JP2011145932A - 施設管理装置及び施設管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調設備の温度制御を行う際にどこからの要求に基づく制御なのかを一目で確認できるようにして、負荷が増加してエネルギ消費が増大している施設内領域を特定すると共に、省エネ啓蒙活動を行う際の参考情報として利用可能にする。
【解決手段】室内温度制御手段3は、操作手段3a又は操作端末50a,50bが出力する設定値に基づいて空調設備30を制御する。設定値データ収集手段1は被制御空間の温度計測値を収集し、計測値データ収集手段2は操作手段3a及び操作端末50a,50bが出力する設定値を収集する。トレンドグラフ表示手段5が設定値の出力元別に表示色を区別した計測値のトレンドグラフを表示する。グラフ上の任意箇所が選択指定されると、詳細情報表示手段6がその箇所の計測値、設定値及び収集時刻の詳細情報を表示する。
【選択図】図1

Description

この発明は、施設設備の制御結果をグラフ表示する施設管理装置及び施設管理方法に関するものである。
従来、オフィスビル、病院、学校及びショッピングセンタ等の施設においては、空調設備、防犯設備、防災設備及び照明設備等の様々な設備の状態を中央監視室の施設管理装置が一括して監視管理している。
施設管理装置は、空調設備を、監視(制御)対象となる施設内領域の室内温度が設定温度となるように、設定温度と現在の室内温度の計測値とを用いてPID制御している。この設定温度は施設管理装置が予め登録された運転スケジュール等に基づいて設定する他、居住者が空調設備の室内端末を操作して変更できるようにもなっており、居住者の寒い/暑いといった要求により設定温度を上げる/下げるといった設定変更の操作が行われている。
また、施設管理装置は、施設内領域の室内温度の計測値データを例えば1分周期で収集し、設定温度と計測値を時系列のトレンドグラフにして画面表示し、時系列変化が分かるようにしていた(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2005−190107号公報 特開2005−215845号公報
従来の施設管理装置は以上のように構成されているので、複数の操作元から設定温度が設定される都度、その設定温度となるように室内温度が制御されるが、この設定温度がどこから設定されたものかトレンドグラフ表示からは分からないという課題があった。そのため、例えば夏期の冷房運転時、室内端末より設定温度が28度から26度に変更操作されて冷房負荷が増加し、エネルギ消費が想定より増大した場合に、トレンドグラフ表示からはこの設定変更を行った操作元を特定できず、省エネルギ(以下、省エネ)を目的とした啓蒙活動を効果的に行えなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、設備機器の運転制御を行う際にどこからの要求に基づく制御なのかを一目で確認できるようにすることを目的とする。
特に、空調設備の温度制御を行う際にどこからの要求に基づく制御なのかを一目で確認できるようにして、負荷が増加してエネルギ消費が増大している施設内領域を特定すると共に、省エネ啓蒙活動を行う際の参考情報として利用可能にすることを目的とする。
この発明に係る施設管理装置は、設定値を受け付けて設備機器に設定する複数の設定操作手段から、当該設定値を収集して、収集元の設定操作手段を識別する識別情報を付与する設定値データ収集手段と、設備機器の制御対象空間内で計測された計測値を所定周期で収集する計測値データ収集手段と、計測値データ収集手段が計測値を収集する毎に、少なくとも当該計測値、収集時刻、及び設定値データ収集手段が収集した収集時刻の設定値とその識別情報を1セットにして時系列に記憶するトレンドグラフ表示点登録手段と、トレンドグラフ表示点登録手段が記憶している計測値を時系列にグラフ表示し、かつ、識別情報に応じて表示態様を変更するトレンドグラフ表示手段とを備えるものである。
