JP2015216264A - 発熱素子の固定部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動が入力してもヒートシンクの冷却面に対して発熱素子の密着性を維持しながら押し付け固定する発熱素子の固定部材を提供する。
【解決手段】 冷却面3に列状に配置した複数の発熱素子D1a,D2aを横切って延在している帯状部7と、この帯状部の少なくとも長手方向の両端に形成され、冷却面に固定される複数の固定部7a,7bと、帯状部に形成されて複数の発熱素子の各々に当接する複数の当接部7c,7dと、これら複数の当接部が夫々当接している複数の発熱素子に対して冷却面に向かう方向に押し付け力を付与する複数の押し付け付与部7e,7fと、を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ヒートシンクの冷却面に配置した複数の発熱素子を押し付け固定する発熱素子の固定部材に関する。
ハイブリッド自動車や燃料自動車などの電動車両においては、バッテリから供給される直流電力をインバータ装置によって交流電力に変換し、これにより交流モータを回転させて駆動力を生成する。
インバータ装置を構成するスイッチング素子として、IGBTや還流ダイオードと呼ばれるダイオードが用いられている。これらの素子には大電流が流れるため、電気抵抗は小さいものの発熱量が大きい。ここで、発熱量が大きい素子を発熱素子と称する。
インバータ装置には、発熱素子の過熱による熱破壊を防止するためにヒートシンクが設けられており、ヒートシンクの冷却面に発熱素子を固定し、発熱素子で発生した熱をヒートシンクの冷却面に逃がすようにしている(例えば、特許文献1の発熱素子の固定構造)。
特許文献1の発熱素子の固定構造は、ヒートシンクの冷却面に列状に配置した複数の発熱素子を固定金具で固定している。固定金具は、複数の発熱素子に沿って延在する長尺な金属製の固定板と、この固定板の側縁部から櫛歯状に突設され、各発熱素子に向かって折り曲げ形成された押圧片とを備えており、固定板を、固定ネジを介してヒートシンクに固定し、各押圧片が対応する発熱素子に対して冷却面に向かう方向に弾性復元力を発生することで、ヒートシンクの冷却面に複数の発熱素子を押し付け固定している。
特開2012−256750号公報
ところで、車両に搭載されているインバータ装置に振動が入力し、発熱素子を冷却面に押し付け固定している特許文献1の固定金具が振動すると、この特許文献1の固定金具を構成している複数の押圧片は、固定板に片持ち状態で支持されているので、複数の押圧片の何れかが、振動の伝達によって発熱素子から浮き上がってしまう場合がある。
このように押圧片が浮き上がって固定金具の押し付け力が低下した発熱素子は、冷却面への密着性が低下するので、冷却効果が低下するおそれがある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、振動が入力してもヒートシンクの冷却面に対して発熱素子の密着性を維持しながら押し付け固定し、発熱素子の冷却効果を高めることができる発熱素子の固定部材を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る発熱素子の固定部材は、ヒートシンクの冷却面に列状に配置した複数の発熱素子を、上記冷却面側に押し付けて固定する発熱素子の固定部材であって、上記冷却面に列状に配置した上記複数の発熱素子を横切って延在している帯状部と、この帯状部の少なくとも長手方向の両端に形成され、上記冷却面に固定される複数の固定部と、上記帯状部に形成されて上記複数の発熱素子の各々に当接する複数の当接部と、これら複数の当接部が夫々当接している上記複数の発熱素子に対して上記冷却面に向かう方向に押し付け力を付与する複数の押し付け付与部と、を備えている。
本発明の一態様に係る発熱素子の固定部材によると、固定部材が冷却面に両持ち支持された状態で複数の発熱素子を固定しており、振動が伝達しても、複数の発熱素子は、固定部材の当接部から浮き上がることがない。
また、本発明の一態様に係る固定部材は、上記帯状部が帯状金属板であり、上記複数の固定部は、上記帯状金属板の少なくとも長手方向の両端に平板形状として形成され、上記複数の当接部は、対応する上記発熱素子に線状に当接するように上記帯状金属板を鋭角に曲げることで形成され、上記複数の押し付け付与部は、上記固定部及び上記当接部の間の上記帯状金属板を曲げることで形成され、自身の弾性復元力により上記発熱素子に対して上記押し付け力を付与することが好ましい。
本発明の一態様に係る発熱素子の固定部材によると、固定金具の押し付け付与部の弾性復元力で当接部を発熱素子に向けて押し付け力を付与し続けるので、発熱素子は冷却面に密着した状態で固定される。
また、本発明の一態様に係る固定部材は、平板形状の上記複数の固定部に、補強部材を一体に設けることが好ましい。
本発明の一態様に係る発熱素子の固定部材によると、固定部の強度が増大するので、冷却面に対して固定部材を確実に固定することができる。
また、本発明の一態様に係る固定部材は、上記補強部材に、上記押し付け付与部の一部に当接して当該押し付け付与部の変形を防止する変形防止面を設けることが好ましい。
本発明の一態様に係る発熱素子の固定部材によると、押し付け付与部の弾性復元力を一定に保持することができる。
また、本発明の一態様に係る固定部材は、上記複数の発熱素子は、直方体形状の外観を有し、互いの長辺同士を対向させて列状に配置されており、上記帯状部は、上記複数の発熱素子の長辺を横切って延在し、上記複数の当接部は、上記発熱素子の長辺に沿う方向に延在していることが好ましい。
本発明の一態様に係る発熱素子の固定部材によると、発熱素子の反りを矯正して冷却面に対する発熱素子の密着性が向上する。
また、本発明の一態様に係る固定部材は、上記ヒートシンクの上記冷却面に二個の発熱素子を列状に配置し、上記帯状部の長手方向の両端に一対の上記固定部を形成し、上記帯状部に、上記二個の発熱素子の各々に当接する二箇所の上記当接部を形成し、上記帯状部に、上記二箇所の当接部が当接している上記二個の発熱素子に対して上記冷却面に向かう方向に押し付け力を付与する二箇所の上記押し付け付与部を形成することが好ましい。
本発明の一態様に係る発熱素子の固定部材によると、振動が入力してもヒートシンクの冷却面に対して二個の発熱素子の密着性を維持しながら押し付け固定し、発熱素子の冷却効果を高めることができる。
