JP7193310B2 - 監視システム及び監視プログラム - Google Patents

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Description

本発明は監視システム及び監視プログラムに関する。
特許文献1には、監視画面に監視対象としての表示要素からなる複数の表示要素を表示し、表示要素からなる表示要素に設備点検、連絡事項などの業務情報をコメントとして割り付ける監視システムが開示されている。前記監視システムは、表示要素からなる表示要素のいずれかを監視画面上で選択することにより当該表示要素に係るコメントを表示する。
特開2005-141513号公報(2005年6月2日公開)
しかしながら、前記監視システムでは、複数の関係者に対して同時に情報共有することが想定されておらず、情報伝達を円滑に行うことができないという問題がある。本発明の一態様は、監視対象を監視する複数の関係者の間で情報共有及び情報伝達を円滑に行うことを目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る監視システムは、監視対象の状況を監視する監視システムであって、前記監視対象に係る情報を表示画面に表示する表示処理部と、前記監視対象に対するコメントの入力を受け付けるコメント入力受付部と、前記コメントを当該コメントの入力者以外に情報共有する関係者の範囲を示す共有範囲情報を記録する記録処理部と、を備える。
前記構成によれば、監視対象を監視する複数の関係者の間で情報共有及び情報伝達を円滑に行うことができる。また、コメントをコメントの入力者以外に情報共有する関係者の範囲を示す共有範囲情報が記録されるため、情報が必要とされる関係者の間で情報共有及び情報伝達を行うことができる。
前記コメント入力受付部は、複数の監視対象に対するコメントの入力を受け付け、前記記録処理部は、前記複数の監視対象の各々について前記共有範囲情報を記録してもよい。前記構成によれば、複数の監視対象の各々について共有範囲情報を記録することができるため、監視対象ごとに情報が必要とされる関係者を選択して情報共有及び情報伝達が行える。
前記記録処理部は、前記コメントの入力者に応じて前記共有範囲情報を記録してもよい。前記構成によれば、記録処理部がコメントの入力者に応じて共有範囲情報を記録することにより、コメントを入力する度に共有範囲情報を設定する必要がない。このため、コメントの入力時間を短縮することができる。また、例えば、コメントの入力者の立場に応じて、共有範囲情報を記録することができるため、コメントの入力者の立場に応じて、情報が必要とされる関係者を選択して情報共有及び情報伝達が行える。
前記記録処理部は、前記共有範囲情報から、情報共有する関係者を選択可能としてもよい。前記構成によれば、記録処理部が、共有範囲情報から、情報共有する関係者を選択可能とすることにより、ユーザは情報共有する関係者を選択することができる。
前記記録処理部は、前記共有範囲情報により示される関係者のうち、ユーザに選択された関係者を記録してもよい。前記構成によれば、ユーザは情報共有する関係者を選択することができる。
前記監視システムは、外部へ情報伝達する情報伝達部をさらに備え、前記情報伝達部は、前記コメントが入力されると当該コメントの内容を、情報共有する前記関係者に送信してもよい。前記構成によれば、情報伝達部によって、情報共有する関係者にコメントの内容が送信されるため、当該関係者はコメントの内容をすぐに確認することができる。
前記情報伝達部による前記コメントの送信は、情報共有する前記関係者ごとに個別に設定可能とされていてもよい。前記構成によれば、コメントの送信を情報共有する関係者ごとに個別に設定することにより、例えば、情報が必要とされる関係者に対してのみコメントを送信することができる。
前記監視システムは、前記コメントの重要度に応じて、前記コメントの内容が記載されたメールを送信する対象者として、前記コメントの入力者以外に情報共有する前記関係者を決定する決定部をさらに備えてもよい。前記構成によれば、例えば、コメントの重要度が高い場合、コメントの内容が記載されたメールをコメントの入力者以外に情報共有する関係者に送信する。これにより、メールを送信しない場合と比べて、コメントの内容について情報共有及び情報伝達を早く行うことができる。
前記監視システムは、前記監視システムを操作する操作者を識別する識別部をさらに備え、前記表示処理部は、前記操作者に対するコメントが存在する場合に、当該コメントが存在することを示すコメント存在情報を前記表示画面に表示してもよい。前記構成によれば、操作者が識別された後に、操作者に対するコメントが存在することを示すコメント存在情報を表示画面に表示することにより、操作者は自身に対するコメントの存在に早く気付くことができる。
前記表示処理部は、前記表示画面において前記コメントが表示されているコメント表示領域以外の領域に、前記コメントが入力された時の前記監視対象を表示してもよい。前記構成によれば、コメントが表示されているコメント表示領域以外の領域に監視対象が表示されるため、コメントの入力者は、監視対象を確認しながらコメントを入力することができる。
前記記録処理部は、前記監視対象に係る情報に入力されたコメントを、当該監視対象と関連する監視対象に対するコメントとして記録してもよい。前記構成によれば、監視対象に係る情報に入力されたコメントが、当該監視対象と関連する監視対象に対するコメントとして記録されるため、互いに関連する複数の監視対象の関係者の間で同一内容のコメントを参照することができる。
本発明の一態様に係る監視プログラムは、前記監視システムとしてコンピュータを機能させるための監視プログラムであって、前記表示処理部、前記コメント入力受付部、及び前記記録処理部としてコンピュータを機能させる。
本発明の一態様によれば、監視対象を監視する複数の関係者の間で情報共有及び情報伝達を円滑に行うことができる。
(a)は、本発明の実施形態1に係るデータ収集装置の構成を示すブロック図であり、(b)は、本発明の実施形態1に係るユーザ端末の構成を示すブロック図であり、(c)は、本発明の実施形態1に係るサーバの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る全体監視システムの構成を示すブロック図である。 図1の(b)に示すユーザ端末の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。 図3に示す表示要素の詳細を示す図である。 図1の(b)に示すユーザ端末の表示部に表示されるコメントの表示の一例を示す図である。 (a)は、図1の(c)に示すサーバの記録部に記録されている担当者情報を示す図であり、(b)は、図1の(c)に示すサーバの記録部に記録され、複数の監視対象に係る情報に担当者が割り当てられている割り当て情報を示す図である。 (a)~(c)は、図5に示すコメント表示領域とは異なるコメント表示領域の一例を示す図である。 (a)~(d)は、図5に示すコメント入力領域とは異なるコメント入力領域の一例を示す図である。 図3に示す脱水機の監視データのグラフを示す図である。 監視対象表示領域とコメント表示領域とが分かれて表示されている様子が表示された表示部の表示画面を示す図である。 (a)は、第1処理場の脱水機に対応するコメント表示領域を示す図であり、(b)は、第2処理場の脱水機に対応するコメント表示領域を示す図である。 (a)は、第1処理場において複数の監視対象に担当者が割り当てられている割り当て情報を示す図であり、(b)は、第2処理場において複数の監視対象に担当者が割り当てられている割り当て情報を示す図である。 本発明の実施形態3に係る全体監視システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態4に係るユーザ端末の構成を示すブロック図である。
