JP2018036938A - 施設管理システム、施設管理装置、コントローラ、および、施設管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率よく施設内の各設備機器の管理を行うことができる施設管理システムを提供する。【解決手段】コントローラ2は、施設管理装置1,5、あるいは、指示装置からの指示に基づき制御対象の監視ポイントを制御する制御実行部22と、監視ポイントデータを収集する監視ポイントデータ収集部24と、監視ポイントデータ収集部24が収集した監視ポイントデータに、指示もとの装置に関する情報が付与された状態情報データを作成する状態情報データ作成部25とを備え、施設管理装置1は、状態情報データを取得するデータ取得部11と、データ取得部11が取得した状態情報データに基づき、監視ポイントの状態に関する情報と、指示を行った装置に関する情報とに基づく詳細情報を作成する詳細情報作成部14とを備えた。【選択図】図1

Description

この発明は、施設内の設備機器を管理する施設管理システム、当該施設管理システムが備える施設管理装置およびコントローラ、当該施設管理システムにおける施設管理方法に関するものである。
従来から、施設内の設備機器の運転実績を、その要因(コマンダ)とともに表示する施設管理装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示されているような施設管理装置では、例えば、施設内の設備機器の起動停止状態等、設備機器の現在の状態を示す情報を、手動操作、停電、火災、スケジュール制御等、どのような操作、あるいは、指令によって現在の状態になったものであるかがわかるように表示する。
特開2015−5122号公報
しかしながら、施設管理システムにおいては、施設内の設備機器を制御するための、発停等の指示を行うことができる装置は、施設内の設備機器を管理する施設管理装置1台のみとは限らない。例えば、施設内の設備機器を管理する、すなわち、施設内の設備機器に対して発停等の指示を行う自社の施設管理装置が複数台存在する場合がある。また、例えば、他社で管理する装置から施設内の設備機器の制御指示が行われる場合もあるし、設備機器を制御するコントローラにおいて、施設管理装置からの指示に基づかず、コントローラ自身の制御機能によって施設内の設備機器の制御を行う場合もある。
これに対し、特許文献1に開示されているような技術では、機器の状態を制御するための手動操作、停電、火災、スケジュール制御等の操作、あるいは、指令が、どの装置から行われたものであるかがわからない。
そのため、特許文献1に開示されているような技術では、施設内の設備機器の状態が、施設管理装置自身で設定した制御内容に基づくものなのか、施設管理装置以外の装置から設定された制御内容に基づくものなのかを瞬時には把握することができず、施設内の設備機器の、現在あるいは過去の状態について、なぜその状態となったか等、その状態に至る原因の究明に労力を要してしまう等、効率よく施設内の設備機器を管理できているとはいえない場合があるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、施設内の各設備機器の制御状態について、施設管理装置からの制御に基づくものであるかどうかがわかるように提示することで、効率よく施設内の各設備機器の管理を行うことができる施設管理システム、施設管理装置、コントローラ、および、施設管理方法を提供することを目的としている。
この発明に係る施設管理システムは、コントローラが、施設管理装置、あるいは、指示装置からの指示に基づいて施設内の監視ポイントを制御するとともに監視ポイントから監視ポイントデータを収集し、施設管理装置に送信する施設管理システムであって、コントローラは、施設管理装置、あるいは、指示装置からの指示に基づき制御対象の監視ポイントを制御する制御実行部と、監視ポイントデータを収集する監視ポイントデータ収集部と、監視ポイントデータ収集部が収集した監視ポイントデータに、指示もとの装置に関する情報が付与された状態情報データを作成する状態情報データ作成部とを備え、施設管理装置は、状態情報データを取得するデータ取得部と、データ取得部が取得した状態情報データに基づき、監視ポイントの状態に関する情報と、指示を行った装置に関する情報とに基づく詳細情報を作成する詳細情報作成部とを備えたことを特徴とするものである。
この発明によれば、施設内の各設備機器の制御状態について、施設管理装置からの制御に基づくものであるかどうかがわかるように提示することで、効率よく施設内の各設備機器の管理を行うことができる。
この発明の実施の形態1に係る施設管理システムの構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る施設管理装置の構成図である。 この発明の実施の形態1に係るコントローラの構成図である。 この実施の形態1における「監視ポイント制御処理」の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態1における、施設管理装置による図4のステップST401の動作を詳細に説明するフローチャートである。 実施の形態1において、一例として、ユーザが、手動で、機器aに設置された電源センサである監視ポイントAに対して、電源OFFとする制御を行った場合に、制御情報作成部が作成する制御情報の内容を示す図である。 実施の形態1における、コントローラによる図4のステップST402の動作を詳細に説明するフローチャートである。 実施の形態1において、制御情報記憶部が記憶する情報の内容の一例を説明する図である。 この実施の形態1における「監視ポイント状態提示処理」の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態1における、コントローラによる図9のステップST901の動作を詳細に説明するフローチャートである。 実施の形態1において、監視ポイントデータ収集部が監視ポイントから収集し、状態情報データ作成部に出力する監視ポイントデータの一例を示す図である。 実施の形態1において、状態情報データ作成部が送信する状態情報データの内容の一例を説明する図である。 実施の形態1における、施設管理装置による図9のステップST902の動作を詳細に説明するフローチャートである。 この実施の形態1において、データ記憶部が記憶する情報の一例を説明する図である。 実施の形態1において、表示部が表示する画面の一例を説明する図である。 実施の形態1において、表示部が表示する画面の一例を説明する図である。 実施の形態1において、表示部が表示する画面の一例を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る施設管理装置の構成図である。 この発明の実施の形態2に係るコントローラの構成図である。 実施の形態2における、施設管理装置による図4のステップST401の動作を詳細に説明するフローチャートである。 実施の形態2において、制御情報記憶部が記憶する情報の一例を示す図である。 実施の形態2における、コントローラによる図4のステップST402の動作を詳細に説明するフローチャートである。 実施の形態2における、コントローラによる図9のステップST901の動作を詳細に説明するフローチャートである。 実施の形態2における、施設管理装置による図9のステップST902の動作を詳細に説明するフローチャートである。 実施の形態2において、コントローラから送信された状態情報データの内容の一例を説明する図である。 実施の形態2において、表示部が表示する画面の一例を説明する図である。 実施の形態2において、表示部が表示する画面の一例を説明する図である。 実施の形態2において、表示部が表示する画面の一例を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る施設管理システムの構成の一例を示す図である。
施設管理システムは、図1に示すように、例えば、施設内に設置された1台以上の機器3−1,3−2,・・・が接続された1台以上のコントローラ2−1,2−2,・・・と、当該コントローラ2−1,2−2,・・・が接続された施設管理装置1と、他社装置(指示装置)4とを備える。なお、この実施の形態1では、1台以上のコントローラ2−1,2−2,・・・を、まとめてコントローラ2といい、1台以上の機器3−1,3−2,・・・を、まとめて機器3というものとする。機器3とは、例えば、空調機や冷温水ポンプ等である。
また、図1においては、1台のコントローラ2に1台の機器3が接続されるものとしているが、これに限らず、1台のコントローラ2には複数台の機器3が接続され得る。
また、図1に示すように、この実施の形態1に係る施設管理システムでは、施設管理装置1とネットワークを介して接続される施設管理装置5を備える。この実施の形態1では、施設管理装置1を第1の施設管理装置、施設管理装置5を第2の施設管理装置ともいうものとする。
施設管理装置1と施設管理装置5、施設管理装置1とコントローラ2、他社装置4とコントローラ2、あるいは、コントローラ2と機器3とは、例えば、BACnet(Buliding Automation and Control network。登録商標)等のオープンネットワークで接続される。なお、施設管理装置1、施設管理装置5、他社装置4、および、コントローラ2は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
施設管理装置1と施設管理装置5と他社装置4とは、いずれも、施設内の機器3に設置されたセンサ、温度計、電力計等に対して、例えば、ON、OFFの発停状態等、機器3の現在の状態、あるいは、設定値の制御を行うことが可能な制御装置である。具体的には、これら制御装置からの制御指示に基づいて、コントローラ2が、機器3に設置されたセンサ、温度計、電力計等の制御を行う。このように、この実施の形態1に係る施設管理システムにおいては、施設内の機器3に設置されたセンサ、温度計、電力計等の制御は、施設管理装置1に限らず、施設管理装置1以外の自社の施設管理装置5、あるいは、他社装置4等の外部の指示装置等から行うことも可能である。ここでは、施設内の機器3に設置されたセンサ、温度計、電力計等の制御指示を行うことが可能な装置を、まとめて制御装置というものとする。
なお、施設管理装置5は、例えば、クラウドBEMS(Building Energy Management System)等を想定しており、施設管理装置1を介して、コントローラ2に対して、施設内の機器3に設置されたセンサ、温度計、電力計等の制御指示を行う。
また、以下、この実施の形態1では、機器3に設置されたセンサ、温度計、電力計等を監視ポイントという。また、当該監視ポイントから収集されるデータ、すなわち、監視ポイントの値を、監視ポイントデータとする。監視ポイントデータは、コントローラ2によって収集される。コントローラ2の詳細については後述する。
また、図1においては、制御装置としては、施設管理装置1,5の他に、1台の他社装置4がネットワークに接続されるものとしているが、これに限らず、施設管理システムにおいては、施設管理装置1を含む、施設内の機器の制御指示を行なうことが可能な、複数台の制御装置が接続され得る。施設管理装置1以外の制御装置としては、他社装置4の他、例えば、エンジニアリング装置等がある。また、ここでは、施設内の設備機器に対して発停等の指示を行う自社の施設管理装置が複数台存在する場合を想定し、施設管理装置5が施設管理装置1に接続され、施設管理装置は2台存在するものとしたが、これに限らず、施設管理装置1の1台のみであってもよい。
