JPH0866434A - ナースボードシステム - Google Patents

ナースボードシステム

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JPH0866434A
JPH0866434A JP20721694A JP20721694A JPH0866434A JP H0866434 A JPH0866434 A JP H0866434A JP 20721694 A JP20721694 A JP 20721694A JP 20721694 A JP20721694 A JP 20721694A JP H0866434 A JPH0866434 A JP H0866434A
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JP
Japan
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nurse
unit
board system
slave
board
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Pending
Application number
JP20721694A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Saito
正光 斎藤
Nobuyuki Tanaka
宜之 田中
Kengo Tanaka
謙吾 田中
Toshiyuki Fujimoto
敏幸 藤本
Tatsunobu Kimura
達信 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ナースボードに複数のチャネルを収容しナー
スボード子機から複数の電話機に対して呼び出しを可能
とする。 【構成】 ナースボード10は、子機からナースコール
を受け付ける。ナースボード10は、ISDNの基本イ
ンタフェースを有しており複数のチャネルを用いて基地
局接続装置31に対して発呼することがきる。従って1
台のナースコール子機からのナースコールに対して複数
の電話機36に対して発呼することが可能になる。ある
いは、複数のナースコール子機からのナースコールがあ
った場合でもそれぞれ対応する電話機36をコールする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、病院のナースセンター
において用いられるナースボードシステムに関するもの
である。特にナースボード子機から複数の電話機を呼び
出すことができるナースボードシステムに関するもので
ある。また、患者情報をコンピュータと連動させて、ナ
ースボードの表示部に表示するナースボードシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は、従来のナースボードシステム
を示す図である。従来のナースボード900は複数のナ
ースボード子機(以下、単に子機ともいう)930を接
続し、1つの親機905を備えている。子機930は、
それぞれ病室のベッドやトイレや浴室に設けられてい
る。子機930のいずれかを通じてナースボード900
に対して呼出し信号が送られた場合には、親機905に
より応答することができる。もし、親機905によりナ
ースが応答しない場合には、制御線940と通話線95
0を用いてナースセンター以外に設置されている基地局
接続装置(PBX)960を介して電話機961あるい
はPBX960および、基地局962を介して携帯機9
63に対して発呼する。こうして、ナースセンターにナ
ースがいない場合でも遠隔地にある電話機961あるい
は、携帯機963を呼び出すことにより患者からの呼び
出しを受け付けることが可能になる。ナースボード90
0には、患者情報表示部902が存在している。この患
者情報表示部902は、黒板や白板やマグネットボード
である。この患者情報表示部902上にナースが必要な
情報を紙等に手書きして張り付けたり、書き替えたりあ
るいは、差し替えたりして患者情報を変更している。
【0003】図18は、特開平4−246356号公報
に示されたナースコール装置を示す図である。ナースコ
ールボード900には、液晶表示部(LCD)902が
患者情報表示部として設けられている。ナースは、この
LCD902に表示される患者情報をアップカーソルボ
タン3及び、ダウンカーソルボタン4を用いて指定する
ことができる。また、ナースは、送受話器905とスピ
ーカー906とテンキー907を用いて患者と通話する
ことがきる。さらに、このナースコール装置は、パーソ
ナルコンピュータ910と接続されている。パーソナル
コンピュータ910は、病室区分、患者氏名等の患者管
理データ及び付属して格納される救護区分、医療看護デ
ータを入力する。また、このナースコール装置は、集合
廊下灯ユニット920及びナースコール子機930を接
続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のナースボードシ
ステムは、外部へのインタフェースとして制御線及び通
話線ともに1チャネルを収容している。通話線が1チャ
ネルの為子機1台に対して複数の電話機を呼び出すこと
ができないという欠点があった。あるいは、複数台の子
機から複数の電話機を呼び出すことができないという欠
点があった。また、従来のナースボードシステムは、患
者情報表示部への情報は、手書きの紙等により表示され
ており、患者の入退院時の情報更新等のナースへの付加
が大きいという欠点があった。あるいは、ナースのマニ
ュアルによる変更のため、間違いが生じ易いという欠点
があった。
【0005】また、従来のナースコール装置は、患者情