〔実施形態1〕
図1の(a)は、本発明の実施形態1に係るデータ収集装置1の構成を示すブロック図であり、図1の(b)は、本発明の実施形態1に係るユーザ端末2の構成を示すブロック図であり、図1の(c)は、本発明の実施形態1に係るサーバ3の構成を示すブロック図である。サーバ3は、少なくとも1つの監視対象の状況を監視する監視システムとして機能する。前記監視対象としては、例えば、設備、機器、それらを設置している施設、処理場等が挙げられる。
(データ収集装置1の構成)
データ収集装置1は、監視対象を管理するための設備に設けられ、監視対象から監視データを収集してサーバ3に送信する装置である。データ収集装置1は、図1の(a)に示すように、情報伝達部15、入力部20、記録部25、及び制御部30を備えている。情報伝達部15は、データ収集装置1の外部へ情報伝達し、データ収集装置1がサーバ3のような他の装置と通信するためのものであり、信号の送受信に関する各種処理を行う。情報伝達部15は、記録部25及び制御部30と接続されている。
入力部20は、例えば、アナログ信号及びデジタル信号を入力する信号インターフェースであり、それらの信号を監視対象に関する監視データとして入力するためのものである。入力部20は、制御部30と接続されている。記録部25は、監視データを記録する。記録部25は、情報伝達部15及び制御部30と接続されている。
制御部30は、データ収集装置1の各構成の制御を行う。制御部30は、データ処理部335及び記録処理部330を備えている。制御部30は、情報伝達部15、入力部20、及び記録部25と接続されている。データ処理部335は、入力部20から入力された、監視対象に関する監視データを受け取り、受け取った監視データに必要に応じて所定のデータ処理を施して記録処理部330に供給する。前記監視データは、記録処理部330によって記録部25に記録される。
(ユーザ端末2の構成)
ユーザ端末2は、例えば、少なくとも1つの監視対象の状況を遠隔監視するPC、タブレット端末、スマートフォン等であってもよいが、少なくとも1つの監視対象の状況を監視することが可能なものであれば、特に限定されない。また、ユーザ端末2としては、例えば、監視対象の設備が設置されている場所とは別の場所に位置する市役所等の公的機関または当該設備を有する企業の中央管理施設に設けられたPC等が挙げられる。
ユーザ端末2は、図1の(b)に示すように、表示部10a、情報伝達部15a、入力部20a、及び制御部30aを備えている。表示部10aは、例えば、ディスプレイであってもよく、監視対象に関連する情報を表示する。表示部10aは、制御部30aと接続されている。
情報伝達部15aは、ユーザ端末2の外部へ情報伝達し、ユーザ端末2がサーバ3のような他の装置と通信するためのものであり、信号の送受信に関する各種処理を行う。情報伝達部15aは、サーバ3とメール、LINE(登録商標)アプリ等で通信を行う。情報伝達部15aは、制御部30aと接続されている。入力部20aは、例えば、タッチパネル、キーボード等であってもよく、ユーザ端末2にデータを入力するためのものである。入力部20aは、制御部30aと接続されている。
制御部30aは、ユーザ端末2の各構成の制御を行う。制御部30aは、表示処理部305a、受付部310a、識別部320a、及びメール送受信部325aを備えている。制御部30aは、表示部10a、情報伝達部15a、及び入力部20aと接続されている。表示処理部305aは、ユーザ端末2に入力されたデータに関する情報を表示部10aの表示画面に表示する。このように、表示処理部305aは、表示部10aの表示処理を行う。
受付部310aは、入力部20aから入力されたコメントの入力を受け付ける。つまり、受付部310aは、入力部20aから、ユーザによって入力されたコメントの情報を受け取る。受付部310aは、受け取ったコメントの情報を情報伝達部15a及びメール送受信部325aに供給する。前記コメントの情報は、情報伝達部15aによってサーバ3の後述する情報伝達部15bに送信される。また、受付部310aは、入力部20aから入力されたコメントの重要度の情報を情報伝達部15aに供給する。前記コメントの重要度の情報は、情報伝達部15aによってサーバ3の情報伝達部15bに送信される。
識別部320aは、ユーザ端末2を操作する操作者を識別する。具体的には、識別部320aは、入力部20aから入力されたID、パスワード等のログイン情報を参照し、前記ログイン情報に基づき、ユーザ端末2を操作する操作者を識別する。識別部320aは、識別した操作者の情報を情報伝達部15aに供給し、情報伝達部15aによって前記操作者の情報がサーバ3の情報伝達部15bに送信される。なお、識別部320aは、前記操作者を特定するために設けられる、ユーザが情報を入力可能な構成によって、前記操作者を識別してもよい。
メール送受信部325aは、受付部310aから供給されたコメントの情報に基づき、コメントの内容が記載されたメールを、情報伝達部15aを介してコメントの入力者以外に情報共有する関係者に送信する。具体的には、メール送受信部325aは、コメントの内容が記載されたメールを、情報伝達部15aを介してサーバ3の情報伝達部15bに供給する。
(サーバ3の構成)
サーバ3は、例えば、データ収集装置1が設けられている設備が位置する場所とは別の場所に位置し、複数の監視対象の状況を遠隔監視するPCであってもよく、クラウドサービスを提供するクラウドサーバであってもよい。サーバ3は、図1の(c)に示すように、表示部10b、情報伝達部15b、入力部20b、記録部25b、及び制御部30bを備えている。サーバ3がクラウドサーバである場合、表示部10b及び入力部20bはサーバ3には含まれない。
表示部10bは、例えば、ディスプレイであってもよく、監視対象に関連する情報を表示する。表示部10bは、制御部30bと接続されている。情報伝達部15bは、サーバ3の外部へ情報伝達し、サーバ3がデータ収集装置1、ユーザ端末2のような他の装置と通信するためのものであり、信号の送受信に関する各種処理を行う。情報伝達部15bは、記録部25b及び制御部30bと接続されている。
入力部20bは、例えば、タッチパネル、キーボード等であってもよく、サーバ3にデータを入力するためのものである。入力部20bは、制御部30bと接続されている。記録部25bは、サーバ3に入力されたデータを記録する。記録部25bは、情報伝達部15b及び制御部30bと接続されている。
制御部30bは、サーバ3の各構成の制御を行う。制御部30bは、表示処理部305b、コメント入力受付部310b、決定部315b、識別部320b、メール送受信部325b、及び記録処理部330bを備えている。制御部30bは、表示部10b、情報伝達部15b、入力部20b、及び記録部25bと接続されている。表示処理部305bは、サーバ3に入力されたデータに関する情報を表示部10bの表示画面に表示する。このように、表示処理部305bは、表示部10bの表示処理を行う。
