JP2015224854A - メッセージ通知装置、メッセージ通知方法、メッセージ出力装置、メッセージ出力システム、携帯機器、自動車、空調機器、及び、プログラム - Google Patents

メッセージ通知装置、メッセージ通知方法、メッセージ出力装置、メッセージ出力システム、携帯機器、自動車、空調機器、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】エアコンをより有効に活用させるためのメッセージを通知可能なHEMS機器を実現する。
【解決手段】HEMS機器(200)は、エアコンにより空調可能な室内の温度を特定する室内温度特定部と、上記エアコンが位置している地域の外気温度を特定する外気温度特定部と、アドバイス表示処理部と、を備えている。アドバイス表示処理部は、室内の温度と外気温度との比較の結果に応じたメッセージをユーザに通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に、空調機器の使用に関するメッセージを通知するメッセージ通知装置、及び、そのようなメッセージを出力するメッセージ出力装置に関する。
室内環境を調整するための技術として、様々な技術が提案されている。そのような技術の一例としては、特許文献1に開示されている技術が挙げられる。
特許文献1の室内環境調整システムは、建物内部の各室に設定されている温度及び湿度の情報に基づいて、各室における室内環境が快適であるか否かを判定するようになっている。そして、この室内環境調整システムは、室内環境が不快であると判定された部屋がある場合に、居住者がとるべき行動をアドバイスするようになっている。
特開2013−068350号公報(2013年4月18日公開)
ところで、夏季に、建物の中の温度が建物の外の温度よりも高い状態にあるにも関わらず、建物の中に設置された冷房機器を稼動させるのは、省エネの観点から好ましくない。冷房機器を稼動させずに建物の窓を開けることによって、建物の中の温度をある程度下げられるからである。
同様に、冬季に、建物の中の温度が建物の外の温度よりも低い状態にあるにも関わらず、建物の中に設置された暖房機器を稼動させるのは、省エネの観点から好ましくない。暖房機器を稼動させずに建物の窓を開けることによって、建物の中の温度をある程度上げられるからである。
すなわち、室内環境を効率的に快適にするためには、建物の中の温度だけでなく、建物の外の温度を考慮する必要がある。
しかしながら、特許文献1の室内環境調整システムは、建物の外の温度を考慮したアドバイスを行うようにはなっていないため、室内環境を快適にするためのアドバイスを十分に行うことができていない。
本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであり、その主な目的は、空調機器の使用に関するメッセージとして室内環境を効率的に快適にするためのメッセージ(より一般的には、ユーザに空調機器をより有効に活用させるためのメッセージ)を通知可能なメッセージ通知装置を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るメッセージ通知装置は、空調機器の使用に関するメッセージを通知するメッセージ通知装置において、上記空調機器により空調可能な室内の温度を特定する室内温度特定手段と、上記空調機器が位置している地域の外気温度を特定する外気温度特定手段と、上記メッセージとして、上記室内の温度と上記外気温度との比較の結果に応じたメッセージを通知するメッセージ通知手段と、を備えている。
本発明の一態様に係るメッセージ通知装置は、空調機器をより有効に活用させるためのメッセージを通知できる、という効果を奏する。
本発明の実施形態1に係るシステムのシステム構成図である。 実施形態1に係るシステムに含まれる主要な装置(HEMS機器、エアコンの室内機、及び、エアコンを操作するためのリモコン)のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施形態1〜5に係るHEMS機器が保持しているデータを例示した図である。 実施形態1に係るHEMS機器の制御部(CPU)によって実現される主要な機能を示す機能ブロック図である。 実施形態1に関する図であり、エアコンの瞬間消費電力、室内温度、及び、外気温度の推移を例示した図である。 実施形態1に係るHEMS機器の動作を示すフローチャートである。 実施形態1〜5に係るHEMS機器が外部から取得するデータを模式的に例示した図である。 実施形態1及び6に関する図であり、エアコンの使用に関するアドバイスが表示されている表示面を例示した図である。 本発明の実施形態2に係るシステムのシステム構成図である。 実施形態2〜5に係るシステムに含まれる主要な装置(メッセージ通知サーバ、及び、タブレット端末)のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施形態2〜4に係るメッセージ通知サーバが保持しているデータを例示した図である。 実施形態2に係るメッセージ通知サーバの制御部(CPU)によって実現される主要な機能を示す機能ブロック図である。 実施形態2に係るメッセージ通知サーバの動作を示すフローチャートである。 実施形態2及び3に係るメッセージ通知サーバが外部から取得するデータを模式的に例示した図である。 本発明の実施形態3に係るシステムのシステム構成図である。 実施形態3に係るメッセージ通知サーバの制御部(CPU)によって実現される主要な機能を示す機能ブロック図である。 実施形態3に係るメッセージ通知サーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4に係るシステムのシステム構成図である。 実施形態4に係るメッセージ通知サーバの制御部(CPU)によって実現される主要な機能を示す機能ブロック図である。 実施形態4に係るメッセージ通知サーバの動作を示すフローチャートである。 実施形態4に係るメッセージ通知サーバが外部から取得するデータを模式的に例示した図である。 本発明の実施形態5に係るシステムのシステム構成図である。 実施形態5に係るメッセージ通知サーバの制御部(CPU)によって実現される主要な機能を示す機能ブロック図である。 実施形態5に関する図であり、エアコンの瞬間消費電力、室内温度、及び、外気温度の推移を例示した図である。 実施形態5に係るメッセージ通知サーバの動作を示すフローチャートである。 実施形態5に係るタブレット端末に表示されるUI画面を例示した図である。 本発明の実施形態6に係る自動車の外観図である。 実施形態6に係る自動車のハードウェア構成の一部を示したブロック図である。 実施形態6に係る自動車の車載機器の制御部(CPU)によって実現される主要な機能を示す機能ブロック図である。 実施形態1及び6に関する図であり、メッセージが表示されている表示面を例示した図である。 本発明のその他の実施形態であるヒーター及び冷風機のハードウェア構成を示すブロック図である。
<実施形態1>
以下、図1〜図8を参照して、本発明の一実施形態に係る家電管理システムについて説明する。
(家電管理システムの概要)
本実施形態に係る家電管理システム(以下、本実施形態の説明において、単に「家電管理システム」と呼称する)の概要について図1を参照しながら説明する。図1は、家電管理システムのシステム構成図である。
図1に示すように、家電管理システムは、電源タップ50、エアコン室内機100、エアコン室外機150、HEMS機器200、及び、リモコン1000を含んでいる。HEMS機器200の「HEMS」は、ホーム・エネルギー・マネジメント・システムの略称である。なお、以下では、エアコン室内機100とエアコン室外機150とをまとめて「エアコン」とも称することにする。
また、図示はしていないが、家電管理システムは、エアコン以外の各種家電機器も含んでいる。
家電管理システムには、家電管理システムに含まれる家電機器の台数と同数の電源タップ50が含まれており、家電機器の電源プラグが差し込まれている電源タップ50は、その家電機器の瞬間消費電力を測定するようになっている。具体的には、各電源タップ50は、電力の供給先の家電機器(例えば、エアコン室内機100)の瞬間消費電力を逐次測定する。また、各電源タップ50は、通信機能を備えており、瞬間消費電力を測定する度に、測定結果を示す消費電力情報を当該電源タップ50のタップIDとともにHEMS機器200に送信する。
エアコン室外機150は、エアコン室内機100と配管を介して連結されている。エアコン室外機150は、外気の温度を測定する温度計が設けられている。エアコン室外機150とエアコン室内機100との間には通信線が設けられており、エアコン室外機150は、通信線を介して、外気の温度の測定結果をエアコン室内機100に逐次通知する。
エアコン室内機100は、稼動中の場合、動作モード情報と、自機で測定した室温を示す室温情報と、エアコン室外機150が測定した外気温を示す外気温情報と、をHEMS機器200に逐次送信する。動作モード情報は、冷房モード(冷房機器として動作する動作モード)、暖房モード(暖房機器として動作する動作モード)、及び、その他のモード(例えば、除湿モード)のいずれのモードでエアコンが動作しているかを示す情報である。
HEMS機器200は、電力の使用状況に関する情報(各家電機器の瞬間消費電力の情報等)を表示する機能の他、エアコン(空調機器)の使用に関するアドバイスを表示する機能を備えている。HEMS機器200は、直近で受信した室温情報、外気温情報、及び、消費電力情報(エアコン室内機100の瞬間消費電力を示す消費電力情報)を参照し、必要に応じて、エアコンの使用に関するアドバイスを表示する。
リモコン1000は、エアコンを操作するためのリモコンである。
以上、家電管理システムの概要について説明した。
(家電管理システムに含まれる主要な装置の構成)
次に、家電管理システムに含まれる主要な装置の構成について図2〜図4を参照しながら説明する。図2は、HEMS機器200、エアコン室内機100、及び、リモコン1000のハードウェア構成を示すブロック図である。図3は、HEMS機器200が保持しているデータ(家電管理システムが管理している家電に関するデータ)を例示した図である。図4は、HEMS機器200の制御部220によって実現される主要な機能を示す機能ブロック図である。
まず、主要な各装置のハードウェア構成について、図2及び図3を参照しながら説明する。
(HEMS機器200)
図2の(a)に示すように、HEMS機器200は、記憶部210、制御部220、タッチパネル式表示部230(出力部)、及び、通信部240を備えている。
記憶部210は、各種プログラムが記録されている記録媒体である。記憶部210は、図3に示すデータを保持している。本実施形態において記憶部210はハードディスクドライブであるが、記憶部210は他の種類のデバイス(例えば、フラッシュメモリ)であってもよい。
制御部220は、HEMS機器200全体を制御するCPUである。
タッチパネル式表示部230は、操作デバイスとしても機能する表示デバイスである。タッチパネル式表示部230がタッチ操作を受け付けると、タッチパネル式表示部230には、タッチ操作の内容に応じた情報が表示される。
通信部240は、他の装置とのIP通信を可能にするために設けられた無線LANインタフェースである。
(エアコン室内機100)
図2の(b)に示すように、エアコン室内機100は、熱交換器110、制御部120、通信部130、通信部140、通信部150、送風ファン160、及び、温度計170を備えている。
熱交換器110は、冷房運転時に、エアコン室内機100とエアコン室外機150とをつなぐ配管を循環している冷媒に室内の熱を乗せるようになっている。また、熱交換器110は、暖房運転時に、室内に放出するための熱を冷媒から取り出すようになっている。
制御部120は、エアコン室内機100全体を制御するCPUである。
通信部130は、エアコン室外機150との間の通信を可能にするために設けられた通信インタフェースである。
通信部140は、リモコン1000との間の通信を可能にするために設けられた通信インタフェースである。
通信部150は、HEMS機器200との間のIP通信を可能にするために設けられた通信インタフェースである。
送風ファン160は、冷房運転時には冷媒に熱が奪われることで冷えた空気を室内全体に行き渡らせ、暖房運転時には冷媒から取り出された熱によって温まった空気を室内全体に行き渡らせる。
