JP2012099063A - 監視制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一グラフィック画面上の複数のシンボルをまとめて選択できるようにした監視制御装置を得る。
【解決手段】いろいろなシンボルが表示されている画面1aで、シンボル選択5をオペレータがマウス12により、クリックすることにより、シンボル選択モードになり、次にオペレータが、選択したい複数のシンボル6a、6bを含む矩形範囲11を、マウス12をドラッグして設定すると、表示制御部は、矩形範囲11の座標を取得し、これに基づき、矩形範囲11内の複数のシンボル6a、6bを特定し、特定されたシンボルの外枠を太線にして、画面1aに表示する。
【選択図】図3

Description

この発明は、プラントの設備運転状態を監視及び制御するプラント監視システムにおける、プラントの状態を機器のシンボルの組み合わせで表すグラフィック画面を表示する監視制御装置に関するものである。
従来のプラント監視システムにおける監視装置では、プラントの状態を機器のシンボルの組み合わせで表したグラフィック画面上のシンボルに割り付けられている信号のサマリ、トレンド表示機能、帳票表示機能等において、複数シンボルの信号をまとめて表示する場合、シンボルごとに表示操作を繰り返すか、もしくは、予めグループとして登録しておく必要があった。(例えば特許文献1参照)
特開2009−193195号公報(第4〜6頁、図1)
現在、水処理プラントでは、監視制御の広域化が進んでおり、プラント監視システムによって制御する機器の数が多くなる傾向がある。しかし、従来のプラント監視装置では、以上のように構成されているため、複数のシンボルを対象とした操作を行うためには、シンボル毎に表示操作を繰り返すか、もしくは、予め登録しておいたグループとして表示しなければならない。
このため、オペレータの操作が煩雑になるという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、同一グラフィック画面上の複数のシンボルをまとめて選択できるようにした監視制御装置を得ることを目的にしている。
この発明に係わる監視制御装置においては、プラントの運転状態を監視及び制御する監視制御装置であって、プラントの状態を機器のシンボルの組み合わせで表したグラフィック画面上で、複数のシンボルをまとめて選択するモードであるシンボル選択モードを設定する手段、シンボル選択モードで行われる複数のシンボルの選択方法として、予め決められた複数の選択方法の内のいずれかの選択方法を選択する手段、及びシンボル選択モードのとき、選択された選択方法により、グラフィック画面上で複数シンボルをまとめて選択する手段を備えたものである。
この発明は、以上説明したように、プラントの運転状態を監視及び制御する監視制御装置であって、プラントの状態を機器のシンボルの組み合わせで表したグラフィック画面上で、複数のシンボルをまとめて選択するモードであるシンボル選択モードを設定する手段、シンボル選択モードで行われる複数のシンボルの選択方法として、予め決められた複数の選択方法の内のいずれかの選択方法を選択する手段、及びシンボル選択モードのとき、選択された選択方法により、グラフィック画面上で複数シンボルをまとめて選択する手段を備えたので、同一グラフィック画面上の複数のシンボルを簡単にまとめて選択することができる。
この発明の実施の形態1によるプラント監視システムのハードウェアシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1による監視制御装置とプラント情報処理装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による監視制御装置のグラフィック画面におけるマウスドラッグ操作によるシンボル矩形範囲選択を示す図である。 この発明の実施の形態1による監視制御装置におけるグラフィック画面のシンボル選択後を示す図である。 この発明の実施の形態1による監視制御装置のドラッグ操作によるシンボルの矩形範囲選択処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による監視制御装置のグラフィック画面におけるシンボル選択方法の選択を示す図である。 この発明の実施の形態2による監視制御装置のグラフィック画面における2点クリック操作によるシンボル矩形範囲選択を示す図である。 この発明の実施の形態2による監視制御装置の2点クリック操作によるシンボルの矩形範囲選択処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3による監視制御装置のグラフィック画面におけるシンボル選択方法の選択を示す図である。 この発明の実施の形態3による監視制御装置のグラフィック画面における閉曲線によるシンボル選択を示す画面である。 この発明の実施の形態3による監視制御装置のドラッグ操作によるシンボルの閉曲線範囲選択処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4による監視制御装置のグラフィック画面におけるシンボル選択方法の選択を示す図である。 この発明の実施の形態4による監視制御装置のグラフィック画面におけるシンボルクリック操作によるシンボル選択を示す図である。 この発明の実施の形態4による監視制御装置のシンボルクリック操作によるシンボル選択処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5による監視制御装置のグラフィック画面における選択した複数シンボルのサマリ表示方法を示す図である。 この発明の実施の形態5による監視制御装置のグラフィック画面における選択した複数シンボルのサマリ表示を示す図である。 この発明の実施の形態5による監視制御装置のサマリの表示処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態6による監視制御装置のグラフィック画面における選択した複数シンボルのトレンド表示方法を示す図である。 この発明の実施の形態6による監視制御装置のグラフィック画面における選択した複数シンボルのトレンド表示を示す図である。 この発明の実施の形態6による監視制御装置のトレンドウィンドウの表示処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態7による監視制御装置のグラフィック画面における選択した複数シンボルの帳票表示方法を示す図である。 この発明の実施の形態7による監視制御装置のグラフィック画面における表示する帳票の選択ウィンドウを示す図である。 この発明の実施の形態7による監視制御装置のグラフィック画面における帳票表示ウィンドウを示す図である。 