JPH0830320A - プラント監視制御システム - Google Patents

プラント監視制御システム

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JPH0830320A
JPH0830320A JP6164409A JP16440994A JPH0830320A JP H0830320 A JPH0830320 A JP H0830320A JP 6164409 A JP6164409 A JP 6164409A JP 16440994 A JP16440994 A JP 16440994A JP H0830320 A JPH0830320 A JP H0830320A
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JP
Japan
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measurement
plant
value
measured
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JP6164409A
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Inventor
Asaomi Wake
朝臣 和気
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラントの運転状況の計測値が収集できない
時に、予め設定している計測設定値をプラントデータと
して計測させてシステム全体を安定して稼働する。 【構成】 計測値を参考にして計測設定値を計測操作処
理部13で設定し、この設定された計測設定値を計測設
定値処理部14で計測設定値データベース15に格納す
る。プラント設備1の例えば流量センサーが定期点検や
故障で計測値の出力が停止すると、計測収集処理部16
はその計測値に対応する計測設定値を計測設定値データ
ベース15から取り出し、CRT・帳票・運用制御の各
コントローラ4,5,6に伝送し、計測設定値を計測値
として収集記録を行い、また、運用制御に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、定期点検などでプラ
ント設備の一部を停止してもシステム全体を安定して稼
働できるプラント監視制御システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のプラント監視制御シス
テムの構成図であり、図において、1はプラント設備
で、本システムにて監視・制御される各種のプラント設
備を含んでおり、例えば、流量を制御するバルブ、温度
を制御する加熱制御装置等の制御対象である。2はプラ
ント設備1に対し各種制御や監視を行うプラントコント
ローラで、プラントの運転状況を計測する流量センサー
や温度センサー等の各種センサーからの計測値に基づき
制御・監視を行う。なお、この各種センサーは図示しな
いがプラント設備1に付随している。
【0003】3は各々コントローラ間のデータ授受を行
うオンライン制御バス、4はプラントの運転状況をオン
ラインで監視・制御するCRTコントローラ、5はプラ
ントデータ(制御対象の実測値・設定値・目標値・基準
値等)を収集・編集・蓄積して日報・月報などの各種帳
票の作成・編集・出力を行う帳票コントローラ、6はプ
ラントデータを収集・蓄積して予測計算に基づきプラン
ト運転計画をガイダンスする運用制御コントローラ、7
〜9は各コントローラに接続されたプリンタ、10〜1
2は各コントローラに接続されたモニタCRTである。
【0004】次に動作について説明する。プラント設備
1のセンサー(図示せず)から発生する水量・温度等の
各種信号はプラントコントローラ2に入力され、プラン
トコントローラ2は各種制御処理、計装制御演算を行
い、制御信号をプラント設備1(各制御対象)に出力す
ると共に、他のコントローラで必要な監視制御用プラン
トデータを、オンライン制御バス3を介して送受信す
る。次いで、CRTコントローラ4は、オンライン制御
バス3よりプラントデータを収集し、プラント監視・制
御用のCRT10の画面に表示し、プラント運転員のC
RT画面操作に応じたプラント設備操作指令をオンライ
ン制御バス3に送信し、その操作履歴をプリンタ7に記
録する。プラントコントローラ2はオンライン制御バス
3よりプラント設備操作指令を受信すると、プラント設
備1への制御処理を実行する。
【0005】また、帳票コントローラ5は、オンライン
