィトステロール(タマ生化学製)0.5gと水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)9.3gとをシクロヘキサン90gに溶解させた後、噴霧乾燥装置(東京理化機械(株)製、スプレードライヤーSD−1型)で噴霧乾燥した。噴霧空気圧力は1.5kg/cm2、送液速度は5g/分、チャンバー入口温度は65℃、出口温度は40℃とした。このようにして得られた複合体は、均質な茶色の粉末であった。
製造例10
9%レチノール油懸濁液(理研ビタミン製)1.0gとd−δ−トコフェロール(エーザイ製)0.1gとコレステロール(日本精化製)1gと水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)7.9gとをシクロヘキサン90gに溶解させた後、噴霧乾燥装置(東京理化機械(株)製、スプレードライヤーSD−1型)で噴霧乾燥した。噴霧空気圧力は1.5kg/cm2、送液速度は5g/分、チャンバー入口温度は65℃、出口温度は40℃とした。このようにして得られた複合体は、均質な赤色の粉末であった。
製造例11
硫酸シトステロール(アリスタライフサイエンス製)1gと水添大豆レシチン(ツルーレシチン製SLPホワイトH)9gとをシクロヘキサン90gに溶解させた後、噴霧乾燥装置(東京理化機械(株)製、スプレードライヤーSD−1型)で噴霧乾燥した。噴霧空気圧力は1.5kg/cm2、送液速度は5g/分、チャンバー入口温度は65℃、出口温度は40℃とした。このようにして得られた複合体は、均質な白色の粉末であった。
製造例12
コエンザイムQ10(日清ファーマ製)100gと50%トコトリエノール(カロテック社製)10gとフィトステロール(日本精化製)50gと水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)840gとをシクロヘキサン80Lに溶解させた後、瞬間真空乾燥機(ホソカワミクロン製、CRUX8B型)を用いて噴霧乾燥した。加熱管の温度を70℃、出口に設けられた真空室の真空度を60〜70mmHgとした。このようにして得られた複合体は均質な黄色の粉末であった。
製造例13
α−リポ酸(立山化成製)50gとフィトステロール(タマ生化学製)30gと水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)920gとをシクロヘキサン100Lに溶解させた後、瞬間真空乾燥機(ホソカワミクロン製、CRUX8B型)を用いて噴霧乾燥した。加熱管の温度を70℃、出口に設けられた真空室の真空度を60〜70mmHgとした。このようにして得られた複合体は均質な淡黄色の粉末であった。
実施例1
製造例1で得られた複合体0.2gを1,3−ブチレングリコール10gに分散後、この液を水90gに添加し、ホモミキサー(特殊機化製)にて攪拌(70℃、5000rpm、20分)した。得られた分散液はやや透明感のある赤色の液であった。
実施例2
製造例2で得られた複合体を用いて、実施例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある橙色の液であった。
実施例3
製造例3で得られた複合体を用いて、実施例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある白色の液であった。
実施例4
製造例4で得られた複合体を用いて、実施例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある黄色の液であった。
実施例5
製造例5で得られた複合体を用いて、実施例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある白色の液であった。
実施例6
製造例6で得られた複合体を用いて、実施例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある白色の液であった。
実施例7
製造例7で得られた複合体を用いて、実施例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある白色の液であった。
実施例8
製造例8で得られた複合体を用いて、実施例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある橙色の液であった。
実施例9
製造例9で得られた複合体を用いて、実施例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある薄茶色の液であった。
実施例10
製造例10で得られた複合体を用いて、実施例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある赤色の液であった。
実施例11
製造例11で得られた複合体を用いて、実施例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある白色の液であった。
実施例12
製造例12で得られた複合体を用いて、実施例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある橙色の液であった。
