JP2015221670A - 包装袋及び真空パック - Google Patents

包装袋及び真空パック Download PDF

Info

Publication number
JP2015221670A
JP2015221670A JP2014106096A JP2014106096A JP2015221670A JP 2015221670 A JP2015221670 A JP 2015221670A JP 2014106096 A JP2014106096 A JP 2014106096A JP 2014106096 A JP2014106096 A JP 2014106096A JP 2015221670 A JP2015221670 A JP 2015221670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
bag
heat
packaging bag
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014106096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6357011B2 (ja
Inventor
裕正 横山
Hiromasa Yokoyama
裕正 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokochu Co Ltd
Original Assignee
Yokochu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokochu Co Ltd filed Critical Yokochu Co Ltd
Priority to JP2014106096A priority Critical patent/JP6357011B2/ja
Publication of JP2015221670A publication Critical patent/JP2015221670A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6357011B2 publication Critical patent/JP6357011B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】真空パックが可能であり、また、真空パック状態の包装袋を開口させた後に、開閉が可能で、かつ耐熱性を有する包装袋及びその包装袋を用いた真空パックを提供する。【解決手段】耐熱シート14を袋状に形成し、米3を収納するとともに一部に開口部12を備えた包袋部10と、開口部12を開閉可能、かつ、開口部12が閉のときに開口部12を気密状態にする、耐熱性を有する材料で構成されたファスナー部20と、加熱することによりファスナー部20を密閉するためのシール部30とで包装袋5を構成する。包袋部10の底部18を開けておき、ファスナー部20を密閉した後、シール部30を加熱して密着させ、底部18から米3を入れヒートシールし、包袋部10を密封することにより米3を長期保存可能とするとともに、シール部30を切断し、ファスナー部20を一旦開状態として水を注入した後、ファスナー部20を閉じて、湯煎等により炊飯可能とする。【選択図】図3