報を表示するため大型のLCDを用いていた。この1台
のLCDが故障した場合、患者からのコールを全く表示
することができず緊急のコールあるいは、重病人からの
コールを表示することができないという欠点があった。
また、従来のナースコール装置においては大画面のLC
Dを用いているので表示部が高価になってしまうという
問題点があった。また、従来のナースコール装置は、パ
ーソナルコンピュータにより管理されているが、ナース
センターという閉じた環境でのシステムであり、病院全
体の医療システムとの関連性がなかった。
【0006】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたものであり、1台のナースボード子機
から複数の電話機に対して同時および順次呼び出しを可
能とするナースボードシステムを得ることを目的とす
る。また、複数のナースボード子機から複数の電話機に
対して通話が可能なナースボードシステムを得ることを
目的とする。
【0007】また、この発明は、表示部に故障が発生し
た場合にも可能な限りの表示が行なえるナースボードシ
ステムを提供することを目的とする。また、この発明
は、障害対策がとられたナースボードシステムを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるナース
ボードシステムは、以下の要素を有する。 (a)子機を持続する子機接続部、(b)複数の通信チ
ャネルを持ったインタフェースを収容するインタフェー
ス部、(c)上記子機接続部に接続される子機を上記イ
ンタフェース部に収容された複数の通信チャネルに対し
て接続する制御部。
【0009】上記制御部は、子機からの信号を複数の通
信チャネルを用いて順次伝送することを特徴とする。
【0010】上記制御部は、子機からの信号を複数の通
信チャネルを用いて同時伝送することを特徴とする。
【0011】上記子機接続部は複数の子機を接続し、上
記インタフェース部は、ひとつの回線に対して時分割多
重化方式を用いて上記複数の通信チャネルを実現し、上
記制御部は、複数の子機からの信号を時分割多重化して
伝送することを特徴とする。
【0012】上記子機接続部は複数の子機を接続し、上
記制御部は、複数の子機をグループわけし、各グループ
とチャネルとを対応させて、子機からの信号を対応する
チャネルを用いて伝送することを特徴とする。
【0013】上記子機接続部は複数の子機を接続し、上
記制御部は上記インタフェース部に収容された複数の通
信チャネルに対して子機からの信号を交換接続して伝送
することを特徴とする。
【0014】上記ナースボードシステムは、さらに、各
種端末を接続可能なプライベートブランチエクスチェン
ジに接続され、上記インタフェース部は、プライベート
ブランチエクスチェンジとの間で複数の通話チャネルを
収容することを特徴とする。
【0015】上記インタフェース部は、サービス総合デ
ィジタル網の基本インタフェースを収容することを特徴
とする。
【0016】上記インタフェース部は、サービス総合デ
ィジタル網の1次群速度インタフェースを収容すること
を特徴とする。
【0017】上記ナースボードシステムは、さらに、情
報を処理する情報処理装置と、上記情報処理装置処理さ
れたデータを表示する表示部を備えたことを特徴とす
る。
【0018】この発明に係わるナースボードシステム
は、以下の要素を有する。 (a)複数の子機を接続する子機接続部、(b)上記子
機接続部に接続される子機に対応して設けられた複数の
個別表示部、(c)複数の患者情報を記憶するメモリ
部、(d)上記メモリ部に記憶された患者情報を、上記
複数の個別表示部にそれぞれ対応させて表示するととも
に、上記子機からの呼出しを対応する個別表示部に表示
する制御部。
【0019】上記ナースボードシステムは、さらに、患
者情報を入力する情報処理装置を備えていることを特徴
とする。
【0020】上記ナースボードシステムは、さらに、情
報を表示する共通表示部を有する端末部を備え、上記メ
モリは、追加の患者情報を記憶し、上記制御部は、追加
の患者情報を端末部の共通表示部に表示することを特徴
とする。
【0021】上記端末部は、さらに、患者情報を入力す
る入力部を有し上記制御部は、上記情報処理装置からの
患者情報の入力と端末部からの患者情報の入力のいずれ
かを選択できることを特徴とする。
【0022】上記制御部は、子機からの呼出し履歴を上
記メモリに記憶させるとともに、上記情報処理装置は、
上記呼出し履歴の集計処理を行なうことを特徴とする。
【0023】上記ナースボードシステムは、さらに、ネ
ットワークとのインタフェースを備え、ネットワークか
ら患者情報を入力して上記メモリに記憶することを特徴
とする。
【0024】上記ナースボードシステムは、さらに、通
信回線とのインタフェースを備え、通信回線を用いたリ
モート保守手段を備えたことを特徴とする。
【0025】上記ナースボードシステムは、さらに、上
記個別表示部に表示される患者情報の少なくとも一部の
情報に対して表示/無表示の切替を指定する表示切替得
スイッチを備えたことを特徴とする。
【0026】上記個別表示部が複数色の発光ダイオード
アレイで構成されていることを特徴とする。
【0027】上記個別表示部がカラー液晶で構成されて
いることを特徴とする。
【0028】
【作用】この発明のナースボードシステムにおいては、
複数の通信チャネルを利用することが可能なので子機か
ら複数の電話機に対して呼出し及び通話をすることが可
能になる。
【0029】また、この発明においては、子機からの信
号を順次通信チャネルに伝送することにより、1台目の
電話機に対する応答が無い場合でも他の電話機をコール
することができる。
