JP2015217132A - 移乗支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移乗作業を容易に行うことが可能な移乗支援装置を提供する。【解決手段】地面上を移動可能な台車部10と、被介護者が着座可能な面を形成する着座状態、又は前記着座状態から折り畳まれた折り畳み状態のいずれかに切り換えることが可能な着座部20と、台車部10に設けられ、着座部20を、被介護者が着座可能な着座位置と被介護者が着座不能な収納位置との間で回動可能に支持する回動支持部30と、前記着座位置において着座部20の回動を規制する切欠部12bと、を具備した。【選択図】図1

Description

本発明は、被介護者の移乗を支援する移乗支援装置の技術に関する。
従来、被介護者の移乗を支援する移乗支援装置の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、移動可能な台車部と、被介護者が着座する着座部と、着座部を支持する支持部材と、を具備する移乗支援装置が記載されている。当該移乗支援装置においては、支持部材を上下に揺動させることで、着座部の位置を、台車部の下部(台車本体)に収納される収納位置と、被介護者が着座可能な着座位置と、に切り換えることができる。被介護者が移乗する際に、着座部の位置を適宜収納位置又は着座位置に切り換えることで、移乗作業を容易に行うことができる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、着座部の位置を切り換えることはできるものの、当該着座部自体の大きさや形状が変化するものではない。従って、着座部の位置を切り換える際には、被介護者が着座可能な程度に大きい着座部が揺動することになる。このため、被介護者が移乗する際に、当該着座部に身体(足等)が当たるおそれがあり、移乗作業が行い難い場合がある点で不利であった。
特開2012−45193号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、移乗作業を容易に行うことが可能な移乗支援装置を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、地面上を移動可能な台車部と、被介護者が着座可能な面を形成する着座状態、又は前記着座状態から折り畳まれた折り畳み状態のいずれかに切り換えることが可能な着座部と、前記台車部に設けられ、前記着座部を、前記被介護者が着座可能な着座位置と前記被介護者が着座不能な収納位置との間で回動可能に支持する回動支持部と、前記着座位置において前記着座部の回動を規制する回動規制部と、を具備するものである。
請求項2においては、前記着座部は、第一の回動軸を中心として回動可能な第一の部分と、前記第一の回動軸と平行な第二の回動軸を中心として回動可能な第二の部分と、を備え、前記第一の部分が前記第一の回動軸を中心として回動されると共に、前記第二の部分が前記第二の回動軸を中心として回動されることにより、前記着座状態又は前記折り畳み状態のいずれかに切り換えられるものである。
請求項3においては、前記回動支持部は、前記第一の回動軸及び前記第二の回動軸を、前記第一の回動軸及び前記第二の回動軸の軸線を中心として回動可能かつ軸線方向に摺動可能に支持し、前記回動規制部は、前記第一の回動軸及び前記第二の回動軸が前記軸線方向一側に摺動された際に、前記第一の部分及び前記第二の部分と嵌合することにより、前記第一の部分及び前記第二の部分を固定するものである。
請求項4においては、前記台車部は、前記折り畳み状態に切り換えられた前記着座部が前記収納位置へと回動された際に、当該着座部が収納される収納部を備えるものである。
請求項5においては、前記台車部に回動可能に連結され、前記被介護者の上半身を保持可能な上半身保持部をさらに具備するものである。
請求項6においては、前記台車部は、前記着座位置における前記着座部の下方に形成され、前記被介護者が着座可能な外部の部材との接触を避ける回避部を備えるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、着座部を折り畳み状態に切り換えた状態で、着座位置又は収納位置に回動させることで、被介護者の身体が当該着座部に当たり難くなり、ひいては移乗作業を容易に行うことができる。