制御バス3より定周期にプラントデータを収集し、定時
刻に帳票データの作成を実行する。プラント運転員はモ
ニタCRT11の画面を見ながら、必要な帳票を呼び出
して修正や印字操作を行い、日・月・年単位に自動的に
帳票をプリンタ8に印字する操作をする。更に、運用制
御コントローラ6は、オンライン制御バス3よりプラン
トデータを収集し、プラントの運転計画を計算し、その
結果をモニタCRT12に表示したり、プリンタ9に印
字して、プラント運転員の運転計画を支援する。
【0006】プラント設備1のバルブ等の制御対象を定
期点検等により、その制御を停止させたり、または、各
種センサーの定期点検等でその動作を停止させると、プ
ラントコントローラ2はプラント設備1のバルブに流れ
る流体の流量を計測する流量計等のセンサーのセンサー
エラーを検知して、センサーエラーが発生する前の前回
値をプラントデータとしてオンライン制御バス3に送信
する。CRTコントローラ4は、センサーエラーを検知
するとそのプラント設備1のセンサーが故障したことを
モニタCRT10に表示する。帳票コントローラ5も、
データが欠測していることをモニタCRT11に表示し
たり、プリンタ8に欠測マークを付けた帳票を印字す
る。運用制御コントローラ6も、センサーエラーを検知
すると運用制御計算を停止して、運用制御計算ができな
いことをモニタCRT12に表示したり、プリンタ9に
印字する。
【0007】なお、このような従来のプラント監視制御
システムに関連した技術が記載された文献としては、例
えば、三菱電機株式会社発行のカタログ「三菱総合計装
制御システムMACTUS770」(1989年8月作
成)、「三菱総合計装制御システムMACTUS75
0」(昭和62年10月作成)、「三菱総合計装制御シ
ステムMACTUS790」(昭和63年4月作成)、
「三菱総合計装制御システムMACTUS710」(昭
和63年9月作成)などがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラント監視制
御システムは以上のように構成されているので、プラン
ト設備1の各種センサーが定期点検作業や故障による交
換作業等で停止すると、例えば、現場でバルブの開度を
変更しても、このバルブで制御される流量を検出するセ
ンサーが動作しないので、その内容を各コントローラに
伝えることができなくなるという問題点があった。この
場合、プラントコントローラ2のS/Wを改造してメモ
リ内容を直接変更して、あたかもプラントデータを収集
しているかのような操作も可能ではあるが、そのような
S/Wの改造操作をプラント運転員が簡単に行えるよう
にはなっていない。
【0009】また、配管に水を流すポンプが故障し他の
ポンプを稼働して送水し、プラントを安定稼働する場
合、その切換期間中は計測データが欠測してしまうとい
う問題点があった。このようなときでも、入出力関係か
ら、故障したポンプが稼働したと想定しての収支計算を
行い、帳票データを作成することができなかった。従っ
て、データの収集が停止期間中に欠測した帳票データを
修正することができず、運用制御計算も欠測値による計
算不能となり、安定したプラント稼働が保証できなかっ
た。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、プラントの運転状況を示す
計測値の収集が停止するとその停止期間中でも、プラン
トの状況に基づいた計測設定値を、停止期間中のプラン
トデータとしてプラントコントローラから収集すること
により、安定したプラント稼働を可能とするプラント監
視制御システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプラント
監視制御システムは、プラントの運転状況を計測する計
測手段と、この計測値に基づいてプラントの制御対象を
制御する制御手段を有するプラント監視制御システムに
おいて、所定の計測設定値を設定する設定手段、上記計
測値または上記計測設定値を収集し記録する記録手段、
上記記録手段による上記計測値の収集記録を上記計測設
定値の収集記録に切換える切換手段を備えたものであ
る。
【0012】また、切換手段は、計測手段での計測停止
があると切換える手段としたものである。
【0013】また、設定手段は、計測値に応じた計測設
定値を設定する手段としたものである。
【0014】また、設定手段は、画面上に計測値と計測
設定値が表示されるようにし、上記計測値を観測しなが
ら計測設定値を設定可能とするディスプレイ装置を用い
たものである。
【0015】また、設定手段は、複数のプラント制御対
象の計測値を表示する共に、この測定値に対応する複数