この実施の形態1では、施設管理装置1と、当該施設管理装置1の他に、少なくとも1台の制御装置がネットワークに接続されていることを前提とする。
なお、施設管理装置1は、上述したような、制御装置としての機能の他、コントローラが収集した監視ポイントデータに基づき前記監視ポイントの状態を監視する機能を有する。当該機能の詳細は後述する。
施設管理装置1,5、あるいは、他社装置4等の制御装置は、制御対象の監視ポイントの情報と、当該制御対象の監視ポイントに対する制御内容に関する情報と、当該制御内容を設定した制御もとの装置に関する情報とが紐付けられた制御情報を作成し、コントローラ2に対して送信する。
コントローラ2は、制御装置からの指示に基づき、すなわち、制御装置から送信された制御情報に基づき、当該制御情報で指定された監視ポイントを制御する。このように、コントローラ2を介して監視ポイントを制御することで、制御装置は、施設内の機器3の制御を行う。
また、コントローラ2は、例えば、施設内の機器3に設置された監視ポイントから、監視ポイントデータを収集する。
すなわち、この実施の形態1では、コントローラ2は、機器3の現在の状態、あるいは、設定値に関するデータとして、当該監視ポイントデータを収集する。以下、この実施の形態1では、機器3の現在の状態、あるいは、設定値を含めて、機器3の現在の状態というものとする。
なお、コントローラ2による監視ポイントデータの収集周期は常時としてもよいし、予め設定された収集周期としてもよく、適宜設定可能である。
また、コントローラ2は、収集した監視ポイントデータに、監視ポイントの制御を指示した指示もとの装置に関する情報が付与された状態情報データを作成し、施設管理装置1に送信する。
施設管理装置1は、コントローラ2との間で、予め設定された監視周期等で通信を行い、コントローラ2から監視ポイントデータの情報を含む状態情報データを取得し、取得した状態情報データを蓄積させる。そして、蓄積させた状態情報データに基づき、現在の監視ポイントの状態あるいは設定値に関する詳細情報、または、過去の監視ポイントの状態あるいは設定値に関する詳細情報を表示する。当該機能は、上述した、施設管理装置1が有する、コントローラが収集した監視ポイントデータに基づき前記監視ポイントの状態を監視する機能である。
施設管理装置1がコントローラ2との間で通信を行い、状態情報データを取得する周期は、上述したような、予め設定された監視周期に限らず、例えば、コントローラ2が機器3の状態の変化を検知した場合に、施設管理装置1に対して状態情報データを送信するようにしてもよい。
また、施設管理装置1は、コントローラ2に対して、監視ポイントの制御を行うための制御情報を作成し、制御指示として送信する。当該機能は、施設管理装置1が、制御装置として備える機能である。
当該制御情報は、監視ポイントに対して制御が必要である場合に作成される情報であり、例えば、施設管理者等のユーザが施設管理装置1より手動で制御情報を設定した場合、施設管理装置1において、コントローラ2経由で取得した監視ポイントデータの内容から停電、火災等を検知した場合、施設管理装置1に予めインストールされている制御プログラムに基づきスケジュール制御が行われる場合等に作成され、施設管理装置1から該当のコントローラ2に対して送信される。
制御情報には、制御対象の監視ポイントの情報と、当該制御対象の監視ポイントに対する制御内容に関する情報と、当該制御内容を設定することとなった要因(コマンダ)に関する情報と、当該制御内容を設定した制御もとの装置に関する情報とが含まれ、これらの情報が監視ポイントごとに紐付けられている。
ここでは、制御内容とは、例えば、電源センサに対する機器3の発停の指示、温度計に対する温度の設定値等、監視ポイントの状態あるいは値である。当該制御内容とする、監視ポイントの状態あるいは値を、ここでは、コマンドともいうものとする。
また、上述したような、ユーザが施設管理装置1より手動で制御情報を設定した場合、施設管理装置1において、コントローラ2経由で取得した監視ポイントデータの内容から停電、火災等を検知した場合、施設管理装置1に予めインストールされている制御プログラムに基づきスケジュール制御が行われる場合等、当該コマンドを設定することとなった要因を、ここでは、コマンド発行要因ともいうものとし、それぞれコマンド発行要因種別で種類分けするものとする。コマンド発行要因種別とは、ここでは、例えば、手動操作であれば「MAN」、停電であれば「PWF」、火災であれば「FIR」、制御プログラムによるスケジュール制御であれば「SCH」等、予め決められた文字列等で表される情報とする。なお、「MAN」等は、一例に過ぎず、コマンド発行要因種別として、コマンドを設定することなった要因を特定できるような情報が設定されるようになっていればよい。
また、制御内容を設定した、すなわち、コマンドを発行した制御もとの装置のことを、ここでは、コマンド発行元ともいうものとし、それぞれコマンド発行元種別で種類分けするものとする。
すなわち、制御情報は、制御対象の監視ポイントの情報と、コマンドの情報と、コマンド発行要因種別の情報と、コマンド発行元種別の情報とを含む。
なお、上述したような、施設管理装置1が、コントローラ2に対して、監視ポイントの制御を行うための制御情報を作成し、送信する具体的な内容は、制御装置としての機能に関する内容であるので、施設管理装置5,他社装置4でも同様の内容の処理が実施されることは言うまでもない。ただし、施設管理装置5は、作成した制御情報を、施設管理装置1を介してコントローラ2へ送信し、コントローラ2経由で取得した監視ポイントデータを、施設管理装置1を介して取得する。
図2は、この発明の実施の形態1に係る施設管理装置1の構成図である。
図2に示すように、施設管理装置1は、データ取得部11と、データ記憶部12と、入力受付部13と、詳細情報作成部14と、表示部15と、制御情報作成部16と、制御情報送信部17を備える。
入力受付部13は、制御指示受付部131と表示指示受付部132とを備える。
データ取得部11は、予め設定された収集周期等になると、コントローラ2から、コントローラ2が収集した監視ポイントデータの情報を含む状態情報データを取得し、取得した状態情報データの情報を、監視ポイント毎に、データ記憶部12に記憶させる。状態情報データの詳細については後述する。
また、データ取得部11は、取得した監視ポイントデータの情報を、制御情報作成部16に出力する。
データ記憶部12は、データ取得部11から出力された状態情報データの情報を、監視ポイント毎に記憶する。
なお、この実施の形態1では、施設管理装置1がデータ記憶部12を備えるものとしたが、これに限らず、データ記憶部12は、施設管理装置1の外部に備えられ、施設管理装置1は、ネットワークを介してデータ記憶部12を参照するようにしてもよい。
入力受付部13は、施設の管理者等のユーザからの各種処理を受け付ける。
入力受付部13の表示指示受付部132は、ユーザから、監視ポイントの状態を表示させるための表示指示を受け付ける。ユーザは、例えば、マウス、あるいは、キーボード等の入力装置(図示省略)を操作して、表示指示画面を表示させ、当該表示指示画面より、状態を表示させたい監視ポイントの情報を入力し、表示部15に表示された表示ボタン等を押下する。表示指示受付部132は、当該ユーザによって入力された監視ポイントの情報を受け付ける。なお、これは一例に過ぎず、ユーザはその他の方法で、状態を表示させたい監視ポイントの情報を指定するものであってもよく、表示指示受付部132は、ユーザが指定した監視ポイントの情報を取得できるようになっていればよい。
表示指示受付部132は、受け付けた監視ポイントの情報を、表示指示情報として詳細情報作成部14に出力する。
また、入力受付部13の制御指示受付部131は、ユーザが手動で監視ポイントを制御するための制御情報の設定を行う場合に、ユーザからの制御情報の設定を受け付ける。ユーザは、例えば、マウス、あるいは、キーボード等の入力装置を操作して表示部15に制御情報の設定画面を表示させ、当該設定画面より、制御情報を設定したい監視ポイント、および、コマンドを入力する。制御指示受付部131は、当該ユーザによって入力された監視ポイント、および、コマンドを受け付ける。なお、これは一例に過ぎず、ユーザはその他の方法で制御情報を指定するものであってもよく、制御指示受付部131は、少なくとも、ユーザが指定した、制御情報を設定したい監視ポイント、および、コマンドの情報を取得できるようになっていればよい。
制御指示受付部131は、受け付けた監視ポイント、および、コマンドの情報を紐付けて制御情報作成部16に出力する。
制御情報作成部16は、監視ポイントに対して制御が必要である場合に、制御対象の監視ポイントの情報と、当該監視ポイントに対するコマンドの情報と、コマンド発行要因種別の情報と、コマンド発行元種別の情報とを紐付けた制御情報を作成する。コマンド発行元種別は、ここでは、コマンドを発行した制御もとの装置等を特定するための文字列等で表される情報とし、装置によって予め決められているものとする。例えば、ここでは、自装置、すなわち、施設管理装置1がコマンドを発行した装置であれば「AA」、自装置以外の、施設管理装置5がコマンドを発行した装置であれば「BB」、他社の装置であれば「CC」と決められているものとする。なお、これは一例にすぎず、コマンド発行元種別の情報は、制御対象の監視ポイントに対して制御内容を設定した、制御もとの装置を特定できる情報であればよい。
例えば、制御情報作成部16は、データ取得部11から出力された状態情報データに基づき、ある監視ポイントに対して制御が必要かどうかを判断し、制御が必要であると判断した場合に、当該制御対象の監視ポイントに対して制御情報を作成する。
具体的には、例えば、制御情報作成部16は、状態情報データに含まれる監視ポイントデータが、火災を検知した情報を含んでいる場合には、火災を検知した機器3を電源停止させる必要があると判断し、制御対象の監視ポイント、例えば、当該機器3の電源センサに対して、電源を停止させるコマンドを発行する。このとき、制御情報作成部16は、コマンド発行要因種別を「FIR(火災)」、コマンド発行元種別を、自装置、すなわち、施設管理装置1「AA」とする。
つまり、制御情報作成部16は、機器3の電源センサの情報と、電源を停止させるコマンドの情報と、「FIR(火災)」という情報と、「AA」という情報が紐付けられた制御情報を作成する。なお、火災等、ある監視ポイントである事象を検知した場合に、どの監視ポイントに対してどのようなコマンドを発行すべきかの情報は予め定義されており、制御情報作成部16は、当該定義に基づいて制御情報を作成する。
また、制御情報作成部16は、制御指示受付部131から監視ポイント、および、コマンドの情報が出力された場合に、制御指示受付部131からの監視ポイント、および、コマンドの情報に基づき、当該監視ポイントの情報と当該監視ポイントに対するコマンドの情報とコマンド発行要因種別の情報とコマンド発行元種別の情報とを紐付けた制御情報を作成する。この場合のコマンド発行要因種別は、例えば、「MAN」(手動操作)となる。
また、制御情報作成部16は、制御部(図示省略)から、予めインストールされている制御プログラムに基づき、該当の監視ポイント、および、コマンドの情報が出力された場合に、当該監視ポイントの情報と当該監視ポイントに対するコマンドの情報とコマンド発行要因種別の情報とコマンド発行元種別の情報とを紐付けた制御情報を作成する。この場合のコマンド発行要因種別は、例えば、「SCH」(スケジュール制御)となる。
