JP2015225967A - 部品実装方法および部品実装装置 - Google Patents

部品実装方法および部品実装装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ヘッドユニットをより精度の高い移動目標位置に位置決めして部品を部品実装位置に高精度に実装する。【解決手段】ヘッドユニットに設けられる3個以上のマークの位置に関連するマーク基準情報を記憶する情報記憶工程と、ヘッドユニットが部品実装位置に対応した移動目標位置に向かって移動している間に撮像部によってヘッドユニットを撮像して得られる画像からマークの位置に関連するマーク最新情報を取得し、マーク最新情報とマーク基準情報とに基づいて移動目標位置を補正する位置補正工程と、位置補正工程により補正された移動目標位置にヘッドユニットを移動し、基板の部品実装位置に前記部品を実装する実装工程とを備えている。【選択図】図7

Description

この発明は、ヘッドユニットに設けられる実装ヘッドで部品を保持しながらヘッドユニットを部品実装位置に対応した移動目標位置に移動させ、実装ヘッドにより部品を基板の部品実装位置に実装する部品実装方法および部品実装装置に関するものである。
電子部品などの部品を基板に実装する部品実装装置が従来から数多く提供されている。部品実装装置では、テープフィーダーやトレイフィーダーなどの部品供給ユニットが装置の部品供給部に着脱自在に装着される。そして、部品供給ユニットから供給される部品がヘッドユニットに装備される実装ヘッドの下方端部に装着された吸着ノズルで吸着される。そして、当該部品を吸着ノズルで吸着したままヘッドユニットは駆動機構によって移動目標位置に移動して、実装ヘッドにより基板の部品実装位置への部品の実装を行う。
この部品実装装置では、ヘッドユニットを駆動した際の駆動誤差や熱膨張などの要因によってヘッドユニットに移動誤差が発生し、これが実装精度の低下を及ぼす可能性がある。そこで、例えば特許文献1に記載の部品実装装置では、予めヘッドユニットに一対のマークを設けるとともに両マークの間隔を基準値として記憶している。そして、ヘッドユニットを部品実装位置に対応する移動目標位置に向けて移動させている間に上記一対のマークを撮像し、その画像上での両マークの間隔と上記基準値とからヘッドユニットの移動誤差を求めている。これに続いて、移動誤差に基づき上記部品実装装置はヘッドユニットの移動目標位置を補正し、部品を部品実装位置に位置決めできるようにしている。
特開2006−24957号公報
上記した従来技術では、一対のマークの間隔の変化に基づいて移動誤差を導出している。このため、マークの配列方向における移動誤差のみが導出され、それ以外の方向における移動誤差については正確に導出することは困難である。また、熱による影響は駆動機構のみならずヘッドユニットにも及び、マークの配列方向はもちろんのこと他の方向にもヘッドユニットは伸縮することがある。したがって、実装精度をさらに高めるためにはヘッドユニットの移動目標位置をより精度の高いものに向上させる必要がある。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、ヘッドユニットをより精度の高い移動目標位置に位置決めして部品を部品実装位置に高精度に実装することができる部品実装方法および部品実装装置を提供することを目的とする。
この発明の第1態様は、ヘッドユニットに設けられる実装ヘッドで部品を保持しながらヘッドユニットを二次元平面内で基板上方の移動目標位置に移動させて実装ヘッドにより前記部品を前記基板の部品実装位置に実装する部品実装方法であって、ヘッドユニットに設けられる3個以上のマークの位置に関連するマーク基準情報を記憶する情報記憶工程と、ヘッドユニットが移動目標位置に向かって移動している間に、撮像部によってヘッドユニットを撮像して得られる画像からマークの位置に関連するマーク最新情報を取得し、マーク最新情報とマーク基準情報とに基づいて移動目標位置を補正する位置補正工程と、位置補正工程により補正された移動目標位置にヘッドユニットを移動し、基板の部品実装位置に部品を実装する実装工程とを備え、マークには、二次元平面内の第1方向において互いに離間して配置される第1マークおよび第2マークと、第1マークから二次元平面内で第1方向と異なる第2方向に離間して配置される第3マークとが含まれることを特徴としている。
