JP2012067681A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、吸気弁の傘部への燃料付着による排気エミッションの悪化を良好に抑制することを目的とする。
【解決手段】同一気筒に対して備えられた2つの吸気ポート24a、24bと、当該吸気ポート24a、24bのそれぞれを開閉する吸気弁30a、30bと、吸気ポート24a、24bにそれぞれ設置され、燃料が吸気弁30a、30bの傘部30a1、30b1と吸気ポート24a、24bの開口部との間を通過して直接筒内に流入するように噴射可能な燃料噴射弁26a、26bと、を備える。第1吸気弁30aおよび第2吸気弁30bのリフト量を互いに異ならせることが可能な吸気可変動弁機構42を備える。第1吸気弁30aと第2吸気弁30bのリフト量との差が大きいほど、リフト量が小さい第2吸気弁30b側の第2燃料噴射弁26bから噴射される燃料の貫徹力を弱くする。
【選択図】図6

Description

この発明は、内燃機関に関する。
従来、例えば特許文献1には、2つの吸気ポートと、これら2つの吸気ポートをそれぞれ開閉する2つの吸気弁と、これら2つの吸気ポートのそれぞれに設置された燃料噴射弁とを各気筒に備え、かつ、各気筒の上記2つの吸気弁のリフト量を互いに異ならせることが可能な可変動弁機構を更に備える可変動弁式内燃機関が開示されている。
また、従来、例えば特許文献2には、吸気弁の傘部と吸気ポートの開口部との間を通過して筒内に直接燃料が流入できるようにするために、吸気ポートにおける燃焼室に比較的近い部位に燃料噴射弁を備えるようにした内燃機関が開示されている。このような構成を有する燃料噴射弁を備えておくことで、吸気行程中において行われる燃料噴射(いわゆる、吸気同期噴射)を利用して、高圧ポンプ等を設けなくても筒内に燃料を直接噴射することができる。
特開2007−321767号公報 特開2006−125333号公報
ところで、上記特許文献1に記載の燃料噴射弁を上記特許文献2に記載の構成のように燃焼室に近接させて配置した場合には、次のような問題が生ずる。すなわち、リフト量が小さい方の吸気弁では、リフト動作中の吸気弁の傘部と燃料噴射弁との距離が短くなる。そうすると、吸気弁と燃料噴射弁との距離に対し、燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力が過大となってしまう。その結果、燃料噴射時(吸気同期噴射時)に吸気弁の傘部に付着する燃料量が多くなる。これにより、所定の目標空燃比に対する実空燃比のずれが生じ、排気エミッションが悪化してしまうことが懸念される。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、複数の吸気ポートのうちの少なくとも2つにそれぞれ設置され、かつ、燃料が吸気弁の傘部と吸気ポートの開口部との間を通過して直接筒内に流入するように噴射可能な燃料噴射弁と、同一気筒内の第1吸気弁および第2吸気弁のリフト量を互いに異ならせることが可能な可変動弁機構を備える内燃機関において、吸気弁の傘部への燃料付着による排気エミッションの悪化を良好に抑制し得る内燃機関を提供することを目的とする。
第1の発明は、
同一気筒に対して備えられた複数の吸気ポートと、
前記複数の吸気ポートのそれぞれを開閉する吸気弁と、
前記複数の吸気ポートのうちの少なくとも2つにそれぞれ設置され、燃料が前記吸気弁の傘部と前記吸気ポートの開口部との間を通過して直接筒内に流入するように噴射可能な燃料噴射弁と、を備える内燃機関であって、
前記吸気弁は、前記少なくとも2つの燃料噴射弁が設置される前記少なくとも2つの吸気ポートのうちの1または複数を個別に開閉する第1吸気弁と、前記少なくとも2つの燃料噴射弁が設置される前記少なくとも2つの吸気ポートのうちの他の1または複数を個別に開閉する第2吸気弁と、を含み、
前記内燃機関は、
前記第1吸気弁および前記第2吸気弁のリフト量を互いに異ならせることが可能な可変動弁機構と、
前記第1およびまたは第2吸気弁のリフト量に応じて、前記少なくとも2つの燃料噴射弁のうちの少なくとも1つの燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力を変更する燃料貫徹力制御手段と、
