JP2015222049A - 内燃機関の排気装置 - Google Patents
内燃機関の排気装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015222049A JP2015222049A JP2014106984A JP2014106984A JP2015222049A JP 2015222049 A JP2015222049 A JP 2015222049A JP 2014106984 A JP2014106984 A JP 2014106984A JP 2014106984 A JP2014106984 A JP 2014106984A JP 2015222049 A JP2015222049 A JP 2015222049A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- passage
- exhaust gas
- cooling
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
【解決手段】エンジンシステム100に適用される内燃機関の排気装置は、排気ガスを吸気通路10に還流させるEGR通路71と、EGR通路71上に設けられたEGRクーラ72と、EGR通路71が接続された箇所よりも下流側の排気通路5上に設けられた排気浄化触媒6と、一端が、EGRクーラ72が設けられた箇所よりも下流側のEGR通路71、又はEGRクーラ72に接続され、且つ、他端が、EGR通路71が接続された箇所よりも上流側の排気通路5に接続されて、EGRクーラ72によって冷却された排気ガスを、EGR通路71が接続された箇所よりも上流側の排気通路5に供給する冷却排気ガス供給通路75と、を有する。
【選択図】図1
Description
このように構成された本発明においては、冷却手段が設けられた箇所よりも下流側のEGR通路又は冷却手段に一端が接続され、且つEGR通路が接続された箇所よりも上流側の排気通路に他端が接続された冷却排気ガス供給通路を用いるので、冷却手段によって冷却された排気ガスを、冷却排気ガス供給通路から排気通路を介して排気浄化触媒に供給することができる。また、本発明によれば、EGR通路から排気ガスを取り込み、この排気ガスを取り込む箇所(つまりEGR通路が接続された箇所)よりも上流側の排気通路に、EGR通路から取り込んだ排気ガスを冷却排気ガス供給通路から供給するので、EGR通路、冷却排気ガス供給通路及び排気通路において排気ガスを循環させることができる。これにより、排気ガスを冷却手段に複数回循環させることができ、排気ガスを大きく冷却することができる。したがって、本発明によれば、排気ガスを効果的に冷却することができる。そして、このようにして冷却された排気ガスを排気浄化触媒に供給することで、排気浄化触媒を効果的に冷却することができる。よって、排気浄化触媒の熱劣化を適切に抑制したり、排気浄化触媒の温度を最適温度範囲に適切に維持したりすることが可能となる。
また、本発明によれば、特許文献1に記載されたようなインタークーラによって冷却された吸気を排気浄化触媒に供給する機構と比較して、吸気系から排気系まで延びる長い通路を用いることなく、既存のEGRシステムに対して接続された、排気系の中に収まる冷却排気ガス供給通路を用いるので、簡易な構成を実現することができる。具体的には、スペース上の制限を受けることなく、冷却排気ガス供給通路を容易に配置することができる。
このように構成された本発明においては、排気通路における冷却排気ガス供給通路の接続箇所と排気通路におけるEGR通路の接続箇所との間に差圧が生じているので、この差圧を利用して、EGR通路から取り込んだ排気ガスを冷却排気ガス供給通路から排気通路へと適切に導入することができる。
このように構成された本発明においては、冷却排気ガス供給通路が接続された排気通路の部分に負圧によるエゼクタ効果が生じているので、このエゼクタ効果を利用して、冷却排気ガス供給通路内の排気ガスを排気通路へ適切に引き込むことができる。
このように構成された本発明においては、ベンチュリ構造が適用された複数の排気通路の集合部分に、冷却排気ガス供給通路を接続するので、冷却排気ガス供給通路に対して負圧によるエゼクタ効果を適切に作用させることができる。
このように構成された本発明においては、温度検出手段が検出した温度が所定温度以上である場合にのみ、冷却排気ガス供給通路から排気通路に排気ガスを供給するように制御バルブを制御するので、つまり、温度検出手段が検出した温度が所定温度未満である場合には、冷却排気ガス供給通路から排気通路に排気ガスを供給しないように制御バルブを制御するので、冷却手段によって冷却された排気ガスが冷却排気ガス供給通路から排気通路に無駄に供給されることを抑制することができる。具体的には、排気浄化触媒の温度を低下させるべきでない状況において、冷却手段によって冷却された排気ガスが冷却排気ガス供給通路を介して排気浄化触媒に供給されて、排気浄化触媒の温度が低下してしまうことを抑制することができる。
また、吸気VVT32及び排気VVT42は、ECU2から供給される制御信号S32、S42によって制御される。具体的には、吸気VVT32及び排気VVT42は、ECU2で算出された吸気弁19及び排気弁20の目標バルブタイミングに基づいて位相差を変更する。本実施形態では、吸気VVT32及び排気VVT42は、吸気弁19及び排気弁20の開弁期間及びリフト量、つまりバルブプロファイルをそれぞれ一定に保ったまま、吸気弁19及び排気弁20の開弁時期及び閉弁時期をそれぞれ変更する。
