JP5370205B2 - バスバーの締結構造および電力変換装置 - Google Patents

バスバーの締結構造および電力変換装置 Download PDF

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本発明は、電子部品に溶接したバスバーの締結構造と、該締結構造を備えた電力変換装置に関する。
従来から、電子機器に用いられるバスバーの締結構造として、図9に示すごとく、収納ケース91内に固定した第1電子部品92と、該第1電子部品92に溶接した第1バスバー93と、第2電子部品95と、該第2電子部品95に接続した第2バスバー96とを備え、第1バスバー93と第2バスバー96とを、締結部材97を用いて端子台94に締結固定したものが知られている(下記特許文献1参照)。
これらのバスバー93,96を締結する際には、図8に示すごとく、先ず、収納ケース91内に第1電子部品92を固定し、第2電子部品95を取り付けない状態で、第1バスバー93の溶接部99を第1電子部品92に溶接する。その後、図9に示すごとく、第2電子部品95を収納ケース91に取り付け、第1バスバー93と第2バスバー96とを締結部材97によって端子台94に締結固定する。溶接する前に締結工程を行うと、第2電子部品95によって溶接部99が隠れてしまうので、溶接部99を溶接できなくなってしまう。そのため、第2電子部品95を取り付けない状態で溶接工程を行い、その後で第2電子部品95を取り付けて締結工程を行うようになっている。
特開2009−238831号公報
ところが、従来のバスバーの締結構造90は、図8に示すごとく、溶接工程を行うと第1バスバー93が熱膨張によって反ってしまうことがあった。図9に示すごとく、反った状態で第1電子部品が溶接された第1バスバー93を端子台94に締結すると、締結部材97の締結力によって反りが矯正され、平板に近い形状になる。そのため、第1バスバー93の変形に伴って溶接部99に応力が加わり、バスバー93と第1電子部品92との接続信頼性が低下する等の問題が生じていた。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、第1バスバーと第1電子部品との溶接部の接続信頼性を高めることができるバスバーの締結構造を提供しようとするものである。
第1の発明は、収納ケース内に固定された第1電子部品と、
該第1電子部品に溶接された第1バスバーと、
上記収納ケースに固定され、上記第1バスバーを載置する端子台と、
上記第1電子部品と上記第1バスバーとの溶接部を遮蔽する位置に配置された第2電子部品と、
該第2電子部品から延出すると共に上記第1バスバーよりも剛性の低い第2バスバーと、
上記端子台に形成された凹部内に配置した雌螺子と、該雌螺子に螺合する雄螺子とから構成され、上記第1バスバーと上記第2バスバーとを重ね合わせた状態で、これらを上記端子台に締結固定する締結部材とを備え、
上記雌螺子は、上記凹部内において該雌螺子の軸線方向に移動可能に保持されており、上記第1バスバーと上記第2バスバーとを締結する際に、上記雄螺子を上記雌螺子に螺合するに伴って、上記雌螺子は上記第1バスバーに接近し、かつ上記第2バスバーは弾性変形して上記第1バスバーに接近し得るよう構成され、
上記締結部材が上記第1バスバーと上記第2バスバーとを締結した状態において、上記雌螺子は、上記凹部から脱離しないよう上記端子台に固定されていることを特徴とするバスバーの締結構造にある(請求項1)。
第2の発明は、上記バスバーの締結構造を備え、上記第1電子部品は、スイッチング素子を内蔵した半導体モジュールであり、該半導体モジュールのパワー端子に上記第1バスバーが溶接されており、上記第2電子部品はコンデンサであり、上記半導体モジュールと上記コンデンサとは電力変換回路の一部を構成していることを特徴とする電力変換装置にある(請求項3)。
