JP2015215115A - ガス遮断装置 - Google Patents

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【課題】内管漏洩の誤判定を抑制できるガス遮断装置を提供することを目的とする。【解決手段】流量を所定時間蓄積して区間平均流量を算出するとともにその間の最大流量と最小流量を求める区間演算手段8と、区間演算手段8からの流量によりガス流量の有無を判定する流量有無判定手段9と、ガス供給管a内の圧力センサ12からの圧力値を入力し、圧力値を判定する圧力判定手段13とを備え、流量有無判定手段9は、区間平均流量Qtが判定許容範囲以内で、かつ、圧力判定手段13による圧力値が判定範囲内であれば、区間演算手段8からの区間演算値が判定範囲内であった場合に区間平均流量を蓄積して平均流量を算出し、算出した平均流量が平均判定流量以内の場合に流量なしと判定すると共に、算出した平均流量が平均判定流量以外の場合は流量ありと判定するものである。【選択図】図1

Description

本発明は、内管漏洩の有無を検出するガス遮断装置に関するものである。
従来、区間演算手段により区間平均流量の判定回数分の平均値を用いることにより、脈動下であっても安定して流量なしを判定することができ、ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン等の使用による脈動が発生しているような環境下であっても、実際には漏洩していないにも関わらず内管漏洩警告が発生するという誤判定を防止するガス遮断装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
また、流量センサからの流量信号に基づく流量が所定の判定値より大きく、且つ所定の判定値より大きい状態が所定時間以上連続している場合に、内管漏洩があると判定し、遮断弁を駆動してガス流路を遮断する。流量センサは、遮断弁の下流側に位置しているため、遮断弁でガスの流入が遮断されると、流量センサに流れ込む流量はゼロになる。このとき、内管漏洩が発生していれば、遮断された内管に残っていたガスが漏洩し、ガス圧力が低下する。一方、ガス圧力が低下しない場合には、流量センサに流れ込む流量はゼロであるので、流量センサのゼロ流量値の判定が可能となる。この場合、流量センサからの流量信号に基づく流量値がゼロにならない場合には、流量センサに異常があると判断される。このため、流量センサの経年変化等による異常を判断できるので、内管漏洩の誤判定を改善できるガスメータが開示されている(例えば、特許文献2)。
特開2010−216724号公報 特開2004−219259号公報
しかしながら、前記従来の特許文献1のガス遮断装置及び特許文献2のガスメータでは、ガス配管にガスの漏洩がなく、ガス配管にガスが流れていない未使用状態であっても、ガス配管容量(特に業務用等の大容量の配管)において、温度変化(上昇・低下)等による影響で、長時間にかけてガスの流れ(正流もしくは逆流)が発生し(以下、呼吸動作と記述)、内管漏洩警告が発生する可能性があるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、内管漏洩の誤判定を抑制できるガス遮断装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のガス遮断装置は、ガス供給管に接続され、ガス流量を一定時間間隔で計測する流量計測手段と、前記流量計測手段により流量値を求める演算手段と、前記演算手段により算出された流量値を所定時間蓄積して区間平均流量を算出するとともにその間の最大流量と最小流量を求める区間演算手段と、前記区間演算手段からの流量によりガス流量の有無を判定する流量有無判定手段と、ガス供給管内の圧力を検出する圧力センサと、前記圧力センサからの圧力値を入力し圧力値を判定する圧力判定手段とを備え、前記流量有無判定手段は、区間平均流量が判定許容範囲以内で、かつ、圧力判定手段による圧力値が判定範囲内であれば、区間演算手段からの区間演算値が判定範囲内であった場合の区間平均流量を蓄積して平均流量を算出し、算出した平均流量が平均判定流量以内の場合に流量なしと判定すると共に、算出した平均流量が平均判定流量以外の場合は流量ありと判定するものである。