実施例13
製造例13で得られた複合体を用いて、実施例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある黄色の液であった。
比較例1
製造例1の複合体と同じ組成の混合物(各成分を混ぜ合わせたのみ)0.2gを1,3−ブチレングリコール10gに分散後、この液を水90gに添加し、ホモミキサー(特殊機化製)にて攪拌(70℃、5000rpm、20分)した。得られた分散液はやや透明感のある赤色の液であったが、沈降物が存在した。
比較例2
製造例2の複合体と同じ組成の混合物(各成分を混ぜ合わせたのみ)を比較例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある橙色の液であったが、沈降物が存在した。
比較例3
製造例12の複合体と同じ組成の混合物(各成分を混ぜ合わせたのみ)を比較例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある橙色の液であったが、沈降物が存在した。
比較例4
製造例13の複合体と同じ組成の混合物(各成分を混ぜ合わせたのみ)を比較例1と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある黄色の液であったが、沈降物が存在した。
比較例5
製造例1の複合体と同じ組成の混合物(各成分を混ぜ合わせたのみ)0.2gを1,3−ブチレングリコール10gに分散後、この液を水90gに添加し、ホモミキサー(特殊機化製)にて攪拌(70℃、5000rpm、20分)した後、さらに高圧乳化機(みずほ工業製マイクロフルイダイザー)にて分散させた。得られた分散液はやや透明感のある赤色の液であった。
比較例6
製造例2の複合体と同じ組成の混合物(各成分を混ぜ合わせたのみ)を比較例5と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある橙色の液であった。
比較例7
製造例12の複合体と同じ組成の混合物(各成分を混ぜ合わせたのみ)を比較例5と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある橙色の液であった。
比較例8
製造例13の複合体と同じ組成の混合物(各成分を混ぜ合わせたのみ)を比較例5と同様にして水分散液を作製した。得られた分散液はやや透明感のある黄色の液であった。
比較例9
フィトステロール0.3g(タマ生化学製)と水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)8.7gとをt−ブチルアルコール90gに溶解させた後、液体窒素にて瞬時に凍結し、凍結乾燥装置(東京理化器械製、FDU−2200型)にて凍結乾燥を行い、フィトステロール−リン脂質複合体を作製した。この複合体0.18gと20%アスタキサンチン油懸濁液(武田紙器製)0.02gを1,3−ブチレングリコール10gに分散後、この液を水90gに添加し、ホモミキサー(特殊機化製)にて攪拌(70℃、5000rpm、20分)した。得られた分散液はやや透明感のある赤色の液であった。
比較例10
フィトステロール1g(タマ生化学製)と水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)8gとをt−ブチルアルコール90gに溶解させた後、液体窒素にて瞬時に凍結し、凍結乾燥装置(東京理化器械製、FDU−2200型)にて凍結乾燥を行い、フィトステロール−リン脂質複合体を作製した。この複合体0.18gと20%ルテイン油懸濁液(光洋商会製)0.02gを1,3−ブチレングリコール10gに分散後、この液を水90gに添加し、ホモミキサー(特殊機化製)にて攪拌(70℃、5000rpm、20分)した。得られた分散液はやや透明感のある赤色の液であった。
比較例11
フィトステロール200g(タマ生化学製)と水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)800gとをシクロヘキサン100Lに溶解させた後、瞬間真空乾燥機(ホソカワミクロン製、CRUX8B型)を用いて噴霧乾燥を行い、フィトステロール−リン脂質複合体を作製した。この複合体0.18gとコエンザイムQ10(日清ファーマ製)0.015g、50%トコトリエノール(カロテック社製)0.005gを1,3−ブチレングリコール10gに分散後、この液を水90gに添加し、ホモミキサー(特殊機化製)にて攪拌(70℃、5000rpm、20分)した。得られた分散液はやや透明感のある黄色の液であった。
比較例12
フィトステロール200g(タマ生化学製)と水添大豆レシチン(ホスホリピッド社製ホスホリポン90H)800gとをシクロヘキサン100Lに溶解させた後、瞬間真空乾燥機(ホソカワミクロン製、CRUX8B型)を用いて噴霧乾燥を行い、フィトステロール−リン脂質複合体を作製した。この複合体0.18gとα−リポ酸(立山化成製)0.02gを1,3−ブチレングリコール10gに分散後、この液を水90gに添加し、ホモミキサー(特殊機化製)にて攪拌(70℃、5000rpm、20分)した。得られた分散液はやや透明感のある黄色の液であった。
実施例14 分散安定性試験1
