JP2015224592A - 内燃機関の燃料噴射システム - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関への燃料噴射を、内燃機関の運転状態に応じて最適に制御できること。
【解決手段】エンジンの吸気通路の壁部に設けられて燃料を噴射するプライマリ第1燃料インジェクタ35、プライマリ第2燃料インジェクタ36と、これらの燃料インジェクタからの燃料噴射の有無及び燃料噴射量を制御するECU42と、を有する内燃機関の燃料噴射システム45であって、プライマリ第1燃料インジェクタ35、プライマリ第2燃料インジェクタ36は、エンジンのシリンダヘッド17における各気筒に対応するそれぞれの吸気ポート20を形成する吸気ポート周囲部39にそれぞれ1個ずつ設けられ、ECU42は、各気筒について燃料噴射を行うプライマリ第1燃料インジェクタ35、プライマリ第2燃料インジェクタ36を、エンジン10の運転状態に応じて選択し変更するよう構成されたものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関の吸気通路に燃料を噴射する内燃機関の燃料噴射システムに関する。
特許文献1には、吸気量を制御するスロットルバルブを備えたスロットルボディに第1燃料インジェクタが1個、スロットルボディに接続された吸気ファンネルの上方に第2燃料インジェクタが1個、それぞれ設けられた吸気装置が開示されている。この吸気装置では、主にスロットルバルブの開度に応じて2個の燃料インジェクタが選択して用いられる。
特開2004−3424号公報
ところが、特許文献1に記載の吸気装置では、スロットルバルブの開度が小さい領域であって、要求される燃料噴射量が少なく且つ燃料の噴射時間が短い領域(即ち、図4のX領域)において、スロットルボディに設置された1個の第1燃料インジェクタを用いた場合に、図4の破線Qに示すように、燃料の噴射量特性が非線形になってしまう。従って、このスロットルバルブの開度が小さい場合に、燃料の噴射を最適に実施することができない。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、内燃機関への燃料噴射を、内燃機関の運転状態に応じて最適に制御できる内燃機関の燃料噴射システムを提供することにある。
本発明に係る内燃機関の燃料噴射システムは、内燃機関における吸気通路の壁部に設けられて燃料を噴射する燃料インジェクタと、この燃料インジェクタからの燃料噴射の有無及び燃料噴射量を制御する燃料噴射制御装置と、を有する内燃機関の燃料噴射システムであって、前記燃料インジェクタは、前記内燃機関の各気筒に対応するそれぞれの前記吸気通路の前記壁部に複数設けられ、前記燃料噴射制御装置は、前記各気筒について燃料噴射を行う前記燃料インジェクタを、前記内燃機関の運転状態に応じて選択し変更するよう構成されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、内燃機関の吸気通路の壁部に燃料インジェクタを複数設け、これら複数の燃料インジェクタを内燃機関の運転状態に応じて選択し変更して燃料噴射を実施することで、燃料の噴射量及び噴射時間を微細に調整して、最適な燃料噴射を実施できる。この結果、燃焼効率が改善されて内燃機関の出力を向上できると共に、無駄な燃料の使用量が削減されて内燃機関の燃費を向上できる。
本発明に係る内燃機関の燃料噴射システムにおける一実施形態が適用されたエンジン及び吸気系を示す側面図。 図1のエンジン及び吸気系の一部を示す断面図。 図2のECUに格納された燃料インジェクタの切換マップを示すグラフ。 図2の燃料インジェクタによる燃料噴射量特性を示すグラフ。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る内燃機関の燃料噴射システムにおける一実施形態が適用されたエンジン及び吸気系を示す側面図である。この図1に示す内燃機関としてのエンジン10は、例えば自動二輪車に搭載された4サイクル多気筒エンジンであり、エンジンケース11の前方にシリンダアッセンブリ12が、やや前傾した姿勢で略直立して配置されて構成される。
