JP2015206234A - 車両のハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブル装置の連結操作性を向上させたハンドル装置の提供を目的とする。【解決手段】ハンドルベース1に適数の操作部2を回転操作自在に連結して形成され、該操作部2への操作力をアウターケーブル3内にインナーケーブル4を挿通させたケーブル装置5を介して車両のドアロック装置6に伝達して遠隔操作する車両のハンドル装置であって、前記ケーブル装置5のアウターケーブル3の先端には、ハンドルベース1に連結可能なユニットケース7によりインナーケーブル4に形成されるハンドル連結部8を所定の移動経路上で移動自在に保持したケーブル連結ユニット9が装着されるとともに、該ケーブル連結ユニット9のユニットケース7には、ハンドルベース1への装着作業時に操作部2に設けられた被動突部10を押圧して該操作部2のケーブル連結部11をハンドル連結部8との連結位置に移動させるカム部12が設けられる。【選択図】 図6

Description

本発明は、車両のハンドル装置に関するものである。
車両のドアに装着される車両用ハンドル装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。
この従来例において、ハンドル装置はハンドルベースにロックノブ、およびインナドアハンドルが回転自在に連結されて構成される。各操作部に形成される係合部にはケーブル装置のインナーケーブルの先端が係止されており、操作部への回転操作力はインナーケーブルを経由してラッチ・ロックユニットに伝達される。
特開2012-97476号公報
しかし、上述した従来例において、インナーケーブルの係合部への係合は、操作部の操作中における脱落を防止可能な状態で行われる必要があるために係合操作性が悪くなり、組立操作性が悪いという問題がある。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、ケーブル装置の連結操作性を向上させたハンドル装置の提供を目的とする。
本発明によれば上記目的は、
ハンドルベース1に適数の操作部2を回転操作自在に連結して形成され、該操作部2への操作力をアウターケーブル3内にインナーケーブル4を挿通させたケーブル装置5を介して車両のドアロック装置6に伝達して遠隔操作する車両のハンドル装置であって、
前記ケーブル装置5のアウターケーブル3の先端には、ハンドルベース1に連結可能なユニットケース7によりインナーケーブル4に形成されるハンドル連結部8を所定の移動経路上で移動自在に保持したケーブル連結ユニット9が装着されるとともに、
該ケーブル連結ユニット9のユニットケース7には、ハンドルベース1への装着作業時に操作部2に設けられた被動突部10を押圧して該操作部2のケーブル連結部11をハンドル連結部8との連結位置に移動させるカム部12が設けられる車両のハンドル装置を提供することにより達成される。
ケーブル装置5は先端にハンドル連結部8が形成されたインナーケーブル4をアウターケーブル3内に摺動自在に挿通させて形成され、ハンドル連結部8は、アウターケーブル3の先端に装着されるケーブル連結ユニット9のユニットケース7に移動軌跡を拘束されて移動自在に保持される。
ハンドル連結部8の移動軌跡をユニットケース7により拘束する本発明において、柔軟なインナーケーブル4の先端に形成されて位置が定まらないハンドル連結部8を直接操作して操作部2のケーブル連結部11に導く操作をすることなく、ケーブル連結ユニット9をハンドル装置のハンドルベース1に連結するだけで操作部2にケーブル装置5を装着することができるために、ケーブル連結作業性が向上する。
また、カム部12はケーブル連結ユニット9のハンドルベース1への装着動作途上において各操作部2の被動突部10を押し付けて操作部2、すなわち、ケーブル連結部11をケーブル装置5との連結可能位置に移動、保持させることができる。このため、ケーブル連結ユニット9の装着に際して操作部2をケーブル装置5との連結可能位置に手で保持しておく必要がなくなるために、ケーブル連結作業性が向上する。
また、上記目的を達成するための本発明の他の態様として、
前記ハンドルベース1には複数の操作部2が連結されるとともに、
前記ケーブル連結ユニット9は、複数の操作部2に対するハンドル連結部8を同一のユニットケース7内に保持して形成される。
ケーブル連結ユニット9は、各ケーブル装置5ごとに設定することが可能であるが、複数の操作部2がある場合、複数の操作部2に対応するケーブル装置5のハンドル連結部8を同一のユニットケース7に保持すると、組み付け作業性が向上する。
