JP6176274B2 - エンジンの排気装置 - Google Patents

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本発明は、エンジンの排気装置、詳しくは、排気ガス浄化触媒を排気通路に備えるエンジンの排気装置に関する。
従来、ガソリンエンジンの分野において、SI(Spark Ignition:火花点火)燃焼は、点火プラグの火花点火によって混合気を強制的に燃焼させる燃焼方式であり、HCCI(Homogeneous−Charge Compression Ignition:予混合圧縮着火)燃焼は、ピストンの圧縮によりつくり出される高温かつ高圧の環境下で混合気を自着火により燃焼させる燃焼方式である。HCCI燃焼は同時多発的に起こるため、火炎伝播により徐々に燃焼が拡がるSI燃焼に比べて燃焼期間が短く、熱効率が高い。
HCCI燃焼はリーン燃焼が可能である。燃費改善等のためにHCCI燃焼等のリーン燃焼を採用すると、リーン化に伴い発生熱エネルギの希釈が進み、特に低回転かつ軽負荷域において、排ガス温度がエンジン出口(排気マニホールド入口)で所定温度以下まで低下し、排気通路に備えられる排気ガス浄化触媒が十分に活性化されず、触媒の浄化性能が確保されないという問題がある。
特許文献1は、触媒温度が低いとき、燃焼式バーナに空気と燃料とを供給してバーナの燃焼熱により触媒を活性化し、触媒が活性化したとき、燃料のみを触媒に供給して触媒燃焼により触媒の活性化を維持することを開示する。
特開2005−264833号公報(特に[0015]、[0026]、[0027])
特許文献1のように燃焼式バーナや触媒に直接燃料を供給して燃焼させると燃費の悪化が懸念される。
本発明は、燃費の悪化を抑制しつつ、排気通路に備えられる排気ガス浄化触媒を活性化できるエンジンの排気装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明は、排気ガスを浄化する排気ガス浄化触媒を排気通路に備えるエンジンの排気装置であって、上記排気ガス浄化触媒よりも下流側の排気通路と上流側の排気通路とを連通する連通路と、上記連通路を介して上記下流側排気通路内の排気ガスの一部を上記上流側排気通路に還流させる還流手段とを備え、上記還流手段は、動圧排気を利用するエゼクタ効果で負圧を発生させる負圧発生装置を含み、上記負圧発生装置は、エンジン本体の各々排気ポートに接続される複数の独立排気通路の下流端部が一つに束ねられて接続された集合管を含み、上記連通路は、上記集合管を介して上記上流側排気通路に連通していることを特徴とする。
本明細書で「下流」や「上流」というときはそこを流れるガスの流れに関していう。
本発明によれば、たとえHCCI燃焼等のリーン燃焼により排ガス温度が低下しても、触媒を通過した際の未燃分の酸化反応すなわち燃焼により高温化した触媒下流の排気ガスを利用して触媒上流の排ガス温度を高めることができるので、余分に燃料を直接用いることなく触媒を活性化でき、触媒の浄化性能を確保できる。
また、負圧発生装置が推進源となり、動圧排気の利用により、余分に燃料を直接用いることなく上記連通路を介しての排気還流機能を得ることができる。
本発明においては、上記排気ガス浄化触媒の温度を検出する温度検出手段と、上記温度検出手段で検出される温度が所定の低温閾値温度以下のときに上記連通路を介しての上記還流を上記還流手段に実行させる実行手段とをさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、特に触媒温度が低いときに、触媒を活性化でき、触媒の浄化性能を確保できる。
本発明においては、上記実行手段は、低回転かつ軽負荷域で上記還流を実行させることが好ましい。
この構成によれば、特に排ガス温度ひいては触媒温度が低くなりがちな低回転かつ軽負荷域において、触媒を活性化でき、触媒の浄化性能を確保できる。
本発明においては、上記下流側排気通路と上流側排気通路とを連通し、冷却手段が設けられる冷却用連通路をさらに備え、上記還流手段は、上記冷却用連通路を介しての上記還流も実行可能であることが好ましい。
この構成によれば、冷却用連通路を通過した低温の排気ガスを利用して触媒上流の排ガス温度を低めることができるので、触媒温度が許容温度を超えること(すなわち触媒の熱劣化)が未然に防止され、触媒の信頼性を確保できる。
