JP2015225405A - 通信システムおよびその制御方法、端末およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の端末、複数の端末を管理する管理サーバ130、および、端末間の通信の中継を行う中継サーバ120を含む通信システムであって、複数の端末のうちの第一の端末は、中継サーバ120に接続した際に取得した接続情報を管理サーバ130に送信する送信手段を有し、管理サーバ130は、第一の端末から受信した接続情報を、第一の端末と通信する際に中継サーバ120に接続するための情報として、複数の端末のうちの第二の端末に通知する通知手段を有する。
【選択図】図1
Description
図1は、本願発明の一実施形態に係る通信システムの全体構成の例を示す図である。画像形成装置の一例であるMFP(Multi Function Peripheral)100は、ユーザ環境102の中に配置され、ユーザによって操作される。画像形成装置は、MFPに限定するものではなく、例えば、単機能のネットワークプリンタやスキャナ等であってもよい。PC110は、情報処理装置であり、コールセンター112の中に配置され、オペレータによって操作される。ここでの情報処理装置は、PCに限定するものではなく、例えば、タブレット端末やサーバ装置など、他の情報処理装置であってもよい。また、ユーザ環境102およびコールセンター112は、通信システム内の複数の拠点として存在してよく、図1に示す以外にも更に多くのMFP、PCが含まれてもよい。
図2は、MFP100の構成例を示す図である。CPU211を含む制御部210は、MFP100全体の動作を制御する。CPU211は、ROM212に記憶された各種制御プログラムを読み出し読取装置や送信制御などの各種制御を行う。RAM213は、CPU211の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。なお、MFP100の場合、1つのCPU211が1つのメモリ(RAM213またはHDD214)を用いて後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の態様であっても構わない。例えば、複数のCPUや複数のRAMまたはHDDを協働させてフローチャートに示す各処理を実行するようにしてもよい。HDD214は、画像データや各種プログラムを記憶する。
図4は、操作支援時のMFP100、PC110、中継サーバ120、および管理サーバ130のシーケンス図である。本シーケンス図の動作は、各処理主体のCPUがHDD等に格納された本処理シーケンスに係る制御プログラムを読み出して実行することにより実現される。
以下に各処理主体における処理フローについて説明する。なお、図5〜図8、図13は、図4にて示した各主体の処理シーケンスに対応する。
図5は、ユーザ環境102のユーザ側であるMFP100の動作を説明するフローチャートである。図5のフローチャートに示す各動作(ステップ)は、MFP100のCPU211がHDD214に記憶された制御プログラムを実行することによって実現される。
図6は、コールセンター112のオペレータ側であるPC110の動作を説明するフローチャートである。図6のフローチャートに示す各動作(ステップ)は、PC110のCPU311がHDD314に記憶された制御プログラムを実行することによって実現される。
図7は、中継サーバ120の動作を説明するフローチャートである。図7のフローチャートに示す各動作(ステップ)は、中継サーバ120のCPU311がHDD314に記憶された制御プログラムを実行することによって実現される。
図8は、本実施形態に係る管理サーバ130の動作を説明するフローチャートである。図8のフローチャートに示す各動作(ステップ)は、管理サーバ130のCPU311がHDD314に記憶された制御プログラムを実行することによって実現される。
図9は、管理サーバ130のHDD314に記憶されているMFP情報の構成例を示す図である。情報910は、MFPを一意に識別するための情報(MFPID)である。情報910は、図7のS407に示すMFP識別子に該当する。情報911は、MFPの製品名称を示す情報である。情報912は、MFPの過去の通報を一意に識別するための情報(通報ID)である。情報912は、通報の数に応じて複数あってもよい。情報913は、通報の時刻を示す情報である。情報914は、通報の内容を示す情報である。情報915は、通報のステータスを示す情報である。情報912〜915は、図4のS413およびS414に示すMFP情報に該当する。
上記説明では、MFP100が、中継サーバ120から受信した支援URLを管理サーバ130を介してPC110へ通知し、MFP100からの通信セッションとPC110からの通信セッションとが中継サーバ120にて「待ち合わせ」を行う。この通信セッションの待ち合わせにより、各ローカルネットワークからの接続を関連付け、MFP100とPC110の通信を確立する。
図10は、MFP100が中継サーバ120へログインする際の通信データの構成例を示している。ここでは、XML(Extensible Markup Language)形式にて記述されている。これらのデータは、図4のS401にてMFP100から送信されるデータに相当する。
図13は、本実施形態に係る図5のフローチャートにおけるS504〜S511までの処理の詳細を示し、MFP100がセッションID情報を取得し、送信する際のフローチャートを示している。ここでの処理について、図5の処理と異なる箇所のみを説明する。