この場合、ケーブル連結ユニット9は、必ずしも全部の操作部2に対応するものである必要はなく、ハンドルベース1への装着経路、および操作部2への連結方向等を考慮して一部(複数)のものに対応させ、残余の操作部2に対して単一の操作部2に対応したケーブル連結ユニット9を用意し、あるいは残余の操作部2をまとめた複数に対応したケーブル連結ユニット9を用意することも可能である。
さらに、上記目的を達成するための本発明の他の態様として、
前記操作部2に、付勢力によりハンドルベース1上の所定の仮保持位置に保持される仮保持操作部2Sを含み、
ユニットケース7には、一の仮保持操作部2Sに連結されるケーブル装置5の該仮保持操作部2Sへの連結作業経路上で残余の操作部2の被動突部10を押圧して各操作部2を所定連結位置に移動させるカム部12が設けられる。
本態様において、操作部2には、トーションスプリング16により初期回転位置に付勢される操作ハンドル2Sのように、付勢力によりハンドルベース1に対する相対位置(仮保持位置)が決定される適数の仮保持操作部2Sを含んでおり、残余の操作部2に対応してカム部12が設けられる。
カム部12は、上記いずれかの仮保持操作部2Sのケーブル連結部11に対するインナーケーブル4のハンドル連結部8の連結作業線上で残余の操作部2を回転させて対応するハンドル連結部8の移動経路上に移動させる。
また、上記目的を達成するための本発明の他の態様として、
前記ユニットケース7はハンドルベース1に形成されたガイド13により装着経路が規制される。
ケーブル連結ユニット9の装着経路は、装着作業途上においてカム部12によって被動突部10を拾うことができるように作業者が自由に設定すれば足りるが、ハンドルベース1にガイド13を設けることにより作業が容易になる上に、被動突部10を拾うことなくケーブル連結ユニット9を組み付けてしまう誤操作を確実に防止することが可能になる。
さらに、上記目的を達成するための本発明の他の態様として、
前記ハンドル連結部8は円形断面を有する連結主体部14の両端から突設されるピン状突起15が移動自在に支承されてハンドルベース1への装着状態における移動軌跡上に保持されるとともに、
ケーブル連結部11は、前記連結主体部14に外周方向から係止可能で、最奥部が連結主体部14の径寸法にほぼ一致するとともに、開放端に行くに従って漸次拡幅された切欠状に形成される。
本態様において、操作部2のケーブル連結部11は末広がりの切欠状に形成されており、切欠の開放端幅寸法がハンドル連結部8の連結主体部14の径に比して十分大きな値に設定される。この結果、カム部12による操作部2の移動にばらつきが発生しても、確実にケーブル連結部11に嵌合させることが可能になる。
また、連結主体部14は、ハンドルベース1への装着状態における移動軌跡上に保持されるために、ケーブル連結ユニット9をハンドルベース1に装着した状態において連結主体部14はケーブル連結部11の最奥部、すなわち、連結主体部14の径と同一径部分との当接状態が維持される。この結果、操作部2の移動方向に対するケーブル連結部11と連結主体部14との間のガタツキは発生しないために、ストロークロスの発生がない。
また、上記目的を達成するための本発明の他の態様として、
ハンドルベース1にロックノブ2と、トーションスプリング16により付勢されて初期回転位置に仮保持される操作ハンドル2Sとを同軸上に回転操作可能に連結して形成され、前記操作ハンドル2S、およびロックノブ2への操作力をアウターケーブル3内にインナーケーブル4を挿通させたケーブル装置5を介して車両のドアロック装置6に伝達する車両のハンドル装置であって、
前記ケーブル装置5のアウターケーブル3の先端には、インナーケーブル4のハンドル連結部8を同一のユニットケース7内に移動自在に保持してハンドルベース1に連結されるケーブル連結ユニット9が装着されるとともに、
該ケーブル連結ユニット9には、操作ハンドル2Sのハンドル連結部8への連結作業経路上でロックノブ2の操作部2に突設した被動突部10を押圧して該ロックノブ2をケーブル装置5との連結可能位置に移動させるカム部12が設けられる。
本発明によれば、ケーブル連結ユニットをハンドルベースに装着するだけでケーブル装置の連結が完了するために、ケーブル装置の連結操作性を向上させることができる。
