JP2015207796A - ナースコールシステムおよびナースコール親機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の通話回線が全て使用中のときにナースコール親機において報知されたナースコールに対して、看護師が直ちに応答することができるようにする。
【解決手段】呼出受付部21がナースコールの呼び出しを受け付けると、ナースコールの報知処理を行う報知処理部22と、呼出受付部21がナースコールの呼び出しを受け付けると、複数の通話回線が全て使用中であるか否かを判定する判定部23と、複数の通話回線が全て使用中であると判定された場合、複数の通話回線が全て使用中である旨の通知を行う通知処理部25とを備え、上記通知により、ナースセンタの看護師は、ナースコール親機1でしかナースコールの応答ができないことを把握し、当該ナースコールを無視することなく直ちに応答することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ナースコール子機から発信されたナースコールの呼出信号を、看護師が所持する携帯端末に送信することが可能なナースコールシステムおよびナースコール親機に関する。
一般に、病院や介護施設などでは、患者や被介護者(以下、単に「患者」と言う)と医師や看護師、介護師(以下、単に「看護師」と言う)との連絡に、ナースコールシステムが用いられている。この種のナースコールシステムにおいて、患者がナースコール子機の呼出ボタンを押下して呼び出しを行うと、呼び出しが行われたことがナースコール親機にて報知される。
例えば、ナースコール親機では、ナースコール子機からの呼び出しが行われると、呼び出しを行った患者の情報(氏名、部屋番号、ベッド番号など)が、ディスプレイに表示される。このようなナースコール子機からの呼び出しに応じて看護師がハンドセットを用いて応答すると、その看護師と患者との間で通話が可能な状態となる。
また、ナースコールシステムは、複数の看護師のそれぞれが所持する複数の携帯端末を備えて構成される場合がある。この場合、患者のナースコール子機から発信されたナースコールは、その患者に対して予め設定されている複数の担当看護師の携帯端末のそれぞれに対して同時にまたは所定の優先順位に従って順番に報知される。これにより、ナースコール子機から発信されたナースコールは、複数の担当看護師のいずれかによって応答されるようになる。この種のナースコールシステムは、ナースコール子機と携帯端末との間の通話に複数の通話回線を使用することが可能に構成されている。これにより、複数の通話を同時に行うことができるようになっている。
なお、下記特許文献1には、デジタル交換機に32回路中継線トランクを実装し、当該デジタル交換機と、複数(16または32)のPHS端末を呼び出し可能なナースコール装置とが連動するように構成されたナースコールシステムが開示されている。
また、下記特許文献2には、ナースコール装置において、複数の通話路が特定のエリアや特定の看護担当チームに占有されないように、通話路管理テーブルを参照して、エリア毎、緊急度毎、または看護担当チーム毎に、利用する通話路を決定する技術が開示されている。
特開2000−324248号公報 特開2008−166962号公報
ナースコールシステムを使用する病院では、担当外の看護師がナースコール親機でナースコールの応答をするよりも、担当看護師が自身の携帯端末によってナースコールの応答をするほうが好ましいとされている。担当看護師のほうが、患者の状況をより適格に把握しているためである。また、担当外の看護師がナースコール親機でナースコールの応答をした場合、ナースコールの応答をした看護師名がナースコールの応答履歴に記録されないためである。このため、ナースコール親機からナースコールの報知を受けた看護師は、当該ナースコールの呼び出しを意図的に無視する傾向があった。
