JP2017220108A - 機器制御装置および機器制御プログラム - Google Patents

機器制御装置および機器制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】対象者に及ぶ危険を高い確度で回避することのできる機器制御装置および機器制御プログラムを提供する。【解決手段】機器制御装置101は、室内の環境の計測結果を示す計測情報を取得する取得部21と、前記取得部により取得された前記計測情報に基づいて、前記室内における対象者の危険性を判断する判断部22と、前記判断部による判断結果に基づいて、前記室内の環境を変更可能な機器の制御を行う制御部24とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、機器制御装置および機器制御プログラムに関する。
従来、室内における熱中症などの危険を回避するため、ユーザを見守るための技術が開発されている。たとえば、特開2015−185035号公報(特許文献1)には、以下のような見守りシステムが開示されている。すなわち、見守りシステムは、見守られる人に係る環境を検知する外部の環境検知手段からの検知結果を見守り装置で受信して、受信した検知結果に応じた情報をサーバ装置を通じて見守る人に係る端末装置へ通知する見守りシステムにおいて、前記見守り装置は、検知結果を受信した場合、受信した検知結果を前記サーバ装置へ送信する手段を備え、前記サーバ装置は、環境基準条件を記憶する手段と、前記検知結果を受信した場合、受信した検知結果が前記環境基準条件に該当するか否かを判断する手段と、前記検知結果が前記環境基準条件に該当すると判断した場合、連絡要情報を前記端末装置へ送信する手段とを備え、前記端末装置は、前記連絡要情報を受信した場合、連絡を行うか否かの指示を受け付ける連絡指示受付手段と、前記連絡指示受付手段が連絡を行う旨の指示を受け付けた場合、連絡指示を前記サーバ装置へ送信する手段とを備え、前記サーバ装置は更に、前記連絡指示を受信した場合、見守る人からの連絡である旨及び見守られる人に係る環境への対応の仕方を示す連絡情報を前記見守り装置へ送信する手段を備え、前記見守り装置は更に、前記連絡情報を受信した場合、受信した連絡情報に基づいて、見守る人からの連絡であること及び対応の仕方を表した連絡メッセージを出力する手段を備える。
特開2015−185035号公報
しかしながら、特許文献1に記載の見守りシステムでは、見守る人から見守られる人へ環境への対応の仕方が連絡されるものの、見守られる人が連絡された通りに行動しない場合、見守られる人に及ぶ危険を回避できないおそれがある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、対象者に及ぶ危険を高い確度で回避することのできる機器制御装置および機器制御プログラムを提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる機器制御装置は、室内の環境の計測結果を示す計測情報を取得する取得部と、上記取得部により取得された上記計測情報に基づいて、上記室内における対象者の危険性を判断する判断部と、上記判断部による判断結果に基づいて、上記室内の環境を変更可能な機器の制御を行う制御部とを備える。
(12)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる機器制御プログラムは、機器制御装置において用いられる制御プログラムであって、コンピュータを、室内の環境の計測結果を示す計測情報を取得する取得部と、上記取得部により取得された上記計測情報に基づいて、上記室内における対象者の危険性を判断する判断部と、上記判断部による判断結果に基づいて、上記室内の環境を変更可能な機器の制御を行う制御部と、として機能させるためのプログラムである。
本発明は、このような特徴的な処理部を備える機器制御装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする機器制御方法として実現することができる。
本発明によれば、対象者に及ぶ危険を高い確度で回避することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る機器制御装置の構成を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る機器制御装置により作成される効果情報の例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおける事前通知処理のシーケンスの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおける制御有無判断処理のシーケンスの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおける機器制御処理のシーケンスの一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおける監視者への通知処理のシーケンスの一例を示す図である。
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る機器制御装置は、室内の環境の計測結果を示す計測情報を取得する取得部と、上記取得部により取得された上記計測情報に基づいて、上記室内における対象者の危険性を判断する判断部と、上記判断部による判断結果に基づいて、上記室内の環境を変更可能な機器の制御を行う制御部とを備える。
このような構成により、たとえば、室内における対象者の熱中症の危険性が高い場合にはエアコンの制御を行って室内の温度を下げることができるため、対象者の自主的な対応をようすることなく、対象者に及ぶ危険を高い確度で回避することができる。
(2)好ましくは、上記機器制御装置は、さらに、上記危険性に関する関連情報を上記対象者に通知する通知部を備え、上記取得部は、室外の環境の予測内容を示す予測情報をさらに取得し、上記判断部は、上記取得部により取得された上記予測情報に基づいて、上記室内における上記対象者の将来の危険性をさらに判断し、上記通知部は、上記判断部により上記将来の危険性が高いと判断された時間帯を、上記関連情報として上記対象者に通知する。
このような構成により、たとえば、対象者は危険性の高い時間帯を事前に把握することができるため、事前の対策が可能となり、当該対象者に及ぶ危険を回避する可能性をより高めることができる。