の計測設定値を表示し設定する手段としたものである。
【0016】また、設定手段は、時間に対応して異なる
計測設定値を設定可能とする手段としたものである。
【0017】また、設定手段は、計測値と計測設定値と
のトレンドを表示する手段としたものである。
【0018】
【作用】この発明におけるプラント監視制御システム
は、設定手段で所定の計測設定値を設定し、記録手段で
計測値または計測設定値を収集し、メモリ・プリンタ等
に記録し、切換手段で記録手段による上記計測値の収集
記録を上記計測設定値の収集記録に切換える。
【0019】また、計測手段での計測停止があると切換
手段で切換える。
【0020】また、設定手段は、計測値に応じた計測設
定値を設定する。
【0021】また、設定手段は、ディスプレイ装置を用
いて、画面上に計測値と計測設定値が表示されるように
し、計測値を観測しながら計測設定値を設定可能とす
る。
【0022】また、設定手段は、複数のプラント制御対
象の計測値を表示する共に、この測定値に対応する複数
の計測設定値を表示し設定する。
【0023】また、設定手段は、時間に対応して異なる
計測設定値を設定可能とする。
【0024】また、設定手段は、計測値と設定値とのト
レンドを表示する。
【0025】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、図10と同一符号は同一または相
当のものを表わし説明を省略する。13はモニタCRT
10からの各種計測操作を処理する計測操作処理部、1
4はオンライン制御バス3から受信した計測設定値を格
納する計測設定値処理部、15は計測設定値処理部14
が格納する計測設定値データベース、16は各種計測操
作指令により計測設定値データベース15またはプラン
ト設備1からのデータをオンライン制御バス3へ送信す
る計測収集処理部、17はCRTコントローラ4からの
計測設定値の流れ、18は各種計測操作指令の流れ、1
9はプラントコントローラ2が収集したプラントデータ
の流れである。
【0026】また図2は、各種計測操作を行うモニタC
RT10の画面表示例で、図において、20は計測操作
を行う計測操作画面で、プラント設備1のバルブを表示
した例であり、21はバルブを通る水や油等の流量、2
2はその流量の計測設定値を操作する計測設定操作ウイ
ンドウ、23は現在の流量を示す計測値、24は定期点
検や故障等で流量が計測されなくなった時、代わりに計
測させる計測設定値、25は計測設定値24をプラント
コントローラ2へ送信して格納させる計測設定ボタン、
26はプラントコントローラ2が格納している計測設定
値24をプラントデータとして収集させる計測休止ボタ
ン、27はプラントコントローラ2がプラント設備1か
らプラントデータを収集させる計測再開ボタン、28は
計測設定操作を終了させる終了ボタンである。
【0027】図3は、CRTコントローラ4の計測操作
処理部13の処理フローチャートである。図4は、プラ
ントコントローラ2の計測設定値処理部14と計測収集
処理部16の処理フローチャートである。
【0028】次に動作について説明する。プラント運転
員は図2のような計測操作画面20でバルブ(制御対象
でありプラント設備Aとする)の流量21を表示するア
ナログ表示エリアをマウス等で選択すると、計測操作処
理部13はオンライン制御バス3を介して、プラントコ
ントローラ2よりプラント設備Aの計測値23と計測設
定値24を収集して、計測設定操作ウィンドウ22が表
示される。なお、バルブを流れる流体の流量21と計測
値23とは同一値となる。プラント運転員は、現状のプ
ラント設備Aの計測値23を参考にしながら、キーボー
ド等から入力して計測設定値24を120.0とする。
【0029】このように設定した状態で、バルブの流量
を計測するセンサーの点検作業中は、現場でバルブ開度
を調整して流量を120.0に固定する。この計測設定
値を確認したプラント運転員は、計測設定ボタン25を
選択して計測設定値を設定する。
【0030】この処理のフローチャートを図3・図4で
表わすと、計測操作処理部13は、「設定」操作を判定
し(31)、プラント設備Aの計測設定値24をオンラ
イン制御バス3へ送信する(32,33)。プラントコ
ントローラ2は、オンライン制御バス3から設定操作
(図1の17の流れ)を受信し(41,42)、計測設
定値24を計測設定値データベース15に格納する(4
3)。
【0031】次に、プラント運転員は、プラント設備A
の点検作業を始める前に、図2の計測休止ボタン26を
選択する(34)。計測操作処理部13は計測休止指令