を更に備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記第2吸気弁は、前記第1吸気弁に比してリフト量が小さくなるように制御される吸気弁であって、
前記燃料貫徹力制御手段は、前記第2吸気弁により開閉される前記吸気ポートに設置された前記燃料噴射弁(以下、「第2燃料噴射弁」という。)から噴射される燃料の貫徹力が、前記第1吸気弁により開閉される前記吸気ポートに設置された前記燃料噴射弁(以下、「第1燃料噴射弁」という。)から噴射される燃料の貫徹力よりも弱くなるように制御することを特徴とする。
また、第3の発明は、第2の発明において、
前記燃料貫徹力制御手段は、前記第1吸気弁と前記第2吸気弁とのリフト量の差が大きいほど、前記第1燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力と前記第2燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力との差が大きくなるように制御することを特徴とする。
また、第4の発明は、第1乃至第3の発明の何れかにおいて、
前記燃料貫徹力制御手段は、前記燃料噴射弁に内蔵されるニードルのリフト量を変更することによって前記燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力を変更することを特徴とする。
第1の発明によれば、第1およびまたは第2吸気弁のリフト量に応じて、少なくとも2つの燃料噴射弁のうちの少なくとも1つの燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力が変更される。このような構成を有する本発明の内燃機関によれば、リフト量が小さく制御される第1およびまたは第2吸気弁により開閉される吸気ポートに設置された燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力を弱めることにより、吸気弁の傘部への燃料付着による排気エミッションの悪化を良好に抑制することができる。
第2の発明によれば、リフト量が小さく制御される第2吸気弁により開閉される吸気ポートに設置された燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力を弱めることにより、第2吸気弁の傘部への燃料付着による排気エミッションの悪化を良好に抑制することができる。
第2吸気弁のリフト量がより小さく制御されるほど、第2吸気弁の傘部に付着する燃料量がより多くなる。第3の発明によれば、第1吸気弁と第2吸気弁とのリフト量の差が大きいほど、第1燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力と第2燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力との差が大きくなるように制御される。これにより、上記リフト量差の増大に伴う第2吸気弁の傘部への燃料付着量の増加を良好に防止することができる。
第4の発明によれば、ニードルのリフト量を変更することによって燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力を変更することにより、例えば、燃料ポンプを制御して燃料噴射弁に供給される燃料圧力を調整する場合と比べ、より応答性良く燃料の貫徹力を変更することが可能となる。
本発明の実施の形態1の内燃機関の構成を説明するための図である。 図1に示す吸気ポートの周辺の詳細な構成を説明するための図である。 図1に示す燃料噴射弁の内部構造を説明するための断面図である。 燃料の貫徹力とニードルのリフト量との関係を示す図である。 第1および第2吸気弁のリフト量差に応じた、第1および第2燃料噴射弁のニードルのリフト量の設定を示す図である。 本発明の実施の形態1の構成の効果を説明するための図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の内燃機関10の構成を説明するための図である。本実施形態のシステムは、火花点火式の内燃機関(ガソリンエンジン)10を備えている。内燃機関10の筒内には、ピストン12が設けられている。内燃機関10の筒内には、ピストン12の頂部側に燃焼室14が形成されている。燃焼室14には、吸気通路16および排気通路18が連通している。