制御情報作成部16は、作成した制御情報を制御情報送信部17に出力する。
制御情報送信部17は、制御情報作成部16から出力された制御情報を、コントローラ2へ送信する。
なお、施設管理装置1では、制御情報送信部17が参照可能な場所に、例えば、監視ポイントと、当該監視ポイントを制御するコントローラ2とが対応付けられた一覧表を保有しておく。制御情報送信部17は、当該一覧表を参照して、制御情報を、どのコントローラ2に送信すべきかを特定することができる。
詳細情報作成部14は、表示指示受付部132から表示指示情報が出力されると、出力された表示指示情報に基づき、データ記憶部12を参照して、該当の監視ポイントの状態に関する情報を映像として表示部15に表示させるための詳細情報を作成する。
詳細情報には、例えば、該当の監視ポイントの情報、日時の情報、指定された日時の監視ポイントの状態に関する情報、当該監視ポイントに対するコマンド発行要因種別の情報、コマンド発行元種別の情報が含まれる。
詳細情報作成部14は、詳細情報を表示部15に出力する。
表示部15は、ディスプレイ等の表示装置であり、詳細情報作成部14から出力された詳細情報に基づく映像を表示する。
なお、ここでは、図2に示すように、施設管理装置1が表示部15を備えるものとしたが、これに限らず、表示部15は、施設管理装置1の外部に備えられるものであってもよい。
上述した施設管理装置1が備えるデータ取得部11、制御指示受付部131、制御情報作成部16、制御情報送信部17により実現する機能は、施設管理装置1の制御装置としての機能である。従って、施設管理装置5、他社装置4においても、少なくとも、データ取得部11と、制御指示受付部131と、制御情報作成部16と、制御情報送信部17と、制御部が果たすような機能を備える。
機能としては上述したものと同様であるため、施設管理装置5、他社装置4の具体的な構成の説明について、重複した説明は省略する。
なお、施設管理装置5の制御情報作成部16が制御情報を作成すると、施設管理装置5の制御情報送信部17は、制御情報を施設管理装置1の制御情報作成部16に送信し、施設管理装置1の制御情報作成部16は、制御情報送信部17を経由して、受信した制御情報を該当のコントローラ2に送信する。このとき、制御情報に含まれるコマンド発行元種別は「BB」である。また、施設管理装置5のデータ取得部11は、施設管理装置1のデータ取得部11から、監視ポイントデータの情報を取得する。
図3は、この発明の実施の形態1に係るコントローラ2の構成図である。
図3に示すように、コントローラ2は、制御情報受付部21と、制御実行部22と、制御情報記憶部23と、監視ポイントデータ収集部24と、状態情報データ作成部25とを備える。
制御情報受付部21は、施設管理装置1、あるいは、他社装置4等の制御装置から送信された制御情報を受信する。当該制御情報には、上述のとおり、制御対象の監視ポイントの情報と、当該監視ポイントに対するコマンドの情報と、コマンド発行要因種別の情報と、コマンド発行元種別の情報とが含まれる。
なお、図3においては図示を省略しているが、上述のとおり、制御情報は、施設管理装置1,5、他社装置4以外のエンジニアリング装置等の制御装置からも送信され得る。施設管理装置1,5、他社装置4以外の制御装置から制御情報が送信された場合には、コントローラ2は、当該施設管理装置1,5、他社装置4以外の制御装置から送信された制御情報に基づく動作を行う。
制御情報受付部21は、受け付けた制御情報を制御実行部22に出力する。
また、制御情報受付部21は、施設管理装置1等の制御装置から送信された制御情報を、監視ポイントごとに、受信日時と紐付けて制御情報記憶部23に記憶させる。
この実施の形態1の施設管理システムにおいては、上述のとおり、施設内の機器3を管理する第1の施設管理装置である施設管理装置1だけではなく、例えば、第2の施設管理装置である施設管理装置5、他社装置4、エンジニアリング装置等、施設管理装置1以外の制御装置からも、監視ポイントの制御を行うことが可能であり、施設管理装置1以外の制御装置で作成された、監視ポイントに対する制御情報が送信され得る。
従って、制御情報受付部21は、施設管理装置1以外の制御装置で作成された制御情報を受信した場合も、当該受信した、施設管理装置1以外の制御装置で作成された制御情報を制御実行部22に出力し、制御情報記憶部23に記憶させる。
なお、施設管理装置1以外の制御装置から送信される場合も、制御情報には、施設管理装置1から送信される制御情報と同様の情報が含まれている。すなわち、制御情報のコマンド発行元種別の情報から、施設管理装置1以外の制御装置、例えば、施設管理装置5や他社装置4から送信された制御情報であることが特定できる。
制御実行部22は、制御情報受付部21から出力された制御情報に基づき、該当の監視ポイントに対して、制御情報で指定されたコマンドに従った制御を行う。
制御情報記憶部23は、制御情報受付部21から出力された制御情報を、監視ポイントごとに受信日時と紐付けて記憶する。
なお、ここでは、図3に示すように、制御情報記憶部23は、コントローラ2が備えるものとしたが、これに限らず、制御情報記憶部23は、コントローラ2の外部に備えるようにし、コントローラ2は、ネットワークを介して制御情報記憶部23を参照するようにしてもよい。
監視ポイントデータ収集部24は、監視ポイントから監視ポイントデータを収集する。
なお、監視ポイントデータの収集周期は常時としてもよいし、予め設定された収集周期としてもよく、適宜設定可能である。
監視ポイントデータ収集部24は、収集した監視ポイントデータを、収集元の監視ポイントの情報および収集日時の情報と紐付けて状態情報データ作成部25に出力する。
状態情報データ作成部25は、監視ポイントデータ収集部24が収集した監視ポイントデータに、監視ポイントの制御を指示した指示もとの装置に関する情報が付与された状態情報データを作成する。
具体的には、状態情報データ作成部25は、監視ポイントデータ収集部24から監視ポイントデータを取得すると、制御情報記憶部23を参照して当該監視ポイントデータに関するコマンド発行元種別およびコマンド発行要因種別の情報を取得する。状態情報データ作成部25は、監視ポイントデータに関するコマンド発行元種別およびコマンド発行要因種別として、例えば、該当の制御情報記憶部23に記憶されている、該当の監視ポイントの最新のコマンド発行元種別およびコマンド発行要因種別を取得するようにすればよい。
状態情報データ作成部25は、監視ポイントデータの情報に、コマンド発行元種別の情報と、コマンド発行要因種別の情報とを付与した情報を、状態情報データとして施設管理装置1に送信する。
すなわち、この実施の形態1では、状態情報データ作成部25は、指示もとの装置に関する情報として、コマンド発行元種別の情報、つまり、制御装置から送信された制御情報に含まれる制御もとの装置に関する情報が付与された状態情報データを作成する。
この実施の形態1の施設管理システムにおける施設管理装置1およびコントローラ2の動作について説明する。
この実施の形態1では、施設管理装置1およびコントローラ2によって、「監視ポイント制御処理」と「監視ポイント状態提示処理」とが行われる。「監視ポイント制御処理」では、施設管理装置1が、監視ポイントを制御するための制御情報を作成してコントローラ2に送信し、コントローラ2が、受信した制御情報に従って監視ポイントの制御を行う。これにより、機器3が制御される。なお、ここでは、一例として、施設管理装置1およびコントローラ2によって「監視ポイント制御処理」が行われる場合を説明するが、これに限らず、当該「監視ポイント制御処理」は、施設管理装置1以外の制御装置、例えば、他社装置4等の制御装置とコントローラ2とによっても実行される。当該他社装置4等の制御装置とコントローラ2とによる「監視ポイント制御処理」は、以下説明する「監視ポイント制御処理」における施設管理装置1による動作を、他社装置4等の制御装置が実行する点が異なるだけであるので、重複した説明を省略する。
また、「監視ポイント制御処理」は、第2の施設管理装置である施設管理装置5とコントローラ2とによっても実行される。この場合、以下説明する「監視ポイント制御処理」における施設管理装置1による動作を、施設管理装置5が実行する点は同様であるので、重複した説明を省略する。ただし、施設管理装置5とコントローラ2との間の制御情報、あるいは、監視ポイントデータの送受信は、施設管理装置1を介して行われる。
また、「監視ポイント状態提示処理」では、コントローラ2が監視ポイントから監視ポイントデータを収集し、当該監視ポイントデータを含む状態情報データを施設管理装置1に送信する。そして、施設管理装置1が、コントローラ2から受信した状態情報データを記憶し、ユーザから監視ポイントの状態の表示指示を受け付けると、当該記憶した状態情報データに基づき、指示された監視ポイントの状態に関する情報を、映像として表示部15に表示する。これにより、ユーザに対して、所望の監視ポイントの状態を提示する。
まず、実施の形態1における、施設管理装置1およびコントローラ2による「監視ポイント制御処理」について説明する。
図4は、この実施の形態1における「監視ポイント制御処理」の動作を説明するフローチャートである。
施設管理装置1は、機器3に設置された監視ポイントを制御するための制御情報を設定する(ステップST401)。
図5は、実施の形態1における、施設管理装置1による図4のステップST401の動作を詳細に説明するフローチャートである。
制御情報作成部16は、制御情報を作成するタイミングになったかどうかを判断する(ステップST501)。具体的には、例えば、制御情報作成部16は、データ取得部11から出力された状態情報データの情報に基づき、当該情報データの収集元である監視ポイントに対して制御が必要であるかどうか、制御指示受付部131から監視ポイント、および、コマンドの情報が出力されたかどうか、あるいは、制御部から監視ポイント、および、コマンドの情報が出力されたかどうか、を判断する。
ステップST501において、制御情報を作成するタイミングではないと判断した場合(ステップST501の“NO”の場合)、ステップST501の処理を繰り返し、制御情報作成タイミングとなるまで待機する。
ステップST501において、制御情報を作成するタイミングであると判断した場合、すなわち、監視ポイントに対して制御が必要である場合(ステップST501の“YES”の場合)、制御情報作成部16は、制御対象の監視ポイントの情報と、当該監視ポイントに対するコマンドの情報と、コマンド発行要因種別の情報と、コマンド発行元種別の情報とを紐付けた制御情報を作成する(ステップST502)。具体的には、例えば、制御情報作成部16は、データ取得部11から出力された状態情報データに基づき、対象の監視ポイントに対して制御が必要と判断した場合には、当該対象の監視ポイントに対する制御情報を作成する。また、制御情報作成部16は、例えば、制御指示受付部131から監視ポイント、および、コマンドの情報が出力された場合には、当該制御指示受付部131から出力された情報に基づき、制御情報を作成する。また、制御情報作成部16は、例えば、制御部から監視ポイント、および、コマンドの情報が出力された場合には、当該制御部から出力された情報に基づき、制御情報を作成する。
制御情報の具体的な内容については、上述したとおりであるので、重複した説明を省略するが、例えば、制御情報作成部16は、図6に示すような制御情報を作成する。