【0030】また、この発明においては、子機からの信
号を同時に複数の通信チャネルに伝送することができ、
複数の電話機を同時にコールすることができる。
【0031】また、この発明においては、時分割多重化
方式を用いて信号を伝達するため物理的回線数を減少さ
せることができる。
【0032】また、この発明においては、複数の子機を
グループ分けしてチャネルと対応させているので、チャ
ネルの数を制限することができる。
【0033】また、この発明においては、複数の子機か
らの信号を複数の通信チャネルに同時に伝送することが
できる。
【0034】また、この発明においては、プライベート
ブランチエクスチェンジを備えているので、子機からの
信号を各種端末に接続することができる。
【0035】また、この発明においては、サービス総合
ディジタル網の基本インタフェースを利用する。
【0036】また、この発明においては、サービス総合
ディジタル網の1次群速度インタフェースを利用する。
【0037】また、この発明においては、情報処理装置
によりデータを処理して表示部に表示することができ
る。
【0038】この発明のナースボードシステムにおいて
は、患者の情報を表示するにあたり患者毎に個別表示部
を設けたため、1部の個別表示部が故障した場合であっ
ても他の個別表示部は正常に動作する。
【0039】また、この発明においては、情報処理装置
を備えているので患者情報を入力することができる。
【0040】また、この発明においては、個別表示部と
は別の共通表示部を有しているため追加の情報を表示で
きる。
【0041】また、この発明においては、ナースボード
自身に入力部を有しており、情報処理装置が故障した場
合に入力部を用いて患者情報を入力できる。
【0042】また、この発明においては、呼び出し履歴
を採取し、集計を行なう。
【0043】また、この発明においては、患者情報をネ
ットワークから入力できるので、病院の医療システムと
の整合性を取ることができる。
【0044】また、この発明においては、リモート保守
手段を備えナースボードシステムの信頼性が向上する。
【0045】また、この発明においては、表示切替スイ
ッチにより患者情報の1部を無表示とすることができ、
患者のプライバシーを守ることができる。
【0046】また、この発明においては、個別表示部を
LEDアレイという発光型表示デバイスを用いるので情
報を読み取り易い。
【0047】また、この発明においては、個別表示をカ
ラー液晶で構成しているので、色を用いて効果的な表示
を行なえる。
【0048】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明に係るナースボードシステ
ムを利用した全体システム構成図である。図1は、1つ
の病院内における医療システムを示している。病院の内
部には、ナースセンター1〜n、医局20、医療情報管
理室30、当直室80、薬局90等が存在している。こ
れらの部署は、イーサネット等のローカルエリアネット
ワーク200により接続され、病院全体が医療情報や患
者情報を効率良く利用できる。以下、特にこの実施例に
おいては、医療システムの中のナースボード10、情報
処理端末11及び基地局接続装置(院内交換機PBX)
31を中心にしたナースボードシステムを利用した全体
システムについて説明する。
【0049】図2は、図1に示した廊下40、60及び
病室50及びトイレ・浴室70の各部屋で用いられるシ
ステム関連機器を示す図である。廊下40には、患者別
廊下灯41が設けられている。患者別廊下灯41は、病
室のドアの廊下側あるいは病室の出入口の壁の廊下側に
設けられるものであり、病室を使用している患者の名前
や患者の現在の居場所等を表示するものである。また、
病室Aには、シスコールライト51及びウォールユニッ
ト52が設けられており、患者に対して必要な情報やサ
ービスを提供する。また、握り押しボタン53及びハン
ド形子機54がナースコール子機として各ベッドに設け
られる。握り押しボタン53はボタンを押すことにより
ナースセンターのナースボードに対して発呼することが
できる。ナースセンターとの通話は、病室の天井あるい
は壁に設けられたスピーカー及びマイクを通じて行なわ
れる。一方ハンド形子機54の場合には、ハンド形子機
にスピーカーとマイクがついており、ハンド形子機を用
いて直接ナースセンターと通話することができる。
【0050】一方、廊下60及びトイレ・浴室70にも
それぞれナースコールを行なうことができるボタンやス
イッチが設けられている。患者はこれら廊下、トイレ・
浴室にあるボタンやスイッチを押すことによりナースコ
ールを行なうことができる。これらのコールはI/Oユ
ニット100を通じてナースセンターに伝えられる。
【0051】図3はナースセンターに備え付けられたシ
ステム機器を示す図である。及び図3は医局に設けられ
たシステム機器を示す図である。ナースセンター及び医
局及び他の部屋や部署にはローカルエリアネットワーク
200が張られている。システム機器は、アダプター1
9を介してネットワークにアクセスすることが可能であ
る。また、アダプターには、HUB12が設けられこの
HUBに対して各種電子機器が接続できる。HUBに接
続される電子機器としては、タッチパネルで入力可能な
情報処理端末11、ペンコンピュータ13、プリンタ1
4等が挙げられる。
【0052】ナースボード10には、親機110と表示
部105が設けられている。ナースボード10に備え付
けられた親機110に対して例えば50メートルの範囲
内あるいは100メートルの範囲内で通話が可能な携帯
電話16が準備されている。さらにナースボードに対し
ては前述した握り押しボタン53やハンド形子機54か