をオンライン制御バス3へ送信する(35,33)。プ
ラントコントローラ2は、オンライン制御バス3から計
測休止指令(図1の18の流れ)を受信し(41,4
2,45)、プラント設備1からのプラント設備Aのデ
ータ計測を休止して、計測設定値データベース15から
のプラント設備Aの計測設定値24をオンライン制御バ
ス3へ送信する(46,47)。この時点よりプラント
設備Aのプラントデータは計測設定値24に代わるた
め、プラント設備Aを停止して点検作業を開始してもデ
ータが欠測することはない。
【0032】プラント設備Aの点検作業が終了して正常
に計測値がプラントコントローラ2へ送信できるように
なると、プラント運転員は、図2の計測再開ボタン27
を選択する(36)。計測操作処理部13は、計測再開
指令(図1の18の流れ)をオンライン制御バス3へ送
信する(37,33)。プラントコントローラ2は、オ
ンライン制御バス3から計測再開指令を受信し(41,
42,45,48)、計測設定値データベース15から
のデータ計測を休止して、プラント設備1からのプラン
ト設備Aのデータ計測を再開する(49,47)。
【0033】このようにプラント設備Aの故障などによ
り計測値が収集出来なくなっても、上記手順で計測操作
をすることにより、機器の交換作業等が完了するまでプ
ラントデータを計測設定値を用いて保証することができ
る。なお、図2の計測設定値24の前回設定値が12
0.0で、設定しなおす必要がない場合は、設定動作は
不要になり、運転員は前回設定値を確認して休止ボタン
26を選択すると計測設定値24のデータ計測が始めら
れる。また、プラント設備の故障発生時は、故障を検出
し、また、データの欠測を検出し、計測値から計測設定
値への切換を自動的に行うようにしてもよい。
【0034】実施例2.上記実施例1では、1プラント
設備に対する計測設定値を指定する場合について述べた
が、図5に示すように、複数のプラント設備(制御対
象)に対しても計測設定値を設定できるように表形式の
操作画面を提供する。従って、複数のプラント設備に対
して同時に計測値から計測設定値に切換操作をすること
ができる
【0035】また、複数のプラント設備の所定のプラン
ト設備に対してのみ計測値から計測設定値に切換操作を
する場合、即ち、プラント設備の1部に対し計測休止操
作を意図的に実施したくない場合には、計測設定値を空
白に設定したり、計測休止フラグを設けて明示的に計測
休止操作をしないようにしてもよい。
【0036】また、複数のプラント設備の所定のプラン
ト設備に対してのみ計測値から計測設定値に切換操作を
する場合の他の例として、例えば、プラント設備Bのみ
を計測値から計測設定値に切換える場合は、マウス等で
画面エリアの「プラント設備B」を指示し、その後、休
止ボタン26を指示して、プラント設備Bのみ切換える
ようにしてもよい。
【0037】実施例3.また、上記実施例1では、1プ
ラント設備に対し1つの計測設定値を指定する場合につ
いて述べたが、図6に示すように、1プラント設備に対
して複数の計測設定値を設定できるように表形式の操作
画面を提供することにより変動の激しいプラントデータ
に対してもプラント設備停止期間のプラントデータに変
化をもたせることができ、より安定したプラント稼働を
保証できる。
【0038】次に、図6のような複数の計測設定値を作
成する処理について図7と図8のフローチャートと共に
説明する。1プラント設備の計測設定値である時間幅で
格納できるように図1の計測設定値データベース15を
変更する。プラント運転員は図6のような計測操作画面
を呼び出すと、計測操作処理部13はオンライン制御バ
ス3を介してプラントコントローラ2より図6の計測収
集時刻並びに計測設定時刻に合わせたプラント設備Aの
計測値と計測設定値を収集して図6のような画面を表示
する。
【0039】計測開始操作を行っていなければ、計測設
定値が設定されておらず、プラント運転員は、計測値の
変化を参考にしながら計測設定値を入力していく。しか
しながら、それらを入力するには手間がかかるので、現
状のプラント稼働状態の値を参考にするため計測開始ボ
タン51を選択する。図7・図8のように、計測操作処
理部13は、「開始」操作を判定し(53)、プラント
設備Aの計測開始指令をオンライン制御バス3へ送信す
る(54,33)。プラントコントローラ2は、オンラ
イン制御バス3から計測開始指令を受信し(41,5
7)、計測設定値データベース15にプラント設備1か
らのプラントデータを格納していく(58)。
【0040】なお、プラント設備Aの計測設定値を格納
する容量は、現実には制限があるので、あらかじめ制限