温度計170は、エアコン室内機100が設置されている室内(即ち、エアコン室内機100が空調可能な室内)の温度を測定する。
(リモコン1000)
図2の(c)に示すように、リモコン1000は、タッチパネル式表示部1010、制御部1020、及び、通信部1030を備えている。
タッチパネル式表示部1010は、操作デバイスとしても機能する表示デバイスである。タッチパネル式表示部1010がタッチ操作を受け付けると、タッチパネル式表示部1010には、タッチ操作の内容に応じた情報が表示される。
制御部1020は、タッチ操作の内容に応じて、リモコン1000、及び/又は、エアコン室内機100を制御する。例えば、エアコンをオンにするタッチ操作が成されると、制御部1020は、エアコンをオンにする信号をエアコン室内機100に通信部1030を介して送信し、エアコンをオンにした旨の情報をタッチパネル式表示部1010に表示する。
以上、主要な各装置のハードウェア構成について説明した。
次に、HEMS機器200がCPUによって実現する機能について説明する。
(HEMS機器200がCPUによって実現する機能について)
HEMS機器200(メッセージ出力装置)の制御部220は、各種プログラムを読み出すことによって、図4に示すように、エアコン稼動状況判定部221、室内温度特定部222、外気温度特定部223、及び、アドバイス表示処理部224として機能する。
エアコン稼動状況判定部221は、エアコンが稼動中であるか否か、及び、稼動中のエアコンの動作モードを判定する。
室内温度特定部222は、エアコン室内機100が設置されている室内の温度(以下、単に「室内温度」とも称する)を特定する。
外気温度特定部223は、HEMS機器200のユーザ(図1の「ユーザA」)が住んでいる地域(即ち、エアコン室内機100及びエアコン室外機150が設置されている地域)の外気温度(以下、単に「外気温度」とも称する)を特定する。なお、本実施形態では、外気温度特定部223は、当該外気温度として、エアコン室外機150が測定した外気温度を特定するようになっているが、本発明はこのような構成に限定されない。
アドバイス表示処理部224(メッセージ出力処理手段)は、エアコン室内機100が暖房モード又は冷房モードで動作していると判定された場合、室内温度と外気温度とを比較し、比較の結果に応じて、エアコンの使用に関するアドバイスをタッチパネル式表示部230に表示する。
以上、HEMS機器200がCPUによって実現する機能について説明した。
(図3のデータについて)
図3のデータについて簡単に触れておく。
図3のデータは、家電管理システムによって管理される各家電機器の情報を含んでいる。具体的には、図3のデータは、データベーステーブル形式のデータであり、家電機器の機器IDと、当該家電機器の機器種別と、当該家電機器に電力を供給している電源タップ50のタップIDとを含むレコードを、各家電機器について保持している。
HEMS機器200は、図3のデータを参照することにより、エアコンに電力を供給している電源タップのタップID(図3の例では“0001”)を特定することができる。そして、HEMS機器200は、ある機器IDが割り当てられたエアコンに電力を供給している電源タップのタップIDと消費電力情報とのペアを取得した場合に、「当該消費電力情報が、当該ある機器IDが割り当てられたエアコンの瞬間消費電力を示していること」を把握することができる。
(HEMS機器200の動作)
次に、HEMS機器200の特徴的な動作について、更に図5〜図8を参照しつつ説明する。
図5は、エアコンの瞬間消費電力、室内温度、及び、外気温度の推移を例示した図である。図6は、HEMS機器200の動作を示すフローチャートである。なお、HEMS機器200は、図6のフローチャートに従った動作を逐次行うようになっている。
図7は、HEMS機器200が外部から取得するデータを模式的に例示した図である。図8は、エアコンの使用に関するアドバイスが表示されているタッチパネル式表示部230の表示面を例示した図である。なお、図7の(a)のデータは、エアコン室内機100からHEMS機器200が取得するデータであり、図7の(b)のデータは、エアコンに電力を供給している電源タップ50からHEMS機器200が取得するデータである。
HEMS機器200が電源タップ50から図7の(b)に例示されるデータ(エアコンの瞬間消費電力(現在の消費電力)を示す消費電力情報を含むデータ)を取得すると、S1において、エアコン稼動状況判定部221は、当該データを参照することにより消費電力情報を確認する。
S1の後、エアコン稼動状況判定部221は、消費電力情報が示す消費電力値の大きさに基づいて、エアコンが稼動中であるか否かを判定する(S2)。例えば、エアコン稼動状況判定部221は、消費電力値が所定の閾値以上である場合には、エアコンが稼動中であると判定し、消費電力値が所定の閾値未満である場合には、エアコンは稼動中でないと判定する。
HEMS機器200は、S2においてエアコンは稼動中でないと判定した場合、図6のフローチャートに従った動作を終了する。一方、HEMS機器200は、S2においてエアコンが稼動中であると判定した場合、図3のデータを参照することにより、図7の(b)のデータに含まれているタップIDの値に対応する機器IDの値を特定する。そして、HEMS機器200は、特定した機器IDに対応するエアコン室内機100から、図7の(a)に例示されるデータ(機器IDと室温情報と外気温情報と動作モード情報とを含むデータ)が送信されてくるまで待機する。
HEMS機器200が、エアコン室内機100から、図7の(a)に例示されるデータを取得すると、S3において、エアコン稼動状況判定部221は、動作モード情報を参照することにより、エアコンの動作モードがどのモードであるかを判定する。
HEMS機器200は、S3においてエアコンの動作モードが冷房モードでも暖房モードでもないと判定した場合、図6のフローチャートに従った動作を終了する。
一方、HEMS機器200は、S3においてエアコンの動作モードが冷房モードであると判定した場合にはS4の処理に進み、S3においてエアコンの動作モードが暖房モードであると判定した場合にはS6の処理に進む。
S4において、HEMS機器200は、室内温度が外気温度よりも高いか否かを判定する。具体的には、室内温度特定部222が室温情報を参照することで室内温度を特定し、外気温度特定部223が外気温情報を参照することで外気温度を特定し、アドバイス表示処理部224が、特定された室内温度が特定された外気温度よりも高いか否かを判定する。
HEMS機器200は、室内温度が外気温度以下であると判定した場合には、図6のフローチャートに従った動作を終了する。例えば、HEMS機器200がS4の処理を実行する時刻が図5の(a)のt1である場合、HEMS機器200は、図6のフローチャートに従った動作を終了する。
一方、HEMS機器200は室内温度が外気温度よりも高いと判定した場合には、S5の処理に進む。例えば、HEMS機器200がS4の処理を実行する時刻が図5の(a)のt2である場合、HEMS機器200は、S5の処理に進む。
S5において、アドバイス表示処理部224は、図8に示すように、「冷房を止め、窓を開けて涼しい外気を室内に導入すること」を促す内容の節電アドバイスをタッチパネル式表示部230に表示する。S5の後、HEMS機器200は、図6のフローチャートに従った動作を終了する。
なお、S5(時刻t2)において表示された節電アドバイスを読んだユーザAは、省エネのために冷房を止めたほうが良いことに気づき、冷房を止め、窓を開けて涼しい外気を室内に導入したものする。その結果、図5の(a)に示すように、時刻t2以降、エアコンの消費電力量はゼロになり、且つ、室内温度も外気温に近づいていくことになる。
S6において、HEMS機器200は、室内温度が外気温度よりも低いか否かを判定する。具体的には、室内温度特定部222が室温情報を参照することで室内温度を特定し、外気温度特定部223が外気温情報を参照することで外気温度を特定し、アドバイス表示処理部224が、特定された室内温度が特定された外気温度よりも低いか否かを判定する。
HEMS機器200は、室内温度が外気温度以上であると判定した場合には、図6のフローチャートに従った動作を終了する。例えば、HEMS機器200がS6の処理を実行する時刻が図5の(b)のt3である場合、HEMS機器200は、図6のフローチャートに従った動作を終了する。
一方、HEMS機器200は室内温度が外気温度よりも低いと判定した場合には、S7の処理に進む。例えば、HEMS機器200がS6の処理を実行する時刻が図5の(b)のt4である場合、HEMS機器200は、S7の処理に進む。
S7において、アドバイス表示処理部224は、「暖房を止め、窓を開けて暖かい外気を室内に導入すること」を促す内容の節電アドバイスを、タッチパネル式表示部230に表示する。S7の後、HEMS機器200は、図6のフローチャートに従った動作を終了する。
なお、S7(時刻t4)において表示された節電アドバイスを読んだユーザAは、省エネのために暖房を止めたほうが良いことに気づき、暖房を止め、窓を開けて暖かい外気を室内に導入したものする。その結果、図5の(b)に示すように、時刻t4以降、エアコンの消費電力量はゼロになり、且つ、室内温度も外気温に近づいていくことになる。
以上、HEMS機器200の特徴的な動作について説明した。
(HEMS機器200の利点)
以上のように、HEMS機器200は、エアコンの使用に関するアドバイスを表示(即ち、ユーザAに通知)するようになっている。
HEMS機器200は、上記エアコンにより空調可能な室内の温度を特定する室内温度特定部222と、上記エアコンが位置している地域の外気温度を特定する外気温度特定部223と、を備え、更に、アドバイス表示処理部224を備えている。
アドバイス表示処理部224は、上記アドバイスとして、室内温度特定部222が特定した室内の温度と外気温度特定部223が特定した外気温度との比較の結果に応じたアドバイス(図8に例示される節電アドバイス)を表示(即ち、ユーザAに通知)する。
従って、HEMS機器200は、空調機器をより有効に活用させるためのメッセージ(即ち、節電アドバイスに関する内容のメッセージ)を通知できる、と言える。
(実施形態1の付記事項)
家電管理システムには、外部の機器から通知されたメッセージの音声をスピーカから出力するロボット掃除機(図示せず)が含まれていてもよい。
HEMS機器200は、アドバイス表示処理部224の代わりに、上述の節電アドバイスに関する内容のメッセージをロボット掃除機に通知するメッセージ通知手段を備えていてもよい。
<実施形態2>
以下、更に図9〜図14を参照して、本発明の別の一実施形態に係る家電管理システムについて説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、基本的にその説明を省略する。
(家電管理システムの概要)
本実施形態に係る家電管理システムの概要について図9を参照しながら説明する。図9は、本実施形態に係る家電管理システムのシステム構成図である。
本実施形態に係る家電管理システムは、実施形態1に係る家電管理システムとは異なり、節電アドバイスに関する実施形態1で説明した内容のメッセージを、クラウド上のサーバが、家電管理サービスの契約者(例えば、ユーザA)の携帯端末に通知するようになっている。
図9に示すように、本実施形態に係る家電管理システム(以下、本実施形態の説明において、単に「家電管理システム」と呼称する)は、電源タップ50、エアコン室内機100、エアコン室外機150、HEMS機器200A、管理サーバ300、メッセージ通知サーバ400、タブレット端末500、ルータ600、及び、リモコン1000を含んでいる。また、図示はしていないが、家電管理システムは、エアコン以外の各種家電機器も含んでいる。
HEMS機器200Aは、契約者であるユーザAの住まいに関するデータ(電力の使用状況に関する情報と、エアコン室内機100から取得した室温情報及び外気温情報とを含むデータ)を管理サーバ300に逐次送信する。なお、HEMS機器200Aは、HEMS機器200と同様に記憶部210、制御部220、及び通信部240を備えているが、HEMS機器200と異なり、タッチパネル式表示部230を備えていない。
管理サーバ300は、契約者のHEMS機器(例えば、ユーザAのHEMS機器200A)から取得したデータを用いて、当該契約者の家庭における、一定期間毎の消費電力量のデータを管理する。サーバ300は、当該データをサーバ400に転送する。