図6は、一例として、ユーザが、手動で、機器aに設置された電源センサである監視ポイントAに対して、電源OFFとする制御を行った場合に、制御情報作成部16が作成する制御情報の内容を示している。
なお、図6は一例に過ぎず、図6に示す以外の情報が収録されていてもよく、制御情報には、監視ポイントの情報と、コマンドの情報と、コマンド発行要因種別の情報と、コマンド発行元種別の情報とが含まれていればよい。
制御情報作成部16は、作成した制御情報を制御情報送信部17に出力する。
制御情報送信部17は、制御情報作成部16から出力された制御情報を、該当のコントローラ2へ送信する(ステップST503)。具体的には、ステップST502において、図6に示すような制御情報が作成されたとし、例えば、予め、一覧表で、監視ポイントAを制御するコントローラ2はコントローラxであると定義されているとすると、制御情報作成部16は、当該一覧表を参照して、制御情報作成部16から出力された制御情報をコントローラxに送信する。
図4のフローチャートに戻る。
ステップST401において、施設管理装置1から制御情報が送信されると、コントローラ2は、当該制御情報を受信し、当該制御情報に従って監視ポイントを制御するとともに、受信した制御情報を記憶しておく(ステップST402)。
図7は、実施の形態1における、コントローラ2による図4のステップST402の動作を詳細に説明するフローチャートである。
制御情報受付部21は、施設管理装置1から制御情報を受信するまで待機し(ステップST701の“NO”の場合)、施設管理装置1から制御情報を受信すると(ステップST701の“YES”の場合)、受信した制御情報を、監視ポイントごとに、受信日時と紐付けて制御情報記憶部23に記憶させる(ステップST702)。
図8は、実施の形態1において、制御情報記憶部23が記憶する情報の内容の一例を説明する図である。
図8では、一例として、制御情報受付部21が、施設管理装置1からの、図6で示した制御情報を、2016/10/01の21:00:00に受信し、当該制御情報を制御情報記憶部23に記憶させた状態を示している。
図8に示すように、制御情報記憶部23には、監視ポイントごとに、時系列で、制御情報が蓄積されている。
なお、図8は一例に過ぎず、図8に示す以外の情報が記憶されていてもよく、少なくとも、制御情報の内容が記憶されているようになっていればよい。
また、制御情報受付部21は受け付けた制御情報を制御実行部22に出力し、制御実行部22は、制御情報受付部21から出力された制御情報に基づき、該当の監視ポイントに対して、制御情報で指定されたコマンドに従った制御を行う(ステップST703)。ここでは、制御実行部22は、監視ポイントAに対して、電源OFFとする制御を行う。
なお、ステップST702、ステップST703の順序はこれに限らず、ステップST703の処理を行った後でステップST702の処理を行うようにしてもよい。
以上のように、施設管理装置1で監視ポイントを制御するための制御情報が作成されて、コントローラ2に対して送信され、コントローラ2では、受信した制御情報を記憶するとともに、当該制御情報に従い監視ポイントの制御を行う。これにより、施設管理システム内の機器3が制御される。
なお、上述のとおり、監視ポイントの制御は、施設管理装置1以外の、施設管理装置5、他社装置4等の制御装置からも行われ得る。その場合も、施設管理装置1以外の制御装置において、図5を用いて説明したのと同様の動作が行われ、図6で示したような内容の制御情報が出力される。そして、コントローラ2では、図8に示すように、施設管理装置1以外の制御装置から送信された制御情報についても、制御情報記憶部23で記憶する。
次に、実施の形態1における、施設管理装置1およびコントローラ2による「監視ポイント状態提示処理」について説明する。
なお、以下の説明においては、コントローラ2の制御情報記憶部23には、図8で示したような内容の情報が記憶されているものとする。
図9は、この実施の形態1における「監視ポイント状態提示処理」の動作を説明するフローチャートである。
コントローラ2は、監視ポイントから監視ポイントデータを収集し、監視ポイントごとに、当該監視ポイントデータの情報と、コマンド発行元種別の情報と、コマンド発行要因種別の情報とを紐付けた情報を、状態情報データとして施設管理装置1に送信する(ステップST901)。
図10は、実施の形態1における、コントローラ2による図9のステップST901の動作を詳細に説明するフローチャートである。
監視ポイントデータ収集部24は、監視ポイントから監視ポイントデータを収集する(ステップST1001)。
なお、監視ポイントデータの収集周期は常時としてもよいし、予め設定された収集周期としてもよく、適宜設定可能である。
監視ポイントデータ収集部24は、収集した監視ポイントデータを状態情報データ作成部25に出力する。
図11は、実施の形態1において、監視ポイントデータ収集部24が監視ポイントから収集し、状態情報データ作成部25に出力する監視ポイントデータの一例を示す図である。
図11では、一例として、監視ポイントデータ収集部24が、2016/10/01の21:30:00に監視ポイントAから収集した、「OFF」の状態を示す監視ポイントデータの内容を示している。
図11に示すように、監視ポイントデータには、監視ポイントデータの収集日時の情報と、収集元の監視ポイントの情報と、収集元の監視ポイントの状態に関する情報とが含まれる。
監視ポイントデータ収集部24は、収集した監視ポイントデータを状態情報データ作成部25に出力する。
状態情報データ作成部25は、監視ポイントデータ収集部24が収集した監視ポイントデータに、指示もとの装置に関する情報が付与された状態情報データを作成し、当該状態情報データを施設管理装置1に送信する。
具体的には、状態情報データ作成部25は、ステップST1001で監視ポイントデータ収集部24から監視ポイントデータを取得すると、制御情報記憶部23を参照して当該監視ポイントデータに関するコマンド発行元種別およびコマンド発行要因種別の情報を取得する(ステップST1002)。例えば、監視ポイントデータ収集部24からは図11に示すような制御情報が出力されたとすると、状態情報データ作成部25は、制御情報記憶部23から監視ポイントAの最新のコマンド発行要因種別として「MAN」、監視ポイントAの最新のコマンド発行元種別として「AA」の情報を取得する。
そして、状態情報データ作成部25は、ステップST1001で監視ポイントデータ収集部24から取得した監視ポイントデータの情報に、ステップST1002で取得したコマンド発行元種別の情報およびコマンド発行要因種別の情報を付与した情報を、状態情報データとして施設管理装置1に送信する(ステップST1003)。
ここでは、状態情報データ作成部25は、図12に示すような状態情報データを送信する。
このように、この実施の形態1では、状態情報データ作成部25は、指示もとの装置に関する情報として、コマンド発行元種別の情報、つまり、制御装置から送信された制御情報に含まれる制御もとの装置に関する情報が付与された状態情報データを作成し、施設管理装置1に送信する。
図9のフローチャートに戻る。
ステップST901において、コントローラ2から状態情報データが送信されると、施設管理装置1は、当該状態情報データを受信し、データ記憶部12に記憶する。そして、ユーザから監視ポイントの状態の表示指示を受け付けると、データ記憶部12に記憶している状態情報データに基づき、指定された監視ポイントの状態に関する情報を映像として提示する(ステップST902)。
図13は、実施の形態1における、施設管理装置1による図9のステップST902の動作を詳細に説明するフローチャートである。
データ取得部11は、予め設定された収集周期等になると、コントローラ2から、コントローラ2が収集した監視ポイントデータの情報にコマンド発行元種別の情報およびコマンド発行要因種別の情報が付与された状態情報データを取得する(ステップST1301)。
ここでは、例えば、データ取得部11は、予め設定された収集周期で状態情報データを取得するものとし、データ取得部11の状態情報データの取得周期を10分とする。なお、これは一例に過ぎず、状態情報データの取得周期は適宜設定可能である。上述したように、コントローラ2において、機器3の状態の変化を検知した場合に、施設管理装置1に対して状態情報データを送信するようにしてもよい。
また、データ取得部11は、例えば、図12に示したような内容の状態情報データを取得したものとする。
そして、データ取得部11は、取得した状態情報データの情報を、監視ポイントごとにデータ記憶部12に記憶させる(ステップST1302)。
ここで、図14は、この実施の形態1において、データ記憶部12が記憶する情報の一例を説明する図である。
図14では、一例として、データ取得部11が、コントローラ2からの、図12で示した状態情報データを、2016/10/01の21:30:00に受信し、当該状態情報データをデータ記憶部12に記憶させた状態を示している。
図14に示すように、データ記憶部12では、監視ポイントごとに、時系列で、取得した状態情報データが蓄積されている。
なお、図14は一例にすぎず、データ記憶部12には、図14に示す以外の情報が記憶されていてもよい。データ記憶部12には、少なくとも、コントローラ2から取得した状態情報データの内容が監視ポイントごとに記憶されるようになっていればよい。具体的には、ここでは、状態情報データに含まれる、監視ポイントの情報と、監視ポイントデータの収集日時の情報と、監視ポイントの状態に関する情報と、コマンド発行要因種別の情報と、コマンド発行元種別の情報とが、監視ポイントごとに記憶されるようになっていればよい。
表示指示受付部132は、ユーザから、監視ポイントの状態を表示させるための表示指示を受け付けたかどうかを判断する(ステップST1303)。
ステップST1303において、表示指示を受け付けていないと判断した場合(ステップST1303の“NO”の場合)、制御部は、状態情報データを取得するタイミングになったかどうかを判断し(ステップST1304)、状態情報データを取得するタイミングでないと判断した場合(ステップST1304の“NO”の場合)は、ステップST1303に戻る。
一方、状態情報データを取得するタイミングであると判断した場合(ステップST1304の“YES”の場合)は、ステップST1301に戻る。
ステップST1303において、表示指示を受け付けたと判断した場合(ステップST1303の“YES”の場合)、表示指示受付部132は、受け付けた、状態を表示させる監視ポイントの情報を、表示指示を受け付けた日時の情報と紐付けて、表示指示情報として詳細情報作成部14に出力する。なお、表示指示を受け付けた日時の情報は、例えば、施設管理装置1の内部で保有している時計の時刻の情報とすればよい。
ここでは、ユーザが、2016/10/01 21:36:00に、監視ポイントAの状態を表示させる表示指示を行ったものとする。
詳細情報作成部14は、表示指示受付部132から出力された表示指示情報に基づき、データ記憶部12を参照して、該当の監視ポイントに関する状態を映像として表示部15に表示させるための詳細情報を作成する(ステップST1305)。具体的には、詳細情報作成部14は、指定された当日、すなわち、表示指示情報を受け付けた当日の最新の、監視ポイントAに関する監視ポイントデータの収集日時、状態、コマンド発行要因種別、コマンド発行元種別の情報をデータ記憶部12から取得し、当該取得した情報を、監視ポイントごとにまとめた情報を、詳細情報として作成する。