この発明に係る施設管理装置は、トレンドグラフ表示手段が表示するグラフ線上の任意の計測値が選択指定されると、当該計測値と1セットになった収集時刻及び設定値をトレンドグラフ表示点登録手段から取得して、グラフ上に表示する詳細情報表示手段を備えるものである。
この発明に係る施設管理装置は、設定値データ収集手段は、温度設定値を受け付けて空調設備に設定する複数の設定操作手段から、当該温度設定値を収集し、計測値データ収集手段は、空調設備の制御対象空間内で計測された温度計測値を収集するようにしたものである。
この発明に係る施設管理装置は、設定値データ収集手段は、運転又は停止を指示する設定値を受け付けて設備機器に設定する複数の設定操作手段から、当該設定値を収集し、計測値データ収集手段は、計測値として、設備機器の運転又は停止を示す状態情報を収集するようにしたものである。
この発明に係る施設管理方法は、設定値を受け付けて設備機器に設定する複数の設定操作手段から、当該設定値を収集して、収集元の設定操作手段を識別する識別情報を付与する設定値データ収集ステップと、設備機器の制御対象空間内で計測された計測値を所定周期で収集する計測値データ収集ステップと、計測値データ収集ステップで計測値を収集する毎に、少なくとも当該計測値、収集時刻、及び設定値データ収集ステップで収集した収集時刻の設定値とその識別情報を1セットにして、記憶手段に時系列に記憶させるトレンドグラフ表示点登録ステップと、トレンドグラフ表示点登録ステップで記憶した計測値を時系列にグラフ表示し、かつ、識別情報に応じて表示態様を変更するトレンドグラフ表示ステップとを備えるものである。
この発明に係る施設管理方法は、トレンドグラフ表示ステップで表示したグラフ線上の任意の計測値が選択指定されると、当該計測値と1セットになった収集時刻及び設定値を記憶手段から取得して、グラフ上に表示する詳細情報表示ステップを備えるものである。
この発明に係る施設管理方法は、設定値データ収集ステップは、温度設定値を受け付けて空調設備に設定する複数の設定操作手段から、当該温度設定値を収集し、計測値データ収集ステップは、空調設備の制御対象空間内で計測された温度計測値を収集するようにしたものである。
この発明に係る施設管理方法は、設定値データ収集ステップは、運転又は停止を指示する設定値を受け付けて設備機器に設定する複数の設定操作手段から、当該設定値を収集し、計測値データ収集ステップは、計測値として、設備機器の運転又は停止を示す状態情報を収集するようにしたものである。
この発明によれば、計測値を時系列にグラフ表示し、かつ、識別情報に応じて表示態様を変更するようにしたので、設備機器の運転制御を行う際にどこからの要求に基づく制御なのかを一目で確認できるようになる。
この発明によれば、グラフ線上の任意の計測値が選択指定されると、当該計測値と1セットになった収集時刻及び設定値をグラフ上に表示するようにしたので、データ分析を行う際に簡単に詳細情報を確認することができる。その結果、設定値、計測値といった複数のグラフ線を比較する必要がなく、計測値のグラフだけで制御対象空間の制御結果を把握することができるようになる。
この発明によれば、温度設定値及び温度計測値を収集するようにしたので、温度計測値を時系列にグラフ表示し、かつ、識別情報に応じて表示態様を変更することにより空調設備の温度制御を行う際にどこからの要求に基づく制御なのかを一目で確認できるようになる。その結果、負荷が増加してエネルギ消費が増大している施設内領域を容易に特定できるようになり、また、省エネ啓蒙活動を行う際の参考情報として利用することができるようになる。
この発明によれば、計測値を、設備機器の運転状態を示す状態情報にするようにしたので、状態情報を時系列にグラフ表示し、かつ、識別情報に応じて表示態様を変更することにより、設備機器の運転又は停止を設定した操作元を一目で確認できるようになる。