また、この発明の第2態様は、ヘッドユニットに設けられる実装ヘッドで部品を保持しながらヘッドユニットを二次元平面内で基板上方の移動目標位置に移動させて実装ヘッドにより部品を基板の部品実装位置に実装する部品実装装置であって、ヘッドユニットに設けられる3つ以上のマークと、マークの位置に関するマーク基準情報を記憶する記憶部と、ヘッドユニットが移動目標位置に向かって移動している間にマークを撮像する撮像部と、撮像部により撮像された画像からマークの位置に関連するマーク最新情報を取得し、マーク最新情報とマーク基準情報とに基づいて移動目標位置を補正し、実装ヘッドにより部品を実装するときにはヘッドユニットを補正された移動目標位置に位置させる制御部とを備え、マークには、二次元平面内の第1方向において互いに離間して配置される第1マークおよび第2マークと、第1マークから二次元平面内で第1方向と異なる第2方向に離間して配置される第3マークとが含まれることを特徴としている。
以上のように、本発明によれば、移動目標位置を補正するために第1マークないし第3マークを含む3つ以上のマークがヘッドユニットに設けられている。そして、ヘッドユニットを移動させている間に各マークの位置に関連するマーク最新情報が求められる。ここで、ヘッドユニットの移動誤差や伸縮が生じると、それらの影響はマーク最新情報に反映される。したがって、マーク最新情報とマーク基準情報とに基づきヘッドユニットの移動誤差や伸縮を求めることが可能であり、本発明はこれを利用して移動目標位置を補正し、当該補正後の移動目標位置にヘッドユニットを位置決めする。よって、ヘッドユニットをより精度の高い移動目標位置に位置決めして部品を部品実装位置に高精度に実装することができる。
本発明にかかる部品実装装置の第1実施形態の概略構成を示す平面図である。 図1に示す部品実装装置を示す図である。 図1に示す部品実装装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。 座標取得処理を示すフローチャートである。 座標取得処理を模式的に示す図である。 座標取得処理および部品実装処理において取得される実装ヘッドおよびマークの位置を示す図である。 部品実装処理を示すフローチャートである。 部品実装中のマーク、実装ヘッドおよび部品の位置関係の一例を模式的に示す図である。 本発明にかかる部品実装装置の第2実施形態で実行される座標取得処理および部品実装処理において取得されるマークの位置を示す図である。
図1は本発明にかかる部品実装装置の第1実施形態の概略構成を示す平面図である。また、図2は図1に示す部品実装装置を示す図である。また、図3は図1に示す部品実装装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。なお、図1および図2では、各図の方向関係を明確にするために、XYZ直角座標軸が示されている。
この部品実装装置1では、基台11上に基板搬送機構2が配置されており、基板SBを所定の搬送方向Xに搬送可能となっている。より詳しくは、基板搬送機構2は、基台11上において基板SBを図1の右側から左側へ搬送する一対のコンベア21、21を有しており、装置全体を制御する制御ユニット3からの制御指令にしたがって作動することで、基板SBを搬入し、所定の実装作業位置(同図に示す基板SBの位置)で停止させる。また、実装作業位置で停止する基板SBを図略の保持装置が固定し保持する。その後で、部品供給部4に装着されたテープフィーダー41から供給される電子部品がヘッドユニット6に具備された実装ヘッド61により基板SBに実装される。また、基板SBに搭載すべき部品の全部を基板SBに実装し終えると、保持装置が基板SBの保持を解除した後、基板搬送機構2が実装作業位置から基板SBを搬出する。
このように構成された基板搬送機構2の前方側(+Y軸方向側)および後方側(−Y軸方向側)には、部品供給部4が配置されている。これらの部品供給部4に対し、多数のテープフィーダー41が着脱自在に装着されている。各テープフィーダー41では、部品を収納・保持したテープを巻回したリールが装着されている。テープには、集積回路(IC)、トランジスタ、コンデンサ等のチップ部品が所定間隔おきに収納、保持されている。そして、実装ヘッド61の先端に取り付けられた吸着ノズル611により部品がピックアップされるにつれてテープがリールから間欠的に送り出される。
ヘッドユニット6は実装ヘッド61の吸着ノズル611により部品を吸着保持したまま基板SBの上方位置に搬送するとともに、ユーザより予め指定された基板SB上の位置に実装するものである。本実施形態では、5本の実装ヘッド61がX軸方向に一列に配列されており、最大5個の部品を一括して基板SBの上方位置に搬送可能となっている。これら5本の実装ヘッド61はX軸方向(基板搬送機構2による基板SBの搬送方向)に等ピッチで列状に設けられている。また、各実装ヘッド61の先端部に装着された吸着ノズル611は圧力切替機構(図示省略)を介して真空供給源、正圧源、および大気のいずれかに連通可能とされており、圧力切替機構により吸着ノズル611に与える圧力が切り替えられる。