(3)より好ましくは、上記判断部は、上記室内の環境と上記危険性との対応関係を示す基準情報を保持し、上記計測情報と上記基準情報とに基づいて上記危険性を判断する。
このような構成により、危険性の判断を容易に行うことができる。
(4)より好ましくは、上記機器制御装置は、さらに、上記危険性に関する関連情報を上記対象者に通知する通知部を備え、上記通知部は、上記制御部による上記制御により生じた電気料金を、上記関連情報として上記対象者に通知する。
このような構成により、たとえば、対象者が、電気料金が高くなることを嫌ってエアコンの運転を控えていたとしても、実際には電気料金の大幅な増加がないことを知ることにより、今後、エアコンを使おうという意欲を高めることができる。この結果、対象者に及ぶ危険を回避する可能性をより高めることができる。
(5)より好ましくは、上記制御部は、上記判断部により上記危険性が高いと判断された場合に上記制御を開始し、上記制御の開始後に上記判断部により上記危険性が低いと判断された場合に上記制御を終了し、上記通知部は、上記制御部による上記制御の開始から終了までの期間における上記機器の動作により生じた上記電気料金を上記対象者に通知する。
このような構成により、機器の制御により生じた電気料金の特定を行いやすくなることから、対象者においてより適切な判断が可能となる。
(6)より好ましくは、上記通知部は、上記室内の環境の変化および室外の環境の変化を、上記関連情報として上記電気料金とともに上記対象者に通知する。
このような構成により、たとえば、対象者は、エアコンを動作させることによる室内の温度の変化を、室外の温度の変化と比較しながら視覚的に把握することができるため、今後、エアコンを使おうという意欲をより高めることができ、対象者に及ぶ危険を回避する可能性をより高めることができる。
(7)より好ましくは、上記機器制御装置は、さらに、上記危険性に関する関連情報を上記対象者に通知する通知部を備え、上記取得部は、上記室内に係るドアおよび窓の少なくともいずれか一方の開閉状態を示す開閉情報をさらに取得し、上記通知部は、上記取得部により取得された上記開閉情報に基づく内容を、上記関連情報として上記対象者に通知する。
このような構成により、たとえば、ドアが開いている場合、対象者に対してドアを閉めるように促すことができるため、室内の環境を効果的に変更することができる。
(8)より好ましくは、上記機器制御装置は、さらに、上記危険性に関する関連情報を上記対象者に通知する通知部を備え、上記通知部は、上記判断部により上記危険性が高いと判断された後に、上記判断部により上記危険性が低いと判断された場合、上記危険性が低くなった旨を、上記関連情報として上記対象者に通知する。
このような構成により、対象者は、たとえば、エアコンの運転の停止などの操作を安心して行うことができる。
(9)より好ましくは、上記機器制御装置は、さらに、上記危険性に関する関連情報を上記対象者に通知する通知部を備え、上記通知部は、上記判断部により上記危険性が高いと判断された場合であって、上記機器が上記制御に従った動作を行っていない場合、他の装置に、上記機器が上記制御に従った動作を行っていない旨の通知を、上記関連情報の通知として行う。
このような構成により、監視者が、室内における対象者の危険性が高くなっていることを把握することができる。また、監視者から室内の対象者へ連絡をして、エアコンを動かすように促すなどの対応をとることができるため、当該対象者の危険を回避できる可能性を高めることができる。
(10)より好ましくは、上記取得部は、上記対象者が上記室内にいるか否かを示す在不在情報をさらに取得し、上記通知部は、上記在不在情報が上記対象者の在室を示す場合であって、上記判断部により上記危険性が高いと判断され、かつ、上記機器が上記制御に従った動作を行っていない場合、上記他の装置への上記通知を行う。
このような構成により、機器が制御に従った動作を行っていない場合であっても、対象者が室内にいない場合には他の装置への通知が行われない。すなわち、機器が上記制御に従った動作を行わなくても対象者の危険性に影響を与えない場合には、監視者への通知が行われないため、監視者への無用の通知を減らすことができる。
(11)より好ましくは、上記他の装置は、上記機器が上記制御部による上記制御に従って動作していない旨の通知を受けた後、上記機器を制御可能である。
このような構成により、たとえば、室内における対象者がエアコンの運転を停止させた場合であっても、監視者がエアコンを再び動作させることができるため、対象者に及ぶ危険を回避する可能性をより高めることができる。
(12)本発明の実施の形態に係る機器制御プログラムは、機器制御装置において用いられる制御プログラムであって、コンピュータを、室内の環境の計測結果を示す計測情報を取得する取得部と、上記取得部により取得された上記計測情報に基づいて、上記室内における対象者の危険性を判断する判断部と、上記判断部による判断結果に基づいて、上記室内の環境を変更可能な機器の制御を行う制御部と、として機能させるためのプログラムである。
このような構成により、たとえば、室内における対象者の熱中症の危険性が高い場合にはエアコンの制御を行って室内の温度を下げることができるため、対象者の自主的な対応をようすることなく、対象者に及ぶ危険を高い確度で回避することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
<構成および基本動作>
[機器制御システム全体の構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムの構成を示す図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る機器制御システム201は、機器制御装置101と、環境情報サーバ102と、端末装置103と、端末装置104と、人感センサ105と、開閉センサ106と、温湿度センサ107と、エアコン(機器)108とを備える。以下、人感センサ105、開閉センサ106および温湿度センサ107を、まとめて「センサ類」とも称する。
機器制御装置101は、室内の環境の計測結果を示す計測情報に基づいて、室内における対象者の危険性を判断する。また、機器制御装置101は、対象者の危険性の判断結果に基づいて、エアコン108の制御を行う。
具体的には、機器制御装置101は、温湿度センサ107により計測された室内の温度および湿度を示す計測情報を取得し、取得した計測情報に基づいて、室内における対象者が熱中症となる危険性を判断する。また、機器制御装置101は、たとえば、当該危険性が高いと判断した場合、エアコン108を制御して室内の温度を下げる。
