JP2015205530A - 乗り物用シート構造 - Google Patents

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デシュムック ハーシャル
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Gorpard Ajay
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Abstract

【課題】突出部が側方にあっても製造原価が低減でき、ガタも無く、軽量化が図れ、クッション下のスペースが減少しにくい移動手段をシートクッションの下側に有する乗り物用シート構造を提供する。
【解決手段】シートクッションを支持してなる移動手段4を、フロアパネル5に離間して支持され且つそれぞれが水平回転可能に軸支されるリンク6と、フロアパネルに前後に直線状をなす直線部8及びリンク6の回転半径相当円弧に形成される横移動部9を有するガイドレール7と、ガイドレール7に案内されて左右方向に移動可能なるガイドピン13とより構成されてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車、船舶、航空機、鉄道車両等の乗り物用シート構造、特にそのスライドレールの構造に関する。
従来の乗り物、特にそのスライドレールの構造としては、特許文献1に示すように、フロアパネルの前後に長尺のスライドレールを配していて、このスライドレール自体が、左右のタイヤハウスを避けるように屈曲させて形成させているものが、従来技術として知られている。また、特許文献2に示すように、フロアパネルの前後に長尺且つ直線状のスライドレールを配していて、このスライドレール自体を左右のタイヤハウスを避ける位置に元々配してなり、かかるスライドレールに支持されるシートがタイヤハウスの側方を通過するときと、そうでないときとで、左右方向にスライド装置により移動自在にしたものが、従来技術として知られている。
特許第3357138号公報 特許第3731958号公報
しかしながら、かかる特許文献1に示される従来技術は、スライドレール自体を、左右のタイヤハウスを避けるように屈曲させて形成させているので、並設されてなるスライドレールを摺動抵抗及びガタ発生を少なく製造するには、製造原価が高騰するばかりか、シートスライド装置との間でガタが生じる恐れがある、という課題がある。また、かかる特許文献2に示される従来技術は、シートを左右方向に移動させるスライド装置を必要とするために、製造原価が高騰し、重量が増加するばかりか、シートクッションの下側にスライド装置があることで、クッション下のスペースが減少し、フロアパネル上に荷物などが置きにくくなる、という課題がある。
上記の課題を解決するために、本発明は、タイヤハウスのような突出部が側方にあっても製造原価が低減でき、ガタも無く、軽量化が図れ、クッション下のスペースが減少しにくい移動手段を有する乗り物用シート構造を提供するものである。
請求項1記載の発明は、シートクッションを移動可能に支持してなる移動手段を前記シートクッションの下側に有する乗り物用シート構造であって、前記移動手段は、フロアパネルに前後左右にそれぞれ離間して支持され且つそれぞれが水平方向に回転可能に軸支されてなるリンクと、前記フロアパネルに前後方向に略直線状をなす直線部及び該直線部の適宜の位置に前記直線部に臨み且つ前記リンクの回転半径に相当する寸法で形成されてなる横移動部を有するガイドレールと、前記シートクッションより垂下され且つ前記ガイドレールに案内されて左右方向に移動可能なるガイドピンとより構成されてなることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の前記リンクは、前記フロアパネルに固定する第1ブラケットに軸支されてなり且つ該第1ブラケット間は、第2ブラケットにより架橋支持してなることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の前記ガイドピンは、前記ガイドレールの側壁部に案内されて回転自在な滑車により案内可能に構成されてなることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、移動手段が、フロアパネルに前後左右にそれぞれ離間して固定されたリンクがそれぞれが水平方向に回転可能に軸支されてなると共に、フロアパネルに前後方向に略直線状をなす直線部及び該直線部の適宜の位置に前記直線部に臨み且つ前記リンクの回転半径に相当する寸法で形成されてなる横移動部を有するガイドレールに案内されて左右方向に移動可能なるガイドピンがシートクッションより垂下されてなるので、タイヤハウスのような突出部が側方にあった場合、シートクッションが前後左右方向に適宜移動できる移動手段が、リンクとガイドレールとガイドピンとよりなるだけなので、製造原価が低減でき、ガタも無く、軽量化が図れ、クッション下のスペースが減少しにくい、という効果を奏する。