また、本発明の一態様に係る固定部材は、上記ヒートシンクの上記冷却面に四個の発熱素子を一列に配置し、上記帯状部の長手方向の両端に一対の端部固定部を形成し、上記帯状部の長手方向の中央部に一箇所の中間固定部を形成し、上記一対の端部固定部の一方と上記中間固定部との間の上記帯状部に、上記四個の発熱素子のうちの二個の発熱素子の各々に当接するように二箇所の第1当接部を形成し、上記一対の端部固定部の他方と上記中間固定部との間の上記帯状部に、上記四個の発熱素子のうちの残りの二個の発熱素子の各々に当接するように二箇所の第2当接部を形成し、上記帯状部に、上記二箇所の第1当接部及び上記二箇所の第2当接部が当接している上記四個の発熱素子に対して上記冷却面に向かう方向に押し付け力を付与する四箇所の上記押し付け付与部を形成することが好ましい。
本発明の一態様に係る発熱素子の固定部材によると、振動が入力してもヒートシンクの冷却面に対して四個の発熱素子の密着性を維持しながら押し付け固定し、発熱素子の冷却効果を高めることができる。
さらに、本発明の一態様に係る固定部材は、上記ヒートシンクの上記冷却面に六個の発熱素子を一列に配置し、上記帯状部の長手方向の両端に一対の端部固定部を形成し、上記帯状部の長手方向の中央部に二箇所の第1及び第2中間固定部を形成し、上記一対の端部固定部の一方と上記第1中間固定部との間の上記帯状部に、上記六個の発熱素子のうちの二個の発熱素子の各々に当接するように二箇所の第1当接部を形成し、上記第1中間固定部と上記第2中間固定部との間の上記帯状部に、上記六個の発熱素子のうちの別の二個の発熱素子の各々に当接するように二箇所の第2当接部を形成し、上記第2中間固定部と上記一対の端部固定部の他方との間の上記帯状部に、上記六個の発熱素子のうちの残りの二個の発熱素子の各々に当接するように二箇所の第3当接部を形成し、上記帯状部に、上記第1当接部から第3当接部が当接している上記六個の発熱素子に対して上記冷却面に向かう方向に押し付け力を付与する六箇所の上記押し付け付与部を形成した。
本発明の一態様に係る発熱素子の固定部材によると、振動が入力してもヒートシンクの冷却面に対して六個の発熱素子の密着性を維持しながら押し付け固定し、発熱素子の冷却効果を高めることができる。
さらに、本発明の一態様に係る固定部材は、上記ヒートシンクの上記冷却面に、一列目に二個、二列目に2個の発熱素子を配置し、上記帯状部の長手方向の両端に一対の端部固定部を形成し、上記帯状部の前記一列目と二列目の発熱素子の間の隙間に対応する位置にスリットを形成し、上記スリットを挟んで上記帯状部の幅方向の一方側に、上記一列目の二個の発熱素子に各々当接する二箇所の一列目当接部を形成し、上記帯状部に、上記二箇所の一列目当接部が当接している上記一列目の二個の発熱素子に対して上記冷却面に向かう方向に押し付け力を付与する二箇所の一列目押し付け付与部を形成し、上記スリットを挟んで上記帯状部の幅方向の他方側に、上記二列目の二個の発熱素子に各々当接する二箇所の二列目当接部を形成し、上記帯状部に、上記二箇所の二列目当接部が当接している上記二列目の二個の発熱素子に対して前記冷却面に向かう方向に押し付け力を付与する二箇所の二列目押し付け付与部を形成することが好ましい。
本発明の一態様に係る発熱素子の固定部材によると、振動が入力してもヒートシンクの冷却面に対して二列に配置した四個の発熱素子の密着性を維持しながら押し付け固定し、発熱素子の冷却効果を高めることができる。
上述のように、発熱素子の固定部材によると、振動が入力してもヒートシンクの冷却面に対して複数個の発熱素子の密着性を維持しながら押し付け固定し、複数個の発熱素子の冷却効果を高めることができる。
本発明の一態様に係る第1実施形態の固定部材に固定された二個の発熱素子を示す図である。 図1のII−II線矢視図である。 図1のIII−III線矢視図である。 第1実施形態の固定部を拡大して示した図である。 本発明の一態様に係る第2実施形態の固定部材に固定された四個の発熱素子を示す図である。 図5のIV−IV線矢視図である。 本発明の一態様に係る第3実施形態の固定部材に固定された六個の発熱素子を示す図である。 図7のV−V線矢視図である。 本発明の一態様に係る第4実施形態の固定部材に固定された二列ニ配列サレタ4個の発熱素子を示す図である。 図9のVI−VI線矢視図である。
以下、本発明の一態様に係る発熱素子の固定部材の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
[第1実施形態:二個の発熱素子を固定する固定部材]
図1から図4は、本発明に係る第1実施形態の固定部材を示すものである。
図1は、電動車両に搭載されているインバータ装置1の要部を示しており、筐体の内部に、直流電力を交流電力に変換する電力変換制御ユニットが配置されている。
筐体は、有底箱形状のケース2と、ケース2の上部開口を閉塞する蓋体(不図示)とを備えており、ケース2を構成する側壁3は、冷却空気や冷却水など冷却流体との接触により冷却が促進されるヒートシンクとされている。
ケース2の内部には、電力変換装置ユニットを構成する制御基板4及びIGBTや還流ダイオードなどの二個の半導体デバイスD1、D2が収納されている。
制御基板4は、ケース2の底部5の上方に基板支持部(不図示)を介して平行に配置されている。
二個の半導体デバイスD1,D2は、図1及び図2に示すように、半導体チップ(不図示)が埋め込まれている外観が直方体形状の樹脂パッケージD1a,D2aと、樹脂パッケージD1a,D2aの一方の短辺側から突出している複数本のリードフレームD1b,D2bと、を備えている。
そして、二個の半導体デバイスD1,D2は、側壁3の水平方向に列状に配置した樹脂パッケージD1a,D2aが、固定部材6により側壁3に固定されているとともに、リードフレームD1b,D2bの先端側が、制御基板4のランドを有する複数のスルーホール4aに挿通され、リードフレームD1b,D2b及びスルーホール4aの間が半田付けされている。
本実施形態の固定部材6は、図1及び図3に示すように、帯状金属板7と、この帯状金属板7の長手方向の両端に重なって配置されている一対の補強部材8a,8bとで構成されている。
帯状金属板7は、例えばJIS規格(日本工業規格)のSUS301などのばね鋼からなる厚さ0.5mm程度の部材であり、図3に示すように、長手方向の両端に設けた一対の端部固定部7a、7bと、側壁3に接触していない樹脂パッケージD1a,D2aの背面にそれぞれ当接する一対の当接部7c,7dと、一方の端部固定部7aと一方の当接部7cとの間に設けた押し付け付与部7eと、他方の端部固定部7bと他方の当接部7dとの間に設けた押し付け付与部7fと、を備えている。
一対の端部固定部7a、7bは長方形状の平板をなし、それぞれの中央位置に1個のネジ挿通孔7a1、7b1が形成されている。
一対の当接部7c,7dは、直方体形状の樹脂パッケージD1a,D2aの長手方向の背面に線接触で当接するように、鋭角に折り曲げて形成した部位である。