各実装ヘッド61はヘッドユニット6に対して図略のノズル昇降駆動機構により昇降(Z軸方向の移動)可能に、かつ図略のノズル回転駆動機構によりノズル中心軸回りに回転(図2のR方向の回転)可能となっている。これらの駆動機構のうちノズル昇降駆動機構は吸着もしくは装着を行う時の下降位置(下降端)と、搬送を行う時の上昇位置(上昇端)との間で実装ヘッド61を昇降させるものである。一方、ノズル回転駆動機構は吸着ノズル611を必要に応じて回転させるための機構であり、回転駆動により部品を搭載時における所定のR軸方向に位置させることが可能となっている。なお、これらの駆動機構については、それぞれZ軸モーター62Z、R軸モーター62Rおよび所定の動力伝達機構で構成されており、制御ユニット3のモーター制御部31によりZ軸モーター62ZおよびR軸モーター62Rを駆動制御することで各実装ヘッド61がZ方向およびR方向に移動させられる。
また、ヘッドユニット6は、これらの実装ヘッド61で吸着された部品を部品供給部4と基板SBとの間で搬送して基板SBに実装するため、基台11の所定範囲にわたりX軸方向およびY軸方向(X軸およびZ軸方向と直交する方向)に移動可能となっている。すなわち、ヘッドユニット6は、X軸方向に延びる実装ヘッド支持部材63に対してX軸に沿って移動可能に支持されている。また、実装ヘッド支持部材63は、両端部がY軸方向の固定レール64に支持され、この固定レール64に沿ってY軸方向に移動可能になっている。そして、このヘッドユニット6は、X軸モーター62Xによりボールねじ66を介してX軸方向に駆動され、実装ヘッド支持部材63はY軸モーター62Yによりボールねじ68を介してY軸方向へ駆動される。このようにヘッドユニット6は実装ヘッド61に吸着された部品を部品供給部4から基台カメラ71の上方を経由して部品実装位置まで搬送可能となっている。
また、ヘッドユニット6では、後述するようにヘッドユニット6の移動目標位置(実装ヘッド61に吸着された部品が基板SB上の部品実装位置に位置する際のヘッドユニット6の位置)の補正を行うためのマークとして4個のマークMK1〜MK4が設けられるとともに、基板認識カメラ72が設けられている。なお、この基板認識カメラ72は照明部およびCCDカメラなどから構成されており、基板SBに付されたフィデューシャルマークを撮像すること等によって基板認識を行う。
上記した4つのマークMK1〜MK4は、図2(b)に示すように、ヘッドユニット6の下方からの平面視で実装ヘッド61を四方から取り囲むように設けられている。より詳しくは、実装ヘッド61のうち最も(+X)軸方向側に位置する実装ヘッド61(61a)から見て、(+X)軸方向側でしかも(+Y)軸方向側に第1マークMK1が配置されている。また、第1マークMK1から(−X)軸方向側に離間した位置に第2マークMK2が配置されている。この実施形態では、両マークMK1、MK2の離間距離は5本の実装ヘッド61で構成されるヘッド列の長さよりも長く、第2マークMK2は実装ヘッド61のうち最も(−X)軸方向側に位置する実装ヘッド61(61e)から見て、(−X)軸方向側でしかも(+Y)軸方向側に配置されている。また、これらのマークMK1、MK2から見て(−Y)軸方向側に第3マークMK3および第4マークMK4がそれぞれ配置されている。これらのマークMK3および第4マークMK4も、マークMK1、MK2と同様に、ヘッド列の長さよりも長い間隔だけX軸方向に相互に離間している。また、実装ヘッド61の配列ラインに対し、マークMK1、MK2は(+Y)軸方向側にオフセットされるとともにマークMK3、MK4は(−Y)軸方向側にオフセットされている。
これらのマークMK1〜MK4は、上記したようにヘッドユニット6が基台カメラ71の上方を通過するときに基台カメラ71により実装ヘッド61に装着された吸着ノズル611で吸着保持される部品(部品を吸着していないときには吸着ノズル611)と一緒に撮像される。
部品実装装置1には、オペレータとのインターフェースとして機能する表示ユニット8(図3)を備える。表示ユニット8は、制御ユニット3と接続され、部品実装装置1の動作状態を表示する機能のほか、タッチパネルで構成されてオペレータからの入力を受け付ける入力端末としての機能も有する。
次に、制御ユニット3の構成について図3を参照しつつ説明する。制御ユニット3は、装置本体の内部の適所に設けられ、論理演算を実行する周知のCPU(Central Processing Unit)、初期設定等を記憶しているROM(Read Only Memory)、装置動作中の様々なデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等から構成されている。