このように、機器制御装置101では、たとえば、熱中症の危険性が高い場合にはエアコンを動作させて室内の温度を下げることができるため、対象者の自主的な対応を要することなく、対象者に及ぶ危険を高い確度で回避することができる。
より詳細には、機器制御装置101は、たとえばHEMS(Home Energy Management System)において用いられる装置であり、環境情報サーバ102、端末装置103、端末装置104、人感センサ105、開閉センサ106、温湿度センサ107およびエアコン108との間で情報の送受信を行う。
機器制御装置101は、熱中症の危険性だけでなく、室内における対象者に及ぶおそれのある他の危険性についても判断することができる。なお、判断対象となる危険の内容は、たとえば、対象者が設定することができる。
また、機器制御装置101による制御は、エアコン108に限らず、室内の環境を変更可能な他の機器に対して行われてもよい。
環境情報サーバ102は、インターネットを介して室外の環境の予測内容を示す予測情報を機器制御装置101へ送信する。ここで、環境とは、たとえば、温度および湿度を含む。また、予測情報は、たとえば、翌日の1時間毎の温度および湿度の予測値を示す情報である。
端末装置103は、たとえば、スマートフォンおよびタブレットであり、見守りの対象である対象者により操作される。端末装置103は、端末装置104との間で情報の送受信を行うことができる。
端末装置104は、たとえば、スマートフォンおよびタブレットであり、対象者の見守りを行う監視者により操作される。端末装置104は、たとえば、エアコン108の動作内容を機器制御装置101へ指示することにより、機器制御装置101を介してエアコン108を制御することができる。
人感センサ105は、たとえば特定の室内に対象者がいるか否かを検知し、検知結果を示す在不在情報を機器制御装置101へ送信する。
開閉センサ106は、室内に係るドアおよび窓の少なくともいずれか一方の開閉状態を検知し、検知結果を示す開閉情報を機器制御装置101へ送信する。
温湿度センサ107は、室外の温度および湿度ならびに室内の温度および湿度を計測し、計測結果を示す計測情報を機器制御装置101へ送信する。
エアコン108は、機器制御装置101からの指示に従って動作する。また、エアコン108は、たとえば、付属のリモコンが操作された場合、リモコンからの指示に従って動作する。また、エアコン108は、たとえば、対象者によりリセットされたタイミング以降の消費電力量を積算して保持する。
[機器制御装置の構成]
図2は、本発明の実施の形態に係る機器制御装置の構成を示す図である。
図2を参照して、機器制御装置101は、取得部21と、判断部22と、通知部23と、制御部24と、効果情報作成部25とを有する。
(事前通知のための構成)
機器制御装置101は、室内における対象者の将来の危険性を判断し、危険性が高いと判断した時間帯を、対象者に事前に通知する。
より詳細には、取得部21は、たとえば、環境情報サーバ102から送信される予測情報を定期的に受信し、受信した予測情報を判断部22へ出力する。
判断部22は、取得部21から受けた予測情報に基づいて、室内における対象者の将来の危険性を判断する。また、判断部22は、判断結果を通知部23へ出力する。
判断部22は、たとえば、室内の環境と危険性との対応関係を示す基準情報を保持する。この基準情報は、たとえば、温度および湿度などによって定まる暑さ指数(以下、「WBGT(Wet Bulb Globe Temperature)」と称する。)と、熱中症の危険性との対応関係を示す。ここでは、熱中症の危険性を4つの段階に分類し、危険性の高い順に「危険」、「厳重警戒」、「警戒」、「注意」とする。
具体的には、基準情報は、たとえば、温度が30℃であり湿度が40%である場合、WBGTは24℃となり、この場合、熱中症の危険性の段階が「注意」であることを示す。また、基準情報は、たとえば、温度が30℃であり湿度が50%である場合、WBGTは26℃となり、この場合、熱中症の危険性の段階が「警戒」であることを示す。
判断部22は、このような基準情報を参照して、たとえば、予測情報の示す翌日の1時間毎の温度および湿度に基づいて、翌日の24時間のうち、室内における対象者の熱中症の危険性が高い時間帯を把握する。たとえば、判断部22は、熱中症の危険性の段階が「危険」または「厳重警戒」となる時間帯を、熱中症の危険性が高い時間帯として把握する。
そして、判断部22は、熱中症の危険性が高い時間帯を、判断結果として通知部23に通知する。
通知部23は、対象者の危険性に関する関連情報を対象者に通知する。具体的には、通知部23は、判断部22から判断結果を受けると、当該判断結果を関連情報として端末装置103へ送信する。これにより、対象者は、たとえば、端末装置103の画面に表示される内容を確認することで、熱中症の危険性の高い時間帯を事前に把握できるため、熱中症を回避する可能性が高まる。
なお、通知部23は、たとえば、熱中症の危険性の高い時間帯の通知とともに、当該時間帯にエアコン108を動作させる旨の指示を端末装置103へ送信してもよい。
また、機器制御装置101は、たとえば、ディスプレイを備え、対象者への通知内容を当該ディスプレイの画面に表示する構成であってもよい。
(機器制御のための構成)
また、機器制御装置101は、現在の室内における対象者の危険性を判断し、危険性が高い場合にエアコン108を制御する。
より詳細には、取得部21は、センサ類からの情報、すなわち、人感センサ105からの在不在情報、開閉センサ106からの開閉情報、および、温湿度センサ107からの計測情報を、たとえば定期的に取得し、取得した各情報を判断部22へ出力する。
判断部22は、取得部21から受けた在不在情報が対象者の在室を示す場合、取得部21から受けた計測情報に基づいて、現在の室内における対象者の熱中症の危険性を判断する。そして、判断部22は、熱中症の危険性の判断結果を制御部24へ出力する。
たとえば、判断部22は、熱中症の危険性の段階が「危険」または「厳重警戒」である場合に熱中症の危険性が高いと判断し、熱中症の危険性の段階が「警戒」または「注意」である場合に熱中症の危険性が低いと判断する。
制御部24は、判断部22から判断結果を受けると、当該判断結果に基づいてエアコン108の制御内容を決定し、決定した制御内容でエアコン108の制御を開始する。