ナースコールシステムでは、複数の通話回線が全て使用中の場合、担当看護師の携帯端末からではナースコールの応答ができず、ナースコール親機からでしかナースコールの応答をすることができない。しかしながら、従来のナースコールシステムでは、ナースコール親機からナースコールの報知を受けた看護師は、担当看護師の携帯端末からでは当該ナースコールの応答ができないことを知ることができずに、当該ナースコールの呼び出しを無視してしまい、当該ナースコールに直ちに応答することができないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、複数の通話回線が全て使用中のときにナースコール親機において報知されたナースコールに対して、看護師が直ちに応答することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、ナースコール子機から発信されたナースコールの呼び出しを受け付けると、ナースコール親機においてナースコールの報知処理を行うとともに、ナースコール子機とナースコールの呼び出し先の携帯端末との間の通話に利用可能な複数の通話回線が全て使用中であるか否かを判定し、複数の通話回線が全て使用中であると判定された場合、ナースコール親機において複数の通話回線が全て使用中である旨の通知を行うようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ナースコール子機からナースコールの呼び出しが発信されたときに、複数の通話回線が全て使用中であった場合、ナースコール親機においては、ナースコールの報知処理が行われるとともに、複数の通話回線が全て使用中である旨の通知がなされる。このため、ナースコール親機からナースコールの報知を受けた看護師は、複数の通話回線が全て使用中である旨の通知を同時に受けることにより、ナースコール親機でしか当該ナースコールの応答ができない(すなわち、携帯端末では当該ナースコールの応答ができない)ことを把握し、当該ナースコールを無視することなく直ちに応答することができる。
本発明の一実施形態に係るナースコールシステムの全体構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るナースコール親機の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るナースコール親機によるナースコール呼出処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る通知メッセージの表示例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔ナースコールシステムの全体構成〕
図1は、本実施形態に係るナースコールシステムの全体構成例を示す図である。なお、ここでは病院に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、病院に設置されるものに限定されない。例えば、介護施設等に設置される場合にも適用可能である。
図1に示すように、本実施形態に係るナースコールシステムは、ナースコール親機1、制御機2、廊下灯3、壁埋込形子機4a、ハンド形子機4b、ハンディナースコール主装置6、無線基地局7および携帯端末(例えば、PHS端末)8を備えて構成されている。
ナースコール親機1は、患者(ナースコール子機)からの呼び出しに対する応答の操作または患者の呼び出しの操作を行うためのものであり、例えばナースセンタに設置される。ナースコール親機1は、この応答や呼び出しを行うためのハンドセット1aを備えている。
また、ナースコール親機1は、ディスプレイ1bを備えている。ディスプレイ1bは、ナースコール親機1に一体として備えられている。ナースコール親機1は、ディスプレイ1bの代わりに、または、ディスプレイ1bに加えて、当該ナースコール親機1に対して有線または無線にて接続される他のディスプレイを用いることもできる。
制御機2は、ナースコール親機1と廊下灯3との間に配置され、通話やデータの送受信に関する制御を行う。廊下灯3は、病室内の患者名が表示されるとともに、病室内の患者が看護師の呼び出しを行うと、呼び出しが行われたことが表示されるようになっている。
壁埋込形子機4aは、病室の各ベッドサイドの壁に埋め込み設置される。この壁埋込形子機4aは、廊下灯3に接続されている。壁埋込形子機4aは、患者が看護師を呼び出すための呼出ボタン、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカ、ハンド形子機4bを接続するための接続端子を備えている。
ハンド形子機4bは、壁埋込形子機4aに接続される。ハンド形子機4bは、患者が看護師を呼び出すための呼出ボタン、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカを備えている。なお、以降の説明では、壁埋込形子機4aおよびハンド形子機4bをまとめてナースコール子機4と記す。