らの信号を取り込む複数の信号線101が接続されてい
る。さらに、ナースボード10には基地局接続装置31
との信号線400が接続されている。
【0053】また、ローカルエリアネットワーク200
は、医療情報管理室310またはナースセンターからの
管理情報を空調制御装置17あるいは、照明制御装置1
8に対して伝える。
【0054】なお、ナースセンターは、1つの病院内に
複数設けられる場合がある。国の医療制度の規則によ
り、ベッドの数に対応してナースセンターを複数設けな
ければならない場合がある。例えば日本の場合は、ベッ
ド50床に対して1つのナースセンターを設ける必要が
ある。従ってナースボード10は、各ナースセンターに
それぞれ設けられており、最大50までのベッドを管理
することができるような装置でなければならない。
【0055】図4は、医療情報管理室30に備えられた
システム機器を示す図である。前述した各種機器以外に
医療情報管理室としてナースセンターを管理するための
ナースセンターサーバ32が設けられる。さらに、ナー
スボード10と接続するための基地局接続装置31が設
けられる。この基地局接続装置は、院内交換機であり、
他の院内交換機37と接続される場合も存在する。ま
た、携帯電話36に対する基地局38を収容する場合も
ある。
【0056】図5は、当直室50及び薬局90のシステ
ム機器を示す図である。これらの各機器は、イーサネッ
ト等のローカルエリアネットワーク200を介して他の
部屋あるいは他の部署の情報を有効的に参照し活用す
る。
【0057】図6は、ナースボード10のブロック図で
ある。ナースボード10には、ナースコール子機を接続
するインタフェース102と患者情報を記憶するメモリ
部104と患者情報を表示する表示部105とその他の
患者情報を入出力する端末部106と装置全体を制御す
る制御部103が備えられている。また、基地局接続装
置(PBX)31には、基地局38が接続されている。
基地局はコードレス電話機等の携帯機と通話できる。図
6ではパーソナルハンディフォーンシステム36の場合
を示している。
【0058】図7は、メモリ部104に記憶される患者
情報の一例を示す図である。これらのメモリ部104
は、ナースコール子機に対応して患者情報を記憶してい
る。患者情報としては、ベッド番号、救護区分、科、氏
名、性、看護区分、予定情報、医療情報、コール回数等
がある。救護区分とは、災害が発生した場合患者を病院
外へ運ぶ場合の方法であり、担架で運ぶ場合、介護者が
必要な場合、一人で歩ける場合等の区分が記憶される。
また、看護区分は患者の現在の状態を示すものであり、
手術中あるいは検査中等の区分が記憶される。また、予
定情報は、患者の入院、退院、ベッド移動等のスケジュ
ール情報が記憶される。また、コール回数は、その患者
がコールした回数を記憶するものである。このコール回
数は、ナースコール子機が押される度に呼出し内容毎に
制御部により1ずつ加算されるものである。
【0059】図8は、ナースボード10の表示部105
を示す図である。表示部105には50個の個別表示部
501〜550がある。各表示部には、患者の氏名やそ
の他の患者情報が表示される。また、表示部105に
は、浴室やトイレ等のボタンやスイッチに対応したラン
プ551〜560が設けられている。さらに、ペンでデ
ータを入力したり情報を表示することがきる端末部57
0が存在する。この端末部には、血圧や脈拍等の医療情
報が表示され。また、必要に応じて患者の情報がペン入
力される。あるいはタッチパネル等の入力手段により、
患者情報を入力するようにしても構わない。また、表示
部には、切替スイッチ590がある。この切替スイッチ
590をONにすることにより通常表示されない患者情
報を表示させることができる。通常この切替スイッチ5
90はOFFの状態になっており、基本的な患者情報の
みを個別表示部あるいは端末部に表示する。切替スイッ
チ590がONにされた場合には、患者に対する特別な
情報例えばプライバシーに関する情報や病名等が個別表
示部あるいは端末部に表示できる。
【0060】図9は、図8に示した個別表示部501の
表示内容を示す図である。個別表示部501には図7に
示したメモリ部104に記憶された情報の1部分が表示
される。図9に示す例においてはベッド番号は不変であ
るため、ラベルやステッカーやプラスチック版等により
予め作成された固定プレートを張り付ける例を示してい
る。即ちベッド番号は、ボードの表面に一度物理的に記
載された後は、変更されることはない。また、個別表示
部501には、図7に示した記憶部の内容から、救護区
分、科別、患者氏名、看護区分、予定情報が表示され
る。
【0061】図10は、図9に示した個別表示部501
の各項目の表示方法を示している。前述したようにベッ
ド番号は固定プレートを張り付ける。その他の項目は発
光ダイオード(LED,ライトエミッティングディスプ
レイ)アレイを用いている。また、この場合には、3色
が表示できる発光ダイオードを用いる。例えば黄色、赤
色、緑色の3色の表示が可能な発光ダイオードを用い
る。救護区分を表示する場合には、前述した3色の色を
用いて表示する。例えば、担架で運ぶ場合は赤色表示、
介護者が必要な場合には黄色表示、一人で歩ける場合に
は緑色表示とする。また、患者が男性である場合には患
者の氏名を緑色表示する。患者が女性である場合には、
患者の氏名を赤色表示する。また、患者からナースコー
ルがあった場合には、その氏名を点滅させる。さらに通
話応答時には点灯させる。このように、色と点滅を用い
ることにより限られた表示項目を使って多くの情報を表
すことが可能になる。
【0062】前述した個別表示部は、各患者それぞれに
対応して個別に設けられている。個別表示部は50個あ