この発明の実施の形態1に係る施設管理装置10の構成を示すブロック図である。 図1に示す施設管理装置10の動作を示すフローチャートである。 図1に示す施設管理装置10が画面表示するトレンドグラフの一例を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る施設管理装置10の構成を示すブロック図である。図1に示す施設管理装置10は、設定値データ収集手段1と、計測値データ収集手段2と、室内温度制御手段3と、トレンドグラフ表示点登録手段4と、トレンドグラフ表示手段5と、詳細情報表示手段6とを備えると共に、図示は省略するが、ユーザが情報を入力するために用いるキーボード等で構成される入力手段と、モニタ等で構成される表示手段とを備える。施設管理装置10は、施設内に設置された空調設備30を制御するコントローラ20に接続されて、このコントローラ20を介して空調設備30の運転を制御する。ここでは、施設管理装置10の一例として、空調設備30用のコントローラ20のみ制御する例を用いて説明するが、その他の設備用のコントローラを複数接続して並列に制御する構成にしてもよい。
コントローラ20は、施設管理装置10から受信するPID制御情報に基づいて被制御空間に設置された空調設備30を制御し、被制御空間内の温度(以下、室内温度と称す)を制御する。また、コントローラ20は、被制御空間に設置された温度計測手段40が計測する室内温度の計測値を収集する。さらに、コントローラ20は、1つ以上の操作端末50a,50bを備え、これらの操作端末50a,50bが受け付けた室内温度の設定値を収集する。ここでは、操作端末50a,50bを被制御空間に設置された室内端末とし、ユーザは室内端末を用いて室内温度の設定値を変更操作する。
コントローラ20は、収集した室内温度の計測値を施設管理装置10へ送信すると共に、収集した室内温度の設定値を、操作端末50a,50bのどちらが受け付けたかを識別する操作元識別情報と合わせて施設管理装置10へ送信する。
設定値データ収集手段1は、コントローラ20が操作端末50a,50bから収集した設定値及び操作元識別情報があれば収集し、また、後述する操作手段3aが設定値を出力すればその設定値及びこの操作手段3aを示す操作元識別情報を収集し、記憶しておく。計測値データ収集手段2は、コントローラ20が温度計測手段40から収集した計測値を所定周期で収集し、記憶しておく。
操作手段3aは、空調設備30の設定値が予め登録された運転スケジュールを保持し、運転スケジュールに従った設定値を室内温度制御手段3へ出力する。室内温度制御手段3は、操作手段3aが出力する設定値、又はコントローラ20から送信される操作端末50a,50bの設定値を用いて、被制御空間の温度がいずれかの設定値になるように空調設備30を制御するための制御情報を生成し、コントローラ20へ送信する。
なお、この例では、制御方式をPID制御とし、室内温度制御手段3がPID制御情報を生成する。また、室内温度制御手段3は、操作手段3aの設定値と操作端末50a,50bの設定値が異なる場合にどの操作元の設定値を優先するかの判断を、所定の条件に従って行う。
トレンドグラフ表示点登録手段4は、計測値データ収集手段2が計測値を収集する毎に、その計測値と収集時刻とを合わせて1セットの表示点データにして、記憶手段に時系列に登録していく。トレンドグラフ表示点登録手段4はさらに、その収集時刻に室内温度制御手段3が用いた設定値と、その設定値の操作元(操作手段3a及び操作端末50a,50b)を識別する操作元識別情報とを、先の表示点データに付与する。
トレンドグラフ表示手段5は、トレンドグラフ表示要求を、例えば入力手段によりユーザから受け付けると、トレンドグラフ表示点登録手段4に登録された表示点データを用いて計測値の時系列変化をグラフ(トレンドグラフ等)にして表示手段の画面に表示させる。このとき、トレンドグラフ表示手段5は、計測値とセットで登録されている操作元識別情報に従って、異なる操作元識別情報の計測値のグラフ線を色分けする。
詳細情報表示手段6は、表示中のグラフの任意箇所を選択指定した詳細情報表示要求を、例えば入力手段によりユーザから受け付けると、トレンドグラフ表示点登録手段4に登録された表示点データから選択指定された計測値とセットで登録されている収集時刻及び設定値を取得して、計測値、収集時刻及び設定値の詳細情報(例えば具体値)をグラフに重ねて表示する。