制御ユニット3は、機能的には、モーター制御部31、外部入出力部32、画像処理部33、サーバ通信制御部34、フィーダー通信制御部35、記憶部36および演算処理部37を備えている。
上記モーター制御部31は、上記X軸モーター62X、Y軸モーター62Y、Z軸モーター62Z、R軸モーター62Rの駆動を制御する。外部入出力部32は、部品実装装置1に装備されている各種センサー類91からの信号を入力する一方、部品実装装置1に装備されている各種アクチュエータ等92に対して信号を出力する。画像処理部33は、基台カメラ71や基板認識カメラ72から画像データを取り込み、2値化等の画像処理を行う。サーバ通信制御部34はサーバ(図示省略)との間で情報等の交信を行う。フィーダー通信制御部35は各テープフィーダー41との間で情報等の交信を行う。
記憶部36は各種プログラム、マークMK1〜MK4の座標、後述する座標取得処理によって取得される各実装ヘッド61の座標などを記憶する。
上記演算処理部37は、CPU等のような演算機能を有するものであり、上記記憶部36に記憶されている座標取得プログラムに従って座標取得処理を行い、また実装プログラムに従ってヘッドユニット6の移動目標位置を補正して部品の実装を行う部品実装処理を繰り返して行う。このように演算処理部37は、座標取得部371、位置補正部372および実装制御部373としての機能を有している。
上記のように構成された部品実装装置1は、通常、外部のホストコンピュータなどのサーバにより作成された実装データに従って部品実装動作を繰り返して実行するが、装置1の組立完了後やメンテナンス直後などの適当な座標取得タイミングで座標取得動作を実行して実装ヘッド61およびマークMK1〜MK4の座標を取得し、記憶部36に記憶する。また、こうして取得された座標を用いてヘッドユニット6の移動目標位置を補正しながら部品実装装置1は部品実装動作を行う。そこで、以下においては、座標取得動作および部品実装動作の順で詳述する。
図4は座標取得処理を示すフローチャートである。また、図5は座標取得処理を模式的に示す図である。さらに、図6は座標取得処理および部品実装処理において取得される実装ヘッドおよびマークの位置を示す図である。部品実装装置1では、座標取得プログラムにしたがって演算処理部37が装置各部を制御することで図4に示す座標取得処理を実行する。
座標取得処理では、実装ヘッド61を示すカウント値Nを初期値「1」にセットした(ステップS1)後で(+X)軸方向側から数えて第N番目の実装ヘッド61(以下「第Nヘッド61」と称し、必要に応じて第1ヘッドないし第5ヘッドをそれぞれヘッド61a〜61eと称する)で調整用のジグ部品JGを保持し(ステップS2)、ジグ部品JGを撮像するジグ撮像ループに入る。なお、ジグ部品JGとは、部品本体の下面に調整用パターンを形成したものである。
ジグ撮像ループでは、ノズル回転駆動機構によりノズル中心軸回りに第Nヘッド61の吸着ノズル611の回転角を0゜、90゜、180゜、270゜に切り替える毎に、ヘッドユニット6を基台カメラ71の上方に移動させて(ステップS3)ジグ部品JGおよびマークMK1〜MK4を撮像するとともに画像を記憶部36に記憶する(ステップS4)。例えばN=1のときには、図5(a)〜(d)に示すように第1ヘッド61aの吸着ノズル611で吸着されたジグ部品JGとマークMK1〜MK4が映り込んだ4つの画像IM(1,0)、IM(1,90)、IM(1,180)、IM(1,270)が取得され、記憶部36に保存される。こうして第Nヘッド61について4種類の画像IM(N,0)、IM(N,90)、IM(N,180)、IM(N,270)が得られると、ジグ撮像ループから抜ける。なお、図5中の符号IK1〜IK4はそれぞれマークMK1〜MK4の像であり、IJはジグ部品JGの像である。
次のステップS5では、カウント値Nが最大カウント値Nmax、つまり実装ヘッド61の本数である「5」であるか否かを判定する。そして、カウント値Nが「5」未満であり、ジグ撮像を行っていない実装ヘッド61が残っていることを確認すると、カウント値Nを「1」だけインクリメントした(ステップS6)後、ステップS2に戻って一連の処理を繰り返す。一方、ステップS5で「YES」と判定すると、各実装ヘッド61の位置に関連する位置情報としてヘッド座標を算出するヘッド座標算出ループに入る。
