JP2020094551A - 内燃機関制御装置 - Google Patents

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啓雄 荒井
Hiroo Arai
啓雄 荒井
優 熊谷
Masaru Kumagai
優 熊谷
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Abstract

【課題】排気ガスの吸気通路への逆流を簡易な構成で抑制することができる内燃機関制御装置を提供する。【解決手段】気筒2aと、気筒2aの吸気通路11aに設けられるスロットル弁14と、吸気弁12と、を備える内燃機関1を搭載する車両の内燃機関制御装置100は、スロットル弁14を開閉すると共に吸気弁12を開閉する制御を行い、この制御において吸気弁12を開くタイミングでスロットル弁14の開度を一時的に減少させる。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関制御装置に関する。
従来、内燃機関の燃焼性能を向上させるために、吸気弁と排気弁とを同時に開弁するバルブオーバーラップ期間を設ける内燃機関制御装置が知られている。このようなバルブオーバーラップ期間においては、吸気通路に排気ガスが逆流して燃焼性能の悪化及び排気ガス性能の悪化を招く。
これに対して、特許文献1は、内燃機関の吸気弁と排気弁とを同時に開弁するバルブオーバーラップ期間を短縮することにより、排気ガスの吸気通路への逆流を抑制する内燃機関を開示している。
特開2018−053834号公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1においては、バルブオーバーラップ期間を制御するため、内燃機関制御装置の構成の複雑化を招く。
本発明は、以上の検討を経てなされたものであり、排気ガスの吸気通路への逆流を簡易な構成で抑制することができる内燃機関制御装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するべく、本発明は、気筒と、前記気筒の吸気通路に設けられるスロットル弁と、吸気弁と、を備える内燃機関を搭載する車両の内燃機関制御装置であって、前記スロットル弁を開閉すると共に前記吸気弁を開閉する制御を行い、前記制御において前記吸気弁を開くタイミングで前記スロットル弁の開度を一時的に減少させる制御部を有することを第1の局面とする。
本発明の第1の局面にかかる内燃機関制御装置によれば、気筒と、気筒の吸気通路に設けられるスロットル弁と、吸気弁と、を備える内燃機関を搭載する車両の内燃機関制御装置であって、スロットル弁を開閉すると共に吸気弁を開閉する制御を行い、制御において吸気弁を開くタイミングでスロットル弁の開度を一時的に減少させる制御部を有するものであるため、排気ガスの吸気通路への逆流を簡易な構成で抑制することができる。
図1は、本発明の実施形態における内燃機関制御装置の構成を示すブロック図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態における内燃機関制御装置につき、詳細に説明する。
<内燃機関制御装置の構成>
まず、図1を参照して、本実施形態における内燃機関制御装置の構成につき、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態における内燃機関制御装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態における内燃機関制御装置100が適用される内燃機関1は、図示しない二輪自動車等の車両に搭載される単気筒又は複数気筒の内燃機関であり、個々の気筒2a毎にシリンダブロック2を備えている。
気筒2aの内部には、ピストン4が配置されている。ピストン4は、コンロッド5を介してクランクシャフト6に連結されている。クランクシャフト6には、それと共に同軸に回転するリラクタ7が設けられている。リラクタ7の外周面には、その周方向に所定のパターンで並置された複数の歯部7aが立設されている。
シリンダブロック2の上部には、シリンダヘッド8が組み付けられている。シリンダブロック2の内壁面、ピストン4の上面、及びシリンダヘッド8の内壁面は、協働して気筒2aの燃焼室9を画成している。
シリンダヘッド8には、燃焼室9内の燃料及び空気から成る混合気に点火する点火プラグ10が設けられている。燃焼室9に対する点火プラグ10の個数は、複数であってもよい。
シリンダヘッド8には、燃焼室9と対応して連通する吸気管11が組み付けられている。シリンダヘッド8内には、燃焼室9と吸気管11とを対応して連通する吸気通路11aが形成されている。燃焼室9と吸気通路11aとの対応する接続部位には、吸気バルブ12が設けられている。なお、吸気管11及び吸気通路11aの個数は、気筒2aの個数に等しい。
吸気管11の内部には、吸気弁12側にスロットル弁14が設けられている。スロットル弁14は、図示しないスロットル装置の構成部品であり、スロットル装置の本体部が吸気管11に組み付けられている。吸気管11の内部には、スロットル弁14の上流側又は下流側に、燃料を噴射する図示しないインジェクタが設けられている。なお、インジェクタ及びスロットル弁14の個数は、各々単数でも複数でもよい。
また、シリンダヘッド8には、燃焼室9と対応して連通する排気管15が組み付けられている。シリンダヘッド8内には、燃焼室9と排気通路15aとを対応して連通する排気通路15aが形成されている。燃焼室9と排気管15との対応する接続部位には、排気バルブ16が設けられている。なお、排気管15及び排気通路15aの個数は、気筒2aの個数に等しい。
図1に示すように、本実施形態における内燃機関制御装置100は、図示しない二輪自動車等の車両に適用されて内燃機関1の動作を制御し、ECU(Electronic Control Unit)等の電子制御装置によって構成されている。内燃機関制御装置100は、内燃機関温度センサ101と、クランク角センサ102と、吸気圧センサ103と、スロットル開度センサ104と、アクセル開度センサ105と、車速センサ106と、モータ115と、図示しない動弁機構と、に電気的に接続されている。
内燃機関温度センサ101は、内燃機関1の温度に応じた電気信号を内燃機関制御装置100に出力する。