メッセージ通知サーバ400は、管理サーバ300から転送される契約者の住まいに関するデータを参照し、節電アドバイスに関する内容のメッセージを必要に応じて当該契約者の携帯端末に送信する。例えば、ユーザAの住まいに関するデータを参照した場合には、節電アドバイスに関する内容のメッセージを必要に応じてユーザAのタブレット端末500に送信する。
タブレット端末500は、HEMSアプリがインストールされている携帯機器である。
このHEMSアプリは、電力の使用状況に関する情報(各家電機器の瞬間消費電力等)を表示する機能を備えている。タブレット端末500は、HEMSアプリが動作している間、節電アドバイスに関する内容のメッセージを表示できるようになっている。なお、携帯端末として、タブレット端末500の代わりに、スマートフォンを用いてもよい。
ルータ600は、家庭内のLANと外部のネットワークとの境界に位置するルータである。
以上、家電管理システムの概要について説明した。
(家電管理システムに含まれる主要な装置の構成)
次に、家電管理システムに含まれる主要な装置の構成について図10〜図12を参照しながら説明する。図10は、メッセージ通知サーバ400及びタブレット端末500のハードウェア構成を示すブロック図である。図11は、メッセージ通知サーバ400が保持しているデータ(各契約者の情報を含むデータ)を例示した図である。図12は、メッセージ通知サーバ400の制御部420によって実現される主要な機能を示す機能ブロック図である。
まず、主要な各装置のハードウェア構成について、図10及び図11を参照しながら説明する。
(メッセージ通知サーバ400)
図10の(a)に示すように、メッセージ通知サーバ400(メッセージ通知装置)は、記憶部410、制御部420、及び、通信部430を備えている。
記憶部410は、各種プログラムが記録されている記録媒体である。記憶部410は、図11の(a)に示すデータを保持している。本実施形態において記憶部410はハードディスクドライブであるが、記憶部410は他の種類のデバイス(例えば、フラッシュメモリ)であってもよい。
制御部420は、メッセージ通知サーバ400全体を制御するCPUである。
通信部430は、他の装置とのIP通信を可能にするために設けられたイーサネット(登録商標)インタフェースである。
(タブレット端末500)
図10の(b)に示すように、タブレット端末500は、記憶部510、制御部520、タッチパネル式表示部530、及び、通信部540を備えている。
記憶部510は、各種プログラムが記録されている記録媒体である。本実施形態において記憶部510はフラッシュメモリであるが、記憶部510は他の種類のデバイス(例えば、ハードディスクドライブ)であってもよい。
制御部520は、タブレット端末500全体を制御するCPUである。
タッチパネル式表示部530は、操作デバイスとしても機能する表示デバイスである。
通信部540は、他の装置とのIP通信を可能にするために設けられた無線LANインタフェースである。なお、通信部540は、キャリアの無線基地局との間で、3G通信、3.5G通信(HSPA+等)、3.9G通信(WiMAXやLTE等)、又は、4G通信(WiMAX2やLTE−Advanced等)を行うための通信モジュールであってもよい。
以上、主要な各装置のハードウェア構成について説明した。
次に、メッセージ通知サーバ400がCPUによって実現する機能について説明する。
(メッセージ通知サーバ400がCPUによって実現する機能について)
メッセージ通知サーバ400の制御部420は、各種プログラムを読み出すことによって、図12に示すように、エアコン稼動状況判定部421、室内温度特定部422、外気温度特定部423、及び、メッセージ通知処理部424として機能する。
エアコン稼動状況判定部421(稼動状況判定手段、動作モード判定手段)は、契約者の空調機器(例えば、ユーザAのエアコン)が暖房モード又は冷房モードで動作しているかを判定する。
室内温度特定部422(室内温度特定手段)は、契約者の空調機器が設置されている室内の温度(以下、単に「室内温度」とも称する)を特定する。
外気温度特定部423(外気温度特定手段)は、契約者が住んでいる地域(例えば、ユーザAのエアコン室内機100及びエアコン室外機150が設置されている地域)の外気温度(以下、単に「外気温度」とも称する)を特定する。
メッセージ通知処理部424(メッセージ通知手段)は、エアコン室内機100が暖房モード又は冷房モードで動作していると判定された場合、室内温度と外気温度とを比較し、比較の結果に応じて、エアコンの使用に関するアドバイスを含むメッセージをタブレット端末500に送信する。
以上、メッセージ通知サーバ400がCPUによって実現する機能について説明した。
(図11のデータについて)
図11のデータについて簡単に触れておく。
図11のデータは、各契約者の情報を含むデータである。具体的には、図11(a)又は(b)のデータは、データベーステーブル形式のデータであり、契約者の契約ID、当該契約者が使用している携帯端末のMACアドレス、及び、当該契約者の住所の情報を含むレコードを、各契約者について保持している。
メッセージ通知処理部424は、エアコンの使用に関するアドバイスを含むメッセージを契約者に送信する場合には、図11の(a)又は(b)に示されている、当該契約者(例えば、契約者IDが“0001”であるユーザA)のMACアドレスを参照することにより、当該契約者の携帯端末において動作しているHEMSアプリに当該メッセージを送信する。
なお、図11の(b)の「見守り設定」及び「見守り者のメールアドレス」については後で説明する。
(メッセージ通知サーバ400の動作)
次に、メッセージ通知サーバ400の特徴的な動作について、更に図13及び図14を参照しつつ説明する。
図13は、メッセージ通知サーバ400の動作を示すフローチャートである。図14は、管理サーバ300が契約者のHEMS機器から取得し、メッセージ通知サーバ400が管理サーバ300から取得するデータ(前述の「契約者の住まいに関するデータ」)を模式的に例示した図である。なお、メッセージ通知サーバ400は、図14に例示されるデータを取得する度に、図13のフローチャートに従った動作を行うようになっている。
メッセージ通知サーバ400が管理サーバ300から図14のデータを取得すると、S11において、エアコン稼動状況判定部421は、当該データに含まれている消費電力情報(エアコンの瞬間消費電力を示す消費電力情報)を確認する。
S11の後、エアコン稼動状況判定部421は、消費電力情報が示す消費電力値の大きさに基づいて、エアコンが稼動中であるか否かを判定する(S12)。
メッセージ通知サーバ400は、S12においてエアコンは稼動中でないと判定した場合、図13のフローチャートに従った動作を終了する。一方、エアコン稼動状況判定部421は、S12においてエアコンが稼動中であると判定した場合、S13において、図14のデータに含まれている動作モード情報を参照することにより、エアコンの動作モードがどのモードであるかを判定する。
メッセージ通知サーバ400は、S13においてエアコンの動作モードが冷房モードでも暖房モードでもないと判定した場合、図13のフローチャートに従った動作を終了する。
一方、メッセージ通知サーバ400は、S13においてエアコンの動作モードが冷房モードであると判定した場合にはS14の処理に進み、S13においてエアコンの動作モードが暖房モードであると判定した場合にはS16の処理に進む。
S14において、メッセージ通知サーバ400は、室内温度が外気温度よりも高いか否かを判定する。具体的には、室内温度特定部422が図14のデータを参照することで室内温度を特定し、外気温度特定部423が図14のデータを参照することで外気温度を特定し、メッセージ通知処理部424が、特定された室内温度が特定された外気温度よりも高いか否かを判定する。
メッセージ通知サーバ400は、室内温度が外気温度以下であると判定した場合には、図13のフローチャートに従った動作を終了する。一方、メッセージ通知サーバ400は、室内温度が外気温度よりも高いと判定した場合には、S15の処理に進む。
S15において、メッセージ通知処理部424は、図14のデータを参照することで契約IDを特定し、図11の(a)のデータを参照することで、当該契約ID(ユーザAの契約ID)に対応するMACアドレスを特定する。そして、S15において、メッセージ通知処理部424は、特定したMACアドレスを持つ携帯端末(ユーザAのタブレット端末500)宛に、実施形態1で説明した内容の節電アドバイス(冷房の使用に関するアドバイス)を含むメッセージを送信する。S15の後、メッセージ通知サーバ400は、図13のフローチャートに従った動作を終了する。
なお、タブレット端末500の制御部520がS15で送信されたメッセージをタッチパネル式表示部530に表示し、そのメッセージを自宅内で読んだユーザAが、省エネのために冷房を止めたほうが良いことに気づいたものとする。そして、ユーザAは、エアコンを止めて窓を開けたものとする。この場合、以降のエアコンの消費電力量はゼロになり、且つ、室内温度もより快適な外気温に近づいていくことになる。
S16において、メッセージ通知サーバ400は、室内温度が外気温度よりも低いか否かを判定する。具体的には、室内温度特定部422が図14のデータを参照することで室内温度を特定し、外気温度特定部423が図14のデータを参照することで外気温度を特定し、メッセージ通知処理部424が、特定された室内温度が特定された外気温度よりも低いか否かを判定する。
メッセージ通知サーバ400は、室内温度が外気温度以上であると判定した場合には、図13のフローチャートに従った動作を終了する。一方、メッセージ通知サーバ400は、室内温度が外気温度よりも低いと判定した場合には、S17の処理に進む。
S17において、メッセージ通知処理部424は、S15と同様の処理を行うことで、ユーザAのタブレット端末500に、実施形態1で説明した内容の節電アドバイス(暖房の使用に関するアドバイス)を含むメッセージを送信する。S17の後、メッセージ通知サーバ400は、図13のフローチャートに従った動作を終了する。
なお、タブレット端末500の制御部520がS15で送信されたメッセージをタッチパネル式表示部530に表示し、そのメッセージを自宅内で読んだユーザAが、省エネのために暖房を止めたほうが良いことに気づいたものとする。そして、ユーザAは、エアコンを止めて窓を開けたものとする。この場合、以降のエアコンの消費電力量はゼロになり、且つ、室内温度もより快適な外気温に近づいていくことになる。
以上、メッセージ通知サーバ400の特徴的な動作について説明した。
(メッセージ通知サーバ400の利点)
以上のように、メッセージ通知サーバ400は、エアコンの使用に関するメッセージを契約者の携帯端末に通知するようになっている。
メッセージ通知サーバ400は、上記エアコンにより空調可能な室内の温度を特定する室内温度特定部422と、上記エアコンが位置している地域の外気温度を特定する外気温度特定部423と、を備え、更に、メッセージ通知処理部424を備えている。
メッセージ通知処理部424は、上記アドバイスとして室内温度特定部422が特定した室内の温度と外気温度特定部423が特定した外気温度との比較の結果に応じたメッセージを契約者の携帯端末に通知する。具体的には、メッセージ通知処理部424は、実施形態1で説明した内容の節電アドバイスを含むメッセージを契約者の携帯端末に送信する。
従って、メッセージ通知サーバ400は、空調機器をより有効に活用させるためのメッセージ(即ち、節電アドバイスに関する内容のメッセージ)を通知できる、と言える。
(実施形態2の付記事項1)
実施形態2に係る家電管理システムは、見守りサービスの機能を備えていてもよい。
この場合、記憶部410は、図11の(a)に例示されるデータではなく、図11の(b)に例示されるデータを保持していてもよい。図11の(b)のテーブルにおける「見守り設定」フィールドの値“オン”は、該当契約者が見守りサービスを利用していることを示しており、「見守り設定」フィールドの値“オフ”は、該当契約者が見守りサービスを利用していないことを示している。また、図11の(b)のテーブルにおける「見守り者のメールアドレス」フィールドの値は、見守りサービスを利用している該当契約者を見守る者(例えば、契約者の近親者)のメールアドレスを示している。