吸気通路16の入口近傍には、吸気通路16に吸入される空気の流量に応じた信号を出力するエアフローメータ20が設けられている。エアフローメータ20の下流には、スロットルバルブ22が設けられている。スロットルバルブ22は、アクセル開度と独立してスロットル開度を制御することのできる電子制御式スロットルバルブである。
内燃機関10の各気筒の吸気ポート24には、燃料を噴射するための燃料噴射弁26が設けられている。また、内燃機関10が備えるシリンダヘッドには、燃焼室14の頂部から燃焼室14内に突出するように点火プラグ28が取り付けられている。各吸気ポート24の端部には、吸気ポート24を開閉するための吸気弁30が設けられており、各排気ポート32の端部には、排気ポート32を開閉するための排気弁34が設けられている。
図2は、図1に示す吸気ポート24の周辺の詳細な構成を説明するための図である。図2に示すように、本実施形態の内燃機関10は、同一気筒に対して2つの吸気ポート24と、これら2つの吸気ポート24のそれぞれを開閉するための吸気弁30としての第1吸気弁30aおよび第2吸気弁30bとを備えている。以下、説明の便宜上、第1吸気弁30aにより開閉される吸気ポート24を「第1吸気ポート24a」と称し、第2吸気弁30bにより開閉される吸気ポート24を「第2吸気ポート24b」と称する。
また、図2に示すように、上記燃料噴射弁26は、それぞれ、燃料を吸気弁30a、30bの傘部30a1、30b1(図6参照)と吸気ポート24a、24bの開口部との間を通過させて直接筒内に流入できるようにするために、各吸気ポート24a、24bに近接して設置されている。以下、説明の便宜上、第1吸気ポート24aに設置される燃料噴射弁26を「第1燃料噴射弁26a」と称し、第2吸気ポート24bに設置される燃料噴射弁26を「第2燃料噴射弁26b」と称する。
図3は、図1に示す燃料噴射弁26の内部構造を説明するための断面図である。図3に示すように、燃料噴射弁26は、燃料が噴射される噴孔36と、燃料噴射弁26の内部を電磁力により往復移動するニードル38とを備えている。ニードル38の周囲には、燃料タンク(図示省略)から燃料ポンプ(図示省略)を用いて圧送された高圧の燃料が供給されている。燃料噴射弁26に供給された燃料は、ニードル38がシート部40に着座した状態では噴孔36から噴射されず、ニードル38がシート部40から離座することにより噴孔36から外部へ噴射される。また、燃料噴射弁26は、後述するECU50に電気的に接続されており、ECU50により燃料噴射弁26の電磁力が制御されることにより、ニードル38のリフト量が調整可能となっている。
図4は、燃料の貫徹力とニードル38のリフト量との関係を示す図である。図4に示すように、燃料噴射弁26により噴射された燃料の貫徹力(噴射された燃料の到達距離を表す指標値)は、ニードル38のリフト量が大きくなるほど、燃料噴射弁26内の絞り部の圧力損失が低減するので、より強くなる。
また、図1に示すように、本実施形態の内燃機関10は、各気筒の吸気弁30を駆動するための吸気可変動弁機構42を備えている。吸気可変動弁機構42は、各気筒において、第1吸気弁30aおよび第2吸気弁30bのリフト量を互いに異ならせることが可能な公知の機構であるものとする。また、吸気可変動弁機構42は、ここでは、第2吸気弁30bのリフト量が、必要に応じて第1吸気弁30aのリフト量よりも小さくなるように制御されるものであるとする。
図1に示すシステムは、ECU(Electronic Control Unit)50を備えている。ECU50の入力には、上述したエアフローメータ20等の内燃機関10の運転状態を検知するための各種センサが接続されている。また、ECU50の出力には、上述した各種のアクチュエータが接続されている。ECU50は、それらのセンサ出力に基づいて、内燃機関10の運転状態を制御するものである。