コメント入力受付部310bは、情報伝達部15bを介して、ユーザ端末2の情報伝達部15aからコメントの情報を受け取ることにより、コメントの入力を受け付ける。また、コメント入力受付部310bは、入力部20bから入力されたコメントの入力を受け付けてもよく、つまり、コメント入力受付部310bは、入力部20bから、ユーザによって入力されたコメントの情報を受け取ってもよい。
コメント入力受付部310bは、受け取ったコメントの情報を記録処理部330bに供給する。前記コメントの情報は、記録処理部330bによって記録部25bに記録される。また、コメント入力受付部310bは、入力部20bから入力されたコメントの重要度の情報を決定部315に供給する。さらに、コメント入力受付部310bは、情報伝達部15bを介して、ユーザ端末2の情報伝達部15aからコメントの重要度の情報を受け取り、受け取ったコメントの重要度の情報を記録処理部330bに供給する。
決定部315bは、コメントの重要度に応じて、コメントの内容が記載されたメールを送信する対象者として、コメントの入力者以外に情報共有する関係者を決定する。具体的には、決定部315bは、記録部25bに記録されたコメントの重要度の情報を参照してコメントの内容が記載されたメールを送信する対象者として、当該関係者を決定する。コメントの重要度については、例えば、「通常」及び「重要」のうちいずれかをユーザが選択可能となっている。決定部315bは、決定した情報をメール送受信部325bに供給する。
識別部320bは、サーバ3を操作する操作者を識別する。具体的には、識別部320bは、入力部20bから入力されたID、パスワード等のログイン情報を参照し、前記ログイン情報に基づき、サーバ3を操作する操作者を識別する。識別部320bは、識別した操作者の情報を記録処理部330bに供給し、記録処理部330bによって前記操作者の情報が記録部25bに記録される。なお、識別部320bは、前記操作者を特定するために設けられる、ユーザが情報を入力可能な構成によって、前記操作者を識別してもよい。なお、サーバ3がクラウドサーバである場合、識別部320bは、ユーザ端末2を操作する操作者を識別する。
メール送受信部325bは、決定部315bによって決定された情報に基づき、コメントの内容が記載されたメールを、情報伝達部15bを介してコメントの入力者以外に情報共有する関係者に送信する。具体的には、メール送受信部325bは、情報伝達部15bを介して、情報共有する関係者が使用しているユーザ端末2の情報伝達部15aに供給する。記録処理部330bは、記録部25bの記録処理を行う。メールを送信する関係者の形態は、リレーショナルデータベースの機能を有する形態であってもよく、階層化ファイルの形態であってもよい。
なお、サーバ3がクラウドサーバである場合、表示処理部305bは、データ収集装置1に入力されたデータ等に関する情報を、ユーザ端末2の表示部10aの表示画面に表示してもよい。具体的には、情報伝達部15bは、データ収集装置1の情報伝達部15から、データ収集装置1に入力された監視データ等の情報を記録処理部330bに供給し、当該監視データ等の情報は、記録処理部330bによって記録部25bに記録される。
表示処理部305bは、記録部25bに記録された監視データ等の情報を参照し、参照した情報を情報伝達部15bに供給する。情報伝達部15bは、監視データ等の情報をユーザ端末2の情報伝達部15aに送信する。ユーザ端末2の情報伝達部15aは、監視データ等の情報を表示処理部305aに供給し、表示処理部305aは、監視データ等の情報を表示部10aの表示画面に表示する。
また、サーバ3がクラウドサーバであり、かつ、ユーザ端末2にデータが入力された場合、表示処理部305bは、ユーザ端末2に入力されたデータに関する情報を、ユーザ端末2の表示部10aの表示画面に表示してもよい。具体的には、情報伝達部15bは、ユーザ端末2の情報伝達部15aから、ユーザ端末2に入力されたデータに関する情報を記録処理部330bに供給し、当該データに関する情報は、記録処理部330bによって記録部25bに記録される。
表示処理部305bは、記録部25bに記録された前記データに関する情報を参照し、参照した情報を情報伝達部15bに供給する。情報伝達部15bは、前記データに関する情報をユーザ端末2の情報伝達部15aに送信する。ユーザ端末2の情報伝達部15aは、前記データに関する情報を表示処理部305aに供給し、表示処理部305aは、前記データに関する情報を表示部10aの表示画面に表示する。このように、サーバ3がクラウドサーバである場合、表示処理部305bは、ユーザ端末2の表示部10aの表示処理を行ってもよい。
(全体監視システムS1の構成)
図2は、本発明の実施形態1に係る全体監視システムS1の構成を示すブロック図である。全体監視システムS1は、図2に示すように、データ収集装置1a~1d、ユーザ端末2、及びクラウドサーバであるサーバ3を備えている。ここでは、サーバ3がクラウドサーバである場合を考える。全体監視システムS1は、下水処理場、工場等の第1処理場P1及び第2処理場P2において、脱水機E11・E21及び濃縮機C12・C22といった設備の管理を行うシステムである。データ収集装置1a~1dの構成はそれぞれ、前述したデータ収集装置1の構成と同一である。
ここでは、全体監視システムS1は、2つの処理場の設備の管理を行っているが、3つ以上の処理場の設備の管理を行ってもよい。また、全体監視システムS1は、脱水機E11・E21及び濃縮機C12・C22の管理を行っているが、沈砂池、水質等といった他の監視対象の管理も行ってもよい。つまり、全体監視システムS1が監視する監視対象は、特に限定されない。
第1処理場P1には、脱水機E11を管理するための脱水機管理設備F11、及び濃縮機C12を管理するための濃縮機管理設備F12が設けられている。脱水機管理設備F11には、脱水機E11及びデータ収集装置1aが設けられており、濃縮機管理設備F12には、濃縮機C12及びデータ収集装置1bが設けられている。
第2処理場P2には、脱水機E21を管理するための脱水機管理設備F21、及び濃縮機C22を管理するための濃縮機管理設備F22が設けられている。脱水機管理設備F21には、脱水機E21及びデータ収集装置1cが設けられており、濃縮機管理設備F22には、濃縮機C22及びデータ収集装置1dが設けられている。
データ収集装置1a~1d及びユーザ端末2はそれぞれ、サーバ3と接続されている。データ収集装置1aは、脱水機管理設備F11内にある脱水機E11の状態データ、例えば、汚泥流量、軸受け温度等の監視データを収集し、それらの監視データをサーバ3に定期的に送信する。具体的には、データ収集装置1aは、脱水機E11の制御盤と接続され、脱水機E11に関する監視データは、前記制御盤からデータ収集装置1aのデータ処理部335に入力されてもよい。
データ処理部335は、脱水機E11に関する監視データを記録処理部330に供給する。前記監視データは、記録処理部330によって記録部25に記録される。このように、データ収集装置1aは、脱水機E11に関する監視データを収集する。情報伝達部15は、記録部25に記録された監視データをサーバ3の情報伝達部15bに送信する。他の管理設備でも同様に、濃縮機C12、脱水機E21、及び濃縮機C22に関する監視データはそれぞれ、データ収集装置1b~1dで収集され、サーバ3の情報伝達部15bに送信される。
(全体監視システムS1の動作の流れ)