実施例1〜13、及び、比較例1〜12で得られた水分散液について、50℃、1ヶ月の分散安定性試験を実施した(表1)。結果、本発明の複合体を用いた実施例1〜13の水分散液は50℃、1ヶ月後も沈降物はなく安定であった。それに対して複合化していない各成分をホモミキサーにて攪拌して作製した比較例1〜4の水分散液は作製直後から沈降物が存在し安定な分散液にはならなかった。また、複合化していない各成分をホモミキサーにて攪拌後、さらに高圧乳化機にて分散させた比較例5〜8の水分散液は、作製直後こそ沈降物は見られなかったが、50℃、1ヶ月後には沈降物が確認された。さらに、ステロールとリン脂質のみを複合体し、この複合体と難水溶性の生理活性物質をホモミキサーにて攪拌して作製した比較例9〜12の水分散液に関しても、50℃、1ヶ月後には沈降物が確認された。このことより、難水溶性の生理活性物質とリン脂質、あるいは、難水溶性の生理活性物質とステロールとリン脂質を複合化することにより、安定な水分散液が得られることが明らかとなった。また、その分散液の調製方法はホモミキサーで攪拌するだけの簡便なものであった。
表1
――――――――――――――――――――――――――――
分散安定性(50℃/1ヶ月後)
――――――――――――――――――――――――――――
実施例1 ◎
実施例2 ◎
実施例3 ◎
実施例4 ◎
実施例5 ◎
実施例6 ◎
実施例7 ◎
実施例8 ◎
実施例9 ◎
実施例10 ◎
実施例11 ◎
実施例12 ◎
実施例13 ◎
比較例1 ×
比較例2 ×
比較例3 ×
比較例4 ×
比較例5 ○
比較例6 △
比較例7 ○
比較例8 ○
比較例9 △
比較例10 ○
比較例11 △
比較例12 ○
――――――――――――――――――――――――――
評価基準
◎:沈降物は見られない
○:わずかに沈降物が見られる
△:沈降物あり
×:作製直後から沈降物あり
実施例15 分散安定性試験2
実施例1〜13で得られた水分散液について、粒度分布計(マルバーン社製ゼータサイダー)を用いて平均粒子径を測定した(表2)。結果、いずれの分散液も100nm以下であった。さらに50℃、1ヶ月後の平均粒子径も測定したところ、平均粒子径はほとんど変化がないことが確認された。
表2
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
平均粒子径(作成直後) 平均粒子径(50℃/1ヶ月後)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
製造例1の複合体 74 nm 77 nm
製造例2の複合体 68 70
製造例3の複合体 85 83
製造例4の複合体 69 72
製造例5の複合体 75 75
製造例6の複合体 72 75
製造例7の複合体 79 79
製造例8の複合体 68 70
製造例9の複合体 70 68
製造例10の複合体 77 77
製造例11の複合体 80 85
製造例12の複合体 82 83
製造例13の複合体 77 80
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
実施例16 官能試験
アスタキサンチンを水に分散させた実施例1、比較例1、比較例5、比較例9の分散液について、皮膚へ塗布した際の官能試験を実施した。7名のパネラーが皮膚上での伸び、すべり感、べたつきのなさの3項目について評価し、その結果を表3にまとめた。結果、実施例1の分散液がもっとも感触に優れることが分かった。このことより、複合化せずに水に分散液させるよりも、複合化した方が得られる分散液の感触が向上することが確認された。よって、本発明の複合体は化粧料または皮膚外用剤に使用した際に、良好な感触が得られるものと考えられた。
表3
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
皮膚上での伸び すべり感 べたつきのなさ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
実施例1 ◎ ◎ ◎
比較例1 △ × △
比較例5 ◎ ○ ○
比較例9 ◎ △ △
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
評価基準
◎:極めて良好
○:良好
△:やや不良
×:不良
実施例17 保存安定性
レチノールとビタミンEを含有する実施例10の水分散液について、レチノールの安定性試験を実施した。レチノールの定量はHPLC法にて行った。比較として、界面活性剤(POE(20)セチルアルコールエーテル)を用いて実施例10と同じ濃度のレチノールとビタミンEを水に乳化させた組成物についても同様に試験した。表4に25℃で7日間保存した後のレチノールの残存率を示した。結果、比較とした乳化組成物に対して、実施例10の水分散液の方が、レチノールの残存率が高かった。よって、本発明の複合体を用いて水に分散させることにより、難水溶性の生理活性物質であるレチノールの水中での安定性が向上することが分かった。
表4
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
残存率(25℃/7日後)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