るため、LEDアレイも50個使用される。そしてこれ
らの個別表示部を動作させる回路もそれぞれべつべつに
設けられる。従って1つの個別表示部の発光ダイオード
が故障した場合、あるいは1つの個別表示部の表示回路
が故障した場合でもその他の個別表示部には、なんら影
響を与えない。このように個別表示部を設け情報個別に
表示することにより1部患者の情報が表示できなくなる
場合があるが、他の患者の表示を継続して行なうことが
できる。ただし、ナースボードシステム全体を制御して
いる制御部や電源等に故障があった場合には、システム
ダウンとなり、すべての表示を行なうことができなくな
る。また、無停電電源装置による電源のバックアップあ
るいは故障前の状態保持等により故障の影響を最小限に
することができる。
【0063】上記個別表示部には、発光ダイオードを用
いる場合を示したが液晶表示ディスプレイを用いても構
わない。その場合にもカラー液晶表示を用いることによ
り前述したように色分け表示を行なうことができ、限ら
れた項目内において多くの情報を表示することが可能に
なる。。液晶表示は非発光型表示デバイスであるため発
光型表示デバイスに比べて多少表示部の読み取りがしに
くくなるという欠点がある。従って、個別表示部にはで
きるだけ発光ダイオードのような発光型表示デバイスを
用いることが望ましい。
【0064】図11は、サービス総合ディジタル網(I
SDN)のISDNユーザ・網インタフェースの種別を
示す図である。図11には、基本インタフェースと1次
群速度インタフェースの2種類のインタフェースを示し
ている。基本インタフェースは、2つのBチャネルと1
つのDチャネルを有している。また、1次群速度インタ
フェースは、例えば、23のDチャネルと1つのDチャ
ネルあるいは30のBチャネルと1つのDチャネルを有
している場合がある。
【0065】以下、基本インタフェースの場合をISD
N64インタフェースと呼び1次群速度インタフェース
の23のBチャネルを有する場合をISDN1500イ
ンタフェースと呼ぶことにする。これらのインタフェー
スを用いるナースボード10と基地局接続装置31につ
いて説明する。図12は、ナースボード10と基地局接
続装置31に対してISDN64インタフェースを設け
た場合を示している。この例においては、基本インタフ
ェースを4つ備えている場合を示している。したがっ
て、最大8本の同時通話が可能である。各基本インタフ
ェースが2つのBチャネルを有しているため全体として
8個のBチャネルを用いることができる。各基本インタ
フェースに対して回線は2本(1対)のメタリックケー
ブルが存在している。この1対のメタリックケーブルに
対して2つのBチャネルと1つのDチャネル合わせて3
つのチャネルが時分割多重化されている。2つのチャネ
ルをそれぞれB1チャネル、B2チャネルと呼ぶことす
る。1フレームは、先頭を示すフラグビットFと8ビッ
トのB1チャネルデータと1ビットのDチャネルデータ
と8ビットのB2チャネルデータと1ビットのDチャネ
ルデータと8ビットのB1チャネルデータと1ビットの
Dチャネルデータと8ビットのB2チャネルデータと1
ビットのDチャネルデータから構成されている。このよ
うに、B1チャネルとB2チャネルとDチャネルのデー
タが時分割多重されている。
【0066】図13は、制御部103が使用する交換テ
ーブルの1例を示す図である。この交換テーブルは、例
えばナースコール子機番号1からコールがあった場合に
はパーソナルハンディホーンシステム番号1と2を同時
にコールし、もし所定時間コールした後これらのパーソ
ナルフォーンシステムが応答しない場合には、次ぎにさ
らにパーソナルハンディホーンシステム番号3及び4を
コールすることを示している。制御部103は、ナース
コール子機番号1からのナースコールがあった場合には
B1チャネル、Dチャネルを用いてパーソナルハンディ
ホーンシステム番号1と2に同時に発呼する。パーソナ
ルハンディホーンシステム番号1または2のいずれかが
応答した場合には、その応答したパーソナルハンディホ
ーンシステムと患者との間での通話が可能になる。いず
れのパーソナルハンディホーンシステムも応答しない場
合には、次のハンディパーソナルホーンシステム番号3
と4を同時にコールする。
【0067】図14は、図12のようなインタフェース
を持つ場合の他の交換テーブルを示す図である。図14
の交換テーブルで特徴となる点は、ナースコール子機が
グループ化されている点である。ナースコール子機番号
1〜3はグループ1に属している。そしてこのグループ
1に属しているナースコール子機からのコールはB1チ
ャネルとB2チャネルを用いて発呼するということが決
められている。このようにナースコール子機をグループ
化して使用するチャネルを限定することによりナースコ
ール子機に対する平等なサービスを可能とするとともに
使用するチャネルの数が少なくてもシステムを効率的に
運用することが可能になる。ただし、このように使用す
るチャネルを限定する場合には、割り当てられたチャネ
ルが既に使用されてしまっている状態で新たなナースコ
ールが発生した場合には、そのグループのナースコール
は、待たされる。
【0068】図15は、ナースボードと基地局接続装置
がISDN1500インタフェースを有する場合のシス
テム図である。この場合には、1本の回線に対して23
個のBチャネルと1つのDチャネルが時分割多重化され
る。従って最大で23本の通話を同時に行なうことがで
きる。ただし、1つのナースセンターにおいて、23チ
ャネルを同時に通話に使うことが発生しない場合には、
他のデータをデータ伝送用に用いるようにしても構わな
い。例えば、1つのナースセンターに対して最大で12