一方の端部固定部7aと一方の当接部7cとの間に設けた押し付け付与部7eは、一方の端部固定部7aから略直角に折曲され、且つ山状に折り返されて一方の当接部7cに連続する部位であり、一方の当接部7cが当接している樹脂パッケージD1aに対して、自身が発生する弾性復元力により側壁3側に押し付け力を付与するものである。
他方の端部固定部7bと他方の当接部7dとの間に設けた押し付け付与部7fは、他方の端部固定部7bから略直角に折曲され、且つ山状に折り返されて他方の当接部7dに連続する部位であり、他方の当接部7dが当接している樹脂パッケージD2aに対して、自身が発生する弾性復元力により側壁3側に押し付け力を付与するものである。
図3に示すように、押し付け付与部7e,7fは同一形状の曲率で折り曲げ形成されており、端部固定部7aのネジ挿通孔7a1の中心位置及び当接部7cの間の側壁3に沿う距離と、端部固定部7bのネジ挿通孔7b1の中心位置及び当接部7cの間の側壁3に沿う距離が等しい値(距離h1)に設定されている。
固定部材6を構成する補強部材8aは、帯状金属板7の材料と比較して剛性を有する部材であり、図3及び図4に示すように、一方の端部固定部9aに溶接により固定され、端部固定部7aのネジ挿通孔7a1に対応するネジ挿通孔8a1が形成されている。また、補強部材8aには、押し付け付与部7eの端部固定部7aから略直角に立ち上がっている部位に沿って変形防止面8a2が形成されている。
また、固定部材6を構成する補強部材8bも、帯状金属板7の材料と比較して剛性を有する部材であり、図3に示すように、端部固定部7bに溶接により固定され、端部固定部7bのネジ挿通孔7b1に対応するネジ挿通孔8b1が形成されているとともに、押し付け付与部7fの端部固定部7bから略直角に立ち上がっている部位に沿って変形防止面8b2が形成されている。
そして、図3に示すように、固定部材6の帯状金属板7を、側壁3の水平方向に列状に配置した樹脂パッケージD1a,D2aを横切るように配置し、一対の端部固定部7a、7bに形成したネジ挿通孔7a1、7b1を、側壁3に形成した二箇所のネジ孔3a,3bに対応させ、一対の補強部材8a,8bに形成したネジ挿通孔8a1,8b1に挿通した固定ネジ10a,10bをネジ孔3a,3bねじ込む。
これにより、固定部材6は、側壁3に両持ち支持された状態で(側壁3に一対の端部固定部9a、9bが固定された状態で)、押し付け付与部7eの弾性復元力で当接部7cが樹脂パッケージD1aに対して側壁3側に押し付け力を付与し、押し付け付与部7fの弾性復元力で当接部7dが樹脂パッケージD2aに対して側壁3側に押し付け力を付与し、樹脂パッケージD1a,D2aが側壁3に密着した状態で固定される。
ここで、本発明に係る二個の発熱素子が樹脂パッケージD1a,D2aに対応し、本発明に係るヒートシンクの冷却面がケース2の側壁3に対応している。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
車両に搭載されているインバータ装置1は、二個の半導体デバイスD1,D2の樹脂パッケージD1a,D2aの発熱量が大きいので、これら樹脂パッケージD1a,D2aが、ヒートシンクとされた側壁3に固定部材6を介して側壁3に密着した状態で固定されている。
ここで、インバータ装置1に振動が入力すると、樹脂パッケージD1a,D2aを固定している固定部材6も振動するが、本実施形態の固定部材6は、帯状金属板7の長手方向の両端に設けた一対の端部固定部9a、9bが側壁3に固定されており、すなわち、固定部材6が側壁3に両持ち支持された状態で固定され、振動の伝達によって一対の当接部7c,7dが樹脂パッケージD1a,D2aから浮き上がることがない。
これにより、固定金具6は、押し付け付与部7e,7fの弾性復元力で当接部7c,7dが樹脂パッケージD1a,D2aに対して側壁3側に押し付け力を付与し続けるので、樹脂パッケージD1a,D2aは側壁3に密着した状態で固定され、樹脂パッケージD1a,D2aの冷却効果を十分に高めることができる。
また、本実施形態の固定部材6の端部固定部7a,7bには、補強部材8a,8bが一体に固定されており、薄肉に設定されている端部固定部9a,7bの剛性が高くなり、側壁3に対する固定部材6の固定力を高く設定することができる。
また、補強部材8a,8bには、押し付け付与部7e,7fの端部固定部7a,7bから略直角に立ち上がる部位に当接する変形防止面8a2,8b2が形成されているので、押し付け付与部7e,7fの曲げ形状は常に一定となる。これにより、押し付け付与部7e,7fの弾性復元力を常に一定の力に保持し、樹脂パッケージD1a,D2aに対して同一の押し付け力で固定することができる。
また、固定部材6の当接部7c,7dは鋭角に折り曲げて形成することで、樹脂パッケージD1a,D2aに線接触状態で当接しているので、樹脂パッケージD1a,D2aに対する押し付け力を増大させることができるとともに、樹脂パッケージD1a,D2aに対する当接部7c,7dの偏当たりを防止することができる。
さらに、図1に示すように、本実施形態の固定部材6の当接部7c,7dは、外観を直方体形状とした樹脂パッケージD1a,D2aの長手方向に線接触状態で当接しており、樹脂パッケージD1a,D2aが長手方向にしなり変形している場合には、固定部材6の当接部7c,7dが当接することで樹脂パッケージD1a,D2aのしなり変形を矯正し、側壁3に対する樹脂パッケージD1a,D2aの密着性を向上させる。このように、側壁3への樹脂パッケージD1a,D2aの密着性が向上することから、さらに、樹脂パッケージD1a,D2aの冷却効果を高めることができる。
[第2実施形態:四個の発熱素子を一列に配置して固定する固定部材]
次に、図5及び図6は、本発明に係る第2実施形態の固定部材を示すものである。なお、図1から図4で示した構成と同一構成部分には、同一符号を付してその説明は省略する。
本実施形態のケース2の内部には、電力変換装置ユニットを構成する制御基板4及び四個の半導体デバイスD1、D2,D3、D4が収納されている。
これら四個の半導体デバイスD1,D2,D3、D4は、半導体チップ(不図示)が埋め込まれている外観が直方体形状の樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aと、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aの一方の短辺側から突出している複数本のリードフレームD1b,D2b,D3b、D4bと、を備えている。