請求項2記載の発明によれば、フロアパネルに固定する第1ブラケットにリンクが軸支されてなり且つ該第1ブラケット間は、第2ブラケットにより架橋支持してなるので、前記リンクは、第1ブラケットを介して支持されてなることにより、フロアパネル上に配したカーペットなどに引っかかるおそれがない。また、第2ブラケットでリンク類は一体化されることにより部品の管理工数が少なくて済む、という効果を奏する。
請求項3記載の発明によれば、前記ガイドピンは、前記ガイドレールの側壁部に案内されて回転自在な滑車により案内可能に構成されてなるので、ガイドレールの横移動部をガイドピンがスムーズに移動することが可能となる、という効果を奏する。
本発明の実施例1に係る乗り物用シートを示す斜視図。 図1のリンク、ガイドレール、ガイドピンなど要部を示し、ガイドピンがガイドレールの直線部にある状態を示す斜視図。 図2の上面図。 図3のガイドピンがガイドレールの直線部から横移動部に入った状態を示す上面図。 図4のガイドピンがガイドレールの横移動部の最も後側に移動した状態を示す上面図。 図1の乗り物用シートの背面図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。本発明において、タイヤハウスのような突出部が側方にあっても製造原価が低減でき、ガタも無く、軽量化が図れ、クッション下のスペースが減少しにくい移動手段を前記シートクッションの下側に有する乗り物用シート構造を提供するという目的を、以下の構成により実現した。すなわち、シートクッションを移動可能に支持してなる移動手段を前記シートクッションの下側に有する乗り物用シート構造であって、前記移動手段は、フロアパネルに前後左右にそれぞれ離間して支持され且つそれぞれが水平方向に回転可能に軸支されてなるリンクと、前記フロアパネルに前後方向に略直線状をなす直線部及び該直線部の適宜の位置に前記直線部に臨み且つ前記リンクの回転半径に相当する寸法で形成されてなる横移動部を有するガイドレールと、前記シートクッションより垂下され且つ前記ガイドレールに案内されて左右方向に移動可能なるガイドピンとより構成されてなることで、実現した。
以下、図1〜図6を用いて、本発明の実施例1に係る構造を、説明する。この実施例1の符号1は、自動車用シートであり、シートクッション2と、シートバック3と、シートクッション2の移動手段4とより少なくとも構成されてなる。
前記移動手段4は、フロアパネル5に前後左右、即ち前側FR、後側RR、左側LH、右側RHにそれぞれ離間して支持され且つそれぞれが水平方向に第1ピン20により回転可能に軸支されてなるリンク6、6、6、6と、前記フロアパネル5に前後方向に略直線状をなす直線部8及び該直線部8の適宜の後側RRの位置に前記直線部8に臨み且つ前記リンク6の回転半径に相当する寸法の円弧部21により形成されてなる横移動部9を有するガイドレール7と、前記リンク6の前後FR、RR間に架設されてなる固定レール11及び該固定レール11に対して前後FR、RR方向の移動が可能なると共に前記シートクッション2に支持されてなる可動レール12より構成され且つ並設されてなるスライドレール10、10と、前記シートクッション2のブラケット2aの下側DWより垂下され且つ前記ガイドレール10に案内されて左右LH、RH方向に移動可能なるガイドピン13とより構成されてなる。
前記リンク6は、第1ブラケット14、14、14、14それぞれに第1ピン20により水平方向に回転自在に軸支されてなる平板状の第1プレート6aと、該第1プレート6aの前側FRの上側UPの端部に第2ピン23により水平方向に回転自在に軸支されてなる平板状の第2プレート6aとよりなる。前記第1ピン20は、第1プレート6aの後側RRの端部に配されてなるので、前記円弧部21は、前記第1ピン20を中心に形成されてなる。後側RRの第1ブラケット14、14及び前側FRの左側LHの第1ブラケット14の間は、第2ブラケット15により架橋支持してなる。