この発明の実施の形態7による監視制御装置の帳票表示ウィンドウの表示処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態8による監視制御装置のグラフィック画面における選択した複数機器の制御方法を示す図である。 この発明の実施の形態8による監視制御装置のグラフィック画面における一括操作ウィンドウを示す図である。 この発明の実施の形態8による監視制御装置の一括操作処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態9による監視制御装置のグラフィック画面における機器選択付き一括制御ウィンドウを示す図である。 この発明の実施の形態9による監視制御装置の一括操作処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態10による監視制御装置のグラフィック画面における設定値出力一括設定を示す図である。 この発明の実施の形態10による監視制御装置のグラフィック画面における設定値一括操作ウィンドウを示す図である。 この発明の実施の形態10による監視制御装置の一括設定操作処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態11による監視制御装置のグラフィック画面におけるコメント欄付き一括制御ウィンドウを示す図である。 この発明の実施の形態11による監視制御装置の一括コメント入力処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態12による監視制御装置のグラフィック画面におけるリンク画面割付操作を示す図である。 この発明の実施の形態12による監視制御装置のグラフィック画面におけるリンク画面設定ウィンドウを示す図である。 この発明の実施の形態12による監視制御装置の一括リンク画面設定処理を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるプラント監視システムのハードウェアシステムを示す構成図である。
図1において、プラント監視システムは、モーターや弁等の機械や計測機器であるプラント機器4a、4b、4c、4dと、プラント機器4a、4b、4c、4dを制御及び計測するプラント情報処理装置3a、3bと、プラント情報処理装置3a、3bから収集したデータを基にプラント機器4a、4b、4c、4dを監視、制御する監視制御装置1と、プラント情報処理装置3a、3bにて処理されたデータ及び監視制御装置1からの制御命令を、プラント情報処理装置3a、3bに伝送するプラント制御ネットワーク2とから構成されている。
監視制御装置1は、計算機によって構成され、プラントの状態を機器のシンボルの組み合わせで表したグラフィック画面などの画面1aを表示する。
図2は、この発明の実施の形態1による監視制御装置とプラント情報処理装置を示す構成図である。
図2において、1、1a、2、3a、3b、4a〜4dは、図1におけるものと同一のものである。
監視制御装置1は、プラントの状態を表示する画面1aと、画面1aの表示を制御する表示制御部1bと、プラント機器4a、4b、4c、4dにおいて計測されたデータの処理や表示制御部1bからの指令を処理するデータ処理部1cと、プラント制御ネットワーク2とデータを送受信するデータ送受信部1dと、収集したデータを記憶する記憶部1eとから構成される。
プラント情報処理装置3aは、プラント制御ネットワーク2とデータを送受信するデータ送受信部3cと、プラント機器4a、4b、4c、4dに関するデータを処理するデータ処理部3dと、プラント機器4a、4b、4c、4dを監視するプラント機器監視部3eと、プラント機器4a、4b、4c、4dの情報を記憶するデータ記憶部3fとから構成されている。
プラント情報処理装置3bは、プラント情報処理装置3aと同じ構成である。
このプラント監視システムでは、プラント制御ネットワーク2を介して、監視制御装置1とプラント情報処理装置3が信号を送受信することにより、監視制御を実現している。
ここで、信号は大きく分けて4種類あり、プラント機器の状態を表すディジタル信号(オンオフ)、プラントの水位等を表すアナログ信号(数値)、プラント機器の制御を行うための制御信号(オンオフ)、プラント機器の設定値を出力するための設定値信号(数値)がある。
これらの信号には、タグ番号が割り当てられており、信号を伝送する際には、タグ番号とともに信号の情報をプラント制御ネットワーク2に流すことになる。
監視制御装置1における機能としては、サマリ表示、トレンド表示、帳票表示、制御出力、設定値出力、コメント保存、アラーム画面遷移機能等がある。
サマリ表示機能は、プラント制御ネットワーク2から受信したディジタル信号の情報をリストにして画面1a上のウィンドウに表示するものである。
トレンド表示機能は、プラント制御ネットワーク2から受信したディジタル信号とアナログ信号の情報をデータ記憶部1eに保存し、それを画面1aのウィンドウにグラフ表示する機能である。
帳票機能は、収集したディジタル信号とアナログ信号を帳票用にデータ記憶部1eに保存し、それを日報、月報、年報として画面1aのウィンドウに表示する機能である。
制御出力機能は、監視制御装置1において、プラント機器の運転や停止等を制御するための制御ウィンドウを表示し、オペレータの操作により制御信号をプラント制御ネットワーク2に出力する機能である。
設定値出力機能は、監視制御装置1において、プラント機器の設定値を変更するための設定値ウィンドウを表示し、オペレータの操作により設定値信号をプラント制御ネットワーク2に出力する機能である。
コメント保存機能は、制御ウィンドウ上に、コメントを記入するための欄を表示し、オペレータが記入したコメントを保存しておく機能である。コメントデータは制御信号のタグ番号とともに、データ記憶部1eに保存される。制御ウィンドウを開いた際には、タグ番号に対応するコメントデータを検索し、コメントを表示する。
図3は、この発明の実施の形態1による監視制御装置のグラフィック画面におけるマウスドラッグ操作によるシンボル矩形範囲選択を示す図である。
図3において、画面1aで、シンボル選択5(シンボル選択モードを設定する手段)の選択により、シンボル選択モードになり、マウス12のドラッグにより矩形範囲11が選択されている。
なお、シンボル6a、6b、7a、7b、8a、8bが表示され、また、設定値9が表示されている。
図4は、この発明の実施の形態1による監視制御装置におけるグラフィック画面のシンボル選択後を示す図である。
図4において、1a、5、7a、7b、8a、8b、9、12は図3におけるものと同一のものである。図4では、図3の矩形範囲11内のシンボル6a、6bに対応するシンボル6a1、6b1が強調表示されている。