インサイドハンドル装置を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)の1A-1A線断面図である。 図1(a)の断面図で、(a)は2A-2A線断面図、(b)は2B-2B線断面図、(c)はアンロック状態における2B-2B線断面図である。 ケーブル連結ユニットを連結する前の図1(b)の3A方向矢視図である。 ケーブル連結ユニットを示す図で、(a)はベースケースを示す図、(b)はケースカバーの連結工程を示す図4(a)の4B-4B線断面図である。 完成状態のケーブル連結ユニットを示す図4(a)の4B-4B線断面図である。 ケーブル連結ユニットのハンドルベースへの連結操作を示す断面図である。 ケーブル連結ユニットのハンドルベースへの連結操作を示す図で、(a)はカム部が被動突部に当接した状態を示す断面図、(b)はカム部によりロックノブが回転した状態を示す一部を破断して示す断面図である。 ケーブル連結ユニットのハンドルベースへの連結操作を示す図で、(a)は連結完了状態を示す断面図、(b)はロックノブをアンロック位置まで作動させた状態を示す断面図である。
図1以下に車両のドアインサイドハンドル装置として構成された本発明の実施の形態を示す。インサイドハンドル装置は、車両のドアパネルに固定されるハンドルベース1に仮保持操作部2Sとしての操作ハンドルと、操作部2としてのロックノブとを同軸上で回転自在に連結して形成される。
図1に示すように、操作ハンドル2Sは中央部が開口された平面視楕円形状を有し、操作ハンドル2Sの中央開口部2aの辺縁に切り欠かれる凹部内にロックノブ2が配置される。
図1(b)に示すように、上記操作ハンドル2Sは、回転軸(2C)周りに巻装されるトーションスプリング16により付勢されて図1(b)、図2(a)に示す初期回転位置に仮保持される。この操作ハンドル2Sは、中央開口部2aから入れた指先を指掛け縁2bにかけて図2(a)に示す矢印(OP)方向に引き起こして作動回転位置まで回転操作することができ、操作ハンドル2Sへの回転操作力はケーブル装置5を介してドア内に固定されるドアロック装置6に伝達され、ドアロック装置6のラッチ部6aを作動させる。
ロックノブ2は上記トーションスプリング16による付勢力が作用することなく回転軸周りに装着されており、図1(b)、図2(b)に示すロック位置と、図2(c)に示すアンロック位置との間で回転操作される。ロックノブ2とハンドルベース1には、ロック位置を規制するためのロックストッパ17a(図2(b)参照)と、アンロック位置を規制するためのアンロックストッパ17b(図1(b)参照)とが設けられる。
このロックノブ2はケーブル装置5を介してドアロック装置6のロック部6bに連結されており、ロックノブ2をアンロック位置からロック位置に回転させると、操作ハンドル2Sからのラッチ部6aへの入力が規制され、操作ハンドル2Sによるラッチ部6aの解除操作が禁止される。
上記ケーブル装置5は、図4に示すように、アウターケーブル3内にインナーケーブル4を移動自在に挿通して形成される。ケーブル装置5のアウターケーブル3の先端には固定側連結部3aが、インナーケーブル4の先端には車輪状の連結主体部14の両側面からピン状突起15を突設したハンドル連結部8が各々形成される。
以上のように構成されて操作ハンドル2S、およびロックノブ2に連結されるケーブル装置5の先端にはユニットケース7内にインナーケーブル4のハンドル連結部8を保持したケーブル連結ユニット9が連結される。
図4、5に示すように、ユニットケース7はベースケース18にケースカバー19を連結して形成される。ベースケース18とケースカバー19との連結は、ベースケース18に突設される位置決めボス18aをケースカバー19の嵌合孔19aに嵌合するとともに、ベースケース18に突設した係止爪18bをケースカバー19に係止して行われる(図1(b)参照)。
各ケーブル装置5のユニットケース7への装着は、各ケーブル装置5のアウターケーブル3をベースケース18に開設されたケーブル挿通開口18cに挿入、固定して行われる。図4に示すように、アウターケーブル3の固定側連結部3aには抜け止めスリット3bが形成されており、ベースケース18内に挿入されたケーブル装置5は、ベースケース18とケースカバー19の双方に形成される抜け止め突起18d、19dが抜け止めスリット3bに係止して抜け止めされる。
ユニットケース7内に導入されたケーブル装置5のインナーケーブル4は、ハンドル連結部8のピン状突起15が所定の移動軌跡に沿って移動自在に支持されて保持される。ベースケース18には、上記ピン状突起15を支承するためのピン支承部18eがハンドル連結部8の連結主体部14が移動する主体部移動路18fに沿って一対設けられ、ピン支承部18e上に支承されるピン状突起15は、ピン支承部18eとの間に等間隔を隔てて配置されるケースカバー19のピンカバー部19bにより覆われてピン支承部18eからの脱離が規制される。