エンジンケース11内に、前方から順にクランク軸13とカウンタ軸14とドライブ軸15とが、それぞれ車幅方向に延びて軸支される。また、シリンダアッセンブリ12は、エンジンケース11上にシリンダブロック16とシリンダヘッド17とヘッドカバー18とが順次配置されて構成される。
シリンダブロック16の図示しない複数のシリンダボア内にピストン(不図示)が摺動自在に配設され、このピストンの往復運動が、図示しないコンロッドを介してクランク軸13の回転運動に変換される。また、シリンダヘッド17には、前記シリンダボアに整合する燃焼室19(図2)が複数形成されると共に、各燃焼室19に連通して吸気通路としての吸気ポート20、及び排出通路としての排気ポート21がそれぞれ形成される。更に、シリンダヘッド17には、各燃焼室19の中央位置に点火プラグ22がそれぞれ螺装されている。
図1に示すクランク軸13の回転は、図示しないプライマリドライブギア及びプライマリドリブンギア、並びにクラッチ機構23を経てカウンタ軸14へ伝達される。そして、このカウンタ軸14の回転は、図示しないミッション機構を介してドライブ軸15へ伝達され、このドライブ軸15の回転は図示しないドライブチェーン等を介して自動二輪車の後輪へ伝達される。
エンジン10では、シリンダブロック16のシリンダボアと、このシリンダボア内のピストンと、シリンダヘッド17の燃焼室19とを有して気筒がそれぞれ構成される。この各気筒において、図2に示すように、シリンダヘッド17の吸気ポート20に吸気バルブ25が、排気ポート21に排気バルブ26がそれぞれ設けられる。これらの吸気バルブ25及び排気バルブ26は、例えばDOHC型の動弁装置27により吸気バルブ25が吸気ポート20を、排気バルブ26が排気ポート21をそれぞれ開閉する。
つまり、動弁装置27は、図示しない吸気側カムを一体に備えた吸気側カムシフト28を回転させることで、吸気側カムと吸気側バルブスプリング(不図示)との作用で吸気バルブ25を開閉駆動する。また、動弁装置27は、図示しない排気側カムを一体に備えた排気側カムシャフト29を回転させることで、排気側カムと排気側バルブスプリング(不図示)との作用で排気バルブ26を開閉駆動する。
また、エンジン10では、各気筒において、シリンダヘッド17の吸気ポート20に吸気マニホールド30、スロットルボディ31、吸気ファンネル32が順次接続される。そして、各気筒の吸気ファンネル32が1つのエアクリーナ33(図1)に接続される。スロットルボディ31の吸気通路31A内にはスロットルバルブ34が、開度を調整可能に配置される。これらの吸気マニホールド30、スロットルボディ31(スロットルバルブ34)、吸気ファンネル32、エアクリーナ33、後述のプライマリ第1燃料インジェクタ35、プライマリ第2燃料インジェクタ36及びセカンダリ燃料インジェクタ37を有して、エンジン10の吸気系40が構成される。
この吸気系40では、エアクリーナ33が導入した空気(外気)を浄化し、この浄化された空気は、吸気として各気筒における吸気ファンネル32の吸気通路32A、スロットルボディ31の吸気通路31A、吸気マニホールド30の吸気通路30Aを順次経て吸気ポート20へ流入し、プライマリ第1燃料インジェクタ35、プライマリ第2燃料インジェクタ36、セカンダリ燃料インジェクタ37から噴射された燃料と共に、吸気バルブ25の開動作時に各気筒の燃焼室19へ供給される。この燃焼室19への空気(吸気)の供給量は、スロットルボディ31のスロットルバルブ34の開度により決定される。
前記プライマリ第1燃料インジェクタ35及びプライマリ第2燃料インジェクタ36は、エンジン10の各気筒に対応するそれぞれの吸気ポート20に噴射口38が臨むようにして、各吸気ポート20を形成する壁部としてのシリンダヘッド17における吸気ポート周囲部39に設置された、それぞれ1個の燃料インジェクタである。これらのプライマリ第1燃料インジェクタ35及びプライマリ第2燃料インジェクタ36は、吸気ポート20の軸線Mに沿い、プライマリ第1燃料インジェクタ35が上方に、プライマリ第2燃料インジェクタ36が下方にそれぞれ配置される。