図5は、この発明の実施の形態1による監視制御装置のドラッグ操作によるシンボルの矩形範囲選択処理を示すフローチャートである。
次に、動作について、図5のフローチャートに沿って説明する。
プラントの監視制御を行うオペレータが、監視制御装置1の画面1aのメニューから、任意のグラフィック画面を選択する(step10)。選んだグラフィック画面において、オペレータが、図3のシンボル選択5をクリックする(step11、シンボル選択モードを設定する手段)。すると、監視制御装置1は、シンボル選択モードに切り替わり、シンボル選択以外の操作(メニュー選択や画面の遷移等)ができなくなる(step12)。
この時に、オペレータが、シンボル選択をもう一度クリックすると、シンボル選択モードは解除される(step13)。シンボル選択モードの状態で、オペレータが選択したいシンボルを含む形で、図3のようにマウス12をドラッグし、矩形範囲11による選択を行う(step14、複数シンボルをまとめて選択する手段)。この時、選択している矩形範囲11は、点線によって表現され、ドラッグ中にはマウス12の動きに合わせて、矩形範囲11が変化する。
オペレータによるドラッグ操作が終了した後、表示制御部1bは、ドラッグの開始点と終了点を取得する(step15)。表示制御部1bは、グラフィック画面の情報から各シンボルが表示されている座標を取得し、矩形範囲11内に存在するシンボルを特定する(step16)。表示制御部1bは、step16で特定された各シンボルの外枠を図4のシンボル6a1、6a2のように太線にして画面1aに表示する。
実施の形態1によれば、オペレータによるマウスドラッグの矩形範囲選択操作で、複数のシンボルを簡単に選択することができ、複数のシンボルを対象とした操作(サマリ表示、トレンド表示等)を行うことができる。
これにより、従来では複数のシンボルを対象とした操作の場合において、各シンボルに対して同様の操作を繰り返す必要があったが、その時間を短縮することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、マウスドラッグ操作をすることで、矩形範囲11により、複数のシンボルを選択する場合について述べたが、実施の形態2は、マウスのクリック操作を二回繰り返すことにより、矩形範囲を選択し、複数のシンボルを選択する。
図6は、この発明の実施の形態2による監視制御装置のグラフィック画面におけるシンボル選択方法の選択を示す図である。
図6において、1a、5、6a、6b、7a、7b、8a、8b、9、12は図3におけるものと同一のものである。図6では、画面1aに、シンボルの選択方法を選択するための、ドロップダウンリスト13(選択方法を選択する手段)を追加している。
図7は、この発明の実施の形態2による監視制御装置のグラフィック画面における2点クリック操作によるシンボル矩形範囲選択を示す図である。
図7において、1a、5、6a、6b、7a、7b、8a、8b、9、12、13は図6におけるものと同一のものである。図7では、画面1aに、2点クリック操作により、選択された矩形範囲11aが表示されている。
図8は、この発明の実施の形態2による監視制御装置の2点クリック操作によるシンボルの矩形範囲選択処理を示すフローチャートである。
図8において、step20、22、23、24、27、28は、それぞれ図5におけるstep10、11、12、13、16、17と同一の処理である。図8では、step20の次にstep21を実行し、step24でNoのときにstep25、step26を実行して、step27に移る。
次に、動作について図8のフローに沿って、実施の形態1との差分について説明する。
実施の形態2では、追加されたドロップダウンリスト13において、図6のように「2点クリック」を選択する(step21)。シンボルの選択の際には、オペレータは、選択したいシンボルを含む形で、図7のように、マウス12のクリック操作を二回繰り返し、矩形範囲の対角を指定することにより、矩形範囲11aによる選択を行う(step25)。このとき、選択している矩形範囲11aは、点線によって表示される。
表示制御部1bは、クリックした2点(矩形範囲の対角)の座標を得て、この矩形範囲に含まれるシンボルを特定する(step26)。
実施の形態2によれば、これにより、オペレータは、ドラッグ操作、クリック操作のどちらか慣れた手順を選んで、シンボルの矩形範囲の選択を行うことができる。
実施の形態3.
実施の形態1、2では、矩形範囲11、11aにより、複数のシンボルを選択する場合について述べたが、実施の形態3では、マウス12のドラッグ操作により、閉曲線を作成し、閉曲線の内側にある複数のシンボルを選択する。
図9は、この発明の実施の形態3による監視制御装置のグラフィック画面におけるシンボル選択方法の選択を示す図である。
図9において、1a、5、6a、6b、7a、7b、8a、8b、9、12、13は図6におけるものと同一のものである。図9では、シンボルの選択方法を選択するためのドロップダウンリスト13に、「閉曲線」による選択方法を追加している。
図10は、この発明の実施の形態3による監視制御装置のグラフィック画面における閉曲線によるシンボル選択を示す画面である。
図10において、1a、5、6a、6b、7a、7b、8a、8b、9、12、13は図9におけるものと同一のものである。図10では、ドラッグ操作の始点11cと終点11dにより描かれる閉曲線11bにより選択された範囲を示している。
図11は、この発明の実施の形態3による監視制御装置のドラッグ操作によるシンボルの閉曲線範囲選択処理を示すフローチャートである。
図11において、step30、32、33、34、38は、それぞれ図8におけるstep20、22、23、24、28と同一の処理である。
図11では、step30の次にstep31が実行され、step34でNoのときstep35〜37を実行し、step38に移る。
次に、動作について、図11のフローに沿って、実施の形態2との差分について説明する。
実施の形態3では、オペレータが、画面1aのドロップダウンリスト13において「閉曲線」を選択する(step31)。次いで、シンボルの選択の際には、オペレータは、マウス12のドラッグ操作を行うことで、閉曲線11bを作成する(step35)。
この時、ドラッグ操作の始点11cと終点11dの座標が等しくなく、閉曲線が完成できていない場合、始点11cから終点11dに線分を引く形で補完し、閉曲線を作成する。
表示制御部1bは、閉曲線11b上の点の座標を一定間隔毎に取得する(step36)。次いで、表示制御部1bは、画面1aの情報から各シンボルが表示されている座標を取得し、閉曲線11bの内側にあるシンボルを特定する(step37)。
実施の形態3によれば、これにより、オペレータは、矩形範囲と比べて、自由度の高い閉曲線を使った選択を行うことができる。
実施の形態4.
