JP2017126328A - 情報端末の制御方法、プログラム、および情報端末 - Google Patents

情報端末の制御方法、プログラム、および情報端末 Download PDF

Info

Publication number
JP2017126328A
JP2017126328A JP2016253081A JP2016253081A JP2017126328A JP 2017126328 A JP2017126328 A JP 2017126328A JP 2016253081 A JP2016253081 A JP 2016253081A JP 2016253081 A JP2016253081 A JP 2016253081A JP 2017126328 A JP2017126328 A JP 2017126328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measurement value
display
information terminal
graph
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016253081A
Other languages
English (en)
Inventor
平野 純
Jun Hirano
純 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JP2017126328A publication Critical patent/JP2017126328A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • G06F3/1407General aspects irrespective of display type, e.g. determination of decimal point position, display with fixed or driving decimal point, suppression of non-significant zeros
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/20Drawing from basic elements, e.g. lines or circles
    • G06T11/206Drawing of charts or graphs
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J1/4257Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors applied to monitoring the characteristics of a beam, e.g. laser beam, headlamp beam
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K13/00Thermometers specially adapted for specific purposes
    • G01K13/02Thermometers specially adapted for specific purposes for measuring temperature of moving fluids or granular materials capable of flow
    • G01K13/028Thermometers specially adapted for specific purposes for measuring temperature of moving fluids or granular materials capable of flow for use in total air temperature [TAT] probes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P5/00Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R22/00Arrangements for measuring time integral of electric power or current, e.g. electricity meters
    • G01R22/06Arrangements for measuring time integral of electric power or current, e.g. electricity meters by electronic methods
    • G01R22/061Details of electronic electricity meters
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/14Display of multiple viewports

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】計測値の分析が容易になる表示グラフをディスプレイに表示させる。【解決手段】 第1計測機器で計測された、施設に設置されたエネルギー消費機器の動作に関連する、第1計測値のデータを記憶する記憶装置からデータを取得する、ディスプレイを備えた情報端末の制御方法は、第1計測機器で計測された、エネルギー消費機器の動作に関連する、複数日間の第1計測値の表示の要求を受け付けると、記憶装置から複数日間の第1計測値のデータを取得させ、複数日間の第1計測値の前記データに基づき、第1軸を日単位とし且つ第2軸を時間単位とした第1グラフに、第1計測値の大きさを、表示様式の違いで表した第1表示画面を前記ディスプレイに表示させる、方法である。【選択図】図4

Description

本開示は、情報端末の表示制御に関する。
特許文献1は、エネルギー消費量を長期単位で時系列的に表示する長期表示部を表示する。長期表示部の任意の表示位置としての日付ボタンをクリックすると、その指定された日付のエネルギー消費量の詳細を、短期単位で時系列的に表示する短期表示部として、長期表示部と同一の表示画面に表示する。
特開2011−180807号公報
しかしながら、特許文献1の表示では、エネルギー消費量等の計測値の分析が容易でないことがあると考えられる。
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであって、計測値の分析が容易になる表示グラフをディスプレイに表示させる情報端末の制御方法を提供することを目的とする。
本開示に係る一態様の情報端末の制御方法は、第1計測機器で計測された、施設に設置されたエネルギー消費機器の動作に関連する第1計測値のデータを記憶する記憶装置からデータを取得する、ディスプレイを備えた情報端末の制御方法であって、第1計測機器で計測された、前記エネルギー消費機器の動作に関連する、複数日間の第1計測値の表示の要求を受け付けると、前記記憶装置から複数日間の前記第1計測値のデータを取得させ、前記複数日間の前記第1計測値の前記データに基づき、第1軸を日単位とし且つ第2軸を時間単位とした第1グラフに、前記第1計測値の大きさを、表示様式の違いで表した第1表示画面を前記ディスプレイに表示させる。
上記の一態様の情報端末の制御方法によれば、計測値の分析が容易になるグラフをディスプレイに表示させることができる。
一実施の形態に係るエネルギーマネジメントを行う施設の構成図。 一実施の形態に係るエネルギーマネジメントシステムのシステム構成図。 図2のエネルギーマネジメントシステムによる処理動作のシーケンス図。 図2の情報端末の表示部に表示される第1表示画面の一例。 図2の情報端末の表示部に表示される第2表示画面の一例。 図2の情報端末の表示部に表示される第3表示画面の一例。 図2の情報端末の処理動作を示すフローチャート。 図2の情報端末のディスプレイに表示される表示画面の遷移図。 第1表示画面の第1グラフの一変形例。 第1表示画面の第1グラフの他の変形例。 第1表示画面の第1グラフのさらに他の変形例。 考察に用いた計測値の時間毎の変化量を示すグラフ例。 考察に用いた計測値の月毎の変化量及び内訳を示すグラフ例。
≪本開示に係る情報端末の表示内容に至った経緯≫
特許文献1では、特許文献1の図3から明らかなように、長期表示部は縦軸を太陽光発電装置による発電量とし、横軸を2週間分の日を日単位で表したグラフである。短期表示部は縦軸を太陽光発電装置による発電量とし、横軸を指定された日を時間単位で表したグラフである。
店舗等のエネルギーマネジメントシステムにおいても、同様のグラフを用いて機器の稼働状況と電力消費量を管理、または、把握することが考えられる。
管理設備および表示設備において、制御対象となる機器の連係動作から推定される節電手法を利用者に対して提示する上で、それぞれの時系列データの特徴点、複数の機器およびセンサ間の相関点などを発見し、エネルギー使用量の傾向を分析するというのがエネルギーマネジメントシステムの有効な活用方法の一つとなっている。
しかしながら、特許文献1において示されたグラフでは、例えば、店舗等に設置された空調機器、照明機器、冷設機器等の機器について消費電力量の傾向を、一年を通じて確認したい場合に、以下のような問題が生じる。
エネルギーマネジメントシステムを用いた分析においては、装置内のセンサ毎の時系列データを1年以上などの長期にわたり比較し、特徴点を分析する必要がある。このため、対象機器および期間の増大とともに分析に必要とする時間が膨大になる、個別の時系列データをみただけで全体の傾向をつかめない、全体の集計で判定するのでは特徴点を見逃す、といったことが発生する恐れがある。また、限られたリソース(分析の処理時間、データ量、分析のための人員、操作者に提示し実行できる提案内容の量など)のなかで、分析から改善の施策実行に至るまでに、効率的に機能できないと、せっかくの省エネルギー提案に見落としが発生したり、有効に活用されなかったりするということが発生してしまう。
個別の時系列データをみただけで全体の傾向をつかめない例として、図12のような、特定のセンサの時間毎の変化量のグラフがある。時間毎の変化を理解するのには適しているが、膨大な日数分、多岐にわたるセンサとの関係性等を、把握するのに限度がある。この場合、特定の設備の、1日の使用電力量とそのときの温度を把握することができるのみである。
このとき、例えば、店舗に設置された、例えば、空調機器、照明機器、冷設機器等の消費電力量等を確認する場合、特許文献1で示したグラフを援用して第1軸を1日分とし且つ第2軸を消費電力量等としたグラフを生成することが考えられる。
しかしながら、1日分のデータでは、例えば1年間の傾向を全体として俯瞰できない。一方、例えば1年間全体を俯瞰するためには、同グラフを365個生成する必要がある。この場合、確認するデータ量が膨大となるだけではなく、365個のグラフを個別に確認しても、例えば1年間の傾向を全体として俯瞰することにはならない。このため、全体の傾向を見落とす恐れがある。
また、全体の集計で判断するのでは特徴点を見逃す例として、図13のような、電力分電盤の月別使用量のグラフがある。月ごとの全体の電力使用と、個別の分電盤の内訳などから、季節性のエネルギー増減は把握できるものの、日々の変化、特定の機器が異常動作していないかどうか等を把握することはできない。
また、例えば、集計を1日単位としても、そのグラフは、一日の消費電力量の総量を示すので、一日の中のどの時間帯にどのような傾向があるのかを把握できない。例えば、夜中に電源を落とし忘れて、必要もない電力を消費したのか、また、昼間の時間帯に通常以上の電力を消費したのか、等は確認できない。この場合、対策を打つべきである原因を見落とす恐れもある。
また、例えば、店舗に設置された空調機器、照明機器、冷設機器等の消費電力量等は、関連する他の機器の消費電力量等を参照することで、正常であるか又は異常であるかを判断できる場合もある。この場合、上記に加えて更に、他の機器の計測値も確認する必要がある。その結果、確認すべき計測値が倍増し、分析を細かくできるようになる反面、さらに全体の傾向を見失う恐れがある。
以上の考察により、携帯端末の表示内容及びそれに関連する内容の新たな態様に想到するに至った。
以下、新たに想到するに至った携帯端末の表示内容及びそれに関連する内容に係る一実施の形態について説明する。
≪実施の形態1≫
以下、本開示に係る一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(エネルギーマネジメントを行う施設の構成)
図1は、一実施の形態に係るエネルギーマネジメントを行う施設の構成を示す図である。なお、施設の構成は特に限定されるものではない。
施設には、空調機器1、照明機器2、食品を扱う店舗等の場合では冷設機器3等の機器が備えられ、更に、不図示のセンサが備えられている。なお、空調機器1、照明機器2、冷設機器3等の機器は、エネルギー消費機器である。