また、ケースカバー19はベースケース18の主体部移動路18fに正対する部位が開放されており、ケースカバー19を装着した状態で連結主体部14はケースカバー19の表面に露出する。
上記ピン支承部18eは円弧面により形成されており、円弧の中心は、ユニットケース7をハンドルベース1に連結した状態における操作ハンドル2S、およびロックノブ2の回転中心(2C)に一致し、曲率は、連結主体部14の移動軌跡が後述する操作ハンドル2S、およびロックノブ2のケーブル連結部11の中心に一致するように決定される。
以上のように構成されるケーブル連結ユニット9は、ユニットケース7から突設される弾性係止脚7aをハンドルベース1の被係止部1a(図3参照)に弾発係止させるとともに、図1(b)に示すように、ハンドルベース1から突設される弾性係止脚1bをユニットケース7の被係止部7bに弾発係止させてハンドルベース1に連結される。
ユニットケース7の弾性係止脚7a、および被係止部7bはベースケース18に形成されるとともに、ハンドルベース1に連結された状態でケースカバー19はベースケース18とハンドルベース1に挟み付けられた状態となり、ユニットケース7の分離が防止される。
上記ケーブル連結ユニット9のハンドルベース1への連結は、図6に示すように、ハンドルベース1とユニットケース7に形成されるガイド13に沿ってケーブル連結ユニット9をケーブル装置5の取付方向に対して直交方向に移動させることにより行われ、ケーブル連結ユニット9内のハンドル連結部8は、ケーブル連結ユニット9のハンドルベース1への連結操作途上において操作ハンドル2S、およびロックノブ2のケーブル連結部11に連結される。
ケーブル連結部11のハンドル連結部8への連結は、ケーブル連結部11にハンドル連結部8の連結主体部14を嵌合させて行われ、ハンドル連結部8は、ケーブル連結ユニット9の進入方向に開放された切欠状に形成される。このハンドル連結部8は、最奥部が連結主体部14の径寸法とほぼ同一の径寸法に形成され、連結主体部14が嵌合予定位置からずれた場合でも連結主体部14を呼び込むことができるように、開口端に行くに従って漸次拡幅される末広がり形状に形成される。
ケーブル連結部11への連結に際し、まず、ケーブル装置5のハンドル連結部8は、ドアロック装置6に他端を連結した状態でドアロック装置6の状態により概ね一定の位置に保持される。
図6はドアロック装置6のロック部6bがロック位置にあるときのロックノブ2に連結されるハンドル連結部8の対応位置を示すもので、このとき、図示しないが、操作ハンドル2Sに連結されるハンドル連結部8は、ラッチ部6aの未作動状態に対応する未作動位置に保持され、当該位置は、操作ハンドル2Sの初期回転位置におけるケーブル連結部11の直下、正確には、ケーブル連結ユニット9のハンドルベース1への装着軌跡上に位置する。
さらに、ケーブル連結ユニット9にはカム用突部20が、ロックノブ2には被動突部10が各々設けられる。図6に示すように、被動突部10はロックノブ2のケーブル連結部11の近傍(本例においてはケーブル連結部11の直上)に突設される。
カム用突部20はユニットケース7のケースカバー19から上記被動突部10に向けて突設され、上端にカム部12が形成される。このカム部12は、ユニットケース7がガイド13に沿ってハンドルベース1との連結経路を移動する際に上記被動突部10を押動してロックノブ2をロック位置、あるいはアンロック位置に対応する回転終端位置側に回転させるように斜面により形成される。
ドアロック装置6にケーブル装置5を連結した状態でロックノブ2に対応するハンドル連結部8が概ねアンロック位置に位置する本実施の形態において、カム部12の斜面の方向は、ロックノブ2のケーブル連結部11をアンロック位置に移動させるように設定される。また、斜面の幅方向、すなわち、ケーブル連結ユニット9の装着軌跡に対して直交する方向の範囲は、図6、図7(a)に示すように、ロックノブ2がロック位置にある状態でも被動突部10に当接可能で、かつ、ロックノブ2を、ケーブル連結部11の開放先端が連結主体部14を捕捉可能な位置(図7(b)参照)まで回転可能なように設定される。
したがって本例において、図6に示す非連結状態からケーブル連結ユニット9を上方(矢印UP方向)に移動させると、図7(a)に示すように、カム部12がロックノブ2の被動突部10に当接し、さらにガイド13に沿ってケーブル連結ユニット9を押し上げると、図7(b)に示すように、ロックノブ2が回転する。被動突部10がカム部12の終端位置まで移動する間に、ロックノブ2は、ケーブル連結部11の開放先端と連結主体部14との接点(P)が連結主体部14の中心を超えることから、さらにケーブル連結ユニット9を上昇させると、図8(a)に示すように、ロックノブ2は連結主体部14に拾われる状態で係止位置まで回転する。
