JP2015219950A - 電磁調理器および炊飯制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、筐体上部に設けられた天板と、天板の下方の筐体内に設けられた加熱コイルと、加熱調理モードまたは炊飯モードの入力を受付けるユーザインターフェース部と、入力に対応する加熱時間と加熱量を指示する制御データを記憶する記憶部と、ユーザインターフェース部に対する入力と対応して加熱コイルの駆動を制御する制御部とを備える電磁調理器によって、炊飯を行う炊飯制御方法において、
炊飯モードにおいて、浸し工程と、本炊き工程と、保温工程とが順次なされるように、制御部が制御データを使用して制御動作を行う炊飯制御方法である。
制御データは、入力に対応する加熱時間と加熱量の組合せが時系列で構成される。
制御データは、加熱調理モード及び、炊飯モードの全ての調理条件を網羅し、ルックアップテーブル上に配列されている。
炊飯モードが浸し工程と、本炊き工程と、保温工程とを有し、浸し工程と、本炊き工程と、保温工程とのそれぞれに対応する制御データが記憶部に格納される。
浸し工程は、開始時に短時間、調理鍋を加熱し、その後、加熱を停止するように、制御データによって制御される。
筐体内部に温度センサを設け、温度センサによって異常温度を検出した場合、直ちに加熱を停止させ、ユーザインターフェース部の入力を受け付けないように制御部が動作する。
なお、本発明の説明は、下記の順序にしたがってなされる。
<1.第1の実施の形態>
<2.変形例>
図1に外観を示すように、第1の実施形態の電磁調理器11は、概ね、薄い直方体の箱形状の筐体13の上方に天板12が取り付けられている。電磁調理器11は、例えば、65mm程度の厚さを有する。天板12は、耐熱性のガラス等で構成されている。天板12の表面には、同心円が描かれている。例えば同心円のうち半径が小さい方の円は、加熱部の加熱コイルの外周を表しており、半径が大きい方の円は、対応する加熱部で加熱し得る鍋の直径の目安を与えるものである。なお、電磁調理器11の筐体13の底面には、吸気口が設けられ、筐体の側面には、排気口が設けられている。
Processing Unit )などにより構成されるマイクロコンピュータの構成とされる。マイクロコンピュータに対してROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等が接続されている。マイクロコンピュータは、ユーザインターフェース部としての操作パネル14からの入力および温度センサー5からの検出信号を受け付け、ROMに記憶されているプログラムを実行することにより、電磁調理器11を制御する。図6においては、操作パネル部14のキーS1〜S7を単に操作キーSと示し、ランプL1〜L6を単に表示器Lと示している。
1.計量カップで米の量を計る。
2.鍋21で米を研ぐ。
3.鍋21の内側に表示されている目盛りを目安に水を入れる。
4.鍋21を電磁調理器11の天板12上にセットする。天板12上の内側の円に合わせて鍋21が置かれる。蒸気切替レバー29は、蒸気を閉じ込める位置にセットする。
5.電源コードを接続する。
6.操作パネル14のコース選択キーS3によって炊き上がり(炊き具合)が選択する。合数選択キーS4によって合数が選択する。なお、選択したコースおよび合数に対応するランプが点灯する。
8.米が炊きあがると、例えば音によってユーザに炊き上がりが通知されると共に、炊飯ランプL1が消え、保温工程に移る。保温工程では、保温ランプL2が点灯する。保温工程は、所定時間例えば12時間後に自動的に終了する。保温キーS2を押して保温工程を終了させても良い。なお、炊きあがったら直ちにご飯をほぐすことが好ましい。
ステップST2:合数選択キーS4によって合数が選択
ステップST3:コース選択キーS3によって炊き上がり(炊き具合)が選択
ステップST4:合数とコースとに対応して使用する制御データを決定
ステップST5:炊飯キーS1がオン
ステップST6:鍋21を加熱
ステップST7:炊飯完了
なお、炊飯キーS1をオンした後に合数選択およびコース選択を行っても良い。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明したが、上述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の実施形態において挙げた構成、方法、工程、形状、材料および数値などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる構成、方法、工程、形状、材料および数値などを用いてもよい。例えば本発明において、制御データは、加熱調理モードの制御のためのデータであって良い。さらに、炊飯モードおよび加熱調理モードの両方の制御のためのデータであっても良い。また、炊飯モードの種類は、上述したコース以外のものも可能である。
2・・・インバータ回路
3・・・制御部
4・・・記憶部
11・・・電磁調理器
12・・・天板
13・・・筐体
14・・・操作パネル
21・・・鍋
22・・・底部
23・・・周面側板
Claims (10)
- 筐体上部に設けられた天板と、
前記天板の下方の筐体内に設けられた加熱コイルと、
加熱調理モードまたは炊飯モードの入力を受付けるユーザインターフェース部と、
前記入力に対応する加熱時間と加熱量を指示する制御データを記憶する記憶部と、
前記ユーザインターフェース部に対する入力と対応して前記加熱コイルの駆動を制御する制御部とを備える電磁調理器。 - 前記制御データは、前記入力に対応する加熱時間と加熱量の組合せが時系列で構成される請求項1に記載の電磁調理器。
- 前記制御データは、加熱調理モード及び、炊飯モードの全ての調理条件を網羅し、ルックアップテーブル上に配列されている請求項1に記載の電磁調理器。
- 前記炊飯モードが浸し工程と、本炊き工程と、保温工程とを有し、前記浸し工程と、前記本炊き工程と、前記保温工程とのそれぞれに対応する前記制御データが前記記憶部に格納される請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電磁調理器。
- 前記浸し工程は、開始時に短時間、調理鍋を加熱し、その後、加熱を停止するように、前記制御データによって制御される請求項4に記載の電磁調理器。
- 筐体内部に温度センサを設け、前記温度センサによって異常温度を検出した場合、前記ユーザインターフェース部の入力を受け付けないように前記制御部が動作する請求項1乃至請求項5の何れかに記載の電磁調理器。
- 筐体上部に設けられた天板と、前記天板の下方の筐体内に設けられた加熱コイルと、加熱調理モードまたは炊飯モードの入力を受付けるユーザインターフェース部と、前記入力に対応する加熱時間と加熱量を指示する制御データを記憶する記憶部と、前記ユーザインターフェース部に対する入力と対応して前記加熱コイルの駆動を制御する制御部
とを備える電磁調理器によって、炊飯を行う炊飯制御方法において、
前記炊飯モードにおいて、浸し工程と、本炊き工程と、保温工程とが順次なされるように、前記制御部が前記制御データを使用して制御動作を行う炊飯制御方法。 - 前記浸し工程において、開始時に短時間、電磁調理器用鍋を加熱し、その後、加熱を停止する制御を行う請求項7に記載の炊飯制御方法。
- 前記電磁調理器用鍋がほぼ平坦な底板および周面側板とを有する有底円筒状とされ、前記周面側板は、前記底板の厚みの略1/2以上の厚みであって、3mm以下の厚みとされたものでなある請求項7または請求項8に記載の炊飯制御方法。
- 前記底板の厚みが4mm以上とされ、前記側板の厚みが2mm〜3mmとされる請求項7乃至請求項9の何れかに記載の炊飯制御方法。
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- 2014-05-14 JP JP2014100163A patent/JP6437738B2/ja active Active
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