JP6217773B2 - プロジェクター - Google Patents
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Description
この発明によると、蛍光体を介した励起光及び蛍光体で変換された蛍光の少なくとも一方が検出装置で検出され、検出装置の検出結果に応じて、固体光源及び光変調装置の少なくとも一方が制御装置で制御されるため、蛍光体の劣化状況を把握しつつ、蛍光体の損傷によって固体光源からの光が直接外部に出力される事態を防止することができる。
また、本発明のプロジェクターは、前記検出装置が、前記蛍光体と前記光変調装置との間の光路上から外れた位置に配設されており、前記蛍光体から前記光変調装置に向かう光のうち、前記光変調装置に入力されない漏れ光を検出することを特徴としている。
或いは、本発明のプロジェクターは、前記蛍光体と前記光変調装置との間の光路上に配設され、前記蛍光体からの光の一部を反射する反射光学系を備えており、前記検出装置は、前記蛍光体と前記光変調装置との間の光路上から外れた位置に配設されて、前記反射光学系で反射された光を検出することを特徴としている。
これらの発明によると、蛍光体から射出されて光変調装置に入射する光を遮ることなく検出装置が蛍光体から射出された光を検出することができる。
また、本発明のプロジェクターは、前記検出装置が、前記固体光源と前記蛍光体との間の光路上から外れた位置に配設されており、前記蛍光体に入射する前記励起光の反射光を検出することを特徴としている。
この発明によると、蛍光体に入射する励起光の反射光を検出装置で検出するようにしており、蛍光体の前段側(光源側)に検出装置を配置することができるため、検出装置の配置の自由度を高めることができる。
また、本発明のプロジェクターは、前記検出装置が、前記蛍光体を介した前記励起光及び前記蛍光体で変換された前記蛍光の少なくとも一方を、色光毎に検出することを特徴としている。
この発明によると、蛍光体を介した励起光及び蛍光体で変換された蛍光の少なくとも一方を色光毎に検出しており、例えば赤色光、緑色光、及び青色光を個別に検出することができるため、蛍光体等の劣化をより正確に把握することができ、制御の信頼性や精度を高めることができる。
また、本発明のプロジェクターは、前記制御装置が、前記固体光源に対して前記励起光の射出を停止させる制御を行い、前記光変調装置に対して光の透過率を減少させる制御を行うことを特徴としている。
この発明によると、固体光源の発光を停止させるとともに光変調装置の透過率を減少させる制御が制御装置によって行われるため、安全性をより高めることができる。
また、本発明のプロジェクターは、前記固体光源に対する電力の供給状況を監視する監視装置を備えており、前記制御装置が、前記監視装置の監視結果を参照しつつ前記固体光源を制御することを特徴としている。
この発明によると、固体光源に対する電力の供給状況も把握することができるため、制御の信頼性や精度が高められる。
また、本発明のプロジェクターは、モーターにより回転可能な円板の周方向に沿って連続して前記蛍光体が形成されてなる回転蛍光板を備えることを特徴としている。
この発明によると、モーターによって回転される円板の周方向に沿って連続して形成された蛍光体に固体光源からの励起光が照射されるため、蛍光体の過熱による劣化及び発光効率の低下を抑制することができる。
また、本発明のプロジェクターは、前記固体光源が、前記励起光として青色光を射出し、前記蛍光体が、前記固体光源からの前記青色光を赤色光及び緑色光を含む光に変換することを特徴としている。
この発明によると、青色光を射出する固体光源を用いてカラー表示に必要となる赤色光、緑色光、及び青色光を得ることができる。
また、本発明のプロジェクターは、前記固体光源が、前記励起光として紫色光又は紫外光を射出し、前記蛍光体が、前記固体光源からの前記紫色光又は前記紫外光を赤色光、緑色光、及び青色光を含む光に変換することを特徴としている。
この発明によると、紫色光又は紫外光を射出する固体光源を用いてカラー表示に必要となる赤色光、緑色光、及び青色光を得ることができる。
図1は、本発明の第1実施形態によるプロジェクターの全体構成を示す平面図である。図1に示す通り、プロジェクター1は、照明装置10、色分離導光光学系20、液晶光変調装置30R,30G,30B(光変調装置)、クロスダイクロイックプリズム40、及び投射光学系50を備えており、外部から入力される画像信号に応じた画像光をスクリーンSCRに向けて投射することによりスクリーンSCR上に画像を表示する。