空調機器1は、施設内の温度、湿度、または、換気量を調整する。
照明機器2は、施設内外の明るさを調整する。
冷設機器3は、内部に保管される商品(食品等)を冷却する。
不図示のセンサは、電力計、電圧計、電流計、温度センサ、湿度センサ、赤外線センサ、人感センサ、照度計、圧力計、流量計、二酸化炭素センサ、パルスカウンタなどのセンサである。それらは、施設に備えられる機器それぞれの消費電力、運転状態、送風の温度、照度、冷媒圧力、ケース内温度、使用環境等を測定し、電力、機器内外の温度と湿度、照度などの運転情報を機器毎に測定する。また、施設内の二酸化炭素濃度、自動ドアの開閉、冷設機器の運転状態、または、売場内の人の人数或いは滞在箇所等を検知してもよい。
また、センサは、外部のサーバ、又は、施設内の機器を管理する統合コントローラと通信し、計測値を示すデータ又は検知情報等を送信する。
なお、センサは、施設に備えられる空調機器1、照明機器2、冷設機器3等の機器内に設けられてもよく、機器とは別に施設内外に設けられてもよい。
食品等を含む商品を扱う店舗を例にとると、図1のように、売場の周囲の一部に冷設機器3が配され、天井に空調機器1の送風口等と、照明機器2が配されている。そして、空調機器1と照明機器2は、冷設機器3が配されたエリアと売場中央の商品ゴンドラのエリアなどを含む売場全体の、換気、冷暖房、照明などの環境を調整している。
(エネルギーマネジメントシステムのシステム構成)
図2は、一実施の形態に係るエネルギーマネジメントのシステム構成を示す図である。なお、エネルギーマネジメントシステムのシステム構成は特に限定されるものではない。
エネルギーマネジメントシステム10は、施設に備えられる機器、センサ、統合コントローラ30、サーバ40、及び情報端末50を含む。
施設に備えられる機器として、図2では、空調機器11、照明機器12、冷設機器13が示されており、図1の空調機器1、照明機器2、冷設機器3が対応する。
また、センサとして、図2では、電力計20、機器(空調機器11、照明機器12、冷設機器13等)とは別に施設内外に設けられた1以上のセンサ25、空調機器11内に設けられた1以上のセンサ11a、照明機器12内に設けられた1以上のセンサ12a、冷設機器13内に設けられた1以上のセンサ13aが示されている。なお、電力計20は、機器毎の消費電力量と瞬時消費電力量を計測することができる。
このように、センサは、施設内に備えられる機器内に設けられていてもよく、機器とは別に施設内外に設けられていてもよい。
施設に設けられた機器(空調機器11、照明機器12、冷設機器13等)は、機器内に設けられているセンサ(センサ11a、12a、13a等)による計測値を示すデータ又は検知情報等を統合コントローラ30へ送信する。また、機器とは別に施設内外に設けられたセンサ(電力計20、センサ25等)は、計測値を示すデータ又は検知情報等を統合コントローラ30へ送信する。なお、機器内に設けられているセンサは、直接、計測値を示すデータ又は検知情報等を統合コントローラ30へ送信するようにしてもよい。
統合コントローラ30は、施設に設けられた機器(空調機器11、照明機器12、冷設機器13等)、機器内に設けられたセンサ(センサ11a、12a、13a等)、機器とは別に施設内外に設けられたセンサ(電力計20、センサ25等)等を制御する。また、統合コントローラ30は、施設に設けられた機器から機器内に設けられているセンサによる計測値を示すデータ又は検知情報等を受信し、また、施設に設けられた機器とは別に施設内外に設けられたセンサからそのセンサによる計測値を示すデータ又は検知情報等を受信する。そして、統合コントローラ30は、受信した計測値を示すデータ又は検知情報等を、計測又は検知を行ったセンサを示す情報とともに、サーバ40へ送信する。
また、統合コントローラ30は、例えば、気象庁が運営する外部サーバから例えば施設の所在地の気象情報(例えば、時間毎の気温、湿度、日照時間、降水量)等の周囲環境の情報を収集する目的で、また、複数の施設を統括して管理する管理センタ等に接続する目的で、インターネット等の外部ネットワークに接続するインタフェースを持つようにしてもよい。そして、統合コントローラ30は、収集した例えば施設の所在地の気象情報等の周囲環境の情報をサーバ40へ送信する。
サーバ40は、ハードディスク等の記憶媒体で構成された情報の入出力装置である。サーバ40は、統合コントローラ30から受信したセンサによる計測値を示すデータ又は検知情報等を蓄積するとともに、取得した気象情報(例えば、時間毎の気温、湿度、日照時間、降水量)等の周囲環境の情報を蓄積する。但し、サーバ40には、施設に設けられた機器(空調機器11、照明機器12、冷設機器13等)内に設けられたセンサ(センサ11a、12a、13a等)による計測値を示すデータ、施設に設けられた機器とは別に施設内外に設けられたセンサ(電力計20、センサ25等)による計測値を示すデータが、例えば数十年分、機器を示す情報とセンサを示す情報等に関連付けて蓄積されている。なお、サーバ40に蓄積される年数は特に限定されるものではない。
なお、操作者が、サーバ40に蓄積されているセンサによる計測値を利用して、過去の履歴、現在の使用状況を用いた分析と、分析に基づく改善提案等を行うために、サーバ40から情報端末50に蓄積されているデータが送信される。
情報端末50は、パソコン、マイコンで構成される端末であって、表示部及び入力部を備え、サーバ40から受信したデータに基づく情報を表示部に表示する。なお、情報端末50の表示部と入力部は、液晶パネル又は有機ELパネルなどの表示装置と、タッチパッド等の位置入力装置とを組み合わせた、表示部のディスプレイ上を選択し操作可能なタッチパネルによって構成されている。
なお、情報端末50として、タッチパッドを備えた情報端末の他、マウス、キーボードなどの入力装置と表示装置を備えたノートパソコン、デスクトップパソコンなどの情報端末を用いてもよい。
[情報端末の構成]
以下、情報端末50の構成について説明する。
情報端末50は、図2に示すように、演算処理部51、メモリ52、表示部53、入力部54、及び通信部55を備える。
演算処理部51は、例えばCPU(Central Processing Unit)等により構成され、各種演算と各種制御などを行う。
メモリ52は、各種プログラムと各種データを保持する。但し、メモリには図7に示すフローチャートの処理手順を記述したプログラムが記憶されている。そして、演算処理部51は、このプログラムをメモリ52から読み出して実行する。本開示の表示制御部は、演算処理部51とメモリ52とを備える。
表示部53および入力部54は、液晶パネル又は有機ELパネルなどのディスプレイを備えた表示装置と、タッチパッド等の位置入力装置とを組み合わせた、ディスプレイ上を選択し操作可能なタッチパネルによって構成されている。
通信部55は、情報端末50が統合コントローラ30、サーバ40、外部サーバなどと通信を行うための通信部である。通信部55は、本開示の取得部の一例である。
〈エネルギーマネジメントシステムによる処理動作のシーケンス〉
図3は、図2のエネルギーマネジメントシステムによる処理動作の一例を示すシーケンス図である。
施設に設けられた機器80(空調機器11、照明機器12、冷設機器13等)内に設けられたセンサ80a(センサ11a,11b,11c等)は例えば短い周期(例えば、1分間隔)で計測又は検知等を繰り返し行う。そして、計測値を示すデータ又は検知情報等が、機器を示す情報とセンサを示す情報等とともに、機器80から統合コントローラ30へ送信され(ステップS1)、さらに、統合コントローラ30からサーバ40に送信される(ステップS2)。そして、サーバ40は、受信した計測値を示すデータ又は検知情報等を受信した機器を示す情報とセンサを示す情報等に関連付けて蓄積する(ステップS3)。なお、センサ間で計測周期が異なることもある。また、計測値を示すデータ又は検知情報等が、機器80からサーバ40に直接送信されるようにしてもよく、センサ80aから統合コントローラ30又はサーバ40に直接送信されるようにしてもよい。
施設に設けられた機器80とは別に施設内外に設けられたセンサ85(電力計20、センサ25等)は例えば短い周期(例えば、1分間隔)で計測又は検知等を繰り返し行う。そして、計測値を示すデータ又は検知情報等が、センサを示す情報等とともに、センサ85から統合コントローラ30へ送信され(ステップS4)、さらに、統合コントローラ30からサーバ40に送信される(ステップS5)。そして、サーバ40は、受信した計測値を示すデータ又は検知情報等を受信したセンサを示す情報等に関連付けて蓄積する(ステップS6)。なお、センサ間で計測周期が異なることもある。また、計測値を示すデータ又は検知情報等が、センサ85からサーバ40に直接送信されるようにしてもよい。
情報端末50はサーバ40に対してデータ等の送信要求を行い(ステップS7)、サーバ40は、この送信要求に対する応答として、送信要求されたデータ等を情報端末50に送信する(ステップS8)。なお、情報端末50とサーバ40とが直接通信をする代わりに、統合コントローラ30を介して通信を行うようにしてもよい。
なお、送信データは、必要に応じて、電気信号の信号レベル又は通信方式を変換する信号変換器又は中継器、中継器間の通信プロトコル又はデータフォーマットが異なる場合の変換器、制御装置等で構成されたネットワークを通して送受信される。なお、図3の簡略化のためこれらは省略している。
また、ネットワークを構成する機器間の通信においては、データの受け渡しに付随して、より下位レベル(より原理的な通信機器としてのプロトコル)の通信確立、端末確認、要求、応答等の通信メッセージが発生することが通例であるが、一般的な通信プロトコルの範疇である。このため、それらは一実施の形態においては特に限定されるものではない。
なお、エネルギーマネジメントシステム10においては、施設に設けられた機器又はセンサの制御も重要な機能の一つであり、情報端末50から、施設に設けられた機器又はセンサに対して、制御命令が送信されたり、応答を受け取ったりすることもできる。
(情報端末の表示画面)
一実施の形態では、情報端末50の表示部53のディスプレイには、主に、3つの表示画面(第1表示画面、第2表示画面、第3表示画面)が表示される。
なお、上述したように、一実施の形態では、センサとして、機器内に設けられたものと、機器とは別に施設内外に設けられたセンサがある。以下では、機器内に設けられたセンサを、適宜、「機器内センサ」と記載し、機器とは別に施設内外に設けられたセンサを「機器外センサ」と記載する。
また、機器外センサは、これを備える機器は実在しないが、これを備える対象を「機器外」とし、「機器外」を機器の一つとみなして、記載の簡略化を図る。例えば、空調機器11とは別の機器には、照明機器12、冷設機器13等の実際に存在する機器の他に、「機器外」があるものとみなして記載する。
[第1表示画面]
図4は、一実施の形態に係る情報端末50の表示部53のディスプレイに表示される第1表示画面の一例を示す図である。
第1表示画面100では、第1軸を日単位とし且つ第2軸を時間単位とした第1グラフ110に、センサ(電力計20、センサ25,11a,12a,13a等)によって計測された、エネルギー消費機器の動作に関連する、1年間の計測値が、その大きさを同一色の濃淡の違いで表されている。例えば、計測値が大きい場合に濃く、小さい場合に薄く表すようにしてもよい。または、計測値が大きい場合に薄く、小さい場合に濃くなるように表してもよい。
なお、第1軸を日単位とし且つ第2軸を時間単位としたグラフを、適宜、「第1グラフ」と記載する。
図4の第1表示画面100の例では、第1グラフ110に計測値がその大きさを同一色の濃淡の違いで表されるようしているが、例えば、計測値の大きさを表示色の違いで表すようにしてもよい。
また、第1表示画面100の例では、第1グラフ110に、1年間の計測値を表示するようにしているが、1月間の計測値を表示するようにしてもよいし、3月間の計測値を表示するようにするなど、複数日間の計測値を表示するようにすればよい。
この第1グラフ110では、例えば図4に示すように、30分単位の使用電力をその大小に応じて濃淡の変化で表したブロックを第2軸方向に並べ、この使用電力を日ごとに集計したものを第1軸方向に整列させる。
なお、第1表示画面100の第1グラフ110に表示される計測値を「第1計測値」、その計測値を計測したセンサを「第1センサ」、そのセンサが設けられている機器を「第1対象機器」と呼ぶことにする。なお、上述したように、機器外センサの場合、その機器外センサが設けられている機器自体は存在しないことになるが、記載の簡略化のため、「第1対象機器」は「機器外」とみなして取り扱う。
第1グラフ110の領域内の何れかの領域を操作者が選択した場合、その選択により、情報端末50の表示部53のディスプレイの表示内容は、第1表示画面から図5に一例を示す第2表示画面に切り替わる。なお、第2表示画面については図5を利用して後述する。
第1表示画面100には、第1グラフ110の第1計測値を計測した第1センサとその第1センサが設けられている第1対象機器(第1センサが機器外センサである場合には、その計測場所等)の情報を表示する領域120がある。
また、第1表示画面100には、“第1対象機器変更”ボタン130、“第1センサ変更”ボタン140、“表示期間変更”ボタン150a,150bが含まれている。
“第1対象機器変更”ボタン130は、第1グラフ110の第1計測値を、別の機器のセンサの計測値に変更する場合に操作者によって選択される領域である。例えば、選択時点の第1グラフ110の第1計測値を計測した第1センサが空調機器11内の機器内センサである場合、空調機器11以外の機器内の機器内センサ又は「機器外」の機器外センサによる計測値が第1計測値として第1グラフ110に表示される。また、選択時点の第1グラフ110の第1計測値を計測した第1センサが機器外センサである場合、機器内の機器内センサによる計測値が第1計測値として第1グラフ110に表示される。
“第1センサ変更”ボタン140は、第1グラフ110の第1計測値を、同じ機器内の別のセンサの計測値に変更する場合に操作者によって選択される領域である。例えば、選択時点の第1グラフ110の第1計測値を計測した第1センサが空調機器11内の機器内センサである場合、空調機器11内の別の機器内センサによる計測値が第1計測値として第1グラフ110に表示される。また、選択時点の第1グラフ110の第1計測値を計測した第1センサが機器外センサである場合、「機器外」の別の機器外センサによる計測値が第1計測値として第1グラフ110に表示される。
“表示期間変更”ボタン150aは、第1グラフ110の第1計測値の表示期間を前の年にする場合に操作者によって選択される領域である。また、“表示期間変更”ボタン150bは、第1グラフ110の第1計測値の表示期間を次の年にする場合に操作者によって選択される領域である。
ここで、第1表示画面の第1グラフの利点について記載する。
第1表示画面の第1グラフ110は、第1軸と第2軸とを共に時間軸とした二次元のグラフを用いて、3番目の要素としての計測値(例えば、消費電力量)をその大きさを濃淡の変化で表示している。このため、二次元グラフを用いつつも、3つの要素(日、時間、計測値)を1つの表示画面に表すことができる。その結果、操作者は少ない操作で計測値の全体の傾向を把握することができる。
また、例えば1年間全体を俯瞰する場合でも、第1軸を一年分の項目とする第1グラフ110を1つ生成すれば、1年間の傾向を全体として俯瞰でき、全体の傾向を簡易に把握できる。
また、第1グラフ110は、単に一日の計測値(例えば、消費電力量)の総量を示すものではない。むしろ、第1グラフ110は、計測値(例えば、消費電力量)をその日の時間単位で表す。そのため、例えば、夜中に電源を落とし忘れて、必要もない電力を消費したのか、また、昼間の時間帯に通常以上の電力を消費したのか、等も、第1グラフ110一つで確認できる。この場合、例えば、消費電力量等に問題がある場合にその原因を見落とすことを防止できる。即ち、ある一日の中の時間帯毎に計測値(例えば、消費電力量)を把握できると共に、同一の第1グラフ110で例えば一年全体をも俯瞰できる。
このように、対象期間に対して俯瞰的に変化を見ることができると、特徴的な期間(特徴のある変化が見られる日時等)を発見しやすくなる。これにより、その期間に着目して、第1グラフ110に表されている第1計測値、別のセンサ(例えば、同一機器の別のセンサ、別の機器のセンサ)の計測値を、より詳細の時間間隔での変化を参照するという動機が発生(気づきを喚起)することができる。
[第2表示画面]
図5は、一実施の形態に係る情報端末50の表示部53のディスプレイに表示される第2表示画面の一例を示す図である。
第2表示画面200では、第1軸を時間軸とし且つ第2軸を計測値の単位とした第2グラフ210,220a,220b,220cに、センサ(電力計20、センサ25,11a,12a,13a等)によって計測された、1日間の計測値が、表されている。
なお、第1軸を時間単位とし且つ第2軸を計測値の単位としたグラフを、適宜、「第2グラフ」と記載する。なお、第2グラフとして、例えば折れ線グラフ、棒グラフ等の一般的なグラフを利用することができる。なお、第2グラフに表示される第2計測値の日数は1日である必要はなく、例えば2、3日等、第1グラフの表示日数より短い日数であればよい。
第1表示画面100から第2表示画面200に遷移した場合、第2グラフ210には、第1グラフ110の第1計測値を計測した第1センサの、操作者によって指定された年月日の、1日間の計測値が表示される。また、第2グラフ220a,220b,220cには、第1グラフ110の第1計測値を計測した第1センサとは別のセンサの、操作者によって指定された年月日の、1日間の計測値が表される。但し、操作者によって指定された年月日は、第1表示画面の第1グラフ110の領域内で操作者が選択操作した領域に対応する年月日である。
なお、第2表示画面200の第2グラフ210に表示される計測値を「第1計測値」、その計測値を計測したセンサを「第1センサ」、そのセンサが設けられている機器を「第1対象機器」と呼ぶことにする。また、第2グラフ220a,220b,220cに表示されている計測値を「第2計測値」、その計測値を計測したセンサを「第2センサ」、そのセンサが設けられている機器を「第2対象機器」と呼ぶことにする。なお、上述したように、センサが、機器外センサの場合、その機器外センサが設けられている機器自体が存在しないことになるが、記載の簡略化のため、「第1対象機器」、「第2対象機器」は「機器外」とみなして取り扱う。
例えば、遷移時点の第1グラフ110の第1計測値を計測した第1センサが空調機器11内の機器内センサである場合、第2グラフ220a,220b,220cの第2計測値は、次のセンサの計測値となる。空調機器11内の別の機器内センサ、空調機器11以外の機器内の機器内センサ、又は、「機器外」の機器外センサによる計測値となる。
また、遷移時点の第1グラフ110の第1計測値を計測したセンサが機器外センサである場合、第2グラフ220a,220b,220cの第2計測値は、次のセンサの計測値となる。機器内の機器内センサ、「機器外」の別の機器外センサによる計測値となる。
なお、図5の第2表示画面200の例では、第2計測値を表示する第2グラフの数が、第2グラフ220a,220b,220cの3であるが、1、2、又は4以上であってもよい。
第2グラフ220a,220b,220cの何れかの領域を操作者が選択した場合、その選択により、情報端末50の表示部53のディスプレイの表示内容は、第2表示画面から図6に一例を示す第3表示画面に切り替わる。なお、第3表示画面については図6を利用して後述する。
第2表示画面200には、第2グラフ210の第1計測値を計測した第1センサとその第1センサが設けられている第1対象機器(第1センサが機器外センサである場合には、その計測場所等)の情報を表示する領域230がある。また、第2グラフ220a,220b,220cの第2計測値を計測した第2センサとその第2センサが設けられている第2対象機器(第2センサが機器外センサである場合には、その計測場所等)の情報を表示する領域240がある。
また、第2表示画面200には、“第2対象機器変更”ボタン250、“第2センサ変更”ボタン260、“気象庁”ボタン270、“表示期間変更”ボタン280a,280bが含まれている。
“第2対象機器変更”ボタン250は、第2グラフ220a,220b,220cの第2計測値を、別の機器のセンサの計測値に変更する場合に操作者によって選択される領域である。例えば、選択時点の第2グラフ220aの第2計測値を計測した第2センサが空調機器11内の機器内センサである場合、空調機器11以外の機器内の機器内センサ又は「機器外」の機器外センサによる計測値が第2計測値として第2グラフ220aに表示される。また、選択時点の第2グラフ220aの第2計測値を計測した第2センサが機器外センサである場合、機器内の機器内センサによる計測値が第2計測値として第2グラフ220aに新たに表示される。
“第2センサ変更”ボタン260は、第2グラフ220a,220b,220cの第2計測値を、同じ機器内の別のセンサの計測値に変更する場合に操作者によって選択される領域である。例えば、選択時点の第2グラフ220aの第2計測値を計測した第2センサが空調機器11内の機器内センサである場合、空調機器11内の別の機器内センサによる計測値が第2計測値として第2グラフ220aに表示される。また、選択時点の第2グラフ220aの第2計測値を計測した第2センサが機器外センサである場合、「機器外」の別の機器外センサによる計測値が第2計測値として第2グラフ220aに表示される。
“気象庁”ボタン270は、第2グラフ220a,220b,220cの一部又は全ての第2計測値を気象情報に変更する場合に操作者によって選択される領域である。但し、気象情報は、第1軸を時間軸とし且つ気象情報の単位を第2軸とした第2グラフにより表される。
“表示期間変更”ボタン280aは、第2グラフ210の第1計測値、第2グラフ220a,220b,220cの第2計測値の表示期間を前の日にする場合に操作者によって選択される領域である。また、“表示期間変更”ボタン280bは、第2グラフ210の第1計測値、第2グラフ220a,220b,220cの第2計測値の表示期間を次の日にする場合に操作者によって選択される領域である。
さらに、第2表示画面200には、“前の画面”ボタン290が含まれている。“前の画面”ボタン290は、第2表示画面200から第1表示画面100に戻る場合に操作者によって選択される領域である。
ここで、第2表示画面200の第2グラフの利点について記載する。
異なる機器の同時期の状態を参照して、対象機器の比較評価を行うことができる。この場合は、一年分ではなく、その日に対応する評価結果(例えば、消費電力量)を提示すればよいので、第2グラフを簡素化できる。その結果、確認すべきデータ量の増加を必要最小限に抑え、ミクロ的な分析をサポートできる。
また、この第2表示画面200においては、上述のように特定の期間に限定した計測値の表示が可能である。このため、第2グラフは簡素であり、第1センサの第1計測値と第2センサの第2計測値とを並行してより詳細の時間間隔での変化を表示することが可能となる。
その結果、例えば、ある日の夜中にエアコンが動作している場合、エアコンの出力が及ぶ範囲内に配置された照明機器の電源がその日の夜中にオフ状態であれば、エアコンの電源を落とし忘れて、必要もない電力を消費したと判断できる。
一方、例えば、ある日の夜中にエアコンが動作している場合、エアコンの出力が及ぶ範囲内に配置された照明機器の電源がその日の夜中にオン状態であれば、その日は棚卸し作業のため深夜も作業があったなどと判断できる。
同様に、ある日の昼間の時間帯にエアコンが他の日と比較して通常以上の電力を消費している場合、エアコンの出力の及ぶ範囲に配置されたドアの開閉センサによる計測値がその日の昼間の時間帯にドアの開閉頻度が多いことを示していれば、外気が頻繁に入り込んだために、その日の昼間はエアコンの消費電力量が多かったと判断できる。
一方、ある日の昼間の時間帯にエアコンが他の日と比較して通常以上の電力を消費している場合、エアコンの出力が及ぶ範囲内に配置されたドアの開閉センサによる計測値がその日の昼間の時間帯にドアの開閉頻度が少ないことを示していれば、外気の影響ではなく、エアコンの設定温度が高すぎたなど別の要因と判断し機器の別のセンサ、設定値を確認できる。
このように、対策を打つべきである原因を少ない操作で簡易に明らかにできる。
さらに、気象情報などの周囲環境の情報を第2グラフ220a,220b,220cの一部又は全部に表示する場合の利点について記載する。この場合、施設に設けられた機器内の機器内センサ又は施設内外に設けられた機器外センサによる計測値と、気象情報などの周囲環境とが、同一画面に表示されるため、特徴的な傾向を比較することが容易になる。
例えば、施設内の温度センサの計測値に対して、外部で計測された気象情報の気象データを組み合わせて表示する。この場合、施設内の温度変化のうち、その周辺地域の外気温又は湿度との関連性を確認することができる。また、例えば、施設が所在する地域の気象情報を参照して、冷房を設定したエアコンの消費電力量と組み合わせて表示する。この場合、エアコンの消費電力量が比較的多い場合において外気温が比較的高いとき、外気温が高いためにエアコンの消費電力量が多かったと判断できる(通常考えられる現象)。一方、外気温が比較的低いにもかかわらず、冷房を設定したエアコンの消費電力量が比較的多い場合には、外気温と関係なく、設定温度が適切でなかったためにエアコンの消費電力量が多かったと判断できる。これにより、例えば、エアコンの消費電力量が多かった原因を明らかにして、適切な対策を検討できる。