本発明においては、上記排気ガス浄化触媒の温度を検出する温度検出手段と、上記温度検出手段で検出される温度が所定の高温閾値温度以上のときに上記冷却用連通路を介しての上記還流を上記還流手段に実行させる冷却実行手段とをさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、特に触媒温度が高いときに、触媒温度が許容温度を超えることが未然に防止され、触媒の信頼性を確保できる。
本発明においては、上記冷却実行手段は、高回転かつ高負荷域で上記還流を実行させることが好ましい。
この構成によれば、特に排ガス温度ひいては触媒温度が高くなりがちな高回転かつ高負荷域において、触媒温度が許容温度を超えることが未然に防止され、触媒の信頼性を確保できる。
本発明においては、上記冷却用連通路上の所定の分岐点から分岐し、上記下流側排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路をさらに備え、上記冷却手段は、上記分岐点よりも上記下流側排気通路側に設けられ、EGRクーラを兼ねるものであることが好ましい。
この構成によれば、冷却手段とEGRクーラとの兼用により、部品点数の増加を抑制できる。
本発明によれば、余分に燃料を直接用いないことにより燃費の悪化を抑制しつつ、排気通路に備えられる排気ガス浄化触媒を活性化できるエンジンの排気装置が提供される。
本発明の第1実施形態に係るエンジンの全体構成図(平面図)である。 上記エンジンの排気装置の構成図(右側面図)である。 上記エンジンの各気筒のオーバーラップ期間の説明図である。 第1実施形態の作用の説明図である。 本発明の第2実施形態に係るエンジンの全体構成図(平面図)である。 第2実施形態の作用の説明図である。 本発明の第3実施形態に係るエンジンの全体構成図(平面図)である。 第3実施形態の作用の説明図である。 本発明の第4実施形態に係るエンジンの全体構成図(平面図)である。
以下、図面に基き本発明の実施形態を説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係るエンジンの全体構成図(平面図)、図2は、上記エンジンの排気装置の構成図(右側面図)である。図1の上方及び図2の右方が車両前方である。
この第1実施形態は、例えば排ガス温度が低くなりがちな低回転かつ軽負荷域において、エンジンの排気系に備えられる排気ガス浄化触媒を通過して通過前よりも温度が上昇した排気ガスの一部を再度排気ガス浄化触媒の上流に還流させることにより、排気ガス浄化触媒の早期活性化を促進することを特徴とし、請求項1に記載の発明の実施形態である。
本実施形態において、エンジンは、車両前部のエンジンルーム内に搭載され、シリンダヘッド9及び不図示のシリンダブロックを含むエンジン本体1と、エンジン制御用のECU2と、エンジン本体1に接続される4つの独立吸気通路3等を含む吸気系と、エンジン本体1に接続される排気マニホールド5と、排気マニホールド5に接続される排気ガス浄化触媒6とを有する。ECU2は、周知の通り、CPU、ROM、RAM等を含むマイクロプロセッサからなり、本発明の「実行手段」及び「冷却実行手段」に相当する。
エンジンは直列4気筒4サイクルのガソリンエンジンであって、SI燃焼とHCCI燃焼とが切り替え可能に構成される。エンジン本体1の内部に4つの気筒12a〜12dが直列に並んだ状態で形成され(図3及び図4参照)、具体的に、図1の右から順に、第1気筒12a、第2気筒12b、第3気筒12c、及び第4気筒12dが形成される。シリンダヘッド9に不図示のピストンで画成される燃焼室を臨む点火プラグ15が配設され、第1〜第4気筒12a〜12d内(燃焼室)に燃料を高圧で直接噴射する不図示の燃料噴射弁が配設される。図3に示すように、第1気筒12a→第3気筒12c→第4気筒12d→第2気筒12bの順に、吸気→圧縮→膨張→排気の各行程が180°CA(クランク角)ずつずれたタイミングで行われる。
各気筒12a〜12dに吸気ポート17及び排気ポート18が2つずつ接続される。吸気ポート17は各気筒12a〜12dに吸気を導入するためのもの、排気ポート18は各気筒12a〜12dから排気を導出するためのものである。吸気ポート17に吸気弁19が設けられ、吸気弁19の開閉により吸気ポート17と気筒12a〜12dとが連通又は遮断する。排気ポート18に排気弁20が設けられ、排気弁20の開閉により排気ポート18と気筒12a〜12dとが連通又は遮断する。