全体監視システムS1の動作の流れについて図3~図6に基づいて説明する。図3は、図1の(b)に示すユーザ端末2の表示部10aに表示される表示画面の一例を示す図である。図4は、図3に示す表示要素M11の詳細を示す図である。図5は、図1の(b)に示すユーザ端末2の表示部10aに表示されるコメントの表示の一例を示す図である。図6の(a)は、図1の(c)に示すサーバ3の記録部25bに記録されている担当者情報を示す図である。図6の(b)は、図1の(c)に示すサーバ3の記録部25bに記録され、複数の監視対象に係る情報に担当者が割り当てられている割り当て情報を示す図である。
まず、例えば、第1処理場P1の管理者または設備担当等の関係者がユーザ端末2を用いて全体監視システムS1にログインする。具体的には、当該関係者がユーザ端末2の入力部20aを用いてID、パスワード等のログイン情報を入力し、当該ログイン情報が受付部310aを介して情報伝達部15aに供給される。ユーザ端末2の情報伝達部15aは、前記ログイン情報をサーバ3の情報伝達部15bに送信し、サーバ3の情報伝達部15bは、サーバ3の識別部320bに前記ログイン情報を入力する。
サーバ3の識別部320bは、ユーザ端末2の情報伝達部15aから受信した前記ログイン情報を参照し、前記ログイン情報に基づき、ユーザ端末2を操作する操作者を識別する。当該操作者は、ユーザ端末2を用いてサーバ3を操作する操作者でもある。これにより、全体監視システムS1にログインされた状態となる。識別部320bは識別した操作者の情報を記録処理部330bに供給し、記録処理部330bによって前記操作者の情報が記録部25bに記録される。
全体監視システムS1にログインされた状態となった後、表示処理部305bは、図3に示すように、複数の監視対象のうち少なくとも1つの監視対象に係る情報をユーザ端末2の表示部10aの表示画面に表示する。具体的には、表示処理部305bは、監視対象として脱水機E11を表す表示要素M11及び濃縮機C12を表す表示要素M12を表示部10aの表示画面に表示する。
このとき、表示処理部305bにおける表示部10aに対する表示処理の指示は、情報伝達部15a・15b及び表示処理部305aを介して表示部10aに供給される。以降に説明する表示処理部305bにおける表示部10aに対する表示処理の指示も同様に、情報伝達部15a・15b及び表示処理部305aを介して表示部10aに供給される。また、表示処理部305bは、表示要素M11にコメントボタンc1を表示し、表示要素M12にコメントボタンc2を表示する。
表示要素M11は、例えば、図4に示すように、装置のフロー図である。表示要素M11には、脱水機E11のポンプPP1・PP2、モータMM1等の動作状態、脱水機E11で処理される汚泥の流量・濃度、脱水機E11に流れる薬品の流量、軸受け部SS1の温度等の監視データが表示されている。また、図3に示すように、表示要素M21として、脱水機E11に係る監視データの推移を示すグラフが表示されている。表示要素M21には、コメントを入力するためのコメントボタンc3が表示されている。
表示要素M12は、表示要素M11と同様に、装置のフロー図であり、監視データが表示されている。また、表示要素M22として、濃縮機C12に係る監視データの推移を示すグラフが表示されている。表示要素M22には、コメントを入力するためのコメントボタンc4が表示されている。
脱水機E11に対するコメントが存在しており、かつ、濃縮機C12に対するコメントが存在していない場合、表示処理部305bは、コメントボタンc1をコメントボタンc2より濃く表示させてもよい。つまり、表示処理部305bは、コメントボタンc1をコメントボタンc2と異なる様子で表示させ、コメントボタンc1をコメントあり状態で表示し、コメントボタンc2をコメントなし状態で表示する。
また、操作者に対するコメントが存在する場合に、表示処理部305bは、当該コメントが存在することを示すコメント存在情報ME1をユーザ端末2の表示部10aの表示画面に表示してもよい。これにより、操作者が識別された後に、操作者に対するコメントが存在することを示すコメント存在情報ME1を表示画面に表示することにより、操作者は自身に対するコメントの存在に早く気付くことができる。コメント存在情報ME1は、例えば、アイコン、前述したコメントボタンc3等であってもよい。
図5に示すように、コメントボタンc1がマウスカーソル等でクリックされると、表示処理部305bは、ユーザ端末2の表示部10aの表示画面にコメント表示領域R1を表示する。コメント表示領域R1には、監視対象の情報G1、コメント入力ボタンBB1、日時D1、入力者情報I1、コメント内容の種類V1、コメント内容DE1、マークMA1、マークMA2、及びスクロールバーSB1が表示される。
なお、表示処理部305bは、ユーザ端末2の表示部10aの表示画面においてコメントが表示されているコメント表示領域R1以外の領域に、コメントが入力された時の監視対象を表示してもよい。つまり、表示処理部305bは、表示部10aの表示画面においてコメント表示領域R1以外の領域に、コメントが入力された時の表示要素M11・M12・M21・M22を表示してもよい。これにより、コメントが表示されているコメント表示領域R1以外の領域に監視対象が表示されるため、コメントの入力者は、監視対象を確認しながらコメントを入力することができる。
また、表示処理部305bは、コメント表示領域R1及び監視対象が表示部10aの表示画面に同時に表示される場合、コメント表示領域R1を監視対象に比べて強調して表示してもよい。コメント表示領域R1の強調表示としては、例えば、コメント表示領域R1の枠を点滅させて表示する、コメント表示領域R1を矢印で示す、コメント表示領域R1を他の部分と色分けして表示する等が挙げられる。
監視対象の情報G1はコメント表示領域R1に対応する監視対象の情報であり、コメント入力ボタンBB1はコメントを入力するためのボタンであり、日時D1はコメントが入力された日時である。入力者情報I1はコメントを入力した入力者の情報であり、コメント内容の種類V1は質問、返信といったコメントの内容の種類を示しており、コメント内容DE1はコメントの内容を示している。
マークMA1はコメントの内容が「重要」であることを示すマークであり、マークMA2はコメントに記載された問題が解決されたことを示すマークであり、スクロールバーSB1はコメントが表示されている画面を上下にスクロールするためのものである。マークMA1は、後述するコメント入力領域R2の欄BM1でコメントの重要度として「重要」が選択されると、表示される。マークMA2は、課長B1・B2といった管理責任者によってクリックされることにより、表示される。当該管理責任者のみがマークMA2を表示状態にすることができる。
コメント入力ボタンBB1がマウスカーソル等でクリックされると、表示処理部305bは、ユーザ端末2の表示部10aの表示画面にコメント入力領域R2を表示する。コメント入力領域R2には、監視対象の情報G2、入力者情報I2、コメント内容の種類V2、欄DE2、欄BM1、及び登録ボタンBR1が表示される。
監視対象の情報G2はコメント入力領域R2に対応する監視対象の情報であり、入力者情報I2はコメントを入力する入力者の情報であり、コメント内容の種類V2は質問、返信といったコメントの内容の種類を示している。欄DE2はコメントを入力することが可能な欄であり、欄BM1はコメントの重要度として「通常」及び「重要」のいずれかを選択することが可能な欄である。登録ボタンBR1はコメント表示領域R1にコメント入力領域R2に入力された情報を登録するためのボタンである。