請求項2においては、着座状態と折り畳み状態に切り換えることが可能な着座部を容易に形成することができる。
請求項3においては、着座部の回動を規制した状態と、当該規制を解除した状態とを、容易に切り換えることができる。
請求項4においては、着座部をコンパクトに収納することができる。
請求項5においては、被介護者の腰を着座部から浮かせることができ、着座部の位置を容易に切り換えることができる。
請求項6においては、移乗支援装置を被介護者が着座可能な外部の部材に近づけることができ、移乗作業を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る移乗支援装置の全体的な構成を示した前方斜視図。 同じく、後方斜視図。 同じく、平面一部断面図。 着座部及び回動支持部を示した拡大斜視図。 着座状態の着座部が、着座位置にある状態を示した斜視図。 着座部が、着座位置から後方に摺動された状態を示した斜視図。 着座部が、着座状態から折り畳み状態に切り換えられた状態を示した斜視図。 折り畳み状態の着座部が、着座位置から収納位置に切り換えられた状態を示した斜視図。 (a)移乗支援装置を被介護者に近づける様子を示した側面模式図。(b)上半身保持部で被介護者の上半身を保持した状態を示した側面模式図。 (a)上半身保持部を回動させ、被介護者の腰を浮かせた状態を示した側面模式図。(b)被介護者を搭乗させた状態で、着座部を着座位置に切り換えた状態を示した側面模式図。 (a)被介護者を搭乗させた状態で、着座部を着座状態に切り換えた状態を示した側面模式図。(b)上半身保持部を回動させ、被介護者を着座部に着座させた状態を示した側面模式図。
以下では、図中の矢印に基づいて、前後方向、左右方向及び上下方向を定義して説明を行う。
まず、図1及び図2を用いて、本発明の実施の一形態に係る移乗支援装置1の概略について説明する。
移乗支援装置1は、被介護者(介護を受ける者)を乗せて移動することにより、当該被介護者の移乗(例えば、ベッドとトイレ間の移乗、ベッドと車椅子間の移乗や、移乗支援装置自体への移乗等)を支援するものである。移乗支援装置1は、主として台車部10、着座部20、回動支持部30、足先支持部40、膝支持部50及び上半身保持部60を具備する。
台車部10は、地面(床面)上を移動することができる。台車部10には、回動支持部30を介して着座部20が連結される。着座部20には被介護者が着座することができる。着座部20の下方及び前方には、それぞれ足先支持部40及び膝支持部50が設けられる。当該足先支持部40及び膝支持部50は、移乗支援装置1に搭乗した被介護者の足(足先)及び膝を支持することができる。また、台車部10の上部には、上半身保持部60が設けられる。上半身保持部60は、移乗支援装置1に搭乗した被介護者の上半身を保持することができる。
次に、図1から図4までを用いて、移乗支援装置1の各部(台車部10、着座部20、回動支持部30、足先支持部40、膝支持部50及び上半身保持部60)の構成について説明する。
図1から図3までに示す台車部10は、移乗支援装置1の主たる構造体であり、地面(床面)上を移動可能なものである。台車部10は、主として走行部11及び支持部12を具備する。
走行部11は、台車部10の下部を形成するものである。走行部11は、主として左フレーム11a、右フレーム11b、中央フレーム11c及び車輪11dを具備する。
左フレーム11aは、前後方向に向かって長く延びるように形成される。
右フレーム11bは、左フレーム11aと同一形状に形成される。右フレーム11bは、左フレーム11aの右方(左フレーム11aから所定距離だけ離れた位置)に配置される。
中央フレーム11cは、左右方向に向かって長く延びるように形成される。中央フレーム11cの左端は左フレーム11aの前後中途部に連結される。中央フレーム11cの右端は右フレーム11bの前後中途部に連結される。このようにして、中央フレーム11cは、左フレーム11aと右フレーム11bとを連結する。