すなわち、ここでは、詳細情報作成部14は、データ記憶部12に記憶されている、2016/10/01 21:30:00の監視ポイントAの情報を取得し、詳細情報として作成する。
表示部15は、ステップST1305において詳細情報作成部14から出力された詳細情報に基づく映像を表示する(ステップST1306)。
図15は、実施の形態1において、表示部15が表示する画面の一例を説明する図である。
図15に示すように、詳細情報に基づき、ユーザから指定された監視ポイント、ここでは、監視ポイントAの、最新の状態に関する情報が表示される(現在状態の監視画面)。
なお、図15に示す画面例は一例に過ぎず、表示部15には、その他の方法で、現在状態をあらわす詳細情報が表示されるようにしてもよい。また、図15では、一例として、現在の状態、コマンド発行要因種別、コマンド発行元種別が、それぞれ、「OFF」、「MAN」、「AA」と表示されるようにしたが、これに限らず、例えば、「停止」、「手動」、「装置A(第1の施設管理装置)」等と表示されるようにしてもよく、指定された監視ポイントの現在の状態、コマンド発行要因種別、コマンド発行元種別の内容がわかるように表示部15に表示されるようになっていればよい。
また、上述の説明では、ユーザは、所望の監視ポイントの最新の状態に関する情報を現在の監視ポイントの状態に関する情報として表示させるものとしたが、これに限らず、ユーザは、所望の監視ポイントの、過去の所望の期間における状態に関する情報を表示させるようにすることもできる。
具体的には、例えば、ユーザが、2016/10/01 21:36:00に、2016/10/01 8:45:00〜2016/10/01 9:00:00の間の監視ポイントAの状態を表示させる表示指示を行ったものとする。
この場合、詳細情報作成部14は、表示指示受付部132から出力された表示指示情報に基づき、データ記憶部12を参照して、2016/10/01 8:45:00〜2016/10/01 9:00:00の間の、監視ポイントAに関する監視ポイントデータの収集日時、状態、コマンド発行要因種別、コマンド発行元種別の情報を取得し、当該取得した情報を、監視ポイントごとにまとめた情報を、詳細情報として作成する(ステップST1305)。
そして、表示部15は、ステップST1305において詳細情報作成部14から出力された詳細情報に基づき、図16に示すような映像を表示する(ステップST1306)。
図16に示すように、詳細情報に基づき、監視ポイントAの、2016/10/01 21:36:00に、2016/10/01 8:45:00〜2016/10/01 9:00:00の間の状態に関する情報が表示される(履歴画面)。
なお、図16に示す画面例は一例に過ぎず、表示部15には、その他の方法で、指定された期間の状態をあらわす詳細情報が表示されるようにしてもよい。また、図16では、一例として、現在の状態、コマンド発行要因種別、コマンド発行元種別が、それぞれ、「ON」、「MAN」、「AA」等と表示されるようにしたが、これに限らず、例えば、「運転」、「手動」、「装置A(第1の施設管理装置)」等と表示されるようにしてもよく、指定された監視ポイントの指定された期間の状態、コマンド発行要因種別、コマンド発行元種別の内容がわかるように表示部15に表示されるようになっていればよい。
また、ここでは、一例として、ユーザは、所望の期間として、同一日の時間帯を指定するものとしたが、これに限らず、日付を跨いだ期間を所望の期間として指定することが可能であることはいうまでもない。
このように、過去の所定の期間の監視ポイントの状態に関する情報を表示させるようにすることができることで、ユーザは、過去に遡って、どの制御装置からの制御に基づいて、該当の監視ポイントが、該当の状態になったものであるのかをたどることができる。
なお、このように、ユーザが過去の所定の期間の監視ポイントの状態に関する情報を表示させるようにする場合、詳細情報作成部14は、表示指示受付部132から出力された表示指示情報で指定された期間において、監視ポイントの状態が変わった時点の監視ポイントデータをデータ記憶部12から抽出して詳細情報を作成するようにしてもよい。これにより、表示部15には、状態が変わった時点の、該当の監視ポイントの状態に関する情報のみが表示され、ユーザは、調査が必要な時点の監視ポイントの状態をより把握しやすくなる。
また、ユーザは、例えば、所望の監視ポイントの、指定した当日1日分の状態に関する情報を表示させるようにすることもできる。
具体的には、例えば、ユーザが、2016/10/01 21:36:00に、監視ポイントAの状態を表示させる表示指示を行ったものとする。
詳細情報作成部14は、指定された当日、すなわち、表示指示情報を受け付けた当日の、現在までの監視ポイントに関する監視ポイントデータの収集日時、状態、コマンド発行要因種別、コマンド発行元種別の情報をデータ記憶部12から取得し、当該取得した情報を、監視ポイントごとにまとめた情報を、詳細情報として作成する(ステップST1305)。
すなわち、ここでは、詳細情報作成部14は、データ記憶部12に記憶されている、2016/10/01 00:00:00〜2016/10/01 21:30:00までの監視ポイントAの情報を取得し、詳細情報として作成する。
そして、表示部15は、ステップST1305において詳細情報作成部14から出力された詳細情報に基づき、図17に示すような映像を表示する(ステップST1306)。
図17に示すように、詳細情報に基づき、ユーザから指定された監視ポイント、ここでは、監視ポイントAの、表示指示を受け付けた当日の、現在までの状態に関する情報が、横棒グラフ状で表示される(日単位の状態表示画面)。
またあわせて、コマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別の情報が、コマンドが発行された時刻と紐付けられて、横棒グラフ状で表示される。
なお、図17に示す画面例は一例に過ぎず、表示部15には、その他の方法で詳細情報が表示されるようにしてもよい。
また、図17では、監視ポイントの状態は、「ON」、「OFF」等、状態をあらわす文字列で表示させるものとしたが、これに限らず、例えば、それぞれの状態を色分けして表示させるようにしてもよく、監視ポイントの状態がわかるように表示部15に表示されるようになっていればよい。
同様に、図17では、コマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別の情報を文字列で表示させるものとしたが、これに限らず、例えば、それぞれの情報を色分けして表示させるようにしてもよく、コマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別の内容がわかるように表示部15に表示されるようになっていればよい。
なお、ユーザは、表示部15に、所望の監視ポイントの、「現在状態の監視画面」を表示させるのか、「履歴画面」を表示させるのか、「日単位の状態表示画面」を表示させるのかを、表示指示を入力する際に選択するようにすればよい。具体的には、例えば、表示指示画面には、表示単位選択ボタンを表示させるようにし、ユーザは、当該表示単位選択ボタンから所望の表示形式を選択し、必要な項目の入力を行うようにする。
以上のように、コントローラ2で、監視ポイントデータが収集されると、当該監視ポイントデータに対応するコマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別の情報が付与された状態情報データが施設管理装置1に送信され、施設管理装置1で、コントローラ2から送信された状態情報データを蓄積するとともに、ユーザからの監視ポイントの表示指示情報に基づき、ユーザの所望の監視ポイントの状態に関する情報を映像として表示させる。
ユーザの所望の監視ポイントの状態に関する情報とは、上述したとおり、例えば、所望の監視ポイントの、現在の状態に関する情報、指定された期間の状態に関する情報、指定された当日の状態に関する情報等である。
このとき、施設管理装置1では、ユーザの所望の監視ポイントの状態について、その要因だけではなく、施設管理装置1、施設管理装置5、他社装置4等、施設管理システム内において機器3の制御指示を設定可能な制御装置のうち、どの制御装置からの制御に基づくものであるのかがわかるように表示させる。
また、上述の説明では、ユーザは、表示させたい監視ポイントを1つだけ指定するものとして説明したが、これに限らず、ユーザは、複数の監視ポイントを指定することができる。複数の監視ポイントの状態に関する情報の表示指示情報を受け付けた場合は、施設管理装置1は、当該複数の監視ポイントの状態に関する情報を、監視ポイントごとに画面表示する。
なお、以上の説明では、詳細情報作成部14は、表示指示受付部132から出力された表示指示情報に基づき、データ記憶部12を参照して、該当の監視ポイントに関する状態を映像として表示部15に表示させるための詳細情報を作成し(ステップST1305)、表示部15は、詳細情報作成部14から出力された詳細情報に基づく映像を表示する(ステップST1306)ものとしたが、これに限らず、詳細情報を、表示部15に表示させないようにしてもよい。
例えば、詳細情報作成部14は、監視ポイントの状態に関する情報と、指示を行った装置に関する情報とを含む情報を詳細情報として作成し、詳細情報記憶部(図示省略)に記憶させておく。そして、詳細情報作成部14が詳細情報記憶部に記憶させておいた詳細情報に基づき、例えば、特定の要因(コマンダ)によって「ON」という状態になった時間を集計し、集計時間によって課金を行う等、詳細情報を、用途に応じた分析用データとして使用するようにすることも可能である。
以上のように、実施の形態1によれば、コントローラ2は、制御対象の監視ポイントの情報と、当該制御対象の監視ポイントに対する制御内容に関する情報と、制御もとの装置に関する情報とが紐付けられた制御情報に基づき、当該制御対象の監視ポイントを制御する制御実行部22と、監視ポイントから監視ポイントデータを収集する監視ポイントデータ収集部24と、監視ポイントデータ収集部24が収集した監視ポイントデータに、制御もとの装置に関する情報が指示もとの装置に関する情報として付与された状態情報データを作成する状態情報データ作成部25とを備え、施設管理装置1は、コントローラ2が作成した状態情報データを取得するデータ取得部11と、データ取得部11が取得した状態情報データに基づき、監視ポイントの状態に関する情報と、制御もとの装置に関する情報とを映像として表示させるための詳細情報を作成する詳細情報作成部14とを備えるようにしたので、施設内の機器3に設置された監視ポイントの状態に関する情報を表示させる際に、当該状態となる制御指示を行った制御もとの装置に関する情報が表示されるようになり、ユーザは、監視ポイントの状態を制御した制御装置が施設管理装置1であるか否か、また、施設管理装置1以外の制御装置である場合は、どの制御装置による制御であるのか、を特定することができる。すなわち、施設内の設備機器の状態が、施設管理装置1で設定した制御内容に基づくものなのか、施設管理装置1以外のどの制御装置から設定された制御内容に基づくものなのかを瞬時に把握することができる。これにより、施設内の設備機器の、現在あるいは過去の状態について、なぜその状態となったか等、その状態に至る原因の究明に労力を要することなく、効率よく施設内の設備機器を管理できる。
実施の形態2.