チャネルの通話チャネルが存在すれば十分である場合に
は、残りの11チャネルをデータ転送用のチャネルとし
て用いるようにしても構わない。
【0069】図15に示すようなISDN1500イン
タフェースを持つ場合にも前述したように1台のナース
コール子機から複数のパーソナルハンディホーンシステ
ムに対して同時に発呼することが可能である。また、パ
ーソナルハンディホーンシステムから応答が無い場合に
は、さらに次に登録されたパーソナルハンディホーンシ
ステムを順次呼び出すことも可能である。
【0070】さらに、図12及び図15に示したインタ
フェースを用いることにより複数のナースコール子機か
らの呼び出しが同時にあった場合、あるいはすでに1つ
のナースコール子機と他の電話が通話中である場合に他
のナースコールがあった場合においてもチャネルが空い
ている限り複数のナースコールを同時に基地局接続装置
31に転送することが可能である。従って複数のナース
コール子機と複数のパーソナルハンディホーンシステム
が同時にそれぞれ通話することが可能になる。
【0071】なお、このように複数のナースコール子機
とパーソナルハンディホーンシステムが複数通話中であ
る場合には、前述した表示部105の対応する個別表示
部に通話中である旨を表示する。従って一つのナースボ
ード10において複数の個別表示部に通話中である旨の
表示がなされる。例えば図12に示す場合には最大8個
の通話まで同時に行なえるためナースボードの表示部に
おいては、最大8個の個別表示部に対して通話中である
旨の表示が発生しうることになる。
【0072】図16は、リモート保守機能を有するナー
スボードシステムを説明する図である。図16において
特徴となる点は、保守センター250が回線240を介
して情報処理端末11と接続されている点である。この
保守センター250は情報処理端末に対して遠隔保守サ
ービスを提供する。情報処理端末は、ナースボードに対
して保守センターからの保守サービスを提供する。例え
ばナースボードに故障が生じた場合、情報処理端末はそ
の故障情報を保守センター250に回線240を介して
送信する。保守センター250は送信された故障情報を
解析し、その対処方法や追加の情報を採取指示を行な
う。
【0073】端末部106は前述したようにペン入力を
行なうことができる。あるいはタッチパネル等により、
データを入力することができる。従って、端末部をプロ
グラミングすることにより、情報処理端末11に何らか
の障害が発生した場合に、情報処理端末11の代替端末
として端末部106が使用することができる。情報処理
端末11に障害が発生した場合には、端末部106から
の入力に手動で切り換える。あるいは、制御部103が
情報処理端末11の障害を検出した場合には制御部10
3により情報処理端末11からの入力を行なわず端末部
106からの入力に自動的に切り換えるようにしても構
わない。
【0074】前述した例においては、保守センター25
0は回線240を介して情報処理端末11と接続されて
いるがローカルエリアネットワーク200を介して接続
されているような場合でも構わない。あるいは保守セン
ター250が回線を介してナースボードと直接接続され
ている場合であっても構わない。
【0075】上記実施例においては、情報処理端末11
がナースボードとは別個に存在している場合について説
明したが、ナースボードと一体化されていても構わな
い。
【0076】以上のようにこの実施例においては、以下
の(a)〜(e)の各部を有することを特徴とするナー
スボードシステムを説明した。 (a)患者単位の表示部 (b)患者医療情報を記憶するメモリ部 (c)患者医療情報及び保守情報を表示する端末部 (d)複数のナースコール子機からの呼び出しに対応
し、PBXへ接続する制御部 (e)患者医療情報を入力する情報処理端末
【0077】また、この実施例のナースボードシステム
は、患者単位の個別表示部が複数色のLEDアレイで構
成され、識別により文字数を増やさず表示項目を増やし
たことを特徴とする。
【0078】また、この実施例のナースボードシステム
は、患者単位の個別表示部がカラー液晶で構成され、識
別により文字数を増やさず表示項目を増やしたことを特
徴とする。
【0079】また、この実施例のナースボードシステム
は、メモリ部がナースコール子機からの呼び出しを記憶
することにより、看護履歴を自動集計できることを特徴
とする。
【0080】また、この実施例のナースボードシステム
は、端末部がデータ入力用情報処理端末の障害時に、情
報処理端末として代用できることを特徴とする。
【0081】また、この実施例のナースボードシステム
は、制御部が複数ナースコール子機からの呼び出しを交
換して、PBXへ複数接続することを特徴とする。
【0082】また、この実施例のナースボードシステム
は、制御部が全ナースコール子機をグループ分けし、グ
ループ毎の呼び出しをPBXへ複数接続することを特徴
とする。
【0083】また、この実施例のナースボードシステム
は、情報処理端末がLANと接続している場合、LAN
を経由して外部からの患者医療情報を得ることができる
ことを特徴とする。
【0084】また、この実施例のナースボードシステム
は、情報処理端末が通信回線インタフェースを有し、リ
モート保守機能を持つことを特徴とする。
【0085】また、この実施例のナースボードシステム
は、表示部において一部の情報をボタン操作により、表
示/無表示の切替を行なえることを特徴とする。
【0086】以上のようなナースボードシステムにより
以下のような効果を有する。 1.表示の電子化を低価格で行なう 2.色別による表示項目の充実 3.端末による表示機能の充実と障害対策 4.複数のナースコール子機からの呼び出しに対する同