第2ブラケット15は、図2に示すように、前後FR、RR方向に長尺で、前側FRの端部15aと、中央部15bと、後側RRの端部15cとよりなる。前側FRの端部15aは、左側LH且つ前側FRの第1ブラケット14に固定されてなる。中央部15bは、側面に側壁が立ち上がっていて、前記ガイドレール7の直線部8を保持してなる。後側RRの端部15cは、左側LH及び右側RH且つ後側RRの第1ブラケット14、14に架橋してなる。
前記ガイドピン13は、前記ガイドレール7の左側LH及び右側RHに立ち上がっている側壁部7aに案内されて回転自在な滑車16、17により案内可能に構成されてなる。前記滑車16は、図6に示すように、下側DWに配され、右側RHの側壁部7aに沿って回転自在である。前記滑車17は、図6に示すように、上側UPに配され、左側LHの側壁部7aに沿って回転自在である。
次に、この実施例1の作用を説明する。
移動手段4が、フロアパネル5に前後左右FR、RR、LH、RHにそれぞれ離間して固定されたリンク6がそれぞれが水平方向に回転可能に軸支されてなると共に、フロアパネル5に前後FR、RR方向に略直線状をなす直線部8及び該直線部8の適宜の位置に前記直線部8に臨み且つ前記リンク6の回転半径に相当する寸法で形成されてなる横移動部9を有するガイドレール7に案内されて左右LH、RH方向に移動可能なるガイドピン13がシートクッション2より垂下されてなるので、図示しない周知のタイヤハウスのような突出部が側方にあった場合、シートクッション2が前後左右FR、RR、LH、RH方向に適宜移動できる移動手段4が、リンク6とガイドレール7とガイドピン13とよりなるだけなので、製造原価が低減でき、ガタも無く、軽量化が図れ、クッション2下のスペースが減少しにくい、という効果を奏する。
また、フロアパネル5に固定する第1ブラケット14にリンク6が軸支されてなり且つ該第1ブラケット14、14間は、第2ブラケット15により架橋支持してなるので、前記リンク6は、第1ブラケット14を介して支持されてなることにより、フロアパネル5から持ち上がり、フロアパネル5上に配した図示しない周知のカーペットなどに引っかかるおそれがない。また、第2ブラケット15でリンク6類は一体化されることにより部品の管理工数が少なくて済む、という効果を奏する。
更に、前記ガイドピン13は、前記ガイドレール7の側壁部7aに案内されて回転自在な滑車16、17により案内可能に構成されてなるので、ガイドレール7の横移動部9をガイドピン13がスムーズに移動することが可能となる、という効果を奏する。
前記実施例1では、自動車用シート構造として説明しているが、自動車用に限らず、船舶、航空機、鉄道車両等の乗り物用シート構造であっても良い。
1 自動車用シート
2 シートクッション
3 シートバック
4 移動手段
5 フロアパネル
6 リンク
7 ガイドレール
8 直線部
9 横移動部
10 スライドレール
11 固定レール
12 可動レール
13 ガイドピン
14 第1ブラケット
15 第2ブラケット
16、17 滑車

Claims (3)

  1. シートクッションを移動可能に支持してなる移動手段を前記シートクッションの下側に有する乗り物用シート構造であって、
    前記移動手段は、フロアパネルに前後左右にそれぞれ離間して支持され且つそれぞれが水平方向に回転可能に軸支されてなるリンクと、前記フロアパネルに前後方向に略直線状をなす直線部及び該直線部の適宜の位置に前記直線部に臨み且つ前記リンクの回転半径に相当する寸法で形成されてなる横移動部を有するガイドレールと、前記シートクッションより垂下され且つ前記ガイドレールに案内されて左右方向に移動可能なるガイドピンとより構成されてなることを特徴とする乗り物用シート構造。
  2. 請求項1記載の乗り物用シート構造であって、
    前記リンクは、前記フロアパネルに固定する第1ブラケットに軸支されてなり且つ該第1ブラケット間は、第2ブラケットにより架橋支持してなることを特徴とする乗り物用シート構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載の乗り物用シート構造であって、
    前記ガイドピンは、前記ガイドレールの側壁部に案内されて回転自在な滑車により案内可能に構成されてなることを特徴とする乗り物用シート構造。
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