そして、四個の半導体デバイスD1,D2,D3、D4は、側壁3の水平方向に列状に配置した樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aが、固定部材11により側壁3に固定されているとともに、リードフレームD1b,D2b,D3b、D4bの先端側が、制御基板4のランドを有する複数のスルーホール4aに挿通され、リードフレームD1b,D2b,D3b、D4b及びスルーホール4aの間が半田付けされている。
本実施形態の固定部材11は、帯状金属板12と、この帯状金属板12の長手方向の両端と、長手方向の中央部に重なって配置されている三個の補強部材13a,13b,13cとで構成されている。
帯状金属板12の材質は第1実施形態の帯状金属板7と同様の部材であり、図6に示すように、帯状金属板12の長手方向の両端に設けた一対の端部固定部12a、12bと、その長手方向の中央部に設けた中間固定部12cと、側壁3に接触していない樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aの背面にそれぞれ当接する四箇所の当接部12d,12e,12f,12gと、一方の端部固定部12aと中間固定部12cとの間に設けた二箇所の押し付け付与部12h,12iと、他方の端部固定部12bと中間固定部12cとの間に設けた二箇所の押し付け付与部12j,12kと、を備えている。
一対の端部固定部12a、12b及び中間固定部12cは長方形状の平板をなし、それぞれの中央位置に1個のネジ挿通孔12a1,12b1,12c1が形成されている。
四個の当接部12d,12e,12f,12gは、直方体形状の樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aの長手方向の背面に線接触で当接するように、鋭角に折り曲げて形成した部位である。
四箇所の押し付け付与部12h,12i,12j,12kは、一対の端部固定部12a、12b及び中間固定部12cから略直角に折曲され、且つ山状に折り返された部位であり、四箇所の当接部12d,12e,12f,12gが当接している樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aに対して、自身が発生する弾性復元力により側壁3側に押し付け力を付与するものである。
そして、図6に示すように、四箇所の押し付け付与部12h,12i,12j,12kは同一形状の曲率で折り曲げ形成され、一方の端部固定部12aのネジ挿通孔12a1の中心位置及び当接部12dの間の側壁3に沿う距離と、中間固定部12cのねじ挿通孔12c1の中心位置及び当接部12eの間の側壁3に沿う距離と、中間固定部12cのねじ挿通孔12c1の中心位置及び当接部12fの間の側壁3に沿う距離と、他方の端部固定部12bのネジ挿通孔12b1の中心位置及び当接部12gの間の側壁3に沿う距離とが全て等しい値(距離h2)に設定されている。
三個の補強部材13a,13b,13cは、第1実施形態の補強部材8a,8bと同様に、一対の端部固定部12a、12b及び中間固定部12cに溶接により固定され、それらのネジ挿通孔12a1,12b1,12c1に対応するネジ挿通孔13a1,13b1,13c1が形成されている。また、補強部材13a,13b,13cには、押し付け付与部12h,12i,12j,12kが略直角に立ち上がる部位に沿う変形防止面13a2,13b2,13b3,13c2が形成されている。
そして、固定部材11の帯状金属板12を、側壁3の水平方向に列状に配置した樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aを横切るように配置し、一対の端部固定部12a、12b及び中間固定部12cに形成したネジ挿通孔12a1,12b1,12c1を側壁3に形成した三箇所のネジ孔3a,3b,3cに対応させ、補強部材13a,13b,13cのネジ挿通孔13a1,13b1,13c1に挿通した固定ネジ10a,10b,10cをネジ孔3a,3b,3cねじ込む。
これにより、固定部材11は、側壁3に両持ち支持された状態で(側壁3に一対の端部固定部12a、12b及び中間固定部12cが固定された状態で)、
四箇所の押し付け付与部12h,12i,12j,12kの弾性復元力により、それぞれが対応する四箇所の当接部12d,12e,12f,12gが樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aに対して、自身が発生する弾性復元力により側壁3側に押し付け力を付与し、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aが側壁3に密着した状態で固定される。
ここで、本発明に係る四個の発熱素子が樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aに対応し、本発明に係るヒートシンクの冷却面がケース2の側壁3に対応し、本発明に係る第1当接部が当接部12d,12eに対応し、本発明に係る第2当接部が当接部12f,12gに対応している。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
車両に搭載されているインバータ装置1は、四個の半導体デバイスD1,D2,D3,D4の樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aの発熱量が大きいので、これら樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aが、ヒートシンクとされた側壁3に固定部材11を介して側壁3に密着した状態で固定されている。
ここで、インバータ装置1に振動が入力すると、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aを固定している固定部材11も振動するが、本実施形態の固定部材11は、帯状金属板12の長手方向の両端に設けた一対の端部固定部12a、12bが側壁3に固定され、固定部材11が側壁3に両持ち支持された状態で固定され、振動の伝達によって四箇所の当接部12d〜12gが樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aから浮き上がることがない。
これにより、固定金具11は、四箇所の押し付け付与部12h,12i,12j,12kの弾性復元力で当接部12d,12e,12f,12gが樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aに対して側壁3側に押し付け力を付与し続けるので、樹脂パッケージD1a,D2aは側壁3に密着した状態で固定され、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aの冷却効果を十分に高めることができる。