時複数応答 5.患者毎の表示器の採用により、表示部の信頼性向上
【0087】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るナースボ
ードシステムによれば、1台の子機からあるいは、複数
の子機から複数の電話機に対する呼び出しを行なうこと
ができる。
【0088】また、この発明によれば、呼び出しに対す
る応答が無い場合でも順次次の呼び出しを行なうことが
できる。
【0089】また、この発明によれば、同時に複数の電
話機に対する呼び出しを行なうことができる。
【0090】また、この発明によれば、時分割多重化方
式により、回線数を少なくしたシステムを構築すること
ができる。
【0091】また、この発明によれば、子機のグループ
とチャネルを対応させているので、チャネルの数を制限
することができる。
【0092】また、この発明によれば、複数の子機が複
数の通信チャネルにそれぞれ同時に発呼し、通信するこ
とができる。
【0093】また、この発明によれば、プライベートブ
ランチエクスチェンジを備えているので各種端末に対し
て、呼び出しを行なうことができる。
【0094】また、この発明によれば、サービス総合デ
ィジタル網の基本インタフェースを利用したナースコー
ルシステムを実現できる。
【0095】また、この発明によれば、サービス総合デ
ィジタル網の一次群速度インタフェースを利用したナー
スコールシステムを実現できる。
【0096】また、この発明によれば、情報処理装置に
より処理されたデータを表示部に表示することができ
る。
【0097】また、この発明に係るナースボードシステ
ムによれば個別表示部を備えているので一部の個別表示
部が故障した場合でも、他の個別表示部に対して影響を
与えることがなく表示部の信頼性を向上させる。
【0098】また、この発明においては、情報処理装置
から患者情報を入力することができるので患者情報の追
加変更削除等を容易に行なえる。
【0099】また、この発明によれば、個別表示部以外
に共通表示部を備えているので追加の患者情報を共通表
示部に表示することができる。
【0100】また、この発明によれば、情報処理装置以
外に患者情報を入力処理部を備えているので情報処理装
置が故障した場合でも入力部を用いて患者情報をメンテ
ナンスすることができる。
【0101】また、この発明によれば、呼び出し履歴を
集計できるので、ナースセンターの人員計画に役立てる
ことができる。
【0102】また、この発明によれば、ネットワークと
のインタフェースを備えているので病院内の医療システ
ムから必要な患者情報をダウンロードすることができ
る。
【0103】また、この発明によれば、リモート保守機
能を備えているのでナースボードシステムに異常が発生
した場合でも、早期に正常な状態に復旧することができ
る。
【0104】また、この発明によれば、患者の情報を選
択的に表示するので患者の秘密を守ることができる。
【0105】また、この発明によれば、発光型表示デバ
イスを用いるので情報を見易くなる。
【0106】また、この発明によれば、カラー液晶表示
を行なうので表示項目を充実することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明におけるナースボードシステムの全
体システム構成図である。
【図2】 この発明のナースボードシステムの子機を示
す図である。
【図3】 この発明のナースボードシステムのナースセ
ンターと医局を示す図である。
【図4】 この発明におけるナースボードシステムの医
療情報管理室を示す図である。
【図5】 この発明のナースボードシステムにおける当
直室と薬局を示す図である。
【図6】 この発明のナースボードのシステムブロック
図である。
【図7】 この発明のナースボードのメモリ部の記憶内
容例を示す図である。
【図8】 この発明のナースボードの表示部を示す図で
ある。
【図9】 この発明の表示部の項目を示す図である。
【図10】 この発明の表示部の表示方法を示す図であ
る。
【図11】 この発明のナースボードに用いられるイン
タフェースを示す図である。
【図12】 この発明のナースボードと基地局接続装置
のインタフェースを示す図である。
【図13】 この発明の交換テーブルを示す図である。
【図14】 この発明の交換テーブルの他の例を示す図
である。
【図15】 この発明のナースボードと基地局接続装置
のインタフェースを示す図である。
【図16】 この発明のナースボードの遠隔保守機能を
説明する図である。
【図17】 従来のナースボードシステムを示す図であ
る。
【図18】 従来のナースコール装置を示す図である。
【符号の説明】
10 ナースボード、20 医局、30 医療情報管理
室、40 廊下、50病室、60 廊下、70 トイ
レ,浴室80 当直室、90 薬局、100I/Oユニ
ット、101 信号線、102 インタフェース、10
3 制御部、104 メモリ部、105 表示部、10
6 端末部、110 電話機、200ローカルエリアネ
ットワーク、300 ATMネットワーク、501〜5
50個別表示部、31 基地局接続装置、250 保守
センター、240 回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 敏幸 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 木村 達信 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有するナースボードシステ
    ム (a)子機を接続する子機接続部、 (b)複数の通信チャネルを持ったインタフェースを収