第1の発明の作用効果について説明する。本発明では、第1バスバーと第2バスバーとを締結する際に、雄螺子を雌螺子に螺合するに伴って、雌螺子が第1バスバーに接近し、かつ、第2バスバーが弾性変形して第1バスバーに接近するよう構成した。
このようにすると、第1バスバーと第2バスバーとを締結する際に、締結部材の締結力によって第1バスバーが変形しにくくなる。すなわち、本発明では、雄螺子を雌螺子に螺合した場合に、雌螺子が第1バスバーに接近するため、第1バスバーが雌螺子側に近づくように変形することを防止できる。また、締結時に、第2バスバーが弾性変形して第1バスバーに接近するため、第1バスバーが第2バスバー側に近づくように変形することを防止できる。
このように本発明では、締結部材を締結しても、第1バスバーが変形しにくくなっている。そのため、第1バスバーの溶接部に応力が加わることを防止でき、第1バスバーと第1電子部品の接続信頼性を高めることが可能になる。
また、本発明では、雌螺子は、凹部から脱離しないように端子台に固定されている。ただし、この保持力は、第1バスバーの反りを矯正する力よりは弱い。そのため、第1バスバーの変形を防止しつつ、第1バスバーおよび第2バスバーを端子台に固定することができる。
次に、第2の発明の作用効果について説明する。本発明では、上記バスバーの締結構造を用いて電力変換装置を構成した。
電力変換装置は、半導体モジュールに大きな電流が流れる。そのため、半導体モジュールのパワー端子と第1バスバーとを溶接して、これらの間に大電流を流せるようにする必要がある。また、電力変換装置の溶接部には高い接続信頼性が求められる。従って、電力変換装置は、上記バスバーの締結構造を適用した場合に、特に大きな効果が得られる装置であるといえる。
以上のごとく、本発明によれば、第1バスバーと第1電子部品との溶接部の接続信頼性を高めることができるバスバーの締結構造及び電力変換装置を提供することができる。
実施例1における、第2電子部品を取り外した、バスバーの締結構造の斜視図。 実施例1における、第2電子部品を取り付けた、バスバーの締結構造の断面図。 実施例1における、端子台と半導体モジュールの分解斜視図。 実施例1における、凹部に雌螺子を配置した状態での、端子台の拡大断面図。 図4に続く図であって、第1バスバー及び第2バスバーを載置した状態での、端子台の拡大断面図。 図5に続く図であって、第1バスバー及び第2バスバーを締結部材で締結した状態での、端子台の拡大断面図。 実施例1における、電力変換装置の回路図。 従来例における、バスバーの締結構造の断面図であって、第1バスバーと第2バスバーを締結する前の状態のもの。 従来例における、バスバーの締結構造の断面図であって、第1バスバーと第2バスバーを締結した後の状態のもの。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明において、上記第2バスバーは、上記第1バスバーに接触する接触部と、該接触部から上記第2電子部品に向かって伸びる折曲部とを有し、上記接触部と上記折曲部とのなす角度が鈍角になるよう構成されていることが好ましい(請求項2)。
このようにすると、接触部と折曲部とのなす角度が鈍角であるため、締結時にこの角度が広がりやすくなり、第2バスバーが弾性変形しやすくなる。そのため、締結時に第1バスバーに締結力が加わりにくくなり、第1バスバーの変形を効果的に防止できる。これにより、第1バスバーが変形して溶接部に応力が加わることを防止しやすくなり、溶接部の接続信頼性を高めることが可能になる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかるバスバーの締結構造につき、図1〜図7を用いて説明する。
図1、図2に示すごとく、本例のバスバーの締結構造1は、収納ケース10内に固定された第1電子部品2と、第1電子部品2に溶接された第1バスバー4とを備える。
収納ケース10には、端子台6が固定されている。この端子台6に、第1バスバー4を載置する。