実施例10の水分散液 89%
比較の乳化組成物 60%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
実施例18 化粧水
造例2の複合体を用いて下記処方の化粧水を作製した。得られた化粧水は安定性が高く、使用感も良好で効果の持続するものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 BG 2.0
2 グリセリン 3.0
3 クエン酸 0.01
4 クエン酸Na 0.1
5 キサンタンガム 0.05
6 製造例2の複合体 1.0
7 オレイン酸ソルビタン 0.1
8 テトラオレイン酸ソルベス−60 0.9
9 エタノール 7.0
10 防腐剤 適量
11 香料 微量
12 精製水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
各成分を70℃で均一に撹拌混合した。
実施例19 ローション
製造例3の複合体を用いて下記処方のローションを作製した。得られたローションは安定性が高く、使用感に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 BG 2.0
2 マルチトール 1.0
3 クエン酸 0.1
4 クエン酸Na 0.05
5 フェノールスルホン酸亜鉛 0.1
6 製造例3の複合体 1.5
7 PEG−60水添ヒマシ油 0.5
8 エタノール 15.0
9 防腐剤 適量
10 香料 微量
11 精製水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
各成分を70℃で均一に撹拌混合した。
実施例20 化粧水
製造例1、12の複合体を用いて下記処方の化粧水を作製した。得られた化粧水は安定性が高く、使用感も良好で効果の持続するものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 乳酸 0.01
2 乳酸ナトリウム 0.1
3 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.0
4 1,3−ブチレングリコール 3.0
5 ジプロピレングリコール 1.0
6 精製水 残余
7 製造例12の複合体 1.5
8 製造例1の複合体 0.5
9 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.2
10 防腐剤 適量
11 セラミド3 0.01
12 セラミド2 0.01
13 フィトスフィンゴシン 1.0
14 エタノール 10.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.1〜6を50℃で攪拌混合した(A部)。No.7〜14を50℃で攪拌混合した(B部)。BをAに撹拌しながら徐々に加え可溶化した。撹拌しながら冷却し,30℃で攪拌を留め、放置した。
実施例21 エモリエントミルク
製造例4の複合体を用いて下記処方のエモリエントミルクを作製した。得られたエモリエントミルクは安定性が高く、伸びが良くてしっとり感を付与するものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 製造例4の複合体 1.5
2 YOFCO MAS(日本精化) 2.0
3 イソオクタン酸セチル 2.0
4 トリオクタン酸トリメチロールプロパン 3.0
5 パルミチン酸イソステアリル 4.0
6 トリオクタノイン 4.0
7 スクワラン 2.0
8 ミリスチルアルコール 1.0
9 水添パーム油 3.5
10 ステアリン酸グリセリル(SE) 1.5
11 ステアリン酸グリセリル 3.0
12 ステアリン酸ソルビタン 1.0
13 ポリソルベート65 0.5
14 ステアリン酸PEG−40 0.5
15 ジメチコン 1.5
16 水添レシチン 0.05
17 プロピルパラベン 0.15
18 BG 5.0
19 グリセリン 3.0
20 フェノキシエタノール 0.2
21 メチルパラベン 0.1
22 精製水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.2〜17を約80℃に加温し、溶解させた(A部)。No.1、No.18〜22を約80℃に加温し溶解させた(B部)。A部にB部を加えホモミキサーにて乳化させた後、40℃まで冷却した。
実施例22 乳液
製造例5の複合体を用いて下記処方の乳液を作製した。得られた乳液は安定性が高く、伸びが良くてしっとり感を付与するものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 Phytopresome Cera−2 1.0
(日本精化)
2 製造例5の複合体 0.5
3 ステアリン酸 2.0
4 ワセリン 3.0
5 セチルアルコール 1.0
6 ベヘニルアルコール 0.5
7 ソルビタンモノオレイン酸エステル 2.0
8 ポリエチレングリコール1500 3.0
9 1,3−ブチレングリコール 5.0
10 トリエタノールアミン 1.0
11 キサンタンガム 0.1
12 香料 適量
13 防腐剤 適量