ハンディナースコール主装置6は、看護師が所持する携帯端末8を用いた通話やデータの送受信に関する制御を行う。このハンディナースコール主装置6は、例えば病院内の通信センタに設置され、ナースコール親機1と接続されている。無線基地局7は、携帯端末8との間で通話やデータの無線通信をするためのものであり、ハンディナースコール主装置6と接続されている。
携帯端末8は、患者(ナースコール子機)からの呼び出しに対する応答の操作を行うためのものであり、看護師によって所持される。携帯端末8は、患者からの呼び出しの通知および応答のために使用される、ディスプレイ、マイク、スピーカ、入力キー等を備えている。
ナースコール子機4と携帯端末8との間には、複数の通話回線が設けられている。これにより、本実施形態に係るナースコールシステムでは、複数の通話回線を使用して、同時に複数の通話(ナースコール子機4と携帯端末8との間における通話)を行うことが可能となっている。これら複数の通話回線による通話は、ハンディナースコール主装置6によって制御される。
例えば、ナースコール子機4からナースコールが発信されると、当該ナースコールはナースコール親機1によって受け付けられる。そして、ナースコール親機1から、ハンディナースコール主装置6を介して、担当看護師が所持する携帯端末8へ、ナースコールの呼出信号が送信される。携帯端末8によってナースコールの応答がなされると、ハンディナースコール主装置6は、複数の通話回線のうちの空いている通話回線を利用して、ナースコール子機4と携帯端末8との間の通話路を確立する。
〔ナースコール親機1の機能構成〕
図2は、本実施形態に係るナースコール親機1の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係るナースコール親機1は、ハンドセット1a、ディスプレイ1bおよびスピーカ1cを備えている。また、ナースコール親機1は、その機能構成として、呼出受付部21、報知処理部22、判定部23、呼出信号送信部24、通知処理部25、応答受付部26および通話制御部27を備えている。
なお、上記各機能ブロック21〜27は、ハードウェア構成、DSP、ソフトウェアの何れによっても実現することが可能である。例えばソフトウェアによって実現する場合、上記各機能ブロック21〜27は、実際にはコンピュータのCPUあるいはMPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAM、ROM、ハードディスク、半導体メモリ等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。
呼出受付部21は、ナースコール子機4から発信されたナースコールの呼び出しを受け付ける。ナースコール子機4において、ナースコールの呼出ボタンが押下されると、当該ナースコール子機4からナースコールの呼出信号がナースコール親機1へ送信される。このナースコールの呼出信号には、ナースコール子機4の識別情報、ナースコールの呼出種別等の情報が含まれている。
報知処理部22は、呼出受付部21がナースコールの呼び出しを受け付けると、所定の報知処理を行う。所定の報知処理とは、例えば、所定の呼出メッセージをディスプレイ1bに表示したり、所定の呼出音をスピーカ1cから鳴らしたりすることである。例えば、呼出メッセージは、ナースコールの呼出種別、および、ナースコールの呼び出し元の患者名、病室番号、ベッド番号等の患者情報を含んでいる。これらの患者情報は、例えば、ナースコール子機4から通知されたナースコール子機4の識別情報に基づいて、患者情報データベース(図示省略)より得ることができる。
判定部23は、呼出受付部21がナースコールの呼び出しを受け付けると、ナースコール子機4と携帯端末8との間の通話に利用可能な複数の通話回線が全て使用中であるか否かを判定する。例えば、判定部23は、携帯端末8との通話を制御するハンディナースコール主装置6に対して、複数の通話回線が全て使用中であるか否か(いずれかの通話回線が使用可能か否か)の問い合わせを行う。そして、判定部23は、当該問い合わせに対するハンディナースコール主装置6からの回答に基づいて、複数の通話回線が全て使用中であるか否かを判定する。
