JP2015219551A - 医療情報処理システム、医療情報処理方法、および医療情報処理プログラム - Google Patents

医療情報処理システム、医療情報処理方法、および医療情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】看護師等の医療スタッフが行う業務を把握することが可能な医療情報処理システム、医療情報処理方法、および医療情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】周波数測定装置から、加速度センサの測定値に基づく周波数と、赤外線通信したセンサ受信装置の識別情報と、前記識別情報の受信時刻と、自身の識別情報とを対応付けた受信情報を繰り返し受信する受信部と、受信部が受信した受信情報と、周波数測定装置の識別情報と周波数測定装置を着用した医療スタッフの専門性を示すレベルとを対応付けた医療スタッフ属性情報と、センサ受信装置の識別情報と患者の場所と患者の重症度とを対応付けた患者属性情報と、周波数測定装置の識別情報と患者の場所とその患者に対するケアとを時系列に記憶する医療履歴情報とに基づいて、ケアごとおよび患者の重症度および専門性を示すレベルごとに、ケアに要した時間および周波数に関する情報を処理するデータ処理部と、を備える。
【選択図】 図7

Description

本発明は、看護師等の医療スタッフによる患者へのケアの標準時間を算出する医療情報処理システム、医療情報処理方法、および医療情報処理プログラムに関する。
従来から、患者をケアする医療スタッフの業務を支援する様々な技術が存在する。例えば、特許文献1では、看護師業務支援携帯端末14の表示入力部24Aに表示された看護師ワークシート画面70からのタッチ操作により、所望の患者の詳細情報、看護行為の終了などの看護結果を入力し、看護師業務支援サーバ12に送信している。
特開2013−140532号公報
しかしながら、上記従来技術では、看護師業務支援画面400で支援された看護行為が終了した場合に、看護結果の情報が看護師業務支援サーバ12に送信されているに過ぎず、看護師がどのような看護行為にどれだけの時間を要しているのか、あるいは看護行為によって看護師にどの程度の負担がかかっているのか等、看護師が行う業務を把握することができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、看護師等の医療スタッフが行う業務を把握することが可能な医療情報処理システム、医療情報処理方法、および医療情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる医療情報処理システムは、センサ受信装置と、赤外線センサと加速度センサとを有し、前記加速度センサの測定値に基づく周波数と、赤外線通信したセンサ受信装置の識別情報と、前記識別情報の受信時刻と、自身の識別情報とを対応付けた受信情報を繰り返し出力する周波数測定装置と、前記周波数測定装置から前記受信情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した受信情報と、前記周波数測定装置の識別情報と前記周波数測定装置を着用した医療スタッフの専門性を示すレベルとを対応付けた医療スタッフ属性情報と、前記センサ受信装置の識別情報と患者の場所と患者の重症度とを対応付けた患者属性情報と、前記周波数測定装置の識別情報と前記患者の場所とその患者に対するケアとを時系列に記憶する医療履歴情報とに基づいて、前記ケアごとおよび前記患者の重症度および前記専門性を示すレベルごとに、前記ケアに要した時間および前記周波数に関する統計値を算出するデータ処理部と、を備えることを特徴とする医療情報処理システムとして構成される。
また、本発明は、上記医療情報処理システムで行われる医療情報処理方法、および医療情報処理プログラムとしても把握される。
本発明によれば、看護師等の医療スタッフが行う業務を把握することが可能となる。
本実施の形態における医療情報処理システムの構成例を示す図である。 医療スタッフ属性DBの例を示す図である。 患者属性DBの例を示す図である。 医療履歴DBの例を示す図である。 センサ受信装置テーブルの例を示す図である。 周波数測定センサテーブルの例を示す図である。 ケア標準時間DBの例を示す図である(処置ケア)。 ケア標準時間DBの例を示す図である(患者ケア)。 ケア標準時間計算処理の処理手順を示すフローチャートである。 センサ用ワークテーブルの例を示す図である。 周波数が追加されたセンサ用ワークテーブルの例を示す図である。 部屋番号、ベッド番号、処置分類、処置名が追加されたセンサ用ワークテーブルの例を示す図である。 重症度および看護必要度が追加されたセンサ用ワークテーブルの例を示す図である。 専門職レベルが追加されたセンサ用ワークテーブルの例を示す図である。 レベル用ワークテーブルの例を示す図である。 