吸気弁19を駆動する吸気弁駆動機構30、及び排気弁20を駆動する排気弁駆動機構40が設けられる。吸気弁駆動機構30は吸気弁19に連結された吸気カムシャフト31と吸気VVT32とを有し、排気弁駆動機構40は排気弁20に連結された排気カムシャフト41と排気VVT42とを有する。吸気カムシャフト31及び排気カムシャフト41は周知のチェーンとスプロケット等の動力伝達機構を介して不図示のクランクシャフトに連結され、クランクシャフトの回転に同期して吸気弁19及び排気弁20を開閉駆動する。
吸気VVT32及び排気VVT42は吸気弁19及び排気弁20のバルブタイミングを変更する。例えば、吸気VVT32は、吸気カムシャフト31と同軸に配置されてクランクシャフトで駆動される従動軸を有し、この従動軸と吸気カムシャフト31との位相差を変更することにより、クランクシャフトと吸気カムシャフト31との位相差を変更して、吸気弁19のバルブタイミングを変更する。排気VVT42もこれに準じて同様である。
吸気VVT32及び排気VVT42の具体的構成としては、例えば、上記従動軸と吸気カムシャフト31又は排気カムシャフト41との間に周方向に並ぶ複数の液室を有し、これらの液室間に圧力差を設けることにより上記位相差を変更する液圧式機構や、上記従動軸と吸気カムシャフト31又は排気カムシャフト41との間に電磁石を配設し、この電磁石に電力を付与することにより上記位相差を変更する電磁式機構等が挙げられる。
吸気VVT32及び排気VVT42は、ECU2で設定される吸気弁19及び排気弁20の目標バルブタイミングが実現するように上記位相差を変更する。吸気VVT32及び排気VVT42は、吸気弁19及び排気弁20の開弁期間(開弁開始の時期から閉弁終了の時期までの期間)やリフト量を一定に保ったまま、吸気弁19及び排気弁20の開弁時期(開弁開始の時期)や閉弁時期(閉弁終了の時期)を変更する。
具体的に、ECU2は、例えば低〜中回転域で、図3に示すように、各気筒12a〜12dの排気弁20の開弁期間と吸気弁19の開弁期間とが吸気上死点(TDC)を挟んでオーバーラップし、かつ、排気順序が連続する気筒間において、一方の気筒(先行する気筒)のオーバーラップ期間T_O/L中に、他方の気筒(後続の気筒)の排気弁20が開弁を開始するように、吸気VVT32及び排気VVT42を制御する。
より詳しくは、第1気筒12aのオーバーラップ期間T_O/L中に第3気筒12cの排気弁20が開弁を開始し、第3気筒12cのオーバーラップ期間T_O/L中に第4気筒12dの排気弁20が開弁を開始し、第4気筒12dのオーバーラップ期間T_O/L中に第2気筒12bの排気弁20が開弁を開始し、第2気筒12bのオーバーラップ期間T_O/L中に第1気筒12aの排気弁20が開弁を開始する。
吸気ポート17に独立吸気通路3が接続され、独立吸気通路3の上流端部にサージタンク3aが接続され、サージタンク3aに下流側共通吸気通路3b及び上流側共通吸気通路3dを介してエアクリーナ3eが接続される。共通吸気通路3b,3d間にスロットル弁を収容するスロットルボディ3cが配設され、エアクリーナ3eに空気の取り入れ口であるエアホース3fが接続される。
排気系の排気マニホールド5は、4つの独立排気通路52を含む。各独立排気通路52の上流端部は、各気筒12a〜12dの排気ポート18に接続される。具体的に、第1〜第4気筒12a〜12dの排気ポート18に第1〜第4独立排気通路52a〜52dが接続される(図4参照)。
第1独立排気通路52a及び第4独立排気通路52dはそれぞれ第1気筒12a及び第4気筒12dの排気ポート18から湾曲して車両後方かつ下方に延びる。第2独立排気通路52b及び第3独立排気通路52cはそれぞれ第2気筒12b及び第3気筒12cの排気ポート18から傾斜して車両後方かつ下方に延びる。これら4つの独立排気通路52a〜52dの下流端部はエンジン本体1の後方でエンジン本体1の気筒列方向の中央部分に対応する位置で1つに集合して束ねられ、負圧発生装置である集合管50に接続される。