表示処理部305bは、記録部25bに記録されたデータを参照し、監視対象の情報G2及び入力者情報I2には情報が自動的に入力された状態でコメント入力領域R2を表示する。前記関係者がコメント入力領域R2のコメント内容の種類V2及び欄BM1の内容を選択し、欄DE2にコメントを入力した後に登録ボタンBR1をクリックすることにより、コメント表示領域R1にコメントが登録される。
このとき、コメント入力受付部310bは、脱水機E11に対するコメントの入力を受け付ける。つまり、コメント入力受付部310bは、監視対象に対するコメントの入力を受け付ける。なお、コメントは、脱水機E11のみに対してではなく、脱水機E11及び濃縮機C12に対して入力されてもよい。よって、コメント入力受付部310bは、少なくとも1つの監視対象に対するコメントの入力を受け付けてもよい。
コメント入力受付部310bは、受け付けたコメントの内容の情報を記録処理部330bに供給し、記録処理部330bによって前記コメントの内容の情報が記録部25bに記録される。コメント表示領域R1が一度表示されると、表示処理部305bは、コメントボタンc1をコメントなし状態で表示する。
また、コメント表示領域R1が表示されているときに、新たにコメントが追加された場合、当該コメントをポップアップ表示させてもよく、着色して表示させてもよい。これにより、新たにコメントが追加されたことに気づき易くなる。
図6の(a)に示すように、記録部25bには担当者情報を予め記録することができる。前記担当者情報には、氏名、所属部署、電話番号、及びメールアドレス等の情報が含まれている。記録処理部330bは、これらの情報を記録部25bに記録する。また、図6の(b)に示すように、記録部25bには、複数の監視対象に担当者が割り当てられている割り当て情報を予め記録することができる。
前記割り当て情報には、監視対象名、機械担当者、電気担当者、保全担当者、重要度が「通常」であるメールの送信先、及び重要度が「重要」であるメールの送信先等の情報が含まれている。記録処理部330bは、これらの情報を記録部25bに記録する。重要度が「通常」であるメールの送信先は、重要度が「通常」であるコメントの送信先と同一であってもよく、重要度が「重要」であるメールの送信先は、重要度が「重要」であるコメントの送信先と同一であってもよい。
つまり、記録処理部330bは、入力されたコメントを当該コメントの入力者以外に情報共有する関係者の範囲を示す共有範囲情報を記録部25bに記録する。具体的には、例えば、担当者A1が脱水機E11に対して、重要度が「通常」であるコメントを入力した場合、当該コメントは、共有範囲情報として記録されている担当者A1・A3・A5及び課長B1・B2・B3に情報共有される。
これにより、監視対象を監視する複数の関係者の間で情報共有及び情報伝達を円滑に行うことができる。また、コメントをコメントの入力者以外に情報共有する関係者の範囲を示す共有範囲情報が記録されるため、情報が必要とされる関係者の間で情報共有及び情報伝達を行うことができる。
前記割り当て情報には、各担当者が階層的に割り付けられていてもよい。具体的には、例えば、担当者A1~A5、課長B1~B3、及び所長との関連性が分かるように、前記割り当て情報が記録部25bに記録されていてもよい。これにより、複数の関係者間の関連性を認識することができる。また、前記共有範囲情報には、関係者を階層的に記録することができる。例えば、末端の担当者である担当者A1~A5までを共有範囲情報として記録したり、所長までを共有範囲情報として記録したりすることができる。
また、コメントが入力された場合、情報伝達部15bは、コメントが入力されると当該コメントの内容を、コメントを当該コメントの入力者以外に情報共有する関係者に送信する。具体的には、コメントが入力されると、記録部25bにコメントの内容が記録される。情報伝達部15bは、記録部25bに記録されたコメントの内容を、情報共有する関係者が使用しているユーザ端末2の情報伝達部15aに送信する。これにより、情報伝達部15bによって、情報共有する関係者にコメントの内容が送信されるため、当該関係者はコメントの内容をすぐに確認することができる。
また、情報伝達部15bによるコメントの送信は、情報共有する関係者ごとに個別に設定可能とされている。具体的には、コメントの入力者は、コメントの入力時に、コメントの内容を情報共有する関係者を選択することができる。例えば、コメントの入力時に、一覧で表示されている複数の関係者について、1人ずつコメント送信の要否が設定可能となっていてもよい。
コメントの入力者が課長B1・B2に対してコメント送信要に設定し、課長B1・B2以外の関係者に対してコメント送信否に設定した場合を考える。この場合、前述した登録ボタンBR1がクリックされてコメントが登録される時に、コメント入力受付部310bは、前記共有範囲情報として課長B1・B2という情報を記録処理部330bに供給する。前記共有範囲情報としての課長B1・B2という情報は、記録処理部330bによって記録部25bに記録される。
情報伝達部15bは、記録部25bに記録されている、前記共有範囲情報としての課長B1・B2という情報を参照し、コメントの内容を、課長B1・B2が使用しているユーザ端末2の情報伝達部15aに送信する。このように、コメントの送信を情報共有する関係者ごとに個別に設定することにより、例えば、情報が必要とされる関係者に対してのみコメントを送信することができる。
また、記録処理部330bは、複数の監視対象の各々について前記共有範囲情報を記録部25bに記録してもよい。具体的には、記録処理部330bは、図6の(b)に示すように、脱水機E11、濃縮機C12、沈砂池H、及び水質Wの各々について共有範囲情報を記録部25bに記録してもよい。例えば、重要度が「通常」であるコメントが入力された場合において、脱水機E11について共有範囲情報として担当者A1・A3・A5及び課長B1・B2・B3を記録する。
つまり、脱水機E11に対して重要度が「通常」であるコメントが入力されたとき、当該コメントが、共有範囲情報として記録されている担当者A1・A3・A5及び課長B1・B2・B3に情報共有される。また、濃縮機C12に対して重要度が「通常」であるコメントが入力されたときには、当該コメントが、共有範囲情報として記録されている担当者A1・A2・A3・A4・A5に情報共有される。これにより、複数の監視対象の各々について共有範囲情報を記録することができるため、監視対象ごとに情報が必要とされる関係者を選択して情報共有及び情報伝達が行える。なお、水質Wは、第1処理場P1に係る情報の一例である。
(コメント表示領域の他の例)
図7の(a)~(c)は、図5に示すコメント表示領域R1とは異なるコメント表示領域の一例を示す図である。図7の(a)はコメント表示領域R3を示す図であり、図7の(b)はコメント表示領域R4を示す図であり、図7の(c)はコメント表示領域R5を示す図である。
図7の(a)に示すように、コメント表示領域R3には、監視対象の情報G1、コメント入力ボタンBB1、日時D2、入力者情報I3、コメント内容DE3、文字L1、文字L2、及びスクロールバーSB1が表示される。