なお、外部による計測値として、気象情報の他に、管理センタで管理している別の施設の同種の機器に関連する計測値が考えられる。例えば、対象機器の消費電力の計測値に対して、管理センタで管理している別の施設の同種の機器の消費電力の計測値を組み合わせて表示する。この場合、同時期に複数の施設で同様の事象が発生していないかを確認することができる。また、共通する外部要因となるようなイベントの影響を考慮した判断を行うことができる。
[第3表示画面]
図6は、一実施の形態に係る情報端末50の表示部53のディスプレイに表示される第3表示画面の一例を示す図である。
第3表示画面300では、第1軸を日単位とし且つ第2軸を時間単位としたグラフ(第1グラフ)310、315に、センサ(電力計20、センサ25,11a,12a,13a等)によって計測された、エネルギー消費機器の動作に関連する、1年間の計測値が、その大きさを同一色の濃淡の違いで表されている。例えば、計測値が大きい場合に濃く、小さい場合に薄く表すようにしてもよい。または、計測値が小さい場合に薄く、大きい場合に濃くなるように表してもよい。
図6の第3表示画面300の例では、第1グラフ310,315に計測値がその大きさを同一色の濃淡の違いで表されるようしているが、計測値の大きさを表示色の違いで表すようにしてもよい。
また、第3表示画面300の例では、第1グラフ310,315に、1年間の計測値を表示するようにしているが、1月間の計測値を表示するようにしてもよいし、3月間の計測値を表示するようにするなど、複数日間の計測値を表示するようにすればよい。
この第1グラフ310,315では、例えば図6に示すように、30分単位の使用電力をその大小に応じて濃淡の変化で表したブロックを第2軸方向に並べ、この使用電力を日ごとに集計したものを第1軸方向に整列させる。
第2表示画面200から第3表示画面300に遷移した場合、第1グラフ310には、第2表示画面200の第2グラフ210の第1計測値を計測した第1センサの、第2グラフ210の表示日を含む、1年間の計測値が表示される。また、第1グラフ315には、第2表示画面200の第2グラフ220a,220b,220cのうちの操作者によって選択された第2グラフの第2計測値を計測した第2センサの、第2グラフの表示日を含む、1年間の計測値が表示される。
なお、第3表示画面300の第1グラフ310に表される計測値を「第1計測値」、その計測値を計測したセンサを「第1センサ」、そのセンサが備えられている機器を「第1対象機器」と呼ぶことにする。また、第1グラフ315に表される計測値を「第2計測値」、その計測値を計測したセンサを「第2センサ」、そのセンサが備えられている機器を「第2対象機器」と呼ぶことにする。なお、上述したように、機器外センサの場合、その機器外センサが設けられる機器自体が存在しないことになるが、記載の簡略化のため、「第1対象機器」、「第2対象機器」は「機器外」として取り扱う。
第1グラフ310,315の領域内の何れかの領域を操作者が選択した場合、その選択により、情報端末50の表示部53のディスプレイの表示内容は、第3表示画面から図5に一例を示す第2表示画面に切り替わる。
第3表示画面300には、第1グラフ310の第1計測値を計測した第1センサとその第1センサが設けられている第1対象機器(第1センサが機器外センサである場合には、その計測場所等)の情報を表示する領域320がある。また、第1グラフ315の第2計測値を計測した第2センサとその第2センサが設けられている第2対象機器(第2センサが機器外センサである場合には、その計測場所等)の情報を表示する領域325がある。
また、第3表示画面300には、“第1対象機器変更”ボタン330、“第1センサ変更”ボタン340、“第2対象機器変更”ボタン335、“第2センサ変更”ボタン345、“表示期間変更”ボタン350、355が含まれている。
“第1対象機器変更”ボタン330は、第1グラフ310の第1計測値を、別の機器のセンサの計測値に変更する場合に操作者によって選択される領域である。例えば、選択時点の第1グラフ310の第1計測値を計測した第1センサが空調機器11内の機器内センサである場合、空調機器11以外の機器内の機器内センサ又は「機器外」の機器外センサによる計測値が第1計測値として第1グラフ310に表示される。また、選択時点の第1グラフ310の第1計測値を計測した第1センサが機器外センサである場合、機器内の機器内センサによる計測値が第1計測値として第1グラフ310に表示される。
“第1センサ変更”ボタン340は、第1グラフ310の第1計測値を、同じ機器内の別のセンサの計測値に変更する場合に操作者によって選択される領域である。例えば、選択時点の第1グラフ310の第1計測値を計測した第1センサが空調機器11内の機器内センサである場合、空調機器11内の別の機器内センサによる計測値が第1計測値として第1グラフ310に表示される。また、選択時点の第1グラフ310の第1計測値を計測した第1センサが機器外センサである場合、「機器外」の別の機器外センサによる計測値が第1計測値として第1グラフ310に表示される。
“第2対象機器変更”ボタン335は、第1グラフ315の第2計測値を、別の機器のセンサの計測値に変更する場合に操作者によって選択される領域である。例えば、選択時点の第1グラフ315の第2計測値を計測した第2センサが空調機器11内の機器内センサである場合、空調機器11以外の機器内の機器内センサ又は「機器外」の機器外センサによる計測値が第2計測値として第1グラフ310に表示される。また、選択時点の第1グラフ315の第2計測値を計測した第2センサが機器外センサである場合、機器内の機器内センサによる計測値が第2計測値として第1グラフ315に表示される。
“第2センサ変更”ボタン345は、第1グラフ315の第2計測値を、同じ機器内の別のセンサの計測値に変更する場合に操作者によって選択される領域である。例えば、選択時点の第1グラフ315の第2計測値を計測した第2センサが空調機器11内の機器内センサである場合、空調機器11内の別の機器内センサによる計測値が第2計測値として第1グラフ315に表示される。また、選択時点の第1グラフ315の第2計測値を計測した第2センサが機器外センサである場合、「機器外」の別の機器外センサによる計測値が第2計測値として第1グラフ315に表示される。
“表示期間変更”ボタン350は、第1グラフ310、315の第1計測値、第2計測値の表示期間を前の年にする場合に操作者によって選択される領域である。また、“表示期間変更”ボタン355は、第1グラフ310、315の第1計測値、第2計測値の表示期間を次の年にする場合に操作者によって選択される領域である。
また、第3表示画面300には、“前の画面”ボタン360が含まれている。“前の画面”ボタン360は、第3表示画面300から第2表示画面200に戻る場合に操作者によって選択される領域である。
また、第3表示画面300には、“第1対象”ボタン370と“第2対象”ボタン375が含まれている。“第1対象”ボタン370は、第3表示画面300の第1グラフ310の第1計測値を、第1表示画面100の第1グラフ110の第1計測値として表示する場合に、操作者によって選択される領域である。“第2対象”ボタン375は、第3表示画面300の第1グラフ315の第2計測値を、第1表示画面100の第1グラフ110の第1計測値として表示する場合に、操作者によって選択される領域である。
ここで、第3表示画面の第1グラフの利点について記載する。
第3表示画面300では、第1対象機器の第1センサの第1計測値に加えて、第2対象機器の第2センサの第2計測値を、第1表示画面100の第1グラフ110と同一の体裁の第1グラフ310,315を用いて、並列して表示させている。これにより、第2対象機器の第2センサについても、一年間の計測値(例えば、消費電力量)という全体傾向を把握できる。そのため、この第2対象機器についてのミクロ的な分析のみならず、第1対象機器と比較してマクロ的な分析を簡易にサポートでき、着目している現象が、複数のセンサないしは複数の機器にわたって発生しているかどうかを速やかに確認できる。
また、これらの計測値双方に同様の傾向がある場合には、対象機器のいずれか一方ではなく、双方に共通する原因があると判断できる。例えば、ある時期において共通して、第1対象機器の消費電力量及び第2対象機器の消費電力量が多くなっている場合、第1対象機器及び第2対象機器の双方に共通する原因があると判断できる。
(情報端末の処理)
図7は、図2の情報端末の処理動作を示すフローチャートである。
情報端末50の演算処理部51は、例えばシステム起動直後又はメニュー画面から第1表示画面の表示選択が操作者によってなされた場合、例えば初期設定されたセンサの初期設定された年の1年間の計測値を示すデータの送信要求をサーバ40に対して行う。そして、演算処理部51は、この送信要求の応答として、サーバ40から送信要求に対応した1年間の計測値を示すデータを受信する。そして、演算処理部51は、受信した1年間の計測値を示すデータを基に、第1グラフ110にこの計測値を第1計測値として表した第1表示画面100を表示部53に表示する(ステップS101)。なお、初期設定されたセンサの初期設定された年の1年間の計測値を示すデータの送信要求の代わりに、例えば操作者によって予め指定されたセンサの操作者によって指定された年の1年間の計測値を示すデータの送信要求であってもよく、特に限定されるものではない。
情報端末50の演算処理部51は、操作者による第1表示画面100上での操作を監視し、操作者が機器変更の操作(“第1対象機器変更”ボタン130の選択)、センサ変更の操作(“第1センサ変更”ボタン140の選択)、1年前又は1年後への期間変更の操作(“表示期間変更”ボタン150a,150bの選択)の何れかの操作を行ったかを判定する(ステップS102)。
機器変更の操作、センサ変更の操作、1年前又は1年後への期間変更の操作の何れかの操作が行われた場合(S102:Y)、ステップS101において次の処理が行われる。
情報端末50の演算処理部51は、操作者の操作に応じた1年間の計測値を示すデータの送信要求をサーバ40に対して行う。そして、演算処理部51は、この送信要求の応答として、サーバ40から送信要求に対応した1年間の計測値を示すデータを受信する。そして、演算処理部51は、受信した1年間の計測値を示すデータを基に、第1グラフ110にこの計測値を第1計測値として表した第1表示画面100を表示部53に表示する。
なお、機器変更の操作が行われた場合、送信要求は、現時点での第1グラフ110の表示とは別の機器におけるセンサの、第1グラフ110の表示年の1年間の計測値を示すデータの送信要求である。また、センサ変更の操作が行われた場合、送信要求は、現時点での第1グラフ110の表示とは同じ機器における別のセンサの、第1グラフ110の表示年の1年間の計測値を示すデータの送信要求である。また、1年前への期間変更の操作が行われた場合、送信要求は、現時点での第1グラフ110の表示と同じセンサの、第1グラフ110の表示年の前の年の1年間の計測値を示すデータの送信要求である。また、1年後への期間変更の操作が行われた場合、送信要求は、現時点での第1グラフ110の表示と同じセンサの、第1グラフ110の表示年の次の年の1年間の計測値を示すデータの送信要求である。
機器変更の操作、センサ変更の操作、1年前又は1年後への期間変更の操作の何れの操作も行われていない場合(S102:N)、情報端末50の演算処理部51は、操作者が第1グラフ110の領域内で選択操作を行ったかを判定する(ステップS103)。第1グラフ110の領域内で選択操作が行われていない場合(S103:N)、ステップS102の処理に戻る。
第1グラフ110の領域内で選択操作が行われた場合(S103:Y)、次のステップS104の処理が行われる。
情報端末50の演算処理部51は、現時点での第1グラフ110の表示とは別のセンサ(図5の第2表示画面の例では3つ)の、操作者による指定年月日の、1日間の計測値を示すデータの送信要求をサーバ40に対して行う。この操作者による指定年月日は、第1グラフ110の領域内で操作者が選択操作した領域に対応する日である。そして、演算処理部51は、この送信要求の応答として、サーバ40から送信要求に対応した別のセンサ(3つ)の、操作者による指定年月日の、1日間の計測値を示すデータを受信する。そして、演算処理部51は、第2表示画面を表示する。第2表示画面の第2グラフ210は、第1グラフ110の第1計測値の表示に用いたデータのうちの操作者の指定年月日の1日間の計測値を示すデータを基に表される。また、第2グラフ220a,220b,220cは、送信要求の応答として受信した3つの別のセンサの操作者の指定年月日の1日間の計測値を示すデータを基に表示される。
なお、第1表示画面100から第2表示画面200への遷移時に第2グラフ220a,220b,220cに表示される第2計測値を計測した3つのセンサは、初期設定されたセンサ、操作者によって予め指定されたセンサなど、特に限定されるものではない。