集合管50は、上流側から順に、導入部56と、テーパ部57と、ストレート部58とを排気ガスの流れ方向において相互に同軸に備える。導入部56は、第1〜第4独立排気通路52a〜52dの下流端部が接続される比較的長さが短い円環状の部分である。テーパ部57は、導入部56の径よりも下流側ほど縮径する漏斗状の部分である。ストレート部58は、テーパ部57の下流端の径を維持してさらに下流側に延びる円筒状の部分である。
導入部56に接続される第1〜第4独立排気通路52a〜52dの下流端部は、下流側ほど縮径する(流路面積が小さくなる)先細り形状である。そのため、独立排気通路52a〜52dを上流側(エンジン本体1側)から流れてきた排気ガスは、独立排気通路52a〜52dの下流端から集合管50内に高速で噴出する(ジェット噴流)。この排気ガスのジェット噴流により集合管50内に負圧が発生し、この負圧によりジェット噴流を噴出した独立排気通路52以外の他の独立排気通路52及び排気ポート18内の残留ガスが下流側(集合管50側)に吸い出される(エゼクタ効果)。以上のことから、集合管50は、動圧排気を利用するエゼクタ効果で負圧を発生させる負圧発生装置であり、本発明の「還流手段」の構成要素である。
エゼクタ効果は、テーパ部57及びストレート部58により補強される。すなわち、テーパ部57は下流側ほど縮径する(流路面積が小さくなる)漏斗状であり、ストレート部58はテーパ部57の下流端の径を維持して下流側に延びるため、独立排気通路52a〜52dの下流端から集合管50内に噴出した排気ガスのジェット噴流は、高い流速を維持したままテーパ部57及びストレート部58を下流側に流れ、そのため、集合管50内の広い範囲で負圧が発生し維持されるからである。
上述したように、例えば低〜中回転域では、先行する気筒のオーバーラップ期間T_O/L中に後続の気筒の排気弁20が開弁を開始する(つまり集合管50内に負圧が発生する)ので、オーバーラップ期間T_O/L中の気筒に対しては、エゼクタ効果(負圧)が排気ポート18だけでなく吸気ポート17にまで及び、その結果、気筒内の掃気が促進されて、充填効率(ηc)が向上する。
排気ガス浄化触媒6は、エンジン本体1から排出される排気ガスを浄化するためのものであり、例えばパラジウムやロジウム等の触媒成分を担持する触媒本体64と、この触媒本体64を拡径部分に収容するケーシング62とを備える。触媒本体64は、例えば、HC(炭化水素)、CO(一酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)を同時に酸化又は還元して除去する三元触媒機能を具備する。
集合管50のストレート部58とケーシング62の上流端部との間に上流側共通排気通路61が介設され、ケーシング62の下流端部に下流側共通排気通路63の上流端部が接続される。集合管50の導入部(本発明の「上流側の排気通路」に相当する)56と下流側共通排気通路(本発明の「下流側の排気通路」に相当する)63とを連通する連通路71が設けられ、この連通路71上に開閉弁72が配設される。開閉弁72は、本発明の「還流手段」の構成要素である。この第1実施形態では、還流手段は、負圧発生装置である集合管50と、開閉弁72とを含む。集合管50は、排気還流の推進源であり、開閉弁72は、排気還流の経路切替弁である。
ケーシング62の上流端部に排気ガス浄化触媒6の温度を検出する触媒温度センサ(本発明の「温度検出手段」に相当する)81が設けられる。ECU2は、触媒温度センサ81の検出信号を入力し、開閉弁72に制御信号を出力する。例えば、ECU2は、触媒温度センサ81で検出される温度が所定の低温閾値温度以下のときに、開閉弁72に開信号を出力する。上記低温閾値温度としては、例えば触媒6の活性化温度に関連する温度等が用いられる。開閉弁72が開くと、下流側共通排気通路63内の排気ガスの一部が連通路71を介して集合管50の導入部56に還流される。その理由は、負圧発生装置である集合管50内には動圧排気を利用するエゼクタ効果で負圧が発生しているからである。
エンジンは、大別して、低〜中回転かつ軽〜中負荷域でHCCI燃焼が実行され、それ以外の高回転域及び/又は高負荷域でSI燃焼が実行される。各気筒12a〜12dの幾何学的圧縮比(ピストンが下死点にあるときの燃焼室の容積とピストンが上死点にあるときの燃焼室の容積との比)は、ガソリンエンジンとしては高めの15以上20以下に設定される。これは、混合気を自着火により燃焼させるHCCI燃焼を実現するためにはピストンの圧縮により燃焼室を大幅に高温かつ高圧化する必要があるからである。