なお、図1においては、シリンダヘッド9内の排気通路52、53、54の長さが、図2(A)及び(B)に示されるものに比べて長く描かれているが、これは、共通排気通路54の分岐通路54b、54cを明確に示すためであり、気筒12は、エンジン本体1の幅方向(図1において上下方向)の略中央部に設けられている。
また、2つの独立排気通路52、53及び1つの共通排気通路54は、相互に独立している。つまり、第1気筒12aから排出された排気ガスと、第3気筒12cから排出された排気ガスと、第4気筒12dから排出された排気ガスと、第2気筒12bから排出された排気ガスとは、相互に干渉し合うことなく各排気通路52、53、54を通過する。
このような集合管56の上流側部分の形状(つまりベンチュリ構造を有する形状)により、各排気通路52、53、54の下流端から高速で集合管56内に噴出した排気ガスは、高速を維持したまま絞り部56bを通過し、高速を維持したままストレート部56cに流入し、この排気ガスの周囲に大きい負圧が発生する。この負圧によりエゼクタ効果が得られる。
なお、排気浄化触媒6は、厳密に言うと、上記したような三元触媒や酸化触媒やリーンNOxトラップ触媒などの触媒本体、及びこの触媒本体を収容するケーシングなどを有するものであるが、これらを含めて排気浄化触媒6と呼んでいる。
なお、上記では、冷却排気ガス供給通路75の一端がEGRクーラ72に接続されていることを述べたが、これは、冷却排気ガス供給通路75の一端が、EGRクーラ72に設けられたガスが通過する通路(EGR通路71の一部分に相当する)に接続されていることを意味する。
2 ECU
5 排気通路
6 排気浄化触媒
10 吸気通路
56 集合管
71 EGR通路
72 EGRクーラ
75 冷却排気ガス供給通路
76 制御バルブ
81 温度センサ
100 エンジンシステム
Claims (5)
- 内燃機関から排出された排気ガスを処理する内燃機関の排気装置であって、
一端が排気通路に接続され、且つ他端が吸気通路に接続されて、排気ガスを吸気通路に還流させるEGR通路と、
このEGR通路上に設けられ、通過する排気ガスを冷却する冷却手段と、
排気通路のEGR通路が接続された箇所よりも下流側に設けられた、排気ガスを浄化する排気浄化触媒と、
一端が、上記EGR通路の上記冷却手段が設けられた箇所又はその下流側に接続され、且つ、他端が、上記排気通路の上記EGR通路が接続された箇所よりも上流側に接続されて、上記冷却手段によって冷却された排気ガスを、上記排気通路の上記EGR通路が接続された箇所よりも上流側に供給する冷却排気ガス供給通路と、
を有することを特徴とする内燃機関の排気装置。 - 上記冷却排気ガス供給通路が接続された排気通路の部分は、上記EGR通路が接続された排気通路の部分よりも、排気ガスの圧力が低くなるように構成されている、請求項1に記載の内燃機関の排気装置。
- 上記冷却排気ガス供給通路が接続された排気通路の部分は、通過する排気ガスの速度を上昇させて、この排気ガスの圧力を低下させることにより、負圧によるエゼクタ効果を生じさせるように構成されている、請求項2に記載の内燃機関の排気装置。
- 上記内燃機関は、複数の気筒を有し、
上記冷却排気ガス供給通路は、この複数の気筒の排気ポートから延びる複数の排気通路が集合し、ベンチュリ構造を有する排気通路の部分に接続される、請求項3に記載の内燃機関の排気装置。 - 更に、
上記排気浄化触媒の温度又は排気ガスの温度を検出する温度検出手段と、
上記冷却排気ガス供給通路上に設けられ、この冷却排気ガス供給通路を通過する排気ガスを制御する制御バルブと、
上記温度検出手段が検出した温度が所定温度以上である場合にのみ、上記冷却手段によって冷却された排気ガスを上記冷却排気ガス供給通路を介して排気通路に供給するように、上記制御バルブを制御する制御手段と、
を有する、請求項1乃至4の何れか1項に記載の内燃機関の排気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014106984A JP6179728B2 (ja) | 2014-05-23 | 2014-05-23 | 内燃機関の排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014106984A JP6179728B2 (ja) | 2014-05-23 | 2014-05-23 | 内燃機関の排気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015222049A true JP2015222049A (ja) | 2015-12-10 |
JP6179728B2 JP6179728B2 (ja) | 2017-08-16 |
Family
ID=54785196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014106984A Active JP6179728B2 (ja) | 2014-05-23 | 2014-05-23 | 内燃機関の排気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6179728B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0630416U (ja) * | 1992-09-28 | 1994-04-22 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 内燃機関の排気浄化装置 |