計算用ワークテーブルの例を示す図である。 周波数の平均値と時間の合計が追加されたレベル用ワークテーブルの例を示す図である。 更新されたレベル用ワークテーブルの例を示す図である。 医療履歴DBの他の例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる医療情報処理システム、医療情報処理方法、および医療情報処理プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における医療情報処理システムを適用したケア統計情報算出システム1000の構成例を示す図である。図1に示すように、ケア統計情報算出システム1000は、周波数測定センサ100と、センサ受信装置200と、PC(Personal Computer)300と、サーバ装置400とを有して構成されている。PC300とサーバ装置400とは、LAN(Local Area Network)等の一般的なネットワークにより接続されている。
周波数測定センサ100は、医療スタッフが着用し、メモリを内蔵した携帯型のセンサであり、IrDA(Infrared data Association)等の様々な通信規格に則って、センサ受信装置200との間で赤外線通信する。周波数測定センサ100は、例えば、ビジネス顕微鏡(登録商標)によって実現され、赤外線センサと加速度センサとを有している。
具体的には後述するが、周波数測定センサ100は、加速度センサによって加速度(すなわち医療スタッフの動き)を測定し、その測定値を周波数に変換するとともに、赤外線センサによって、通信可能な範囲にあるセンサ受信装置200との間で赤外線通信する。周波数測定センサ100は、センサ受信装置200の識別情報であるセンサ受信装置IDを受信すると、測定値から変換した周波数、そのセンサ受信装置ID、受信時刻、周波数測定センサ100の識別情報であるセンサIDを対応付けた受信情報を繰り返し内蔵メモリに記憶する。
センサ受信装置200は、病室やベッド付近に設置され、周波数測定センサ100と赤外線通信する装置である。センサ受信装置200は、例えば、赤外線ビーコンによって実現され、周波数測定センサ100から信号を受信すると、自身のセンサ受信装置IDを、通信可能な範囲にある周波数測定センサ100に送信する。
PC300は、ネットワークによる通信が可能な一般的なコンピュータであり、周波数測定センサ100に記憶されている受信情報を、ネットワークを介して読み取り、その受信情報をサーバ装置400に送信してアップロードする。なお、本実施例ではPC300を経由して受信情報をサーバ装置400にアップロードしているが、周波数測定センサ100が直接、受信情報を送信してもよい。
サーバ装置400は、ネットワークによる通信が可能な一般的なサーバであり、周波数測定センサ100から受信した受信情報、医療スタッフや患者の属性、患者の医療履歴から、医療スタッフによる患者へのケア標準時間等の統計値を計算する。
図1に示すように、サーバ装置400は、医療スタッフ属性データベース(以下、DBと呼ぶ。)401と、患者属性DB402と、医療履歴DB403と、受信情報DB404と、ケア標準時間DB405と、受信部406と、ケア標準時間計算部407とを有して構成されている。
医療スタッフ属性DB401は、患者に対して処置ケアや患者ケアを行う医療スタッフの属性を示す医療スタッフ属性情報を記憶するデータベースである。処置ケアとは、患者に対する検査や測定、検査や測定のための器具の維持、検査値や測定値のモニタリングを含む医療的なケアである。処置ケアは、いわば、患者にとって静的、間接的、消極的なケアであり、患者と直接かかわらない院内業務を含む。患者ケアとは、患者の日常的な状態や行動のサポートを含む医療的なケアである。患者ケアは、いわば、患者にとって動的、直接的、積極的なケアであり、患者と直接的に関わる診察、看護、検査等の医療サービスを含む。
図2は、医療スタッフ属性DB401の例を示す図である。図2に示すように、医療スタッフ属性DB401は、センサIDと、そのセンサIDによって識別される周波数測定センサ100を着用する医療スタッフの年齢および性別と、その医療スタッフの経験年数、専門職レベル、病棟勤務年数とが対応付けて記憶されている。
図2では、例えば、センサID「10026B7」によって識別される医療スタッフは23歳の女性であり、経験年数および病棟勤務年数は共に1年であり、専門職レベルは「A」であることを示している。専門職レベルとは、医療スタッフが患者に対して行う様々なケア(例えば、処置ケアであれば創傷処置、血圧測定等、患者ケアであれば移乗や口腔ケア等)のそれぞれについての専門性のレベルを示す指標であり、A「1〜2年」、B「3〜5年」、C「6〜10年」、D「11年〜」のように、そのケアについての経験年数が長いほど高いレベルとなる。これらの情報は、あらかじめ医療スタッフ属性DB401に記憶されている。続いて、患者属性DB402について説明する。
患者属性DB402は、医療スタッフからケアを受ける患者の属性を示す患者属性情報を記憶するデータベースである。
図3は、患者属性DB402の例を示す図である。図3に示すように、患者属性DB402は、センサ受信装置IDと、病室を識別するための病室番号と、その病室内のベッドを識別するためのベッド番号と、その患者の年齢及び性別と、その患者が当該ベッドに来た年月日および時刻(入床年月日)および当該ベッドから出た年月日および時刻(出床年月日)と、患者に対してケアを必要とする程度を示す看護必要度の計算日と、患者の重症度と、看護必要度とが対応付けて記憶されている。看護必要度は、さらに処置ケアの必要性を示すモニタリング及び処置(指標A)と、患者ケアの必要性を示す患者の状況(指標B)とを有している。
図3では、例えば、センサ受信装置ID「206002」のセンサ受信装置200は、東206号室にあるベッド番号2のベッド付近に設置され、そのベッドを使用している患者は46歳の男性であることを示している。さらに、その患者の入床年月日および時刻は、2013年9月24日の10時であり、現在もそのベッドを使用していることを示している。また、看護必要度の計算日、すなわち医療スタッフが患者に対してケアした年月日および時刻は2013年10月3日の8時であり、このときの患者の重症度は「1」であることを示している。これは、指標Aが3ポイント、指標Bが6ポイントとなっているためである。
重症度は、上述した指標Aおよび指標Bの値に基づいてあらかじめ定められている。図3に示すように、指標Aのポイントが2以上、かつ指標Bのポイントが3以上の場合には重症度が1、指標Aのポイントが2以上、かつ指標Bのポイントが3未満の場合には重症度が2、指標Aのポイントが2未満、かつ指標Bのポイントが3以上の場合には重症度が3、指標Aのポイントが2未満、かつ指標Bのポイントが3未満の場合には重症度が4というように、各指標のポイントが高いほど重症度も高くなり、より手厚い処置ケアや患者ケアが必要である(すなわち、多くのケアが必要であり、対応に時間がかかる)ことを示している。
また、図3では、ベッド番号2のベッドを使用している患者は、2013年10月3日の8時の時点では重症度が1であったが、10月4日の8時の時点では重症度が4となり、例えば、症状の改善、処置ケアや患者ケアの効果等によって、看護必要度が低くなったことを示している。このように、患者属性DB402には、ケア時点での患者ごとの看護必要度や重症度が時系列に履歴で蓄積されている。これらの情報は、あらかじめ患者属性DB402に記憶されている。続いて、医療履歴DB403について説明する。
医療履歴DB403は、医療スタッフが患者に対して行った処置ケアおよび患者ケアを時系列に履歴で記憶するデータベースである。
図4は、医療履歴DB403の例を示す図である。図4に示すように、医療履歴DB403は、センサIDと、病室番号と、ケアを行った年月日及び時刻と、処置ケアおよび患者ケアとが対応付けて記憶されている。さらに、処置ケアには、創傷処置、血圧測定、尿量測定、呼吸ケア、点滴ライン、ECG(Electrocardiogram)モニタの確認等、所定のガイドラインによってあらかじめ定められた項目が含まれている。同様に、患者ケアには、移乗、口腔ケア、食事援助、着衣の着脱等、所定のガイドラインによってあらかじめ定められた項目が含まれている。
図4では、例えば、センサID「100026B7」によって識別される周波数測定センサ100を着用した医療スタッフが、2013年10月3日の8時30分には、東206号室のベッド番号2の患者に対して尿量を測定し、9時00分には、同じ部屋のベッド番号1の患者に対して血圧測定を行い、さらに9時30分にはベッド番号2の患者に対して呼吸ケアおよびベッドからベッド以外のものへの移乗をケアしたことを示している。このように、医療履歴DB403は、センサIDごと(すなわち、その周波数測定センサを着用した医療スタッフごと)に、ケアを行った病室およびベッド番号の患者を時系列に履歴で(図4に示す例では、1日ごとに)記憶している。これらの情報は、例えば、当日分については前日にあらかじめ医療履歴DB403に記憶されている。続いて、受信情報DB404について説明する。
受信情報DB404は、PC300から受信した受信情報を記憶するデータベースである。受信情報DB404は、センサ受信装置テーブル4041と、周波数測定センサテーブル4042とを記憶している。
センサ受信装置テーブル4041は、センサ受信装置200と赤外線通信した周波数測定センサ100とその年月日及び時刻とを時系列に履歴で記憶するテーブルである。センサ受信装置テーブル4041に記憶されるデータは、受信部406によって、受信情報に含まれるセンサ受信装置ID、受信時刻、センサIDが読み取られ、当該テーブルに記憶される。
図5Aは、センサ受信装置テーブル4041の例を示す図である。図5Aに示すように、センサ受信装置テーブル4041は、センサ受信装置IDと、年月日を示す日付及び時刻を示す時分と、センサIDとが対応付けて記憶されている。図5Aでは、例えば、センサ受信装置ID「206002」によって識別されるセンサ受信装置200は、2013年10月3日の8時21分から8時26分まで1分間隔でセンサID「100026B7」によって識別される周波数測定センサ100との間で赤外線通信したことを示している。続いて、周波数測定センサテーブル4042について説明する。
周波数測定センサテーブル4042は、周波数測定センサ100と、その周波数測定センサが測定した周波数とその年月日及び時刻とを時系列に履歴で記憶するテーブルである。周波数測定センサテーブル4042に記憶されるデータは、受信部406によって、受信情報に含まれるセンサID、受信時刻、周波数が読み取られ、当該テーブルに記憶される。
図5Bは、周波数測定センサテーブル4042の例を示す図である。図5Bに示すように、周波数測定センサテーブル4042は、センサIDと、年月日を示す日付及び時刻を示す時分と、周波数とが対応付けて記憶されている。図5Bでは、例えば、センサ受信装置ID「206002」によって識別されるセンサ受信装置200は、2013年10月3日の看護師の動きは、8時21分では2.6MHz、8時22分では2.8MHzというように、1分間隔で測定されていることを示している。続いて、ケア標準時間DB405について説明する。
ケア標準時間DB405は、処置ケアや患者ケアに関する統計値を、ケアごと、患者の重症度および専門職レベルごとに記憶するテーブルである。ケア標準時間DB405に記憶されるデータは、ケア標準時間計算部407によって、計算され、当該テーブルに記憶される。
図6A、6Bは、ケア標準時間DB405の例を示す図である。図6に示すように、ケア標準時間DB405は、処置ケアや患者ケアに含まれる各項目を示すケア名と、そのケアに関する指標(標準時間、標準偏差、ケアに関する標準周波数、周波数に関する標準偏差)と、重症度ごと専門職レベルごとの指標値とが対応付けて記憶されている。標準時間は医療スタッフがケアを行ったときに要した時間の標準値であり、標準偏差はその時間の標準偏差である。また、ケアに関する標準周波数は医療スタッフがケアを行ったときに測定された周波数の標準値であり、標準偏差はその周波数の標準偏差である。
図6では、例えば、あるベッド番号の患者に対して処置ケアのうち創傷処置を行ったときの標準時間は、専門職レベルごとに、それぞれ5分34秒(レベルA)、5分18秒(レベルB)、3分56秒(レベルC)、2分28秒(レベルD)であり、レベルが上がるにつれてその時間が短くなっていることを示している。患者ケアに関する標準偏差、標準周波数、周波数に関する標準偏差についても同様に専門職レベルごとに記憶されている。ケア標準時間DB405の各情報の算出については、フローチャートを用いて後述する。続いて、図1に戻って、受信部406について説明する。
受信部406は、PC300を経由して周波数測定センサ100に記憶されている受信情報を受信し、図5Aに示したセンサ受信装置テーブル4041、図5Bに示した周波数測定センサテーブル4042の各値を記録する。
ケア標準時間計算部407は、受信部406が記録したセンサ受信装置テーブル4041や周波数測定センサテーブル4042、あらかじめ記憶されている医療スタッフ属性DB401や患者属性DB402、医療履歴DB403を参照し、ケア標準時間DB405の各項目の値を計算する。受信部406、ケア標準時間計算部407が行う具体的な処理については、フローチャートを用いて後述する。
なお、これらの各部が実行する機能は、実際には、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置がROM(Read Only Memory)等のメモリに記憶されているプログラム(データ受信プログラム、ケア標準時間計算プログラム)を実行することにより実現される。また、そのプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供することも可能である。さらに、そのプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードして提供または配布したり、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。続いて、本システムで行われる処理(ケア標準時間計算処理)について説明する。
図7は、ケア統計情報算出システム1000で行われるケア標準時間計算処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、ケア標準時間計算処理では、まず、ケア標準時間計算部407は、医療スタッフ属性DB401のセンサIDをキーに、受信情報DB404のセンサ受信装置テーブル4041を検索し、センサ用ワークテーブルを生成する(S701)。