次に、施設管理装置10の動作を説明する。図2は、施設管理装置10の動作を示すフローチャートである。施設管理装置10において、室内温度制御手段3は現在設定されている設定値に従って温度制御を行っているものとする。
ステップST1において、計測値データ収集手段2が、被制御空間の室内温度の計測値をコントローラ20から所定周期で収集する。
ステップST2において、設定値データ収集手段1が、室内温度の設定値と操作元識別情報をコントローラ20及び操作手段3aから収集する。
ステップST3において、室内温度制御手段3は、現在の温度制御に使用している設定値から収集した設定値へ変更するか判断する。即ち、操作手段3aが運転スケジュールに従って設定値を変更指示した場合、又は操作端末50a,50bがユーザから設定値変更を受け付けた場合、室内温度制御手段3は設定値変更と判断して(ステップST3“YES”)、続くステップST4において新たな設定値に従って温度制御を行う。一方、設定値に変更がなければ(ステップST3“NO”)、室内温度制御手段3は引き続き現在の設定値のまま温度制御を行う。
ステップST5において、トレンドグラフ表示点登録手段4は、ステップST1で収集した計測値と収集時刻、及びその収集時刻に室内温度制御手段3が温度制御に使用している設定値とその操作元識別情報を1セットの表示点データにして、時系列に記憶する。
ステップST6において、トレンドグラフ表示手段5がトレンドグラフ表示要求を受け付けると(ステップST6“YES”)、続くステップST7において所定期間の表示点データをトレンドグラフにして表示する。
ステップST7において、詳細情報表示手段6がトレンドグラフ線上の計測値を選択指定した詳細情報表示要求を受け付けると(ステップST8“YES”)、続くステップST9において選択指定に応じて、計測値、設定値及び収集時刻の詳細情報を表示する。
図3は、施設管理装置10が画面表示するトレンドグラフの一例を示す図である。図示例は2009年12月4日9:00から20:00までの1階執務室(被制御空間)の室内温度の計測値のトレンドグラフであり、横軸が時刻、縦軸が計測値を示す。また、室内温度制御手段3が操作手段3aの出力した設定値に基づいて制御を行っている期間のグラフ線が灰色に、操作端末50aの受け付けた設定値に基づいて制御を行っている期間のグラフ線が黒色に色分け表示されている。
グラフの灰色線の表示より、室内温度制御手段3が操作手段3aの設定した運転スケジュールに基づく設定値に従って室内温度を制御した結果、1階執務室の室内温度の計測値が始業時(9:00)から28℃付近になるよう維持されていることが分かる。ユーザは、このグラフ線上の詳細情報を表示させれば、操作手段3aが設定した設定値が28℃だったことが分かる。
その後、グラフが黒色線に変更されていることから、12:00に操作端末50aから設定値を変更する操作があったことが分かり、その結果、計測値が25℃付近へ下がって維持されたことが分かる。図3に示すように、ユーザがこのグラフ線上の14:25の詳細情報を表示させれば、操作端末50aが設定した設定値が25℃で、計測値が26.3℃だったことが分かる。詳細情報表示手段6は詳細情報をトレンドグラフ上にどのように表示させてもよいが、例えばトレンドグラフを表示したウィンドウに重ねて詳細情報をウィンドウ表示し、ウィンドウの「閉じるボタン」をユーザが操作することにより詳細情報だけ表示を終了するようにする。
このように、室内温度制御手段3が温度制御を行う際にどこから要求された設定値に従ったか、視覚的に分かりやすく表示するので、ユーザは計測値のトレンドグラフから一目で把握できる。このため、データ分析の際、負荷を増加させてエネルギ消費を増大させる原因となった設定値の要求を行った操作元を容易に特定でき、省エネ啓蒙活動の対象となるような、特に過剰な設定値要求をしている居室を直感的に判断できるようになる。