14 精製水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.1、2、8、9、10、11、14を加え70℃に加熱混合した(水相)。その他の成分を混合し70℃に加熱溶解した(油相)。水相にかき混ぜながら油相を徐々に加え予備乳化した。更に乳化機にて均一に乳化して室温まで冷却した。
実施例23 乳液
製造例13の複合体を用いて下記処方の乳液を作製した。得られた乳液は安定性が高く、使用感に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 製造例13の複合体 1.5
2 セバシン酸ジエチル 1.0
3 グリセリン 10.0
4 キサンタンガム 0.05
5 Tremoist−TP(日本精化) 0.05
6 ヒドロキシプロピルセルロース 0.1
7 1,2−ペンタンジオール 0.1
8 アルブチン 3.0
9 精製水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(調製方法)
No.1〜3を約70℃に加温混合した(A部)。別容器でNo.7〜9を70℃で混合溶解させた(B部)。B部にA部を加え、ホモミキサーにて乳化させた。さらにNo.4〜6を加えホモミキサーにて攪拌した後、40℃まで冷却した。
実施例24 乳液
製造例9の複合体を用いて下記処方の乳液を作製した。得られた乳液は安定性が高く、使用感に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 スクワラン 2.0
2 YOFCO MAC(日本精化) 1.0
3 製造例9の複合体 1.0
4 Presome R−3(日本精化) 1.0
5 Lipidure PMB(日本油脂) 0.01
6 ステアリン酸 2.0
7 ワセリン 3.0
8 セチルアルコール 1.0
9 ソルビタンモノオレイン酸エステル 2.0
10 ポリエチレングリコール1500 3.0
11 1,3−ブチレングリコール 5.0
12 トリエタノールアミン 1.0
13 香料、防腐剤 適量
14 精製水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.3、4、5、10〜14を混合し80℃で加熱溶解した(水相)。その他の成分を混合し80℃で加熱溶解した(油相)。水相に油相をかき混ぜながら徐々に加え予備乳化した。更に乳化機にて均一に乳化して室温まで冷却した。
実施例25 エモリエントクリーム
製造例6の複合体を用いて下記処方のエモリエントクリームを作製した。得られたエモリエントクリームは安定性が高く、塗布した際の伸びが良く保湿効果に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 製造例6の複合体 1.5
2 YOFCO MAS(日本精化) 1.0
3 Phytocompo−PP(日本精化)1.0
4 ステアリン酸 3.0
5 ワセリン 6.0
6 セチルアルコール 5.0
7 L−カルノシン 0.05
8 POE(20)セチルアルコールエーテル 2.0
9 PPGモノステアリン酸エステル 3.0
10 ジプロピレングリコール 3.0
11 グリセリン 3.0
12 アルブチン(日本精化) 0.5
13 DES(日本精化) 1.0
14 トリエタノールアミン 1.0
15 防腐剤、酸化防止剤 適量
16 精製水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.1、7、10、11、12、14、15.16を混合し70℃で加温溶解した(水相)。その他の成分を混合し70℃で加温溶解した(油相)。水相にかき混ぜながら油相を徐々に加え攪拌した後、乳化機で均一に乳化し室温まで冷却した。
実施例26 エモリエントクリーム
製造例9の複合体を用いて下記処方のエモリエントクリームを作製した。得られたエモリエントクリームは安定性が高く、塗布した際の伸びが良く保湿効果に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 製造例9の複合体 1.5
2 IOTG(日本精化) 3.0
3 Composite−PC (日本精化) 1.0
4 ベヘニルアルコール 6.0
5 BG 5.0
6 メチルパラベン 0.1
7 フェノキシエタノール 0.4
8. スクワラン 25.0
9 ジステアリン酸Al 1.6
10 ステアリン酸Mg 1.6
11 マイクロクリスタリンワックス 3.0
12 硫酸マグネシウム 0.5
13 精製水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.8〜11を一旦約150℃に加温し、均一に溶解させた(A部)。No.2、4〜7を約80℃に加温し、溶解させた(B部)。No.1、3、12、13を約80℃に加温した(C部)。約80℃でA部にB部を加えて混合した。攪拌しながらC部を徐々に加え、1分間攪拌後急冷した。
実施例27 エモリエントクリーム
製造例1、8の複合体を用いて下記処方のエモリエントクリームを作製した。得られたエモリエントクリームは安定性が高く、塗布した際の伸びが良く保湿効果に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 スクワラン 10.0