また、エアコン稼動状況判定部421(検出手段)は、節電アドバイスを含むメッセージを契約者の携帯端末に送信してからの一定期間、当該契約者のエアコンの使用状況(当該契約者がエアコンをオフにしたか否か)を監視してもよい。例えば、節電アドバイスを含むメッセージをユーザAのタブレット端末500に送信してからの一定期間、図14に例示されるデータ(契約IDが“0001”であるようなデータ)を取得する度に当該データを参照してエアコンの瞬間消費電力がゼロになったか否かを確認してもよい。
そして、メッセージ通知処理部424(安否通知手段)は、当該一定期間が経過しても、エアコンがオンのままになっている場合には、契約者の安否の確認を促す内容のメールを見守り者のメールアドレス宛に送信してもよい。例えば、メッセージ通知処理部424は、当該一定期間内にユーザAのエアコンの消費電力が所定の閾値を一度も下回らなかった場合、「ユーザAさん宅のエアコンが操作されていないよ。連絡してみたら?」というメッセージを見守り者の携帯メールアドレス宛(見守り者の携帯端末)に送信してもよい。
(実施形態2の付記事項2)
本実施形態では、空調機器としてエアコン(暖房機器としても冷房機器としても機能する空調機器)を用いたが、空調機器として冷房機器を用いてもよい。この場合、メッセージ通知サーバ400は、図13のS12で冷房機器が稼動中であると判定した場合に、S13をスキップしてS14の処理を行い、S14にて室内温度が外気温度よりも高いと判定された場合にS15の処理を行ってもよい。
また、本実施形態では、空調機器としてエアコンを用いたが、空調機器として暖房機器を用いてもよい。この場合、メッセージ通知サーバ400は、図13のS12で暖房機器が稼動中であると判定した場合に、S13をスキップしてS16の処理を行い、S16にて室内温度が外気温度よりも低いと判定された場合にS17の処理を行ってもよい。
<実施形態3>
以下、更に図15〜図17を参照して、本発明の更に別の一実施形態に係る家電管理システムについて説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1又は2にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、基本的にその説明を省略する。
(家電管理システムの概要)
本実施形態に係る家電管理システムの概要について図15を参照しながら説明する。図15は、本実施形態に係る家電管理システムのシステム構成図である。
本実施形態に係る家電管理システムは、実施形態2に係る家電管理システムと類似しているが、契約者が住んでいる地域の天気が雨である場合に当該契約者の携帯端末に節電アドバイスに関する内容のメッセージを通知しない点で、実施形態2に係る家電管理システムと異なっている。
図15に示すように、本実施形態に係る家電管理システム(以下、本実施形態の説明において、単に「家電管理システム」と呼称する)は、電源タップ50、エアコン室内機100、エアコン室外機150、HEMS機器200A、管理サーバ300、メッセージ通知サーバ400A、タブレット端末500、ルータ600、気象情報サーバ700、及び、リモコン1000を含んでいる。また、図示はしていないが、家電管理システムは、エアコン以外の各種家電機器も含んでいる。
気象情報サーバ700は、各地域の気象情報(天気、温度、湿度、風速、花粉の飛散量、黄砂の飛散量、PM2.5の濃度等の情報)を管理するサーバである。
メッセージ通知サーバ400Aは、メッセージ通知サーバ400と同様に、管理サーバ300から転送される契約者の住まいに関するデータを参照し、節電アドバイスに関する内容のメッセージを必要に応じて当該契約者の携帯端末に送信する。
一方、メッセージ通知サーバ400Aは、メッセージ通知サーバ400と異なり、契約者の住まいに関するデータが管理サーバ300から転送された場合に、必要に応じて、当該契約者が住んでいる地域の天気を気象情報サーバ700に問い合わせるようになっている。メッセージ通知サーバ400Aは、当該契約者が住んでいる地域の天気が雨である場合には、節電アドバイスに関する内容のメッセージを送信しないようになっている。
以上、家電管理システムの概要について説明した。
(メッセージ通知サーバ400Aの構成)
次に、メッセージ通知サーバ400Aの構成について図10及び図16を参照しながら説明する。図16は、メッセージ通知サーバ400Aの制御部420によって実現される主要な機能を示す機能ブロック図である。
図10に示すように、メッセージ通知サーバ400Aのハードウェア構成は、メッセージ通知サーバ400のハードウェア構成と同様の構成になっている。
(メッセージ通知サーバ400AがCPUによって実現する機能について)
メッセージ通知サーバ400Aの制御部420は、各種プログラムを読み出すことによって、図16に示すように、エアコン稼動状況判定部421、室内温度特定部422、外気温度特定部423、メッセージ通知処理部424、及び、天気特定部425として機能する。
天気特定部425(天気特定手段)は、契約者の住まいに関するデータが管理サーバ300から転送されると、必要に応じて、当該契約者が住んでいる地域の天気を気象情報サーバ700に問い合わせる。
以上、メッセージ通知サーバ400AがCPUによって実現する機能について説明した。
(メッセージ通知サーバ400Aの動作)
次に、メッセージ通知サーバ400Aの特徴的な動作について、更に図17を参照しつつ説明する。
図17は、メッセージ通知サーバ400Aの動作を示すフローチャートである。なお、メッセージ通知サーバ400Aは、契約者の住まいに関するデータ(図14に例示されるデータ)を取得する度に、図17のフローチャートに従った動作を行うようになっている。
メッセージ通知サーバ400Aが管理サーバ300から図14のデータ(ユーザAの住まいに関するデータ)を取得すると、S21及びS22の処理を行う。S21及びS22の処理は、それぞれ、実施形態2で説明したS11及びS12の処理と同じものである。
S22にてエアコンが稼動中であると判定された場合、天気特定部425は、ユーザA者が住んでいる地域の天気を気象情報サーバ700に問い合わせる。具体的には、図14のデータを参照することでユーザAの契約ID(“0001”)を特定し、図11の(a)のデータを参照することでユーザAの住所(“千葉県千葉市・・”)を特定する。そして、天気特定部425は、ユーザAの住所を気象情報サーバ700に通知することにより、ユーザAが住んでいる地域の気象情報を気象情報サーバ700から取得する。
そして、天気特定部425は、気象情報サーバ700から取得した気象情報に基づいて、ユーザAが住んでいる地域の天気が雨であるか否かを判定する(S23)。
メッセージ通知サーバ400Aは、S23においてユーザAが住んでいる地域の天気が雨であると判定した場合、図17のフローチャートに従った動作を終了する。一方、メッセージ通知サーバ400Aは、S23においてユーザAが住んでいる地域の天気が雨でないと判定した場合、S24以降の処理に進む。
S24以降のメッセージ通知サーバ400Aの動作は、実施形態2で説明したS13以降のメッセージ通知サーバ400の動作と全く同じであるので、S24以降の処理の説明は省略する。
以上、メッセージ通知サーバ400Aの特徴的な動作について説明した。
(メッセージ通知サーバ400Aの利点)
以上の説明からわかるように、メッセージ通知サーバ400Aは、メッセージ通知サーバ400と同様に、空調機器をより有効に活用させるためのメッセージ(即ち、節電アドバイスに関する内容のメッセージ)を通知できる。
更に、メッセージ通知サーバ400Aは、契約者の住んでいる地域が雨である場合には、その契約者の携帯端末に当該メッセージを送信しないようになっている。これにより、メッセージ通知サーバ400Aは「メッセージに従ってエアコンを止めて窓を開けた結果、室内に雨が入ることにより室内環境の快適性が損なわれること」を防ぐことができる。
(実施形態3の付記事項)
天気特定部425は、契約者が住んでいる地域の天気を気象情報サーバ700に問い合わせるようになっていたが、本発明はこのような構成に限定されない。即ち、天気特定部425は、契約者が住んでいる地域の天気と共に、例えば、その地域の湿度、風速、花粉の飛散量、黄砂の飛散量、及び/又は、PM2.5の濃度を気象情報サーバ700に問い合わせるようになっていてもよい。
そして、S23において、天気特定部425は、以下の条件1〜6のうちの任意の1つ以上の条件が満たすか否かを判定し、メッセージ通知サーバ400Aは、当該1つ以上の条件が満たされていると判定された場合に限り、S24以降の処理を行ってもよい。
条件1:天気が雨でない。
条件2:湿度が所定の閾値以下である。
条件3:風速が所定の閾値以下である。
条件4:花粉の飛散量が所定の閾値以下である。
条件5:黄砂の飛散量が所定の閾値以下である。
条件6:PM2.5の濃度が所定の閾値以下である。
<実施形態4>
以下、更に図18〜図21を参照して、本発明の更に別の一実施形態に係る家電管理システムについて説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1又は2にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、基本的にその説明を省略する。
(家電管理システムの概要)
本実施形態に係る家電管理システムの概要について図18を参照しながら説明する。図18は、本実施形態に係る家電管理システムのシステム構成図である。
本実施形態に係る家電管理システムは、実施形態2に係る家電管理システムと類似しているが、契約者が住んでいる地域の湿度が高い場合に当該契約者の携帯端末に節電アドバイスに関する内容のメッセージを通知しない点で、実施形態2に係る家電管理システムと異なっている。
図18に示すように、本実施形態に係る家電管理システム(以下、本実施形態の説明において、単に「家電管理システム」と呼称する)は、電源タップ50、エアコン室内機100、エアコン室外機150、HEMS機器200B、管理サーバ300、メッセージ通知サーバ400B、タブレット端末500、ルータ600、湿度測定器800、及び、リモコン1000を含んでいる。また、図示はしていないが、家電管理システムは、エアコン以外の各種家電機器も含んでいる。
湿度測定器800は、ユーザAの住まい(屋外)に設置されており、外気の湿度を測定し、測定結果を示す外気湿度情報をHEMS機器200Bに逐次送信する。
HEMS機器200Bは、契約者であるユーザAの住まいに関するデータ(電力の使用状況に関する情報と、エアコン室内機100から取得した室温情報及び外気温情報と、湿度測定器800から取得した外気湿度情報を含むデータ)を管理サーバ300に逐次送信する。HEMS機器200Bも、HEMS機器200Aと同様に、記憶部210、制御部220、及び通信部240を備え、タッチパネル式表示部230を備えていない。
メッセージ通知サーバ400Bは、メッセージ通知サーバ400と同様に、管理サーバ300から転送される契約者の住まいに関するデータを参照し、節電アドバイスに関する内容のメッセージを必要に応じて当該契約者の携帯端末に送信する。なお、メッセージ通知サーバ400Bは、メッセージ通知サーバ400と異なり、湿度測定器800によって測定された湿度が高い場合には、節電アドバイスに関する内容のメッセージを送信しないようになっている。
以上、家電管理システムの概要について説明した。
(メッセージ通知サーバ400Bの構成)
次に、メッセージ通知サーバ400Bの構成について図10及び図19を参照しながら説明する。図19は、メッセージ通知サーバ400Bの制御部420によって実現される主要な機能を示す機能ブロック図である。
図10に示すように、メッセージ通知サーバ400Bのハードウェア構成は、メッセージ通知サーバ400のハードウェア構成と同様の構成になっている。
(メッセージ通知サーバ400BがCPUによって実現する機能について)
メッセージ通知サーバ400Bの制御部420は、各種プログラムを読み出すことによって、図19に示すように、エアコン稼動状況判定部421、室内温度特定部422、外気温度特定部423、メッセージ通知処理部424、及び、外気湿度特定部426として機能する。
外気湿度特定部426(湿度特定手段)は、契約者の住まいに関するデータが管理サーバ300から転送されると、必要に応じて、当該データを参照することにより当該契約者の住まいで測定された外気湿度を特定する。
以上、メッセージ通知サーバ400BがCPUによって実現する機能について説明した。
(メッセージ通知サーバ400Bの動作)
次に、メッセージ通知サーバ400Bの特徴的な動作について、更に図20及び図21を参照しつつ説明する。