具体的には、制御部24は、判断部22から熱中症の危険性が高い旨の判断結果を受けると、エアコン108の動作内容を確認する。すなわち、制御部24は、エアコン108の動作内容を示す動作情報の要求をエアコン108へ送信し、エアコン108から動作情報を受信する。
そして、制御部24は、たとえば、エアコン108から受信した動作情報がエアコン108の運転の停止を示す場合、エアコン108が冷房で動作するようにエアコン108を制御する。また、制御部24は、たとえば、エアコン108から受信した動作情報が、エアコン108が冷房で運転中であることを示す場合、エアコン108の冷房の設定温度が下がるようにエアコン108を制御する。
また、制御部24は、エアコン108の制御中において、判断部22から熱中症の危険性が低い旨の判断結果を受けると、エアコン108の制御を終了する。なお、このとき、制御部24は、エアコン108の運転を停止させてもよいし、エアコン108の動作内容をそのまま継続させてもよい。
また、制御部24は、たとえば、エアコン108の制御を終了する場合、エアコン108の制御を終了する旨の通知を通知部23へ出力し、通知部23は、当該通知を関連情報として端末装置103へ送信する。
これにより、対象者は、たとえば端末装置103の画面に表示される内容を確認することで、エアコン108の運転の停止などの操作を安心して行うことができる。
また、判断部22は、たとえば、制御部24によるエアコン108の制御中において、取得部21から受けた開閉情報がドアの開状態を示す場合、ドアが開いている旨の通知を通知部23へ出力し、通知部23は、当該通知を関連情報として端末装置103へ送信する。
これにより、対象者は、たとえば端末装置103の画面に表示される内容を確認することで、たとえばドアが開いていることを把握することができる。すなわち、対象者に対してドアを閉めるように促すことができるため、室内の環境を効果的に変更することができる。
(効果情報の通知のための構成)
また、機器制御装置101は、エアコン108の制御を行ったことによる効果を、対象者に通知する。
図3は、本発明の実施の形態に係る機器制御装置により作成される効果情報の例を示す図である。
より詳細には、図2および図3を参照して、制御部24は、エアコン108の制御の開始時および終了時を、効果情報作成部25に通知する。
効果情報作成部25は、エアコン108の制御の開始時の通知を制御部24から受けると、制御開始前のエアコン108の消費電力量(以下、「制御前電力量」と称する。)を示す情報をエアコン108から取得する。
また、効果情報作成部25は、エアコン108の制御の終了時の通知を制御部24から受けると、制御終了後のエアコン108の消費電力量(以下、「制御後電力量」と称する。)を示す情報をエアコン108から取得する。
また、効果情報作成部25は、制御前電力量を示す情報および制御後電力量を示す情報に基づいて、制御期間におけるエアコン108の消費電力量を算出する。
また、効果情報作成部25は、たとえば、電力量料金の1kWh当たりの価格を保持し、算出した消費電力量に電力量料金の1kWh当たりの価格を乗じることにより、制御期間においてエアコン108の動作により生じた電気料金を算出する。
また、効果情報作成部25は、たとえば、エアコン108の制御期間に、取得部21から計測情報を定期的に取得する。
そして、効果情報作成部25は、算出した電気料金および取得部21から取得した計測情報に基づいて、エアコン108の制御が行われたことによる効果を示す効果情報を作成する。
具体的には、図3に示すように、効果情報作成部25は、制御期間における室外の温度の変化、室内の温度の変化および電気料金を含む効果情報を作成し、作成した効果情報を通知部23へ出力する。
なお、図3に示す効果情報は、エアコン108の制御期間が14:00〜16:00であり、この制御期間における室外の温度変化と、この制御期間にエアコン108を制御したことによる室内の温度変化とを示す。また、図3に示す効果情報は、エアコン108の制御により生じた電気料金が50円であったことを示す。
通知部23は、効果情報作成部25から効果情報を受けると、当該効果情報を関連情報として端末装置103へ送信する。
なお、通知部23は、上述のとおり、制御部24がエアコン108の制御を終了する場合、制御部24から制御を終了する旨の通知を受ける。このため、たとえば、通知部23は、効果情報作成部25から受けた効果情報を端末装置103へ送信する際、制御部24から受けた制御を終了する旨の通知を合わせて関連情報として端末装置103へ送信してもよい。
これにより、対象者は、たとえば端末装置103の画面に表示される効果情報を見ることで、エアコン108の制御により生じる電気料金を把握することができる。このため、たとえば、対象者が、電気料金が高くなることを嫌ってエアコン108の運転を控えていたとしても、実際には電気料金の大幅な増加がないことを知ることにより、今後、エアコン108を使おうという意欲を高めることができる。
さらに、対象者は、エアコン108を動作させることによる室内の温度の変化を、室外の温度の変化と比較しながら視覚的に把握することができるため、今後、エアコン108を使おうという意欲をより高めることができる。
なお、温湿度センサ107は、室内のみの温度および湿度を計測するものであってもよい。この場合、効果情報作成部25は、たとえば、効果情報を作成する際、制御期間における室外の温度変化に関する情報を、取得部21経由で環境情報サーバ102から取得してもよい。
(監視者へ通知するための構成)
また、機器制御装置101は、たとえば、エアコン108が制御内容に従った動作をしていない場合、エアコン108が制御内容に従った動作をしていない旨を端末装置104に通知する。
より詳細には、再び図2を参照して、制御部24は、エアコン108の制御期間において、エアコン108の動作内容を示す動作情報をエアコン108から受信し、エアコン108が制御内容に従って動作しているか否かを判断する。
また、制御部24は、エアコン108が制御内容に従った動作をしていないと判断した場合、たとえば当該判断から一定時間経過後に判断部22が取得部21から受けた在不在情報が、対象者の在室を示すか否かを確認する。
そして、制御部24は、在不在情報が対象者の在室を示す場合、エアコン108が制御内容に従って動作していない旨の通知を通知部23へ出力し、通知部23は、当該通知を関連情報として端末装置104へ送信する。
これにより、監視者は、たとえば端末装置104の画面に表示される通知の内容を確認することで、室内における対象者の危険性が高くなっていることを把握することができる。また、たとえば、監視者から対象者へ連絡をして、エアコン108を動かすように促すなどの対応をとることができるため、対象者の危険を回避できる可能性を高めることができる。
なお、制御部24は、在不在情報が対象者の不在を示す場合、たとえば、対象者の不在を監視者に通知する構成でもよいし、端末装置104への通知を行わない構成でもよい。
<動作>
次に、本発明の実施の形態に係る機器制御システム201の動作について説明する。機器制御システム201における各装置は、コンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のシーケンスの各ステップの一部または全部を含むプログラムを図示しないメモリからそれぞれ読み出して実行する。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、外部からインストールすることができる。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、記録媒体に格納された状態で流通する。
[事前通知処理]
図4は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおける事前通知処理のシーケンスの一例を示す図である。
図4を参照して、まず、機器制御装置101は、翌日の1時間毎の温度および湿度を示す予測情報の要求を定期的に環境情報サーバ102へ送信する(ステップS11)。
次に、情報配信サーバ102は、機器制御装置101から予測情報の要求を受けると、予測情報を機器制御装置101へ送信する(ステップS12)。
次に、機器制御装置101は、環境情報サーバ102から受信した予測情報に基づいて、室内における対象者の将来の危険性を判断する。具体的には、機器制御装置101は、翌日の24時間のうち、室内における対象者の熱中症の危険性が高い時間帯を把握する(ステップS13)。
次に、機器制御装置101は、熱中症の危険性が高い時間帯を、判断結果として端末装置103へ送信する(ステップS14)。そして、端末装置103は、たとえば、翌日の24時間のうち熱中症の危険性が高い時間帯を、自己の画面に表示する。
[制御有無判断処理]
図5は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおける制御有無判断処理のシーケンスの一例を示す図である。
図5を参照して、まず、機器制御装置101は、センサ類のうちの人感センサ105に在不在情報の要求を送信する(ステップS21)。
次に、人感センサ105は、機器制御装置101から在不在情報の要求を受信すると、在不在情報を機器制御装置101へ送信する(ステップS22)。
次に、機器制御装置101は、人感センサ105から受信した在不在情報が、対象者の在室を示すか否かを確認する(ステップS23)。そして、機器制御装置101は、在不在情報が対象者の不在を示す場合(ステップS23において「NO」)、在不在情報の要求の再度送信する(ステップS21)。
一方、機器制御装置101は、在不在情報が対象者の在室を示す場合(ステップS23において「YES」)、センサ類のうちの温湿度センサ107に、計測情報の要求を送信する(ステップS24)。
次に、温湿度センサ107は、機器制御装置101から計測情報の要求を受信すると、計測情報を機器制御装置101へ送信する(ステップS25)。
次に、機器制御装置101は、温湿度センサ107から受信した計測情報に基づいて、現在の室内における対象者の危険性を判断する。具体的には、機器制御装置101は、現在の室内における対象者の熱中症の危険性が高いか否かを判断する(ステップS26)。
そして、機器制御装置101は、対象者の熱中症の危険性が低いと判断した場合(ステップS26において「NO」)、在不在情報の受信、対象者が在室であるか否かの判断、計測情報の受信、および、対象者の危険性の判断を再び行う(ステップS21からステップS26)。
一方、機器制御装置101は、対象者の熱中症の危険性が高いと判断した場合(ステップS26において「YES」)、エアコン108の動作内容を示す動作情報の要求をエアコン108へ送信する(ステップS27)。
次に、エアコン108は、機器制御装置101から動作情報の要求を受信すると、動作情報を機器制御装置101へ送信する(ステップS28)。
次に、機器制御装置101は、エアコン108から受信した動作情報に基づいて、エアコン108の制御内容を決定する。たとえば、機器制御装置101は、運転を停止しているエアコン108が冷房で動作するように制御内容を決定する(ステップS29)。
次に、機器制御装置101、センサ類、エアコン108および端末装置103は、機器制御処理(ステップS30)を行う。機器制御処理の詳細については、以下に説明する。
[機器制御処理]
図6は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおける機器制御処理のシーケンスの一例を示す図である。
図6を参照して、まず、機器制御装置101は、制御前電力量を示す情報の要求をエアコン108へ送信する(ステップS31)。
次に、エアコン108は、制御前電力量を示す情報の要求を機器制御装置101から受信すると、当該情報を機器制御装置101へ送信する(ステップS32)。
次に、機器制御装置101は、エアコン108から受信した情報に示される制御前電力量を保持する(ステップS33)。
次に、制御装置101は、図5に示す制御有無判断処理のステップS29において決定した制御内容でエアコン108を制御する(ステップS34)。そして、エアコン108は、機器制御装置101からの制御内容に従った動作を開始する(ステップS35)。
なお、機器制御装置101は、エアコン108の制御を開始する場合、エアコン108の制御を開始する旨の通知を端末装置103へ送信してもよい。
次に、機器制御装置101は、センサ類のうち開閉センサ107に開閉情報の要求を送信する(ステップS36)。
次に、開閉センサ107は、機器制御装置101から開閉情報の要求を受信すると、開閉情報を機器制御装置101へ送信する(ステップS37)。
次に、機器制御装置101は、開閉センサ107から受信した開閉情報が、ドアおよび窓のうち少なくともいずれか一方の開状態を示すか否かを確認する(ステップS38)。
そして、機器制御装置101は、たとえば、開閉情報がドアの開状態を示す場合(ステップS38において「YES」)、ドアが開いている旨の通知を端末装置103へ送信する(ステップS39)。そして、端末装置103は、ドアが開いている旨の通知を機器制御装置101から受信すると、たとえば、当該通知の内容を自己の画面に表示する。
一方、機器制御装置101は、開閉センサ107から受信した開閉情報が、ドアおよび窓の閉状態を示す場合(ステップS38において「NO」)、端末装置103への通知を行うことなく、センサ類のうちの温湿度センサ107に、計測情報の要求を送信する(ステップS40)。
次に、温湿度センサ107は、機器制御装置101から計測情報の要求を受信すると、計測情報を機器制御装置101へ送信する(ステップS41)。
ここでは、当該計測情報は、室外の温度および湿度ならびに室内の温度および湿度を示すこととする。機器制御装置101は、温湿度センサ107から計測情報を受信する度に、受信した計測情報に示される室外の温度および湿度ならびに室内の温度および湿度を保持する。
次に、機器制御装置101は、エアコン108の動作内容を示す動作情報の要求をエアコン108へ送信する(ステップS42)。そして、エアコン108は、機器制御装置101から動作情報の要求を受信すると、動作情報を機器制御装置101へ送信する(ステップS43)。
次に、機器制御装置101は、エアコン108から受信した動作情報に基づいて、エアコン108が制御内容に従って動作しているか否かを判断する(ステップS44)。
そして、機器制御装置101は、エアコン108が制御内容に従った動作をしていないと判断した場合(ステップS44において「NO」)、監視者への通知処理へ移行する。監視者への通知処理の詳細については、後述する。
一方、機器制御装置101は、エアコン108が制御内容に従って動作していると判断した場合(ステップS44において「YES」)、ステップS41において受信した計測情報に基づいて、室内における対象者の熱中症の危険性が高いか否かを判断する(ステップS45)。
そして、機器制御装置101は、対象者の熱中症の危険性が高いと判断した場合(ステップS45において「YES」)、計測情報の受信、エアコン108の動作情報の受信、エアコン108が制御内容に従って動作しているか否かの判断、および、対象者の熱中症の危険性が高いか否かの判断を再び行う(ステップS40からステップS45)。
一方、機器制御装置101は、対象者の熱中症の危険性が低いと判断した場合(ステップS45において「NO」)、制御後電力量を示す情報の要求をエアコン108へ送信する(ステップS46)。
次に、エアコン108は、制御後電力量を示す情報の要求を機器制御装置101から受信すると、当該情報を機器制御装置101へ送信する(ステップS47)。
次に、機器制御装置101は、エアコン108から受信した情報に基づいて、エアコン108の制御を行ったことによる効果を示す効果情報を作成する(ステップS48)。
具体的には、機器制御装置101は、ステップS48において受信した情報の示す制御後電力量から、ステップS33において保持した制御前電力量を差し引き、制御期間におけるエアコン108の消費電力量を算出する。また、機器制御装置101は、算出した消費電力量に電力量料金の1kWh当たりの価格を乗じることにより、制御期間においてエアコン108の動作により生じた電気料金を算出する。
また、機器制御装置101は、たとえば、制御期間に受信した計測情報に基づく制御期間における室外の温度の変化および室内の温度の変化と、算出した電気料金とを含む効果情報を作成する。
次に、機器制御装置101は、たとえば、作成した効果情報、および、エアコン108の制御を終了する旨の通知を、端末装置103へ送信する(ステップS49)。そして、端末装置103は、効果情報および制御を終了する旨の通知を機器制御装置101から受信すると、これらの内容を自己の画面に表示する。
次に、端末装置103が、対象者の操作によって、エアコン108の運転停止の指示を機器制御装置101へ送信することとする(ステップS50)。
この場合、機器制御装置101は、エアコン108の運転停止の指示を端末装置103から受信すると、当該指示に従ってエアコン108の動作を停止させる(ステップS51)。
なお、対象者は、端末装置103の画面にエアコン108の制御を終了する旨の表示を確認した場合であっても、エアコン108の運転停止を指示しなくてもよく、たとえば、エアコン108の動作内容を変更したり、エアコン108の動作をそのまま継続させたりすることができる。
また、対象者は、エアコン108の運転停止の指示または動作内容の変更の指示を、端末装置103および機器制御装置101を介することなく、エアコン108の付属のリモコン等を用いて直接行ってもよい。
また、機器制御装置101は、効果情報および制御を終了する旨の通知とともに、たとえば、制御終了後のエアコン108の動作内容の複数の候補を端末装置103へ送信してもよい。
この場合、たとえば、対象者は、端末装置103の画面に表示された複数の動作内容の候補の中から、いずれか1つの動作内容を選択することができる。そして、たとえば、端末装置103は、対象者により選択された動作内容でエアコン108が動作するように、機器制御装置101へ指示することができる。
[監視者への通知処理]
図7は、本発明の実施の形態に係る機器制御システムにおける監視者への通知処理のシーケンスの一例を示す図である。
ここでは、たとえば、エアコン108の制御中において、対象者がエアコン108の付属のリモコンを用いてエアコン108の運転を停止させた状況を想定する。
図7を参照して、まず、機器制御装置101は、エアコン108が制御内容に従って動作していないことを把握する(ステップS61)。
次に、機器制御装置101は、センサ類のうちの人感センサ105に在不在情報の要求を送信する(ステップS62)。そして、人感センサ105は、機器制御装置101から在不在情報の要求を受信すると、在不在情報を機器制御装置101へ送信する(ステップS63)。
次に、機器制御装置101は、人感センサ105から受信した在不在情報が、対象者の在室を示すか否かを確認する(ステップS64)。そして、機器制御装置101は、在不在情報が対象者の不在を示す場合(ステップS64において「NO」)、図5に示す制御有無判断処理のステップS21へ移行し、在不在情報の要求を再度送信する。
一方、機器制御装置101は、在不在情報が対象者の在室を示す場合(ステップS64において「YES」)、たとえば、エアコン108が制御内容に従って動作していない旨の通知を端末装置104へ送信する(ステップS65)。
そして、端末装置104は、エアコン108が制御内容に従って動作していない旨の通知を機器制御装置101から受信すると、たとえば、当該通知の内容を自己の画面に表示する。
次に、端末装置104が、監視者の操作によって、端末装置103にメールを送信することにより、監視者が対象者の状況を確認することとする(ステップS66)。なお、監視者は、対象者に電話をかけるなど、他の方法を用いて対象者に連絡を行ってもよい。
また、ここでは、対象者が監視者からの連絡に応答しない場合を想定する。この場合、端末装置104は、たとえば、監視者の操作によって、エアコン108の運転開始の指示を機器制御装置101へ送信する(ステップS67)。
そして、機器制御装置101は、エアコン108の運転開始の指示を端末装置104から受信すると、当該指示に従ってエアコン108の運転を開始させる(ステップS68)。これにより、エアコン108を再び動作させることができる。
ところで、特許文献1に記載の見守りシステムでは、見守る人から見守られる人へ環境への対応の仕方が連絡されるものの、見守られる人が連絡された通りに行動しない場合、見守られる人に及ぶ危険を回避できないおそれがある。
これに対して、本発明の実施の形態に係る機器制御装置101では、取得部21は、室内の環境の計測結果を示す計測情報を取得する。また、判断部22は、取得部21により取得された計測情報に基づいて、室内における対象者の危険性を判断する。また、制御部24は、判断部22による判断結果に基づいて、室内の環境を変更可能な機器の制御を行う。
このような構成により、たとえば、室内における対象者の熱中症の危険性が高い場合にはエアコン108の制御を行って室内の温度を下げることができるため、対象者の自主的な対応をようすることなく、対象者に及ぶ危険を高い確度で回避することができる。
また、本発明の実施の形態に係る機器制御装置101では、通知部23は、危険性に関する関連情報を対象者に通知する。また、取得部21は、室外の環境の予測内容を示す予測情報をさらに取得する。また、判断部22は、取得部21により取得された予測情報に基づいて、室内における対象者の将来の危険性をさらに判断する。また、通知部23は、判断部22により将来の危険性が高いと判断された時間帯を、関連情報として対象者に通知する。
このような構成により、たとえば、対象者は危険性の高い時間帯を事前に把握することができるため、事前の対策が可能となり、当該対象者に及ぶ危険を回避する可能性をより高めることができる。
また、本発明の実施の形態に係る機器制御装置101では、判断部22は、室内の環境と危険性との対応関係を示す基準情報を保持し、計測情報と基準情報とに基づいて危険性を判断する。
このような構成により、危険性の判断を容易に行うことができる。
また、本発明の実施の形態に係る機器制御装置101では、通知部23は、制御部24による制御により生じた電気料金を、関連情報として対象者に通知する。
このような構成により、たとえば、対象者が、電気料金が高くなることを嫌ってエアコン108の運転を控えていたとしても、実際には電気料金の大幅な増加がないことを知ることにより、今後、エアコンを使おうという意欲を高めることができる。この結果、対象者に及ぶ危険を回避する可能性をより高めることができる。
また、本発明の実施の形態に係る機器制御装置101では、制御部24は、判断部22により危険性が高いと判断された場合に上記制御を開始し、上記制御の開始後に判断部22により危険性が低いと判断された場合に上記制御を終了する。また、通知部23は、制御部24による上記制御の開始から終了までの期間におけるエアコン108の動作により生じた電気料金を対象者に通知する。
このような構成により、エアコン108の制御により生じた電気料金の特定を行いやすくなることから、対象者においてより適切な判断が可能となる。
また、本発明の実施の形態に係る機器制御装置101では、通知部23は、室内の環境の変化および室外の環境の変化を、関連情報として電気料金とともに対象者に通知する。
このような構成により、たとえば、対象者は、エアコン108を動作させることによる室内の温度の変化を、室外の温度の変化と比較しながら視覚的に把握することができるため、今後、エアコン108を使おうという意欲をより高めることができ、対象者に及ぶ危険を回避する可能性をより高めることができる。
また、本発明の実施の形態に係る機器制御装置101では、取得部21は、室内に係るドアおよび窓の少なくともいずれか一方の開閉状態を示す開閉情報をさらに取得する。また、通知部23は、取得部21により取得された開閉情報に基づく内容を、関連情報として対象者に通知する。
このような構成により、たとえば、ドアが開いている場合、対象者に対してドアを閉めるように促すことができるため、室内の環境を効果的に変更することができる。
また、本発明の実施の形態に係る機器制御装置101では、通知部23は、判断部22により危険性が高いと判断された後に、判断部22により危険性が低いと判断された場合、危険性が低くなった旨を、関連情報として対象者に通知する。
このような構成により、対象者は、たとえば、エアコン108の運転の停止などの操作を安心して行うことができる。
また、本発明の実施の形態に係る機器制御装置101では、通知部23は、判断部22により危険性が高いと判断された場合であって、エアコン108が制御部24による制御に従った動作を行っていない場合、端末装置104に、エアコン108が当該制御に従った動作を行っていない旨の通知を、関連情報の通知として行う。
このような構成により、監視者が、室内における対象者の危険性が高くなっていることを把握することができる。また、監視者から対象者へ連絡をして、エアコン108を動かすように促すなどの対応をとることができるため、対象者の危険を回避できる可能性を高めることができる。
また、本発明の実施の形態に係る機器制御装置101では、取得部21は、対象者が室内にいるか否かを示す在不在情報をさらに取得する。また、通知部23は、在不在情報が対象者の在室を示す場合であって、判断部22により危険性が高いと判断され、かつ、エアコン108が制御部24による制御に従った動作を行っていない場合、端末装置104への上記通知を行う。
このような構成により、エアコン108が制御に従った動作を行っていない場合であっても、対象者が室内にいない場合には端末装置104への通知が行われない。すなわち、エアコン108が上記制御に従った動作を行わなくても対象者の危険性に影響を与えない場合には、監視者への通知が行われないため、監視者への無用の通知を減らすことができる。