Description

本発明は、真空パックが可能であり、また、真空パック状態の包装袋を開口させた後に、開閉が可能で、かつ耐熱性を有する包装袋及びその包装袋を用いた真空パックに関する。
従来、熱可塑性ポリイミドフィルムからなる包装容器に所定量の成形材料を収納した真空包装体であって、その包装容器がヒートシールにより密封された真空包装体があった(例えば、特許文献1参照)。この真空包装体は、ヒートシールにより包装容器の開口部を密着させることにより真空パックが可能となっている。
特開平5−154842号公報
ところが、上記特許文献1に記載の真空包装体は、ヒートシールにより包装容器の開口部を密着させることにより真空パックが可能となっているが、真空パックされた状態の被収納物を取り出す場合には、容器の一部(特にヒートシール部)を切断するようになっている。
したがって、ヒートシール部を切断した後に再度包装体を密閉状態にすることができないという問題があった。つまり、被収納物が例えば米穀である場合、米穀を真空パック状態にすれば長期保存が可能であるが、一旦ヒートシール部を切断すると、包装体に水を注入して密閉し、炊飯するということができなかった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、真空のパッケージングが可能であり、また、真空パック状態の包装袋を開口させた後に、開閉が可能で、かつ耐熱性を有する包装袋及びその包装袋を用いた真空パックを提供することを目的とする。
この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための形態」欄において用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。
上記「発明が解決しようとする課題」において述べた問題を解決するためになされた発明は、包袋部(10)、ファスナー部(20)及びシール部(30)を備えた包装袋(5)である。
包袋部(10)は、耐熱シート(14)を袋状に形成し、被収納物(3)を収納するとともに、一部に開口部(12)を備えたものであり、ファスナー部(20)は、包袋部(10)の開口部(12)を開閉可能、かつ、開口部(12)が閉のときに開口部(12)を気密状態にする、耐熱性を有する材料で構成されたものであり、シール部(30)は、加熱することによりファスナー部(20)を密閉するためのものである。
このような包装袋(5)によれば、被収納物(3)の真空パックが可能であり、また、真空パック状態の包装袋(5)を開口させた後に、開閉が可能で、かつ耐熱性を有する包装袋(5)とすることができる。
つまり、袋状に形成された包袋部(10)の内部に被収納物(3)を収納した状態で包袋部(10)の内部の空気を抜いて、真空状態にすることにより、被収納物(3)を真空パックすることができる。
このように、被収納物(3)を真空パックにすることにより、被収納物(3)の酸化を抑制できるので、被収納物(3)を長期間保存できるようになる。
また、被収納物(3)が食品などの場合、シール部(30)を切断した後、ファスナー部(20)を開状態にし、包袋部(10)内に水や出汁などを注入して、ファスナー部(20)を閉状態にしたあと湯煎などで加熱すれば、被収納物(3)を調理することもできる。
また、請求項2に記載のように、請求項1に記載の包装袋(5)に被収納物(3)を収納し、被収納物(3)を収納した包袋部(10)の内部の空気を抜いて、ファスナー部(20)を閉状態とし、その後にシール部(30)を加熱して、開口部(12)を密閉状態にすることにより被収納物(3)を保存できるようにした真空パック(1)とするとよい。
このような真空パック(1)では、被収納物(3)を真空パックした状態で保存できるので長期間の保存が可能となる。また、シール部(30)を切断してファスナー部(20)を開状態にし、包袋部(10)内に水を注入した後、ファスナー部(20)を閉状態にし、湯煎をすれば炊飯が可能となる。
包装袋の概略の外観を示す図である。 包装袋を構成する耐熱シートの拡大断面図である。 真空パックの概略の外観を示す図である。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1は、本発明を適用した包装袋5の概略の外観を示す図である。図1に示すように包装袋5は、包袋部10、ファスナー部20及びシール部30を備えている。なお、本実施形態では、説明を簡単にするため被収納物として米3を用いて説明する。
包袋部10は、耐熱シート14を袋状に形成したものであり、被収納物3
を収納するとともに一部に開口部12を備えている。包袋部10を袋状に形成するには、2枚の正方形又は長方形の耐熱シート14の3辺(底部18と両側面)を加熱してシールしてもよいし、1枚の耐熱シート14を丸め、底部18と側面(合わせ面)を加熱してシールするようにしてもよい。なお、耐熱シート14の構造については後述する。
また、包袋部10の底部18は、後述するように米3を収納する際に、米3の量が適切になる(例えば、1人前として適切な量など)ように、図3に示すように、左右方向に加熱して密着させ、いわゆる底上げするようにする。
ファスナー部20は、いわゆる再封用ジッパーテープ(登録商標)であり、包袋部10の開口部12を開閉可能とするとともに、開口部12が閉状態のときに開口部12を気密状態にするものである。
また、ファスナー部20は、耐熱性を持たせるために、ポリプロピレンなどの耐熱材料によって構成されている。
シール部30は、いわゆるヒートシールを行う部分であり、ファスナー部20の外側(図1において上側)に設けられており、加熱することによりファスナー部20により密着された開口部12をさらに密閉することができるようになっている。
また、シール部30の側面には、切欠き32が設けられており、この切欠き32の上下部分を異なる方向に引っ張ることにより、ヒートシールしたシール部30を切断しやすくなっている。
(耐熱シート14の構造)
ここで、図2に基づき、包装袋5の耐熱シート14の構造について説明する。図2は、耐熱シート14の断面を拡大した図である。
耐熱シート14は、複数の層14a,14b,14cが積層されて形成されており、図2に示すように、最も外側にPET(PolyEthylene Terephtalateの略)層14aが形成され、その内側にPP(PolyPropyleneの略)層が14b形成され、最も内側にPE(Polyethyleneの略)層14cが形成されている。
このように、PET層14a、PP層14b及びPE層14cを積層することにより、丈夫で耐久性が高く、しかも耐熱性を有する耐熱シート14とすることができる。
(真空パックの構成)
次に、図3に基づき、包装袋5を用いた真空パック1について説明する。図3は、真空パック1の概略の外観を示す図である。図3に示すように真空パック1は、包装袋5の包袋部10に米3を被収納物として収納したものである。
包袋部10の底部18を加熱してシールする前、つまり、包袋部10の底部18が開口状態のときに、ファスナー部20を密着させた状態でシール部30をヒートシールしておく。
その状態で、開口している底部18から包袋部10の内部に米3を入れ、包袋部10から空気を抜いて、所定の真空度が得られたら底部18をヒートシールし、外部から空気が入らないように密封する。
また、包袋部10には、米3を炊飯する際に適量な水を注入できるように横線16が描かれている。したがって、真空パック1を利用して炊飯を行う者は、シール部30を切断し、ファスナー部20を開状態にした後、包袋部10の底から横線16まで水を注入してから所定の時間湯煎を行えば、米3の炊飯ができるようになっている。
そして、米3の炊飯が完了したら、ファスナー部20を開けて、炊飯した御飯を食することができるようになっている。
(包装袋5及び真空パック1の特徴)
以上のような包装袋5では、袋状に形成された包袋部10の開口部12から被収納物を包袋部10の内部に収納した状態で包袋部10の内部の空気を抜いて、真空状態にする。そして、その状態でシール部30をヒートシールで加熱して開口部12を密閉することにより、被収納物(米3)を真空パックすることができる。
このように、米3などの被収納物を真空パックにすることにより、被収納物の酸化を抑制できるので、被収納物を長期間保存できるようになる。また、被収納物が米3の場合、シール部30を切断した後、ファスナー部20を開状態にし、包袋部10内に水や出汁などを注入して、ファスナー部20を閉状態にしたあと湯煎などで加熱すれば、米3を炊飯することもできる。
つまり上記包装袋5によれば、被収納物である米3の真空パックが可能であり、また、真空パック状態の包装袋5を開口させた後に、開閉が可能で、かつ耐熱性を有する包装袋5とすることができる。
[その他の実施形態]
(1)上記実施形態では、包装袋5の耐熱シート14をPET層14a、PP層14b、PE層14cの3層で形成していたが、PP層14bとPE層14cとの間にアルミ層を設けるなど、更に多層な構造となるようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、被収納物として米3を用いたが、ファスナー部20を密着させた状態で、湯煎などで加熱して調理するようなものであれば米3以外の穀物やその他の食材であってもよい。また、穀物や食材以外の長期保存を必要とする物であってもよい。
1… 真空パック 3… 被収納物 5… 包装袋 10… 包袋部 12… 開口部 14… 耐熱シート 14a… PET層 14b… PP層 14c… PE層 16… 横線 18… 底部 20… ファスナー部 30… シール部。