図2に示すごとく、第1電子部品2と第1バスバー4との溶接部40を遮蔽する位置に第2電子部品3が配置されている。
また、第1バスバー4よりも剛性の低い第2バスバー5が第2電子部品3から延出している。
図2に示すごとく、バスバーの締結構造1は締結部材7を備える。締結部材7は、端子台6に形成された凹部60内に配置した雌螺子70と、該雌螺子70に螺合する雄螺子71とから構成されている。締結部材7は、第1バスバー4と第2バスバー5とを重ね合わせた状態で、これらを端子台6に締結固定している。
雌螺子70は、凹部60内において雌螺子70の軸線方向に移動可能に保持されている。そして図4〜図6に示すごとく、第1バスバー4と第2バスバー5とを締結する際に、雄螺子71を雌螺子70に螺合するに伴って、雌螺子70は第1バスバー4に接近し、かつ第2バスバー5は弾性変形して第1バスバー4に接近し得るよう構成されている。
また、図6に示すごとく、締結部材7が第1バスバー4と第2バスバー5とを締結した状態において、雌螺子70は、凹部60から脱離しないよう端子台6に固定されている。
以下、詳説する。
本例では、図2に示すごとく、バスバーの締結構造1を用いて電力変換装置8を構成している。すなわち、第1電子部品2は、スイッチング素子を内蔵した半導体モジュールであり、該半導体モジュールのパワー端子20に第1バスバー4を溶接している。また、第2電子部品3はコンデンサである。半導体モジュール2とコンデンサ3とは電力変換回路の一部を構成している。
図2に示すごとく、本例では、複数個の第1電子部品2(半導体モジュール)と、該第1電子部品2を冷却する冷却チューブ12とを積層して積層体14を形成している。また、収納ケース10内には、ばね部材13が収納されている。このばね部材13の付勢力によって、積層体14を収納ケース10の内壁面110に押し当てて固定している。
図1に示すごとく、第1バスバー4には、直流電源の正電極に接続される正極バスバー4aと、直流電源の負電極に接続される負極バスバー4bとがある。また、電力変換装置8は、交流負荷に接続される3本の交流バスバー11を備える。この交流バスバー11は、図3に示すごとく、外部機器に接続するための外部接続部分111と、パワー端子20に溶接するための溶接部分112とを有する。交流バスバー11は、端子台6と一体成型されている。すなわち、金属製の交流バスバー11の、外部接続部分111と溶接部分112とを露出した状態で、中央部分113を樹脂製の端子台6の一部で封止している。
また、端子台6は、複数個の締結孔65を有する。この締結孔65にボルトを挿入して、端子台6を収納ケース10に固定している(図1参照)。
図3に示すごとく、第1電子部品2は、それぞれ2個のパワー端子20を備える。パワー端子20には、上述した正極バスバー4aに溶接される正極端子20aと、負極バスバー4bに溶接される負極端子20bと、交流バスバー11に溶接される交流端子20cとがある。
また、第1電子部品2の制御端子21には、図示しない制御回路基板が接続される。この制御回路基板によって、第1電子部品2内のスイッチング素子の動作を制御する。これにより、直流電力を交流電力に変換し、交流バスバー11から出力している。
本例では、電力変換装置8を製造する際に、図2に示すごとく、先ず第1電子部品2と冷却管12とを積層し、収納ケース10内に固定する。そして、第2電子部品3を取り付けない状態で、第1バスバー4a,4bを第1電子部品2のパワー端子20a,20bに溶接する。第1バスバー4は、金属板の一片を切り曲げ加工することにより、複数のバスバー端子42を形成してなる。このバスバー端子42のそれぞれを、各第1電子部品2のパワー端子20に溶接する。その後、収納ケースの支柱100に第2電子部品3を取り付け、該第2電子部品3の第2バスバー5と第1バスバー4とを、締結部材7を使って端子台6に締結固定する。
本例では、第2電子部品3によって溶接部40が隠れてしまうため、第2電子部品3を取り付ける前に、溶接部40の溶接を行う。溶接工程が終了した後、第2電子部品3を収納ケース10に取り付けて、第1バスバー4と第2バスバー5を締結する。