なお、操作手段3aは、運転スケジュールに従って設定値を出力する以外にも、負荷増大を検出して設定値を変更する構成にしてもよい。図3の例では、操作手段3aが16:00に負荷増大と判断して設定値を28℃に変更した。
以上より、実施の形態1によれば、施設管理装置10を、室内温度の設定値をユーザから受け付ける操作端末50a,50b及び運転スケジュールに従った設定値を出力する操作手段3aから設定値を収集して、収集元を識別する操作元識別情報を付与する設定値データ収集手段1と、温度計測手段40の計測した室内温度の計測値を所定周期で収集する計測値データ収集手段2と、設定値を用いて空調設備30の制御を行う室内温度制御手段3と、計測値データ収集手段2が計測値を収集する毎に、計測値、収集時刻、及び設定値データ収集手段1が収集した収集時刻の設定値とその操作元識別情報を1セットにして時系列に記憶するトレンドグラフ表示点登録手段4と、トレンドグラフ表示点登録手段4が記憶している計測値を時系列にグラフ表示し、かつ、操作元識別情報に応じてグラフ線の表示色を変更するトレンドグラフ表示手段5とを備えるように構成した。このため、空調設備の温度制御を行う際にどこからの要求に基づく制御なのかを一目で確認できるようになる。その結果、負荷が増加してエネルギ消費が増大している施設内領域を容易に特定できるようになり、また、省エネ啓蒙活動を行う際の参考情報として利用することができるようになる。
また、上記実施の形態1によれば、施設管理装置10は、トレンドグラフ表示手段5の表示するグラフ線上の任意の計測値が選択指定されると、この計測値と1セットになった収集時刻及び設定値をトレンドグラフ表示点登録手段4から取得して、グラフ上に表示する詳細情報表示手段6を備えるように構成した。このため、データ分析を行う際に簡単に詳細情報を確認することができる。その結果、設定値、計測値といった複数のグラフ線を比較する必要がなく、計測値のグラフだけで制御対象空間の温度制御結果を把握することができるようになる。
なお、上記実施の形態1では、どの操作元から要求された設定値に基づく制御結果かを区別するために、トレンドグラフ表示手段5が計測値のグラフ線を色分けする構成であったが、これ以外の表示様態にしてもよく、例えばグラフ線の太さ、線種等を変更したり、あるいはグラフ背景色を変更したりしてもよい。
また、室内温度制御手段3が計測値と設定値を用いて空調設備30をPID制御したが、これに限定されるものではなく、例えばコントローラ20が計測値と設定値を用いて空調設備30をPID制御する構成であってもよい。
また、上記実施の形態1では3つの操作元(設定操作手段)、操作手段3a、操作端末50a、及び操作端末50bを対象にする構成としたが、これに限定されるものではなく、具体的な構成は、上記実施の形態1の構成に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても本発明に含まれることは言うまでもない。
また、上記実施の形態1では空調設備を例に説明したが、これに限定されるものではなく、防犯設備、防災設備、照明設備等、様々な種類の設備機器についての制御結果をトレンドグラフ表示するようにして、その際にどこからの要求に基づく制御なのかを色分け表示してもよい。
例えば、調光機能を有する照明設備の場合、明るさ(単位:ルクス)の設定値に基づく制御結果を操作元別に色分けしてトレンドグラフ表示する。
また、グラフ表示する設定値及び計測値は、温度、明るさ等の数値情報に限定されるものではなく、設備機器のON/OFFといったデジタルステータスを示す状態情報であってもよい。
1 設定値データ収集手段
2 計測値データ収集手段
3 室内温度制御手段
3a 操作手段(設定操作手段)
4 トレンドグラフ表示点登録手段
5 トレンドグラフ表示手段
6 詳細情報表示手段
10 施設管理装置
20 コントローラ
30 空調設備
40 温度計測手段
50a,50b 操作端末(設定操作手段)

Claims (8)