実施の形態1、2、3では、矩形範囲や閉曲線による、複数のシンボルを範囲選択する場合について述べたが、実施の形態4では、マウス12で、複数のシンボルを1つずつ直接クリックすることにより、複数のシンボルを選択する。
図12は、この発明の実施の形態4による監視制御装置のグラフィック画面におけるシンボル選択方法の選択を示す図である。
図12において、1a、5、6a、6b、7a、7b、8a、8b、9、12、13は図9におけるものと同一のものである。図12では、シンボルの選択方法を選択するためのドロップダウンリスト13に、シンボルクリックによる選択方法である「クリック選択」を追加している。
図13は、この発明の実施の形態4による監視制御装置のグラフィック画面におけるシンボルクリック操作によるシンボル選択を示す図である。
図13において、1a、5、6b、7a、7b、8a、8b、9、12、13は図12におけるものと同一のものである。図13には、図12のシンボル6aが選択されて、シンボル6a1として強調表示されている。
図14は、この発明の実施の形態4による監視制御装置のシンボルクリック操作によるシンボル選択処理を示すフローチャートである。
図14において、step40、42、43、44は、図11におけるstep30、32、33、34と同一の処理である。図14では、step40の次にstep41を実行し、step44でNoのとき、step45、46を実行し、次いで、step47で、Yesのときシンボル選択処理を終了する。
次に、動作について、図14のフローに沿って、実施の形態3との差分について説明する。
実施の形態4では、ドロップダウンリスト13において「クリック選択」を選択する(step41)。シンボルの選択の際には、オペレータは、シンボルを直接クリックすることで、シンボルを選択する(step45)。この時、選択されたシンボルは、図13のシンボル6a1のように、太線になって画面1aに表示される(step46)。
オペレータは、この操作を繰り返し、シンボルの選択を終了するときは、もう一度シンボル選択ボタン5をクリックする(step47)。
実施の形態4によれば、これにより、シンボル選択方法の選択肢が増え、オペレータに合った選択方法を選ぶことができる。
実施の形態5.
実施の形態1、2、3、4では、複数シンボルの選択方法について述べたが、実施の形態5では、選択されたシンボルに割り付けられた信号の状態を一覧で表示するサマリ機能を追加する。
図15は、この発明の実施の形態5による監視制御装置のグラフィック画面における選択した複数シンボルのサマリ表示方法を示す図である。
図15において、1a、5、7a、7b、8a、8b、9、12、13は図12におけるものと、6a1、6b1は図4におけるものとそれぞれ同一のものである。図15では、オペレータが画面1aにおいて選択されているシンボルに、マウス12を合わせて右クリックすると表示されるメニュー14を、画面1aに追加している。
図16は、この発明の実施の形態5による監視制御装置のグラフィック画面における選択した複数シンボルのサマリ表示を示す図である。
図16において、1a、5、9、12、13は図15におけるものと同一のものである。図16の画面には、図15の画面のメニュー14で「サマリ表示」が選択されたときに表示されるサマリウィンドウ15を示している。
図17は、この発明の実施の形態5による監視制御装置のサマリの表示処理を示すフローチャートである。
次に、動作について、図17のフローチャートに沿って説明する。
実施の形態1、2、3、4によって、シンボルが選択された状態で、オペレータが画面1aにおいて選択されているシンボルにマウス12を合わせて右クリックする(step100)。表示制御部1bは、マウス12の右下の位置に図15のようなメニュー14を画面1aに展開する(step101)。
オペレータが、メニュー14における「サマリ表示」をクリックする(step102)。表示制御部1bは、選択しているシンボルに割りついているディジタル信号のタグ番号を取得し、データ処理部1cに送信する(step103)。データ処理部1cは、タグ番号とともに信号取得要求をデータ送受信部1dを通して、プラント制御ネットワーク2へ送信する(step104)。
データ処理部3dは、データ送受信部3cを通して、プラント制御ネットワーク2から信号取得要求を受信する(step105)。データ処理部3dは、データ記憶部3fからタグ番号に対応する信号データを取得する(step106)。データ処理部3dは、取得した信号データを、データ送受信部3cを通して、プラント制御ネットワーク2に送信する(step107)。
データ処理部1cは、データ送受信部1dを通して、プラント制御ネットワーク2から信号データを受信する(step108)。データ処理部1cは、表示制御部1bに信号データを送信する(step109)。
表示制御部1bは、受信した信号データを基に、図16のようなサマリウィンドウ15を画面1aに表示する(step110、サマリウィンドウを一覧表示する手段)。
実施の形態5によれば、これにより、従来であればシンボル毎に右クリックしてサマリウィンドウを表示するという動作を繰り返す必要があったものが、一括して表示できるようになり、複数シンボルのサマリ表示にかかる時間を削減することができる。
実施の形態6.