車輪11dは、左フレーム11a及び右フレーム11bの前後両端部にそれぞれ設けられる。
このようにして、走行部11は平面視略H字状に形成される。また、平面視において、左フレーム11aの後部、右フレーム11bの後部及び中央フレーム11cによって、後方に向かって開放された空間(以下、回避部Eと称す)が形成される(図3参照)。また、走行部11は車輪11dを介して地面(床面)上を任意の方向に移動することができる。
支持部12は、台車部10の上部を形成するものである。支持部12は略直方体状に形成される。支持部12は上下方向に向かって長く延びるように形成される。支持部12の下端は、中央フレーム11cの上面の左右中央部に固定される。これによって、支持部12は中央フレーム11cから上方に向かって延びるように設けられる。支持部12には、スリット部12a及び切欠部12bが形成される。
スリット部12aは、支持部12を前後に貫通するように形成された開口部である。スリット部12aは、支持部12の下端から上端部近傍まで、上下方向に長く延びるように形成される。
切欠部12bは、支持部12の後側面を切り欠いて形成される。切欠部12bは、支持部12の上端部近傍(スリット部12aの上端よりやや下方)に形成される。切欠部12bは、所定の深さ(前後方向長さ)を有するように形成される。
図1、図2及び図4に示す着座部20は、被介護者が着座することが可能なものである。着座部20は、主として左側着座部21及び右側着座部22を具備する。
左側着座部21は、着座部20の左側部分を形成するものである。左側着座部21は、略矩形板状に形成される。左側着座部21は、図4に示す状態において、その板面を上下方向に向けて配置される。左側着座部21には、左側回動軸21a及び左側抜け止め部21bが形成される。
左側回動軸21aは、左側着座部21の右前端部から前方に向けて延びるように設けられる。左側回動軸21aは、後述する回動支持部30によって支持される。
左側抜け止め部21bは、左側回動軸21aの前端に設けられる。左側抜け止め部21bは、略直方体状に形成される。左側抜け止め部21bは、正面視において左側回動軸21aの断面より一回り大きな断面を有するように形成される。
右側着座部22は、着座部20の右側部分を形成するものである。右側着座部22は、左側着座部21のすぐ右方に配置される。右側着座部22には、右側回動軸22a及び右側抜け止め部22bが形成される。
なお、右側着座部22の形状は、左側着座部21の形状と左右対称になるように形成される。よって、当該右側着座部22の形状の説明は省略する。
このように、着座部20は左右に2つ(左側着座部21及び右側着座部22)に分割されて構成される。当該着座部20は、支持部12の上端部近傍のすぐ後方に配置される。この状態においては、着座部20は、走行部11に形成された回避部Eの上方に位置することになる(図3参照)。
図4に示す回動支持部30は、着座部20を支持するものである。回動支持部30は、略直方体状に形成される。回動支持部30の左右方向幅は、支持部12のスリット部12aの左右方向幅と略同一になるように形成される。回動支持部30には、回動軸31、左側貫通孔32及び右側貫通孔33が形成される。
回動軸31は、回動支持部30の左右両側面からそれぞれ左右外側に向けて延びるように形成される。
左側貫通孔32は、図4に示す状態において、回動支持部30を前後方向に貫通するように形成される。左側貫通孔32は、回動支持部30の左右中央よりも左側に形成される。左側貫通孔32は、正面視において円形断面を有するように形成される。左側貫通孔32の正面視における断面形状は、左側回動軸21aの正面視における断面形状と略同一になるように形成される。
右側貫通孔33は、図4に示す状態において、回動支持部30を前後方向に貫通するように形成される。右側貫通孔33は、回動支持部30の左右中央よりも右側に形成される。右側貫通孔33は、正面視において円形断面を有するように形成される。右側貫通孔33の正面視における断面形状は、右側回動軸22aの正面視における断面形状と略同一になるように形成される。