しておく場合がある。また、計測設定時刻の開始・終了
時刻が制限されている場合もある。プラントデータを計
測設定値データベース15に自動的に格納していくと、
プラントデータは膨大になるのでその容量を超えてしま
うが、その場合には、古いデータを消去するか、また
は、データの格納を停止するなどが考えられ、どちらも
図6の画面から操作できるようにすることができる。
【0041】データの格納操作を自動停止する場合は、
図6の計測停止ボタン52を選択する(55)。計測操
作処理部13は、計測停止指令をオンライン制御バス3
へ送信する(56,33)。プラントコントローラ2
は、オンライン制御バス3から計測停止指令を受信し
(41,57,59)、プラント設備1からのプラント
データを計測設定値データベース15への格納を停止す
る(60)。以上のような処理で自動的に計測設定値を
設定することができる。
【0042】更に、プラント運転員は、この自動的に設
定した計測設定値を修正する必要がある場合は、自動計
測された図6のような計測設定値を参考に計測収集時刻
を変更しながら、最適な計測設定値を設定していく。
【0043】実施例4.また、上記実施例3では、計測
設定値の変化を表形式に参照する場合について述べた
が、図9に示すように、トレンドボタン61を設け、計
測値トレンド62と計測設定値トレンド63を同時にグ
ラフ表示してプラントデータの変化を把握しやすくす
る。従って、最適な計測設定値を早く見つけることがで
き、バランスのとれた計測設定値を設定することができ
る。
【0044】実施例5.また、上記実施例3では、ある
期間のプラントデータをプラントコントローラ2が自動
的に収集する場合について述べたが、図1の運用制御コ
ントローラ6に予測計算を実行させ、それを計測設定値
データベース15に格納させることもでき、更に、それ
らをCRTコントローラ4で図6のように表示させて編
集することもできる。また、図9のようにトレンド表示
させることにより、予測計算結果を把握しやすい形式に
表示して調整することもできる。
【0045】従って、予測計算結果を計測設定値として
自動登録することにより、プラント運転員の設定・変更
・調整を簡易にすることができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、プラ
ント運転状況の計測が停止しても、計測値に代わって計
測設定値を計測値として収集記録することができるの
で、プラント監視を停止させることのないプラント監視
制御システムが得られる効果がある。
【0047】また、計測手段での計測停止があると計測
値から計測設定値に切換えるようにしたので、計測停止
時の計測値としての計測設定値の収集記録が自動的に行
える効果がある。
【0048】また、計測値に応じた計測設定値を設定す
るようにしたのて、容易に計測設定値を設定できる効果
がある。
【0049】また、設定手段は、ディスプレイ装置を用
いて、画面上に計測値と計測設定値が表示されるように
したので、計測値を観測しながら計測設定値を設定でき
る効果がある。
【0050】また、複数のプラント制御対象の計測値を
表示する共に、この測定値に対応する複数の計測設定値
を表示し設定するようにしたので、容易に複数の制御対
象に対して計測設定値が設定でき、また、容易に複数個
の計測値からこの計測値に対応する計測設定値に切換る
ことができる効果がある。
【0051】また、時間に対応して異なる計測設定値を
設定可能としたので、プラントの変動に対応した計測設
定値の設定ができる効果がある。
【0052】また、計測値と計測設定値とのトレンドを
表示するようにしたので、容易に両者の関係を把握で
き、計測設定値の設定状況を判断することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるプラント監視制御
システムを示す構成図である。
【図2】 この発明の一実施例による計測操作画面の図
である。
【図3】 この発明の一実施例によるCRTコントロー
ラの処理フローチャートである。
【図4】 この発明の一実施例によるプラントコントロ
ーラの処理フローチャートである。
【図5】 この発明の他の実施例による計測操作画面の
図である。
【図6】 この発明の他の実施例による計測操作画面の
図である。
【図7】 この発明の他の実施例によるCRTコントロ
ーラの処理フローチャートである。
【図8】 この発明の他の実施例によるプラントコント
ローラの処理フローチャートである。
【図9】 この発明の他の実施例による計測操作画面の
図である。
【図10】 従来のプラント監視制御システムを示す構
成図である。
【符号の説明】
1 プラント設備(制御対象)、2 プラントコントロ
ーラ、3 オンライン制御バス、4 CRTコントロー
ラ、5 帳票コントローラ、6 運用制御コントロー
ラ、7,8,9 プリンタ、10,11,12 モニタ
CRT、13 計測操作処理部、14 計測設定値処理
部、15 計測設定値データベース、16 計測収集処
理部、17 計測設定値の流れ、18 計測操作指令の
流れ、19 プラントデータの流れ、20 計測操作画
面、21 バルブを流れる流体の流量、22 計測設定
操作ウィンドウ、23 計測値、24 計測設定値、2
5 計測設定ボタン、26 計測休止ボタン、27 計
測再開ボタン、28 終了ボタン、51 計測開始ボタ
ン、52 計測停止ボタン、61 トレンドボタン、6
2 計測値トレンド、63 計測設定値トレンド。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの運転状況を計測する計測手段
    と、この計測値に基づいてプラントの制御対象を制御す
    る制御手段を有するプラント監視制御システムにおい
    て、所定の計測設定値を設定する設定手段、上記計測値
    または上記計測設定値を収集し記録する記録手段、上記
    記録手段による上記計測値の収集記録を上記計測設定値
    の収集記録に切換える切換手段を備えたことを特徴とす
    るプラント監視制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、切換手段は、計測手
    段での計測停止があると切換える手段としたことを特徴
    とするプラント監視制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、設定手段
    は、計測値に応じた計測設定値を設定する手段としたこ
    とを特徴とするプラント監視制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    設定手段は、画面上に計測値と計測設定値が表示される
    ようにし、上記計測値を観測しながら計測設定値を設定
    可能とするディスプレイ装置を用いたことを特徴とする
    プラント監視制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、設定手段は、複数の
    プラント制御対象の計測値を表示する共に、この測定値
    に対応する複数の計測設定値を表示し設定する手段とし
    たことを特徴とするプラント監視制御システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3いずれか1項において、設
    定手段は、画面上に時間に対応して異なる計測値と、こ
    の計測値に対応する計測設定値とが表示されるように
    し、上記計測値を観測しながら計測設定値を設定可能と
    するディスプレイ装置を用いたことを特徴とするプラン
    ト監視制御システム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、設定手段は、計測値
    と計測設定値とのトレンドを表示する手段としたことを
    特徴とするプラント監視制御システム。
JP6164409A 1994-07-15 1994-07-15 プラント監視制御システム Pending JPH0830320A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011145932A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Yamatake Corp 施設管理装置及び施設管理方法
JP2012099063A (ja) * 2010-11-05 2012-05-24 Mitsubishi Electric Corp 監視制御装置
JP2018516416A (ja) * 2015-06-05 2018-06-21 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイShell Internationale Research Maatschappij Besloten Vennootshap モデル予測コントローラ及び推定器の機器点検のためのシステム及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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