JP2004211649A (ja) * | 2003-01-08 | 2004-07-29 | Toyota Motor Corp | Egrクーラシステム |
JP2011111961A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気還流装置 |
JP2013044236A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの吸排気装置 |
JP2013104354A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの排気制御装置 |
JP2013160168A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの排気装置 |
JP2013241891A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの排気装置 |
-
2014
- 2014-05-23 JP JP2014106984A patent/JP6179728B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0630416U (ja) * | 1992-09-28 | 1994-04-22 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 内燃機関の排気浄化装置 |
JP2004211649A (ja) * | 2003-01-08 | 2004-07-29 | Toyota Motor Corp | Egrクーラシステム |
JP2011111961A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気還流装置 |
JP2013044236A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの吸排気装置 |
JP2013104354A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの排気制御装置 |
JP2013160168A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの排気装置 |
JP2013241891A (ja) * | 2012-05-21 | 2013-12-05 | Mazda Motor Corp | 多気筒エンジンの排気装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6179728B2 (ja) | 2017-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6268965B2 (ja) | 圧縮着火式エンジンの制御装置 | |
JP6268861B2 (ja) | 圧縮着火式エンジンの制御装置 | |
JP6123633B2 (ja) | 圧縮着火式エンジンの制御装置 | |
US10393049B2 (en) | Internal combustion engine | |
JP6156650B2 (ja) | 内燃機関の排気装置 | |
JP6413413B2 (ja) | 燃料改質装置 | |
JP2013053574A (ja) | 多気筒エンジン | |
JP6179728B2 (ja) | 内燃機関の排気装置 | |
JP2013160169A (ja) | 多気筒エンジンの吸排気装置 | |
JP2004346887A (ja) | 多気筒エンジンの排気浄化装置 | |
JP6102874B2 (ja) | 多気筒エンジンの排気装置 | |
JP2015063939A (ja) | 圧縮着火式エンジンの制御装置 | |
JP6176274B2 (ja) | エンジンの排気装置 | |
JP6248542B2 (ja) | 圧縮着火式エンジンの制御装置 | |
JP2009270528A (ja) | 火花点火型内燃機関 | |
JP2013053573A (ja) | 多気筒エンジン | |
JP4715804B2 (ja) | 内燃機関の排気還流装置 | |
JP2017110617A (ja) | エンジンの排気装置 | |
TW202006244A (zh) | 火花點火式引擎單元及車輛 | |
JP5824946B2 (ja) | 多気筒エンジン | |
JP2010053737A (ja) | 内燃機関の制御装置及び内燃機関の冷却装置 | |
JP5079619B2 (ja) | 火花点火式内燃機関 | |
JP4206905B2 (ja) | 多気筒内燃エンジン | |
JP2009068399A (ja) | 内燃機関 | |
JP4269158B2 (ja) | 多気筒内燃エンジン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170315 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170511 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170621 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170704 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6179728 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |