JP4527563B2 - ウインドスクリーンの昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明はウインドスクリーンの昇降装置に関する。さらに詳しくは、自動二輪車、自動車、小型船舶、スノーモービルなどの乗物のウインドスクリーンを昇降させるウインドスクリーンの昇降装置に関する。
特開2000−159173号公報 特開2000−177668号公報
特許文献1には、風防板の下端中央部を支持する前側支持機構と、両側部を支持する後側支持機構とにより、風防板の高さおよび傾斜角度を変化させる風防装置が開示されている。そのような風防装置の課題として、風防板の稼動範囲を大きくするには、後側支持機構を長く上方に伸ばさなければならず、風防を低くしたときに、後側支持機構が風防から飛び出してしまうこと、および、支持機構に風圧の力に耐える強度を与えると支持機構が大型化すること、などが挙げられている。
そのような課題を解決するために、特許文献1の前記風防装置は、後側支持機構に工夫を凝らしている。図9aに示すように、この風防装置100は、風防板101と、その風防板101の下端中央部に設けた前側支持機構102と、両側部を支持する後側支持機構103とからなる。前側支持機構102は、車体側に設けられるガイド部材102aと、風防板101の下端中央部に設けられたブラケット102bに回動自在に接続されガイド部材102a上を移動する前側連結子102cとからなる。その前側連結子102cはモータなどの駆動装置により、ガイド部材102aに沿って、風防板101の下端部を上方に移動させる。一方、後側支持機構103は一端を車体に、他端を風防板101に枢支したリンクであり、車体側に枢支された点を支点として、回動できる後側連結子103a、103aからなる。
図9a、図9bを用いて風防板101が稼動する様子を示す。図9aは風防板101が最も低い位置にあるときを表す。このとき、前側連結子102cはガイド部材102aの下端に位置し、後側連結子103aは車体側に枢支された一端を支点とし、風防板101側の点を下方に向けた状態である。次いで、図9bに示すように、前側連結子102cが駆動手段によりガイド部材102aに沿って上方に移動すると、それに伴い、後側連結子103aは車体側を支点として、風防板101側を図中の矢印Lの方向に回動させて、風防板101の中ほどを支えて、風防板101を上昇させながら起立させる。その際、後側連結子103aは走行時に受ける風の向きに長手方向を向けて配置されるので、省スペースでありながら風防板101を確実に支持することができる。
また、特許文献1には他の実施形態として、図10a、図10bに示す風防装置110も開示されている。図10a、図10bに示す風防装置110は、前述と同様に、風防板101と、その風防板101の下端中央部に設けた前側支持機構102と、両側部を支持する後側支持機構103とからなる。前側支持機構102は前述したものと同じであるので、説明を省略する。前記後側支持機構103は、下方から風防板101の上昇経路に沿う形状で上方に伸びるガイドレール111、111と、そのガイドレール111と摺動自在で風防板101に回動自在に連結され、下方に向かって伸びる細長の部材である後側連結子112、112とからなる。図10aでは、風防板101は低い位置にあり、後側連結子112はその細長い部材のほぼ全体がガイドレール111と重ね合わせるように接触している。次いで、風防板101が上方に移動すると、それにつれて、後側連結子112はガイドレール111に沿って摺動するが、後側連結子112は、その細長い形状のために伸びきったときにも、その先端部分では、引き続きガイドレール111と接触して風防板101を支持している。すなわち、後側連結子112とガイドレース111は重なり合って、小さくまとまる。また、小さくまとまりながらも、風防板101を上昇させるときは、後側連結子112がガイドレール111上を摺動して高い位置で風防板101を支持することができる。
また、特許文献2の図12には、リンク機構を用いずに単にガイドレールとスライダとからなるガイド機構を用いて風防を直線的に昇降させる風防の調節装置が開示されている。
二輪車などの車両に用いられるウインドスクリーンの傾動装置は、車体の前面に取り付けられ、運転状況により、例えば、街中を走行中には、ウインドスクリーンを低い位置に下げ、運転者の前方の視界を大きく広げる。あるいは、高速走行時には、高く上方に起き上がり、前方から受ける風を受け止め、運転者の背中側に風が回り込むバックプレッシャーを防止したり、前方から飛散する小石などの異物を防いだりする。他方、スポーツバイクなどでは、低速運転時にウインドスクリーンを立たせて、高速運動時に傾斜させることもある。このようなウインドスクリーンの昇降装置として、特許文献1で述べたように、後部の支持機構にリンクを用いたり、長い連結子を備えたスライダ機構を採用してガイドの設置スペースを小さくしたものが用いられている。しかし、いずれも場合も支持強度が弱い。さらに、図10a、bの長い連結子を備えたものは、後部のガイドレールを前部の下方に配置するため、上下方向のスペースが大きくなる。また、特許文献2の風防の調節装置の場合でもウインドスクリーンの支持強度が高くない。
そこで、本発明はウインドスクリーンを確実に保持でき、かつ、上下方向に省スペースな昇降装置を提供することを課題とする。
本発明のウインドスクリーンの昇降装置(請求項1)は車体に設けられたウインドスクリーンを昇降させるウインドスクリーンの昇降装置であって、ベースと、そのベースに固定され、車体の左右方向における略中央に前下がりに傾斜して設けられたセンタレールと、そのセンタレールに沿って移動するセンタガイド手段と、前記センタレールの両側で、かつ、後側に、平面視でセンタレールと略平行に前下がりに傾斜して設けられるサイドレールと、それらのサイドレールに沿って移動する左右のサイドガイド手段と、前記センタガイド手段および左右のサイドガイド手段を同期させ、かつ、ウインドスクリーンを支持する同期部材と、その同期部材あるいはセンタガイド手段を上下に往復駆動させる駆動手段とを備えており、その駆動手段が、前記ベースに固定された駆動モータと、その駆動モータにより正逆回転するドラムと、前記センタレールの上下端近辺でベースに回動自在に配置されたプーリと、それぞれ一端部がドラムに係止され、上下のプーリによって、それぞれ方向転換され、他端部が同期部材またはセンタガイド手段に係止される一対のプルケーブルとを備えていることを特徴としている。
このようなウインドスクリーンの昇降装置は、前記センタレールとサイドレールの傾斜角度が異なっていることを特徴とするもの(請求項2)が好ましい。また、前記同期部材が、左右のサイドガイド手段に対して左右方向の軸周りに回動自在に枢支され、上下方向に延びる左右のサイドプレートと、それらのサイドプレート同士を連結する連結プレートとを備え、その連結プレートの中央部がセンタガイド手段に対して左右の軸周りに回動自在であることを特徴とするもの(請求項3)が好ましい。さらに、前記同期部材が、左右のサイドガイド手段に固定され、上下方向に延びるサイドプレートと、それらサイドプレート同士を連結する連結プレートとを備え、その連結プレートの中央部がセンタガイド手段に対して左右の軸周りに回動自在で、かつ、前記連結プレートの両側部が前記左右のサイドプレートに対して左右の軸周りに回動自在であることを特徴とするもの(請求項4)が好ましい。
また、本発明のウインドスクリーンの昇降装置の他の態様(請求項5)は車体に設けられたウインドスクリーンを昇降させるウインドスクリーンの昇降装置であって、車体の左右方向における略中央に前下がりに傾斜して設けられたセンタレールと、そのセンタレールに沿って移動するセンタガイド手段と、前記センタレールの両側で、かつ、後側に、平面視でセンタレールと略平行に前下がりに傾斜して設けられるサイドレールと、それらのサイドレールに沿って移動する左右のサイドガイド手段と、前記センタガイド手段および左右のサイドガイド手段を同期させ、かつ、ウインドスクリーンを支持する同期部材と、その同期部材あるいはセンタガイド手段を上下に往復駆動させる駆動手段とを備えており、前記同期部材が、左右のサイドガイド手段に固定され、上下方向に延びるサイドプレートと、それらサイドプレート同士を連結する連結プレートとを備え、その連結プレートの中央部がセンタガイド手段に対して左右の軸周りに回動自在で、かつ、前記連結プレートの両側部が前記左右のサイドプレートに対して左右の軸周りに回動自在であることを特徴としている。
さらに、本発明のウインドスクリーンの昇降装置のさらに他の態様(請求項6)は車体に設けられたウインドスクリーンを昇降させるウインドスクリーンの昇降装置であって、ベースと、そのベースに固定され、車体の左右方向における略中央に前下がりに傾斜して設けられたセンタレールと、そのセンタレールに沿って移動すると共に、前記ウインドスクリーンの中央部に連結されているセンタガイド手段と、前記センタレールの両側で、かつ、後側に、平面視でセンタレールと略平行に前下がりに傾斜して設けられるサイドレールと、それらのサイドレールに沿って移動する左右のサイドガイド手段と、それらの左右のサイドガイド手段とウインドスクリーンの両側部とをそれぞれ連結する左右のサイドプレートと、前記センタガイド手段を上下に往復駆動させる駆動手段とを備えており、
その駆動手段が、前記ベースに固定された駆動モータと、その駆動モータにより正逆回転するドラムと、前記センタレールの上下端近辺でベースに回動自在に配置されたプーリと、それぞれ一端部がドラムに係止され、上下のプーリによって、それぞれ方向転換され、他端部が同期部材またはセンタガイド手段に係止される一対のプルケーブルとを備えていることを特徴としている。
本発明のウインドスクリーンの昇降装置(請求項1)は、センタガイド手段あるいは同期部材を昇降させると、同期部材を介して、中央および左右の3つのガイド手段を同期させてウインドスクリーンを昇降させることができる。すなわち、ウインドスクリーンをガイド手段を同期させる部材として用いないので、ウインドスクリーンが受ける風圧による撓みがガイド手段の昇降に影響を及ぼさない。そのため、ガイド手段がガタ付くことなくスムーズに移動できる。そして、ベースを母材として、必要な機器をコンパクトにまとめた一つのユニットとして扱うことができる。
このようなウインドスクリーンの昇降装置は、前記センタレールとサイドレールの傾斜角度が異なっていることを特徴とする場合(請求項2)は、強固にウインドスクリーンを支持しているのもかかわらず、ウインドスクリーンを昇降させながら傾動させることができる。また、同期部材が、左右のサイドガイド手段に対して左右方向の軸周りに回動自在に枢支され、上下方向に延びる左右のサイドプレートと、それらのサイドプレート同士を連結する連結プレートとを備え、その連結プレートの中央部がセンタガイド手段に対して左右の軸周りに回動自在であることを特徴とする場合(請求項3)は、連結プレートないし1個のガイド手段を駆動させるだけで、3つのガイド手段を同期させると共に、ウインドスクリーンが風圧を受けた場合でも、連結プレートを補強メンバとして、作用させることができる。
さらに、同期部材が、左右のサイドガイド手段に固定され、上下方向に延びるサイドプレートと、それらサイドプレート同士を連結する連結プレートとを備え、その連結プレートの中央部がセンタガイド手段に対して左右の軸周りに回動自在で、かつ、前記連結プレートの両側部が前記左右のサイドプレートに対して左右の軸周りに回動自在であることを特徴とする場合(請求項4)は、連結プレートないし1個のガイド手段を駆動させるだけで、3つのガイド手段を同期させると共に、ウインドスクリーンが風圧を受けた場合でも、連結プレートを補強メンバとして、作用させることができる。また、同期部材に設けられた左右の軸周りに回動する部分が、移動部分であるサイドガイド手段と別個の連結部材上に配置されているので、ウインドスクリーンの昇降がスムーズである。
本発明のウインドスクリーンの昇降装置(請求項5)は、連結プレートないし1個のガイド手段を駆動させるだけで、3つのガイド手段を同期させると共に、ウインドスクリーンが風圧を受けた場合でも、連結プレートを補強メンバとして、作用させることができる。また、同期部材に設けられた左右の軸周りに回動する部分が、移動部分であるサイドガイド手段と別個の連結部材上に配置されているので、ウインドスクリーンの昇降がスムーズである。さらに、ベースを母材として、必要な機器をコンパクトにまとめた一つのユニットとして扱うことができる。
本発明のウインドスクリーンの昇降装置(請求項6)は、センタガイド手段を昇降させると、中央および左右の3つのガイド手段を同期させることができる。さらに、ベースを母材として、必要な機器をコンパクトにまとめた一つのユニットとして扱うことができる。
つぎに図面を参照しながら本発明のウインドスクリーンの昇降装置の実施形態を説明する。図1は本発明のウインドスクリーンの昇降装置の一実施形態を示す平面図、図2は図1のウインドスクリーンが作動する様子を示す概略側面図、図3は本発明のウインドスクリーンの他の実施形態におけるウインドスクリーンが作動する様子を示す概略側面図、図4aは図1のウインドスクリーンの昇降装置の要部断面正面図、図4bは図1の部分正面図、図5aはエンド係止部の一例示す概略図、図5bはエンド係止部の他の例を示す概略図、図6は本発明のウインドスクリーンが作動する他の様子を示す概略側面図、図7aはウインドスクリーンの昇降装置の他の実施形態を示す平面図、図7bは図7aの部分断面図、図8は本発明のウインドスクリーンの昇降装置が用いられた自動二輪車の一例を示す側面図である。
まず、図8および図1を用いて本発明の昇降装置の実施形態を示す。図8には車体Sと、その車体Sの前方に設けられたウインドスクリーン1を示す。そのウインドスクリーン1は車体Sのカウル内部に設けられたウインドスクリーンの昇降装置2(図1参照)により昇降する。また、そのウインドスクリーンの昇降装置2は大きく分けると、車体Sに設けられた固定部材3(図1参照)と、その固定部材3に沿って作動し、前記ウインドスクリーン1と連結されている可動部材4(同期部材)と、その可動部材4を駆動するために固定部材3側に配置される駆動手段7とからなる。ウインドスクリーン1は、透明なプラスチックにより形成され、両側端から中央に向けて、凸になるように湾曲している。
図1および図2に示すように前記固定部材3は車体Sに取り付けられたベース5と、そのベース5の上面に固定されるセンタレール6bと、そのベース5に対してセンタレール6bとは反対側の面(下面)に設けられる駆動手段7とからなる。前記ベース5は板状の部材であり、その両端部は下面側に折り曲げられ、強度を向上させている。駆動手段7は、ベース5の下面の前記折曲げた両端の板の間のスペースに配置されるので、車体S内部の空間を有効に活用することができる。そのため、ベース5を境にして表側の面にはセンタレール6bが固定され、裏側の面には駆動手段7を固定することができる。そのベース5は、例えば車体Sの前面のカウリングの内部で、車体Sのフレームにヘッドライトあるいはメータ類と同じように固定される。サイドレール6a、6aは車体Sのフレームの両側に固定される。
前記サイドレール6a、6aおよびセンタレール6bは、断面コ字状である(図4b参照)。そして、そのコ字状の開口端部は、内側に折り曲げられた押え部を形成し、長手方向に伸びている。そのガイドレール6の材質は鉄またはアルミニウムが用いられる。特にアルミニウムを用いて一体に押出し成形すると容易に製造することができる。
前記センタレール6bはベース5上にコ字状の開口部が上方を向くように配置される(図4b参照)。また、センタレール6bはサイドレール6a、6aよりも車体Sの前方に突出して配置され、その前方に突出した部分は、二輪車が2灯式のヘッドライトのタイプの場合には、2灯のヘッドライトの間に突出して、ヘッドライトと干渉しないよう配置される。一方、サイドレール6a、6aは、コ字状の開口部を内側に向かい合うように配置され、図1に示すように前記ヘッドライトを避けるように上方に、ウインドスクリーン1の両側を支持できるように左右に離して配置されている。そして、図2に示すように、前記サイドレール6a、6aは車体Sの前方から後方にかけてセンタレール6bよりも急な角度で立ち上がって傾斜している。
図1および図2に戻って、前記可動部材4は、サイドレール6a、6a、センタレール6bのコ字状内部に収納されて摺動するサイドガイド手段(サイドスライダ)11a、11aおよびセンタガイド手段(センタスライダ)11bと、それらのスライダ11a、11bにそれぞれ連結されている3枚のプレートと、それら3枚のプレートを一体に連結する連結プレート12とからなる。前記プレートは、一端をサイドスライダ11a、11aに固着し、他端をウインドスクリーン1の両側部に左右方向の軸回りに回動自在に連結するサイドプレート13a、13aと、センタスライダ11bと左右方向の軸回りに回動自在に連結されるセンタプレート13bとからなる。なお、センタプレート13bはウインドスクリーン1の先端部分と左右方向の軸回りに回動自在にすることもできる。本実施例では、サイドスライダ11aとセンタスライダ11bは共通の部品である。それらスライダ11a、11b、はポリオキシメチレン(POM)を第1層として、その第1層の上に前記サイドレール6aおよびセンタレール6bのコ字状内部と摺動性の高いウレタンなどを成形して第2層とした2層成形品である。なお、前記スライダ11a、11bを摺動させる他に、ローラを用いて、サイドレール6aおよびセンタレール6bの内部を転動させることもできる。
図4に示すように、前記駆動手段7は、駆動モータ8と、その駆動モータ8により回転するドラム9と、そのドラム9に係止されプーリ10を介して方向転換されるプルケーブルPとからなる。前記駆動モータ8はベース5のセンタレール6bと反対側の下面に固定されている。また、前記プーリ10はセンタレール6bの上下端に配置される。前記プルケーブルPは、外周を導管(アウター)内部に摺動自在に配置され、ウインドスクリーン1を上昇させるためのプルケーブルP1と、下降させるプルケーブルP2とからなる。それらのプルケーブルPは、その一端部をドラム9に係止して、プーリ10により方向転換され、他端部を後述するセンタプレート13bに係止する。そして、駆動モータ8の回転に伴いドラム9が回転して、プルケーブルP1およびP2(図1参照)の一方を巻取り、他方を送り出すことにより連結プレート12を介してウインドスクリーン1を昇降させる。なお、昇降にプルケーブルを用いているので、昇降中の動作がスムーズである。
前記連結プレート12は、サイドプレート13a、13aおよびセンタスライダ13bにそれぞれ締結された金属あるいは合成樹脂で成形される板状部材である。その連結プレート12上には、サイドおよびセンタスライダ11a、11bからそれぞれ延びるサイドプレート13a、13aおよびセンタプレート13bが略三角形の頂点に相当する位置に配置される。それらサイドおよびセンタスライダ11a、11bにそれぞれ接続されるサイドおよびセンタプレート13はシャフト16により固定されている。前記ウインドスクリーン1は、連結プレート12に係止されている。また、前記三角形状は、センタスライダ11bを中心として、両側に等しくサイドスライダ11a、11aの頂点が配置される二等辺三角形が好ましい。そして、2灯式のヘッドライトを備えた自動二輪車の場合、そのセンタスライダ11bが2つのヘッドライトの中間で摺動するように配置すると、ヘッドライトと干渉することなく、省スペースである。なお、連結プレート12をウインドスクリーン1にインサート成形することにより、一体に成形することもできる。
また、センタプレート13bには、プルケーブルPを係止するためのエンド係止部13cが形成されている(図4aのI−I線断面参照)。そのエンド係止部13cをプルケーブルPの端部が引張って連結プレート12が昇降する。そのエンド係止部13cを図5を用いて説明する。図5aに示すように、プルケーブルPの端部には、ケーブルエンド14、14が形成されている。前記エンド係止部13cは、それらケーブルエンド14、14を内部に収納できる箱状またはケーブルエンド14を係止することができる側壁部分を備えたものであり、その箱状内部でセンタプレート13bにケーブルエンド14を軸14aで枢支している。そのため、プルケーブルPの昇降に併せて、ケーブルエンド14を軸14a周りに回動できる。このように構成されるプルケーブルPのうち上昇用プルケーブルP1のケーブルエンドは、エンド係止部13cの上端部に係止される。一方、下降用プルケーブルP2のケーブルエンド14はエンド係止部13cの下端部に係止される。なお、図5bに示すように、上昇用プルケーブルP1のケーブルエンド14をエンド係止部13cの下端部に、下降用プルケーブルP2のケーブルエンド14はエンド係止部13cの上端部に係止して、2本のプルケーブルP1、P2が交差するように係止してもよい。そうすると、駆動モータ8の回転により、エンド係止部13cは、プーリと同じ高さまで引き寄せられ、その分だけガイドレール6の長さを短くすることができ省スペースである。なお、このようなエンド係止部13cを連結プレート12に設けることもできる。
次に図2および図4を用いて本実施例に示すウインドスクリーン1が作動する様子を説明する。まず、図2の実線で示すウインドスクリーン1は、その下端部分を車体Sの前方側でセンタスライダ11bによりガイドされており、その上端部分は下方に配置されている。次いで、駆動モータ8により上昇用のプルケーブルP1が引かれると、センタプレート13bが上昇し、ウインドスクリーン1の下端部分に設けられたセンタスライダ11bが車体Sの後方に向けて摺動して、ウインドスクリーン1の上端部分を図2の二点鎖線で示す位置へ上昇させる。
センタスライダ11bが摺動すると、サイドスライダ11a、11aも上昇する。すなわち、それらスライダ11a、11bは連結プレート12により締結されているため、同期して摺動することができる。そのため、ウインドスクリーン1は、ガタ付くことなくスムーズに摺動する。そして、図2に示す二点鎖線のようにウインドスクリーン1のセンタレール6bで支持されている前端よりも、サイドレール6aで支持されている後端の方がより高く上昇する。次いで、昇降が終了すると、ベース5に設けられたリミットスイッチにより、その昇降動作の終了が検出される。リミットスイッチの検知信号は、昇降動作を制御するECU15に送られる。そのECU15はベース5の下面の邪魔にならない箇所に設けられる(図4b参照)。なお、リミットスイッチを用いない場合は、ガイドレールの上下端に設けたストッパにより、サイドおよびセンタスライダ11a、11bを停止させることもできる。
さらに、連結プレート12は前記サイドスライダ11a、11aおよびセンタスライダ11bを同期させるばかりでなく、ウインドスクリーン1の下端を補強するメンバとしても作用する。すなわち、ウインドスクリーン1に生じる捩れや撓みを連結プレート12の剛性でうけとめることができる。
このように構成されたウインドスクリーンの昇降装置2は、運転者の必要に応じて、ウインドスクリーン1を昇降させることができる。例えば、街中を走行する場合は、ウインドスクリーン1を下げて、運転者の前方の視界を大きく広げることができる。また、高速運転時においては、図2の二点鎖線に示すようにウインドスクリーン1を運転者の前方へ起き上がるように車体Sの内部から上方に向けて上昇させる。そうすると、前方から受ける風が、運転者の後方に回りこみ、運転者の背中付近を押圧するバックプレッシャーを防止することができる。また、前方から飛散する小石などの異物から運転者を守ることができる。他方、スポーツバイクなどでは、低速運転時にウインドスクリーンを立たせて、高速運動時に傾斜させることもある。
なお、設計時において、前記サイドレール6a、6aの角度を所定の角度に変更することで、ウインドスクリーン1の起立具合に変化をつけることもできる。すなわち、前述とは逆に、図6に示す前記サイドレール6a、6aは、車体Sの前方から後方にかけてセンタレール6bよりも緩やかな角度で立ち上がって傾斜している。そのため、図6の二点鎖線のようにウインドスクリーン1が前方に移動すると、センタレール6bで支持されている前端よりも、サイドレール6aで支持されている後端の方がより高く上昇する。また、サイドレール6a、6aとセンタレール6bを車体Sの前方から後方にかけて同じ角度で傾斜させることもできる。その場合は、ウインドスクリーン1の前端と後端は、同じ角度で立ち上がるので、傾動せずに昇降する。そして、ウインドスクリーン1と可動部材4との間、あるいは可動部材4とサイドレール6aおよびセンタレール6bとの間を固定することができ、回動自在にしなくともよい。そのため、ウインドスクリーン1の移動時のガタつきを少なくすることができ、昇降が安定する。さらに、ウインドスクリーン1が受ける荷重を強固に支持することができる。
なお、図3に示すように、前記サイドプレート13a、13aの一端をウインドスクリーン1に固定し、他端をサイドスライダ11a、11aに左右方向の軸回りに回動自在に連結することもできる。この場合は、ウインドスクリーン1の両側部がサイドプレート13a、13aにより強固に固定されているので、確実にウインドスクリーン1を支えることができる。
図7にウインドスクリーンの昇降装置の他の実施形態を示す平面図を示す。このものは、前述したウインドスクリーンの昇降装置2とほぼ同じであるので、同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。図7に示すウインドスクリーンの昇降装置20は、サイドプレート13a、13aおよびセンタプレート13bは連結プレート12によって連結されていない。センタプレート13bは、ウインドスクリーン1の下端中央部に枢支されている。一方、サイドスライダ11a、11aは、ウインドスクリーン1の両側面に直接枢支されている。このように構成されたウインドスクリーンの昇降装置20が昇降する際には、前述と同様にセンタプレート13bをプルケーブルPにより引張ればよいが、センタプレート13bが昇降すると、その昇降動作はウインドスクリーン1を介してそのウインドスクリーン1の両側面からサイドプレート13a、13aを介して、サイドスライダ11a、11aに伝達される。
ウインドスクリーンの昇降装置の一実施形態を示す正面図である。 図2は図1のウインドスクリーンが作動する様子を示す概略側面図である。 図3は他の実施形態のウインドスクリーンが作動する様子を示す概略側面図である。 図4aは図1のウインドスクリーンの昇降装置の要部断面正面図、図4bは図1の部分正面図である。 図5aはエンド係止部の一例示す概略図、図5bはエンド係止部の他の例を示す概略図である。 図6はウインドスクリーンが作動する他の様子を示す概略側面図である。 図7aはウインドスクリーンの昇降装置の他の実施形態を示す平面図、図7bは図7aの部分断面図である。 本発明のウインドスクリーンの昇降装置が用いられた自動二輪車の一例を示す側面図である。 従来の技術を示す概略図である。 従来の他の技術を示す概略図である。
符号の説明
1 ウインドスクリーン
2 ウインドスクリーンの昇降装置
3 固定部材
4 可動部材(同期部材)
5 ベース
6a サイドレール
6b センタレール
7 駆動手段
8 駆動モータ
9 ドラム
10 プーリ
11 ガイド手段
12 連結プレート
13a サイドプレート
13b センタプレート
13c エンド係止部
14 ケーブルエンド
14a 軸
15 ECU
16 シャフト
20 ウインドスクリーンの昇降装置
21 軸
P プルケーブル
P1 上昇用プルケーブル
P2 下降用プルケーブル
B ベース
S 車体

Claims (6)

  1. 車体に設けられたウインドスクリーンを昇降させるウインドスクリーンの昇降装置であって、
    ベースと、
    そのベースに固定され、車体の左右方向における略中央に前下がりに傾斜して設けられたセンタレールと、
    そのセンタレールに沿って移動するセンタガイド手段と、
    前記センタレールの両側で、かつ、後側に、平面視でセンタレールと略平行に前下がりに傾斜して設けられるサイドレールと、
    それらのサイドレールに沿って移動する左右のサイドガイド手段と、
    前記センタガイド手段および左右のサイドガイド手段を同期させ、かつ、ウインドスクリーンを支持する同期部材と、
    その同期部材あるいはセンタガイド手段を上下に往復駆動させる駆動手段とを備えており、
    その駆動手段が、前記ベースに固定された駆動モータと、その駆動モータにより正逆回転するドラムと、前記センタレールの上下端近辺でベースに回動自在に配置されたプーリと、それぞれ一端部がドラムに係止され、上下のプーリによって、それぞれ方向転換され、他端部が同期部材またはセンタガイド手段に係止される一対のプルケーブルとを備えているウインドスクリーンの昇降装置。
  2. 前記センタレールとサイドレールの傾斜角度が異なっていることを特徴とする請求項1記載のウインドスクリーンの昇降装置。
  3. 前記同期部材が、左右のサイドガイド手段に対して左右方向の軸周りに回動自在に枢支され、上下方向に延びる左右のサイドプレートと、それらのサイドプレート同士を連結する連結プレートとを備え、
    その連結プレートの中央部がセンタガイド手段に対して左右の軸周りに回動自在であることを特徴とする請求項2記載のウインドスクリーンの昇降装置。
  4. 前記同期部材が、左右のサイドガイド手段に固定され、上下方向に延びるサイドプレートと、それらサイドプレート同士を連結する連結プレートとを備え、
    その連結プレートの中央部がセンタガイド手段に対して左右の軸周りに回動自在で、かつ、前記連結プレートの両側部が前記左右のサイドプレートに対して左右の軸周りに回動自在であることを特徴とする請求項2記載のウインドスクリーンの昇降装置。
  5. 車体に設けられたウインドスクリーンを昇降させるウインドスクリーンの昇降装置であって、
    車体の左右方向における略中央に前下がりに傾斜して設けられたセンタレールと、
    そのセンタレールに沿って移動するセンタガイド手段と、
    前記センタレールの両側で、かつ、後側に、平面視でセンタレールと略平行に前下がりに傾斜して設けられるサイドレールと、
    それらのサイドレールに沿って移動する左右のサイドガイド手段と、
    前記センタガイド手段および左右のサイドガイド手段を同期させ、かつ、ウインドスクリーンを支持する同期部材と、
    その同期部材あるいはセンタガイド手段を上下に往復駆動させる駆動手段とを備えており、
    前記同期部材が、左右のサイドガイド手段に固定され、上下方向に延びるサイドプレートと、それらサイドプレート同士を連結する連結プレートとを備え、
    その連結プレートの中央部がセンタガイド手段に対して左右の軸周りに回動自在で、かつ、前記連結プレートの両側部が前記左右のサイドプレートに対して左右の軸周りに回動自在であることを特徴とするウインドスクリーンの昇降装置。
  6. 車体に設けられたウインドスクリーンを昇降させるウインドスクリーンの昇降装置であって、
    ベースと、
    そのベースに固定され、車体の左右方向における略中央に前下がりに傾斜して設けられたセンタレールと、
    そのセンタレールに沿って移動すると共に、前記ウインドスクリーンの中央部に連結されているセンタガイド手段と、
    前記センタレールの両側で、かつ、後側に、平面視でセンタレールと略平行に前下がりに傾斜して設けられるサイドレールと、
    それらのサイドレールに沿って移動する左右のサイドガイド手段と、
    それらの左右のサイドガイド手段とウインドスクリーンの両側部とをそれぞれ連結する左右のサイドプレートと、
    前記センタガイド手段を上下に往復駆動させる駆動手段とを備えており、
    その駆動手段が、前記ベースに固定された駆動モータと、その駆動モータにより正逆回転するドラムと、前記センタレールの上下端近辺でベースに回動自在に配置されたプーリと、それぞれ一端部がドラムに係止され、上下のプーリによって、それぞれ方向転換され、他端部が同期部材またはセンタガイド手段に係止される一対のプルケーブルとを備えているウインドスクリーンの昇降装置。
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