図8は、センサ用ワークテーブルの例を示す図である。図8に示すように、センサ用ワークテーブルは、キーとしたセンサIDと、センサ受信装置IDと、周波数測定センサ100とセンサ受信装置とが赤外線通信した日付および時分とが対応付けて記憶されている。図8に示す例では、センサID「100026B7」によって識別される周波数測定センサ100は、2013年10月3日の8時21分から8時26分までの間、センサ受信装置ID「206002」によって識別されるセンサ受信装置と赤外線通信したことを示している。このステップの処理を実行することにより、時間毎に、どの周波数測定センサ100がどのセンサ受信装置200と赤外線通信していたのか(すなわち、その周波数測定センサ100を着用した医療スタッフの場所)を把握することが出来る。
続いて、ケア標準時間計算部407は、医療スタッフ属性DB401のセンサIDをキーに、受信情報DB404の周波数測定センサテーブル4042を検索し、周波数をセンサ用ワークテーブルに追加する(S702)。
図9は、周波数が追加されたセンサ用ワークテーブルの例を示す図である。図9に示すように、センサ用ワークテーブルには、日付および時分ごとに測定された周波数が、センサIDおよびセンサ受信装置ID等に対応付けて記憶されている。図9では、2013年10月3日の8時21分に測定された加速度から変換された周波数は2.6MHzであったことを示している。このステップの処理を実行することにより、センサ受信装置200と赤外線通信していた周波数測定センサ100の周波数(すなわち、その周波数測定センサを着用した医療スタッフの動き)を、時間毎に把握することが出来る。
ケア標準時間計算部407は、センサ用ワークテーブルのセンサID、日付、時分をキーに、医療履歴DB403を検索し、センサ用ワークテーブルに部屋番号、ベッド番号、処置分類、処置名を追加する(S703)。
図10は、部屋番号、ベッド番号、処置分類、処置名が追加されたセンサ用ワークテーブルの例を示す図である。図10に示すように、センサ用ワークテーブルには、追加された周波数の他、さらに、部屋番号、ベッド番号、ケア分類、ケア名が、センサIDおよびセンサ受信装置ID等に対応付けて記憶されている。図10では、2013年10月3日の8時21分から8時26分までの間、東206号室のベッド番号2の患者に対して、尿量測定やモニタ装着の処置ケアを行っていたことがわかる。このステップの処理を実行することにより、周波数測定センサを着用した医療スタッフが、どの部屋のどの場所でどのような周波数でどのようなケアを行ったのかを時間毎に把握することが出来る。
続いて、ケア標準時間計算部407は、センサ用ワークテーブルの部屋番号、ベッド番号、日付、時分をキーに、患者属性DB402を検索し、日付、時分が、「当該ベッドに来た年月日以上」かつ「当該ベッドから出た年月日以内」、または「当該ベッドに来た年月日以上」かつ「当該ベッドから出た年月日がNull」の重症度および看護必要度をセンサ用ワークテーブルに追加する(S704)。「当該ベッドに来た年月日以上」かつ「当該ベッドから出た年月日以内」の条件を満たす患者は、その間はキーとして検索するベッドにいて看護を受けていた患者であり、「当該ベッドに来た年月日以上」かつ「当該ベッドから出た年月日がNull」の条件を満たす患者は、現在もそのベッドにいて看護を受けていることを表している。
図11は、重症度および看護必要度が追加されたセンサ用ワークテーブルの例を示す図である。図11に示すように、センサ用ワークテーブルには、追加された重症度および看護必要度が、センサIDおよびセンサ受信装置ID等に対応付けて記憶されている。図11では、東206号室のベッド番号2の患者は、2013年10月3日の8時21分から8時26分までの間は、重症度が「1」であり、処置ケアおよび患者ケアの看護必要度は、それぞれ「3」および「6」であったが、2013年10月4日の8時26分には、重症度「3」、処置ケアおよび患者ケアの看護必要度は、それぞれ「1」および「4」に下がったことを示している。このステップの処理を実行することにより、現在病床にいるかまたはある時点で病床にいた患者を対象に、医療スタッフがどのような重症度の患者にどのような処置ケアや患者ケアを行ったかを、時間毎に把握することが出来る。
続いて、ケア標準時間計算部407は、センサ用ワークテーブルのセンサIDをキーに、医療スタッフ属性DB401を検索し、センサ用ワークテーブルに専門職レベルを追加する(S705)。