上述した燃料噴射弁26は、吸気行程中において行われる燃料噴射(いわゆる、吸気同期噴射)時に、吸気弁30の傘部と吸気ポート24の開口部との間を通過して筒内に直接流入できるように燃料を噴射可能である。しかしながら、吸気同期噴射時に上記吸気可変動弁機構42を用いて第1吸気弁30aおよび第2吸気弁30bのリフト量を互いに異ならせる場合、リフト量が小さい方の第2吸気弁30bでは、リフト動作中の第2吸気弁30bの傘部30b1と第2燃料噴射弁26bとの距離が短くなる。そうすると、第2吸気弁30bと第2燃料噴射弁26bとの距離に対し、第2燃料噴射弁26bから噴射される燃料の貫徹力が過大となってしまう。その結果、燃料噴射時(吸気同期噴射時)に第2吸気弁30bの傘部30b1に付着する燃料量が多くなる。これにより、所定の目標空燃比に対する実空燃比のずれが生じ、排気エミッション(例えばCOやHCの排出量)が悪化してしまうことが懸念される。また、傘部30b1への燃料の付着増大により、燃料の気化潜熱による吸気の冷却効果が低下してしまうことが懸念される。
そこで、本実施形態では、第1吸気弁30aのリフト量と第2吸気弁30bのリフト量との差に応じて、第1燃料噴射弁26aと比べて第2燃料噴射弁26bから噴射される燃料の貫徹力を変更するようにした。より具体的には、以下の図5に示すように、第1吸気弁30aのリフト量と第2吸気弁30bのリフト量との差に応じて、第2燃料噴射弁26bのニードル38のリフト量を変更するようにした。
図5は、第1および第2吸気弁30a、30bのリフト量差に応じた、第1および第2燃料噴射弁26a、26bのニードル38のリフト量の設定を示す図である。
既述したように、燃料噴射弁26a、26bから噴射される燃料の貫徹力は、ニードル38のリフト量を変更することによって変更することができる。そこで、本実施形態では、図5に示すように、第1吸気弁30aのリフト量と第2吸気弁30bのリフト量との差が大きくなるほど、第2燃料噴射弁26bのニードル38のリフト量を、上記リフト量差に応じて変更されない第1燃料噴射弁26aのニードル38のリフト量に比べて、より小さくなるようにした。言い換えれば、上記リフト量差が大きくなるほど、第1燃料噴射弁26aから噴射される燃料の貫徹力と第2燃料噴射弁26bから噴射される燃料の貫徹力との差が大きくなるようにした。
図6は、本発明の実施の形態1の構成の効果を説明するための図であり、吸気同期噴射時の第1および第2燃料噴射弁26a、26bの動作を示している。
上記図5に示す設定によれば、リフト量の小さい第2吸気弁30b側では、図6(B)に示すように、第2燃料噴射弁26bのニードル38のリフト量が、図6(A)に示す第1燃料噴射弁26aのニードル38のリフト量に比べて小さくされる。これにより、図6(B)に示すように、第2燃料噴射弁26bから噴射される燃料の貫徹力が、図6(A)に示す第1燃料噴射弁26aの貫徹力よりも弱くなるように制御される。
以上説明したように、本実施形態では、第2吸気弁30bのリフト量が小さい場合には、第2燃料噴射弁26bから噴射される燃料の貫徹力を弱めることにより、燃料を吸気流により多く乗せながら筒内に流入させられるようになる。これにより、第2吸気弁30bの傘部30b1に直接付着する燃料噴霧を減少させることができる。その結果、排気エミッション(例えばCOやHCの排出量)が悪化してしまうのを防止することができる。また、燃料の気化潜熱による吸気の冷却効果の低下を防止することができる。
また、第2吸気弁30bのリフト量がより小さく制御されるほど、第2吸気弁30bの傘部30b1に付着する燃料量がより多くなる。本実施形態では、第1吸気弁30aと第2吸気弁30bとのリフト量の差が大きいほど、第1燃料噴射弁26aから噴射される燃料の貫徹力と第2燃料噴射弁26bから噴射される燃料の貫徹力との差が大きくなるように制御される。これにより、上記リフト量差の増大に伴う第2吸気弁30bの傘部30b1への燃料付着量の増加を良好に防止することができる。
また、本実施形態では、第2燃料噴射弁26bのニードル38のリフト量を変更することによって、第2燃料噴射弁26bから噴射される燃料の貫徹力を変更するようにしている。燃料の貫徹力は、ニードル38のリフト量の変更以外にも、例えば、燃料ポンプを制御して第2燃料噴射弁26bに供給される燃料圧力を調整することによっても変更することができる。しかしながら、本実施形態のようにニードル38のリフト量の変更を用いることによって、より応答性良く燃料の貫徹力を変更することが可能となる。