実施の形態5では、選択した複数シンボルのサマリ表示について述べたが、実施の形態6は、選択されたシンボルに割り付けられたディジタル信号、アナログ信号の情報をトレンドグラフで表示するトレンド表示機能を追加する。
図18は、この発明の実施の形態6による監視制御装置のグラフィック画面における選択した複数シンボルのトレンド表示方法を示す図である。
図18において、1a、5、6a1、6b1、7a、7b、8a、8b、9、12〜14は図15におけるものと同一のものである。図18は、選択したシンボルにマウスを合わせて、右クリックした際のメニュー14に「トレンド表示」を設けている。
図19は、この発明の実施の形態6による監視制御装置のグラフィック画面における選択した複数シンボルのトレンド表示を示す図である。
図19において、1a、5、9、12、13は図18におけるものと同一のものである。図19では、選択した複数シンボルに対して、トレンド表示を行っているトレンドウィンドウ16が示されている。
図20は、この発明の実施の形態6による監視制御装置のトレンドウィンドウの表示処理を示すフローチャートである。
次に、動作について、図20のフローチャートに沿って説明する。
実施の形態1、2、3、4によって、シンボルが選択された状態で、オペレータが画面1aにおいて選択されているシンボルにマウス12を合わせて右クリックする(step200)。表示制御部1bは、マウス12の右下の位置に、図18のようなメニュー14を画面1aに展開する(step201)。
オペレータが、メニュー14における「トレンド表示」をクリックする(step202)。表示制御部1bは、選択しているシンボルに割りつけられているディジタル信号とアナログ信号のタグ番号を取得し、データ処理部1cに送信する(step203)。
データ処理部1cは、タグ番号に対応するトレンドデータをデータ記憶部1eから取得する(step204)。データ処理部1dは、取得したトレンドデータを表示制御部1bへ送信する(step205)。表示制御部1bは、受信したトレンドデータを基に、図19のようなトレンドウィンドウを表示する(step206、トレンドウィンドウに表示する手段)。このトレンドウィンドウ上においては、ディジタルデータのグラフを上に、アナログデータのグラフを下に表示する形となる。また、ウィンドウの一番下の欄に信号リストを表示する。
実施の形態6によれば、これにより、従来であればシンボル毎に右クリックしてトレンドウィンドウを表示するという動作を繰り返す必要があったものが、一括して表示できるようになり、複数シンボルのトレンドウィンドウ表示にかかる時間を削減することができる。
実施の形態7.
実施の形態6では、選択した複数シンボルのトレンド表示について述べたが、実施の形態7では、選択されたシンボルに割り付けられたディジタル信号、アナログ信号に関連する帳票を表示する、複数シンボルの帳票表示機能を追加する。
図21は、この発明の実施の形態7による監視制御装置のグラフィック画面における選択した複数シンボルの帳票表示方法を示す図である。
図21において、1a、5、6a1、6b1、7a、7b、8a、8b、9、12〜14は図18におけるものと同一のものである。図21では、選択したシンボルにマウスを合わせて、右クリックした際のメニュー14に「帳票表示」を設けている。
図22は、この発明の実施の形態7による監視制御装置のグラフィック画面における表示する帳票の選択ウィンドウを示す図である。
図22において、1a、5、8a、8b、9は図21におけるものと同一のものである。図22では、画面1aに、選択した複数シンボルに割り付けられたディジタル信号とアナログ信号に関連する帳票をウィンドウ上にリスト表示した帳票選択ウィンドウ17が表示されている。
図23は、この発明の実施の形態7による監視制御装置のグラフィック画面における帳票表示ウィンドウを示す図である。
図23において、5、8a、8b、9、12、13は図21におけるものと同一のものである。図23には、画面1aに帳票表示ウィンドウ18が表示されている。
図24は、この発明の実施の形態7による監視制御装置の帳票表示ウィンドウの表示処理を示すフローチャートである。
次に、動作について、図24のフローチャートに沿って説明する。
実施の形態1、2、3、4によって、シンボルが選択された状態で、オペレータが画面1aにおいて選択されているシンボルにマウス12を合わせて右クリックする(step300)。表示制御部1bは、マウス12の右下の位置に図21のようなメニュー14を画面1aに展開する(step301)。
オペレータが、メニュー14の「帳票表示」をクリックする(step302)。表示制御部1bは、選択しているシンボルに割りつけられているディジタル信号とアナログ信号のタグ番号を取得し、データ処理部1cに送信する(step303)。
データ処理部1cは、タグ番号に関連する帳票番号をデータ記憶部1eから取得する(step304)。データ処理部1cは、取得した帳票番号を表示制御部1bへ送信する(step305)。
表示制御部1bは、受信した帳票番号を基に、図22のような帳票選択ウィンドウ17を表示する(step306)。オペレータが帳票選択ウィンドウ17から帳票を一つ選択し、帳票表示ボタンをクリックする(step307)と、表示制御部1bは、選択された帳票番号をデータ処理部1cに送信する(step308)。
データ処理部1cは、帳票番号に対応する帳票データをデータ記憶部1eから取得する(step309)。データ処理部1cは、帳票データを表示制御部1bに送信する(step310)。表示制御部1bは、受信した帳票データを基に、図23のような帳票表示ウィンドウ18を表示する(step311、帳票表示ウィンドウに表示する手段)。
実施の形態7によれば、これにより、従来であれば、帳票のグループから対象の帳票を選んで帳票ウィンドウを表示するという動作を行う必要があったものが、一括して表示できるようになり、複数シンボルの帳票ウィンドウ表示にかかる時間を削減することができる。
実施の形態8.