呼出信号送信部24は、使用可能な通話回線があると判定部23によって判定された場合、ハンディナースコール主装置6を介して、担当看護師が所持する携帯端末8へナースコールの呼出信号を送信する。例えば、呼出信号送信部24は、患者情報データベース(図示省略)を参照することにより、ナースコールの呼び出し元の患者に対応付けられている担当看護師を特定する。そして、呼出信号送信部24は、看護師情報データベース(図示省略)を参照することにより、特定された担当看護師が所持する携帯端末8(すなわち、ナースコールの呼び出し先の携帯端末8)を特定する。そして、呼出信号送信部24は、特定された携帯端末8へ、ハンディナースコール主装置6を介してナースコールの呼出信号を送信する。呼出信号送信部24が送信する呼出信号は、例えば、ナースコールの呼出種別、ナースコールの呼び出し元の患者名、病室番号、ベッド番号等の情報を含んでいる。
ナースコールの呼び出し元の患者に対して複数の担当看護師が対応付けられている場合、呼出信号送信部24は、複数の担当看護師のそれぞれの携帯端末8へ、ナースコールの呼出信号を送信する。このとき、使用可能な通話回線の数よりも担当看護師の数のほうが多い場合、呼出信号送信部24は、複数の担当看護師の中から、使用可能な通話回線の数の担当看護師を所定の選択条件(例えば、予め設定されている優先順位に従って選択する、主担当の担当看護師を優先的に選択する等)に従って選択して、選択された担当看護師が所持する携帯端末8へ呼出信号を送信してもよい。
通知処理部25は、携帯端末8との通話に利用可能な通話回線が全て使用中であると判定部23によって判定された場合、複数の通話回線が全て使用中である旨の通知を行う。具体的には、通知処理部25は、複数の通話回線が全て使用中である旨の通知メッセージを、ナースコール親機1が備えるディスプレイ1bに表示させる。
応答受付部26は、ナースコールの呼び出しに対する看護師の応答を受け付ける。例えば、看護師が、ナースコール子機4からのナースコールの呼び出しに応じて、ハンドセット1aをオフフックすると、応答受付部26は、これをナースコールの呼び出しに対する応答として受け付ける。
応答受付部26がナースコールの応答を受け付けると、報知処理部22は、所定の報知処理を終了する。また、呼出信号送信部24が、携帯端末8へのナースコールの呼出信号の送信を終了する。また、通知処理部25が、複数の通話回線が全て使用中である旨の通知処理を行っている場合は、その通知処理を終了する。そして、通話制御部27が、ナースコール親機1とナースコール子機4との間に通話路を確立させる。さらに、通話制御部27は、ナースコール子機4との通話を制御する。
もし、いずれかの携帯端末8においてナースコールの応答があった場合、応答受付部26は、ハンディナースコール主装置6を介してこの応答を受け付ける。この場合、報知処理部22は、所定の報知処理を終了する。また、呼出信号送信部24は、携帯端末8へのナースコールの呼出信号の送信を終了する。そして、ハンディナースコール主装置6が、携帯端末8とナースコール子機4との間に通話路を確立させる。
〔ナースコール呼出処理の手順〕
図3は、本実施形態に係るナースコール親機1によるナースコール呼出処理の手順を示すフローチャートである。図3に例示するナースコール呼出処理は、ナースコール子機4から発信されたナースコールの呼び出しをナースコール親機1が受け付けると実行される。
図3に例示するナースコール呼出処理では、まず、呼出受付部21が、ナースコール子機4から発信されたナースコールの呼び出しを受け付ける(ステップS302)。これに応じて、報知処理部22が、所定の報知処理を行う(ステップS304)。
そして、判定部23が、携帯端末8との通話に利用可能な複数の通話回線が全て使用中であるか否かを判定する(ステップS306)。複数の通話回線が全て使用中であると判定された場合(ステップS306:Yes)、通知処理部25が、複数の通話回線が全て使用中である旨の通知メッセージをディスプレイ1bに表示させる(ステップS310)。そして、ナースコール親機1は、ステップS312へ処理を進める。
一方、複数の通話回線が全て使用中ではないと判定された場合(ステップS306:No)、呼出信号送信部24が、担当看護師が所持する携帯端末8へナースコールの呼出信号を送信する(ステップS308)。そして、ナースコール親機1は、ステップS312へ処理を進める。
ステップS312では、応答受付部26がナースコールの応答を受け付けたか否かを判断する。ナースコールの応答がなされない間(ステップS312:No)、応答受付部26は、引き続き、ナースコールの応答がなされるまで待機する。そして、ナースコールの応答がされると(ステップS312:Yes)、報知処理部22は、所定の報知処理を終了する(ステップS314)。また、呼出信号送信部24は、携帯端末8へのナースコールの呼出信号の送信を終了する(ステップS316)。そして、通話制御部27が、ナースコール親機1とナースコール子機4との間に通話路を確立させる。または、ハンディナースコール主装置6が、携帯端末8とナースコール子機4との間に通話路を確立させる(ステップS318)。その後、ナースコール親機1は、図3に例示するナースコール呼出処理を終了する。