更に、プライマリ第1燃料インジェクタ35は、噴射口38から吸気バルブ25へ向けて燃料を噴射するように、シリンダヘッド17の吸気ポート周囲部39に設置される。また、プライマリ第2燃料ジェクタ36は、噴射口38から吸気ポート20の内壁面41へ燃料を噴射するように、シリンダヘッド17の吸気ポート周囲部39に設置される。
前記セカンダリ燃料インジェクタ37は、エンジン10の各気筒に対応するそれぞれの吸気ファンネル32において、この吸気ファンネル32の吸気通路32Aの軸線N上に位置付けられる。このセカンダリ燃料インジェクタ37は、具体的には、図示しない支持ブラケットを用いてエアクリーナ33またはシリンダヘッド17に支持される。このセカンダリ燃料インジェクタ37の噴射口38から吸気ファンネル32の吸気通路32A内へ燃料が噴射される。
上述のプライマリ第1燃料インジェクタ35、プライマリ第2燃料インジェクタ36及びセカンダリ燃料インジェクタ37からの燃料の噴射の有無及び燃料噴射量は、燃料噴射制御装置としてのECU(エンジンコントロールユニット)42により、エンジン10の運転状態に応じて各気筒について制御される。即ち、ECU42は、エンジン10の各気筒について燃料噴射を行うプライマリ第1燃料インジェクタ35、プライマリ第2燃料インジェクタ36、セカンダリ燃料インジェクタ37を、エンジンの運転状態(エンジン回転数及びスロットルバルブ開度)に応じて選択し変更する。
エンジン10の運転状態を認識するために、ECU42には、クランク角センサ43及びスロットルバルブ開度センサ44が電気的に接続されている。ここで、上述のプライマリ第1燃料インジェクタ35、プライマリ第2燃料インジェクタ36、セカンダリ燃料インジェクタ37、ECU42、クランク角センサ43及びスロットルバルブ開度センサ44を有して、エンジン10の燃料噴射システム45が構成される。
クランク角センサ43は、図1に示すように、クランク軸13に装着されたフライホイール46の外周に形成された突起(不図示)に対応するように配置され、クランク軸13の回転角度を検出して、クランク角検出信号をECU42へ送信する。このECU42では、送信されたクランク角検出信号に基づいてエンジン回転数が演算される。また、スロットルバルブ開度センサ44は、図2に示すように、スロットルボディ31に設置されてスロットルバルブ34の開度(スロットルバルブ開度)を検出するものであり、検出したスロットルバルブ開度信号がECU42へ送信される。
ECU42には、更にエンジン回転数とスロットルバルブ開度をパラメータとする燃料インジェクタ切換マップ(図3)が格納されている。この燃料インジェクタ切換マップは、プライマリ第1燃料インジェクタ35、プライマリ第2燃料インジェクタ36及びセカンダリ燃料インジェクタ37の全体から噴射される燃料の噴射量及び噴射時間を微細に調整するためのマップである。
つまり、この燃料インジェクタ切換マップは、エンジン回転数とスロットルバルブ開度に応じて、領域Aでは、プライマリ第1燃料インジェクタ35のみを用いて燃料の噴射量及び噴射時間を調整し、領域Bでは、プライマリ第1燃料インジェクタ35及びプライマリ第2燃料インジェクタ36を用いて燃料の噴射量及び噴射時間を調整し、領域Cでは、プライマリ第1燃料インジェクタ35、プライマリ第2燃料インジェクタ36及びセカンダリ燃料インジェクタ37を用いて燃料の噴射量及び噴射時間を調整するマップである。