また、Google社(Google Inc.)やAmazon社(Amazon.com Int’l Sales, Inc.)のようなクラウドサービスを行っている会社がある。このようなクラウドサービスでは、クラウド環境にアクセスする際、DNS(Domain Name Service)の名前解決の応答に対し、リクエスタからネットワーク的に近いコンピュータのIPアドレスを提供する場合がある。このような場合、MFP100がDNSから受信した中継サーバ120のIPアドレスと、PC110がDNSから受信した中継サーバ120のIPアドレスが異なる場合がある。すると、それぞれのIPアドレスが示すコンピュータは異なるため、MFP100とPC110からのそれぞれのセッションを「待ち合わせ」することができなくなる。
Claims (13)
- 複数の端末、前記複数の端末を管理する管理サーバ、および、端末間の通信の中継を行う中継サーバを含む通信システムであって、
前記複数の端末のうちの第一の端末は、前記中継サーバに接続した際に取得した接続情報を前記管理サーバに送信する送信手段を有し、
前記管理サーバは、前記第一の端末から受信した接続情報を、前記第一の端末と通信する際に前記中継サーバに接続するための情報として、前記複数の端末のうちの第二の端末に通知する通知手段を有する
ことを特徴とする通信システム。 - 前記接続情報は、前記第一の端末が前記中継サーバに接続した際に発行されたセッション情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 前記接続情報は、前記中継サーバを一意に識別するための識別情報としてのグローバルIPアドレスを含むことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
- 前記中継サーバは、複数の装置および負荷分散装置を有し、
前記中継サーバが前記第一の端末から接続要求を受信した場合、前記負荷分散装置は前記第一の端末に前記複数の装置のいずれかへの接続を割り当て、当該接続に用いる情報を前記接続情報として発行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信システム。 - 前記管理サーバは、
前記複数の端末のうちの端末それぞれを対応づけた対応情報を保持する保持手段と、
前記第一の端末が前記中継サーバに接続した際に、前記対応情報に基づいて、当該第一の端末に対応する前記第二の端末を特定する特定手段と、
を更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信システム。 - 前記第二の端末は、前記管理サーバから受信した接続情報を用いて、前記中継サーバへ接続することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の通信システム。
- 前記中継サーバは、前記第二の端末が前記接続情報を用いて前記中継サーバへ接続を行った場合、当該第二の端末に対し、当該中継サーバへ接続するための新たな接続情報を発行する手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信システム。
- 前記第一の端末は、前記中継サーバへ接続した際の認証の応答として前記接続情報を取得することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の通信システム。
- 前記第一の端末は、画像形成装置であり、
前記第二の端末は、前記画像形成装置の遠隔保守サービスを行う際に当該遠隔保守サービスを提供する側にて用いられる情報処理装置であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の通信システム。 - 複数の端末を管理する管理サーバ、および、端末の間の通信の中継を行う中継サーバにネットワークを介して接続された前記複数の端末のうちの第一の端末であって、
前記中継サーバに接続した際に接続情報を取得する取得手段と、
前記管理サーバを介して、前記複数の端末のうちの第二の端末に前記接続情報を送信する送信手段と
を有し、
前記第一の端末と前記第二の端末とが、前記接続情報にて特定される前記中継サーバとの接続を介して通信を行うことを特徴とする第一の端末。 - 複数の端末、前記複数の端末を管理する管理サーバ、および、端末間の中継を行う中継サーバを含む通信システムのおける制御方法であって、
前記複数の端末のうちの第一の端末において、前記中継サーバに接続した際に取得した接続情報を前記管理サーバに送信する送信工程を有し、
前記管理サーバは、前記第一の端末から受信した接続情報を、前記第一の端末と通信する際に前記中継サーバに接続するための情報として、前記複数の端末のうちの第二の端末に通知する通知手段を有する
ことを特徴とする通信システムの制御方法。 - 複数の端末を管理する管理サーバ、および、端末の間の通信の中継を行う中継サーバにネットワークを介して接続された前記複数の端末のうちの第一の端末の制御方法であって、
前記中継サーバに接続した際に接続情報を取得する工程と、
前記管理サーバを介して、前記複数の端末のうちの第二の端末に前記接続情報を送信する工程と
を有し、
前記第一の端末と前記第二の端末とが、前記接続情報にて特定される前記中継サーバとの接続を介して通信を行うことを特徴とする制御方法。 - コンピュータを、
コンピュータの間の通信の中継を行う中継サーバに接続した際に接続情報を取得する取得手段、
複数のコンピュータを管理する管理サーバを介して、前記複数のコンピュータのうちの別のコンピュータに前記接続情報を送信する送信手段
として機能させ、
前記コンピュータと前記別のコンピュータとが、前記接続情報にて特定される前記中継サーバとの接続を介して通信を行うことを特徴とするプログラム。
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