〔通知メッセージの表示例〕
図4は、本実施形態に係る通知メッセージの表示例を示す図である。図4に示す表示画面400は、待機画面の一例として、ナースコール親機1のディスプレイ1bに表示されるボード型のベッド画面である。このボード型のベッド画面は、各患者の患者情報(患者の氏名、年齢、症状など)を、当該各患者が入室している病室毎にグルーピングしてボード状に一覧表示したものである。
表示画面400には、ポップアップ画面402およびポップアップ画面404が重ねて表示されている。このポップアップ画面402およびポップアップ画面404は、ナースコール子機4からナースコールの呼び出しがなされたことに応じて表示されたものである。したがって、ナースコールの待機中には、このポップアップ画面402およびポップアップ画面404は表示されない。
ポップアップ画面402は、ナースコールの呼び出しを報知するための画面の一例である。このポップアップ画面402は、ナースコール子機4から発信されたナースコールの呼び出しをナースコール親機1が受け付けたときに、ナースコール親機1のディスプレイ1bに表示される。例えば、図4に示す例では、ポップアップ画面402には、ナースコールの呼出種別(図中「緊急呼び出し」)、ナースコールの発信元の患者の氏名(図中「○○ ○○さま」)、病室番号およびベッド番号(図中「801号室−2」)が表示されている。
ナースコール親機1は、ナースコール呼び出しを受け付けたとき、このポップアップ画面402を表示するとともに、ナースコール親機1のスピーカ1cからナースコールの呼出音を発する。また、ボード型のベッド画面において、対応する患者情報を強調または点滅表示させる。看護師は、このポップアップ画面402、ナースコールの呼出音および患者情報の強調または点滅表示により、ナースコールの呼び出しがなされたことを把握することができるとともに、ナースコールの発信元の患者を特定することができる。
ポップアップ画面404は、複数の通話回線が全て使用中である旨の通知メッセージの表示画面の一例である。例えば、図4に示す例では、ポップアップ画面404には、現在日時が示されているとともに、複数の通話回線が全て使用中である旨の通知メッセージとして「PHS全回線使用中」と記されている。このポップアップ画面404は、ナースコール子機4と携帯端末8との間の通話に利用可能な複数の通話回線が全て使用中である場合に表示される。
なお、ナースコール親機1においてナースコールの応答が行われた場合、このポップアップ画面402およびポップアップ画面404は消滅して、表示画面400だけが表示されるようになる。
以上説明したように、本実施形態では、ナースコール子機4からナースコールの呼び出しが発信されたときに、複数の通話回線が全て使用中であった場合、ナースコール親機1においては、ナースコールの報知処理が行われるとともに、複数の通話回線が全て使用中である旨の通知メッセージ404がディスプレイ1bに表示される。これにより、ナースコール親機1からナースコールの報知を受けた看護師は、ナースコール親機でしか当該ナースコールの応答ができないことを把握し、当該ナースコールを無視することなく直ちに応答することができる。
なお、上記実施形態では、複数の通話回線が全て使用中の場合、通知処理部25が、複数の通話回線が全て使用中である旨の通知メッセージを、ナースコール親機1が備えるディスプレイ1bに表示させるようにしている。通知処理部25による通知方法は、これに限らず、例えば、ナースコールの呼出音とは別に、複数の通話回線が全て使用中である旨の通知音を、ナースコール親機1が備えるスピーカ1cから発するようにしてもよい。または、複数の通話回線が全て使用中である場合には、ナースコールの呼出音を異ならせるようにしてもよい。また、複数の通話回線が全て使用中である場合には、それを識別できるように、アイコンをディスプレイ1bに表示させたり、ディスプレイ1bに表示されている表示画面の背景色を異ならせたりしてもよい。