図12は、専門職レベルが追加されたセンサ用ワークテーブルの例を示す図である。図12に示すように、センサ用ワークテーブルには、追加された専門職レベルが、センサIDおよびセンサ受信装置ID等に対応付けて記憶されている。図12では、東206号室のベッド番号2の患者は、2013年10月3日の8時21分から8時26分までの間、センサID「100026B7」の周波数測定センサ100を着用した専門職レベル「A」である看護師によって看護されていたことがわかる。このステップの処理を実行することにより、患者がどのような専門職レベルの看護スタッフによってケアされていたのかを、時間毎に把握することが出来る。
ケア標準時間計算部407は、センサ用ワークテーブルの専門職レベル、重症度、ケア名をキーに、日付、時分の最小値から連続する(分+1)のデータ数を算出し、処置の開始時刻・終了時刻とその差分からなるレベル用ワークテーブルを生成する(S706)。
図13は、レベル用ワークテーブルの例を示す図である。図13に示すように、レベル用ワークテーブルは、専門職レベルと、ケア名と、患者の重症度と、日付および時分(開始時刻および終了時刻)と、その間の時間とが対応付けて記憶されている。図13では、例えば、専門職レベル「A」の看護スタッフによる、2013年10月3日の8時21分から8時26分までの間の重症度「1」の患者に対する尿量測定は、6.0分であったことを示している。このステップの処理を実行することにより、専門職レベルごとに、看護スタッフがどの程度の時間をケアに要しているのかを、患者の重症度ごとに把握することが出来る。
続いて、ケア標準時間計算部407は、センサ用ワークテーブルの専門職レベル、日付、開始時刻および終了時刻をキーに、センサ用ワークテーブルを検索し、これらの項目と処置名と周波数からなる計算用ワークテーブルを生成する(S707)。
図14は、計算用ワークテーブルの例を示す図である。図14に示すように、計算用ワークテーブルは、専門職レベル、日付、開始時刻および終了時刻、その時に行ったケア名と、その際測定された周波数とが対応付けて記憶されている。図14では、2013年10月3日の8時21分に、専門職レベルAの医療スタッフによって尿量測定のケアが行われたが、そのときに測定された周波数は、2.6MHzであったことを示している。このステップの処理を実行することにより、専門職レベルごとに、看護スタッフがケアを行った際に測定される周波数を、ケアごとおよび時間毎に把握することが出来る。
ケア標準時間計算部407は、計算用ワークテーブルの周波数の平均値と時間の合計を算出し、レベル用ワークテーブルに追加する(S708)。
図15は、周波数の平均値と時間の合計が追加されたレベル用ワークテーブルの例を示す図である。図15に示すように、レベル用ワークテーブルは、図13に示したレベル用ワークテーブルの各項目に加え、周波数の平均値と時間の合計が対応付けて記憶されている。図15では、専門職レベル「A」の看護スタッフによる、2013年10月3日の8時21分から8時26分までの間の重症度「1」の患者に対する尿量測定時に測定された周波数は、平均で2.6MHzであったことを示している。このステップの処理を実行することにより、専門職レベルごとに、看護スタッフによるケアの際の周波数の平均値、そのケアに要した時間の合計を、患者の重症度ごとに把握することが出来る。
そして、ケア標準時間計算部407は、すべての周波数測定センサ100について処理を実行したか否かを判定し(S709)、すべての周波数測定センサ100について処理を実行していないと判定した場合(S709;No)、S701に戻って、以降の処理を繰り返し、レベル用ワークテーブルを更新する。
図16は、更新されたレベル用ワークテーブルの例を示す図である。図16に示すように、レベル用ワークテーブルは、専門職レベル、ケア名、重症度、日付、時分(開始時刻および終了時刻)ごとに、ケアに要した時間およびそのときに測定された周波数とが対応付けて記憶されている。このステップの処理を実行することにより、全ての医療スタッフについて、専門職レベルごと、ケアごと、重症度ごとに、ケアに要した時間および周波数の平均値を得ることが出来る。
ケア標準時間計算部407は、すべての周波数測定センサ100について処理を実行したと判定した場合(S709;Yes)、レベル用ワークテーブルの専門職レベル、処置名、重症度別に、時間の合計と周波数のそれぞれの平均値・標準偏差を算出し、これらの値を図6に示したケア標準時間DB405に登録する(S710)。S710の処理が終了すると、図7に示した全ての処理が終了する。
このように、本システムでは、上述した各処理を実行するので、患者の重症度および医療スタッフの専門職レベルごと、ケア名ごとに、ケアに要した時間やそのときの周波数を統計的に把握することができる。例えば、どの専門職レベルの医療スタッフがどのケアについてどの程度の時間を必要としているのか、そのときの周波数等、看護師の熟練の度合いや患者の病状の重さによって、ケアに要する時間や周波数を統計的に把握することができる。