図20は、メッセージ通知サーバ400Bの動作を示すフローチャートである。図21は、管理サーバ300が契約者のHEMS機器から取得し、メッセージ通知サーバ400Bが管理サーバ300から取得するデータ(前述の「契約者の住まいに関するデータ」)を模式的に例示した図である。なお、メッセージ通知サーバ400Bは、契約者の住まいに関するデータ(図21に例示されるデータ)を取得する度に、図20のフローチャートに従った動作を行うようになっている。
メッセージ通知サーバ400Bが管理サーバ300から図21のデータ(ユーザAの住まいに関するデータ)を取得すると、S31及びS32の処理を行う。S31及びS32の処理は、それぞれ、実施形態2で説明したS11及びS12の処理と同じものである。
S32にてエアコンが稼動中であると判定された場合、外気湿度特定部426は、図21のデータを参照することにより、ユーザAの住まいで測定された外気湿度を特定し、特定した外気湿度が所定の閾値より高いか否かを判定する(S33)。
メッセージ通知サーバ400Bは、S33においてユーザAの住まいで測定された外気湿度が所定の閾値より高いと判定した場合、図20のフローチャートに従った動作を終了する。一方、メッセージ通知サーバ400Bは、S33においてユーザAの住まいで測定された外気湿度が所定の閾値以下であると判定した場合、S34以降の処理に進む。
S34以降のメッセージ通知サーバ400Bの動作は、実施形態2で説明したS13以降のメッセージ通知サーバ400の動作と全く同じであるので、S34以降の処理の説明は省略する。
以上、メッセージ通知サーバ400Bの特徴的な動作について説明した。
(メッセージ通知サーバ400Bの利点)
以上の説明からわかるように、メッセージ通知サーバ400Bは、メッセージ通知サーバ400と同様に、空調機器をより有効に活用させるためのメッセージ(節電アドバイスに関する内容のメッセージ)を通知できる。
更に、メッセージ通知サーバ400Bは、契約者の住まいで測定された外気湿度が高い場合には、その契約者の携帯端末に当該メッセージを送信しないようになっている。これにより、メッセージ通知サーバ400Bは「メッセージに従ってエアコンを止めて窓を開けた結果、室内の湿度が上がることにより室内環境の快適性が損なわれること」を防ぐことができる。例えば、メッセージ通知サーバ400Bは「メッセージに従って冷房を止めて窓を開けた結果、室内の湿度が上がることにより室内が蒸し暑くなること」を防ぐことができる。
<実施形態5>
以下、更に図22〜図26を参照して、本発明の更に別の一実施形態に係る家電管理システムについて説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1又は2にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、基本的にその説明を省略する。
(家電管理システムの概要)
本実施形態に係る家電管理システム(以下、本実施形態の説明において、単に「家電管理システム」と呼称する)の概要について図22を参照しながら説明する。図22は、家電管理システムのシステム構成図である。
図22に示すように、家電管理システムは、電源タップ50、エアコン室内機100A、エアコン室外機150A、HEMS機器200C、家電制御サーバ300’、メッセージ通知サーバ400C、タブレット端末500A、及び、ルータ600を含んでいる。また、図示はしていないが、家電管理システムは、エアコン以外の各種家電機器も含んでいる。
タブレット端末500Aは、実施形態2で説明したHEMSアプリとともにリモコンアプリケーション(エアコン室内機100Aを操作する機能を備えたアプリケーション)がインストールされている携帯端末である。リモコンアプリケーションは、エアコン室内機100Aをオンにする操作を受け付けた場合、エアコンをオンにする操作が行われた旨を示す信号をメッセージ通知サーバ400Cに送信する。
家電制御サーバ300’は、契約者のエアコンの動作を制御するための信号(エアコン制御信号)を送信する機能を備えている。家電制御サーバ300’は、メッセージ通知サーバ400Cからの指示に基づき、エアコンをオンにするエアコン制御信号を契約者のHEMS機器に送信する。
メッセージ通知サーバ400Cは、メッセージ通知サーバ400、400A、400Bと同様に、エアコンの使用に関するメッセージを送信するサーバである。具体的には、メッセージ通知サーバ400Cは、エアコンをオンにする操作が行われた旨を示す信号を取得すると、必要に応じて、そのエアコンを所有する契約者の携帯端末に向けてエアコンの使用に関するメッセージを送信するようになっている。
HEMS機器200Cは、契約者であるユーザAの住まいに関するデータ(電力の使用状況に関する情報と、エアコン室内機100Aから取得した室温情報、外気温情報及び動作モード情報と、を含むデータ)を家電制御サーバ300’に逐次送信する。HEMS機器200Cも、HEMS機器200Aと同様に、記憶部210、制御部220、及び通信部240を備え、タッチパネル式表示部230を備えていない。
また、HEMS機器200Cは、エアコン制御信号をサーバから取得すると、エアコン制御信号をエアコン室内機100Aに転送するようになっている。
エアコン室外機150Aは、エアコン室外機150と同様の機能を備えている。エアコン室外機150Aは、待機状態にある間も、空調動作中と同様に、外気温情報をエアコン室内機100Aに逐次通知するようになっている。
エアコン室内機100Aは、エアコン室内機100と同様の機能を備えている。エアコン室内機100Aは、待機状態にある間も、空調動作中と同様に、室温情報と外気温情報と動作モード情報とをHEMS機器200Cに逐次通知するようになっている。なお、エアコン室内機100Aが待機状態にある間に通知される動作モード情報は、エアコンの直近の動作モードを示す情報である。
また、エアコン室内機100Aは、HEMS機器200Cからエアコン制御信号を受信した場合に、エアコン制御信号の内容に応じた動作を行うようになっている。
以上、家電管理システムの概要について説明した。
(メッセージ通知サーバ400Cおよびタブレット端末500Aの構成)
次に、メッセージ通知サーバ400Cの構成について図10及び図23を参照しながら説明する。図23は、メッセージ通知サーバ400Cの制御部420によって実現される主要な機能を示す機能ブロック図である。
図10に示すように、メッセージ通知サーバ400Cおよびタブレット端末500Aのハードウェア構成は、それぞれ、メッセージ通知サーバ400およびタブレット端末500Aのハードウェア構成と同様の構成になっている。
(メッセージ通知サーバ400CがCPUによって実現する機能について)
メッセージ通知サーバ400Cの制御部420は、各種プログラムを読み出すことによって、図23に示すように、エアコン稼動状況判定部421、室内温度特定部422、外気温度特定部423、及び、メッセージ通知処理部424’として機能する。
メッセージ通知処理部424’は、エアコンをオンにする操作がされたことを検出した時に、必要に応じて、エアコンの使用に関するメッセージを契約者の携帯端末に送信する。即ち、メッセージ通知処理部424’は、エアコン室内機100Aが暖房モード又は冷房モードで動作していると判定された場合、室内温度と外気温度とを比較し、比較の結果に応じて、エアコンの使用に関するメッセージをタブレット端末500Aに送信する。
以上、メッセージ通知サーバ400CがCPUによって実現する機能について説明した。
(家電管理システムの動作)
次に、家電管理システムの特徴的な動作について、更に図24〜図26を参照しつつ説明する。
図24は、エアコンの瞬間消費電力、室内温度、及び、外気温度の推移を例示した図である。図25は、メッセージ通知サーバ400Cの動作を示すフローチャートである。図26は、タブレット端末500Aに表示されるリモコンアプリケーションのUI画面を例示した図である。なお、メッセージ通知サーバ400Cは、エアコンをオンにする操作がされたことを検出する度に(例えば、図24の時刻tonにおいて)、図25のフローチャートに従った動作を行うようになっている。
メッセージ通知サーバ400Cは、エアコンをオンにする操作が行われた旨を示す信号を取得すると、S41において、契約者の住まいに関するデータを家電制御サーバ300’から取得する。エアコン稼働状況判定部421は、当該データを参照することで、エアコンの直近の動作モードがどのモードであったかを判定する。
メッセージ通知サーバ400Cは、S41において直近の動作モードは冷房モードであると判定した場合にはS42に進み、S41において直近の動作モードは暖房モードであると判定した場合にはS43に進み、S41において直近の動作モードはその他のモードであると判定した場合には後述のS46の処理を行う。
S42又はS43において、室内温度特定部422は、S41で取得したデータを参照することで室内温度を特定し、外気温度特定部423は、S41で取得したデータを参照することで室内温度を特定する。
メッセージ通知処理部424’は、S42又はS43において、室内温度特定部422により特定された室内温度と外気温度特定部423により特定された外気温度とを比較し、室内温度が外気温度以下であると判定した場合には、後述のS46の処理を行う。
一方、メッセージ通知処理部424’は、室内温度が外気温度よりも高いと判定した場合には、エアコンを本当にオンにしてもよいかをユーザに確認させるためのメッセージ(確認メッセージ)を、リモコンアプリケーションが動作している契約者の携帯端末(例えば、ユーザAのタブレット端末500A)に通知する(S44)。
リモコンアプリケーションは、通知された確認メッセージをリモコンアプリケーションの画面上に表示する。具体的には、リモコンアプリケーションは、図26に示すような確認画面を表示する。リモコンアプリケーションは、確認画面内のONボタンが押されると、ONボタンが押された旨を示す信号をメッセージ通知サーバ400Cに送信する。リモコンアプリケーションは、確認画面内のOFFボタンが押されると、エアコンがオンにされなかった旨を示すメッセージを表示する。
メッセージ通知処理部424’は、S45にて、ONボタンが押された旨を示す信号を待ち受ける。なお、メッセージ通知処理部424’は、図25に示されているようにONボタンが押された旨を示す信号を携帯端末から取得するまで待ち受けてもよいが、S44の処理を行ってから一定期間が経過した後に信号を待ち受けるのを止めてもよい。即ち、メッセージ通知サーバ400Cは、S44の処理を行ってから一定期間が経過するまでにONボタンが押された旨を示す信号を取得しない場合、図25のフローチャートに従った動作を終了してもよい。
メッセージ通知処理部424’が、S45にて、ONボタンが押された旨を示す信号を携帯端末から取得すると、メッセージ通知サーバ400Cは、S46に進む。
S46において、メッセージ通知処理部424’は、家電制御サーバ300’に対し、エアコンをオンにするエアコン制御信号を契約者のHEMS機器に送信するように指示する。
以上で、メッセージ通知サーバ400Cによる図25のフローチャートに従った動作は終了する。
S46の後、メッセージ通知サーバ400Cから指示を受けた家電制御サーバ300’は、指示に基づいて、エアコン制御信号を契約者のHEMS機器に送信する。エアコン制御信号を受信したHEMS機器は、当該エアコン制御信号をエアコン室内機に転送する。エアコン(エアコン室内機およびエアコン室外機)は、エアコン制御信号に従って直近の動作モードでの空調動作を開始する。
以上、家電管理システムの特徴的な動作について説明した。
<実施形態6>
以下、更に図27〜図29を参照して、本発明の更に別の一実施形態に係る自動車について説明する。図27は、本実施形態に係る自動車(以下、本実施形態の説明において、単に「自動車」と呼称する)の外観図である。図28は、自動車の構成の一部を示した図である。図29は、自動車の車載機器のCPUによって実現される主要な機能を示す機能ブロック図である。
自動車は、図27に示すような外観の自動車900である。
また、図28に示すように、自動車900には車載機器(例えば、カーナビゲーション機器)が搭載されており、車載機器は、タッチパネル式表示部910、制御部920、GPS部930、及び、通信部940を備えている。更に、図28に示すように、自動車は、エアコン部950、車内温度計960、及び、車外温度計970を備えている。