また、上記実施形態では、判定部23によって複数の通話回線が全て使用中であると判定された場合には、通知処理部25がその旨の通知処理を行って、呼出信号送信部24がナースコールの呼出信号を送信しないようにしているが、その後、ナースコール親機1で応答が行われる前にいずれかの通話回線が空いた場合には、通知処理部25による通知処理を終了して、呼出信号送信部24がナースコールの呼出信号を携帯端末8へ送信するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、判定部23によって複数の通話回線が全て使用中であると判定された場合に、呼出信号送信部24がナースコールの呼出信号を送信しないようにしているが、判定部23によって複数の通話回線が全て使用中であると判定された場合であっても、呼出信号送信部24がナースコールの呼出信号を送信するようにしてもよい。
この場合、当該呼出信号を受け取ったハンディナースコール主装置6は、複数の通話回線が全て使用中であっても、当該呼出信号を直ちに携帯端末8へ送信して、ナースコールの報知処理を携帯端末8に行わせてもよい。または、ハンディナースコール主装置6は、いずれかの通話回線が空くまで当該呼出信号の携帯端末8への送信を保留してもよい。そして、ナースコール親機1で応答が行われる前にいずれかの通話回線が空いた場合、ハンディナースコール主装置6は、その時点で呼出信号を携帯端末8へ送信するとともに、通話回線が空いた旨をナースコール親機1に通知することで、ナースコール親機1による上記通知メッセージの表示を終了させてもよい。または、ハンディナースコール主装置6は、当該呼出信号を破棄してもよい。
また、上記実施形態では、判定部23による判定処理を行った後に、呼出信号送信部24がナースコールの呼出信号を送信するようにしているが、判定部23による判定処理を行う前に、呼出信号送信部24がナースコールの呼出信号を送信するようにしてもよい。この場合、判定部23は、ナースコールの呼出信号の送信結果に基づいて、複数の通話回線が全て使用中であるか否かの判定を行ってもよい。例えば、複数の通話回線が全て使用中であるために、ハンディナースコール主装置6が、意図的にナースコールの呼出信号を携帯端末8へ送信せずに、その旨の通知をナースコール親機1に対して行った場合、判定部23は、その通知に基づいて、複数の通話回線が全て使用中であると判定してもよい。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール親機
1a ハンドセット
1b ディスプレイ
1c スピーカ
4 ナースコール子機
4a 壁埋込形子機
4b ハンド形子機
6 ハンディナースコール主装置
8 携帯端末
21 呼出受付部
22 報知処理部
23 判定部
24 呼出信号送信部
25 通知処理部
26 応答受付部
27 通話制御部

Claims (3)

  1. ナースコール子機から発信されたナースコールの呼び出しを受け付ける呼出受付部と、
    前記呼出受付部が前記ナースコールの呼び出しを受け付けると、ナースコール親機において前記ナースコールの報知処理を行う報知処理部と、
    前記呼出受付部が前記ナースコールの呼び出しを受け付けると、前記ナースコール子機と前記ナースコールの呼び出し先の携帯端末との間の通話に利用可能な複数の通話回線が全て使用中であるか否かを判定する判定部と、
    前記複数の通話回線が全て使用中であると判定された場合、前記ナースコール親機において前記複数の通話回線が全て使用中である旨の通知を行う通知処理部と
    を備えることを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記通知処理部は、前記複数の通話回線が全て使用中である旨の通知メッセージを、前記ナースコール親機が備えるディスプレイに表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
  3. ナースコール子機から発信されたナースコールの呼び出しを受け付ける呼出受付部と、
    前記呼出受付部が前記ナースコールの呼び出しを受け付けると、前記ナースコールの報知処理を行う報知処理部と、
    前記呼出受付部が前記ナースコールの呼び出しを受け付けると、前記ナースコール子機と前記ナースコールの呼び出し先の携帯端末との間の通話に利用可能な複数の通話回線が全て使用中であるか否かを判定する判定部と、
    前記複数の通話回線が全て使用中であると判定された場合、前記複数の通話回線が全て使用中である旨の通知を行う通知処理部と
    を備えることを特徴とするナースコール親機。
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