また、本実施形態の固定部材11の端部固定部12a,12b及び中間固定部12cには、補強部材13a〜13cが一体に固定されており、薄肉に設定されている端部固定部12a,12b及び中間固定部12cの剛性が高くなり、側壁3に対する固定部材11の固定力を高く設定することができる。
また、補強部材13a〜13cには、端部固定部12a,12b及び中間固定部12cから略直角に立ち上がる四箇所の押し付け付与部12h,12i,12j,12kの部位に当接する変形防止面13a2,13b2,13b3,13c2が形成されているので、押し付け付与部12h,12i,12j,12kの曲げ形状は常に一定となる。これにより、押し付け付与部12h,12i,12j,12kの弾性復元力を常に一定の力に保持し、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aに対して同一の押し付け力で固定することができる。
また、固定部材11の四箇所の当接部12d,12e,12f,12gは鋭角に折り曲げて形成することで、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aに線接触状態で当接しているので、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aに対する押し付け力を増大させることができるとともに、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aに対する当接部12d,12e,12f,12gの偏当たりを防止することができる。
さらに、本実施形態の固定部材11の四箇所の当接部12d,12e,12f,12gは、外観を直方体形状とした樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aの長手方向に線接触状態で当接しており、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aが長手方向にしなり変形している場合には、固定部材11の当接部12d,12e,12f,12gが当接することで樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aのしなり変形を矯正し、側壁3に対する樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aの密着性を向上させる。これによりに、側壁3への樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aの密着性が向上することから、さらに、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aの冷却効果を高めることができる。
[第3実施形態:六個の発熱素子を一列に配置して固定する固定部材]
次に、図7及び図8は、本発明に係る第3実施形態の固定部材を示すものである。
本実施形態のケース2の内部には、電力変換装置ユニットを構成する制御基板4及び六個の半導体デバイスD1、D2,D3、D4,D5、D6が収納されている。
これら六個の半導体デバイスD1,D2,D3、D4,D5、D6は、半導体チップ(不図示)が埋め込まれている外観が直方体形状の樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aと、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aの一方の短辺側から突出している複数本のリードフレームD1b,D2b,D3b、D4b,D5b、D6bと、を備えている。
そして、六個の半導体デバイスD1,D2,D3、D4,D5、D6は、側壁3の水平方向に列状に配置した樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aが、固定部材14により側壁3に固定されているとともに、リードフレームD1b,D2b,D3b、D4b,D5b、D6bの先端側が、制御基板4のランドを有する複数のスルーホール4aに挿通され、リードフレームD1b,D2b,D3b、D4b,D5b、D6b及びスルーホール4aの間が半田付けされている。
本実施形態の固定部材14は、帯状金属板15と、この帯状金属板15の長手方向の両端と、長手方向の中央部に重なって配置されている四個の補強部材16a〜16dとで構成されている。
帯状金属板15は、第1実施形態の帯状金属板7と同様の材質の部材であり、図8に示すように、帯状金属板15の長手方向の両端に設けた一対の端部固定部15a、15bと、これら一対の端部固定部15a、15bの間に等間隔に設けた二箇所の第1及び第2中間固定部15c.15dと、側壁3に接触していない樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aの背面にそれぞれ当接する六箇所の当接部15e,15f,15g,15h,15i,15jと、一方の端部固定部15aと第1中間固定部15cとの間に設けた二箇所の押し付け付与部15k,15lと、第1中間固定部15cと第2中間固定部15dとの間に設けた二箇所の押し付け付与部15m,15nと、第2中間固定部15dと他方の端部固定部15bとの間に設けた二箇所の押し付け付与部15o,15pと、を備えている。
一対の端部固定部15a、15b、第1及び第2中間固定部15c,15dは長方形状の平板をなし、それぞれの中央位置に1個のネジ挿通孔15a1,15b1,15c1,15d1が形成されている。
六箇所の当接部15e,15f,15g,15h,15i,15jは、直方体形状の樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aの長手方向の背面に線接触で当接するように、鋭角に折り曲げて形成した部位である。
一方の端部固定部15aと第1中間固定部15cとの間に設けた二箇所の押し付け付与部15k,15lと、第1中間固定部15cと第2中間固定部15dとの間に設けた二箇所の押し付け付与部15m,15nと、第2中間固定部15dと他方の端部固定部15bとの間に設けた二箇所の押し付け付与部15o,15pは、六箇所の当接部15e,15f,15g,15h,15i,15jが当接している樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aに対して、自身が発生する弾性復元力により側壁3側に押し付け力を付与するものである。
そして、図8に示すように、六箇所の押し付け付与部15k,15l,15m,15n,15o,15pは同一形状の曲率で折り曲げ形成されているとともに、六箇所の当接部15e,15f,15g,15h,15i,15jと、一対の端部固定部15a、15b、第1及び第2中間固定部15c,15dの中心位置の間の側壁3に沿う距離は、全て等しい値(距離h3)に設定されている。