タッチパネル式表示部910は、操作デバイスとしても機能する表示デバイスである。
制御部920は、車載機器およびエアコンを制御するCPUである。
GPS部930は、人工衛星から受信したGPS信号に基づいて、自動車900の現在位置を特定する。
通信部940は、キャリアの無線基地局との間で3G通信を行うための通信モジュールである。通信部940は、3.5G通信(HSPA+等)、3.9G通信(WiMAXやLTE等)、又は、4G通信(WiMAX2やLTE−Advanced等)を行うための通信モジュールであってもよい。
エアコン部950は、暖房および冷房として機能するエアコンである。
車内温度計960は、自動車900の車内(自動車の室内)の温度を測定する。
車外温度計970は、自動車900の車外の温度を測定する。
(制御部920によって実現する機能について)
制御部920は、図29に示すように、エアコン稼動状況判定部921、室内温度特定部922、外気温度特定部923、アドバイス表示処理部924、及び、気象情報取得処理部927として機能する。
エアコン稼動状況判定部921は、エアコン部950が稼動中であるかどうかを判定する。
室内温度特定部922は、車内温度計960の測定値を参照することで、車内の温度を特定する。
外気温度特定部923は、車外温度計970の測定値を参照することで、車外の温度を特定する。
アドバイス表示処理部924は、エアコン部950が暖房モード又は冷房モードで動作していると判定された場合、車内の温度と車外の温度とを比較し、比較の結果に応じて、エアコンの使用に関するアドバイスをタッチパネル式表示部910に表示する。
気象情報取得処理部927は、GPS部930が特定した現在位置を示す情報を気象情報サーバに送信することにより、当該現在位置が属する地域の気象情報(天気、温度、湿度、風速、花粉の飛散量、黄砂の飛散量、PM2.5の濃度等の情報)を気象情報サーバから取得する。
(エアコン稼動中における自動車900の制御部920の動作)
制御部920は、エアコンが稼動している間、以下の特有な動作を定期的に行う。
即ち、気象情報取得処理部927は、自動車900の現在位置が属する地域の気象情報を気象情報サーバから取得し、取得した気象情報に基づいて、実施形態3で説明した条件1〜6のうちの任意の1つ以上の条件が満たすか否かを判定する。
そして、制御部920は、当該1つ以上条件が満たされていると判定された場合に限り、以下の処理を行う。
即ち、室内温度特定部922が車内の温度を特定し、外気温度特定部923が、車外の温度を特定する。そして、アドバイス表示処理部924が、当該車外の温度が一定温度(例えば、25℃)以上である場合には図17のS25の判定処理を行い、当該車外の温度が一定温度(例えば、15℃)以下である場合には図17のS27の判定処理を行う。
更に、アドバイス表示処理部924は、図17のS25の判定処理によって車内の温度が車外の温度よりも高いと判定された場合、図8に例示される節電アドバイスをタッチパネル式表示部910に表示する。同様に、アドバイス表示処理部924は、図17のS27の判定処理によって車内の温度が車外の温度よりも低いと判定された場合にも、同様の節電アドバイスをタッチパネル式表示部910に表示する。
(自動車900の利点)
以上のように、自動車900は、エアコン部950と、タッチパネル式表示部910と、を備えている。
また、自動車900は、エアコン部950により空調可能な車内(自動車900の室内)の温度を特定する室内温度特定部922と、自動車900の車外の温度(即ち、エアコン部950が位置している地域の外気温度)を特定する外気温度特定部923と、アドバイス表示処理部924と、を備えている。
アドバイス表示処理部924は、図8に例示される、エアコン部950の使用に関するアドバイスに関するメッセージ(車内の温度と車外の温度との比較の結果に応じたメッセージ)をタッチパネル式表示部910に出力することにより、当該メッセージを運転者に通知する。
従って、自動車900は、HEMS機器200と同様に、室内環境を快適にするためのメッセージとして、空調機器をより有効に活用させるためのメッセージ(節電アドバイスに関する内容のメッセージ)を通知できる、と言える。
(実施形態6の付記事項1)
制御部920は、気象情報取得処理部927として機能しなくてもよい。この場合、自動車900は、「エアコンが稼動中であり、車外温度が一定温度以上であり、且つ、車内温度が車外温度よりも高い」場合、及び、「エアコンが稼動中であって、車外温度が一定温度以下であり、車内温度が車外温度よりも低い場合」には、必ず、節電アドバイスを表示することになる。
(その他の付記事項1)
実施形態2〜6の外気温度特定部は、実施形態1〜6で説明した外気温度特定部に限定されない。例えば、外気温度特定部は、エアコンが設置されている地域の外気温度を気象情報サーバに問い合わせることにより、外気温度を特定してもよい。
(その他の付記事項2)
実施形態1に係るHEMS機器200が節電アドバイスを表示するのは、その利用者のエアコンが稼動中である場合に限られていた。しかしながら、本発明は、そのような構成に限定されない。
即ち、実施形態1に係るHEMS機器200は、エアコンが稼動中であるか否かに関わらず、必要に応じて、図30の(a)に例示されるような節電アドバイスを表示してもよい。そして、そのようなHEMS機器200を実現するために、HEMS機器200は、以下のように構成されていてもよい。
例えば、HEMS機器200は室内の温度を測定する室内温度測定部を備え、室内温度特定部222は、当該室内温度測定部の測定値を参照することにより、室内温度を特定してもよい。また、外気温度特定部223は、エアコンが設置されている地域の外気温度を気象情報サーバに問い合わせることにより、外気温度を特定してもよい。更に、HEMS機器200は、エアコン稼動状況判定部221を備えていなくてもよい。
また、HEMS機器200は、定期的に以下の動作を行うようになっていてもよい。
即ち、室内温度特定部222は室内の温度を特定し、外気温度特定部223は外気温度を特定し、アドバイス表示処理部224は、外気温度が一定温度(例えば、25℃)以上である場合には図6のS4の判定処理を行い、外気温度が一定温度(例えば、15℃)以下である場合には図6のS6の判定処理を行ってもよい。
そして、アドバイス表示処理部224は、図6のS4の判定処理によって室内の温度が外気温度よりも高いと判定された場合に図30の(a)に例示される節電アドバイスをタッチパネル式表示部230に表示してもよい。同様に、アドバイス表示処理部224は、図6のS6の判定処理によって室内の温度が外気温度よりも低いと判定された場合、暖房の使用に関する同様の節電アドバイスをタッチパネル式表示部230に表示してもよい。
(その他の付記事項3)
実施形態1に係るHEMS機器200は、エアコンが設置されている室内の温度が外気温度を下回っており、且つ、外気温度が一定温度(例えば、30℃)以上である間、以下の処理を行ってもよい。
即ち、HEMS機器200は、室内温度と外気の温度との温度差を逐次計算し、温度差が所定の閾値を下回ったことを検出した時に、図30の(b)に例示されるエアコン使用を促すアドバイスを表示してもよい。
実施形態6に係る自動車900についても同様である。
(その他の付記事項4)
実施形態1に係るHEMS機器200は、エアコンが冷房モードで動作している間、又は、外気温度が一定温度(例えば、25℃)を上回っている間、以下の処理を行ってもよい。
即ち、HEMS機器200は、室内の温度が外気温度よりも高く、且つ、設定温度が外気温度以上であると判定した場合には節電アドバイスを表示し、室内の温度が外気温度よりも高く、且つ、設定温度が外気温度よりも低いと判定した場合には図30の(c)に例示されるような操作画面を表示してもよい。
同様に、HEMS機器200は、エアコンが暖房モードで動作している間、又は、外気温度が一定温度(例えば、15℃)を下回っている間、以下の処理を行ってもよい。
即ち、HEMS機器200は、室内の温度が外気温度よりも低く、且つ、設定温度が外気温度以下であると判定した場合には節電アドバイスを表示し、室内の温度が外気温度よりも低く、且つ、設定温度が外気温度よりも高いと判定した場合には、図30の(c)に例示されるような操作画面と同様の操作画面を表示してもよい。
(その他の付記事項5)
実施形態1〜5では、空調機器の例としてエアコンを挙げたが、空調機器はエアコンに限定されない。例えば、空調機器は、暖房機能のみを備えた機器(例えば、図31の(a)にハードウェアブロック図が示されているようなヒーター1100)であってもよい。
ヒーター1100(暖房機器)は、図31の(a)に示すように、以下の操作部1110、制御部1120、記憶部1130、表示部1140、熱風送出部1150、温度計1160、及び、通信部1170を備えていてもよい。
操作部1110:ヒーター1100を操作するための操作パネルである。
制御部1120:ヒーター1100を制御するCPUである。
記憶部1130:表示部1140に表示される各種メッセージ、及び、ヒーター1100の設定情報(ヒーター1100の設置地域を示す情報等)が記録されている記録媒体である。
表示部1140:各種メッセージが表示されるディスプレイである。
熱風送出部1150:熱風を送出する。
温度計1160:ヒーター1100が設置されている室内の温度を測定する。
通信部1170:気象情報サーバとの通信のために使用される通信インタフェースである。
また、制御部1120は、以下の室内温度特定部、外気温度特定部、及び、アドバイス表示処理部として機能するようになっていてもよい。
室内温度特定部:温度計1160の測定値を参照することにより室内の温度を特定する。
外気温度特定部:ヒーター1100の設置地域を示す情報を気象情報サーバに送信することにより、当該設置地域の外気温度を示す情報を気象情報サーバから取得する。
アドバイス表示処理部:室内の温度と外気温度とを比較し、室内の温度が外気温度よりも低い場合には、節電アドバイス(ヒーター1100の電源をオフにして窓を開けるように促す内容のメッセージ)を表示部1140に表示する。
(その他の付記事項6)
実施形態1〜5の空調機器は、エアコン、及び、暖房機能のみを備えた機器に限定されない。例えば、空調機器は、冷房機器(例えば、図31の(b)にハードウェアブロック図が示されているような冷風機1200)であってもよい。
冷風機1200(冷房機器)は、図31の(b)に示すように、以下の操作部1210、制御部1220、記憶部1230、表示部1240、冷風送出部1250、温度計1260、及び、通信部1270を備えていてもよい。
操作部1210:冷風機1200を操作するための操作パネルである。
制御部1220:冷風機1200を制御するCPUである。
記憶部1230:表示部1240に表示される各種メッセージ、及び、冷風機1200の設定情報(冷風機1200の設置地域を示す情報等)が記録されている記録媒体である。
表示部1240:各種メッセージが表示されるディスプレイである。
冷風送出部1250:冷風を送出する。
温度計1260:冷風機1200が設置されている室内の温度を測定する。
通信部1270:気象情報サーバとの通信のために使用される通信インタフェースである。
また、制御部1220は、以下の室内温度特定部、外気温度特定部、及び、アドバイス表示処理部として機能するようになっていてもよい。
室内温度特定部:温度計1260の測定値を参照することにより室内の温度を特定する。
外気温度特定部:冷風機1200の設置地域を示す情報を気象情報サーバに送信することにより、当該設置地域の外気温度を示す情報を気象情報サーバから取得する。
アドバイス表示処理部:室内の温度と外気温度とを比較し、室内の温度が外気温度よりも高い場合には、節電アドバイス(冷風機1200の電源をオフにして窓を開けるように促す内容のメッセージ)を表示部1240に表示する。
(その他の付記事項7)
HEMS機器200、自動車900、タブレット端末500、タブレット端末500A、ヒーター1100、及び、冷風機1200の各装置は、節電アドバイスを表示部に表示することにより、節電アドバイスをユーザに通知するように構成されていた。しかしながら、本発明は、そのような構成に限定されない。即ち、当該各装置は、節電アドバイスに関する内容の音声をスピーカ(図示せず)から出力してもよい。
(その他の付記事項8)