また、医療スタッフ自らが、ケアに要した時間やケアを行った際の周波数を確認することにより、ケアに関する自身の課題や要因を分析することができる。さらに、医療スタッフを抱える病院等の医療機関においても、ソフト面(人員)から課題の原因を定量的かつ論理的に把握することができ、本システムを継続的に用いることにより、PDCAサイクルに基づいた効果測定が可能となり、持続的な業務改善を実現できる。
本実施例では、ケア標準時間計算部407が算出したケアに要する時間や周波数をそのままケア標準時間DB405したが、医療スタッフがケアしたときの結果が図4に示した医療履歴DB403に記録され、その結果がある閾値を満たさない場合や、前日からの値の変化が一定以上である場合等の一定の基準を満たしていない場合には、より慎重なケアが必要であると考えられる。そこで、そのような場合には、ケア標準時間計算部407は、S706において算出した時間に重みづけした上で、レベル用ワークテーブルに記憶してもよい。
例えば、図17に示すように、医療履歴DB403に記録された処置ケアのうちの尿量測定の結果が100mlと記録されている場合には、その基準値や前日との変化量と比較し、基準値を満たさない場合や一定以上の変化がある場合には、ケア標準時間計算部407は、普段の状態よりもより慎重なケアが必要であると判断し、図13に示したレベル用ワークテーブルの時間に一定のバッファを示す割合(例えば、1.2)を乗じた上で、時間を記録する。この場合、より一層患者の状況に相応しいケアを行うことができる。
また、ケア標準時間計算部407は、患者属性DB402をセンサ受信装置ID、病室番号、ベッド番号、年齢、性別、入床年月日および出床年月日をキーとして、重症度が改善された患者(または悪化した患者)を特定し、その患者について重症度が改善された旨(または悪化した旨)を、PC300に送信し、PC300が表示装置(不図示)に表示してもよい。
例えば、図3に示した患者属性DB402では、ベッド番号2のベッドを使用している患者は、2013年10月3日の8時の時点から10月4日の8時の時点までの間に重症度が1から4に変化し、看護必要度が低くなったため、ケア標準時間計算部407は、その患者については症状が改善されている旨を通知してもよい。この場合、上述した統計値を把握できるとともに、医療スタッフは患者の重症度についての変化を把握することができ、他の重症度の高い患者についてのケアを優先させる等、状況に応じた判断をすることができる。
さらに、本実施例では、ケアに要する時間や周波数を、あらかじめ定められたケアごとに算出したが、周波数測定センサ100によって測定される周波数の値は、そのセンサを着用している医療スタッフが患者に対して行ったケアの種類により異なる。したがって、上述した実施例とは逆に、測定された周波数の値からどのようなケアが行われているのかを推測することも可能である。
例えば、医療スタッフが、患者に対して、処置ケアのうち血圧測定を行った場合には、体の動きが少ないため、測定される周波数の値は小さくなる一方、患者ケアのうちの移乗を行った場合には、体の動きが多くなるため、測定される周波数の値は大きくなる。このように、医療スタッフが患者に対して行うケアの種類によって、測定される加速度およびその加速度から変換される周波数が異なるため、あらかじめケアの種類ごとに想定される周波数の範囲を定めておき、その範囲の周波数が測定された場合には、ケア標準時間計算部407は、医療スタッフが患者に対してその周波数に対応するケアを行ったと推定することも可能である。図5Bに示した例では、8時21分〜8時23分の間は平均して周波数が2.6MHzである一方、9時45分には周波数が4.6MHzとなっており、この時間では動きの多いケアを行ったと判断することができる。このような処理を行うことにより、医療スタッフが、医療履歴DB403のようにあらかじめ定められた項目に沿って、正しく患者のケアを行っているのかを検証することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、本実施の形態では、各データベースを1つの装置内に記憶することとしたが、データ容量によってはその一部または全部を他の装置に記憶させてもよい。さらに、データベースだけでなく、サーバ装置400の受信部406、ケア標準時間計算部407を含む全てまたはその一部をPC300側に設けてもよい。また、本実施例では、医療スタッフの例として主に看護師について説明したが、介護福祉士等、患者に対してケアを行う様々な業務に適用することができる。
1000 ケア統計情報算出システム
100 周波数測定センサ
200 センサ受信装置
300 PC
400 サーバ装置
401 医療スタッフ属性DB
402 患者属性DB
403 医療履歴DB
404 受信情報DB
405 ケア標準時間DB
406 受信部
407 ケア標準時間計算部
N ネットワーク

Claims (9)

  1. 周波数測定装置から、加速度センサの測定値に基づく周波数と、赤外線通信したセンサ受信装置の識別情報と、前記識別情報の受信時刻と、自身の識別情報とを対応付けた受信情報を繰り返し受信する受信部と、