実施の形態1では、コントローラ2側で、施設管理装置1、施設管理装置5、あるいは、他社装置4等の制御装置から受信したコマンド発行要因種別の情報とコマンド発行元種別の情報を記憶しておくことができるものとした。
この実施の形態2では、コントローラ2側で、施設管理装置1、施設管理装置5、あるいは、他社装置4等の制御装置から受信したコマンド発行要因種別の情報とコマンド発行元種別の情報を記憶しておくことができない場合であっても、施設管理装置1において、監視ポイントの状態に関する情報を表示する際に、制御もとの装置が、施設内の機器3の状態を監視する施設管理装置、すなわち、施設管理装置1,5であるか、それ以外の制御装置であるかの区別をして表示するようにする実施の形態について説明する。
この実施の形態2に係る施設管理システムの構成は、実施の形態1において図1を用いて説明した構成と同様であるため、重複した説明を省略する。
この実施の形態2でも、施設管理装置5が施設管理装置1に接続され、施設管理装置が2台存在するものとしたが、これに限らず、施設管理装置1の1台のみであってもよい。
図18は、この発明の実施の形態2に係る施設管理装置1の構成図である。
図18において、実施の形態1で図2を用いて説明した施設管理装置1と同様の構成については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
この発明の実施の形態2に係る施設管理装置1は、実施の形態1の施設管理装置1とは、判定部18と制御履歴記憶部19をさらに備える点が異なるのみである。
判定部18は、コマンド情報判定部181と、状態判定部182と、コマンド情報設定部183とを備える。
判定部18は、データ取得部11がコントローラ2から取得した状態情報データの指示もとの装置に関する情報が、制御もとの装置に関する情報を含まない場合に、状態情報データに基づく監視ポイントの状態に応じて、指示もとの装置に関する情報を設定する。
具体的には、この実施の形態2では、例えば、判定部18は、データ取得部11がコントローラ2から取得した状態情報データのコマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別に、予め決められた値、例えば、ブランクが設定されている場合に、状態情報データに基づく監視ポイントの状態、すなわち、状態情報データに収録されている監視ポイントの状態を示す情報に応じて、コマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別を設定する。
詳細は後述するが、この実施の形態2では、コントローラ2は、制御装置からの制御情報を記憶しておくことができない場合がある。その場合、コントローラ2は、状態情報データのコマンド発行要因種別および発行元種別には、制御装置から受信した制御情報に基づく情報を設定することができず、例えば、ブランクを設定して施設管理装置1に送信する。
なお、これは一例にすぎず、コマンド発行要因種別および発行元種別には、ブランク以外の情報が設定されていてもよく、コントローラ2からは、予め設定された、制御情報に基づく情報が設定できなかった旨の情報がコマンド発行要因種別および発行元種別に設定され、送信されるようになっていればよい。
判定部18のコマンド情報判定部181は、状態情報データの指示もとの装置に関する情報が、制御もとの装置に関する情報を含むか否かを判定する。
具体的には、コマンド情報判定部181は、データ取得部11がコントローラ2から取得した状態情報データを取得し、状態情報データのコマンド発行元種別に、制御もとの装置に関する情報が設定されているかどうかを判定する。すなわち、ここでは、コマンド発行元種別がブランクでないかどうかを判定する。コマンド情報判定部181は、状態情報データに、コマンド発行元種別の情報が設定されていると判定した場合には、データ取得部11から取得した状態情報データを、監視ポイントごとにデータ記憶部12に記憶させる。
判定部18の状態判定部182は、コマンド情報判定部181が、状態情報データに、制御もとの装置に関する情報を含まない、すなわち、コマンド発行元種別の情報にブランクが設定されていると判定した場合に、状態情報データに基づく監視ポイントの状態は、施設管理装置1を介して送信された制御情報に従ったものであるかどうか、すなわち、施設管理装置1、あるいは、施設管理装置5から制御対象の監視ポイントに対して発行したコマンドに従ったものであるかどうかを判定する。具体的には、状態判定部182は、制御履歴記憶部19を参照し、制御履歴記憶部19に記憶されている該当の監視ポイントに対する最新のコマンドと、状態情報データに基づく監視ポイントの状態に関する情報とが一致するかどうかを判定する。
判定部18のコマンド情報設定部183は、状態判定部182が、状態情報データに基づく監視ポイントの状態は、施設管理装置1を介して、制御対象の監視ポイントに対して発行したコマンドに従ったものであると判定した場合、状態情報データのコマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別に、制御履歴記憶部19に記憶されているコマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別を設定する。
一方、状態情報データに基づく監視ポイントの状態は、施設管理装置1を介して、制御対象の監視ポイントに対して発行したコマンドに従ったものではないと判定した場合、コマンド情報設定部183は、状態情報データのコマンド発行要因種別に、予め決められた情報を設定する。コマンド発行要因種別に設定される予め決められた情報とは、施設管理装置1を介して制御情報を送信したものではない他装置、すなわち、施設管理装置1、あるいは、施設管理装置5以外の制御装置からのコマンド発行要因であることがわかる情報であればよい。
また、コマンド情報設定部183は、状態情報データのコマンド発行元種別に、施設管理装置1、あるいは、施設管理装置5以外の制御装置であることを示す、予め決められた情報を設定する。コマンド発行元種別に設定される予め決められた情報とは、施設管理装置1、あるいは、施設管理装置5以外の制御装置であることがわかる情報であればよい。
そして、コマンド情報設定部183は、コマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別が設定された状態情報データを、データ記憶部12に記憶させる。
このように、この実施の形態2では、コントローラ2で作成される状態情報データの指示もとの装置に関する情報には、制御指示を行った制御もとの装置に関する情報が含まれていない場合があり得、その場合、当該状態情報データを受信した施設管理装置1において、指示もとの装置に関する情報として、施設管理装置1、あるいは、施設管理装置5以外の制御装置であることを示す、予め決められた情報を設定する。
なお、実施の形態1では、データ取得部11は、コントローラ2から取得した状態情報データを、データ記憶部12に記憶させるものとしていたが、この実施の形態2では、データ取得部11は、コントローラ2から取得した状態情報データを、判定部18に出力する。
制御履歴記憶部19は、制御情報作成部16から出力された制御情報を記憶する。
なお、この実施の形態2では、制御情報作成部16は、作成した制御情報を、制御情報送信部17と、制御履歴記憶部19に出力する。
制御履歴記憶部19は、監視ポイントごとに、制御情報作成部16から出力された最新の制御情報のみを記憶する。
また、ここでは、図18に示すように、制御履歴記憶部19は、施設管理装置1が備えるものとしたが、これに限らず、制御履歴記憶部19は、施設管理装置1の外部に備えるものとし、施設管理装置1はネットワークを介して制御履歴記憶部19を参照するようにしてもよい。
なお、この実施の形態2においても、施設管理装置5、他社装置4等、施設管理装置1以外の制御装置から制御情報が送信され得、制御装置においては、実施の形態1同様、少なくとも、データ取得部11と、制御指示受付部131と、制御情報作成部16と、制御情報送信部17と、制御部が果たすような機能を備えるが、上述した、判定部18および制御履歴記憶部19は、基本的に施設管理装置1以外の制御装置には備えない。つまり、施設管理装置1以外の制御装置については、実施の形態1で説明したのと同様の構成であるものとする。
なお、この実施の形態2においても、施設管理装置5の制御情報作成部16が制御情報を作成すると、施設管理装置5の制御情報送信部17は、制御情報を施設管理装置1の制御情報作成部16に送信し、施設管理装置1の制御情報作成部16が施設管理装置1の制御情報送信部17を経由して、受信した制御情報を該当のコントローラ2に送信する。また、施設管理装置5のデータ取得部11は、施設管理装置1のデータ取得部11から、監視ポイントデータの情報を取得する。つまり、施設管理装置5は、施設管理装置1を介して、作成した制御情報をコントローラ2に送信し、コントローラ2から監視ポイントデータの情報を取得する。
また、この実施の形態2では、施設管理装置1の制御情報作成部16は、施設管理装置5の制御情報送信部17から制御情報を取得した際は、当該取得した制御情報を、制御履歴記憶部19に記憶させるようにする。
図19は、この発明の実施の形態2に係るコントローラ2の構成図である。
図19において、実施の形態1で図3を用いて説明したコントローラ2と同様の構成については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
この発明の実施の形態2に係るコントローラ2は、実施の形態1のコントローラ2とは、制御情報記憶部23を備えない点が異なるのみである。
実施の形態1では、状態情報データ作成部25は、監視ポイントデータ収集部24から取得した監視ポイントデータに、制御装置から送信され、記憶しておいた制御情報のコマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別の情報を付与して、状態情報データとして施設管理装置1に送信していたが、この実施の形態2では、状態情報データ作成部25は、監視ポイントデータ収集部24から取得した監視ポイントデータを状態情報データとして、コマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別には、例えば、ブランク等の情報を付与して施設管理装置1に送信する。すなわち、状態情報データには、制御装置から送信される制御情報に基づくコマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別の情報が含まれない状態で、施設管理装置1に送信される。
なお、この実施の形態2では、説明の便宜上、コントローラ2は、図19に示すような構成であるもとしたが、複数のコントローラ2の全てが図19に示すような構成である必要はなく、施設管理システム内で、図19に示すような構成を有するコントローラ2と、実施の形態1で図3を用いて説明した構成を有するコントローラ2とが混在することもあり得る。
この実施の形態2では、施設管理システム内のコントローラ2の、少なくとも1つが、図19に示すような構成を有するものであることを想定している。
この実施の形態2の施設管理システムにおける施設管理装置1およびコントローラ2の動作について説明する。
この実施の形態2においても、実施の形態1同様、施設管理装置1およびコントローラ2によって、「監視ポイント制御処理」と「監視ポイント状態提示処理」とが行われるが、具体的な動作の内容が異なるので、以下説明する。
なお、「監視ポイント制御処理」については、施設管理装置1以外の制御装置、例えば、他社装置4等の制御装置とコントローラ2とによっても実行されるが、当該施設管理装置1以外の制御装置とコントローラ2とによる「監視ポイント制御処理」の動作については、実施の形態1と同様であるため、重複した説明を省略する。
まず、実施の形態2における、施設管理装置1およびコントローラ2による「監視ポイント制御処理」について説明する。
この実施の形態2における「監視ポイント制御処理」では、施設管理装置1の具体的な動作が、実施の形態1において図5を用いて説明した施設管理装置1の具体的な動作と異なる。また、コントローラ2の具体的な動作が、実施の形態1において図7を用いて説明した具体的な動作と異なる。すなわち、実施の形態1において図4を用いて説明した動作については同様であるため、重複した説明を省略し、以下、実施の形態1と異なる動作についてのみ説明する。
図20は、実施の形態2における、施設管理装置1による図4のステップST401の動作を詳細に説明するフローチャートである。
図20のステップST1801〜ステップST1803の動作は、実施の形態1で説明した図5のステップST501〜ステップST503の動作と同様であるため重複した説明を省略する。