このヘッド座標算出ループでは、第1ヘッド、第2ヘッド、…、第Nmaxヘッド(つまり第5ヘッド)61の各々について、ステップS7、S8を実行する。すなわち、第1ヘッド61に関連する画像群、つまり画像IM(1,0)、IM(1,90)、IM(1,180)、IM(1,270)を記憶部36から読み出し、さらに当該画像群に基づいてジグ部品JGの回転中心座標(X1、Y1)を算出し(ステップS7)、これを第1ヘッド61の位置に関連するヘッド基準情報として記憶部36に記憶する(ステップS8)。このような工程(ステップS7、S8)を残りの実装ヘッド61についても実行して各実装ヘッド61の座標(X2、Y2)、(X3、Y3)、(X4、Y4)、(X5、Y5)をヘッド基準情報として取得し、記憶部36に記憶してヘッド座標算出ループを抜ける。
また、実装ヘッド61の場合と同様にして、上記画像群に基づき基台カメラ71の座標を算出して記憶部36に記憶する(ステップS9)とともにマークMK1〜MK4の座標(x1、y1)、(x2、y2)、(x3、y3)、(x4、y4)をマーク基準情報として取得し、記憶部36に記憶する(ステップS10)。
上記した座標取得処理により取得された各実装ヘッド61の座標および各マークMK1〜MK4の座標の一例を図6(a)に示している。このように実装ヘッド61により保持されたジグ部品JGを基台カメラ71で撮像して得られる画像に基づいて各実装ヘッド61の座標(ヘッド基準情報)、基台カメラ71の座標および各マークMK1〜MK4の座標(マーク基準情報)を求めているが、これは以下の理由からである。
各実装ヘッド61、基台カメラ71および各マークMK1〜MK4の位置は設計で決まっており、座標取得処理を行うまでもなく既知である。したがって、各実装ヘッド61、基台カメラ71および各マークMK1〜MK4の位置として、座標取得処理により求めた座標ではなく、設定で決まっている座標を用いることは可能である。しかしながら、装置1の組立誤差や部品実装を行うことによる経時変化などによって設計座標から外れることが多く、実装精度を確保するためには上記座標取得タイミングで座標取得動作を実行するのが望ましい。
次に、部品実装動作について図6ないし図8を参照しつつ説明する。図7は部品実装処理を示すフローチャートである。また、図8は部品実装中のマーク、実装ヘッドおよび部品の位置関係の一例を模式的に示す図である。部品実装装置1では、外部のホストコンピュータなどのサーバにより作成された実装データが与えられ、記憶部36に記憶されると、制御ユニット3の演算処理部37は記憶部36から実装プログラムを読み出し、上記実装データに従って装置各部を制御して以下の工程を行う。
ヘッドユニット6がテープフィーダー41の上方位置に移動した後で実装ヘッド61が下降して吸着ノズル611によって部品を吸着して保持し、それに続いて所定の高さ位置まで上昇する(ステップS11)。このような部品吸着動作を最大5回繰り返す。
全部品の吸着が完了すると、ヘッドユニット6は部品を保持したまま実装データの部品実装位置に対応するヘッドユニット6の移動目標位置への移動を開始する(ステップS12)。なお、ヘッドユニット6は基台カメラ71の上方位置を経由した上で移動目標位置に移動する。
演算処理部37は、ヘッドユニット6が移動目標位置に到着するまでの間に、以下のステップS13〜S16を実行する。すなわち、ヘッドユニット6が基台カメラ71の上方を通過する際に基台カメラ71がヘッドユニット6の実装ヘッド61により保持される部品および第1ないし第4マークMK1〜MK4を撮像し、それらが映り込んだ画像IM(図8参照)が記憶部36に記憶される(ステップS13)。なお、図8中の符号IK1〜IK4はそれぞれマークMK1〜MK4の像であり、IP1〜IP5はそれぞれ実装ヘッド61a〜61eに保持された部品の像である。
演算処理部37は画像IMに基づきマークMK1〜MK4の座標(x1′、y1′)、(x2′、y2′)、(x3′、y3′)、(x4′、y4′)を各マークの位置に関連するマーク最新情報として取得し、これらとマーク基準情報(座標(x1、y1)、(x2、y2)、(x3、y3)、(x4、y4))とから射影変換式を導出する(ステップS14)。つまり、マーク基準情報をマーク最新情報に変換するための変換式を以下のようにして導出する。
ここでは、変換前の座標を(x,y)とし、変換後の座標を(x′、y′)とすると、射影変換式は、
Figure 2015225967
で表すことができる。
数1を展開して行列式にすると、
Figure 2015225967
となる。
ここで、各マークMK1〜MK4のマーク基準情報およびマーク最新情報をそれぞれ変換前の座標および変換後の座標として数2に与えると、
Figure 2015225967
が得られる。この数3を解くことで8個の係数a〜hが求まり、射影変換式が導出される。
次のステップS15では、演算処理部37は上記射影変換式に基づいて各実装ヘッド61a〜61eの座標(X1′、Y1′)、(X2′、Y2′)、(X3′、Y3′)、(X4′、Y4′)、(X5′、Y5′)をヘッド最新情報として取得し、記憶部36に記憶する。