実施形態2〜5では、複数台のサーバを使用したが、当該複数台のサーバはすべて1つの事業者によって提供されてもよいし、当該複数台のサーバのうちの一部のサーバ(例えば、管理サーバ300及びメッセージ通知サーバ400A)はある事業者によって提供され、当該複数台のサーバのうちの残りのサーバ(例えば、気象情報サーバ700)は別の事業者によって提供されてもよい。
また、実施形態2〜5で使用するサーバは1台であってもよい。即ち、当該複数台のサーバの各々が備える機能を兼ね備えた1台のサーバを使用してもよい。
<実施形態7>
実施形態1〜6の各装置の制御ブロック(特に、室内温度特定部、外気温度特定部、アドバイス表示処理部、メッセージ通知処理部、天気特定部、湿度特定部、及び、気象情報取得処理部)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、各装置は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラム及び各種データがコンピュータ(又はCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)又は記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(又はCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るメッセージ通知装置(メッセージ通知サーバ400、400A、400B、400C)は、空調機器(エアコン)の使用に関するメッセージを通知するメッセージ通知装置において、上記空調機器により空調可能な室内の温度を特定する室内温度特定手段(室内温度特定部422)と、上記空調機器が位置している地域の外気温度を特定する外気温度特定手段(外気温度特定部423)と、上記メッセージとして、上記室内の温度と上記外気温度との比較の結果に応じたメッセージ(節電アドバイスに関する内容のメッセージ)を通知するメッセージ通知手段(メッセージ通知処理部424)と、を備えている。
上記の構成によれば、上記メッセージ通知装置は、空調機器の使用に関するメッセージとして、上記室内の温度と上記外気温度との比較の結果に応じたメッセージ(従来にはない、ユーザに空調機器をより有効に活用させるためのメッセージ)を通知する。
従って、上記メッセージ通知装置は、空調機器をより有効に活用させるためのメッセージを通知できる、と言える。
本発明の態様2に係るメッセージ通知装置は、上記態様1において、上記空調機器が稼動中であるか否かを判定する稼動状況判定手段(エアコン稼動状況判定部421)を更に備え、上記メッセージ通知手段が上記メッセージを通知するのは、上記稼動状況判定手段によって上記空調機器が稼動中であると判定された場合に限られていてもよい。
上記の構成によれば、上記メッセージ通知装置は、「ユーザが上記空調機器を使用していないにも関わらず、上記空調機器が使用されていることを前提とした内容のメッセージを通知してしまうこと」を防ぐことができる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様3に係るメッセージ通知装置では、上記態様2において、暖房機器として動作する動作モード(暖房モード)と冷房機器として動作する動作モード(冷房モード)とを上記空調機器が備えており、上記メッセージ通知装置は、稼動中の上記空調機器に設定されている現在の動作モードを判定する動作モード判定手段(エアコン稼動状況判定部421)を更に備え、上記メッセージ通知手段は、上記メッセージとして、上記動作モードに応じたメッセージを通知してもよい。
上記の構成によれば、上記メッセージ通知装置は、空調機器(例えば、エアコン)が暖房機器として機能している時にも冷房機器として機能している時にも、空調機器をより有効に活用させるためのメッセージを通知できる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様4に係るメッセージ通知装置では、上記態様3において、上記メッセージ通知手段が通知する上記メッセージは、上記空調機器の電源をオフにして窓を開けるように促す内容のメッセージであり、上記メッセージ通知手段は、当該メッセージを、「上記空調機器に設定されている動作モードは冷房機器として動作する動作モードである、と判定された」という条件と「上記室内の温度が上記外気温度よりも高い」という条件とを含む複数の条件が満たされた場合に通知してもよい。
上記の構成によれば、上記メッセージ通知装置は、冷房機能と暖房機能とを備えた空調機器(例えば、エアコン)が冷房機器として機能している場合に、上記空調機器の使用に関するメッセージとして室内環境を効率的に快適にするためのメッセージを通知できる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様5に係るメッセージ通知装置では、上記態様3又は4において、上記メッセージ通知手段が通知する上記メッセージは、上記空調機器の電源をオフにして窓を開けるように促す内容のメッセージであり、上記メッセージ通知手段は、当該メッセージを、「上記空調機器に設定されている動作モードは暖房機器として動作する動作モードである、と判定された」という条件と「上記室内の温度が上記外気温度よりも低い」という条件とを含む複数の条件が満たされた場合に通知してもよい。
上記の構成によれば、上記メッセージ通知装置は、冷房機能と暖房機能とを備えた空調機器(例えば、エアコン)が暖房機器として機能している場合に、上記空調機器の使用に関するメッセージとして室内環境を効率的に快適にするためのメッセージを通知できる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様6に係るメッセージ通知装置(メッセージ通知サーバ400A)は、上記態様4又は5において、上記地域の天気を特定する天気特定手段(天気特定部425)を更に備え、上記メッセージ通知手段が上記メッセージを通知する条件には、「当該地域の天気が雨でない」という条件が含まれていてもよい。
上記の構成によれば、上記メッセージ通知装置は、「メッセージに従って空調機器を止めて窓を開けた結果、室内に雨が入ることにより室内環境の快適性が損なわれること」を防ぐことができる。
本発明の態様7に係るメッセージ通知装置(メッセージ通知サーバ400B)は、上記態様4から6のいずれかの態様において、上記地域の湿度を特定する湿度特定手段(外気湿度特定部426)を更に備え、上記メッセージ通知手段が上記メッセージを通知する条件には、「当該地域の湿度が所定の閾値以下である」という条件が含まれていてもよい。
上記の構成によれば、上記メッセージ通知装置は、「メッセージに従って空調機器を止めて窓を開けた結果、湿気がたまることで室内環境の快適性が損なわれること」を防ぐことができる。
本発明の態様8に係るメッセージ通知装置では、上記態様1又は2において、上記空調機器は冷房機器であり、上記メッセージ通知手段が通知する上記メッセージは、上記空調機器の電源をオフにして窓を開けるように促す内容のメッセージであり、上記メッセージ通知手段は、当該メッセージを、「上記室内の温度が上記外気温度よりも高い」という条件が満たされた場合に通知してもよい。
上記の構成によれば、上記メッセージ通知装置は、上記冷房機器の使用に関するメッセージとして室内環境を効率的に(即ち、電力を無駄に消費することなく)快適にするためのメッセージを通知できる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様9に係るメッセージ通知装置では、上記態様1又は2において、上記空調機器は暖房機器であり、上記メッセージ通知手段が通知する上記メッセージは、上記空調機器の電源をオフにして窓を開けるように促す内容のメッセージであり、上記メッセージ通知手段は、当該メッセージを、「上記室内の温度が上記外気温度よりも低い」という条件が満たされた場合に通知してもよい。
上記の構成によれば、上記メッセージ通知装置は、上記暖房機器の使用に関するメッセージとして室内環境を効率的に快適にするためのメッセージを通知できる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様10に係るメッセージ通知装置では、上記態様1又は2において、暖房機器として動作する動作モードと冷房機器として動作する動作モードとを上記空調機器が備えており、上記メッセージ通知手段は、上記外気温度が一定温度(例えば、25℃)以上である場合には上記メッセージとして冷房に使用に関するメッセージを通知し、上記外気温度が一定温度(例えば、15℃)未満である場合には上記メッセージとして暖房の使用に関するメッセージを通知してもよい。
上記の構成によれば、上記メッセージ通知装置は、上記空調機器の動作モードを判定する処理を行うことなく、空調機器をより有効に活用させるためのメッセージを通知できる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様11に係るメッセージ通知装置では、上記態様1から態様10のいずれかの態様において、上記空調機器のユーザの安否の確認を促す内容のメッセージを、当該ユーザとは異なる者(見守り者)の機器に通知する安否通知手段(メッセージ通知処理部424)と、上記空調機器をオフにする操作がされた場合に当該操作がされたことを検出する検出手段(エアコン稼動状況判定部421)と、を備え、上記安否通知手段は、上記メッセージ通知手段が上記空調機器の使用に関するメッセージを通知してから一定期間内に当該操作が検出されない場合に、上記安否の確認を促す内容のメッセージを通知してもよい。
上記の構成によれば、上記メッセージ通知装置は、「上記空調機器の使用に関するメッセージが通知された時期に上記空調機器のユーザに万が一の事態が発生していた場合に、当該ユーザとは異なる者がその事実に逸早く気づく可能性」を高めることができる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様12に係る自動車(自動車900)は、本発明の態様1に係るメッセージ通知装置が備える各手段と、上記空調機器(エアコン部950)と、上記メッセージが出力される出力部(タッチパネル式表示部910)と、を備えている。
上記の構成によれば、上記自動車は、本発明の態様1に係るメッセージ通知装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の態様13に係るメッセージ出力装置(HEMS機器200)は、空調機器(エアコン)の使用に関するメッセージを出力するメッセージ出力装置であって、上記空調機器により空調可能な室内の室内温度と上記空調機器が位置している地域の外気温度との比較の結果に応じたメッセージを出力部(タッチパネル式表示部230)から出力するメッセージ出力処理手段(アドバイス表示処理部224)を備えている。
上記の構成によれば、上記メッセージ出力装置は、本発明の態様1に係るメッセージ通知装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の態様14に係る携帯機器(タブレット端末500A)は、リモコンアプリケーションがインストールされている携帯機器であって、上記出力部としての表示部(タッチパネル式表示部530)と、上記リモコンアプリケーションの画面を上記表示部に表示する表示処理手段(制御部520)と、本発明の態様13に係るメッセージ出力装置が備えているメッセージ出力処理手段(制御部520)と、を備え、上記メッセージ出力処理手段は、上記メッセージを上記画面内に表示する。
上記の構成によれば、上記携帯機器は、本発明の態様13に係るメッセージ出力装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の態様15に係る空調機器(ヒーター1100、冷風機1200)は、本発明の態様13に係るメッセージ出力装置が備えているメッセージ出力処理手段(アドバイス表示処理部)を備え、自機の使用に関するメッセージを上記メッセージ出力処理手段が出力するようになっている。