ところで、上述した実施の形態1においては、第1吸気弁30aのリフト量と第2吸気弁30bのリフト量との差に応じて、第2燃料噴射弁26bから噴射される燃料の貫徹力を変更するようにしている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第1吸気弁30aのリフト量および第2吸気弁30bのリフト量のそれぞれの変化に応じて、第1燃料噴射弁26aおよび第2燃料噴射弁26bのそれぞれから噴射される燃料の貫徹力を変更するものであってもよい。
尚、上述した実施の形態1においては、ECU50が上記図5に示す設定に従って第2燃料噴射弁26bから噴射される燃料の貫徹力を変更することにより前記第1の発明における「燃料貫徹力制御手段」が実現されている。
10 内燃機関
14 燃焼室
16 吸気通路
24 吸気ポート
24a 第1吸気ポート
24b 第2吸気ポート
26 燃料噴射弁
26a 第1燃料噴射弁
26b 第2燃料噴射弁
30 吸気弁
30a 第1吸気弁
30a1 第1吸気弁の傘部
30b 第2吸気弁
30b1 第2吸気弁の傘部
36 噴孔
38 ニードル
40 シート部
42 吸気可変動弁機構
50 ECU(Electronic Control Unit)

Claims (4)

  1. 同一気筒に対して備えられた複数の吸気ポートと、
    前記複数の吸気ポートのそれぞれを開閉する吸気弁と、
    前記複数の吸気ポートのうちの少なくとも2つにそれぞれ設置され、燃料が前記吸気弁の傘部と前記吸気ポートの開口部との間を通過して直接筒内に流入するように噴射可能な燃料噴射弁と、を備える内燃機関であって、
    前記吸気弁は、前記少なくとも2つの燃料噴射弁が設置される前記少なくとも2つの吸気ポートのうちの1または複数を個別に開閉する第1吸気弁と、前記少なくとも2つの燃料噴射弁が設置される前記少なくとも2つの吸気ポートのうちの他の1または複数を個別に開閉する第2吸気弁と、を含み、
    前記内燃機関は、
    前記第1吸気弁および前記第2吸気弁のリフト量を互いに異ならせることが可能な可変動弁機構と、
    前記第1およびまたは第2吸気弁のリフト量に応じて、前記少なくとも2つの燃料噴射弁のうちの少なくとも1つの燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力を変更する燃料貫徹力制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする内燃機関。
  2. 前記第2吸気弁は、前記第1吸気弁に比してリフト量が小さくなるように制御される吸気弁であって、
    前記燃料貫徹力制御手段は、前記第2吸気弁により開閉される前記吸気ポートに設置された前記燃料噴射弁(以下、「第2燃料噴射弁」という。)から噴射される燃料の貫徹力が、前記第1吸気弁により開閉される前記吸気ポートに設置された前記燃料噴射弁(以下、「第1燃料噴射弁」という。)から噴射される燃料の貫徹力よりも弱くなるように制御することを特徴とする請求項1記載の内燃機関。
  3. 前記燃料貫徹力制御手段は、前記第1吸気弁と前記第2吸気弁とのリフト量の差が大きいほど、前記第1燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力と前記第2燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力との差が大きくなるように制御することを特徴とする請求項2記載の内燃機関。
  4. 前記燃料貫徹力制御手段は、前記燃料噴射弁に内蔵されるニードルのリフト量を変更することによって前記燃料噴射弁から噴射される燃料の貫徹力を変更することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の内燃機関。
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