このように形成された回動支持部30は、支持部12のスリット部12aの上端部近傍(切欠部12bと同じ高さ)に配置される。回動支持部30の回動軸31は、支持部12に回動可能に挿通される。これによって、当該回動支持部30は支持部12に対して回動可能に支持される。
また、回動支持部30の左側貫通孔32には、左側着座部21の左側回動軸21aが挿通される。左側回動軸21aは、左側貫通孔32内で軸線方向に摺動することができる。また左側回動軸21aは、当該左側回動軸21aの軸線を中心として、左側貫通孔32内で回動することができる。
また、回動支持部30の右側貫通孔33には、右側着座部22の右側回動軸22aが挿通される。右側回動軸22aは、右側貫通孔33内で軸線方向に摺動することができる。また右側回動軸22aは、当該右側回動軸22aの軸線を中心として、右側貫通孔33内で回動することができる。
図1から図3までに示す足先支持部40は、移乗支援装置1に搭乗した被介護者の足先(つま先からかかとまでの部分)を支持するものである。足先支持部40は、略矩形板状に形成される。足先支持部40は、その板面を上下方向に向けて配置される。足先支持部40は、中央フレーム11cの上面の左右両端部近傍にそれぞれ固定される。
図1及び図2に示す膝支持部50は、移乗支援装置1に搭乗した被介護者の膝を支持するものである。膝支持部50は、主として支持アーム51及び膝受け部52を具備する。
支持アーム51は、円柱状の部材を組み合わせて形成される。支持アーム51は、左右一対設けられる。支持アーム51の後端は、支持部12の前側面の上端部近傍に固定される。支持アーム51は、支持部12から前方に延びるように形成される。
膝受け部52は、略矩形板状に形成される。膝受け部52は、左右一対の支持アーム51に対応するように、左右一対設けられる。膝受け部52は、その板面を略前後方向に向けた状態で、支持アーム51の前端部にそれぞれ支持される。膝受け部52の後側面には、被介護者の膝を受けるための凹部が形成される。
上半身保持部60は、移乗支援装置1に搭乗した被介護者の上半身を保持するものである。上半身保持部60は、主として保持部本体61及び保持部材62を具備する。
保持部本体61は、上下方向に向かって長く延びる略直方体状に形成される。保持部本体61の下端部は、回動軸61aを介して支持部12の上端部に連結される。回動軸61aは、軸線を左右方向に向けて配置される。保持部本体61は、回動軸61aを中心として、支持部12に対して回動することができる。
保持部材62は、移乗支援装置1に搭乗した被介護者の上半身を保持するものである。保持部材62は、平面視において後方が開放された略U字状に形成される。保持部材62は、被介護者の上半身(特に、胸部)を前方及び左右両側方から囲むようにして保持することができる。保持部材62は、保持部本体61の後側面に固定される。
次に、図5から図8までを用いて、上述の如く構成された移乗支援装置1において、着座部20の位置を着座位置と収納位置との間で切り換える方法について説明する。
ここで、「着座位置」とは、被介護者が着座部20に着座可能となる位置(図5参照)、より具体的には、左側回動軸21a及び右側回動軸22aの軸線が前後方向を向く位置である。また、「収納位置」とは、被介護者が着座部20に着座不能となる位置(図8参照)、より具体的には、左側回動軸21a及び右側回動軸22aの軸線が上下方向を向く位置である。
図5に示すように、着座部20が着座位置にある場合、当該着座部20は支持部12の切欠部12bに嵌め合わされて着座位置に固定される。
より具体的には、左側着座部21及び右側着座部22は、その板面を上下方向に向けた状態で、前方へと摺動される。当該左側着座部21及び右側着座部22の前端部は、切欠部12bに嵌め合わされる(嵌合される)。これによって、左側着座部21の左側回動軸21aを中心とする回動、及び右側着座部22の右側回動軸22aを中心とする回動が規制される。また、回動支持部30の回動軸31を中心とする回動が規制される。このようにして、着座部20は着座位置に固定される。