2 IOTG(日本精化) 7.0
3 製造例8の複合体 1.5
4 製造例1の複合体 1.0
5 セチルアルコール 5.0
6 ステアリン酸 3.0
7 POE(20)セチルアルコールエーテル 3.0
8 PPGモノステアリン酸エステル 3.0
9 ジプロピレングリコール 5.0
10 α−リポ酸 1.0
11 セバシン酸ジエチル 1.0
12 アスコルビン酸−2−グルコシド 0.5
13 グリセリン 5.0
14 トリエタノールアミン 1.0
15 防腐剤、酸化防止剤 適量
16 精製水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.3、4、9、12、13、14、16を混合し70℃で加温溶解した(水相)。その他の成分を混合し70℃で加温溶解した(油相)。水相にかき混ぜながら油相を徐々に加え攪拌した後、乳化機で均一に乳化し室温まで冷却した。
実施例28 サンスクリーン
製造例2の複合体を用いて下記処方のサンスクリーンを作製した。得られたサンスクリーンは安定性が高く、使用感に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 製造例2の複合体 10.0
2 スクワラン 22.5
3 IOTG(日本精化) 2.7
4 ジステアリン酸Al 1.6
5 ステアリン酸Mg 1.6
6 マイクロクリスタリンワックス 2.7
7 ベヘニルアルコール 4.8
8 酸化チタン 9.0
9 BG 5.0
10 メチルパラベン 0.2
11 Neosolue−DE(日本精化) 1.0
12 コレステロール(日本精化) 0.8
13 プロピルパラベン 0.2
14 硫酸Mg 0.5
15 精製水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.8にNo.2の一部、No.3を秤りとり、ミルで混練した(A部)。No.2の残り、NO.4〜6を約150℃に加温して溶解した(B部)。No.7、11、12、13を秤りとり、約80℃に加温して溶解した(C部)。No.1、9、10、14、15を約80℃に加温して溶解すした(D部)。B部にC部を加えて混合した後、A部加えて均一にした(E部)。E部にD部を加えて攪拌し、乳化後40℃まで冷却した。
実施例29 サンスクリーン
製造例7の複合体を用いて下記処方のサンスクリーンを作製した。得られたサンスクリーンは安定性が高く、使用感に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 微粒子酸化チタン 5.0
2 イオン交換水 54.95
3 1,3−ブチレングリコール 7.0
4 エデト酸二ナトリウム 0.05
5 トリエタノールアミン 1.0
6 製造例7の複合体 1.5
7 パラメトキシ桂皮酸オクチル 5.0
8 スクワラン 10.0
9 オキシベンゾン 2.0
10 Neosolue−MP(日本精化) 3.0
11 ステアリン酸 3.0
12 グリセリルモノステアレート 3.0
13 ポリアクリル酸エチル 1.0
14 酸化防止剤 適量
15 防腐剤 適量
16 香料 適量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.2〜6を70℃に加熱し溶解させた。これにNo.1を加え十分分散させた。この中にNo.7〜16を加熱溶解させたものを加え、ホモジナイザーを用いて乳化分散し、室温まで撹拌冷却した。
実施例30 口紅
製造例5、10の複合体を用いて下記処方の口紅を作製した。得られた口紅は安定性が高く、艶があり塗布感に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 LUSPLAN DD−DHR(日本精化)10.0
2 Plandool−H(日本精化) 38.5
3 製造例10の複合体 0.5
4 製造例5の複合体 1.0
5 LUSPLAN PI−DA(日本精化) 20.0
6 カルナウバロウ 3.0
7 キャンデリラロウ 6.0
8 セレシン 5.0
9 マキシリップ 1.0
10 α―リポ酸 0.1
11 二酸化チタン 6.0
12 赤色201号 1.0
13 赤色202号 2.0
14 酸化鉄黒 1.0
15 香料、酸化防止剤 適量
16 精製水 残量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.11〜14をNo.2の一部に加えローラーで練り、均一に混合した(A部)。No.1、2、5、6、7、8、9、10、15を混合し加熱溶解した(B部)。更にNo.16に溶解したNo.3、4を加え、ホモミキサーで均一に分散した(C部)。B部にA部を加え、さらにC部を加えて分散、脱気後、型に流し込み急冷し、スティック状とした。
実施例31 リップグロス
製造例10の複合体を用いて下記処方のリップグロスを作製した。得られたリップグロスは安定性が高く、艶があり塗布感に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 ポリエチレンワックス (m.p.88℃) 0.2
2 12−ヒドロキシステアリン酸 1.5