実施の形態7では、選択した複数シンボルの帳票表示について述べたが、実施の形態8では、選択されたシンボルに割り付けられた制御信号を一括で出力する機能を追加する。
図25は、この発明の実施の形態8による監視制御装置のグラフィック画面における選択した複数機器の制御方法を示す図である。
図25において、1a、5、6a1、6b1、7a、7b、8a、8b、9、12〜14は図21におけるものと同一のものである。図25では、選択したシンボルにマウスを合わせて、右クリックした際のメニュー14に「一括制御」を設けている。
図26は、この発明の実施の形態8による監視制御装置のグラフィック画面における一括操作ウィンドウを示す図である。
図26において、1a、5、8a、8b、9は図25におけるものと同一のものである。図26では、画面1aに、選択した複数シンボルに割り付けられた制御信号を一括で制御するためのウィンドウである一括制御ウィンドウ19を表示している。
図27は、この発明の実施の形態8による監視制御装置の一括操作処理を示すフローチャートである。
次に、動作について、図27のフローチャートに沿って説明する。
実施の形態1、2、3、4によって、シンボルが選択された状態で、オペレータが画面1aにおいて選択されているシンボルにマウス12を合わせて右クリックする(step400)。表示制御部1bは、マウス12の右下の位置に、図25のようなメニュー14を画面1aに展開する(step401)。オペレータが、メニュー14における「一括制御」をクリックする(step402)。表示制御部1bは、選択されているシンボルに割り付けられた制御信号のタグ番号を取得する(step403)。表示制御部1bは、取得したタグ番号を基に、図26のような一括制御ウィンドウ19を画面1aに表示する(step404、一括制御ウィンドウを表示する手段)。この一括制御ウィンドウ19では、機器の種別ごとに一括命令ボタンを作っている(機器の種別ごとによって命令が異なるため)。
オペレータが一括指令のボタンをクリックした後に、送信ボタンをクリックする(step405)と、表示制御部1bは、一括指令を出された種類の機器のタグ番号と指令内容をデータ処理部1dに送信する(step406)。データ処理部1cは、タグ番号と指令内容を、データ送受信部1dを通して、プラント制御ネットワーク2へ送信する(step407)。
データ処理部3dは、データ送受信部3cを通して、プラント制御ネットワーク2からタグ番号と指令内容を受信する(step408)。データ処理部3dは、プラント機器監視部3eを通して、タグ番号に対応するプラント機器へ指令を送信する。
実施の形態8によれば、これにより、従来であればシンボル毎に制御を行う必要があったものを、一括で制御可能にすることで、複数の機器の制御にかかる時間を削減することができる。
実施の形態9.
実施の形態8では、選択されたシンボルに割り付けられた制御信号を一括で出力する機能について述べたが、実施の形態9は、実施の形態8に加えて、一括制御ウィンドウにおいて、どの機器を一括制御するかを選択する機能を追加する。
図28は、この発明の実施の形態9による監視制御装置のグラフィック画面における機器選択付き一括制御ウィンドウを示す図である。
図28において、1a、5、8a、8b、9は図26におけるものと同一のものである。図28では、画面1aに、選択した複数シンボルに割り付けられた制御信号を一括で制御するためのウィンドウであり、かつどの機器を制御するか選択するためのチェックボックスを追加した機器選択付き一括制御ウィンドウ20を表示している。
図29は、この発明の実施の形態9による監視制御装置の一括操作処理を示すフローチャートである。
図29において、step500、501、502、503、508、509、510は、それぞれ図27におけるstep400、401、402、403、407、408、409と同一の処理である。step503に次いで、step504〜507が実行されたのち、step508に移る。
次に、動作について、図29のフローチャートに沿って説明する。ここでは実施の形態8との差分について説明する。
実施の形態9では、実施の形態8の一括制御ウィンドウに機器を選択するためのチェックボックスを配置し、図28のような機器選択付き一括制御ウィンドウ20を表示する(step504、一括制御ウィンドウを表示するとともにチェックボックスによりどの機器を制御対象にするかの選択を行う手段)。この、機器選択付き一括制御ウィンドウ20上では、機器の種別ごとに一括命令ボタンが作成されている。
オペレータが、機器選択付き一括制御ウィンドウ20上で機器名称の左にあるチェックボックスにチェックを入れて(step505、一括制御ウィンドウを表示するとともにチェックボックスによりどの機器を制御対象にするかの選択を行う手段)、一括指令用のボタンをクリックして送信ボタンをクリックする(step506)と、表示制御部1bは、一括指令を出された種類の機器、かつ、チェックボックスにチェックが入っている機器のタグ番号と指令内容をデータ処理部1dに送信する(step507)。
実施の形態9によれば、これにより、矩形範囲の選択などで不必要なシンボルまで選択してしまった場合に、実施の形態8では、再び選択し直す必要があるが、実施の形態9では不必要な機器のチェックボックスのチェックを外すことで、一括制御する機器から外すことができる。つまり、再び選択し直さずに済み、利便性の向上が図れる。
実施の形態10.