この際、左側着座部21及び右側着座部22によって、着座部20は一枚の板状に形成される。また当該左側着座部21の上面及び右側着座部22の上面によって、平面視略矩形状の略水平な平面(着座面)が形成される。被介護者は、当該着座部20の着座面に着座することができる。この着座部20の状態を、以下では単に「着座状態」と称する。
着座部20の位置を着座位置から収納位置に切り換える場合、まず図6に示すように、左側着座部21及び右側着座部22が後方へと摺動される。これによって、当該左側着座部21及び右側着座部22は切欠部12bから抜け出る。この際、左側抜け止め部21b及び右側抜け止め部22bが回動支持部30と当接することによって、左側着座部21及び右側着座部22が回動支持部30から抜け落ちるのが防止される。
次に、図7に示すように、左側着座部21を、左側回動軸21aを中心として正面視時計回りに90度回動させる。また右側着座部22を、右側回動軸22aを中心として正面視反時計回りに90度回動させる。すなわち、左側着座部21及び右側着座部22の左右外側端部が下方を向くように、当該左側着座部21及び右側着座部22を回動させる。これによって、左側着座部21の板面と右側着座部22の板面とが対向する。このようにして、一枚の板状だった着座部20(図5参照)を半分に折り畳むことができる。この着座部20の状態を、以下では単に「折り畳み状態」と称する。この際、左側着座部21及び右側着座部22の板面は左右方向に向けられているため、着座部20の左右方向幅は、折り畳まれる前(図5参照)よりも大幅に狭くなる。
次に、図8に示すように、左側着座部21及び右側着座部22を、回動支持部30(回動軸31)を中心として下方に90度回動させる。当該左側着座部21及び右側着座部22は、支持部12のスリット部12aに前方から挿通される。これによって、左側着座部21及び右側着座部22の一部(後部)がスリット部12a内に収納される。このようにして、着座部20の位置が収納位置(図8参照)に切り換えられる。
着座部20が収納位置にある場合、当該着座部20(左側着座部21及び右側着座部22)は、前後方向において支持部12と同じ位置か、支持部12よりも前方に位置することになる。すなわちこの場合、着座部20は支持部12の前方に収納され、当該着座部20が支持部12よりも後方に突出することがない。これによって、移乗支援装置1に乗降する被介護者の身体が着座部20に接触するのを防止することができる。
またこの場合、着座部20は折り畳み状態であるため、左右方向幅が狭くなっている。具体的には、着座部20は、移乗支援装置1に搭乗した被介護者の左右の足の間隔(左右の足先支持部40の間隔、及び左右の膝受け部52の間隔)よりも狭くなっている。これによって、被介護者の身体(特に、足)が着座部20に接触するのを防止することができる。
またこの場合、左側着座部21及び右側着座部22の一部はスリット部12a内に収容されているため、着座部20をコンパクトに収納することができる。また、当該スリット部12aによって、左側着座部21の左側回動軸21aを中心とする回動、及び右側着座部22の右側回動軸22aを中心とする回動が規制される。これによって、左側着座部21及び右側着座部22が左右に開くように回動して、被介護者の身体(特に、足)と接触するのを防止することができる。
なお、着座部20の位置を収納位置から着座位置に切り換える場合、上述の操作(図5から図8までの操作)を逆の手順で行う。すなわち、図8に示す状態から着座部20を前上方に90度回動させる(図7参照)。次に、左側着座部21及び右側着座部22の下端部を左右に開くように回動させる(図6参照)。次に、当該左側着座部21及び右側着座部22を前方に摺動させる(図6参照)。これによって、着座部20の位置を収納位置から着座位置に切り換えることができる。
次に、図3、並びに図9から図11までを用いて、上述の如く構成された移乗支援装置1を用いて被介護者Pを移乗する作業(移乗作業)の様子について説明する。ここでは一例として、便器2に座っている被介護者Pを他の場所へと移乗する場合を想定して説明を行う。なお、説明の便宜上、移乗支援装置1を操作する介助者の図示は省略している。