制御情報作成部16は、ステップST1802で作成した制御情報を、制御履歴記憶部19に記憶させる。(ステップST1804)
図21は、実施の形態2において、制御履歴記憶部19が記憶する情報の一例を示す図である。
図21は、一例として、実施の形態1において図6で示したような制御情報が記憶されている状態を示している。図21に示すように、制御履歴記憶部19では、監視ポイント毎に、制御情報作成部16から出力された最新の制御情報が記憶される。
なお、図21は一例に過ぎず、図21に示す以外の情報が収録されていてもよく、制御履歴記憶部19には、少なくとも、制御情報作成部16から出力された最新の制御情報が記憶されているようになっていればよい。
図22は、実施の形態2における、コントローラ2による図4のステップST402の動作を詳細に説明するフローチャートである。
図22のステップST2001,ステップST2002の動作は、実施の形態1で説明した図7のステップST701,ステップST703の動作と同様であるため重複した説明を省略する。
この実施の形態2に係るコントローラ2は、図19に示すように、制御情報記憶部23を備えない。
従って、施設管理装置1、あるいは、他社装置4等の制御装置から図6に示すような制御情報を受信しても、当該制御情報に設定されているコマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別の情報を記憶しておくことができない。
以上のように、施設管理装置1等の制御装置で監視ポイントを制御するための制御情報が作成されて、コントローラ2に対して送信され、コントローラ2では、当該制御情報に従い監視ポイントの制御を行う。これにより、施設管理システム内の機器3が制御される。
また、施設管理装置1では、作成した制御情報を記憶しておく。コントローラ2では、コマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別の情報を保有せず、制御情報に従った監視ポイントの制御のみを行う。
次に、実施の形態2における、施設管理装置1およびコントローラ2による「監視ポイント状態提示処理」について説明する。
この実施の形態2における「監視ポイント状態提示処理」では、施設管理装置1の具体的な動作が、実施の形態1において図10を用いて説明した施設管理装置1の具体的な動作と異なる。また、コントローラ2の具体的な動作が、実施の形態1において図13を用いて説明した具体的な動作と異なる。すなわち、実施の形態1において図9を用いて説明した動作については同様であるため、重複した説明を省略し、以下、実施の形態1と異なる動作についてのみ説明する。
図23は、実施の形態2における、コントローラ2による図9のステップST901の動作を詳細に説明するフローチャートである。
図23のステップST2101の動作は、実施の形態1で説明した図10のステップST1001の動作を同様であるため重複した説明を省略する。
この実施の形態2に係るコントローラ2は、上述したように、図19に示すような、制御情報記憶部23を備えないものを含む。以下では、コントローラ2が、図19に示すような構成を有するコントローラ2であるものとして説明する。コントローラ2が、図3に示すような構成を有する場合は、当該コントローラ2の動作は、実施の形態1で図9を用いて説明したのと同様の動作となるため、重複した説明を省略する。
ステップST2102において、状態情報データ作成部25は、監視ポイントデータ収集部24から出力された監視ポイントデータを含む状態情報データを施設管理装置1に送信する。このとき、状態情報データ作成部25は、監視ポイントデータに付与するコマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別には、ブランクを設定し、状態情報データとして施設管理装置1に送信する。
例えば、監視ポイントデータ収集部24から、図11に示すような監視ポイントデータが出力されたとすると、状態情報データ作成部25は、図11に示す内容と、ブランクが設定されたコマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別の情報とを含む状態情報データを施設管理装置1に送信する。
図24は、実施の形態2における、施設管理装置1による図9のステップST902の動作を詳細に説明するフローチャートである。
図24のステップST2201,ステップST2206〜2210の動作は、実施の形態1で説明した図13のステップST1301〜ステップST1306の動作と同様であるため、重複した説明を省略する。
判定部18のコマンド情報判定部181は、ステップST2201においてデータ取得部11がコントローラ2から取得した状態情報データを取得し、状態情報データに、コマンド発行元の情報が設定されているかどうかを判定する(ステップST2202)。具体的には、コマンド情報判定部181は、コマンド発行元種別の情報が設定されているか、つまり、ブランクではないかどうかを判定する。
ステップST2202において、状態情報データに、コマンド発行元種別の情報が設定されていると判定した場合(ステップST2202の“YES”の場合)、ステップST2203〜ステップST2205の処理をスキップし、コマンド情報判定部181は、取得した状態情報データを、監視ポイントごとにデータ記憶部12に記憶させる(ステップST2206)。
一方、ステップST2202において、状態情報データに、コマンド発行元種別の情報が設定されていないと判定した場合(ステップST2202の“NO”の場合)、コマンド情報判定部181は、コマンド発行元種別の情報が設定されていない旨の情報を状態判定部182に出力する。
ここでは、コントローラ2から、図11に示すような状態情報データが出力されるものとしているので、コマンド情報判定部181は、状態情報データに、コマンド発行元種別の情報が設定されていないと判定する。
なお、ここでは、コマンド情報判定部181は、状態情報データに、コマンド発行元種別の情報が設定されているかどうかを判定するものとしたが、これに限らず、コマンド情報判定部181は、コマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別の情報が設定されているかどうかを判定するようにしてもよい。
ステップST2202において、コマンド情報判定部181から、コマンド発行元種別の情報が設定されていない旨の情報が出力されると、判定部18の状態判定部182は、状態情報データに基づく監視ポイントの状態は、施設管理装置1を介して送信された制御情報に基づくものであるかどうか、すなわち、施設管理装置1、あるいは、施設管理装置5から制御対象の監視ポイントに対して発行したコマンドに従ったものであるかどうかを判定する(ステップST2203)。具体的には、状態判定部182は、制御履歴記憶部19を参照し、制御履歴記憶部19に記憶されている該当の監視ポイントに対するコマンドと、状態情報データに基づく監視ポイントの状態に関する情報とが一致するかどうかを判定する。
ここで、制御履歴記憶部19には、図21で示したような情報が記憶されているものとすると、制御情報に含まれる監視ポイントAの最新のコマンドは、「OFF」である。当該情報は、状態情報データに含まれる監視ポイントAの状態「OFF」と一致する。
従って、この場合、状態判定部182は、状態情報データに基づく監視ポイントの状態は、施設管理装置1が作成した制御情報、あるいは、施設管理装置5が作成し、施設管理装置1を介してコントローラ2に送信した制御情報に従ったもの、すなわち、施設管理装置1を介した制御指示に基づくものであると判定する。
仮に、コントローラ2から送信された状態情報データが、図25に示すような内容であった場合、状態情報データに含まれる監視ポイントAの状態は「ON」であり、制御履歴記憶部19に記憶されている監視ポイントAの最新のコマンド「OFF」と一致しない。この場合、監視ポイントAは、施設管理装置1からの指示に基づいて制御された後、施設管理装置1,5以外の制御装置からの指示に基づき、状態が変更させられたものと考えられる。従って、状態判定部182は、状態情報データに基づく監視ポイントの状態は、施設管理装置1,5が作成した制御情報に従ったものではない、すなわち、施設管理装置1を介した制御に基づくものではないと判定する。
状態判定部182は、判定結果を、判定部18のコマンド情報設定部183に通知する。
ステップST2203において、状態判定部182が、状態情報データに基づく監視ポイントの状態は、施設管理装置1,5が制御対象の監視ポイントに対して発行したコマンドに基づくものであると判定した場合(ステップST2203の“YES”の場合)、判定部18のコマンド情報設定部183は、状態情報データのコマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別に、制御履歴記憶部19に記憶されている、該当の監視ポイントの制御情報のコマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別を設定する。すなわち、ここでは、コマンド発行要因種別「MAN」、コマンド発行元種別「AA」が設定される。
一方、ステップST2203において、状態判定部182が、状態情報データに基づく監視ポイントの状態は、施設管理装置1,5が制御対象の監視ポイントに対して発行したコマンドに従ったものではないと判定した場合(ステップST2203の“NO”の場合)、コマンド情報設定部183は、状態情報データのコマンド発行要因種別に、予め決められた情報を設定する。具体的には、例えば、「LOCAL」が設定される。なお、これは一例に過ぎず、予め設定された、施設管理装置1,5以外の制御装置からコマンダが発行されたことを表す情報が設定されるようになっていればよい。
また、コマンド情報設定部183は、状態情報データのコマンド発行元種別に、施設管理装置1,5以外の制御装置であることを示す、予め決められた情報を設定する。具体的には、例えば、「ZZ」が設定される。なお、これは一例に過ぎず、予め設定された、施設管理装置1,5以外の制御装置であることを表す情報が設定されるようになっていればよい。
そして、コマンド情報設定部183は、コマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別が設定された状態情報データを、データ記憶部12に記憶させる。
以上のように、コントローラ2で、監視ポイントデータが収集され、状態情報データが送信されると、施設管理装置1で、コントローラ2から送信された状態情報データを蓄積するとともに、ユーザからの監視ポイントの表示指示情報に基づき、ユーザの所望の監視ポイントの状態に関する情報を映像として表示させる。このとき、施設管理装置1では、状態情報データに、制御装置からの制御情報に基づくコマンド発行元種別の情報が含まれていない場合には、当該状態情報データに基づく監視ポイントの状態が、施設管理装置1を介して、施設管理装置1,5が、制御対象の監視ポイントに対して発行したコマンドに従ったものである場合には、施設管理装置1,5が該当の監視ポイントに対して発行した最新のコマンドに基づいてコントローラ2から送信されたコマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別の情報を記憶し、施設管理装置1を介して、施設管理装置1,5が、制御対象の監視ポイントに対して発行したコマンドに従ったものでない場合には、施設管理装置1,5以外の制御装置からコマンドが発行された旨のコマンド発行要因種別、および、施設管理装置1,5以外の制御装置を示すコマンド発行元種別の情報を設定し、記憶するようにする。
図26は、コントローラ2から送信された制御情報が図25に示すような内容であったとして、2010/10/01 21:36:00にユーザが監視ポイントAの現在の状態に関する情報の表示指示を行った場合に表示部15に表示される画面の一例を示す図である。
図26に示すように、表示部15には、2010/10/01 21:00:00に発行された、状態を「OFF」とするコマンドは、施設管理装置1以外の制御装置から発行されたコマンドであることがわかるように表示される(現在状態の監視画面)。
これにより、コントローラ2が、制御情報の内容、すなわち、どの装置からどのコマンドが発行されたことによって該当の状態になるよう制御されたかの情報を記憶することができない場合でも、ユーザは、監視ポイントの現在の状態に関する情報を表示させる際に、ある状態が、施設管理装置1,5の制御に基づくものなのか、施設管理装置1,5以外の制御装置による制御に基づくものであるのかを把握することができる。