上述したように、係止完了位置において、連結主体部14の周縁はケーブル連結部11の最奥部内周壁に当接し、ユニットケース7がハンドルベース1に連結された状態で連結主体部14はケーブル連結部11の軌跡に沿って移動するために、当接状態が維持され、双方の同期的作動が確保される。
また、トーションスプリング16により初期回転位置に保持されることが保証される操作ハンドル2Sのケーブル連結部11と、ドアロック装置6に連結されることにより未作動位置に保持される連結主体部14とはケーブル連結ユニット9の装着軌跡上に整列しているために、ケーブル連結ユニット9のハンドルベース1への装着時に相互に連結状態となる。
さらに、図8(b)に示すように、カム用突部20には、ロックノブ2の被動突部10が通過するための切欠20aが設けられているために、被動突部10がカム用突部に干渉してロック位置に移動することは妨げられることはない。
なお、以上においては、ロックノブ2と操作ハンドル2Sを各々1個有するインサイドハンドル装置を例にとって本発明を説明したが、操作部2を複数もつハンドル装置を構成することも可能である。
1 ハンドルベース
2 操作部(ロックノブ)
2S 仮保持操作部(操作ハンドル)
3 アウターケーブル
4 インナーケーブル
5 ケーブル装置
6 ドアロック装置
7 ユニットケース
8 ハンドル連結部
9 ケーブル連結ユニット
10 被動突部
11 ケーブル連結部
12 カム部
13 ガイド
14 連結主体部
15 ピン状突起
16 トーションスプリング

Claims (6)

  1. ハンドルベースに適数の操作部を回転操作自在に連結して形成され、該操作部への操作力をアウターケーブル内にインナーケーブルを挿通させたケーブル装置を介して車両のドアロック装置に伝達して遠隔操作する車両のハンドル装置であって、
    前記ケーブル装置のアウターケーブルの先端には、ハンドルベースに連結可能なユニットケースによりインナーケーブルに形成されるハンドル連結部を所定の移動経路上で移動自在に保持したケーブル連結ユニットが装着されるとともに、
    該ケーブル連結ユニットのユニットケースには、ハンドルベースへの装着作業時に操作部に設けられた被動突部を押圧して該操作部のケーブル連結部をハンドル連結部との連結位置に移動させるカム部が設けられる車両のハンドル装置。
  2. 前記ハンドルベースには複数の操作部が連結されるとともに、
    前記ケーブル連結ユニットは、複数の操作部に対するハンドル連結部を同一のユニットケース内に保持して形成される請求項1記載の車両のハンドル装置。
  3. 前記操作部に、付勢力によりハンドルベース上の所定の仮保持位置に保持される仮保持操作部を含み、
    ユニットケースには、一の仮保持操作部に連結されるケーブル装置の該仮保持操作部への連結作業経路上で残余の操作部の被動突部を押圧して各操作部を所定連結位置に移動させるカム部が設けられる請求項2記載の車両のハンドル装置。
  4. 前記ユニットケースはハンドルベースに形成されたガイドにより装着経路が規制される請求項1、2または3記載の車両のハンドル装置。
  5. 前記ハンドル連結部は円形断面を有する連結主体部の両端から突設されるピン状突起が移動自在に支承されてハンドルベースへの装着状態における移動軌跡上に保持されるとともに、
    ケーブル連結部は、前記連結主体部に外周方向から係止可能で、最奥部が連結主体部の径寸法にほぼ一致するとともに、開放端に行くに従って漸次拡幅された切欠状に形成される請求項1からの4のいずれかに記載の車両のハンドル装置。
  6. ハンドルベースにロックノブと、トーションスプリングにより付勢されて初期回転位置に仮保持される操作ハンドルとを同軸上に回転操作可能に連結して形成され、前記操作ハンドル、およびロックノブへの操作力をアウターケーブル内にインナーケーブルを挿通させたケーブル装置を介して車両のドアロック装置に伝達する車両のハンドル装置であって、
    前記ケーブル装置のアウターケーブルの先端には、インナーケーブルのハンドル連結部を同一のユニットケース内に移動自在に保持してハンドルベースに連結されるケーブル連結ユニットが装着されるとともに、
    該ケーブル連結ユニットには、操作ハンドルのハンドル連結部への連結作業経路上でロックノブの操作部に突設した被動突部を押圧して該ロックノブをケーブル装置との連結可能位置に移動させるカム部が設けられる車両のハンドル装置。
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