そして、演算処理部37は画像IM中の像IP1〜IP5に基づき各部品の座標を求め、さらに各実装ヘッド61a〜61eの座標(X1′、Y1′)、(X2′、Y2′)、(X3′、Y3′)、(X4′、Y4′)、(X5′、Y5′)に対するずれ量を吸着ずれ量として算出する(ステップS16)。
次のステップS17では、ヘッドユニット6の移動目標位置を上記吸着ずれ量に基づき補正した後で、この補正後の移動目標位置にヘッドユニット6を位置決めする。それに続いて、部品の実装が行われる(ステップS18)。
なお、ステップS17において、ヘッドユニット6の移動目標位置を上記吸着ずれ量に基づき補正した後、この補正後の移動目標位置にヘッドユニット6を移動し位置決めする少し手前から実装ヘッド61による部品の下降を開始し、ステップS18で部品の実装位置に部品の実装が行われるようにしても良い。
以上のように、本実施形態では、実装ヘッド61を取り囲むように4つのマークMK1〜MK4がヘッドユニット6に設けられ、これらのマークMK1〜MK4を基台カメラ71で撮像して得られる画像に基づいてヘッドユニット6の移動目標位置を補正している。したがって、特許文献1に記載の発明と同様にX軸方向の駆動誤差を補正することができるのみならず、ヘッドユニット6の伸縮によるX軸方向およびY軸方向の移動誤差をも補正することができる。また、熱によるヘッドユニット6の伸縮が不均一であるときには、ヘッドユニット6は台形状に歪むことがあるが、このような台形歪みによる移動誤差についても補正することができる。よって、よって、ヘッドユニットを精度の高い移動目標位置に位置決めして部品を部品実装位置に高精度に実装することができる。
また、上記実施形態では、図2(b)に示すように、いずれのマークMK1〜MK4とも実装ヘッド61の配列ラインに対し、Y軸方向にオフセットして設けられているため、実装ヘッド61、特にX軸方向の両側に位置する実装ヘッド61a、61eにより保持可能な部品のサイズが大きくなり、高い汎用性が得られる。
このように本実施形態では、基台カメラ71が本発明の「撮像部」の一例に相当している。また、制御ユニット3および演算処理部37が本発明の「制御部」の一例に相当している。また、図4に示す座標取得処理のうちステップS8およびS10が本発明の「情報記憶工程」の一例に相当し、ステップS7が本発明の「基準情報取得工程」の一例に相当している。また、ステップS13ないしS17において行われる処理が本発明の「位置補正工程」の一例に相当し、そのうちステップS15およびS16がそれぞれ本発明の「第1工程」および「第2工程」の一例に相当し、ステップS18が本発明の「実装工程」の一例に相当している。また、射影変換式が本発明の「マーク基準情報およびマーク最新情報の位置関係」の一例に相当している。また、X軸方向が本発明の「第1方向」の一例に相当し、Y軸方向が本発明の「第2方向」および「第3方向」の一例に相当し、XY平面が本発明の「二次元平面」の一例に相当している。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば上記した第1実施形態では、マークMK1、MK2から見て(−Y)軸方向側に第3マークMK3および第4マークMK4がそれぞれ配置され、上記第2方向と第3方向とが一致している。つまり、マークMK1〜MK4の配置形状が長方形となっている。しかしながら、マークMK1〜MK4の配置形状はこれに限定されるものではなく、例えば上記第2方向と第3方向とを相互に異ならせながらマークMK1〜MK4の配置形状を台形としてもよい。また、マークMK1〜MK4により全実装ヘッド61を取り囲むように配置しているが、この点にも限定されるものではなく、例えば一部の実装ヘッド61のみを取り囲むように配置してもよい。
また、上記第1実施形態では、4個のマークMK1〜MK4をヘッドユニット6に設けているが、さらに1個以上のマークを追加してもよく、上記実施形態と同様にして部品実装位置に対応する移動目標位置を補正することができるのみならず、ヘッドユニット6の伸縮、歪みおよび撓みが発生したとしてもヘッドユニットをより精度の高い移動目標位置に位置決めして部品を部品実装位置に高精度に実装することができる。
また、マークの追加によって三次最小二乗近似を用いることができ、移動目標位置の補正精度をさらに高めることができる。例えばマークMK1、MK2の間に第5マークを追加するとともにマークMK3、MK4の間に第6マークを追加した場合には、次の三次最小二乗近似によるフィッティングを実施することができる。
ここでは、座標を(x、f(x))とし、そのうちの近似式f(x)を
Figure 2015225967
とすると、i番目のマーク基準情報とマーク最新情報とのデータ残差riは、
