JP2015215631A - プロジェクターの制御方法 - Google Patents
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したがって、蛍光体の長期信頼性を確保しつつ、高速起動を実現したプロジェクターを提供できる。
この構成によれば、投入電力が増加することで固体光源の出力を増加することを簡便且つ確実に行うことができる。
この構成によれば、予め設定したルックアップテーブルを用いることで前記蛍光円板の回転数が所定数に到達してからの経過時間に基づいて蛍光円板の回転数を容易に取得することができる。
この構成によれば、モーター部から蛍光円板の回転数を随時取得できるので、固体光源の出力制御を高精度で行うことができる。
この構成によれば、蛍光円板の回転数が飽和するタイミングは、固体光源への投入電力が飽和するタイミングよりも先、若しくは略等しくなるので、蛍光を安定的に発生させることができる。
この構成によれば、固体光源及び蛍光円板の駆動周波数が干渉することによるフリッカの発生を防止できる。
この構成によれば、制御部によりホワイトバランスを維持するように光源装置の駆動が制御されるので、明るく鮮明な画像光を得ることができる、信頼性の高いプロジェクターを提供できる。
図1は、第1実施形態に係るプロジェクターの全体構成を模式的に表す概略図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、照明装置10、色分離導光光学系20、液晶光変調装置30R,30G,30B(光変調装置)、クロスダイクロイックプリズム40、及び投射光学系60を備えており、外部から入力される画像信号に応じた画像光をスクリーンSCRに向けて投射することによりスクリーンSCR上に画像を表示する。
光変調装置駆動部64は、信号処理部102から送信される光変調信号に基づいて、液晶光変調装置30R,30G,30Bを駆動させる。具体的に光変調装置駆動部64は、赤色用の光変調信号に応じて赤色光用の液晶光変調装置30Rを駆動させ、緑光用の光変調信号に応じて緑色光用の液晶光変調装置30Gを駆動させ、青色用の光変調信号に応じて青色光用の液晶光変調装置30Bを駆動させる。
なお、処理手順の終了後、モーター14は回転数の目標数である5000rmpで回転し、第1光源11は出力(光量)の目標値である3000lmを出力している状態となる。
制御部61は、第1光源11の出力(光量)を増加させる際、単位時間(15〜30ms)当たり2%以内の変化率を維持するように増加させるのが好ましい。このようにすれば、第1光源11の明るさを滑らかに変動させることができ、チラつき等による表示画像の品質低下を防止できる。例えば、制御部61は第1光源11への投入電力を図5(a)に示すように直線状に増加するように制御する。また、制御部61は、第1光源11への投入電力を図5(b)に示すように下に凸となるように制御する。
しかし、ステップS5において、第1光源11の点灯とともに、第2光源駆動部62bは第2光源50を点灯させてもよい。これにより、第1レンズアレイ16には白色光が入射され、照明装置10は、プロジェクター1を駆動して照明装置10が点灯を開始した直後から良好なホワイトバランスの白色光を射出することができる。
また、ステップS8において、第1光源11への投入電力を増加させるとともに、第2光源50への投入電力についても同様に増加させてもよい。制御部61は、白色光のホワイトバランスを維持するようにして第2光源50への投入電力を増加させる。
以下、第2実施形態に係るプロジェクターについて説明する。本実施形態と第1実施形態との違いは、プロジェクター1の制御系の構成である。具体的に、本実施形態では、第1光源11及び第2光源50をパルス駆動しており、パルス幅変調のDutyを制御することで第1光源11及び第2光源50の出力を制御する点が第1実施形態と異なる。それ以外の構成は、本実施形態と第1実施形態とは同一であることから、同一部材及び構成については同じ符号を付し、その詳細な説明については省略若しくは簡略化する。
光変調装置駆動部64は、信号処理部200から送信される光変調信号に基づいて、液晶光変調装置30R,30G,30Bを駆動させる。具体的に光変調装置駆動部64は、赤色用の光変調信号に応じて赤色光用の液晶光変調装置30Rを駆動させ、緑光用の光変調信号に応じて緑色光用の液晶光変調装置30Gを駆動させ、青色用の光変調信号に応じて青色光用の液晶光変調装置30Bを駆動させる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能である。例えば、以下に示す変形例が可能である。
上記実施形態では、プロジェクターの起動開始における光源装置の初期駆動時の場合について説明したが、プロジェクターの起動開始時以外でも、光源を消灯し回転蛍光板を停止した状態(スリープ)から復帰する時でも、本発明を用いることができる。
したがって、蛍光体の長期信頼性を確保しつつ、高速起動を実現したプロジェクターを提供できる。
Claims (7)
- 少なくとも励起光を射出する励起光源を含む光源装置と、
前記励起光を蛍光に変換する蛍光体が周方向に沿って連続して形成された蛍光円板と、
円の中心を貫く軸を中心に前記蛍光円板を前記周方向に回転させるモーター部と、
少なくとも前記蛍光を含む光を変調して画像光を生成する光変調装置と、
前記画像光を投射する投射光学系と、を備え、
前記蛍光円板の回転数が目標数よりも低い所定数に到達すると前記励起光源が点灯し、前記蛍光円板の回転数が前記所定数に到達した後、前記蛍光円板の回転数が増加すると前記励起光源の出力が増加することを特徴とするプロジェクター。 - 前記励起光源への投入電力が増加することで出力が増加することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。
- 前記蛍光円板の回転数が目標数に到達するタイミングが、前記励起光源への前記投入電力が目標値に到達するタイミングよりも先、若しくは略等しいタイミングであることを特徴とする請求項2に記載のプロジェクター。
- 前記蛍光円板の回転数が所定数に到達してからの経過時間と前記蛍光円板の回転数との関係を予め設定したルックアップテーブルに基づいて前記励起光源の出力が増加することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプロジェクター。
- 前記モーター部から前記蛍光円板の回転数を検出し、該検出結果に応じて前記励起光源の出力が増加することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプロジェクター。
- パルス駆動により前記励起光源を駆動し、
前記励起光源の駆動周波数は、前記蛍光円板の周波数の3倍以上、且つ非整数倍であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のプロジェクター。 - 前記光源装置は、前記蛍光とともに白色光をなす光を射出する固体光源を含み、
前記励起光源が点灯するとともに前記固体光源が点灯することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のプロジェクター。
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