    容するインタフェース部、 (c)上記子機接続部に接続される子機を上記インタフ
    ェース部に収容された複数の通信チャネルに対して接続
    する制御部。
  2. 【請求項2】 上記制御部は、子機からの信号を複数の
    通信チャネルを用いて順次伝送することを特徴とする請
    求項1記載のナースボードシステム。
  3. 【請求項3】 上記制御部は、子機からの信号を複数の
    通信チャネルを用いて同時伝送することを特徴とする請
    求項1記載のナースボードシステム。
  4. 【請求項4】 上記子機接続部は複数の子機を接続し、
    上記インタフェース部は、ひとつの回線に対して時分割
    多重化方式を用いて上記複数の通信チャネルを実現し、
    上記制御部は、複数の子機からの信号を時分割多重化し
    て伝送することを特徴とする請求項1記載のナースボー
    ドシステム。
  5. 【請求項5】 上記子機接続部は複数の子機を接続し、
    上記制御部は、複数の子機をグループわけし、各グルー
    プとチャネルとを対応させて、子機からの信号を対応す
    るチャネルを用いて伝送することを特徴とする請求項1
    記載のナースボードシステム。
  6. 【請求項6】 上記子機接続部は複数の子機を接続し、
    上記制御部は、上記インタフェース部に収容された複数
    の通信チャネルに対して、子機からの信号を交換接続し
    て伝送することを特徴とする請求項1記載のナースボー
    ドシステム。
  7. 【請求項7】 上記ナースボードシステムは、さらに、
    各種端末を接続可能なプライベートブランチエクスチェ
    ンジに接続され、上記インタフェース部は、プライベー
    トブランチエクスチェンジとの間で複数の通話チャネル
    を収容することを特徴とする請求項1〜6いずれかに記
    載のナースボードシステム。
  8. 【請求項8】 上記インタフェース部は、サービス総合
    ディジタル網の基本インタフェースを収容することを特
    徴とする請求項1〜7いずれかに記載のナースボードシ
    ステム。
  9. 【請求項9】 上記インタフェース部は、サービス総合
    ディジタル網の1次群速度インタフェースを収容するこ
    とを特徴とする請求項1〜7いずれかに記載のナースボ
    ードシステム。
  10. 【請求項10】 上記ナースボードシステムは、さら
    に、情報を処理する情報処理装置と、 上記情報処理装置で処理されたデータを表示する表示部
    を備えたことを特徴とする請求項1〜9いずれかに記載
    のナースボードシステム。
  11. 【請求項11】 以下の要素を有するナースボードシス
    テム (a)複数の子機を接続する子機接続部、 (b)上記子機接続部に接続される子機に対応して設け
    られた複数の個別表示部、 (c)複数の患者情報を記憶するメモリ部、 (d)上記メモリ部に記憶された患者情報を、上記複数
    の個別表示部にそれぞれ対応させて表示するとともに、
    上記子機からの呼出しを対応する個別表示部に表示する
    制御部。
  12. 【請求項12】 上記ナースボードシステムは、さら
    に、患者情報を入力する情報処理装置を備えていること
    を特徴とする請求項11記載のナースボードシステム。
  13. 【請求項13】 上記ナースボードシステムは、さら
    に、情報を表示する共通表示部を有する端末部を備え、
    上記メモリは、追加の患者情報を記憶し、上記制御部
    は、追加の患者情報を端末部の共通表示部に表示するこ
    とを特徴とする請求項12記載のナースボードシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 上記端末部は、さらに、患者情報を入
    力する入力部を有し上記制御部は、上記情報処理装置か
    らの患者情報の入力と端末部からの患者情報の入力のい
    ずれかを選択できることを特徴とする請求項13記載の
    ナースボードシステム。
  15. 【請求項15】 上記制御部は、子機からの呼出し履歴
    を上記メモリに記憶させるとともに、上記情報処理装置
    は、上記呼出し履歴の集計処理を行なうことを特徴とす
    る請求項12記載のナースボードシステム。
  16. 【請求項16】 上記ナースボードシステムは、さら
    に、ネットワークとのインタフェースを備え、ネットワ
    ークから患者情報を入力して上記メモリに記憶すること
    を特徴とする請求項11〜15いずれかに記載のナース
    ボードシステム。
  17. 【請求項17】 上記ナースボードシステムは、さら
    に、通信回線とのインタフェースを備え、通信回線を用
    いたリモート保守手段を備えたことを特徴とする請求項
    11〜15いずれかに記載のナースボードシステム。
  18. 【請求項18】 上記ナースボードシステムは、さら
    に、上記個別表示部に表示される患者情報の少なくとも
    一部の情報に対して表示/無表示の切替を指定する表示
    切替えスイッチを備えたことを特徴とする請求項11〜
    15いずれかに記載のナースボードシステム。
  19. 【請求項19】 上記個別表示部が複数色の発光ダイオ
    ードアレイで構成されていることを特徴とする請求項1
    1記載のナースボードシステム。
  20. 【請求項20】 上記個別表示部がカラー液晶で構成さ
    れていることを特徴とする請求項11記載のナースボー
    ドシステム。
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