HCCI燃焼時、混合気は理論空燃比よりもリーンに設定され、SI燃焼時、混合気はHCCI燃焼時よりもリッチに設定される。HCCI燃焼時のリーン燃焼により、排気ガス浄化触媒6よりも上流側の排ガス温度が低下しても、排気ガス浄化触媒6を通過した際の未燃分の酸化反応すなわち燃焼により、排気ガス浄化触媒6よりも下流側の排ガス温度が上昇する。
HCCI燃焼が実行される低〜中回転かつ軽〜中負荷域のうち、燃焼室が比較的低温かつ低圧になりがちな低回転域及び/又は軽負荷域では、混合気の着火性及びHCCI燃焼の安定性を高めるために、相対的に温度の高いホットEGRガス(EGRクーラで冷却されないEGRガス)が各気筒12a〜12dに導入される。一方、燃焼室が比較的高温かつ高圧になりがちな中回転かつ中負荷域では、過早着火等の異常燃焼を抑制するために、相対的に温度の低いクールドEGRガス(EGRクーラで冷却されたEGRガス)が各気筒12a〜12dに導入される。
HCCI燃焼が実行される低〜中回転かつ軽〜中負荷域のうち、ホットEGRガスが各気筒12a〜12dに導入される低回転域及び/又は軽負荷域では、吸気行程のいずれかの時期に燃料噴射弁から気筒12a〜12d内(燃焼室)に燃料が噴射される。これにより、均質な混合気が形成され、この均質混合気が圧縮上死点付近で自着火する。一方、クールドEGRガスが各気筒12a〜12dに導入される中回転かつ中負荷域では、圧縮行程後期から膨張行程初期の間のいずれかの時期に燃料噴射弁から気筒12a〜12d内に燃料が噴射される(リタード噴射)。これにより、過早着火等の異常燃焼が抑制され、HCCI燃焼の安定化が図られる。
ECU2は、特に排ガス温度ひいては触媒6の温度が低くなりがちな低回転かつ軽負荷域で開閉弁72に開信号を出力する。
以上のように、この第1実施形態では、排気ガスを浄化する排気ガス浄化触媒6を排気通路に備えるエンジンにおいて、上記排気ガス浄化触媒6よりも下流側の下流側共通排気通路63と上流側の集合管50の導入部56とを連通する連通路71と、上記連通路71を介して上記下流側共通排気通路63内の排気ガスの一部を上記導入部56に還流させる還流手段とを備える(図4参照)。
この構成によれば、開閉弁72が開くことにより、たとえHCCI燃焼時のリーン燃焼により排ガス温度が低下しても、触媒6を通過した際の未燃分の酸化反応すなわち燃焼により高温化した触媒6下流の排気ガスを利用して触媒6上流の排ガス温度を高めることができるので、余分に燃料を直接用いることなく触媒6を活性化でき、触媒6の浄化性能を確保できる。
本実施形態では、上記排気ガス浄化触媒6の温度を検出する触媒温度センサ81と、上記触媒温度センサ81で検出される温度が所定の低温閾値温度以下のときに開閉弁72に開信号を出力する(言い換えると、上記連通路71を介しての排気ガスの還流を上記還流手段に実行させる)ECU(実行手段)2とを備える。
この構成によれば、特に触媒6の温度が低いときに、触媒6を活性化でき、触媒6の浄化性能を確保できる。
本実施形態では、上記ECU2は、低回転かつ軽負荷域で開閉弁72に開信号を出力する(言い換えると、上記連通路71を介しての排気ガスの還流を上記還流手段に実行させる)。
この構成によれば、特に排ガス温度ひいては触媒6の温度が低くなりがちな低回転かつ軽負荷域において、触媒6を活性化でき、触媒6の浄化性能を確保できる。
本実施形態では、上記還流手段は、動圧排気を利用するエゼクタ効果で負圧を発生させる負圧発生装置(集合管50)を含む。
この構成によれば、集合管50が推進源となり、動圧排気の利用により、余分に燃料を直接用いることなく上記連通路71を介しての排気還流機能を得ることができる。
<第2実施形態>
次に、図5及び図6を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態と同じ又は類似の構成要素には同じ符号を用い、第1実施形態と重複する部分は説明を省略し、第2実施形態の特徴部分のみ説明を加える。