本発明のガス遮断装置を用いることにより、実際には漏洩していないにも関わらず呼吸動作などによって内管漏洩警告が発生することを低減することが可能となる。
本発明の実施の形態1におけるガスメータのブロック図。 同超音波流量計測手段の概略構成図。 同ガス流量の変化を示す特性図。 同区間平均流量の判定閾値を示す図。 同流量有無判定の動作手順を示すフローチャート。 本発明の実施の形態2における流量有無判定の動作手順を示すフローチャート。 同超音波流量計測手段の概略構成図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
第1の発明は、ガス供給管に接続され、ガス流量を一定時間間隔で計測する流量計測手段と、前記流量計測手段により流量値を求める演算手段と、前記演算手段により算出された流量値を所定時間蓄積して区間平均流量を算出するとともにその間の最大流量と最小流量を求める区間演算手段と、前記区間演算手段からの流量によりガス流量の有無を判定する流量有無判定手段と、ガス供給管内の圧力を検出する圧力センサと、前記圧力センサからの圧力値を入力し圧力値を判定する圧力判定手段とを備え、前記流量有無判定手段は、区間平均流量が判定許容範囲以内で、かつ、圧力判定手段による圧力値が判定範囲内であれば、区間演算手段からの区間演算値が判定範囲内であった場合の区間平均流量を蓄積して平均流量を算出し、算出した平均流量が平均判定流量以内の場合に流量なしと判定すると共に、算出した平均流量が平均判定流量以外の場合は流量ありと判定するものである。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記区間演算手段が区間平均流量を算出する間隔に合わせて前記圧力判定手段より圧力値を取り込み、圧力値の最大値と最小値との差が判定範囲内か否かの判定をおこなう区間圧力判定手段を備え、前記区間演算手段は、前記区間圧力判定手段により取り込んだ圧力値の最大値と最小値との差が判定範囲内であれば、区間平均流量を蓄積し、判定範囲外であれば区間平均流量を蓄積しないものである。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態におけるガス遮断装置として、ガスメータを用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態のガスメータのブロック図を示すものである。
図1において、ガスメータ1は、ガス供給管aの途中に設けられ、ガス供給管aの下流側には、各顧客宅内に設置された1台以上のガス器具(図示せず)が接続されている。
図1において、ガスメータ1は、遮断手段2、流量計測手段3、表示器4、感震器5、演算手段6、区間演算手段8、流量有無判定手段9、制御手段10を有して構成される。なお、遮断装置2の下流側に流量計測手段3が設けられている。
流量計測手段3は、ガス供給管aの経路中に接続され、後述するように、超音波信号を用いてガス供給管a内のガス流により生じる伝搬時間差を求め、ガスの瞬時流量を検出するものである。
演算手段6は、流量計測手段3により検出された瞬時流量を基に、瞬時流量を積算してガス流量(流量値)を算出するものである。この流量計測手段3及び演算手段6が流量計測部の機能を実現する。
区間演算手段8は、演算手段6が算出した流量値を所定時間蓄積して区間平均流量を算出するものである。
流量有無判定手段9は、所定時間毎に区間演算手段8による区間平均流量の最大流量と最小流量とから内管漏洩を判断するための流量有無判定処理を行うものである。
制御手段10は、ガスメータ1内の各部の動作制御の他、流量有無判定手段9による流量有無判定結果ならびに内管漏洩確定による警告やガスの遮断などの保安処理などを行うものである。
ここで、制御手段10、演算手段6、区間演算手段8,流量有無判定手段9は、マイクロコンピュータ(マイコン)等を構成するプロセッサ及び動作プログラムにより構成され、プロセッサにおいて所定の動作プログラムを実行して対応する処理を行うことにより、各機能を実現している。
なお、本実施の形態1における流量計測手段3は、超音波方式の計測手段を使用しているが、計測方式としては、他の流量計測方式でも、フルイディック方式などの短時間に一定サイクルで連続計測可能である他の方式を用いてもよい。