まず介助者は、着座部20が収納位置にある状態の移乗支援装置1を、便器2に座っている被介護者Pの前方から近づける(図9(a)及び図9(b)参照)。この際、図3に示すように、走行部11の後部(回避部E)には、何の部材も配置されていない。このため、走行部11を便器2に接触させることなく、上半身保持部60や足先支持部40等を被介護者Pに近づけることができる。
次に介助者は、上半身保持部60で被介護者Pの上半身を保持する(図9(b)参照)。具体的には、介助者は、上半身保持部60の保持部材62の両端部を被介護者Pの左右の脇の下にそれぞれ挿通する。これによって、上半身保持部60は被介護者Pを脇の下から支えることができる。この際、被介護者P自身も両腕で上半身保持部60を保持することで、姿勢を安定させることができる。また介助者は、被介護者Pの足先を足先支持部40に載せると共に、被介護者Pの膝を膝支持部50で支持する。
次に介助者は、上半身保持部60を、回動軸61aを中心として前方に回動させる(図10(a)参照)。これによって、被介護者Pを前傾させ、当該被介護者Pの腰を便器2から浮かせることができる。この際、上半身保持部60だけでなく、足先支持部40及び膝支持部50でも被介護者Pを支持しているため、当該被介護者Pの身体にかかる負担を和らげることができる。またこの状態では、被介護者Pの腰が浮いているため、介助者は被介護者Pが下半身に身につけている衣服を容易に着脱させることができる。したがって、移乗支援装置1は、特に被介護者Pの排泄を補助する際に有用である。
次に介助者は、移乗支援装置1が便器2から離れるように、当該移乗支援装置1を前方に移動させる(図10(b)参照)。そして介助者は、着座部20の位置を収納位置から着座位置へと切り換える(図10(b)及び図11(a)参照)。この際、移乗支援装置1は便器2から離れているため、着座部20が便器2と接触することはない。またこの際、着座部20は折り畳み状態に切り換えられており(図10参照)、左右方向幅が狭いため、被介護者Pの左右の足の間を通過する際に当該被介護者Pの足に接触することはない。介助者は、着座部20の位置を着座位置へと切り換えた後、当該着座部20を着座状態に切り換える(図11(a)参照)。
次に介助者は、上半身保持部60を、回動軸61aを中心として後方に回動させる(図11(b)参照)。これによって、被介護者Pを着座部20に着座させることができる。介助者は、この状態(被介護者Pが移乗支援装置1に搭乗した状態)で移乗支援装置1を移動させることにより、被介護者Pを任意の場所へと移動させることができる。
なお、被介護者Pを移乗支援装置1から降ろして他の場所(例えば、ベッドや車椅子等)に着座させる場合、上述の操作(図9から図11までの操作)を逆の手順で行う。すなわち、図11(b)に示す状態から、上半身保持部60を前方に回動させ、被介護者Pの腰を浮かせる(図11(a)参照)。次に、着座部20の位置を収納位置に切り換え、移乗支援装置1を所望の場所に近づける(図10(b)及び図10(a)参照)。次に、上半身保持部60を後方に回動させ、被介護者Pを所望の場所に着座させる(図9(b)参照)。
以上の如く、本実施形態に係る移乗支援装置1は、
地面上を移動可能な台車部10と、
被介護者Pが着座可能な面を形成する着座状態、又は前記着座状態から折り畳まれた折り畳み状態のいずれかに切り換えることが可能な着座部20と、
台車部10に設けられ、着座部20を、被介護者Pが着座可能な着座位置と被介護者Pが着座不能な収納位置との間で回動可能に支持する回動支持部30と、
前記着座位置において着座部20の回動を規制する切欠部12b(回動規制部)と、
を具備するものである。
このように構成することにより、着座部20を折り畳み状態に切り換えた状態で、着座位置又は収納位置に回動させることで、被介護者Pの身体が当該着座部20に当たり難くなり、ひいては移乗作業を容易に行うことができる。
また、着座部20を収納する際に、当該着座部20を移乗支援装置1(台車部10)から取り外す必要が無く、作業性を向上させることができる。
また、着座部20は、