この第2実施形態は、上記第1実施形態の構成を利用して、例えば排ガス温度が高くなりがちな高回転かつ高負荷域において、エンジンの排気系に備えられる排気ガス浄化触媒を通過した排気ガスの一部をクーラで冷却したのち排気ガス浄化触媒の上流に還流させることにより、排気ガス浄化触媒の許容温度超え(熱劣化)を未然に防止することを特徴とし、請求項4に記載の発明の実施形態である。
図5及び図6から明らかなように、この第2実施形態では、第1実施形態と比較して、冷却用連通路73、クーラ(本発明の「冷却手段」に相当する)74、冷却用開閉弁75、ホットEGR通路(ホットEGRガスの吸気系への還流のための通路)91、及びホットEGRバルブ(ホットEGRガスの吸気系への還流量を調整するためのバルブ)95が追加される。冷却用開閉弁75は、本発明の「還流手段」の構成要素である。この第2実施形態では、還流手段は、負圧発生装置である集合管50と、開閉弁72と、冷却用開閉弁75とを含む。集合管50は、排気還流の推進源であり、開閉弁72及び冷却用開閉弁75は、排気還流の経路切替弁である。
冷却用連通路73は、連通路71と並列に配置され、下流側共通排気通路63と集合管50の導入部56とを連通する。クーラ74は、冷却用連通路73上に配設され、冷却用開閉弁75は、クーラ74よりも下流側共通排気通路63側の位置で、冷却用連通路73上に配設される。ホットEGR通路91は、冷却用開閉弁75よりも下流側共通排気通路63側の位置(ホットEGR分岐点P1)で、冷却用連通路73から分岐し、下流側共通排気通路63と吸気系の下流側共通吸気通路3b(本発明の「吸気通路」に相当する)とを連通する。ホットEGRバルブ95は、ホットEGR通路91上に配設される。還流手段は、上記連通路71を介しての排気ガスの還流に加え、上記冷却用連通路73を介しての排気ガスの還流も実行可能である。ECU2は、触媒温度センサ81の検出信号を入力し、開閉弁72、冷却用開閉弁75、及びホットEGRバルブ95に制御信号を出力する。
この構成によれば、開閉弁72が閉じ、冷却用開閉弁75が開き、ホットEGRバルブ95が閉じることにより、冷却用連通路73を通過してクーラ74で冷却された低温の排気ガスを利用して触媒6上流の排ガス温度を低めることができるので、触媒6の温度が許容温度を超えること(すなわち触媒6の熱劣化)が未然に防止され、触媒6の信頼性を確保できる。
本実施形態では、上記ECU(冷却実行手段)2は、上記触媒温度センサ81で検出される温度が所定の高温閾値温度以上のときに冷却用開閉弁75に開信号を出力する(言い換えると、上記冷却用連通路73を介しての排気ガスの還流を上記還流手段に実行させる)。上記高温閾値温度としては、例えば触媒6の許容温度(より詳しくは高温側の許容温度)に関連する温度等が用いられる。
この構成によれば、特に触媒6の温度が高いときに、触媒6の温度が許容温度を超えることが未然に防止され、触媒6の信頼性を確保できる。
本実施形態では、上記ECU2は、高回転かつ高負荷域で冷却用開閉弁75に開信号を出力する(言い換えると、上記冷却用連通路73を介しての排気ガスの還流を上記還流手段に実行させる)。
この構成によれば、特に排ガス温度ひいては触媒6の温度が高くなりがちな高回転かつ高負荷域において、触媒6の温度が許容温度を超えることが未然に防止され、触媒6の信頼性を確保できる。
本実施形態では、上記還流手段は、動圧排気を利用するエゼクタ効果で負圧を発生させる負圧発生装置(集合管50)を含む。
この構成によれば、集合管50が推進源となり、動圧排気の利用により、余分に燃料を直接用いることなく上記冷却用連通路73を介しての排気還流機能を得ることができる。
本実施形態では、上記冷却用連通路73上の所定の分岐点(クーラ74及び冷却用開閉弁75よりも下流側共通排気通路63側の位置に設けられたホットEGR分岐点)P1から分岐し、上記下流側共通排気通路63と吸気系の下流側共通吸気通路3bとを連通するホットEGR通路91を備える。
この構成によれば、開閉弁72が閉じ、冷却用開閉弁75が閉じ、ホットEGRバルブ95が開くことにより、HCCI燃焼が実行される低〜中回転かつ軽〜中負荷域のうち、燃焼室が比較的低温かつ低圧になりがちな低回転域及び/又は軽負荷域で、ホットEGRガスを各気筒12a〜12dに導入することができる。
<第3実施形態>