表示処理部305bは、コメント内容の種類が質問である場合、コメントを左側に表示し、コメント内容の種類が返信である場合、コメントを右側に表示する。また、表示処理部305bは、日時D2及び入力者情報I3を、コメント内容DE3付近に表示する。これにより、コメント内容DE3と日時D2及び入力者情報I3が対応していることが分かり易くなる。
図7の(b)に示すように、コメント表示領域R4は、コメント表示領域R1と比べて、監視対象が設けられた施設の情報G3が表示されている点が異なる。表示処理部305bは、コメント表示領域R4に施設の情報G3として第1処理場P1を表示している。これにより、コメント表示領域R4が対象としている施設を把握することができる。
図7の(c)に示すように、コメント表示領域R5は、コメント表示領域R3と比べて、監視対象が設けられた施設の情報G3が表示されている点が異なる。表示処理部305bは、コメント表示領域R5に施設の情報G3として第1処理場P1を表示している。
(コメント入力領域の他の例)
図8の(a)~(d)は、図5に示すコメント入力領域R2とは異なるコメント入力領域の一例を示す図である。図8の(a)及び(b)はコメント入力領域R6を示す図であり、図8の(c)及び(d)はコメント入力領域R7を示す図である。
図8の(a)に示すように、コメント入力領域R6は、コメント入力領域R2と比べて、共有者情報SH1が表示されている点が異なる。表示処理部305bは、重要度が「通常」である場合の共有者情報SH1として担当者A1・A3・A5及び課長B1・B2を表示している。また、図8の(b)に示すように、表示処理部305bは、重要度が「重要」である場合の共有者情報SH1として担当者A1・A2・A3・A4・A5を表示している。
コメントの重要度が「重要」である場合、コメント表示領域R1にコメントが登録されると、共有者情報SH1に示されている関係者にメールが送信されてもよい。具体的には、ユーザ端末2の入力部20aからコメントが入力されると、制御部30aは、情報伝達部15aにコメントの重要度の情報を供給し、情報伝達部15aは、サーバ3の情報伝達部15bにコメントの重要度の情報を送信する。情報伝達部15bは、記録処理部330bにコメントの重要度の情報を供給し、記録処理部330bによってコメントの重要度の情報が記録部25bに記録される。
決定部315bは、記録部25bに記録されたコメントの重要度の情報を参照して、コメントの重要度に応じて、コメントの内容が記載されたメールを送信する対象者として、コメントの入力者以外に情報共有する関係者を決定する。情報共有する関係者は、共有者情報SH1に示されている関係者である。決定部315bは、決定した情報をメール送受信部325bに供給する。
メール送受信部325bは、決定部315bによって決定された情報に基づき、コメントの内容が記載されたメールを、情報伝達部15bを介して共有者情報SH1に示されている関係者に送信する。具体的には、メール送受信部325bは、情報伝達部15bを介して、前記メールを共有者情報SH1に示されている関係者が使用しているユーザ端末2の情報伝達部15aに送信する。よって、例えば、コメントの重要度が高い場合、コメントの内容が記載されたメールをコメントの入力者以外に情報共有する関係者に送信する。これにより、メールを送信しない場合と比べて、コメントの内容について情報共有及び情報伝達を早く行うことができる。なお、コメントの重要度に関わらず、ユーザによってメールを送信するか否かが選択可能であってもよい。
図8の(c)に示すように、コメント入力領域R7は、コメント入力領域R2と比べて、共有者情報SH1が表示されている点、及び欄BM1が表示されていない点が異なる。表示処理部305bは、入力者情報I2が課長B1である場合、共有者情報SH1として担当者A1・A2・A3を表示している。また、図8の(d)に示すように、表示処理部305bは、入力者情報I2が担当者A1である場合の共有者情報SH1として担当者A1・A3及び課長B1・B2を表示している。
つまり、コメントの入力者に応じて共有者情報SH1が異なっている。具体的には、記録処理部330bは、コメントの入力者に応じて、前記共有範囲情報を記録部25bに記録する。表示処理部305bは、記録部25bから前記共有範囲情報を参照し、前記共有範囲情報を共有者情報SH1として表示している。
よって、記録処理部330bがコメントの入力者に応じて共有範囲情報を記録することにより、コメントを入力する度に共有範囲情報を設定する必要がない。このため、コメントの入力時間を短縮することができる。また、例えば、コメントの入力者の立場に応じて、共有範囲情報を記録することができるため、コメントの入力者の立場に応じて、情報が必要とされる関係者を選択して情報共有及び情報伝達が行える。
また、図8の(d)に示すコメント入力領域R7において、共有者情報SH1から関係者を選択することができる。例えば、共有者情報SH1に示されている担当者A1・A3及び課長B1・B2の中から、担当者A3及び課長B2を選択することにより、担当者A3及び課長B2に対してコメントの内容を情報共有することができる。
つまり、記録処理部330bは、前記共有範囲情報から、情報共有する関係者を選択可能とする。換言すると、記録処理部330bは、前記共有範囲情報により示される関係者のうち、ユーザに選択された関係者を記録する。これにより、記録処理部330bが、前記共有範囲情報から、情報共有する関係者を選択可能とすることにより、ユーザは情報共有する関係者を選択することができる。
コメントの入力は、図3に示す表示要素M21・M22のような監視対象に係る情報としてのグラフに対しても行うことができる。このような場合について図9に基づいて説明する。図9は、図3に示す脱水機E11の監視データのグラフを示す図である。図9に示すように、脱水機E11の監視データのグラフにおいて、数値g1~g4が表示されており、数値g2が異常な値を示していることを関係者が気付いた場合、関係者は、グラフのコメントボタンc3をクリックしてコメントを入力する。入力されたコメントは、脱水機E11の共有範囲情報として記録されている関係者の間で情報共有及び情報伝達が行われる。
図10は、監視対象表示領域CRとコメント表示領域R1とが分かれて表示されている様子が表示された表示部10aの表示画面を示す図である。図10に示すように、ユーザ端末2の表示部10aの表示画面の左側に監視対象表示領域CRが表示され、表示部10aの表示画面の右側にコメント表示領域R1が表示されている。監視対象表示領域CRには、表示要素M11・M12及びコメントボタンc1・c2が表示されている。
このとき、表示処理部305bは、表示部10aの表示画面において、コメント表示領域R1と、コメントが入力された時の監視対象が表示されている監視対象表示領域CRとを分けて表示する。これにより、コメントが表示されているコメント表示領域以外の領域に監視対象が表示されるため、コメントの入力者は、監視対象を確認しながらコメントを入力することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図11及び図12に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図11の(a)は、第1処理場P1の脱水機E11に対応するコメント表示領域R1を示す図であり、図11の(b)は、第2処理場P2の脱水機E21に対応するコメント表示領域R8を示す図である。図12の(a)は、第1処理場P1において複数の監視対象に担当者が割り当てられている割り当て情報を示す図であり、図12の(b)は、第2処理場P2において複数の監視対象に担当者が割り当てられている割り当て情報を示す図である。
図11の(a)及び(b)に示すように、コメント表示領域R1において入力されたコメントは、コメント表示領域R8にコピーされる。つまり、複数の監視対象の各々について、コメントを当該コメントが入力された監視対象以外に、他の関連する監視対象にも情報共有される。図11の(a)及び(b)の場合、脱水機E11と関連する脱水機E21にも情報共有される。
また、図11の(b)に示すように、表示処理部305bは、脱水機E21と関連する脱水機E11にコメントが入力されたことを示すコメント入力情報CIをユーザ端末2の表示部10aの表示画面に表示してもよい。つまり、表示処理部305bは、他の関連する監視対象にコメントが入力されたことを示すコメント入力情報を表示部10aの表示画面に表示してもよい。これにより、他の関連する監視対象にコメントが入力されたことを確認することができ、互いに関連する複数の監視対象の関係者の間で情報共有及び情報伝達が行える。
図12の(a)に示すように、記録部25bには、複数の監視対象に担当者が割り当てられている割り当て情報を予め記録することができる。監視対象の大分類として脱水機、濃縮機、及び配水が設定されており、脱水機には脱水機E11・E13が設定されており、濃縮機には濃縮機C12・C14が設定されており、配水には流量W15・W16及びポンプW17が設定されている。
脱水機E13は、第1処理場P1に設けられ、脱水機管理設備F11とは異なる脱水機管理設備F13に設けられた脱水機である。濃縮機C14は、第1処理場P1に設けられ、濃縮機管理設備F12とは異なる濃縮機管理設備F14に設けられた濃縮機である。流量W15・16及びポンプW17はそれぞれ、第1処理場P1に設けられた監視対象である。流量W23・W24及びポンプW25はそれぞれ、第2処理場P2に設けられた監視対象である。
大分類が同一である複数の監視対象の間では、コメントの内容が情報共有される。例えば、濃縮機C12に対応するコメント表示領域に入力されたコメントの内容は、濃縮機C14に対応するコメント表示領域及び濃縮機C22に対応するコメント表示領域にコピーされる。つまり、濃縮機C12に対して入力されたコメントの内容は、濃縮機C14・C22にも情報共有される。
例えば、表示処理部305bは、濃縮機C12と関連する濃縮機C22に対してコメントが入力された場合、当該コメントの内容をユーザ端末2の表示部10aの表示画面に表示してもよい。つまり、表示処理部305bは、他の関連する監視対象に対するコメントを表示する。これにより、他の関連する監視対象に対するコメントを確認することができ、互いに関連する複数の監視対象の関係者の間でコメントの内容を共有することができる。
なお、例えば、記録処理部330bは、濃縮機C12に対してコメントが入力された場合、当該コメントを濃縮機C12と関連する濃縮機C14・C22に対するコメントとして記録部25bに記録してもよい。具体的には、記録処理部330bは、コメントが入力された濃縮機C12と関連する濃縮機C14・C22が当該コメントの共有範囲に含まれるよう、前記共有範囲情報を記録してもよい。
つまり、記録処理部330bは、監視対象に係る情報に入力されたコメントを、他の関連する監視対象に対するコメントとして記録部25bに記録してもよい。これにより、監視対象に係る情報に入力されたコメントが、他の関連する監視対象に対するコメントとして記録されるため、互いに関連する複数の監視対象の関係者の間で同一内容のコメントを参照することができる。
また、記録処理部330bは、複数の監視対象の各々について、コメントを当該コメントが入力された監視対象以外に情報共有する他の関連する監視対象の範囲を示す共有範囲情報を記録する。具体的には、例えば、コメントを当該コメントが入力された濃縮機C12以外に情報共有する他の関連する監視対象の範囲を示す共有範囲情報として濃縮機C14・C22を記録部25bに記録する。これにより、コメントが入力された監視対象と関連する監視対象の関係者の間で情報共有及び情報伝達を円滑に行うことができる。
さらに、コメントが入力された監視対象と関連する監視対象に対して当該コメントを共有する。具体的には、例えば、コメントが入力された濃縮機C12と関連する監視対象である濃縮機C14・C22に対して当該コメントの情報を共有する。よって、監視対象にコメントが入力された時に、当該監視対象と関連する監視対象にもコメントの情報を共有することにより、情報が必要とされる関係者に対して情報共有及び情報伝達が行える。
決定部315bは、記録部25bに記録されたコメントの重要度の情報を参照して、コメントの重要度に応じて、コメントの内容が記載されたメールを送信する対象者として、コメントが入力された監視対象と関連する監視対象の関係者を決定してもよい。コメントが入力された監視対象と関連する監視対象の関係者とは、例えば、濃縮機C12に対してコメントが入力された場合、コメントが入力された濃縮機C12と関連する濃縮機C14・C22の関係者となる。
これにより、例えば、コメントの重要度が高い場合、コメントの内容が記載されたメールを、コメントが入力された監視対象と関連する監視対象に対して送信する。これにより、メールを送信しない場合と比べて、コメントの内容について情報共有及び情報伝達を早く行うことができる。コメントが入力された監視対象が濃縮機C12である場合、濃縮機C12と関連する監視対象である濃縮機C14・C22の関係者に対してメールが送信される。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。図13は、本発明の実施形態3に係る全体監視システムS2の構成を示すブロック図である。全体監視システムS2は、図13に示すように、全体監視システムS1と比べて、第1処理場P11に第1サーバ3a(監視システム)が設けられている点、及び第2処理場P21に第2サーバ3b(監視システム)が設けられている点が異なる。第1サーバ3a及び第2サーバ3bの構成はそれぞれ、前述したサーバ3と同一の構成である。
データ収集装置1a・1bはそれぞれ、第1サーバ3aと接続されており、データ収集装置1c・1dはそれぞれ、第2サーバ3bと接続されている。第1サーバ3a及び第2サーバ3bはそれぞれ、ユーザ端末2と接続されている。脱水機管理設備F11内にいる関係者は、データ収集装置1aで収集される脱水機E11に関するデータを見て、気付いた点をコメントとしてユーザ端末2の入力部20aによってユーザ端末2に入力する。
入力されたコメントの情報は、受付部310aを介して情報伝達部15aに供給され、情報伝達部15aは、前記コメントの情報をサーバ3の情報伝達部15bに送信する。他の管理設備でも同様に、濃縮機C12、脱水機E21、及び濃縮機C22に関するデータはそれぞれ、データ収集装置1b~1dによって、第1サーバ3a及び第2サーバ3bに収集される。第1サーバ3aと第2サーバ3bとはデータ通信可能に接続されており、第1サーバ3aまたは第2サーバ3bに入力されたコメントを、互いに共有するように構成してもよい。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、図14に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。図14は、本発明の実施形態2に係るユーザ端末2Aの構成を示すブロック図である。