情報端末50の演算処理部51は、操作者による第2表示画面200上での操作を監視し、操作者が“前の画面”ボタン290の選択操作を行ったかを判定する(ステップS105)。“前の画面”ボタン290の選択操作がされた場合(S105:Y)、情報端末50の演算処理部51は、第2表示画面200に移行する前の第1表示画面100を表示部53に表示し(ステップS106)、ステップS102の処理が行われる。
“前の画面”ボタン290の選択操作がされていない場合(S105:N)、情報端末50の演算処理部51は、操作者が機器変更の操作(“第2対象機器変更”ボタン250の選択)、センサ変更の操作(“第2センサ変更”ボタン260の選択)、気象表示の操作(“気象庁”ボタン270の選択)、1日前又は1日後への期間変更の操作(“表示期間変更”ボタン280a,280bの選択)の何れかの操作を行ったかを判定する(ステップS107)。
機器変更の操作、センサ変更の操作、気象表示の操作、1日前又は1日後への期間変更の操作の何れかの操作が行われた場合(S107:Y)、ステップS104において次の処理が行われる。
情報端末50の演算処理部51は、操作者の操作に応じた、第2グラフ220a,220b,220c用の1日間の計測値を示すデータの送信要求をサーバ40に対して行う。そして、演算処理部51は、この送信要求の応答として、サーバ40から送信要求に対応した第2グラフ220a,220b,220c用の1日間の計測値を示すデータを受信する。そして、演算処理部51は、受信した第2グラフ220a,220b,220c用の1日間の計測値を示すデータを基に、第2グラフ220a,220b,220cにこれら計測値を第2計測値として表した第2表示画面200を表示部53に表示する。
なお、機器変更の操作が行われた場合、送信要求は、現時点での第2グラフ220a,220b,220cの表示とは別の機器におけるセンサの、第2グラフ220a,220b,220cの表示日の1日間の計測値を示すデータの送信要求である。また、センサ変更の操作が行われた場合、送信要求は、現時点での第2グラフ220a,220b,220cの表示とは同じ機器における別のセンサの、第2グラフ220a,220b,220cの表示日の1日間の計測値を示すデータの送信要求である。また、気象表示の操作が行われた場合、送信要求は、第2グラフ220a,220b,220cの表示日の1日間の施設の所在地の気象情報を示す気象データの送信要求である。1日前への期間変更の操作が行われた場合、送信要求は、現時点での第2グラフ220a,220b,220cの表示と同じセンサの、第2グラフ220a,220b,220cの表示日の前の日の1日間の計測値を示すデータの送信要求である。また、1日後への期間変更の操作が行われた場合、送信要求は、現時点での第2グラフ220a,220b,220cの表示と同じセンサの、第2グラフ220a,220b,220cの表示日の次の日の1日間の計測値を示すデータの送信要求である。
機器変更の操作、センサ変更の操作、気象表示の操作、1日前又は1日後への期間変更の操作の何れの操作も行われていない場合(S107:N)、情報端末50の演算処理部51は、比較対象の決定操作(第2グラフ220a,220b,220cの何れかのグラフの選択操作)が行われたかを判定する(ステップS108)。比較対象の決定操作が行われていない場合(S108:N)、ステップS105の処理に戻る。
比較対象の決定操作が行われた場合(S108:Y)、次のステップS109の処理が行われる。
情報端末50の演算処理部51は、第2グラフ220a,220b,220cのうち比較対象として決定された第2グラフの第2計測値を計測した第2センサの、第2グラフの表示日を含む年の1年間の計測値を示すデータの送信要求をサーバ40に対して行う。そして、演算処理部51は、この送信要求の応答として、サーバ40から送信要求に対応した1年間の計測値を示すデータを受信する。そして、演算処理部51は、第3表示画面を表示する。第3表示画面の第1グラフ310は、第2表示画面200の第2グラフ210に関連するものであり、既に取得している第1グラフ110の第1計測値の表示に用いたデータを基に表される。また、第1グラフ315は、第2表示画面200の第2グラフ220a,220b,220cのうち操作者によって選択された第2グラフに関連するものであり、送信要求の応答として受信した1年間の計測値を示すデータを基に表される。
情報端末50の演算処理部51は、操作者による第3表示画面300上での操作を監視し、操作者が“前の画面”ボタン360の選択操作を行ったかを判定する(ステップS110)。“前の画面”ボタン360の選択操作がされた場合(S110:Y)、情報端末50の演算処理部51は、第3表示画面300に移行する前の第2表示画面200を表示部53に表示する(ステップS111)。
“前の画面”ボタン360の選択操作がされていない場合(S110:N)、情報端末50の演算処理部51は、操作者が機器変更の操作(“第1対象機器変更”ボタン330、“第2対象機器変更”ボタン335の選択)、センサ変更の操作(“第1センサ変更”ボタン340、“第2センサ変更”ボタン345の選択)、1年前又は1年後への期間変更の操作(“表示期間変更”ボタン350,355の選択)の何れかの操作を行ったかを判定する(ステップS112)。
機器変更の操作、センサ変更の操作、1年前又は1年後への期間変更の操作の何れかの操作が行われた場合(S112:Y)、ステップS109において次の処理が行われる。
情報端末50の演算処理部51は、操作者の操作に応じた1年間の計測値を示すデータの送信要求をサーバ40に対して行う。そして、演算処理部51は、この送信要求の応答として、サーバ40から送信要求に対応した1年間の計測値を示すデータを受信する。そして、演算処理部51は、受信した1年間の計測値を示すデータを基に、第1グラフ310,315の一方又は双方の内容を更新した第3表示画面300を表示部53に表示する。
なお、第1対象機器の機器変更の操作が行われた場合、送信要求は、現時点での第1グラフ310の表示とは別の機器におけるセンサの、第1グラフ310の表示年の1年間の計測値を示すデータの送信要求である。第2対象機器の機器変更の操作が行われた場合、送信要求は、現時点での第1グラフ315の表示とは別の機器におけるセンサの、第1グラフ315の表示年の1年間の計測値を示すデータの送信要求である。また、第1センサのセンサ変更の操作が行われた場合、送信要求は、現時点での第1グラフ310の表示とは同じ機器の別のセンサの、第1グラフ310の表示年の1年間の計測値を示すデータの送信要求である。また、第2センサのセンサ変更の操作が行われた場合、送信要求は、現時点での第1グラフ315の表示とは同じ機器の別のセンサの、第1グラフ315の表示年の1年間の計測値を示すデータの送信要求である。また、1年前への期間変更の操作が行われた場合、送信要求は、現時点での第1グラフ310、315の夫々の表示と同じセンサの、第1グラフ310,315の表示年の前の年の1年間の計測値を示すデータの送信要求である。また、1年後への期間変更の操作が行われた場合、送信要求は、現時点での第1グラフ310、315の夫々の表示と同じセンサの、第1グラフ310,315の表示年の次の年の1年間の計測値を示すデータの送信要求である。
機器変更の操作、センサ変更の操作、1年前又は1年後への期間変更の操作の何れの操作も行われていない場合(S112:N)、情報端末50の演算処理部51は、操作者が第1表示画面100の第1グラフ110に表示させる対象の選択(“第1対象”ボタン370、“第2対象”ボタン375の選択)を行ったかを判定する(ステップS113)。
対象選択が行われた場合には(S113:Y)、ステップS106において次の処理が行われる。情報端末50の演算処理部51は、操作者が“第1対象”ボタン370を選択していた場合には、第1グラフ310の第1計測値を第1グラフ110の第1計測値とした第1表示画面を表示部53に表示する。また、操作者が“第2対象”ボタン375を選択していた場合には、第1グラフ315の第2計測値を第1グラフ110の第1計測値とした第1表示画面を表示部53に表示する。
対象選択が行われていない場合には(S113:N)、情報端末50の演算処理部51は、操作者が第1グラフ310,315の領域内で選択操作を行ったかを判定する(ステップS114)。第1グラフ310,315の領域内で選択操作が行われていない場合(S114:N)、ステップS110の処理に戻る。
第1グラフ310,315の領域内で選択操作が行われた場合(S114:Y)、次のステップS109の処理が行われる。
第1グラフ310の領域内で選択操作が行われた場合は次の処理になる。
情報端末50の演算処理部51は、現時点での第1グラフ310の表示とは別のセンサ(図5の第2表示画面の例では3つ)の、操作者による指定年月日の、1日間の計測値を示すデータの送信要求をサーバ40に対して行う。この操作者による指定年月日は、第1グラフ310の領域内で操作者が選択操作した領域に対応する日である。そして、演算処理部51は、この送信要求の応答として、サーバ40から送信要求に対応した別のセンサ(3つ)の、操作者による指定年月日の、1日間の計測値を示すデータを受信する。そして、演算処理部51は、第2表示画面を表示する。第2表示画面の第2グラフ210は、第1グラフ310の第1計測値の表示に用いたデータのうちの操作者の指定年月日の1日間の計測値を示すデータを基に表される。また、第2グラフ220a,220b,220cは、送信要求の応答として受信した3つの別のセンサの操作者の指定年月日の1日間の計測値を示すデータを基に表される。
第1グラフ315の領域内で選択操作が行われた場合は次の処理になる。
情報端末50の演算処理部51は、現時点での第1グラフ315の表示とは別のセンサ(図5の第2表示画面の例では3つ)の、操作者による指定年月日の、1日間の計測値を示すデータの送信要求をサーバ40に対して行う。この操作者による指定年月日は、第1グラフ315の領域内で操作者が選択操作した領域に対応する日である。そして、演算処理部51は、この送信要求の応答として、サーバ40から送信要求に対応した別のセンサ(3つ)の、操作者による指定年月日の、1日間の計測値を示すデータを受信する。そして、演算処理部51は、第2表示画面を表示する。第2表示画面の第2グラフ210は、第1グラフ315の第2計測値の表示に用いたデータのうちの操作者の指定年月日の1日間の計測値を示すデータを基に表される。また、第2グラフ220a,220b,220cは、送信要求の応答として受信した3つの別のセンサの操作者の指定年月日の1日間の計測値を示すデータを基に表される。
(表示画面の遷移)
以下、第1表示画面、第2表示画面、第3表示画面間の画面遷移について記載する。
図8は、図2の情報端末50の表示部53のディスプレイに表示される表示画面の遷移を表す遷移図である。但し、図8では、第1表示画面、第2表示画面、第3表示画面が表示されている状態を状態A、B、Cと表記し、初期状態をSと表記している。但し、初期状態Sは、システム起動直後等の特に第1表示画面等が表示される前の便宜的な状態である。なお、情報端末50がサーバ40から取得する情報については図7を用いた説明において記載しているので、画面遷移の説明においては、省略する。
この初期状態Sから、第1表示画面を表示するための操作者の操作により、第1表示画面100が表示される(初期状態Sから状態Aに遷移)。
第1表示画面100において、操作者が“第1対象機器変更”ボタン130(機器の変更)、“第1センサ変更”ボタン140(センサの変更)、“表示期間変更”ボタン150a,150b(期間の変更)を選択する。この場合、情報端末50の表示部53には、第1グラフ110の計測値の内容が更新された第1表示画面100が表示される(状態Aから状態Aに遷移)。
第1表示画面100において、操作者が第1グラフ110の領域内を選択する(年月日指定)。これにより、情報端末50の表示部53の表示内容は、第1表示画面100から第2表示画面200に切り替わる(状態Aから状態Bに遷移)。
第2表示画面200において、操作者が“前の画面”ボタン290を選択する。これにより、情報端末50の表示部53の表示内容は、第2表示画面200から第1表示画面100に切り替わる(状態Bから状態Aに遷移)。
第2表示画面200において、操作者が“第2対象機器変更”ボタン250(機器の変更)、“第2センサ変更”ボタン260(センサの変更)、“表示期間変更”ボタン280a,280b(期間の変更)、“気象庁”ボタン270(気象表示)を選択する。これにより、情報端末50の表示部53には、第2グラフ220a,220b,220cの計測値の内容が更新された第2表示画面200が表示される(状態Bから状態Bに遷移)。
第2表示画面200において、操作者が第2グラフ220a,220b,220cの何れかを選択する(比較対象の選択)。これにより、情報端末50の表示部53の表示内容は、第2表示画面200から第3表示画面300に切り替わる(状態Bから状態Cに遷移)。