四個の補強部材16a,16b,16c,16dは、第1実施形態の補強部材8a,8bと同様に、一対の端部固定部15a、15b、第1及び第2中間固定部15c,15dに溶接により固定され、それらのネジ挿通孔15a1,15b1,15c1,15d1に対応するネジ挿通孔(不図示)が形成されている。また、補強部材16a,16b,16c,16dには、六箇所の押し付け付与部15k,15l,15m,15n,15o,15pが略直角に立ち上がる部位に沿う変形防止面16a2,16b2,16b3,16c2,16c3,16d2が形成されている。
そして、固定部材14の帯状金属板15を、側壁3の水平方向に列状に配置した樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aを横切るように配置し、一対の端部固定部15a、15b、第1及び第2中間固定部15c,15dに形成したネジ挿通孔15a1,15b1,15c1,15d1を側壁3に形成した四箇所のネジ孔(不図示)に対応させ、補強部材16a,16b,16c,16dのネジ挿通孔に挿通した固定ネジ10a,10b,10c,10dをネジ孔ねじ込む。
これにより、固定部材14は、側壁3に両持ち支持された状態で(側壁3に、一対の端部固定部15a、15b、第1及び第2中間固定部15c,15dが固定された状態で)、六箇所の押し付け付与部15k,15l,15m,15n,15o,15pの弾性復元力により、それぞれが対応する六箇所の当接部15e,15f,15g,15h,15i,15jが樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aに対して、自身が発生する弾性復元力により側壁3側に押し付け力を付与し、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aが側壁3に密着した状態で固定される。
ここで、本発明に係る六個の発熱素子が樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aに対応し、本発明に係るヒートシンクの冷却面がケース2の側壁3に対応し、本発明に係る第1当接部が当接部15e,15fに対応し、本発明に係る第2当接部が当接部15g,15hに対応し、本発明に係る第3当接部が当接部15i,15jに対応している。
本実施形態によると、車両に搭載されているインバータ装置1は、六個の半導体デバイスD1,D2,D3,D4,D5,D6の樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aの発熱量が大きいので、これら樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aが、ヒートシンクとされた側壁3に固定部材14を介して側壁3に密着した状態で固定されている。
そして、インバータ装置1に振動が入力すると、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aを固定している固定部材14も振動するが、本実施形態の固定部材14は、帯状金属板15の少なくとも長手方向の両端に設けた一対の端部固定部15a、15bが側壁3に固定され、固定部材14が側壁3に両持ち支持された状態で固定され、振動の伝達によって六箇所の当接部15e〜15jが樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aから浮き上がることがない。
したがって、本実施形態の固定金具14も、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6aの冷却効果を十分に高めることができるとともに、第2実施形態の固定金具11と同様の効果を奏することができる。
[第4実施形態:4個の発熱素子を二列に配置して固定する固定部材]
次に、図9及び図10は、本発明に係る第4実施形態の固定部材を示すものである。
本実施形態のケース2の底部5は、冷却空気や冷却水など冷却流体との接触により冷却が促進されるヒートシンクとされている。
このケース2の底部5に、二個の半導体デバイスD1,D2の外観直方体形状の樹脂パッケージD1a,D2aが、長辺同士が対向するように列状に配置されている(一列目の樹脂パッケージD1a,D2aと称する)。また、他の二個の半導体デバイスD3,D4の外観直方体形状の樹脂パッケージD3a,D4aが、一列目の樹脂パッケージD1a,D2aに対して短辺同士が対向する位置で、それら樹脂パッケージD3a,D4aの長辺同士が対向するように列状に配置されている(二列目の樹脂パッケージD3a,D4aと称する)。
これら一列目の樹脂パッケージD1a,D2a及び二列目の樹脂パッケージD3a,D4aは、固定部材17により底部5に固定されているとともに、一列目の樹脂パッケージD1a,D2aの短辺側から突出している複数本のリードフレームD1b,D2bと、二列目の樹脂パッケージD3a,D4aの短辺側から突出している複数本のリードフレームD3b,D4bとが、底部5の上方に配置した制御基板4のランドを有する複数のスルーホール4aに挿通され、リードフレームD1b,D2b,D3b,D4b及びスルーホール4aの間が半田付けされている。
本実施形態の固定部材17は、帯状金属板18と、この帯状金属板18の長手方向の両端に重なって配置されている二個の補強部材19a,19bとで構成されている。
帯状金属板18は、第1実施形態の帯状金属板7と同様の材質の部材であり、図9に示すように、二列の樹脂パッケージD1a,D2a,D3a,D4aを横切るため、第1実施形態の帯状金属板7より短尺方向の寸法が大きい部材である。
帯状金属板18は、長手方向の両端に設けた一対の端部固定部18a,18bと、これら一対の端部固定部18a,18bの間の一列目の樹脂パッケージD1a,D2a及び二列目の樹脂パッケージD3a,D4aの間の隙間に対応する位置(帯状金属板18の幅方向中央部)に長手方向に延在して形成したスリット18cと、樹脂パッケージD1a,D2a,D3a,D4aの背面にそれぞれ当接する四箇所の当接部18d,18e,18f,18gと、一方の端部固定部18aと当接部18dとの間に設けた押し付け付与部18hと、他方の端部固定部18bと当接部18eとの間に設けた押し付け付与部18iと、一方の端部固定部18aと当接部18fとの間に設けた押し付け付与部18jと、他方の端部固定部18bと当接部18gとの間に設けた押し付け付与部18kと、を備えている。
一対の端部固定部18a、18bは長方形状の平板をなし、それぞれの中央位置に1個のネジ挿通孔(不図示)が形成されている。