次に、図7及び図8を参照して、本発明の第3実施形態を説明する。第2実施形態と同じ又は類似の構成要素には同じ符号を用い、第2実施形態と重複する部分は説明を省略し、第3実施形態の特徴部分のみ説明を加える。
この第3実施形態は、上記第2実施形態の構成を利用して、冷却した排気ガスの一部を排気ガス浄化触媒の上流に還流させるときの冷却用のクーラと、クールドEGRガスを各気筒12a〜12dに導入するときのEGRガス冷却用のEGRクーラとを兼用することにより、部品点数の増加を抑制することを特徴とし、請求項7に記載の発明の実施形態である。
図7及び図8から明らかなように、この第3実施形態では、第2実施形態と比較して、クーラ74に代えてEGRクーラ76、ホットEGR通路91に代えてクールドEGR通路(クールドEGRガスの吸気系への還流のための通路、本発明の「EGR通路」に相当する)92、ホットEGRバルブ95に代えてクールドEGRバルブ(クールドEGRガスの吸気系への還流量を調整するためのバルブ)96、及びホットEGR分岐点P1に代えてクールドEGR分岐点(本発明の「分岐点」に相当する)P2が設けられる。
冷却用連通路73上に、集合管50の導入部56側から順に、冷却用開閉弁75と、クールドEGR分岐点P2と、EGRクーラ76とが備えられる。ECU2は、触媒温度センサ81の検出信号を入力し、開閉弁72、冷却用開閉弁75、及びクールドEGRバルブ96に制御信号を出力する。
本実施形態では、上記冷却用連通路73上の所定の分岐点(冷却用開閉弁75よりも下流側共通排気通路63側の位置であるがEGRクーラ76よりも導入部56側の位置に設けられたクールドEGR分岐点)P2から分岐し、上記下流側共通排気通路63と吸気系の下流側共通吸気通路3bとを連通するクールドEGR通路92を備える。上記EGRクーラ76は、上記クールドEGR分岐点P2よりも上記下流側共通排気通路63側に設けられ、第2実施形態のクーラ74を兼ねるものである。
この構成によれば、開閉弁72が閉じ、冷却用開閉弁75が閉じ、クールドEGRバルブ96が開くことにより、HCCI燃焼が実行される低〜中回転かつ軽〜中負荷域のうち、燃焼室が比較的高温かつ高圧になりがちな中回転かつ中負荷域で、EGRクーラ76で冷却されたクールドEGRガスを各気筒12a〜12dに導入することができる。その際、第2実施形態のクーラ74とEGRクーラ76との兼用により、部品点数の増加を抑制できる。すなわち、開閉弁72が閉じ、冷却用開閉弁75が開き、クールドEGRバルブ96が閉じることにより、冷却用連通路73を通過してEGRクーラ76で冷却された低温の排気ガスを利用して触媒6上流の排ガス温度を低めることができる。
<第4実施形態>
次に、図9を参照して、本発明の第4実施形態を説明する。第1実施形態と同じ又は類似の構成要素には同じ符号を用い、第1実施形態と重複する部分は説明を省略し、第4実施形態の特徴部分のみ説明を加える。
この第4実施形態は、還流手段の構成要素として、負圧発生装置である集合管に代えて電動ポンプを用いることを特徴とし、請求項9に記載の発明の実施形態である。
図9から明らかなように、この第4実施形態では、第1実施形態と比較して、集合管50に代えて単純集合管150が設けられる。第1〜第4独立排気通路152a〜152dの下流端部は、下流側ほど縮径する先細り形状でなく、また1つに集合して束ねられることなく順に集合されて単純集合管150に至る。連通路71は、単純集合管150と下流側共通排気通路63とを連通する。電動ポンプ151は、開閉弁72よりも単純集合管150側の位置で、連通路71上に配設される。ECU2は、触媒温度センサ81の検出信号を入力し、開閉弁72、及び電動ポンプ151に制御信号を出力する。この第4実施形態では、還流手段は、電動ポンプ151と、開閉弁72とを含む。電動ポンプ151は、排気還流の推進源であり、開閉弁72は、排気還流の経路切替弁である。
この構成によれば、開閉弁72が開き、かつ電動ポンプ151が駆動することにより、たとえHCCI燃焼時のリーン燃焼により排ガス温度が低下しても、触媒6を通過した際の未燃分の酸化反応すなわち燃焼により高温化した触媒6下流の排気ガスを利用して触媒6上流の排ガス温度を高めることができるので、余分に燃料を直接用いることなく触媒6を活性化でき、触媒6の浄化性能を確保できる。