3 Plandool−S(日本精化) 35.0
4 LUSPLAN DD−DA7(日本精化) 35.0
5 製造例10の複合体 1.0
6 流動パラフィン 13.3
7 煙霧状シリカ 2.0
アエロジルR972(日本アエロジル)
8 雲母チタン 12.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

( 製造方法 )
No.1〜6を均一に加熱混合した後、No.7〜8を加え、均一に混合する。これを容器に充填した。
実施例32 ファンデーション
製造例4の複合体を用いて下記処方のファンデーションを作製した。得られたファンデーションは安定性が高く、使用感に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 製造例4の複合体 2.0
2 タルク 24.0
3 酸化鉄 1.9
4 酸化チタン 20.0
5 シクロメチコン 3.5
6 トリメチルシロキシケイ酸 1.5
7 ジメチコン 2.0
8 トコフェロール 0.1
9 メトキシケイヒ酸オクチル 1.0
10 フェノキシエタノール 0.4
11 マイカ 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.1〜No.11を高速攪拌し、均一に混合した。
実施例33 乳化ファンデーション
製造例6の複合体を用いて下記処方の乳化ファンデーションを作製した。得られた乳化ファンデーションは安定性が高く、使用感に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 イオン交換水 57.4
2 分散剤 0.1
3 ジプロピレングリコール 5.0
4 防腐剤 適量
5 製造例6の複合体 1.5
6 デカメチルシクロペンタシロキサン 12.0
7 POE変性ジメチルポリシロキサン 4.0
8 亜鉛華 10.0
9 セリサイト 0.36
10 二酸化チタン 8.32
11 酸化鉄黄 0.8
12.酸化鉄赤 0.36
13 酸化鉄黒 0.16
14 香料 適量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.1〜5を70℃に加熱撹拌後、No.9〜13を添加し分散処理した。これをあらかじめ70℃に加熱しておいたNo.6〜8に添加して乳化分散した。その後室温まで冷却してNo.14を加えた。
実施例34 クレンジングジェル
製造例11の複合体を用いて下記処方のクレンジングジェルを作製した。得られたクレンジングジェルは安定性が高く、使用後もつっぱり感がなく、良好な使用感を有するものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 製造例11の複合体 2.0
2 IOTG(日本精化) 15.0
3 ベルポールDC−30(日本精化) 2.0
4 LUSPLAN DD−IS(日本精化) 15.0
5 PEG−25水添ヒマシ油 20.0
6 グリセリン 16.0
7 BG 5.0
8 ネオペンタン酸イソデシル 1.0
9 精製水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.2〜No.8を秤りとり、約80℃に加温して溶解した(A部)。No.1、No.9を秤りとり、約80℃に加温した(B部)。攪拌しながらA部にB部を徐々に加え、乳化後40℃まで冷却した。
実施例35 洗顔フォーム
製造例7の複合体を用いて下記処方の洗顔フォームを作製した。得られた洗顔フォームは安定性が高く、使用後の皮膚につるっとすべり感、しっとり感を与えるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 (ヤシ脂肪酸/水添牛脂脂肪酸) 20.0
グルタミン酸Na
2 1,3−ブチレングリコール 14.0
3 製造例7の複合体 1.0
4 ポリエチレングリコール400 5.0
5 ポリエチレングリコール1500 10.0
6 ラウリン酸ジエタノールアミド 2.0
7 1,2−ペンタンジオール 0.1
8 1,2−ヘキサンジオール 0.2
9 Lipidure A(日本油脂) 1.0
10 結晶セルロース 10.0
11 ステアリン酸ブチル 1.0
12 トコフェロール 0.2
13 精製水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.1〜8、11を約80℃に加温し溶解させた。溶解後No.12、13を加え、溶解させた。約60℃で攪拌しながら、No.9、10を加え約40℃まで冷却した。
実施例36 ボディシャンプー
製造例5の複合体を用いて下記処方のボディシャンプーを作製した。得られたボディシャンプーは安定性が高く、使用後の皮膚につるっとすべり感、しっとり感を与えるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 ラウリル硫酸TEA(40%) 40.0
2 ラウレス硫酸Na(30%) 20.0
3 ラウラミドDEA 5.0
4 パルミチン酸グリセリル 1.0
5 製造例5の複合体 1.0
6 Lipidure NR(日本油脂) 1.0
7 PG 5.0
8 香料 0.2
9 メチルパラベン 0.1
10 プロピルパラベン 0.2