表示器4は、LED、液晶ディスプレイ等により構成され、ガス流量やガス器具の動作状態、警告などを表示するものである。感震器5は、地震などの振動を検出してその検出信号を制御手段10に出力するものである。遮断手段2は、ガス供給管aの経路中に接続され、制御手段10からの指示に基づいてガス供給管aを閉塞してガスの供給を遮断するものである。圧力センサ12は、ガスメータ1内に接続され、ガス供給管aの経路中の圧力を測定するものである。また、圧力判定手段13は、定期的に圧力センサ12により測定された圧力値を判定する手段である。
流量計測手段3及び演算手段6の動作について、以下に詳述する。図2は、流量計測手段3の概略構成図である。
流量計測手段3は、ガス供給管aに連通する矩形断面を持つ計測流路30を有し、この計測流路30の相対向する流路壁の上流側と下流側には、一対の超音波送受信器31、32が配置されている。これらの超音波送受信器31、32は、超音波伝播経路が計測流路30を流動するガス流を斜めに横切るように設定され、交互に超音波を送受信させることによって、ガス流に対して順方向と逆方向に超音波を伝搬させている。
このとき、超音波送受信器31、32間の距離、すなわち測定距離をL、ガス流に対する超音波伝播経路の角度をφ、超音波送受信器31からその下流にある超音波送受信器32への超音波伝播時間をt1、超音波送受信器32からその上流にある超音波送受信器31への超音波伝播時間をt2、音速をCとすると、流速Vは以下の式により求められる。
V=L/2cosφ((1/t1)−(1/t2))
この流速Vと計測流路30の断面積とからガス流の瞬時流量を算出する。瞬時流量の計測の時間間隔は、超音波の送受信が可能な範囲で設定できる。
一般的に、使用するガス器具によって起動時間や制御によりガス流量が変化する時間が異なるため、計測時間間隔を小さくすることは、器具判別を瞬時に行うためには有利となる。しかし、計測時間間隔を短くするほど、電池により駆動しているガスメータ等では、電池の消耗が大きくなる。また、計測時間間隔が従来のガスメータで使用している膜式方式と同等の2桁オーダーの秒数間隔になると、流量変化の差分を見て判断することが困難になる。
本実施の形態では、ガス器具が使われていないときは、2秒間隔の周期的な瞬時流量の計測を行い、その差分値をとってガス器具の起動を判別する。なお、計測時間間隔を更に短くすることも可能である。例えば、ガス器具起動後は、計測精度を上げるために計測時間間隔を短くするなどの制御を行ってもよい。
次に、流量有無判定手段9の動作について、以下に詳述する。図3は、脈動時のガス流量の変化を示す特性図で、図4は、区間平均流量Qtの判定許容範囲を示す図である。
図3は、流量計測手段3により測定されたガスの瞬時流量値を示している。ガス器具の未使用時に瞬時流量がゼロ付近で安定していれば、流量なしの判定は容易であり、また、瞬時流量が微少流量で安定していれば、内管漏洩の検出も容易である。
しかしながら、呼吸動作等の影響による流量が発生している場合には、流量なしを判定できず、所定時間継続すると、内管漏洩が発生していないにも関わらず、内管漏洩と判定してしまう課題があった。
呼吸動作によりガス流が発生している場合には、圧力変動が大きいことから、流量なし判定をおこなう際に、ガス配管内の圧力値が所定範囲以内の場合において、所定時間の間における区間平均流量Qtの最大値(最大流量)Qtmax、最小値(最小流量)Qtminおよび平均値(平均流量)を求め、これらを安定度合いの判定に用いる。
図4は、区間平均流量Qtの安定度合いを判定する閾値について示している。平均判定流量をQh(L/h)とすると、−QhからQhの範囲が判定の閾値(判定許容範囲)となる。区間平均流量Qtが−QhからQhの範囲を外れる場合は、流量ありとする。図4中に、判定の閾値である−QhからQhの範囲内に収まった区間平均流量Qtの第1判定回数分を示している。第1判定回数分の区間平均流量Qtの平均流量が判定許容範囲を外れていれば、流量ありとする。
図5は、本実施の形態における流量有無判定9の動作手順を示すフローチャートである。流量有無判定手段9は、図5に示すステップS1からステップS20の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