図4に示すごとく、端子台6には、雌螺子70を配置するための凹部60と、雄螺子71の軸が入る(図6参照)雄螺子挿入部601が形成されている。
凹部60は、端子台6のバスバー載置面66に開口した第1部分61と、該第1部分61に連なり該第1部分61よりも内径が小さい第2部分62とを有する。第2部分62の内側面には、複数個の突起67が形成されている。雌螺子70を凹部60に圧入すると、雌螺子70の径小部700が突起67の一部を押し潰す。そして、第2部分62の内側面に残った突起67が径小部700を径方向に圧迫する。これにより、雌螺子70を凹部60から脱離しないように保持している。
図4に示すごとく、雌螺子70に雄螺子71を螺合しない状態では、雌螺子70の締結面75は、バスバー載置面66よりも雄螺子挿入部601側に位置しており、締結面75とバスバー載置面66の間に隙間dが存在している。この後、図5に示すごとく、第1バスバー4を端子台6に載置し、第1バスバー4の溶接部40(図2参照)を第1電子部品2のパワー端子20に溶接する。そして、第2電子部品3を収納ケース10に固定する。図5に示すごとく、第1バスバー4を溶接する際に、第1バスバー4が熱膨張して反る場合がある。また、第2バスバー5も反っている場合がある。
この後、図6に示すごとく、第1バスバー4に形成された貫通孔400と、第2バスバー5に形成された貫通孔500とに雄螺子71を挿入し、第1バスバー4と第2バスバー5とを締結する。雄螺子71を雌螺子70に螺合すると、雌螺子70が第1バスバー4に接近し、雌螺子70の締結面75が第1バスバー4の下面41に接触する。この状態においても、雌螺子70は、径小部700の一部が突起67によって圧迫されている。これにより、雌螺子部70が凹部60から脱離しないようになっている。
また、図6に示すごとく、雄螺子71を雌螺子70に螺合するに伴って、第2バスバー5が弾性変形し、第1バスバー4に接近して接触する。第2バスバー5は第1バスバー4よりも板厚が薄く、剛性が小さい。
図5、図6に示すごとく、第2バスバー5は、第1バスバー4に接触する接触部50と、該接触部50から第2電子部品3に向かって伸びる折曲部51とを有し、接触部50と折曲部51とのなす角度θが鈍角になっている。
次に、本例の電力変換装置8の回路図の説明をする。図7に示すごとく、電力変換装置8は複数個の半導体モジュール2(第1電子部品)と、コンデンサ3(第2電子部品)とから構成されている。個々の半導体モジュール2は、スイッチング素子23(IGBT素子)と、フリーホイールダイオード24とを備える。上アーム側の半導体モジュール2には正極バスバー4aが接続されており、下アーム側の半導体モジュール2には負極バスバー4bが接続されている。本例の電力変換装置8は、ハイブリッドカーや電気自動車等の車両に搭載される。直流電源15の直流電力を電力変換装置8で交流電力に変換し、得られた交流電力で三相交流モータ16を駆動して、車両を走行させている。
本例の作用効果について説明する。
本例では、図5、図6に示すごとく、第1バスバー4と第2バスバー5とを締結する際に、雄螺子71を雌螺子70に螺合するに伴って、雌螺子70が第1バスバー4に接近し、かつ、第2バスバー5が弾性変形して第1バスバー4に接近するよう構成した。
このようにすると、第1バスバー4と第2バスバー5とを締結する際に、締結部材7の締結力によって第1バスバー4が変形しにくくなる。すなわち、本例では、雄螺子71を雌螺子70に螺合した場合に、雌螺子70が第1バスバー4に接近するため、第1バスバー4が雌螺子70側に近づくように変形することを防止できる。また、締結時に、第2バスバー5が弾性変形して第1バスバー4に接近するため、第1バスバー4が第2バスバー5側に近づくように変形することを防止できる。