Claims (2)

  1. 耐熱シートを袋状に形成し、被収納物を収納するとともに、一部に開口部を備えた包袋部と、
    前記包袋部の開口部を開閉可能、かつ、前記開口部が閉のときに前記開口部を気密状態にする、耐熱性を有する材料で構成されたファスナー部と、
    加熱することにより前記ファスナー部を密閉するためのシール部と、
    を備えたことを特徴とする包装袋。
  2. 請求項1に記載の包装袋の包袋部に被収納物を収納し、
    前記被収納物を収納した包袋部の内部の空気を抜いて、ファスナー部を閉状態とし、
    前記ファスナー部を閉状態とした後にシール部を加熱して、前記開口部を密閉することにより前記被収納物を保存できるようにした真空パック。
JP2014106096A 2014-05-22 2014-05-22 炊飯用真空パック Active JP6357011B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014106096A JP6357011B2 (ja) 2014-05-22 2014-05-22 炊飯用真空パック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014106096A JP6357011B2 (ja) 2014-05-22 2014-05-22 炊飯用真空パック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015221670A true JP2015221670A (ja) 2015-12-10
JP6357011B2 JP6357011B2 (ja) 2018-07-11

Family

ID=54784951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014106096A Active JP6357011B2 (ja) 2014-05-22 2014-05-22 炊飯用真空パック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6357011B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH079592A (ja) * 1993-06-29 1995-01-13 Okura Ind Co Ltd 圧縮整理袋又は真空包装用袋の製造方法
JPH11105213A (ja) * 1997-09-30 1999-04-20 Mitsui Chem Inc 包装袋
JPH11189278A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Sanyo Engineering Kk 電子レンジ対応の食材包装容器
US20060213038A1 (en) * 2005-03-24 2006-09-28 C.I. Sanplus Co., Ltd. Zipper and the packaging therewith
JP2007022558A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Toppan Printing Co Ltd 包装袋
JP2007331805A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Dainippon Printing Co Ltd チャック及びそれを用いた加熱殺菌可能なチャック付き袋

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH079592A (ja) * 1993-06-29 1995-01-13 Okura Ind Co Ltd 圧縮整理袋又は真空包装用袋の製造方法
JPH11105213A (ja) * 1997-09-30 1999-04-20 Mitsui Chem Inc 包装袋
JPH11189278A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Sanyo Engineering Kk 電子レンジ対応の食材包装容器
US20060213038A1 (en) * 2005-03-24 2006-09-28 C.I. Sanplus Co., Ltd. Zipper and the packaging therewith
JP2007022558A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Toppan Printing Co Ltd 包装袋
JP2007331805A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Dainippon Printing Co Ltd チャック及びそれを用いた加熱殺菌可能なチャック付き袋

Also Published As

Publication number Publication date
JP6357011B2 (ja) 2018-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6217134B2 (ja) 包装袋
JP5842498B2 (ja) 蒸気抜きスタンディングパウチ
JP6475613B2 (ja) 電子レンジ用樹脂製包装袋、その加熱方法、電子レンジ用樹脂製包装袋への充填方法および包装体
WO2015109589A1 (zh) 可预装食品的微波炉蒸煮袋
JP5840387B2 (ja) 加熱処理用包装体及びそれに食材が収納された包装食品
JP6357011B2 (ja) 炊飯用真空パック
WO2015151520A1 (ja) 包装体
WO2011132433A1 (ja) 電子レンジ調理用袋
JP6010914B2 (ja) 容器入り食品の製造方法
JP2011178461A (ja) レトルトパウチ食品
JP6450630B2 (ja) 加熱処理用包装体
JPH04367476A (ja) 電子レンジ用の即席食品容器
JP2017222371A (ja) 電子レンジ加熱用包装袋
KR20170126419A (ko) 봉지 라면
JP3215748U (ja) 防災備蓄用乾燥食品
CN204354550U (zh) 干式复合蒸煮包装材料
JPH0752024Y2 (ja) 易開封性二重袋
JP5596324B2 (ja) 電子レンジ加熱用包装袋
JP2019119464A (ja) 加熱用袋の留め部構造
JP6371088B2 (ja) 深絞り包装容器及びその製造方法
JP3182328U (ja) 包装米飯セット品
JP3200169U (ja) 漬物食品包装体
JP2013039942A (ja) 包装袋、包装体および調理方法
CN104401082A (zh) 干式复合蒸煮包装材料
JP3130793B2 (ja) 密封容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6357011

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250