その上で、この構成によれば、上記還流手段は、電動ポンプ151を含むので、電動ポンプ151が推進源となり、電動ポンプ151の付加により、余分に燃料を直接用いることなく上記連通路71を介しての排気還流機能を得ることができる。
もちろん、図5の第2実施形態や図7の第3実施形態において、還流手段の構成要素として、負圧発生装置である集合管50に代えて電動ポンプ151を用いてもよい。その場合、還流手段は、排気還流の推進源である電動ポンプ151と、排気還流の経路切替弁である開閉弁72及び冷却用開閉弁75とを含む。そのため、電動ポンプ151が推進源となり、電動ポンプ151の付加により、余分に燃料を直接用いることなく上記冷却用連通路73を介しての排気還流機能を得ることができる。
1 エンジン本体
2 ECU(実行手段、冷却実行手段)
3b 下流側共通吸気通路(吸気通路)
6 排気ガス浄化触媒
12a〜12d 第1気筒〜第4気筒
50 集合管(還流手段、負圧発生装置)
52a〜52d 第1独立排気通路〜第4独立排気通路
56 導入部(上流側の排気通路)
61 上流側共通排気通路
63 下流側共通排気通路(下流側の排気通路)
71 連通路
72 開閉弁(還流手段)
73 冷却用連通路
74 クーラ(冷却手段)
75 冷却用開閉弁(還流手段)
76 EGRクーラ(冷却手段)
81 触媒温度センサ(温度検出手段)
92 クールドEGR通路(EGR通路)
96 クールドEGRバルブ
151 電動ポンプ(還流手段)
P2 クールドEGR分岐点(分岐点)

Claims (7)

  1. 排気ガスを浄化する排気ガス浄化触媒を排気通路に備えるエンジンの排気装置であって、
    上記排気ガス浄化触媒よりも下流側の排気通路と上流側の排気通路とを連通する連通路と、
    上記連通路を介して上記下流側排気通路内の排気ガスの一部を上記上流側排気通路に還流させる還流手段とを備え、
    上記還流手段は、動圧排気を利用するエゼクタ効果で負圧を発生させる負圧発生装置を含み、
    上記負圧発生装置は、エンジン本体の各々排気ポートに接続される複数の独立排気通路の下流端部が一つに束ねられて接続された集合管を含み、
    上記連通路は、上記集合管を介して上記上流側排気通路に連通していることを特徴とするエンジンの排気装置。
  2. 請求項1に記載のエンジンの排気装置において、
    上記排気ガス浄化触媒の温度を検出する温度検出手段と、
    上記温度検出手段で検出される温度が所定の低温閾値温度以下のときに上記連通路を介しての上記還流を上記還流手段に実行させる実行手段とをさらに備えることを特徴とするエンジンの排気装置。
  3. 請求項2に記載のエンジンの排気装置において、
    上記実行手段は、低回転かつ軽負荷域で上記還流を実行させることを特徴とするエンジンの排気装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のエンジンの排気装置において、
    上記下流側排気通路と上流側排気通路とを連通し、冷却手段が設けられる冷却用連通路をさらに備え、
    上記還流手段は、上記冷却用連通路を介しての上記還流も実行可能であることを特徴とするエンジンの排気装置。
  5. 請求項4に記載のエンジンの排気装置において、
    上記排気ガス浄化触媒の温度を検出する温度検出手段と、
    上記温度検出手段で検出される温度が所定の高温閾値温度以上のときに上記冷却用連通路を介しての上記還流を上記還流手段に実行させる冷却実行手段とをさらに備えることを特徴とするエンジンの排気装置。
  6. 請求項5に記載のエンジンの排気装置において、
    上記冷却実行手段は、高回転かつ高負荷域で上記還流を実行させることを特徴とするエンジンの排気装置。
  7. 請求項4から6のいずれか1項に記載のエンジンの排気装置において、
    上記冷却用連通路上の所定の分岐点から分岐し、上記下流側排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路をさらに備え、
    上記冷却手段は、上記分岐点よりも上記下流側排気通路側に設けられ、EGRクーラを兼ねるものであることを特徴とするエンジンの排気装置。
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