左側回動軸21a(第一の回動軸)を中心として回動可能な左側着座部21(第一の部分)と、
左側回動軸21aと平行な右側回動軸22a(第二の回動軸)を中心として回動可能な右側着座部22(第二の部分)と、
を備え、
左側着座部21が左側回動軸21aを中心として回動されると共に、右側着座部22が右側回動軸22aを中心として回動されることにより、前記着座状態又は前記折り畳み状態のいずれかに切り換えられるものである。
このように構成することにより、着座状態と折り畳み状態に切り換えることが可能な着座部20を容易に形成することができる。
また、回動支持部30は、
左側回動軸21a及び右側回動軸22aを、左側回動軸21a及び右側回動軸22aの軸線を中心として回動可能かつ軸線方向に摺動可能に支持し、
切欠部12bは、
左側回動軸21a及び右側回動軸22aが前方(前記軸線方向一側)に摺動された際に、左側着座部21及び右側着座部22と嵌合することにより、左側着座部21及び右側着座部22を固定するものである。
このように構成することにより、着座部20の回動を規制した状態と、当該規制を解除した状態とを、容易に切り換えることができる。
すなわち、着座部20(左側着座部21及び右側着座部22)を摺動させるだけで当該着座部20を固定することができるため、移乗作業の作業性の向上を図ることができる。
また、台車部10は、
前記折り畳み状態に切り換えられた着座部20が前記収納位置へと回動された際に、当該着座部20が収納されるスリット部12a(収納部)を備えるものである。
このように構成することにより、着座部20をコンパクトに収納することができる。
また、スリット部12aによって、左側着座部21の左側回動軸21aを中心とする回動、及び右側着座部22の右側回動軸22aを中心とする回動を規制することができる。
また、移乗支援装置1は、
台車部10に回動可能に連結され、被介護者Pの上半身を保持可能な上半身保持部60をさらに具備するものである。
このように構成することにより、被介護者Pの腰を着座部20から浮かせることができ、着座部20の位置を容易に切り換えることができる。
また、台車部10は、
前記着座位置における着座部20の下方に形成され、便器2(被介護者Pが着座可能な外部の部材)との接触を避ける回避部Eを備えるものである。
このように構成することにより、移乗支援装置1を便器2に近づけることができ、移乗作業を容易に行うことができる。
なお、切欠部12bは、本発明に係る回動規制部の実施の一形態である。
また、左側回動軸21aは、本発明に係る第一の回動軸の実施の一形態である。
また、左側着座部21は、本発明に係る第一の部分の実施の一形態である。
また、右側回動軸22aは、本発明に係る第二の回動軸の実施の一形態である。
また、右側着座部22は、本発明に係る第二の部分の実施の一形態である。
また、スリット部12aは、本発明に係る収納部の実施の一形態である。
なお、本発明に係る移乗支援装置の具体的な構成は本実施形態に係る移乗支援装置1に限るものではなく、本発明の技術的範囲内で任意に構成することが可能である。
また、本発明に係る台車部の構成は、本実施形態に係る台車部10の構成に限るものではない。すなわち、台車部は、地面上を移動可能であり、他の部材(着座部、回動支持部、回動規制部等)を支持することができるものであれば良い。
また、本発明に係る収納部の構成は、本実施形態に係るスリット部12aの構成に限るものではない。すなわち、収納部は、折り畳み状態に切り換えられた着座部が収納可能(挿通可能)な形状であれば良い。
また、本発明に係る着座部の構成は、本実施形態に係る着座部20の構成に限るものではない。すなわち、着座部は折り畳むことが可能なものであれば良い。なお、この場合、当該着座部を被介護者の左右の足の間で回動させる際に、当該被介護者の足と接触しないように、本実施形態の如く左右方向幅が狭くなるように折り畳むことができるように構成することが望ましい。
また、本発明に係る回動支持部の構成は、本実施形態に係る回動支持部30の構成に限るものではない。すなわち、回動支持部は、着座部20を回動可能に支持するものであれば良い。