第3表示画面において、操作者が“前の画面”ボタン360を選択する。これにより、情報端末50の表示部53の表示内容は、第3表示画面300から第2表示画面200に戻る(状態Cから状態Bに遷移)。
第3表示画面300において、操作者が“第1対象機器変更”ボタン330(機器の変更)、“第1センサ変更”ボタン340(センサの変更)、“第2対象機器変更”ボタン335(機器の変更)、“第2センサ変更”ボタン345(センサの変更)、“表示期間変更”ボタン350,355(期間の変更)を選択する。これにより、情報端末50の表示部53には、第1グラフ310,315の一方又は双方の計測値の内容が更新された第3表示画面300が表示される(状態Cから状態Cに遷移)。
第3表示画面300において、操作者が第1グラフ310、315の領域内を選択する(年月日指定)。これにより、情報端末50の表示部53の表示内容は、第3表示画面300から第2表示画面200に切り替わる(状態Cから状態Bに遷移)。
第3表示画面300において、操作者が“第1対象”ボタン370、“第2対象”ボタン375の何れかを選択する。これにより、情報端末50の表示部53の表示内容は、第3表示画面300から第1表示画面100に切り替える(状態Cから状態Aに遷移)。
≪補足(その1)≫
本発明は上記の実施の形態で説明した内容に限定されず、本発明の目的とそれに関連又は付随する目的を達成するためのいかなる形態においても実施可能であり、例えば、以下であってもよい。
(1) 上記の一実施の形態において、第1グラフ110に計測値の大きさの違いを同一色の濃淡の変化、又は、表示色の変化で表すことを記載しているが、これに限定されるものではなく、例えば、図9、図10、図11に示す表示様式など、第1グラフ110の計測値の表示様式は計測値の大きさの変化が分かるような表示様式であればよい。
図9の例では、第1グラフ110に計測値の大きさの違いを網掛けの変化で表している。また、図10の例では、第1グラフ110に計測値の違いを記号の違いで表している。さらに、図11の例では、第1グラフ110に計測値の違いをアイコンの違いで表している。
(2)上記の一実施の形態では、第1表示画面100から第3表示画面300に遷移するためには、第2表示画面200を経由するようになっている。しかしながら、これに限定されるものではなく、第1表示画面100から第3表示画面300に直接遷移することができるようにしてもよい。例えば、次のようにして実現できる。第1表示画面100に操作者が第1グラフを複数表示させる指示を行う操作領域を設ける。そして、操作者がこの操作領域に対して操作した場合、情報端末50の演算処理部51は、サーバ40に対して、第1グラフ110の表示年の、別のセンサの1年間の計測値を示すデータの送信要求を行い、この応答としてサーバ40から送信要求を行った1年間の計測値を示すデータを受信する。そして、演算処理部51は、第1グラフ110の第1計測値を第1グラフ310の第1計測値として表し、受信した計測値を第1グラフ315の第2計測値として表した第3表示画面300を表示部53に表示する。
(3)上記の一実施の形態では、第1表示画面100において操作者が施設の所在地の気象情報の表示の指示操作を行うことができるようになっていない。しかしながら、これに限定されるものではなく、第1表示画面100において操作者が施設の所在地の気象情報の表示の指示操作を行うことができるようにしてもよい。
例えば、第1グラフ110の1日分の計測値を表す領域を「別センサの計測値の表示の指示操作」用の領域と「気象情報の表示の指示操作」用の領域とに分ける。そして、操作者が「別センサの計測値の表示の指示操作」用の領域を選択操作した場合、選択操作された領域に対応する年月日の1日間の別のセンサの計測値が第2表示画面200の第2グラフ220a,220b,220cに表示されるようにする。一方、操作者が「気象情報の表示の指示操作」用の領域を選択操作した場合、情報端末50の演算処理部51は、サーバ40に対して、選択操作された領域に対応する年月日の1日間の施設の所在地の気象情報を示すデータの送信要求を行い、この応答としてサーバ40から送信要求を行った1日間の施設の所在地の気象情報を示すデータを受信する。そして、演算処理部51は、受信した施設の所在地の気象情報を第2表示画面200の第2グラフ220a,220b,220cに表す。
また、第1表示画面100内に“気象庁”ボタンを設ける。そして、“気象庁”ボタンが操作者によって選択操作された場合、情報端末50の演算処理部51は、第1グラフ110の表示年の1年間の施設の所在地の気象情報を示すデータの送信要求をサーバ40に対して行い、この応答としてサーバ40から送信要求を行った1年間の施設の所在地の気象情報を示すデータを受信する。そして、演算処理部51は、受信した施設の所在地の気象情報を第3表示画面300の第1グラフ315に表す。
(4)上記の一実施の形態では、第2表示画面200において、操作者が第2グラフ220a等の第2センサの計測値の1年分を第1表示画面100の第1グラフ110への表示の指示操作を行うことができるようになっていない。しかしながら、これに限定されるものではなく、第2表示画面200において、操作者が第2グラフ220a等の第2センサの計測値の1年分の、第1表示画面100の第1グラフ110への表示の指示操作を行うことができるようにしてもよい。
この場合、第2表示画面200から第1表示画面100への切り替え又は第3表示画面300への切り替えが行われることになる。そこで、例えば、どちらの画面への切り替えかを操作者が選択するためのインジケータを設け、操作者はそのインジケータでどちらの画面への切り替えるかを指定した後に、第2グラフ220a,220b,220cの何れかの領域内を選択するようにする。
(5) 上記の一実施の形態において、機器の変更又はセンサの変更の際に、施設に設けられた機器を順番に選択して変更するようにしてもよく、また、センサを順番に選択するようにしてもよい。また、機器毎に他の機器の表示順位、又は、センサ毎に他の機器の表示順位を決めておき、機器の変更又はセンサの変更の際に、その表示順位に従って選択するようにしてもよい。
(6) 上記の一実施の形態における第1センサ及び第2センサ等について記載する。
並行して表示する第1計測値と第2計測値の関連性として、特定の対象機器に装備されている複数のセンサによる計測値(第1計測値と第2計測値は同じ機器の異なるセンサによるもの)が考えられる。例えば、ある空調機器の吸込み温度の計測値と風量の計測値、ある冷ケースの庫内温度の計測値と設定温度の計測値、ある照明機器の照度の計測値と消費電力の計測値などである。
また、同種の複数の機器に装備されている特定種別のセンサによる計測値(第1計測値と第2計測値は異なる機器の同種のセンサによるもの)が考えられる。例えば、異なる空調機器のそれぞれの吸込み温度の計測値、異なる扉のそれぞれの開閉パルスのカウンタ値などである。
また、近隣に設置されている機器の特定種別のセンサによる計測値(第1計測値と第2計測値は近隣にあるセンサによるもの)が考えられる。例えば、ドアの開閉パルスのカウンタ値と近隣の温湿度センサの計測値(ドアから/ドアへの空気流の影響の範囲内)、照明機器の消費電力の計測値と同エリアの空調機器の消費電力の計測値(照明が届く範囲内)などが考えられる。
また、物理的な因果関係が想定される複数のセンサによる計測値(第1センサの第1計測値と第2センサの第2計測値は物理的な因果関係/相関関係をもつセンサによるもの)が考えられる。例えば、空調機器の風量の計測値と風が届く範囲の冷ケースの庫内温度の計測値、建物内の温湿度センサの計測値と気象データの日照時間の計測値などである。
また、設備的な接続関係にある複数の対象機器に装備されている複数のセンサによる計測値(第1計測値と第2計測値は設備として接続関係にある機器のセンサによるもの)が考えられる。例えば、空調機器の吹出し温度の計測値と対応する冷凍機(室外機)の冷媒圧力の計測値、冷凍機(室外機)の吸い込み温度の計測値と接続されている給水機の給水量の計測値などが考えられる。
なお、因果関係/相関関係にあるセンサが多数になる場合、数値で範囲を限定するとよい。例えば、換気口/吹き出し口からの吹出し風量が何%及ぶ(または、半径何mの)範囲であるか、照明の照度が設計必要照度の何%及んでいる範囲であるか、扉/温度センサ/冷ケースから半径何mの範囲であるかなどを基準とし、第2表示画面に並行して表示できる数をしぼって、(複数の)第2計測値を選択するようにしてもよい。
また、対象のセンサの計測値(第1計測値)とそれ以外のセンサの計測値(第2計測値となる可能性がある)の相関係数を求めて、相関係数が例えば−1から−0.5の範囲内、又は、0.5から1の範囲内にある、それ以外のセンサの計測値を、(複数の)第2計測値として選択するようにしてもよい。
なお、上記内容の一部を含む内容をさらに記載する。
例えば、第1センサが空調機器の電力計であり、第1計測値は空調機器の消費電力量又は空調機器の瞬時消費電力量である。また、第1センサが空調機器の吐出センサであり、第1計測値は空調機器の吐出温度である。また、第1センサは空調機器の風量センサであり、第1計測値は空調機器の風量である。
例えば、第1対象機器が空調機器であるとき、第2計測値は、空調機器から出力される風の風速が所定の閾値以上である範囲の環境情報である。また、第2センサが照明機器の電力計であり、第2計測値は照明機器の消費電力量又は照明機器の瞬時消費電力量である。第2センサが照明機器の照度計であり、第2計測値は照明機器の明るさを示す情報である。第1対象機器が照明機器であるとき、第2計測値は、照明機器の出力量が所定の閾値以上及ぶ範囲の環境情報である。第2センサがドアの開閉センサである場合、第2計測値はドアの開閉回数を示す情報である。なお、第2センサは24時間動作する設定がなされている特定機器、例えば、冷凍機を計測するセンサを除くようにしてもよい。
(7)上記実施の形態または補足(その1)などで説明した情報端末は、集積回路であるLSI(Large Scale Integration)で実現してもよい。このとき、各構成要素は、個別に1チップ化されてもよいし、一部もしくは全てを含むように1チップ化されてもよい。また、ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC(Integrated Circuit)、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはLSI内部の回路セルの接続、または設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセサを利用してもよい。さらに、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。
(8)上記の実施の形態または補足(その1)などで説明した情報端末の動作の手順の少なくとも一部をプログラムに記載し、例えばCPU(Central Processing Unit)がメモリに記憶された当該プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。また、上記プログラムを記録媒体に保存して頒布等するようにしてもよい。
(9)一実施の形態又は補足(その1)において説明した内容を適宜組み合わせるようにしてもよい。
≪補足(その2)≫
一実施の形態及び補足(その1)に係る統合制御方法、統合制御装置、プログラム及び情報端末についてまとめる。
本開示の情報端末の制御方法の第1態様は、第1計測機器で計測された、施設に設置されたエネルギー消費機器の動作に関連する第1計測値のデータを記憶する記憶装置からデータを取得する、ディスプレイを備えた情報端末の制御方法であって、第1計測機器で計測された、前記エネルギー消費機器の動作に関連する、複数日間の第1計測値の表示の要求を受け付けると、前記記憶装置から複数日間の前記第1計測値のデータを取得させ、前記複数日間の前記第1計測値の前記データに基づき、第1軸を日単位とし且つ第2軸を時間単位とした第1グラフに、前記第1計測値の大きさを、表示様式の違いで表した第1表示画面を前記ディスプレイに表示させる。
また、本開示のプログラムの一態様は、第1計測機器で計測された、施設に設置されたエネルギー消費機器の動作に関連する第1計測値のデータを記憶する記憶装置からデータを取得する、ディスプレイを備えた情報端末において実行されるプログラムであって、前記情報端末に、第1計測機器で計測された、前記エネルギー消費機器の動作に関連する、複数日間の第1計測値の表示の要求を受け付けると、前記記憶装置から複数日間の前記第1計測値のデータを取得させ、前記複数日間の前記第1計測値の前記データに基づき、第1軸を日単位とし且つ第2軸を時間単位とした第1グラフに、前記第1計測値の大きさを、表示様式の違いで表した第1表示画面を前記ディスプレイ表示させる。