上記の構成によれば、上記空調機器は、本発明の態様13に係るメッセージ出力装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の態様16に係るメッセージ出力システムは、空調機器の使用に関するメッセージを出力するメッセージ出力装置(タブレット端末500)と、上記メッセージを上記メッセージ出力装置に通知するメッセージ通知装置(メッセージ通知サーバ400)と、上記空調機器(エアコン室内機100、エアコン室外機150)を含むメッセージ出力システムであって、上記メッセージ通知装置は、上記空調機器により空調可能な室内の温度を特定する室内温度特定手段(室内温度特定部422)と、上記空調機器が位置している地域の外気温度を特定する外気温度特定手段(外気温度特定部423)と、上記メッセージとして、上記室内の温度と上記外気温度との比較の結果に応じたメッセージを上記メッセージ出力装置に通知するメッセージ通知手段(メッセージ通知処理部424)と、を備え、上記メッセージ出力装置は、上記メッセージを出力部(タッチパネル式表示部530)から出力するメッセージ出力処理手段(制御部520)を備えている。
上記の構成によれば、上記メッセージ出力システムは、本発明の態様13に係るメッセージ出力装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の態様17に係るメッセージ通知方法は、空調機器の使用に関するメッセージを通知するメッセージ通知装置のメッセージ通知方法において、上記空調機器により空調可能な室内の温度を特定する室内温度特定ステップと、上記空調機器が位置している地域の外気温度を特定する外気温度特定ステップと、上記メッセージとして、上記室内の温度と上記外気温度との比較の結果に応じたメッセージを通知するメッセージ通知ステップと、を含んでいる。
上記の構成によれば、上記メッセージ通知方法は、本発明の態様1に係るメッセージ通知装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の態様18に係るメッセージ出力方法は、空調機器の使用に関するメッセージを出力するメッセージ出力装置のメッセージ出力方法であって、上記空調機器により空調可能な室内の室内温度と上記空調機器が位置している地域の外気温度との比較の結果に応じたメッセージを出力部から出力するメッセージ出力処理ステップを含んでいる。
上記の構成によれば、上記メッセージ出力方法は、本発明の態様13に係るメッセージ出力装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の態様1から11に係るメッセージ通知装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記メッセージ通知装置が備える各手段として動作させることにより上記各手段をコンピュータにて実現させるプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
また、本発明の態様13に係るメッセージ出力装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記メッセージ出力装置が備えるメッセージ出力処理手段として動作させることにより当該メッセージ出力処理手段をコンピュータにて実現させるプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、例えば、HEMS機器を利用したサービスに好適に利用できる。
100 エアコン室内機(空調機器)
200 HEMS機器(メッセージ出力装置)
220 制御部
221 エアコン稼動状況判定部
222 室内温度特定部
223 外気温度特定部
224 アドバイス表示処理部(メッセージ出力処理手段)
400 メッセージ通知サーバ(メッセージ通知装置)
420 制御部
421 エアコン稼動状況判定部(稼動状況判定手段、動作モード 判定手段)
422 室内温度特定部(室内温度特定手段)
423 外気温度特定部(外気温度特定手段)
424 メッセージ通知処理部(メッセージ通知手段)
425 天気特定部(天気特定部)
426 外気湿度特定部(湿度特定手段)
500、500A タブレット端末(メッセージ出力装置)
520 制御部(メッセージ出力処理手段)
530 タッチパネル式表示部(出力部、表示部)
1100 ヒーター(空調機器)
1200 冷風機(空調機器)

Claims (20)

  1. 空調機器の使用に関するメッセージを通知するメッセージ通知装置において、
    上記空調機器により空調可能な室内の温度を特定する室内温度特定手段と、
    上記空調機器が位置している地域の外気温度を特定する外気温度特定手段と、
    上記メッセージとして、上記室内の温度と上記外気温度との比較の結果に応じたメッセージを通知するメッセージ通知手段と、を備えていることを特徴とするメッセージ通知装置。
  2. 上記空調機器が稼動中であるか否かを判定する稼動状況判定手段を更に備え、
    上記メッセージ通知手段が上記メッセージを通知するのは、上記稼動状況判定手段によって上記空調機器が稼動中であると判定された場合に限られている、ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ通知装置。
  3. 暖房機器として動作する動作モードと冷房機器として動作する動作モードとを上記空調機器が備えており、
    稼動中の上記空調機器に設定されている現在の動作モードを判定する動作モード判定手段を更に備え、
    上記メッセージ通知手段は、上記メッセージとして、上記動作モードに応じたメッセージを通知する、ことを特徴とする請求項2に記載のメッセージ通知装置。
  4. 上記メッセージ通知手段が通知する上記メッセージは、上記空調機器の電源をオフにして窓を開けるように促す内容のメッセージであり、
    上記メッセージ通知手段は、当該メッセージを、「上記空調機器に設定されている動作モードは冷房機器として動作する動作モードである、と判定された」という条件と「上記室内の温度が上記外気温度よりも高い」という条件とを含む複数の条件が満たされた場合に通知する、ことを特徴とする請求項3に記載のメッセージ通知装置。
  5. 上記メッセージ通知手段が通知する上記メッセージは、上記空調機器の電源をオフにして窓を開けるように促す内容のメッセージであり、
    上記メッセージ通知手段は、当該メッセージを、「上記空調機器に設定されている動作モードは暖房機器として動作する動作モードである、と判定された」という条件と「上記室内の温度が上記外気温度よりも低い」という条件とを含む複数の条件が満たされた場合に通知する、ことを特徴とする請求項3又は4に記載のメッセージ通知装置。
  6. 上記地域の天気を特定する天気特定手段を更に備え、
    上記メッセージ通知手段が上記メッセージを通知する条件には、「当該地域の天気が雨でない」という条件が含まれている、ことを特徴とする請求項4又は5に記載のメッセージ通知装置。
  7. 上記地域の湿度を特定する湿度特定手段を更に備え、
    上記メッセージ通知手段が上記メッセージを通知する条件には、「当該地域の湿度が所定の閾値以下である」という条件が含まれている、ことを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載のメッセージ通知装置。
  8. 上記空調機器は冷房機器であり、
    上記メッセージ通知手段が通知する上記メッセージは、上記空調機器の電源をオフにして窓を開けるように促す内容のメッセージであり、
    上記メッセージ通知手段は、当該メッセージを、「上記室内の温度が上記外気温度よりも高い」という条件が満たされた場合に通知する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のメッセージ通知装置。
  9. 上記空調機器は暖房機器であり、
    上記メッセージ通知手段が通知する上記メッセージは、上記空調機器の電源をオフにして窓を開けるように促す内容のメッセージであり、
    上記メッセージ通知手段は、当該メッセージを、「上記室内の温度が上記外気温度よりも低い」という条件が満たされた場合に通知する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のメッセージ通知装置。
  10. 暖房機器として動作する動作モードと冷房機器として動作する動作モードとを上記空調機器が備えており、
    上記メッセージ通知手段は、上記外気温度が一定温度以上である場合には上記メッセージとして冷房に使用に関するメッセージを通知し、上記外気温度が一定温度未満である場合には上記メッセージとして暖房の使用に関するメッセージを通知する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のメッセージ通知装置。
  11. 上記空調機器のユーザの安否の確認を促す内容のメッセージを、当該ユーザとは異なる者の機器に通知する安否通知手段と、
    上記空調機器をオフにする操作がされた場合に当該操作がされたことを検出する検出手段と、を備え、
    上記安否通知手段は、上記メッセージ通知手段が上記空調機器の使用に関するメッセージを通知してから一定期間内に当該操作が検出されない場合に、上記安否の確認を促す内容のメッセージを通知する、ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のメッセージ通知装置。
  12. 請求項1に記載のメッセージ通知装置が備える各手段と、
    上記空調機器と、
    上記メッセージが出力される出力部と、を備えている、ことを特徴とする自動車。
  13. 空調機器の使用に関するメッセージを出力するメッセージ出力装置であって、
    上記空調機器により空調可能な室内の室内温度と上記空調機器が位置している地域の外気温度との比較の結果に応じたメッセージを出力部から出力するメッセージ出力処理手段を備えていることを特徴とするメッセージ出力装置。
  14. リモコンアプリケーションがインストールされている携帯機器であって、
    上記出力部としての表示部と、
    上記リモコンアプリケーションの画面を上記表示部に表示する表示処理手段と、
    請求項13に記載のメッセージ出力装置が備えているメッセージ出力処理手段と、を備え、
    上記メッセージ出力処理手段は、上記メッセージを上記画面内に表示する、ことを特徴とする携帯機器。
  15. 請求項13に記載のメッセージ出力装置が備えているメッセージ出力処理手段を備え、
    自機の使用に関するメッセージを上記メッセージ出力処理手段が出力するようになっている、ことを特徴とする空調機器。
  16. 空調機器の使用に関するメッセージを出力するメッセージ出力装置と、上記メッセージを上記メッセージ出力装置に通知するメッセージ通知装置と、上記空調機器と、を含むメッセージ出力システムであって、
    上記メッセージ通知装置は、
    上記空調機器により空調可能な室内の温度を特定する室内温度特定手段と、
    上記空調機器が位置している地域の外気温度を特定する外気温度特定手段と、
    上記メッセージとして、上記室内の温度と上記外気温度との比較の結果に応じたメッセージを上記メッセージ出力装置に通知するメッセージ通知手段と、を備え、
    上記メッセージ出力装置は、
    上記メッセージを出力部から出力するメッセージ出力処理手段を備えている、
    ことを特徴とするメッセージ出力システム。
  17. 空調機器の使用に関するメッセージを通知するメッセージ通知装置のメッセージ通知方法において、
    上記空調機器により空調可能な室内の温度を特定する室内温度特定ステップと、
    上記空調機器が位置している地域の外気温度を特定する外気温度特定ステップと、
    上記メッセージとして、上記室内の温度と上記外気温度との比較の結果に応じたメッセージを通知するメッセージ通知ステップと、を含んでいることを特徴とするメッセージ通知方法。
  18. 空調機器の使用に関するメッセージを出力するメッセージ出力装置のメッセージ出力方法であって、
    上記空調機器により空調可能な室内の室内温度と上記空調機器が位置している地域の外気温度との比較の結果に応じたメッセージを出力部から出力するメッセージ出力処理ステップを含んでいることを特徴とするメッセージ出力方法。
  19. 請求項1から11のいずれか1項に記載のメッセージ通知装置が備える上記各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  20. 請求項13に記載のメッセージ出力装置が備えるメッセージ出力処理手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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