11 Plandool−G(日本精化) 1.0
12 精製水 25.5
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.1〜13を約80℃に加温し均一に溶解させ、攪拌しながら冷却した。
実施例37 ヘアコンディショナー
製造例3の複合体を用いて下記処方のヘアコンディショナーを作製した。得られたヘアコンディショナーは安定性が高く、毛髪にさらっとしたすべり感を与えるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 製造例3の複合体 2.0
2 ベヘニルアルコール 8.0
3 ラノリン 1.0
4 2−オクチルドデカノール 6.0
5 イソオクタン酸セチル 4.0
6 POE(7)オレイルエーテル 2.0
7 1,3−ブチレングリコール 12.0
8 防腐・殺菌剤 適量
9 香料・色素 適量
10 精製水 残量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.1〜6を混合し70℃で加温溶解した(A部)。No.7〜10を混合し70℃で加温溶解した(B部)。A部にB成分を加え混合し、撹拌しながら30℃まで冷却した。
実施例38 乳化型皮膚外用剤
製造例12の複合体を用いて下記処方の乳化型皮膚外用剤を作製した。得られた乳化型皮膚外用剤は安定性が高く、使用感に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 製造例12の複合体 1.0
2 ヘキシレングリコール 10.0
3 植物性スクワラン 1.0
4 精製水 残量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
No.1〜3を混合し70℃に加温後、同じく70℃に加温した精製水を加えホモジナイザーで分散させた。
実施例39 乳飲料
製造例6の複合体を用いて下記処方の乳飲料を作製した。得られた乳飲料は安定性が高く、嗜好性に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 製造例6の複合体 2.0
2 大豆たんぱく質 10.0
3 果糖・ブドウ糖液糖 5.0
4 デキストリン 10.0
5 精製大豆油 4.0
6 ショ糖脂肪酸エステル 0.2
7 香料 適量
8 精製水 残量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
全成分を混ぜ合わせてホモミキサーにて攪拌し、1次乳化した。この液を80℃まで加温し、高圧乳化機にて2次乳化を行った。
実施例40 ヨーグルト飲料
製造例13の複合体を用いて下記処方のヨーグルト飲料を作製した。得られたヨーグルト飲料は安定性が高く、嗜好性に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 製造例13の複合体 0.5
2 ヨーグルト 45.0
3 果糖・ブドウ糖液糖 5.0
4 MHペクチン 10.0
5 オレンジ果汁(12%) 30.0
6 香料 適量
7 精製水 残量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
全成分を混ぜ合わせてホモミキサーにて攪拌し、1次乳化した。この液を80℃まで加温し、高圧乳化機にて2次乳化を行った。
実施例41 清涼飲料
製造例12の複合体を用いて下記処方の清涼飲料を作製した。得られた清涼飲料は安定性が高く、嗜好性に優れるものであった。

成 分 配合量(重量%)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 製造例12の複合体 0.2
2 オレンジ透明果汁 0.2
3 果糖・ブドウ糖液糖 15.0
4 L−アスコルビン酸 0.1
5 クエン酸 0.2
6 クエン酸ナトリウム 0.05
7 香料 適量
8 精製水 残量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(製造方法)
全成分を混合後、約70℃まで加温しホモミキサーにて攪拌混合した。

Claims (3)

  1. 以下の(A)〜(C);
    (A)α−カロテン、β−カロテン、γ−カロテン、リコピン、β−クリプトキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン、カンタキサンチン、アスタキサンチンから選ばれる1種又は2種以上のカロテノイド類
    (B)ステロール
    (C)リン脂質
    が有機溶媒中に均一に溶解している溶液から有機溶媒を除去して、(A)〜(C)を同時に析出せしめて得られる乳化又は可溶化組成物の調製に使用される化粧料用のカロテノイド類−ステロール−リン脂質複合体において、(A):(B):(C)の重量比率が0.5〜50:0.5〜50:50〜99であることを特徴とする複合体
  2. カロテノイド類がアスタキサンチンであることを特徴とする請求項1に記載の複合体
  3. 請求項1又は2に記載の複合体を含有することを特徴とする化粧料
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