ECU42は、エンジン回転数が低く且つスロットルバルブ開度が小さいエンジン運転状態、即ち、要求される燃料噴射量が少なくまたは燃料噴射時間が短いときには、エンジン10の各気筒について燃料インジェクタを1個に限定、即ちプライマリ第1燃料インジェクタ35に限定して選択し、上述の燃料インジェクタ切換マップの領域Aに基づいて燃料の噴射を実行する。これにより、エンジン回転数が低く且つスロットルバルブ開度が小さいエンジン運転状態において、吸気系40にて噴射される燃料の噴射量及び噴射時間を微細に調整することが可能になり、図4の範囲Xにおける実線Pに示すように、燃料噴射量が噴射時間に比例する線形の燃料噴射量特性を得ることが可能になる。
また、ECU42は、エンジン回転数が低く且つスロットルバルブ開度が小さいエンジン運転状態以外では、エンジン10の各気筒について燃料インジェクタを、プライマリ第1燃料インジェクタ35及びプライマリ第2燃料インジェクタ36、またはプライマリ第1燃料インジェクタ35、プライマリ第2燃料インジェクタ36及びセカンダリ燃料インジェクタ37に選択して、燃料インジェクタ切換マップの領域B(プライマリ第1燃料インジェクタ35及びプライマリ第2燃料インジェクタ36を選択した場合)、または領域C(プライマリ第1燃料インジェクタ35、プライマリ第2燃料インジェクタ36及びセカンダリ燃料インジェクタ37を選択した場合)に基づいて、吸気系40にて噴射される燃料を調整する。これにより、このエンジン回転数が低く且つスロットルバルブ開度が小さいエンジン運転状態以外において、図4の範囲Yにおける実線Pに示すように、線形の燃料噴射量特性を得ることが可能になる。
尚、図4中の範囲Zは、プライマリ第1燃料インジェクタ35が噴射状態にあるが、実際に燃料が噴射されていない無効噴射範囲を示す。
以上のように構成されたことから、本実施形態によれば、次の効果(1)〜(4)を奏する。
(1)本実施形態の吸気系40によれば、エンジン10のシリンダヘッド17における吸気ポート20を形成する吸気ポート周囲部39にプライマリ第1燃料インジェクタ35及びプライマリ第2燃料タ36が設けられ、これらの燃料インジェクタ35及び36をエンジン10の運転状態(エンジン回転数、スロットルバルブ開度)に応じて選択し変更して燃料を噴射している。このため、大型の燃料インジェクタを1個設ける場合と比較して、燃料の最大噴射量が同一であるとしても、共に小型のプライマリ第1燃料インジェクタ35及びプライマリ第2燃料インジェクタ36を用いることで、燃料の噴射量及び噴射時間を微細に調整して最適な燃料噴射を実施できる。この結果、燃焼効率が改善されてエンジン10の出力を向上できると共に、無駄な燃料の使用量が削減されてエンジン10の燃費を向上させることができる。
(2)ECU42は、エンジン回転数が低く且つスロットルバルブ開度が小さいとき、即ち、要求される燃料噴射量が少なくまたは燃料噴射時間が短いときに、エンジン10の各気筒について燃料噴射を行う燃料インジェクタを1個(プライマリ第1燃料インジェクタ35)に限定している。従って、このときの微小な燃料の噴射量及び噴射時間を、1個の燃料インジェクタを用いて容易に制御できるので、吸気ポート20への最適な燃料噴射を実施できる。
(3)プライマリ第1燃料インジェクタ35は、吸気バルブ25へ向けて燃料を噴射するようにシリンダヘッド17に設置され、また、プライマリ第2燃料インジェクタ36は、吸気ポート20の内壁面41向けて燃料を噴射するようにシリンダヘッド17に設置されている。プライマリ第1燃料インジェクタ35による燃料噴射によって、エンジン10の燃焼室19へ燃料が略ダイレクトに供給されるので、エンジン10の点火レスポンスを向上させることができる。また、プライマリ第2燃料インジェクタ36による燃料噴射によって、噴射された燃料が吸気ポート20の内壁面41に衝突して拡散され、燃料と吸気との混合を確実化できる。これらを組み合わせることで、燃料インジェクタが1個の場合に比べ、エンジン10の運転状態に応じた燃料の噴射制御を最適に実施できる。
(4)エンジン回転数が低く且つスロットルバルブ開度が小さいときには、吸気バルブ25へ向けて燃料を噴射するプライマリ第1燃料インジェクタ35がECU42により選択される。このように、例えば、車両低速時における姿勢安定のための加速時に、点火レスポンスが要求される状況に適したプライマリ第1燃料インジェクタ35が選択されることで、乗員の意図に即した加速を的確に実施できるので、車両の操作性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