次に、本発明の第2実施形態によるプロジェクターについて説明する。本実形態のプロジェクターの全体構成は、図1に示す第1実施形態のプロジェクターと同様である。但し、本実施形態のプロジェクターは、光センサー63の配置が第1実施形態のプロジェクターとは相違する。図6は、本発明の第2実施形態によるプロジェクターの要部構成を示す図である。尚、図6においては、理解を容易にするために、図1に示した各部材のうちの図4に示した構成と同様の部材のみを抜き出して簡略化して図示している。
次に、本発明の第3実施形態によるプロジェクターについて説明する。本実形態のプロジェクターの全体構成も、図1に示す第1実施形態のプロジェクターと同様である。但し、本実施形態のプロジェクターは、光センサー63の配置が第1,第2実施形態のプロジェクターとは相違する。図7は、本発明の第3実施形態によるプロジェクターの要部構成を示す図である。尚、図7においても、図6と同様に、図1に示した各部材のうちの図4に示した構成と同様の部材のみを抜き出して簡略化して図示している。
以上説明した第1〜第3実施形態によるプロジェクターは、光センサー63として、例えば白色光の光量を検出する光量センサーを備えていた。これに対し、本実施形態のプロジェクターは、第1〜第3実施形態の何れかの実施形態のプロジェクターが備える光センサー63に代えて、赤色光、緑色光、及び青色光を個別に検出する光センサーを備えている。
(5)本発明は、投射画像を観察する側から投射するフロント投射型プロジェクターに適用することも、投射画像を観察する側とは反対の側から投射するリア投射型プロジェクターに適用することも可能である。
Claims (8)
- 励起光を射出する固体光源と、
前記励起光を蛍光に変換する蛍光体と、
前記蛍光体からの光を変調する光変調装置と、
前記光変調装置で変調された光を投射する投射光学系と、
前記蛍光体を介した前記励起光及び前記蛍光体で変換された前記蛍光の少なくとも一方を検出する検出装置と、
前記固体光源に供給される駆動電流を検出する監視装置と、
前記検出装置の検出結果及び前記監視装置の監視結果から前記蛍光体の劣化状態を判断し、前記劣化状態に応じて、前記固体光源及び前記光変調装置の少なくとも一方を制御する制御装置と、
を備えることを特徴とするプロジェクター。 - 前記制御装置は、前記監視装置の監視結果において前記固体光源に供給される前記駆動電流が変化せず、かつ、前記検出装置の検出結果が予め定められている設定範囲外である場合、前記蛍光体が劣化していると判断することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクター。
- 前記検出装置は、前記蛍光体と前記光変調装置との間の光路上から外れた位置に配設されており、前記蛍光体から前記光変調装置に向かう光のうち、前記光変調装置に入力されない漏れ光を検出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプロジェクター。
- 前記蛍光体と前記光変調装置との間の光路上に配設され、前記蛍光体からの光の一部を反射する反射光学系を備えており、
前記検出装置は、前記蛍光体と前記光変調装置との間の光路上から外れた位置に配設されて、前記反射光学系で反射された光を検出する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプロジェクター。 - 前記検出装置は、前記固体光源と前記蛍光体との間の光路上から外れた位置に配設されており、前記蛍光体に入射する前記励起光の反射光を検出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプロジェクター。
- 前記検出装置は、前記蛍光体を介した前記励起光及び前記蛍光体で変換された前記蛍光の少なくとも一方を、色光毎に検出することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載のプロジェクター。
- 前記制御装置は、前記固体光源に対して前記励起光の射出を停止させる制御を行い、前記光変調装置に対して光の透過率を減少させる制御を行うことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載のプロジェクター。
- 前記蛍光体は、前記励起光の少なくとも一部を、少なくとも2つの異なる波長光に変換することを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載のプロジェクター。
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