    前記受信部が受信した受信情報と、前記周波数測定装置の識別情報と前記周波数測定装置を着用した医療スタッフの専門性を示すレベルとを対応付けた医療スタッフ属性情報と、前記センサ受信装置の識別情報と患者の場所と患者の重症度とを対応付けた患者属性情報と、前記周波数測定装置の識別情報と前記患者の場所とその患者に対するケアとを時系列に記憶する医療履歴情報とに基づいて、前記ケアごとおよび前記患者の重症度および前記専門性を示すレベルごとに、前記ケアに要した時間および前記周波数に関する情報を処理するデータ処理部と、
    を備えることを特徴とする医療情報処理システム。
  2. 前記医療情報処理システムは、センサ受信装置と、赤外線センサと加速度センサとを有し、前記受信情報を繰り返し出力する周波数測定装置と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の医療情報処理システム。
  3. 前記ケアは、患者に対する医療的なケアであって、患者に対する間接的なケアである処置ケアおよび患者に対する直接的なケアである患者ケアを含む、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の医療情報処理システム。
  4. 前記データ処理部は、前記情報の処理として、前記ケアに要した時間および前記周波数のそれぞれについての平均値および標準偏差を算出する統計処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の医療情報処理システム。
  5. 前記医療履歴情報には、前記医療スタッフによる前記ケアの結果が記録され、
    前記データ処理部は、前記ケアの結果が所定の基準を満たしているか否かを判定し、前記基準を満たしていないと判定した場合、慎重なケアが必要であると判断し、前記ケアに要した時間に重みづけした時間をケアに要した時間とする、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の医療情報処理システム。
  6. 前記データ処理部は、前記患者属性情報に記憶されている患者の重症度が変化したか否かを判定し、前記重症度が変化したと判定した場合、その旨をコンピュータに通知する、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の医療情報処理システム。
  7. 前記データ処理部は、前記周波数と、あらかじめ前記ケアごとに定められた周波数とに基づいて、患者に対して行われたケアの種類を推定する、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の医療情報処理システム。
  8. 加速度センサの測定値に基づく周波数と、赤外線通信したセンサ受信装置の識別情報と、前記識別情報の受信時刻と、自身の識別情報とを対応付けた受信情報を繰り返し出力する周波数測定装置から前記受信情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信した受信情報と、前記周波数測定装置の識別情報と前記周波数測定装置を着用した医療スタッフの専門性を示すレベルとを対応付けた医療スタッフ属性情報と、前記センサ受信装置の識別情報と患者の場所と患者の重症度とを対応付けた患者属性情報と、前記周波数測定装置の識別情報と前記患者の場所とその患者に対するケアとを時系列に記憶する医療履歴情報とに基づいて、前記ケアごとおよび前記患者の重症度および前記専門性を示すレベルごとに、前記ケアに要した時間および前記周波数に関する情報を処理するデータ処理ステップと、
    を含むことを特徴とする医療情報処理方法。
  9. 加速度センサの測定値に基づく周波数と、赤外線通信したセンサ受信装置の識別情報と、前記識別情報の受信時刻と、自身の識別情報とを対応付けた受信情報を繰り返し出力する周波数測定装置から前記受信情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信した受信情報と、前記周波数測定装置の識別情報と前記周波数測定装置を着用した医療スタッフの専門性を示すレベルとを対応付けた医療スタッフ属性情報と、前記センサ受信装置の識別情報と患者の場所と患者の重症度とを対応付けた患者属性情報と、前記周波数測定装置の識別情報と前記患者の場所とその患者に対するケアとを時系列に記憶する医療履歴情報とに基づいて、前記ケアごとおよび前記患者の重症度および前記専門性を示すレベルごとに、前記ケアに要した時間および前記周波数に関する情報を処理するデータ処理ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする医療情報処理プログラム。
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