例えば、プライマリ第1燃料インジェクタ35とプライマリ第2燃料インジェクタ36は、吸気ポート20の軸線Mに沿い上下の位置にそれぞれ配置されたが、吸気ポート20の軸線Mに略直交して横並びに配置されてもよい。また、これらのプライマリ第1燃料インジェクタ35とプライマリ第2燃料インジェクタ36とはそれぞれ1個ずつではなく、2個以上の複数個ずつ設置されてもよい。
また、プライマリ第1燃料インジェクタ35及びプライマリ第2燃料インジェクタ36は、シリンダヘッド17における吸気ポート20を形成する吸気ポート周囲部39に設置されたが、スロットルボディ31または吸気マニホールド30に設置されてもよい。更に、本実施形態のセカンダリ燃料インジェクタ37は省略してもよい。
10 エンジン(内燃機関)
17 シリンダヘッド
20 吸気ポート(吸気通路)
25 吸気バルブ
30 吸気マニホールド
31 スロットルボディ
32 吸気ファンネル
30A、31A、32A 吸気通路
34 スロットルバルブ
35 プライマリ第1燃料インジェクタ
36 プライマリ第2燃料インジェクタ
37 セカンダリ燃料インジェクタ
39 吸気ポート周囲部(壁部)
41 内壁面
42 ECU(燃料噴射制御装置)
43 クランク角センサ
44 スロットルバルブ開度センサ
45 燃料噴射システム
N 軸線

Claims (5)

  1. 内燃機関における吸気通路の壁部に設けられて燃料を噴射する燃料インジェクタと、この燃料インジェクタからの燃料噴射の有無及び燃料噴射量を制御する燃料噴射制御装置と、を有する内燃機関の燃料噴射システムであって、
    前記燃料インジェクタは、前記内燃機関の各気筒に対応するそれぞれの前記吸気通路の前記壁部に複数設けられ、
    前記燃料噴射制御装置は、前記各気筒について燃料噴射を行う前記燃料インジェクタを、前記内燃機関の運転状態に応じて選択し変更するよう構成されたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射システム。
  2. 前記燃料噴射制御装置は、内燃機関の回転数が低く、且つ吸気通路内を流れる吸気の流量を調整するスロットルバルブの開度が小さいときに、前記内燃機関の各気筒について燃料噴射を行う燃料インジェクタを1個に限定するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射システム。
  3. 複数の前記燃料インジェクタは、少なくとも1つが内燃機関の吸気バルブへ向けて燃料を噴射するよう設置され、残りが吸気通路の内壁面へ向けて燃料を噴射するよう設置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の燃料噴射システム。
  4. 前記燃料噴射制御装置は、内燃機関の回転数が低く、且つ吸気通路内を流れる吸気の流量を調整するスロットルバルブの開度が小さいときに、前記内燃機関の各気筒について燃料噴射を行う燃料インジェクタを、前記内燃機関の吸気バルブへ向けて燃料を噴射する燃料インジェクタに選択するよう構成されたことを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の燃料噴射システム。
  5. 前記燃料インジェクタは、吸気通路の軸線上に設置されて前記吸気通路内へ燃料を噴射する燃料インジェクタを追加して備え、この燃料インジェクタは燃料噴射制御装置により、内燃機関の運転状態に応じて燃料噴射の有無及び燃料噴射量が制御されるよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射システム。
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