このように本例では、締結部材7を締結しても、第1バスバー4が変形しにくくなっている。そのため、第1バスバー4の溶接部40に応力が加わることを防止でき、第1バスバー4と第1電子部品2の接続信頼性を高めることが可能になる。
また、本例では、雌螺子70は、凹部60から脱離しないように端子台6に固定されている。ただし、この保持力は、第1バスバー4の反りを矯正する力よりは弱い。そのため、第1バスバー4の変形を防止しつつ、第1バスバー4および第2バスバー5を端子台6に固定することができる。
また、本例では、バスバーの締結構造1を用いて電力変換装置8を構成した。
電力変換装置8は、半導体モジュール2に大きな電流が流れる。そのため、半導体モジュール2のパワー端子20と第1バスバー4とを溶接して、これらの間に大電流を流せるようにする必要がある。また、溶接部40には高い接続信頼性が求められる。従って、電力変換装置8は、バスバーの締結構造1を適用した場合に、特に大きな効果が得られる装置であるといえる。
また、本例では、図6に示すごとく、第2バスバー5の接触部50と折曲部51とのなす角度θが鈍角になっている。
このようにすると、締結時に角度θが広がりやすくなり、第2バスバー5が弾性変形しやすくなる。そのため、締結時に第1バスバー4に締結力が加わりにくくなり、第1バスバー4の変形を効果的に防止できる。これにより、第1バスバー4が変形して溶接部40に応力が加わることを防止しやすくなり、溶接部40の接続信頼性を高めることが可能になる。
以上のごとく、本例によれば、第1バスバー4と第1電子部品2との溶接部40の接続信頼性を高めることができるバスバーの締結構造1及び電力変換装置8を提供することができる。
1 バスバーの締結構造
10 収納ケース
2 第1電子部品
3 第2電子部品
4 第1バスバー
5 第2バスバー
6 端子台
60 凹部
7 締結部材
70 雌螺子
71 雄螺子
8 電力変換装置

Claims (3)

  1. 収納ケース内に固定された第1電子部品と、
    該第1電子部品に溶接された第1バスバーと、
    上記収納ケースに固定され、上記第1バスバーを載置する端子台と、
    上記第1電子部品と上記第1バスバーとの溶接部を遮蔽する位置に配置された第2電子部品と、
    該第2電子部品から延出すると共に上記第1バスバーよりも剛性の低い第2バスバーと、
    上記端子台に形成された凹部内に配置した雌螺子と、該雌螺子に螺合する雄螺子とから構成され、上記第1バスバーと上記第2バスバーとを重ね合わせた状態で、これらを上記端子台に締結固定する締結部材とを備え、
    上記雌螺子は、上記凹部内において該雌螺子の軸線方向に移動可能に保持されており、上記第1バスバーと上記第2バスバーとを締結する際に、上記雄螺子を上記雌螺子に螺合するに伴って、上記雌螺子は上記第1バスバーに接近し、かつ上記第2バスバーは弾性変形して上記第1バスバーに接近し得るよう構成され、
    上記締結部材が上記第1バスバーと上記第2バスバーとを締結した状態において、上記雌螺子は、上記凹部から脱離しないよう上記端子台に固定されていることを特徴とするバスバーの締結構造。
  2. 請求項1において、上記第2バスバーは、上記第1バスバーに接触する接触部と、該接触部から上記第2電子部品に向かって伸びる折曲部とを有し、上記接触部と上記折曲部とのなす角度が鈍角になるよう構成されていることを特徴とするバスバーの締結構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載のバスバーの締結構造を備えた電力変換装置であって、上記第1電子部品は、スイッチング素子を内蔵した半導体モジュールであり、該半導体モジュールのパワー端子に上記第1バスバーが溶接されており、上記第2電子部品はコンデンサであり、上記半導体モジュールと上記コンデンサとは電力変換回路の一部を構成していることを特徴とする電力変換装置。
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