また、本発明に係る回動規制部は、本実施形態に係る切欠部12bに限るものではない。すなわち、回動規制部は、着座部20の回動を規制する(固定する)ことができるものであれば良く、例えば台車部10(支持部12)とは別の部材を用いて構成することも可能である。
また、本発明に係る上半身保持部は、本実施形態に係る上半身保持部60に限るものではない。すなわち、上半身保持部は、被介護者の上半身を保持すると共に、台車部10に対して回動可能なものであれば良い。
また、上半身保持部60を、アクチュエータ(例えば、電動モータや電動シリンダ等)を用いて回動させる構成とすることも可能である。これによって、被介護者の腰を容易に浮かせることができ、介助者の作業負担を軽減することができる。
また、着座部20、足先支持部40、膝支持部50及び上半身保持部60の上下方向位置を変更することが可能な機構(昇降機構)を設けることも可能である。これによって、着座部20等の高さを、被介護者の体格や移乗前後の場所(便器やベッド等の高さ)に合わせることができ、移乗作業をより容易に行うことができる。
また、足先支持部40及び膝支持部50は、単に被介護者Pの足や膝を支持する(受ける)構成としたが、ベルト等で被介護者Pの足や膝を固定することができる構成とすることも可能である。
1 移乗支援装置
10 台車部
12a スリット部(収納部)
12b 切欠部(回動規制部)
20 着座部
21 左側着座部(第一の部分)
21a 左側回動軸(第一の回動軸)
22 右側着座部(第二の部分)
22a 右側回動軸(第二の回動軸)
30 回動支持部
40 足先支持部
50 膝支持部
60 上半身保持部

Claims (6)

  1. 地面上を移動可能な台車部と、
    被介護者が着座可能な面を形成する着座状態、又は前記着座状態から折り畳まれた折り畳み状態のいずれかに切り換えることが可能な着座部と、
    前記台車部に設けられ、前記着座部を、前記被介護者が着座可能な着座位置と前記被介護者が着座不能な収納位置との間で回動可能に支持する回動支持部と、
    前記着座位置において前記着座部の回動を規制する回動規制部と、
    を具備する移乗支援装置。
  2. 前記着座部は、
    第一の回動軸を中心として回動可能な第一の部分と、
    前記第一の回動軸と平行な第二の回動軸を中心として回動可能な第二の部分と、
    を備え、
    前記第一の部分が前記第一の回動軸を中心として回動されると共に、前記第二の部分が前記第二の回動軸を中心として回動されることにより、前記着座状態又は前記折り畳み状態のいずれかに切り換えられる、
    請求項1に記載の移乗支援装置。
  3. 前記回動支持部は、
    前記第一の回動軸及び前記第二の回動軸を、前記第一の回動軸及び前記第二の回動軸の軸線を中心として回動可能かつ軸線方向に摺動可能に支持し、
    前記回動規制部は、
    前記第一の回動軸及び前記第二の回動軸が前記軸線方向一側に摺動された際に、前記第一の部分及び前記第二の部分と嵌合することにより、前記第一の部分及び前記第二の部分を固定する、
    請求項2に記載の移乗支援装置。
  4. 前記台車部は、
    前記折り畳み状態に切り換えられた前記着座部が前記収納位置へと回動された際に、当該着座部が収納される収納部を備える、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の移乗支援装置。
  5. 前記台車部に回動可能に連結され、前記被介護者の上半身を保持可能な上半身保持部をさらに具備する、
    請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の移乗支援装置。
  6. 前記台車部は、
    前記着座位置における前記着座部の下方に形成され、前記被介護者が着座可能な外部の部材との接触を避ける回避部を備える、
    請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の移乗支援装置。
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