ステップS1において、所定時間経過したか否かの判定を行い、所定時間経過していれば、ステップS2に移行し、ステップS2において、圧力判定手段13からの圧力値が所定範囲以内かどうか判定し、所定範囲以内でなければ、区間平均流量Qtを使用せずにステップS6に移行する。ステップS2において、圧力値が所定範囲以内であれば、ステップS3において、区間平均流量Qtを更新する。ステップS4において、区間平均値Qtが最大値か(区間平均値Qtが既存の区間平均最大値Qtmaxより大きいか)否か判定し、最大値であれば、ステップS10に移行し、区間平均最大値Qtmaxを更新する。ステップS4において区間平均値Qtが最大値でなければ、ステップS5において、区間平均値Qtが最小値Qtminか(区間平均値Qtが既存の区間平均最大値Qtminより小さいか)否か判定し、最小値であれば、ステップS11に移行し、区間平均最大値Qtminを更新する。
ステップS6においては、区間演算手段8からの最大流量Qtmaxと最小流量Qtminとの差が許容範囲幅未満か否か判定し、許容範囲幅未満でなければ、ステップS8に移行する。ステップS7においては、区間演算手段8からの区間平均流量Qtが判定許容範囲以内か否か判定し、判定許容範囲以内であれば、ステップS13に移行する。ステップS7において、区間平均流量Qtが判定許容範囲以外であれば、流量ありと判断して、ステップS8に移行して、ステップS8において、内管漏洩判定タイマをアップし、ステップS9において、内管漏洩判定タイマが所定値に到達したかどうか判定し、所定値に到達すると、ステップS12に移行し、内管漏洩確定とする。
ステップS7において、区間演算手段8からの区間平均流量Qtが判定許容範囲以内であれば、ステップS13において、区間演算手段8からの区間平均流量Qtを合計流量へ加算し、ステップS14において、連続回数カウンタをアップする。ステップS15においては、連続回数カウンタが第1判定回数に到達したか否か判定し、到達した場合は、ステップS16において、連続回数カウンタをクリアし、ステップS17において、ステップS13で区間平均流量Qtの第1判定回数分を積算した合計流量を用いて平均流量を算出し、ステップS18において、合計流量をクリアする。
ステップS19において、ステップS17にて算出した平均流量の絶対値が平均判定流量以内か否か判定し、平均判定流量以内であれば、流量なしとしてステップS20に移行し、ステップS20において、内管漏洩判定タイマをクリアする。ステップS19において、平均流量の絶対値が平均判定流量以内でなければ、ステップS8に移行する。
このように、流量有無判定手段9は、区間平均流量Qtが判定許容範囲以内で、かつ、圧力判定手段13による圧力値が判定範囲内であれば、区間演算手段8からの区間演算値が判定範囲内であった場合に区間平均流量を蓄積して平均流量を算出し、算出した平均流量が平均判定流量以内の場合に流量なしと判定すると共に、算出した平均流量が平均判定流量以外の場合は流量ありと判定するものである。
以上のように、本実施の形態においては、区間平均値と圧力値の判定により呼吸動作が発生中であっても、安定して流量なしを判定することができ、内管漏洩の誤警告を防止することができる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態におけるガス遮断装置として、ガスメータを用いて説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態におけるガスメータのブロック図である。図6は、本実施の形態における流量有無判定の動作手順を示すフローチャートである。
図7において、区間圧力判定手段14は、区間演算手段8が区間平均流量を算出するのに同期して一定時間毎に圧力計測した圧力値の最大値と最小値を記憶し、所定範囲内か否かを判定し、流量有無判定手段に伝達するものである。また、流量有無判定手段9は、図6に示すステップS29からステップS48の制御フローを実行するプログラムを格納したものである。
図6に示すフローチャートにおいて、ステップS31において、所定時間経過したか否かの判定をおこない、所定時間経過していれば、ステップS32において、区間圧力判定手段14からの区間圧力値の最大値と最小値との差が所定範囲以内かどうか判定し、所定範囲以内でなければ、区間平均流量Qtを使用せずに、ステップS36に移行する。