実施の形態8、9では、選択した複数シンボルに割り付けられた制御信号を一括で出力する機能について述べたが、実施の形態10では、選択されたシンボルに割り付けられた設定値信号を一括で出力する機能を追加する。
図30は、この発明の実施の形態10による監視制御装置のグラフィック画面における設定値出力一括設定を示す図である。
図30において、1a、5、6a1、6b1、7a、7b、8a、8b、9、12〜14は図25におけるものと同一のものである。図30では、選択したシンボルにマウスを合わせて、右クリックした際のメニュー14に「設定値一括出力」が設けられている。
図31は、この発明の実施の形態10による監視制御装置のグラフィック画面における設定値一括操作ウィンドウを示す図である。
図31において、1a、5、8a、8b、9は図30におけるものと同一のものである。図31では、画面1aに、選択した複数シンボルに割り付けられた設定値信号を一括で出力するためのウィンドウである設定値一括操作ウィンドウ21が表示されている。
図32は、この発明の実施の形態10による監視制御装置の一括設定操作処理を示すフローチャートである。
次に、動作について、図32のフローチャートに沿って説明する。
実施の形態1、2、3、4によって、シンボルが選択された状態で、オペレータが画面1aにおいて選択されているシンボルにマウス12を合わせて右クリックする(step600)。表示制御部1bは、マウス12の右下の位置に図30のようなメニュー14を画面1aに展開する(step601)。
オペレータが、メニュー14における「設定値一括出力」をクリックする(step602)。表示制御部1bは、選択しているシンボルに割り付けられている設定値信号のタグ番号を取得する(step603)。表示制御部1bは、取得したタグ番号を基に、図31のような設定値一括操作ウィンドウ21を画面1aに表示する(step604)。この設定値一括操作ウィンドウ21では、設定値信号ごとに入力用のフィールドを配置する。
オペレータが設定値を入力し(step605、設定値信号を一括出力する手段)、一括設定指令ボタンをクリックする(step606、設定値信号を一括出力する手段)と、表示制御部1bは、一括指令を出された機器のタグ番号と設定値をデータ処理部1cに送信する(step607)。
データ処理部1cは、タグ番号と設定値を、データ送受信部1dを通して、プラント制御ネットワーク2へ送信する(step608)。データ処理部3dは、データ送受信部3cを通して、プラント制御ネットワーク2からタグ番号と設定値を受信する(step609)。データ処理部3dは、設定値を基に、タグ番号に対応するプラント機器の制御を行う(step610)。
実施の形態10によれば、これにより、従来であれば設定値信号ごとに設定を行う必要があったものが、一括で設定可能になり、複数設定値信号に対する設定にかかる時間を削減することができる。
実施の形態11.
実施の形態8では、選択した複数シンボルに割り付けられた制御信号を一括で出力する機能について述べたが、実施の形態11では、一括制御ウィンドウ上で、複数の機器にコメントを一括で設定する機能を追加する。
図33は、この発明の実施の形態11による監視制御装置のグラフィック画面におけるコメント欄付き一括制御ウィンドウを示す図である。
図33において、1a、5、8a、8b、9は図31におけるものと同一のものである。図33では、画面1aに、コメントを入力するためのコメント欄を配置したコメント欄付き一括制御ウィンドウ19aを表示している。
図34は、この発明の実施の形態11による監視制御装置の一括コメント入力処理を示すフローチャートである。
次に、動作について、図34のフローチャートに沿って説明する。
実施の形態1、2、3、4によって、シンボルが選択された状態で、オペレータが画面1aにおいて選択されているシンボルにマウス12を合わせて右クリックする(step700)。表示制御部1bは、マウス12の右下の位置に図30のようなメニュー14を画面1aに展開する(step701)。
オペレータが、メニュー14における「一括制御」をクリックする(step702)。表示制御部1bは、選択しているシンボルに割り付けられている制御信号のタグ番号を取得する(step703)。表示制御部1bは、取得したタグ番号を基に、図33のようなコメント欄付き一括制御ウィンドウ19aを画面1aに表示する(step704)。
オペレータが、コメント欄にコメントを入力し、送信ボタンをクリックする(step705、コメントを一括設定する手段)と、表示制御部1bは、タグ番号とコメントをデータ処理部1cに送信する(step706)。データ処理部1cは、データ記憶部1eにおいて、すべてのタグ番号に対応するファイルに、同一コメントデータを上書き保存する(step707)。これにより、選択された複数のシンボルに対応する複数のプラント機器へのコメントを一括設定することができる。
実施の形態11によれば、これにより、従来であればプラント機器ごとにコメント入力を行う必要があったものが、一括でコメントできるようになり、時間を削減することができる。
実施の形態12.