Figure 2015225967
であり、残差平方和は、
Figure 2015225967
となる。
ここで、これをSとし、
Figure 2015225967
を計算すると、
Figure 2015225967
となる。
また、上記式(1)〜(4)を4×4の行列で表すと、
Figure 2015225967
となる。
したがって、各係数a〜dは
Figure 2015225967
となり、これを解くことで近似式f(x)が求まり、(x、f(x))が求める座標となる。
また、上記実施形態では4個以上のマークをヘッドユニット6に設けた場合について説明したが、3個のマークを設けた場合にも、変換式が相違する点を除き、第1実施形態と同様にしてヘッドユニットの移動目標位置を従来技術よりも高い精度で求めることができる。以下、図9を参照しつつ、本発明の第2実施形態で使用する変換式について説明する。
図9は本発明にかかる部品実装装置の第2実施形態で実行される座標取得処理および部品実装処理において取得されるマークの位置を示す図である。同図において、(X、Y)および(X′、Y′)はそれぞれ実装ヘッド61の変換前の座標(ヘッド基準情報)および変換後の座標(ヘッド最新情報)を示している。ここで、X軸およびY軸のスケーリング値をそれぞれ「α」および「β」とし、X軸方向およびY軸方向の基底ベクトルの角度変化量をそれぞれ「θ」および「φ」とし、平行移動に伴うオフセット値を(Xoff、Yoff)とすれば、変換式は、
Figure 2015225967
となる。
このうちKおよびオフセット値(Xoff、Yoff)は3つのマークMK1〜MK3のマーク基準情報およびマーク最新情報に基づいて導出することができる。すなわち、図9中の符号a1(a1x、ay1)、a2(a2x、a2y)、a3(a3x、a3y)はそれぞれマークMK1〜MK3のマーク基準情報に相当するベクトルを示し、A1(A1x、Ay1)、A2(A2x、A2y)、A3(A3x、A3y)はそれぞれマークMK1〜MK3のマーク最新情報に相当するベクトルを示している。ここで、ベクトルa1a2をベクトルaとし、ベクトルa1a3をベクトルbとし、ベクトルA1A2をベクトルAとし、ベクトルA1A3をベクトルBとすると、各ベクトルの成分は、
Figure 2015225967
となる。
また、X軸スケーリング値α、Y軸スケーリング値β、X軸方向の基底ベクトルの角度変化量θおよびY軸方向の基底ベクトルの角度変化量φは
Figure 2015225967
で表すことができる。また、cosθおよびcosφからsinθおよびsinφをそれぞれ導出することができる。
また、オフセットに関しては、平行移動による変化を示すベクトルS(Xoff、Yoff)は
Figure 2015225967
で表すことができるため、これに基づき導出することができる。
したがって、これらを数11に代入することでヘッド基準情報をヘッド最新情報に変換するための変換式が導出される(図7のステップS14に相当)。また、当該変換式に基づいて各実装ヘッド61a〜61eの座標(X1′、Y1′)、(X2′、Y2′)、(X3′、Y3′)、(X4′、Y4′)、(X5′、Y5′)を取得することができる(図7のステップS15に相当)。なお、それ以降の動作については第1実施形態と同一である、つまり各部品の座標を求めるとともに各実装ヘッド61a〜61eの座標(X1′、Y1′)、(X2′、Y2′)、(X3′、Y3′)、(X4′、Y4′)、(X5′、Y5′)に対するズレ量を吸着ずれ量として算出し、その吸着ずれ量に基づき補正し、この補正後の移動目標位置にヘッドユニット6を位置決めした後で部品の実装を行う。よって、第1実施形態と同様に、ヘッドユニット6をより精度の高い移動目標位置に位置決めして部品を部品実装位置に高精度に実装することができる。
また、上記実施形態では、マークMK1〜MK4、実装ヘッド61a〜61eおよび各実装ヘッド61a〜61eで保持される部品を基台カメラ71で撮像しているが、例えばスキャンカメラを撮像部として用いてマークなどを撮像してもよい。このスキャンカメラはヘッドユニット6に対して実装ノズル61の配列方向Xに移動自在に設けられ、配列方向Xに移動しながら吸着ノズルに吸着される部品(以下「吸着部品」という)と基準マークを撮像するものである。
また、上記実施形態では、ヘッドユニット6において5本の実装ヘッド61がX軸方向で一列に配置されているが、実装ヘッド61の本数および配列はこれに限定されるものではなく、任意である。
1…部品実装装置、
3…制御ユニット(制御部)、
6…ヘッドユニット、
71…基台カメラ(撮像部)、
36…記憶部、
37…演算処理部(制御部)、
61,61a〜61e…実装ヘッド、