例えば、図26に示すような表示画面である場合、現在の監視ポイントAの「ON」状態は、施設管理装置1,5以外の制御装置によって指示されたものであることを把握することができる。
また、この実施の形態2においても、実施の形態1同様、ユーザの指示に基づき、表示部15には、指定された監視ポイントの状態に関する情報について、指定された期間の「履歴画面」を表示させるようにすることもできるし(図27参照)、指定された日付当日の「日単位の状態表示画面」を表示させるようにすることもできる(図28参照)。
「履歴画面」を表示させる際には、図27に示すように、状態の変化があった時点の監視ポイントデータのみを表示させるようにすることもできる。
なお、この実施の形態2に係る施設管理装置1でも、実施の形態1同様、ユーザは、複数の監視ポイントを指定することができる。複数の監視ポイントの状態に関する情報の表示指示情報を受け付けた場合は、施設管理装置1は、当該複数の監視ポイントの状態に関する情報を、監視ポイントごとに画面表示する。
また、この実施の形態2においても、詳細情報作成部14は、表示指示受付部132から出力された表示指示情報に基づき、データ記憶部12を参照して、該当の監視ポイントに関する状態を映像として表示部15に表示させるための詳細情報を作成し(ステップST1305)、表示部15は、詳細情報作成部14から出力された詳細情報に基づく映像を表示する(ステップST1306)ことに限らず、詳細情報を、表示部15に表示させず、用途に応じた分析用データとして使用するようにしてもよい。
以上のように、実施の形態2によれば、施設管理装置1において、判定部18は、状態情報データの指示もとの装置に関する情報が、制御もとの装置に関する情報を含まないと判定した場合に、状態情報データに基づく監視ポイントの状態が、施設管理装置1,5が作成した制御情報に従ったものであれば、指示もとの装置に関する情報に、施設管理装置1あるいは施設管理装置5に関する情報を設定し、施設管理装置1,5が作成した制御情報に従ったものでなければ、施設管理装置1,5以外の装置を示す情報を設定するようにしたので、施設内の機器3に設置された監視ポイントの状態に関する情報を表示させる際に、当該状態となる制御を行った制御もとの装置が施設管理装置1,5であるか否かがわかるように表示され、少なくとも、ユーザは、監視ポイントの状態が、施設管理装置1,5から発行されたコマンドによるものなのか否かを判断することができる。これにより、現在の状態となった原因の究明に労力を要することなく、効率よく施設内の設備機器を管理できる。
また、この実施の形態2では、施設管理装置1を介さずに施設内の機器3に設置された監視ポイントの状態の制御が行われた場合には、施設管理装置1,5以外の制御装置から制御されたということまでしかわからないが、施設管理装置1を介して制御されたものである場合には、コマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別を正確に管理することができる。
また、施設管理システム内に、コマンド発行要因種別およびコマンド発行元種別を記憶しておくことができるコントローラ2と、記憶しておくことができないコントローラ2とが混在する場合でも、ユーザは違和感なく施設管理システムを利用することができる。
なお、以上の実施の形態1、実施の形態2では、制御装置は、制御対象の監視ポイントの情報と、当該制御対象の監視ポイントに対する制御内容に関する情報と、コマンド発行元種別の情報と、コマンド発行元種別の情報とが紐付けられた制御情報を作成し、施設管理装置1では、指定された監視ポイントに関する監視ポイントの状態に関する情報と、コマンド発行要因種別の情報と、コマンド発行元種別の情報とを対応づけて表示するようにしたが、これに限らず、制御情報にはコマンド発行要因種別の情報は含めず、施設管理装置1は、指定された監視ポイントに関する監視ポイントの状態に関する情報と、コマンド発行元種別の情報とを対応づけて表示するようにしてもよい。施設管理装置1では、少なくとも、コマンド発行元種別に関する情報が、ユーザに提供されるようになっていればよい。
また、実施の形態1,2で説明した施設管理システム、施設管理装置1,5、コントローラ2は、ビル、工場、プラントなどのあらゆる施設を管理する施設管理システム、施設管理装置、コントローラに適用できる。
また、この発明の実施の形態1,2において、施設管理装置1は、図2,16で示すような構成としたが、施設管理装置1は、データ取得部11と、詳細情報作成部14を備えることにより、上述したような効果が得られるものである。
また、この発明の実施の形態1,2において、コントローラ2は、図3,17で示すような構成としたが、コントローラ2は、制御実行部22と、監視ポイントデータ収集部24と、状態情報データ作成部25とを備えることにより、上述したような効果が得られるものである。
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,5 施設管理装置
2 コントローラ
3 機器
4 他社装置
11 データ取得部
12 データ記憶部
13 入力受付部
14 詳細情報作成部
15 表示部
16 制御情報作成部
17 制御情報送信部
18 判定部
19 制御履歴記憶部
21 制御情報受付部
22 制御実行部
23 制御情報記憶部
24 監視ポイントデータ収集部
25 状態情報データ作成部
131 制御指示受付部
132 表示指示受付部
181 コマンド情報判定部
182 状態判定部
183 コマンド情報設定部

Claims (14)

  1. コントローラが、施設管理装置、あるいは、指示装置からの指示に基づいて施設内の監視ポイントを制御するとともに前記監視ポイントから監視ポイントデータを収集し、前記施設管理装置に送信する施設管理システムであって、
    前記コントローラは、
    前記施設管理装置、あるいは、前記指示装置からの指示に基づき前記制御対象の監視ポイントを制御する制御実行部と、
    前記監視ポイントデータを収集する監視ポイントデータ収集部と、
    前記監視ポイントデータ収集部が収集した監視ポイントデータに、指示もとの装置に関する情報が付与された状態情報データを作成する状態情報データ作成部とを備え、
    前記施設管理装置は、
    前記状態情報データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部が取得した状態情報データに基づき、前記監視ポイントの状態に関する情報と、前記指示を行った装置に関する情報とに基づく詳細情報を作成する詳細情報作成部とを備えた
    ことを特徴とする施設管理システム。
  2. 前記詳細情報作成部は、
    前記監視ポイントの状態に関する情報と、前記指示を行った装置に関する情報とを映像として表示させるための詳細情報を作成する
    ことを特徴とする請求項1記載の施設管理システム。
  3. 前記詳細情報作成部は、
    前記制御もとの装置を文字列で表示させる詳細情報を作成する
    ことを特徴とする請求項2記載の施設管理システム。
  4. 前記施設管理装置、および、前記指示装置は、
    前記監視ポイントに対して制御が必要である場合に、制御対象の監視ポイントの情報と、当該制御対象の監視ポイントに対する制御内容に関する情報と、当該制御内容を設定した装置である制御もとの装置に関する情報とが紐付けられた制御情報を前記指示として作成する制御情報作成部を備え、
    前記制御実行部は、前記制御情報作成部が作成した制御情報に基づき前記制御対象の監視ポイントを制御する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の施設管理システム。
  5. 前記制御情報作成部は、
    前記制御もとの装置に関する情報として、自身を示す情報を設定する
    ことを特徴とする請求項4記載の施設管理システム。
  6. 前記制御情報作成部は、
    前記データ取得部が取得した状態情報データに基づき、前記制御情報を作成する
    ことを特徴とする請求項4記載の施設管理システム。
  7. 前記施設管理装置、および、前記指示装置は、
    前記監視ポイントを制御するための情報を受け付ける制御指示受付部を備え、
    前記制御情報作成部は、
    前記制御指示受付部が受け付けた前記監視ポイントを制御するための情報に基づき、前記制御情報を作成する
    ことを特徴とする請求項4記載の施設管理システム。
  8. 前記制御情報作成部は、
    予め決められた制御スケジュールに基づき、前記制御情報を作成する
    ことを特徴とする請求項4記載の施設管理システム。
  9. 前記指示もとの装置に関する情報とは、前記制御もとの装置に関する情報である
    ことを特徴とする請求項4から請求項8のうちのいずれか1項記載の施設管理システム。
  10. 前記施設管理装置は、
    前記状態情報データの前記指示もとの装置に関する情報が、前記制御もとの装置に関する情報を含まない場合に、
    前記状態情報データに基づく前記監視ポイントの状態に応じて、前記指示もとの装置に関する情報を設定する判定部をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項4から請求項8のうちのいずれか1項記載の施設管理システム。
  11. 前記判定部は、
    前記状態情報データの前記指示もとの装置に関する情報が、前記制御もとの装置に関する情報を含むか否かを判定するコマンド情報判定部と、
    前記コマンド情報判定部が、前記制御もとの装置に関する情報を含まないと判定した場合に、前記状態情報データに基づく前記監視ポイントの状態が、前記施設管理装置の前記制御情報作成部が作成した制御情報に従ったものであるかどうかを判定する状態判定部と、
    前記状態判定部が、前記状態情報データに基づく前記監視ポイントの状態は、前記施設管理装置の前記制御情報作成部が作成した制御情報に従ったものであると判定した場合には、当該制御情報に基づき、前記指示もとの装置に関する情報に前記制御もとの装置に関する情報を設定し、前記状態情報データに基づく前記監視ポイントの状態は、前記施設管理装置の前記制御情報作成部が作成した制御情報に従ったものではないと判断した場合には、前記指示もとの装置に関する情報に、前記施設管理装置以外の装置を示す情報を設定する情報設定部とを備えた
    ことを特徴とする請求項10記載の施設管理システム。
  12. 施設内の監視ポイントから収集された監視ポイントデータに、当該監視ポイントに対する制御内容を設定した制御もとの装置に関する情報が、指示もとの装置に関する情報として付与された状態情報データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部が取得した状態情報データに基づき、前記監視ポイントの状態に関する情報と、前記制御もとの装置に関する情報とに基づく詳細情報を作成する詳細情報作成部
    とを備えた施設管理装置。
  13. 制御対象の監視ポイントの情報と、当該制御対象の監視ポイントに対する制御内容に関する情報と、制御もとの装置に関する情報とが紐付けられた制御情報に基づき、当該制御対象の監視ポイントを制御する制御実行部と、
    前記監視ポイントから監視ポイントデータを収集する監視ポイントデータ収集部と、
    前記監視ポイントデータ収集部が収集した監視ポイントデータに、前記制御もとの装置に関する情報が、指示もとの装置に関する情報として付与された状態情報データを作成する状態情報データ作成部
    とを備えたコントローラ。
  14. コントローラが、施設管理装置、あるいは、指示装置からの指示に基づいて施設内の監視ポイントを制御するとともに前記監視ポイントから監視ポイントデータを収集し、前記施設管理装置に送信する施設管理システムにおける施設管理方法であって、
    前記コントローラにおいて、
    制御実行部が、前記施設管理装置、あるいは、前記指示装置からの指示に基づき前記制御対象の監視ポイントを制御するステップと、
    監視ポイントデータ収集部が、前記監視ポイントデータを収集するステップと、
    状態情報データ作成部が、前記監視ポイントデータ収集部が収集した監視ポイントデータに、指示もとの装置に関する情報が付与された状態情報データを作成するステップとを有し、
    前記施設管理装置において、
    データ取得部が、前記状態情報データを取得するステップと、
    詳細情報作成部が、前記データ取得部が取得した状態情報データに基づき、前記監視ポイントの状態に関する情報と、前記指示を行った装置に関する情報とに基づく詳細情報を作成するステップとを有する
    ことを特徴とする施設管理方法。
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