また、本開示の情報端末の一態様は、第1計測機器で計測された、施設に設置されたエネルギー消費機器の動作に関連する第1計測値のデータを記憶する記憶装置からデータを取得する、ディスプレイを備えた情報端末であって、第1計測機器で計測された、前記エネルギー消費機器の動作に関連する、複数日間の第1計測値の表示の要求を受け付けると、前記記憶装置から複数日間の前記第1計測値のデータを取得する取得部と、前記複数日間の前記第1計測値の前記データに基づき、第1軸を日単位とし且つ第2軸を時間単位とした第1グラフに、前記第1計測値の大きさを、表示様式の違いで表した第1表示画面を前記ディスプレイに表示させる表示制御部と、を備える。
これらの態様によれば、第1グラフは、第1軸と第2軸とを共に時間軸とした二次元のグラフを用いて、3番目の要素としての計測値をその大きさを濃淡の変化で表示している。このため、二次元グラフを用いつつも、3つの要素(日、時間、計測値)を1つの第1グラフに表すことができる。その結果、複数日間のマクロ的な計測値の評価とそれより短いミクロ的な計測値の評価を簡易に行うことができる。
情報端末の制御方法の第2態様は、第1態様において、前記複数日間のうちの所定日における、前記第1計測値と、第2計測機器で計測された第2計測値とを併せて表示する要求を受け付けると、前記記憶装置から前記所定日の前記第2計測値のデータを取得させ、前記所定日の前記第1計測値の前記データ及び前記第2計測値の前記データに基づき、前記第1計測値及び前記第2計測値を、それぞれ、前記所定日の時間単位を第3軸とし且つ前記第1計測値の単位及び前記第2の計測値の単位を第4軸とした第2グラフに表した第2表示画面を前記ディスプレイに表示させる。
この態様によれば、異なる計測機器の同時期の計測値を参照してミクロ的な計測値の評価を行うことができる。
情報端末の制御方法の第3態様は、第2態様において、前記所定日における前記第1計測値及び前記第2計測値の表示の要求は、前記第1グラフの領域内の前記所定日に対応する領域を前記情報端末の操作者が選択することによりなされる。
この態様によれば、操作者は第2グラフに表示する所定日の指定を行いやすくなる。
情報端末の制御方法の第4態様は、第1態様において、前記複数日間における、前記第1計測値と、第2計測機器で計測された第2計測値とを併せて表示する要求を受け付けると、前記記憶装置から前記複数日間の前記第2計測値のデータを取得させ、前記複数日間の前記第1計測値の前記データ及び前記第2計測値の前記データに基づき、前記第1グラフに前記第1計測値の大きさ及び前記第2計測値の大きさをそれぞれ表示様式の違いで表した第3表示画面を前記ディスプレイに表示させる。
この態様によれば、異なる計測機器の同時期の計測値を参照して複数日間のマクロ的な計測値の評価を行うことができる。
情報端末の制御方法の第5態様は、第2態様または第3態様において、前記情報端末の操作者により前記第2計測値が表示された前記第2グラフ内の領域が選択されると、前記記憶装置から前記複数日間の前記第2計測値のデータを取得させ、前記複数日間の前記第1計測値の前記データ及び前記第2計測値の前記データに基づき、前記第1グラフに前記第1計測値の大きさ及び前記第2計測値の大きさをそれぞれ表示様式の違いで表した第3表示画面を前記ディスプレイに表示させる。
この態様によれば、異なる計測機器の同時期の計測値を参照して複数日間のマクロ的な計測値の評価を行うことができる。
情報端末の制御方法の第6態様は、第2態様、第3態様または第5態様において、前記所定日における、前記施設の所在地の気象情報を表示する要求を受け付けると、気象情報のデータを記憶する記憶装置から前記所定日における、前記施設の所在地の気象情報のデータを取得させ、前記施設の所在地の気象情報の前記データに基づき、前記施設の所在地の気象情報を、前記所定日の時間単位を前記第3軸とし且つ前記気象情報の単位を前記第4軸とした前記第2グラフに表した前記第2表示画面を前記ディスプレイに表示させる。
この態様によれば、同時期の施設の所在地の気象情報を参照して計測値の評価を行うことができる。
情報端末の制御方法の第7態様は、第1態様または第4態様において、前記複数日間のうちの所定日における、前記施設の所在地の気象情報を表示する要求を受け付けると、気象情報のデータを記憶する記憶装置から前記所定日における、前記施設の所在地の気象情報のデータを取得させ、前記所定日の前記第1計測値の前記データ及び前記施設の所在地の気象情報の前記データに基づき、前記第1計測値及び前記施設の所在地の気象情報を、それぞれ、前記所定日の時間単位を第5軸とし且つ前記第1計測値の単位及び前記気象情報の単位を第6軸とした第4グラフに表した第4表示画面を前記ディスプレイに表示させる。
この態様によれば、同時期の施設の所在地の気象情報を参照して計測値の評価を行うことができる。
情報端末の制御方法の第8態様は、第7態様において、前記複数日間のうちの所定日における、前記施設の所在地の気象情報を表示する要求は、前記第1表示画面に含まれる前記第1グラフの領域内のいずれかの領域を前記情報端末の操作者が選択することによりなされる。
この態様によれば、操作者は気象情報の要求を行いやすくなる。
情報端末の制御方法の第9態様は、第1態様から第8態様の何れかにおいて、前記複数日間は、1年間である。
情報端末の制御方法の第10態様は、第1態様から第8態様の何れかにおいて、前記複数日間は、1月間である。
情報端末の制御方法の第11態様は、第2態様、第3態様、第5態様、または第6態様において、前記第2計測値は複数あり、前記第2グラフは複数あり、前記複数の第2計測値の各々に対応する。
情報端末の制御方法の第12態様は、第1態様から第11態様の何れかにおいて、前記第1計測機器が空調機器の電力計であり、前記第1計測値は前記空調機器の消費電力量又は前記空調機器の瞬時消費電力量である。
情報端末の制御方法の第13態様は、第1態様から第11態様の何れかにおいて、前記第1計測機器が空調機器の吐出センサであり、前記第1計測値は前記空調機器の吐出温度である。
情報端末の制御方法の第14態様は、第1態様から第11態様において、前記第1計測機器が空調機器の風量センサであり、前記第1計測値は前記空調機器の風量である。
情報端末の制御方法の第15態様は、第12態様から第14態様において、前記エネルギー消費機器が空調機器であるとき、前記第2計測値は、前記空調機器から出力される風の風速が所定の閾値以上である範囲の環境情報を含む。
情報端末の制御方法の第16態様は、第12態様から第14態様において、前記第2計測機器が照明機器の電力計であり、前記第2計測値は前記照明機器の消費電力量又は前記照明機器の瞬時消費電力量である。
情報端末の制御方法の第17態様は、第12態様から第14態様において、前記第2計測機器が照明機器の照度計であり、前記第2計測値は前記照明機器の明るさを示す情報である。
情報端末の制御方法の第18態様は、第12態様から第14態様において、前記エネルギー消費機器が照明機器であるとき、前記第2計測値は、前記照明機器の出力量が所定の閾値以上及ぶ範囲の環境情報を含む。
情報端末の制御方法の第19態様は、第12態様から第14態様において、前記第2計測機器がドアの開閉センサであるとき、前記第2計測値は、前記ドアの開閉回数を示す情報である。
情報端末の制御方法の第20態様は、第2態様、第3態様、第5態様、第6態様において、前記第2計測値は前記第1計測値に相関するものであり、前記第1計測値と前記第2計測値との相関係数は、−1から−0.5又は0.5から1の範囲内にある。
情報端末の制御方法の第21態様は、第2態様、第3態様、第5態様、第6態様において、前記第2計測機器は、24時間動作する設定がなされている特定機器を除く。
情報端末の制御方法の第22態様は、第21態様において、前記特定機器は、冷凍機を含む。
本発明は、情報端末の表示制御に利用することができる。
1 空調機器
2 照明機器
3 冷設機器
10 エネルギーマネジメントシステム
11 空調機器
11a センサ
12 照明機器
12a センサ
13 冷設機器
13a センサ
20 電力計
25 センサ
30 統合コントローラ
40 サーバ
50 情報端末
51 演算処理部
52 メモリ
53 表示部
54 入力部
55 通信部
80 機器
80a センサ
85 センサ
100 第1表示画面
110 第1グラフ
200 第2表示画面
210,220a,220b,220c 第2グラフ
300 第3表示画面
310,315 第1グラフ

Claims (24)

  1. 第1計測機器で計測された、施設に設置されたエネルギー消費機器の動作に関連する第1計測値のデータを記憶する記憶装置からデータを取得する、ディスプレイを備えた情報端末の制御方法であって、
    第1計測機器で計測された、前記エネルギー消費機器の動作に関連する、複数日間の第1計測値の表示の要求を受け付けると、前記記憶装置から複数日間の前記第1計測値のデータを取得させ、
    前記複数日間の前記第1計測値の前記データに基づき、第1軸を日単位とし且つ第2軸を時間単位とした第1グラフに、前記第1計測値の大きさを、表示様式の違いで表した第1表示画面を前記ディスプレイに表示させる、
    情報端末の制御方法。
  2. 前記複数日間のうちの所定日における、前記第1計測値と、第2計測機器で計測された第2計測値とを併せて表示する要求を受け付けると、前記記憶装置から前記所定日の前記第2計測値のデータを取得させ、
    前記所定日の前記第1計測値の前記データ及び前記第2計測値の前記データに基づき、前記第1計測値及び前記第2計測値を、それぞれ、前記所定日の時間単位を第3軸とし且つ前記第1計測値の単位及び前記第2の計測値の単位を第4軸とした第2グラフに表した第2表示画面を前記ディスプレイに表示させる、
    請求項1記載の情報端末の制御方法。
  3. 前記所定日における前記第1計測値及び前記第2計測値の表示の要求は、前記第1グラフの領域内の前記所定日に対応する領域を前記情報端末の操作者が選択することによりなされる、
    請求項2記載の情報端末の制御方法。
  4. 前記複数日間における、前記第1計測値と、第2計測機器で計測された第2計測値とを併せて表示する要求を受け付けると、前記記憶装置から前記複数日間の前記第2計測値のデータを取得させ、
    前記複数日間の前記第1計測値の前記データ及び前記第2計測値の前記データに基づき、前記第1グラフに前記第1計測値の大きさ及び前記第2計測値の大きさをそれぞれ表示様式の違いで表した第3表示画面を前記ディスプレイに表示させる、
    請求項1に記載の情報端末の制御方法。
  5. 前記情報端末の操作者により前記第2計測値が表示された前記第2グラフ内の領域が選択されると、前記記憶装置から前記複数日間の前記第2計測値のデータを取得させ、
    前記複数日間の前記第1計測値の前記データ及び前記第2計測値の前記データに基づき、前記第1グラフに前記第1計測値の大きさ及び前記第2計測値の大きさをそれぞれ表示様式の違いで表した第3表示画面を前記ディスプレイに表示させる、
    請求項2または請求項3に記載の情報端末の制御方法。
  6. 前記所定日における、前記施設の所在地の気象情報を表示する要求を受け付けると、気象情報のデータを記憶する記憶装置から前記所定日における、前記施設の所在地の気象情報のデータを取得させ、
    前記施設の所在地の気象情報の前記データに基づき、前記施設の所在地の気象情報を、前記所定日の時間単位を前記第3軸とし且つ前記気象情報の単位を前記第4軸とした前記第2グラフに表した前記第2表示画面を前記ディスプレイに表示させる、
    請求項2、請求項3または請求項5に記載の情報端末の制御方法。
  7. 前記複数日間のうちの所定日における、前記施設の所在地の気象情報を表示する要求を受け付けると、気象情報のデータを記憶する記憶装置から前記所定日における、前記施設の所在地の気象情報のデータを取得させ、
    前記所定日の前記第1計測値の前記データ及び前記施設の所在地の気象情報の前記データに基づき、前記第1計測値及び前記施設の所在地の気象情報を、それぞれ、前記所定日の時間単位を第5軸とし且つ前記第1計測値の単位及び前記気象情報の単位を第6軸とした第4グラフに表した第4表示画面を前記ディスプレイに表示させる、
    請求項1または請求項4に記載の情報端末の制御方法。
  8. 前記複数日間のうちの所定日における、前記施設の所在地の気象情報を表示する要求は、前記第1表示画面に含まれる前記第1グラフの領域内のいずれかの領域を前記情報端末の操作者が選択することによりなされる、
    請求項7に記載の情報端末の制御方法。
  9. 前記複数日間は、1年間である、
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  10. 前記複数日間は、1月間である、
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  11. 前記第2計測値は複数あり、
    前記第2グラフは複数あり、前記複数の第2計測値の各々に対応する、