ステップS32において、区間圧力値の最大値と最小値との差が所定範囲以内であれば、ステップS33において、区間平均流量Qtを更新する。ステップS34において、区間平均値Qtが最大値か(区間平均値Qtが既存の区間平均最大値Qtmaxより大きいか)否かを判定し、最大値であれば、ステップS29において、区間平均最大値Qtmaxを更新する。
ステップS35において、区間平均値Qtが最小値か(区間平均値Qtが既存の区間平均最大値Qtminより小さいか)否か判定し、最小値であれば、ステップS30において、区間平均最大値Qtminを更新する。ステップS36において、区間演算手段8からの最大流量Qtmaxと最小流量Qtminとの差が許容範囲幅未満か否か判定し、許容範囲幅未満でなければ、ステップS38に移行する。
ステップS36において、最大流量Qtmaxと最小流量Qtminとの差が許容範囲幅未満であれば、ステップS37において、区間演算手段8からの区間平均流量Qtが判定許容範囲以内か否か判定し、判定許容範囲以内であれば、ステップS41に移行する。
ステップS37において、区間平均流量Qtが判定許容範囲以外であれば、ステップS38において、流量ありとして内管漏洩判定タイマをアップし、ステップS39において、内管漏洩判定タイマが所定値に到達したか否か判定し、所定値に到達すると、ステップS40において、内管漏洩確定とする。
ステップS41において、区間演算手段8からの区間平均流量Qtを合計流量へ加算し、ステップS42において、連続回数カウンタをアップする。ステップS43において、連続回数カウンタが第1判定回数に到達したか否か判定し、到達すると、ステップS44において、連続回数カウンタをクリアし、ステップS45において、ステップS41にて区間平均流量Qtの第1判定回数分を積算した合計流量を用いて平均流量を算出し、ステップS46において、合計流量をクリアする。ステップS47において、ステップS45にて算出した平均流量の絶対値が平均判定流量以内か否か判定し、平均判定流量以内であれば流量なしとして、ステップS48において、内管漏洩判定タイマをクリアする。
以上のように、本実施の形態においては、区間平均値と区間圧力値の判定により呼吸動作が発生中であっても安定して流量なしを判定することができ、内管漏洩の誤警告を防止することができる。
以上のように、本発明にかかるガス遮断装置は、脈動や呼吸動作が発生しているような環境下であっても内管漏洩を判定できることから、水や気体の洩れを検出する方式にも適用できる。
1 ガスメータ
2 遮断手段
3 流量計測手段
4 表示器(表示部)
5 感震器
6 演算手段
8 区間演算手段
9 流量有無判定手段
10 制御手段
12 圧力センサ
13 圧力判定手段
14 区間圧力判定手段

Claims (2)

  1. ガス供給管に接続され、ガス流量を一定時間間隔で計測する流量計測手段と、前記流量計測手段により流量値を求める演算手段と、前記演算手段により算出された流量値を所定時間蓄積して区間平均流量を算出するとともにその間の最大流量と最小流量を求める区間演算手段と、前記区間演算手段からの流量によりガス流量の有無を判定する流量有無判定手段と、ガス供給管内の圧力を検出する圧力センサと、前記圧力センサからの圧力値を入力し圧力値を判定する圧力判定手段とを備え、
    前記流量有無判定手段は、区間平均流量が判定許容範囲以内で、かつ、圧力判定手段による圧力値が判定範囲内であれば、区間演算手段からの区間演算値が判定範囲内であった場合の区間平均流量を蓄積して平均流量を算出し、算出した平均流量が平均判定流量以内の場合に流量なしと判定すると共に、算出した平均流量が平均判定流量以外の場合は流量ありと判定することを特徴とするガス遮断装置。
  2. 前記区間演算手段が区間平均流量を算出する間隔に合わせて前記圧力判定手段より圧力値を取り込み、圧力値の最大値と最小値との差が判定範囲内か否かの判定をおこなう区間圧力判定手段を備え、前記区間演算手段は、前記区間圧力判定手段により取り込んだ圧力値の最大値と最小値との差が判定範囲内であれば、区間平均流量を蓄積し、判定範囲外であれば区間平均流量を蓄積しないことを特徴とした請求項1記載のガス遮断装置。
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