当接部18d,18e,18f,18gは、それぞれが対向する一列目の樹脂パッケージD1a,D2a及び二列目の樹脂パッケージD3a,D4aの長手方向の背面に線接触で当接するように、鋭角に折り曲げて形成した部位である。
押し付け付与部18hは、一方の端部固定部18aから略直角に折曲され、且つ山状に折り返されて当接部18dに連続する部位であり、当接部18dが当接している一列目の樹脂パッケージD1aに対して、自身が発生する弾性復元力により側壁3側に押し付け力を付与するものである。
押し付け付与部18iは、他方の端部固定部18bから略直角に折曲され、且つ山状に折り返されて当接部18eに連続する部位であり、当接部18eが当接している一列目の樹脂パッケージD2aに対して、自身が発生する弾性復元力により側壁3側に押し付け力を付与するものである。
押し付け付与部18jは、一方の端部固定部18aから略直角に折曲され、且つ山状に折り返されて当接部18fに連続する部位であり、当接部18fが当接している二列目の樹脂パッケージD3aに対して、自身が発生する弾性復元力により側壁3側に押し付け力を付与するものである。
押し付け付与部18kは、他方の端部固定部18bから略直角に折曲され、且つ山状に折り返されて当接部18gに連続する部位であり、当接部18gが当接している二列目の樹脂パッケージD4aに対して、自身が発生する弾性復元力により側壁3側に押し付け力を付与するものである。
図10に示すように、押し付け付与部18h,18iは同一形状の曲率で折り曲げ形成されており、端部固定部18aのネジ挿通孔の中心位置及び当接部18dの間の底部5に沿う距離と、端部固定部18bのネジ挿通孔の中心位置及び当接部18eの間の底部5に沿う距離が等しい値(距離h4)に設定されている。また、図示しないが、押し付け付与部18j,18kも同一形状の曲率で折り曲げ形成されており、端部固定部18aのネジ挿通孔の中心位置及び当接部18fの間の底部5に沿う距離と、端部固定部18bのネジ挿通孔の中心位置及び当接部18gの間の底部5に沿う距離も距離h4に設定されている。
固定部材17を構成する補強部材19aは、一方の端部固定部18aに溶接により固定され、端部固定部18aのネジ挿通孔に対応するネジ挿通孔が形成されているとともに、押し付け付与部18h,18jの端部固定部18aから略直角に立ち上がっている部位に沿って変形防止面19a2が形成されている。また、補強部材19bも、端部固定部18bに溶接により固定され、端部固定部18bのネジ挿通孔に対応するネジ挿通孔が形成されているとともに、押し付け付与部18i,18kの端部固定部18bから略直角に立ち上がっている部位に沿って変形防止面19b2が形成されている。
そして、図9に示すように、固定部材17の帯状金属板18を、底部5に二列に配置した樹脂パッケージD1a,D2a,D3b,D4bを横切るように配置し、一対の端部固定部18a、18bに形成したネジ挿通孔を、底部5に形成した二箇所のネジ孔に対応させ、一対の補強部材19a,19bに形成したネジ挿通孔に挿通した固定ネジ10a,10bをネジ孔にねじ込む。
これにより、固定部材17は、底部5に両持ち支持された状態で(底部5に一対の端部固定部18a、18bが固定された状態で)、押し付け付与部18hの弾性復元力で当接部18dが樹脂パッケージD1aに対して底部5側に押し付け力を付与し、押し付け付与部18iの弾性復元力で当接部18eが樹脂パッケージD2aに対して底部5側に押し付け力を付与し、押し付け付与部18jの弾性復元力で当接部18fが樹脂パッケージD3aに対して底部5側に押し付け力を付与し、押し付け付与部18kの弾性復元力で当接部18gが樹脂パッケージD4aに対して底部5側に押し付け力を付与し、樹脂パッケージD1a,D2a,D3b,D4bが底部5に密着した状態で固定される。
ここで、本発明に係る複数の発熱素子が二列に配置された樹脂パッケージD1a,D2a,D3b,D4bに対応し、本発明に係るヒートシンクの冷却面がケース2の底部5に対応し、本発明に係る二箇所の一列目当接部が当接部18d,18eに対応し、本発明に係る二箇所の二列目当接部が当接部18f,18gに対応し、本発明に係る二箇所の一列目押し付け付与部が押し付け付与部18h,18iに対応し、本発明に係る二箇所の二列目押し付け付与部が押し付け付与部18j,18kに対応している。
本実施形態によると、インバータ装置1に振動が入力すると、二列の樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aを固定している固定部材17も振動するが、固定部材17は、帯状金属板18の長手方向の両端に設けた一対の端部固定部18a、18bが底部5に固定され、固定部材17が底部5に両持ち支持された状態で固定されているので、振動の伝達によって当接部18d,18e,18f,18gが樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aから浮き上がることがない。
また、固定部材17には、一列目の樹脂パッケージD1aと二列目の樹脂パッケージD3aとの間の隙間に対応する位置にスリット18cが形成されており、当接部18d及び押し付け付与部18hと、当接部18f及び押し付け付与部18jとが、それぞれ独立して一列目の樹脂パッケージD1a及び二列目の樹脂パッケージD3aに押し付け力を付与するので、樹脂パッケージD1a、D3aの高さ寸法が異なっても、片当たりを防止して確実に同一の押し付け力を付与することができる。また、固定部材17には、一列目の樹脂パッケージD2aと二列目の樹脂パッケージD4aとの間の隙間に対応する位置にもスリット18cが形成されているので、当接部18e及び押し付け付与部18iと、当接部18g及び押し付け付与部18Kとが、それぞれ独立して一列目の樹脂パッケージD2a及び二列目の樹脂パッケージD4aに押し付け力を付与するので、樹脂パッケージD2a、D4aの高さ寸法が異なっても、片当たりを防止して確実に同一の押し付け力を付与することができる。
したがって、本実施形態の固定金具17も、二列に配置した四個の樹脂パッケージD1a,D2a,D3a、D4aの冷却効果を十分に高めることができるとともに、他の実施形態の固定金具と同様の効果を奏することができる。