    請求項2、請求項3、請求項5、または請求項6のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  12. 前記第1計測機器が空調機器の電力計であり、前記第1計測値は前記空調機器の消費電力量又は前記空調機器の瞬時消費電力量である、
    請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  13. 前記第1計測機器が空調機器の吐出センサであり、前記第1計測値は前記空調機器の吐出温度である、
    請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  14. 前記第1計測機器が空調機器の風量センサであり、前記第1計測値は前記空調機器の風量である、
    請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  15. 前記エネルギー消費機器が空調機器であるとき、前記第2計測値は、前記空調機器から出力される風の風速が所定の閾値以上である範囲の環境情報を含む、
    請求項12から請求項14のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  16. 前記第2計測機器が照明機器の電力計であり、前記第2計測値は前記照明機器の消費電力量又は前記照明機器の瞬時消費電力量である、
    請求項12から請求項14のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  17. 前記第2計測機器が照明機器の照度計であり、前記第2計測値は前記照明機器の明るさを示す情報である、
    請求項12から請求項14のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  18. 前記エネルギー消費機器が照明機器であるとき、前記第2計測値は、前記照明機器の出力量が所定の閾値以上及ぶ範囲の環境情報を含む、
    請求項12から請求項14のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  19. 前記第2計測機器がドアの開閉センサであるとき、前記第2計測値は、前記ドアの開閉回数を示す情報である、
    請求項12から請求項14のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  20. 前記第2計測値は前記第1計測値に相関するものであり、
    前記第1計測値と前記第2計測値との相関係数は、−1から−0.5又は0.5から1の範囲内にある、
    請求項2、請求項3、請求項5、または請求項6に記載の情報端末の制御方法。
  21. 前記第2計測機器は、24時間動作する設定がなされている特定機器を除く、
    請求項2、請求項3、請求項5、または請求項6のいずれか1項に記載の情報端末の制御方法。
  22. 前記特定機器は、冷凍機を含む、
    請求項21記載の情報端末の制御方法。
  23. 第1計測機器で計測された、施設に設置されたエネルギー消費機器の動作に関連する第1計測値のデータを記憶する記憶装置からデータを取得する、ディスプレイを備えた情報端末において実行されるプログラムであって、
    前記情報端末に、
    第1計測機器で計測された、前記エネルギー消費機器の動作に関連する、複数日間の第1計測値の表示の要求を受け付けると、前記記憶装置から複数日間の前記第1計測値のデータを取得させ、
    前記複数日間の前記第1計測値の前記データに基づき、第1軸を日単位とし且つ第2軸を時間単位とした第1グラフに、前記第1計測値の大きさを、表示様式の違いで表した第1表示画面を前記ディスプレイ表示させる、
    プログラム。
  24. 第1計測機器で計測された、施設に設置されたエネルギー消費機器の動作に関連する第1計測値のデータを記憶する記憶装置からデータを取得する、ディスプレイを備えた情報端末であって、
    第1計測機器で計測された、前記エネルギー消費機器の動作に関連する、複数日間の第1計測値の表示の要求を受け付けると、前記記憶装置から複数日間の前記第1計測値のデータを取得する取得部と、
    前記複数日間の前記第1計測値の前記データに基づき、第1軸を日単位とし且つ第2軸を時間単位とした第1グラフに、前記第1計測値の大きさを、表示様式の違いで表した第1表示画面を前記ディスプレイに表示させる表示制御部と、
    を備える情報端末。
JP2016253081A 2016-01-07 2016-12-27 情報端末の制御方法、プログラム、および情報端末 Pending JP2017126328A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016001985 2016-01-07
JP2016001985 2016-01-07

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017126328A true JP2017126328A (ja) 2017-07-20

Family

ID=59276280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016253081A Pending JP2017126328A (ja) 2016-01-07 2016-12-27 情報端末の制御方法、プログラム、および情報端末

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20170200294A1 (ja)
JP (1) JP2017126328A (ja)
CN (1) CN106951201A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019185552A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 本田技研工業株式会社 情報出力装置及び情報出力方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6586076B2 (ja) * 2013-03-15 2019-10-02 フルークコーポレイションFluke Corporation 分離した無線モバイル装置を用いて赤外線画像に可視的な視聴覚の注釈付け
JP6532762B2 (ja) * 2015-06-02 2019-06-19 株式会社東芝 情報生成システム、装置、方法、及びプログラム
US10748312B2 (en) 2016-02-12 2020-08-18 Microsoft Technology Licensing, Llc Tagging utilizations for selectively preserving chart elements during visualization optimizations
US10347017B2 (en) * 2016-02-12 2019-07-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Interactive controls that are collapsible and expandable and sequences for chart visualization optimizations
JP6682411B2 (ja) 2016-09-16 2020-04-15 横河電機株式会社 プラント状態表示装置、プラント状態表示システム、及びプラント状態表示方法
JP7311319B2 (ja) * 2019-06-19 2023-07-19 ファナック株式会社 時系列データ表示装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120240072A1 (en) * 2011-03-18 2012-09-20 Serious Materials, Inc. Intensity transform systems and methods
US10160558B2 (en) * 2011-05-13 2018-12-25 Texwrap Packaging Systems Llc High speed vertical film wrapping and sealing machine
EP2948883A1 (en) * 2013-01-28 2015-12-02 Enphase Energy, Inc. Method and apparatus for energy data visualization

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019185552A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 本田技研工業株式会社 情報出力装置及び情報出力方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN106951201A (zh) 2017-07-14
US20170200294A1 (en) 2017-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017126328A (ja) 情報端末の制御方法、プログラム、および情報端末
US9825467B2 (en) Building energy control system and method
US11450200B2 (en) Method for implementing quality alarms in an energy management system remote terminal
JP5759107B2 (ja) エネルギー消費量の表示装置及びエネルギー消費量の管理システム
US10554077B2 (en) Automated monitoring for changes in energy consumption patterns
CA2773553C (en) Method and system for energy management
KR101953014B1 (ko) 건물 에너지 관리 시스템 및 관리 방법
US9710862B2 (en) Energy conservation analysis system
JP2009116842A (ja) 要因推定支援装置およびその制御方法、ならびに要因推定支援プログラム
O’Donnell et al. Scenario modelling: A holistic environmental and energy management method for building operation optimisation
JP2011122908A (ja) 分析装置及び計測管理システム
US10240810B2 (en) Display device and application program
JP6202386B2 (ja) エネルギー管理システム、及びエネルギー管理方法
EP3618452B1 (en) Control system, scene control execution method, and program
CN108496062B (zh) 用于根据基于大数据标准偏差的度量来推断或提示hvac动作的系统和方法
JP5991611B2 (ja) エネルギー管理装置、エネルギー管理システム、プログラム
EP2765539A1 (en) Energy management supporting apparatus, method for controlling energy management supporting apparatus, control program, and recording medium
JP2013038887A (ja) 情報提供システム
Paul et al. Centralized power monitoring & management system of an institution based on Android app
JP2021140540A (ja) 情報管理装置及びプログラム
CN106408152B (zh) 信息终端的控制方法以及信息系统
KR20160042675A (ko) 중앙 제어 장치, 중앙 제어 시스템 및 중앙 제어 방법
JP2016018395A (ja) 機器管理装置、機器管理方法及び表示装置
KR102564056B1 (ko) 산업체 에너지 데이터 분석 장치
JP6597354B2 (ja) 電力管理装置および電力管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20181030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20181030