実施形態2では、ユーザ端末2Aは、複数の監視対象の状況を監視する監視システムとして機能する。また、実施形態2では、実施形態1と比べて、ユーザ端末2がユーザ端末2Aに変更されている点が異なる。ユーザ端末2Aは、例えば、複数の監視対象の状況を遠隔監視するPC、タブレット端末、スマートフォン等であってもよいが、複数の監視対象の状況を監視することが可能なものであれば、特に限定されない。また、ユーザ端末2Aとしては、例えば、監視対象の設備が設置されている場所とは別の場所に位置する市役所等の公的機関または当該設備を有する企業の中央管理施設に設けられたPC等が挙げられる。
ユーザ端末2Aは、図14に示すように、表示部10A、情報伝達部15A、入力部20A、記録部25A、及び制御部30Aを備えている。ユーザ端末2Aの内部の構成は、サーバ3の内部の構成と同一であってもよい。つまり、表示部10A、情報伝達部15A、入力部20A、記録部25A、及び制御部30Aは、表示部10b、情報伝達部15b、入力部20b、記録部25b、及び制御部30bと同様の機能を有してもよい。
また、表示処理部305A、コメント入力受付部310A、決定部315A、識別部320A、メール送受信部325A、及び記録処理部330Aはそれぞれ、表示処理部305b、コメント入力受付部310b、決定部315b、識別部320b、メール送受信部325b、及び記録処理部330bと同様の構成を有してもよい。
ユーザ端末2Aの内部の各構成に係る接続関係は、サーバ3の内部の各構成に係る接続関係と比べて、情報伝達部15Aとコメント入力受付部310Aとが接続されていない点、及び情報伝達部15Aと識別部320Aとが接続されていない点が異なる。また、ユーザ端末2Aの内部の各構成に係る接続関係は、サーバ3の内部の各構成に係る接続関係と比べて、情報伝達部15Aと表示処理部305Aとが接続されていない点、及び情報伝達部15Aと記録処理部330Aとが接続されていない点が異なる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
データ収集装置1、ユーザ端末2・2A、及びサーバ3の制御ブロック(特に制御部30・30a・30b・30A)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、データ収集装置1、ユーザ端末2・2A、及びサーバ3は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、前記コンピュータにおいて、前記プロセッサが前記プログラムを前記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。前記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。前記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、前記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、前記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して前記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、前記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
2A ユーザ端末(監視システム)
3 サーバ(監視システム)
3a 第1サーバ(監視システム)
3b 第2サーバ(監視システム)
15、15a、15b、15A 情報伝達部
305、305a、305b、305A 表示処理部
310、310a、310b、310A コメント入力受付部
320、320a、320b、320A 識別部
330、330a、330b、330A 記録処理部
ME1 コメント存在情報
R1、R3、R4、R5、R8 コメント表示領域

Claims (11)

  1. 監視対象の状況を監視する監視システムであって、
    前記監視対象に係る情報を表示画面に表示する表示処理部と、
    前記監視対象に対するコメントの入力を受け付けるコメント入力受付部と、
    前記コメントを当該コメントの入力者以外に情報共有する関係者の範囲を示す共有範囲情報を記録する記録処理部と、を備え
    前記記録処理部は、前記コメントの入力者に応じて異なる前記共有範囲情報を記録することを特徴とする監視システム。
  2. 前記コメント入力受付部は、複数の監視対象に対するコメントの入力を受け付け、
    前記記録処理部は、前記複数の監視対象の各々について前記共有範囲情報を記録することを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記記録処理部は、前記共有範囲情報から、情報共有する関係者を選択可能とすることを特徴とする請求項1または2に記載の監視システム。
  4. 前記記録処理部は、前記共有範囲情報により示される関係者のうち、ユーザに選択された関係者を記録することを特徴とする請求項1または2に記載の監視システム。
  5. 外部へ情報伝達する情報伝達部をさらに備え、
    前記情報伝達部は、前記コメントが入力されると当該コメントの内容を、情報共有する前記関係者に送信することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の監視システム。
  6. 前記情報伝達部による前記コメントの送信は、情報共有する前記関係者ごとに個別に設定可能とされていることを特徴とする請求項に記載の監視システム。
  7. 前記コメントの重要度に応じて、前記コメントの内容が記載されたメールを送信する対象者として、前記コメントの入力者以外に情報共有する前記関係者を決定する決定部をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の監視システム。
  8. 前記監視システムを操作する操作者を識別する識別部をさらに備え、
    前記表示処理部は、前記操作者に対するコメントが存在する場合に、当該コメントが存在することを示すコメント存在情報を前記表示画面に表示することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の監視システム。
  9. 前記表示処理部は、前記表示画面において前記コメントが表示されているコメント表示領域以外の領域に、前記コメントが入力された時の前記監視対象を表示することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の監視システム。
  10. 前記記録処理部は、前記監視対象に係る情報に入力されたコメントを、当該監視対象と関連する監視対象に対するコメントとして記録することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の監視システム。
  11. 請求項1に記載の監視システムとしてコンピュータを機能させるための監視プログラムであって、前記表示処理部、前記コメント入力受付部、及び前記記録処理部としてコンピュータを機能させるための監視プログラム。
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