実施の形態12では、アラームが発生した際に、グラフィック画面から、予め設定した画面に遷移できるようにするために、選択したシンボルからリンク先の画面を設定する機能を追加する。
図35は、この発明の実施の形態12による監視制御装置のグラフィック画面におけるリンク画面割付操作を示す図である。
図35において、1a、5、6a1、6b1、7a、7b、8a、8b、9、12〜14は図30におけるものと同一のものである。図35では、選択したシンボルにマウスを合わせて、右クリックした際のメニュー14に「リンク画面割付」が設けられている。
図36は、この発明の実施の形態12による監視制御装置のグラフィック画面におけるリンク画面設定ウィンドウを示す図である。
図36において、1a、5、8a、8b、9は図35におけるものと同一のものである。図36では、画面1aに、選択した複数シンボルに割り付けられたアラーム信号をリスト表示した、リンク画面設定ウィンドウ22を表示している。
図37は、この発明の実施の形態12による監視制御装置の一括リンク画面設定処理を示すフローチャートである。
次に、動作について、図37のフローチャートに沿って説明する。
実施の形態1、2、3、4によって、シンボルが選択された状態で、オペレータが画面1aにおいて選択されているシンボルにマウス12を合わせて右クリックする(step800)。表示制御部1bは、マウス12の右下の位置に図35のようなメニュー14を画面1aに展開する(step801)。
オペレータが、メニュー14の「リンク画面割付」をクリックする(step802)。表示制御部1bは、選択しているシンボルに割り付けられているアラーム信号のタグ番号を取得する(step803)。表示制御部1bは、取得したタグ番号を基に、図36のようなリンク画面設定ウィンドウ22を画面1aに表示する(step804)。
オペレータが、リンク先の画面を入力し、送信する(step805、リンク先の画面を設定する手段)と、表示制御部1bは、タグ番号と設定した画面番号を、データ処理部1cに送信する(step806)。
データ処理部1cは、データ記憶部1eにおける画面リンクデータに、タグ番号と画面番号をセットにして保存する。
実施の形態12によれば、これにより、グラフィック画面上のシンボルからリンク画面を設定できるようになり、利便性が向上する。
1 監視制御装置
1a 画面
1b 表示制御部
1c データ処理部
1d データ送受信部
1e データ記憶部
2 プラント制御ネットワーク
3a、3b プラント情報処理装置
3c データ送受信部
3d データ処理部
3e プラント機器監視部
3f データ記憶部
4a、4b、4c、4d プラント機器
5 シンボル選択
6a、6b、7a、7b、8a、8b シンボル
6a1、6b1 選択されたシンボル
9 設定値
11、11a 矩形範囲
11b 閉曲線
11c 始点
11d 終点
12 マウス
13 ドロップダウンリスト
14 メニュー
15 サマリウィンドウ
16 トレンドウィンドウ
17 帳票選択ウィンドウ
18 帳票表示ウィンドウ
19 一括制御ウィンドウ
19a コメント欄付き一括制御ウィンドウ
20 機器選択付き一括制御ウィンドウ
21 設定値一括操作ウィンドウ
22 リンク画面設定ウィンドウ

Claims (14)

  1. プラントの運転状態を監視及び制御する監視制御装置であって、
    上記プラントの状態を機器のシンボルの組み合わせで表したグラフィック画面上で、複数のシンボルをまとめて選択するモードであるシンボル選択モードを設定する手段、
    上記シンボル選択モードで行われる上記複数のシンボルの選択方法として、予め決められた複数の選択方法の内のいずれかの選択方法を選択する手段、
    及び上記シンボル選択モードのとき、上記選択された選択方法により、上記グラフィック画面上で上記複数シンボルをまとめて選択する手段を備えたことを特徴とする監視制御装置。
  2. 上記選択された選択方法は、上記グラフィック画面上で、マウスのドラッグ操作により上記複数のシンボルを囲むように所定範囲を設定することにより上記複数のシンボルを選択するものであることを特徴とする請求項1記載の監視制御装置。
  3. 上記選択された選択方法は、上記グラフィック画面上で、マウスのドラッグ操作により上記複数のシンボルを囲むように矩形範囲を設定することにより上記複数のシンボルを選択するものであることを特徴とする請求項1記載の監視制御装置。
  4. 上記選択された選択方法は、上記グラフィック画面上で、上記複数のシンボルを囲む矩形範囲の対角位置の2点をマウスのクリックにより上記矩形範囲を設定することにより、上記複数のシンボルを選択するものであることを特徴とする請求項1記載の監視制御装置。
  5. 上記選択された選択方法は、上記グラフィック画面上で、マウスのドラッグ操作により上記複数のシンボルを囲むように閉曲線を描くことにより上記複数のシンボルを選択するものであることを特徴とする請求項1記載の監視制御装置。
  6. 上記選択された選択方法は、上記グラフィック画面上で、複数のシンボルを順次マウスでクリックすることにより上記複数のシンボルを選択するものであることを特徴とする請求項1記載の監視制御装置。
  7. 上記グラフィック画面上で選択された複数のシンボルに割り付けられている信号の状態をサマリウィンドウに一覧表示する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6にいずれかに記載の監視制御装置。
  8. 上記グラフィック画面上で選択された複数のシンボルに割り付けられている信号のトレンドデータをトレンドウィンドウに表示する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の監視制御装置。
  9. 上記グラフィック画面上で選択された複数のシンボルに割り付けられている信号に関連する帳票を帳票表示ウィンドウに表示する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の監視制御装置。
  10. 上記グラフィック画面上で選択された複数のシンボルに割り付けられている制御信号を一括出力するための一括制御ウィンドウを表示する手段を備え、
    上記一括制御ウィンドウの操作により、上記複数のシンボルに対応する複数の機器を一括制御することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の監視制御装置。
  11. 上記グラフィック画面上で選択された複数のシンボルに割り付けられている制御信号を一括出力するための一括制御ウィンドウを表示するとともに、上記一括制御ウィンドウに設けられたチェックボックスにより、どの機器を制御対象にするかの選択を行う手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の監視制御装置。監視制御装置。
  12. 上記グラフィック画面上で選択された複数のシンボルに割り付けられている設定値信号を、上記複数のシンボルに対応する複数の機器に一括出力する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の監視制御装置。
  13. 上記一括制御ウィンドウには、コメント入力欄が設けられており、上記コメント入力欄へコメントを入力することにより、上記複数のシンボルに対応する複数の機器に対するコメントを一括設定する手段を備えたことを特徴とする請求項10または請求項11記載の監視制御装置。
  14. 上記グラフィック画面上で選択された複数のシンボルに割り付けられているアラーム信号をリスト表示し、上記リスト上のアラーム信号ごとに、アラーム発生時に遷移するリンク先の画面を設定する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載の監視制御装置。


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