また、本発明の実施の形態に係る機器制御装置101では、端末装置104は、エアコン108が制御部24による制御に従って動作していない旨の通知を受けた後、エアコン108を制御可能である。
このような構成により、たとえば、室内における対象者がエアコン108の運転を停止させた場合であっても、監視者がエアコン108を再び動作させることができるため、対象者に及ぶ危険を回避する可能性をより高めることができる。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
室内の環境の計測結果を示す計測情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記計測情報に基づいて、前記室内における対象者の危険性を判断する判断部と、
前記判断部による判断結果に基づいて、前記室内の環境を変更可能な機器の制御を行う制御部とを備え、
前記室内の環境は、前記室内の温度および湿度であり、
前記危険性は、前記対象者が熱中症となる危険性であり、
前記機器は、エアコンである、機器制御装置。
21 取得部
22 判断部
23 通知部
24 制御部
25 効果情報作成部
101 機器制御装置
102 環境情報サーバ
103,104 端末装置
105 人感センサ
106 開閉センサ
107 温湿度センサ
108 エアコン(機器)
201 機器制御システム

Claims (12)

  1. 室内の環境の計測結果を示す計測情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記計測情報に基づいて、前記室内における対象者の危険性を判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記室内の環境を変更可能な機器の制御を行う制御部とを備える、機器制御装置。
  2. 前記機器制御装置は、さらに、
    前記危険性に関する関連情報を前記対象者に通知する通知部を備え、
    前記取得部は、室外の環境の予測内容を示す予測情報をさらに取得し、
    前記判断部は、前記取得部により取得された前記予測情報に基づいて、前記室内における前記対象者の将来の危険性をさらに判断し、
    前記通知部は、前記判断部により前記将来の危険性が高いと判断された時間帯を、前記関連情報として前記対象者に通知する、請求項1に記載の機器制御装置。
  3. 前記判断部は、前記室内の環境と前記危険性との対応関係を示す基準情報を保持し、前記計測情報と前記基準情報とに基づいて前記危険性を判断する、請求項1または請求項2に記載の機器制御装置。
  4. 前記機器制御装置は、さらに、
    前記危険性に関する関連情報を前記対象者に通知する通知部を備え、
    前記通知部は、前記制御部による前記制御により生じた電気料金を、前記関連情報として前記対象者に通知する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の機器制御装置。
  5. 前記制御部は、前記判断部により前記危険性が高いと判断された場合に前記制御を開始し、前記制御の開始後に前記判断部により前記危険性が低いと判断された場合に前記制御を終了し、
    前記通知部は、前記制御部による前記制御の開始から終了までの期間における前記機器の動作により生じた前記電気料金を前記対象者に通知する、請求項4に記載の機器制御装置。
  6. 前記通知部は、前記室内の環境の変化および室外の環境の変化を、前記関連情報として前記電気料金とともに前記対象者に通知する、請求項4または請求項5に記載の機器制御装置。
  7. 前記機器制御装置は、さらに、
    前記危険性に関する関連情報を前記対象者に通知する通知部を備え、
    前記取得部は、前記室内に係るドアおよび窓の少なくともいずれか一方の開閉状態を示す開閉情報をさらに取得し、
    前記通知部は、前記取得部により取得された前記開閉情報に基づく内容を、前記関連情報として前記対象者に通知する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の機器制御装置。
  8. 前記機器制御装置は、さらに、
    前記危険性に関する関連情報を前記対象者に通知する通知部を備え、
    前記通知部は、前記判断部により前記危険性が高いと判断された後に、前記判断部により前記危険性が低いと判断された場合、前記危険性が低くなった旨を、前記関連情報として前記対象者に通知する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の機器制御装置。
  9. 前記機器制御装置は、さらに、
    前記危険性に関する関連情報を前記対象者に通知する通知部を備え、
    前記通知部は、前記判断部により前記危険性が高いと判断された場合であって、前記機器が前記制御に従った動作を行っていない場合、他の装置に、前記機器が前記制御に従った動作を行っていない旨の通知を、前記関連情報の通知として行う、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の機器制御装置。
  10. 前記取得部は、前記対象者が前記室内にいるか否かを示す在不在情報をさらに取得し、
    前記通知部は、前記在不在情報が前記対象者の在室を示す場合であって、前記判断部により前記危険性が高いと判断され、かつ、前記機器が前記制御に従った動作を行っていない場合、前記他の装置への前記通知を行う、請求項9に記載の機器制御装置。
  11. 前記他の装置は、前記機器が前記制御部による前記制御に従って動作していない旨の通知を受けた後、前記機器を制御可能である、請求項9または請求項10に記載の機器制御装置。
  12. 機器制御装置において用いられる制御プログラムであって、
    コンピュータを、
    室内の環境の計測結果を示す計測情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記計測情報に基づいて、前記室内における対象者の危険性を判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記室内の環境を変更可能な機器の制御を行う制御部と、
    として機能させるための、機器制御プログラム。
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