クランク角センサ102は、リラクタ7の外周面に形成されている歯部7aに対向した態様でシリンダブロック2の下部に組み付けられた図示しないロアケース等に装着されている。クランク角センサ102は、クランクシャフト6の回転に伴って回転する歯部7aを検出することによって、クランクシャフト6の回転速度を内燃機関1の回転速度(回転数)として検出し、この検出結果に応じた電気信号を内燃機関制御装置100に出力する。
吸気圧センサ103は、吸気管11内に流入する空気の圧力(吸気圧)に応じた電気信号を内燃機関制御装置100に出力する。
スロットル開度センサ104は、スロットル装置の本体部に装着され、スロットル弁14の開度をスロットル開度として検出し、この検出結果に応じた電気信号を内燃機関制御装置100に出力する。
アクセル開度センサ105は、車両のアクセル操作部材の操作量に応じた電気信号を内燃機関制御装置100に出力する。
車速センサ106は、内燃機関1を搭載する車両の車速に応じた電気信号を内燃機関制御装置100に出力する。
モータ115は、内燃機関制御装置100の制御によって駆動して、スロットル弁14を駆動させる。
図示しない動弁機構は、内燃機関制御装置100の制御によって駆動して、吸気弁12又は排気弁16を開閉させる。
具体的には、内燃機関制御装置100は、ROM109と、RAM110と、CPU(Central Processing Unit:中央処理ユニット)111と、モータ駆動回路113と、動弁機構駆動回路114と、を有している。
ROM109は、不揮発性の記憶装置によって構成され、制御プログラム及び制御データを格納している。
RAM110は、揮発性の記憶装置によって構成され、CPU111のワーキングエリアとして機能する。
CPU111は、ROM108内に格納されている制御プログラムを実行することにより、内燃機関温度センサ101、クランク角センサ102、吸気圧センサ103、スロットル開度センサ104、アクセル開度センサ105及び車速センサ106から入力される電気信号に従って、内燃機関制御装置100全体の動作を制御する。CPU111は、制御部112を機能ブロックとして備えている。
制御部112は、内燃機関温度センサ101、クランク角センサ102、吸気圧センサ103、スロットル開度センサ104、アクセル開度センサ105及び車速センサ106から入力される電気信号に基づいて、モータ駆動回路113の動作を制御することにより、内燃機関1の個々の気筒2a毎の吸気通路11aに設けられるスロットル弁14を開閉する制御を行う。また、制御部112は、クランク角センサ102から入力される電気信号に基づいて、動弁機構駆動回路114の動作を制御することにより、内燃機関1の吸気弁12を開閉する制御を行う。この際に、制御部112は、動弁機構駆動回路114の動作を制御して吸気弁12を開くタイミングで、モータ駆動回路113の動作を制御してスロットル弁14の開度を一時的に減少させる制御を行う。
モータ駆動回路113は、CPU111の制御によって動作することにより、モータ115の駆動を制御する。
動弁機構駆動回路114は、CPU111の制御によって動作することにより、図示しない動弁機構の駆動を制御する。
上記の構成を有する内燃機関制御装置100は、吸気弁12を開くタイミングにおいて、単にスロットル弁14の開度を制御するのみの簡易な構成によって、排気ガスが燃焼室9から吸気管11に逆流することを抑制することができる。
また、吸気弁12を開くタイミングでスロットル弁14の開度を一時的に減少させて排気ガスが燃焼室9から吸気管11に逆流することを抑制することにより、吸気弁12と排気弁16とを同時に開弁するバルブオーバーラップ期間を、内燃機関1の高回転時に合わせて長くすることができるため、内燃機関1の燃焼性能を向上させることができる。
また、吸気弁12を開くタイミングでスロットル弁14の開度を一時的に減少させることにより、強いタンブル流(スワール流)を形成することができるため、燃焼室9における安定した燃焼を実現することができる。
また、吸気管11の内部において、スロットル弁14を吸気弁12に近い位置に設けることにより、インレットマニフォールドを不要にすることができると共に、強いタンブル流(スワール流)を形成することができるため、燃焼室9における安定した燃焼を実現することができる。
更に、車両の始動時において吸気弁12を開くタイミングでスロットル弁14の開度を一時的に減少させることにより、車両の始動時におけるデコンプ効果を得ることができる。
以上の本実施形態における内燃機関制御装置100は、気筒2aの吸気弁12を開くタイミングで、スロットル弁14の開度を一時的に減少させるため、排気ガスの吸気通路への逆流を簡易な構成で抑制することができる。
本発明は、部材の種類、形状、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
以上のように、本発明においては、排気ガスの吸気通路への逆流を簡易な構成で抑制することができる内燃機関制御装置を提供することができ、その汎用普遍的な性格から自動二輪車の車両に広範に適用され得るものと期待される。
1…内燃機関
2…シリンダブロック
2a…気筒
4…ピストン
5…コンロッド
6…クランクシャフト
7…リラクタ
7a…歯部
8…シリンダヘッド
9…燃焼室
10…点火プラグ
11…吸気管
11a…吸気通路
12…吸気バルブ
14…スロットル弁
15…排気管
15a…排気通路
16…排気バルブ
100…内燃機関制御装置
101…内燃機関温度センサ
102…クランク角センサ
103…吸気圧センサ
104…スロットル開度センサ
105…アクセル開度センサ
106…車速センサ
109…ROM
110…RAM
111…CPU
112…制御部
113…モータ駆動回路
114…動弁機構駆動回路
115…モータ

Claims (1)

  1. 気筒と、前記気筒の吸気通路に設けられるスロットル弁と、吸気弁と、を備える内燃機関を搭載する車両の内燃機関制御装置であって、
    前記スロットル弁を開閉すると共に前記吸気弁を開閉する制御を行い、前記制御において前記吸気弁を開くタイミングで前記スロットル弁の開度を一時的に減少させる制御部を有する、
    ことを特徴とする内燃機関制御装置。
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