  1. 施設内の設備機器の運転状態を監視管理する施設管理装置であって、
    設定値を受け付けて前記設備機器に設定する複数の設定操作手段から、当該設定値を収集して、収集元の前記設定操作手段を識別する識別情報を付与する設定値データ収集手段と、
    前記設備機器の制御対象空間内で計測された計測値を所定周期で収集する計測値データ収集手段と、
    前記計測値データ収集手段が計測値を収集する毎に、少なくとも当該計測値、収集時刻、及び前記設定値データ収集手段が収集した前記収集時刻の設定値とその識別情報を1セットにして時系列に記憶するトレンドグラフ表示点登録手段と、
    前記トレンドグラフ表示点登録手段が記憶している前記計測値を時系列にグラフ表示し、かつ、前記識別情報に応じて表示態様を変更するトレンドグラフ表示手段とを備えることを特徴とする施設管理装置。
  2. トレンドグラフ表示手段が表示するグラフ線上の任意の計測値が選択指定されると、当該計測値と1セットになった収集時刻及び設定値をトレンドグラフ表示点登録手段から取得して、前記グラフ上に表示する詳細情報表示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の施設管理装置。
  3. 設定値データ収集手段は、温度設定値を受け付けて空調設備に設定する複数の設定操作手段から、当該温度設定値を収集し、
    計測値データ収集手段は、前記空調設備の制御対象空間内で計測された温度計測値を収集することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の施設管理装置。
  4. 設定値データ収集手段は、運転又は停止を指示する設定値を受け付けて設備機器に設定する複数の設定操作手段から、当該設定値を収集し、
    計測値データ収集手段は、計測値として、前記設備機器の運転又は停止を示す状態情報を収集することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の施設管理装置。
  5. 施設内の設備機器の運転状態を監視管理する施設管理装置の施設管理方法であって、
    設定値を受け付けて前記設備機器に設定する複数の設定操作手段から、当該設定値を収集して、収集元の前記設定操作手段を識別する識別情報を付与する設定値データ収集ステップと、
    前記設備機器の制御対象空間内で計測された計測値を所定周期で収集する計測値データ収集ステップと、
    前記計測値データ収集ステップで計測値を収集する毎に、少なくとも当該計測値、収集時刻、及び前記設定値データ収集ステップで収集した前記収集時刻の設定値とその識別情報を1セットにして、記憶手段に時系列に記憶させるトレンドグラフ表示点登録ステップと、
    前記トレンドグラフ表示点登録ステップで記憶した前記計測値を時系列にグラフ表示し、かつ、前記識別情報に応じて表示態様を変更するトレンドグラフ表示ステップとを備えることを特徴とする施設管理方法。
  6. トレンドグラフ表示ステップで表示したグラフ線上の任意の計測値が選択指定されると、当該計測値と1セットになった収集時刻及び設定値を記憶手段から取得して、前記グラフ上に表示する詳細情報表示ステップを備えることを特徴とする請求項5記載の施設管理方法。
  7. 設定値データ収集ステップは、温度設定値を受け付けて空調設備に設定する複数の設定操作手段から、当該温度設定値を収集し、
    計測値データ収集ステップは、前記空調設備の制御対象空間内で計測された温度計測値を収集することを特徴とする請求項5又は請求項6記載の施設管理方法。
  8. 設定値データ収集ステップは、運転又は停止を指示する設定値を受け付けて設備機器に設定する複数の設定操作手段から、当該設定値を収集し、
    計測値データ収集ステップは、計測値として、前記設備機器の運転又は停止を示す状態情報を収集することを特徴とする請求項5又は請求項6記載の施設管理方法。
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