IP1〜IP5…(部品の)像、
MK1…第1マーク、
MK2…第2マーク、
MK3…第3マーク、
MK4…第4マーク、
SB…基板、
X…X軸方向(第1方向)、
Y…Y軸方向(第2方向、第3方向)

Claims (7)

  1. ヘッドユニットに設けられる実装ヘッドで部品を保持しながら前記ヘッドユニットを二次元平面内で基板上方の移動目標位置に移動させて実装ヘッドにより前記部品を基板の部品実装位置に実装する部品実装方法であって、
    前記ヘッドユニットに設けられる3個以上のマークの位置に関連するマーク基準情報を記憶する情報記憶工程と、
    前記ヘッドユニットが前記移動目標位置に向かって移動している間に、撮像部によって前記ヘッドユニットを撮像して得られる画像から前記マークの位置に関連するマーク最新情報を取得し、前記マーク最新情報と前記マーク基準情報とに基づいて前記移動目標位置を補正する位置補正工程と、
    前記位置補正工程により補正された移動目標位置にヘッドユニットを移動し、前記基板の前記部品実装位置に前記部品を実装する実装工程とを備え、
    前記マークには、前記二次元平面内の第1方向において互いに離間して配置される第1マークおよび第2マークと、前記第1マークから前記二次元平面内で前記第1方向と異なる第2方向に離間して配置される第3マークとが含まれることを特徴とする部品実装方法。
  2. 請求項1に記載の部品実装方法であって、
    前記情報記憶工程は、前記マーク基準情報とともに前記ヘッドユニットの位置に関連するヘッド基準情報を記憶する工程であり、
    前記位置補正工程は、
    前記マーク基準情報および前記マーク最新情報の位置関係と、前記ヘッド基準情報とに基づいて前記移動目標位置に向かって移動中の前記ヘッドユニットの位置に関連するヘッド最新情報を取得する第1工程と、
    前記画像に含まれる前記部品の像の位置と、前記ヘッド最新情報とに基づいて前記実装ヘッドに対する前記部品のずれ量を算出する第2工程と、
    前記部品のずれ量に基づき前記移動目標位置を補正する第3工程と
    を有する部品実装方法。
  3. 請求項2に記載の部品実装方法であって、
    前記実装ヘッドで保持されるジグ部品を前記撮像部で撮像して得られる画像に基づき前記ヘッド基準情報を求める基準情報取得工程を備える部品実装方法。
  4. 請求項2または3に記載の部品実装方法であって、
    前記マーク基準情報および前記マーク最新情報は前記マークの位置を示す座標であり、
    前記第1工程では、前記マーク基準情報を前記マーク最新情報に変換する変換式を導出し、前記ヘッド基準情報を前記変換式で変換して前記ヘッド最新情報を導出する部品実装方法。
  5. 請求項4に記載の部品実装方法であって、
    前記マークとして、前記第2マークから前記第1方向と異なる第3方向に離間して配置される第4マークをさらに有し、
    前記変換式は前記マーク基準情報を前記マーク最新情報に射影変換する射影変換式である部品実装方法。
  6. 請求項4に記載の部品実装方法であって、
    前記マークとして、前記第2マークから前記第1方向と異なる第3方向に離間して配置される第4マークと、前記第1マークと前記第2マークとの間に配置される第5マークとをさらに有し、
    前記変換式は、前記マーク基準情報を前記マーク最新情報に三次最小二乗近似により変換する変換式である部品実装方法。
  7. ヘッドユニットに設けられる実装ヘッドで部品を保持しながら前記ヘッドユニットを二次元平面内で基板上方の移動目標位置に移動させて前記実装ヘッドにより前記部品を前記基板の部品実装位置に実装する部品実装装置であって、
    前記ヘッドユニットに設けられる3つ以上のマークと、
    前記マークの位置に関するマーク基準情報を記憶する記憶部と、
    前記ヘッドユニットが前記移動目標位置に向かって移動している間に前記マークを撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された画像から前記マークの位置に関連するマーク最新情報を取得し、前記マーク最新情報と前記マーク基準情報とに基づいて前記移動目標位置を補正し、前記実装ヘッドにより前記部品を実装するときには前記ヘッドユニットを補正された移動目標位置に位置させる制御部とを備え、
    前記マークには、前記二次元平面内の第1方向において互いに離間して配置される第1マークおよび第2マークと、前記第1マークから前記二次元平面内で前記第1方向と異なる第2方向に離間して配置される第3マークとが含まれることを特徴とする部品実装装置。
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