1…インバータ装置、2…ケース、3…側壁、3a,3b,3c…ネジ孔、4…制御基板、4a…スルーホール、4a…樹脂パッケージ、5…底部、6,11,14,17,18…固定部材、7,12,15…帯状金属板、8a,8b,13a,13b,13c,16a〜16d,19a,19b…補強部材、8a1,8b1…ネジ挿通孔、8a2,8b2,13a2,13b2,13b3,13c2,16a2,16b2,16b3,16c2,16c3,16d2,19a2,19b2…変形防止面、7a,7b,12a,12b,15a,15b,18a,18b…端部固定部、15c…第1中間固定部、15d…第2中間固定部、7a1,7b1,12a1,12b1,12c1…ネジ挿通孔、7c,7d,12d,12e,12f,12g,15e,15f,15g,15h,15i,15j,18d,18e,18f,18g…当接部、9e,9f,12h,12i,12j,12k,15k,15l,15m,15n,15o,15p,18h,18i,18j,18k…押し付け付与部、10a,10b…固定ネジ、18c…スリット、D1,D2,D3、D4,D5、D6…半導体デバイス、D1a,D2a,D3a、D4a,D5a、D6a…樹脂パッケージ、D1b,D2b,D3b、D4b,D5b、D6b…リードフレーム



Claims (9)

  1. ヒートシンクの冷却面に列状に配置した複数の発熱素子を、前記冷却面側に押し付けて固定する発熱素子の固定部材であって、
    前記冷却面に列状に配置した前記複数の発熱素子を横切って延在している帯状部と、
    この帯状部の少なくとも長手方向の両端に形成され、前記冷却面に固定される複数の固定部と、
    前記帯状部に形成されて前記複数の発熱素子の各々に当接する複数の当接部と、
    これら複数の当接部が夫々当接している前記複数の発熱素子に対して前記冷却面に向かう方向に押し付け力を付与する複数の押し付け付与部と、を備えていることを特徴とする発熱素子の固定部材。
  2. 前記帯状部は帯状金属板であり、
    前記複数の固定部は、前記帯状金属板の少なくとも長手方向の両端に平板形状として形成され、
    前記複数の当接部は、対応する前記発熱素子に線状に当接するように前記帯状金属板を鋭角に曲げることで形成され、
    前記複数の押し付け付与部は、前記固定部及び前記当接部の間の前記帯状金属板を曲げることで形成され、自身の弾性復元力により前記発熱素子に対して前記押し付け力を付与することを特徴とする請求項1記載の発熱素子の固定部材。
  3. 平板形状の前記複数の固定部に、補強部材を一体に設けたことを特徴とする請求項2記載の発熱素子の固定部材。
  4. 前記補強部材に、前記押し付け付与部の一部に当接して当該押し付け付与部の変形を防止する変形防止面を設けたことを特徴とする請求項3記載の発熱素子の固定部材。
  5. 前記複数の発熱素子は、直方体形状の外観を有し、互いの長辺同士を対向させて列状に配置されており、
    前記帯状部は、前記複数の発熱素子の長辺を横切って延在し、
    前記複数の当接部は、前記発熱素子の長辺に沿う方向に延在していることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の発熱素子の固定部材。
  6. 前記ヒートシンクの前記冷却面に二個の発熱素子を列状に配置し、
    前記帯状部の長手方向の両端に一対の前記固定部を形成し、
    前記帯状部に、前記二個の発熱素子の各々に当接する二箇所の前記当接部を形成し、
    前記帯状部に、前記二箇所の当接部が当接している前記二個の発熱素子に対して前記冷却面に向かう方向に押し付け力を付与する二箇所の前記押し付け付与部を形成したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の発熱素子の固定部材。
  7. 前記ヒートシンクの前記冷却面に四個の発熱素子を一列に配置し、
    前記帯状部の長手方向の両端に一対の端部固定部を形成し、前記帯状部の長手方向の中央部に一箇所の中間固定部を形成し、
    前記一対の端部固定部の一方と前記中間固定部との間の前記帯状部に、前記四個の発熱素子のうちの二個の発熱素子の各々に当接するように二箇所の第1当接部を形成し、
    前記一対の端部固定部の他方と前記中間固定部との間の前記帯状部に、前記四個の発熱素子のうちの残りの二個の発熱素子の各々に当接するように二箇所の第2当接部を形成し、
    前記帯状部に、前記二箇所の第1当接部及び前記二箇所の第2当接部が当接している前記四個の発熱素子に対して前記冷却面に向かう方向に押し付け力を付与する四箇所の前記押し付け付与部を形成したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の発熱素子の固定部材。
  8. 前記ヒートシンクの前記冷却面に六個の発熱素子を一列に配置し、
    前記帯状部の長手方向の両端に一対の端部固定部を形成し、前記帯状部の長手方向の中央部に二箇所の第1及び第2中間固定部を形成し、
    前記一対の端部固定部の一方と前記第1中間固定部との間の前記帯状部に、前記六個の発熱素子のうちの二個の発熱素子の各々に当接するように二箇所の第1当接部を形成し、
    前記第1中間固定部と前記第2中間固定部との間の前記帯状部に、前記六個の発熱素子のうちの別の二個の発熱素子の各々に当接するように二箇所の第2当接部を形成し、
    前記第2中間固定部と前記一対の端部固定部の他方との間の前記帯状部に、前記六個の発熱素子のうちの残りの二個の発熱素子の各々に当接するように二箇所の第3当接部を形成し、
    前記帯状部に、前記第1当接部から第3当接部が当接している前記六個の発熱素子に対して前記冷却面に向かう方向に押し付け力を付与する六箇所の前記押し付け付与部を形成したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の発熱素子の固定部材。
  9. 前記ヒートシンクの前記冷却面に、一列目に二個、二列目に2個の発熱素子を配置し、
    前記帯状部の長手方向の両端に一対の端部固定部を形成し、
    前記帯状部の前記一列目と二列目の発熱素子の間の隙間に対応する位置にスリットを形成し、
    前記スリットを挟んで前記帯状部の幅方向の一方側に、前記一列目の二個の発熱素子に各々当接する二箇所の一列目当接部を形成し、
    前記帯状部に、前記二箇所の一列目当接部が当接している前記一列目の二個の発熱素子に対して前記冷却面に向かう方向に押し付け力を付与する二箇所の一列目押し付け付与部を形成し、
    前記スリットを挟んで前記帯状部の幅方向の他方側に、前記二列目の二個の発熱素子に各々当接する二箇所の二列目当接部を形成し、
    前記帯状部に、前記二箇所の二列目当接部が当接している前記二列目の二個の発熱素子に対して前記冷却面に向かう方向に押し付け力を付与する二箇所の二列目押し付け付与部を形成したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の発熱素子の固定部材。
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