JP4194598B2 - モータバイクなどの風防の調節装置 - Google Patents

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本発明はモータバイク(オートバイ)、自転車、水上バイク、雪上バイクなどの風防の調節装置に関する。
実開昭62−54887号公報 実開昭62−54888号公報 特開平7−329859号公報 特公昭64−7916号公報
モータバイクなどの運転者が外部にさらされるタイプの乗り物では、前方からの風を避けるために風防を使用しているものがある。このような乗り物では、風防の前方からの投影面積を変えるための風防調節装置を設ける場合がある。このような風防調節装置としては、風防を斜め上下方向にスライド自在に支持し、モータ駆動で昇降させるスライドタイプの装置と、風防をヒンジやリンクなどで回動自在に支持し、傾斜角度を調節するチルトタイプの装置とがある。
前者の例として、たとえば特許文献1に示されるウインドスクリーン装置がある。このものは図6に示すように、ウインドスクリーン(風防)102の下半分両側縁を昇降自在に支持するスクリーンガイド103と、そのスクリーンガイドの背面下部中央に縦方向に設けたラック104と、そのラックと噛み合う駆動ギヤ105と、その駆動ギヤを往復回転駆動する減速機およびモータMとを備えている。このものは運転状況に応じて、モータMを回転させ、駆動ギヤ105と噛み合うラック104を昇降駆動し、ウインドスクリーン102をスライド昇降させることができる。
また、特許文献2には、図7に示すように、いわゆるXリンク107とクランク機構108とを組み合わせて風防102を昇降駆動する装置が示されている。Xリンク107は、それぞれ下端が車体側に回動自在に連結され、中心部同士がピン109によって回動自在に連結された2本のリンク110、111を有する。リンク110、111の上端には、ウインドスクリーン102に取り付けられる横バー112がスライド自在に取り付けられている。ピン109はガイド113によってガイドされている。クランク機構108はモータによって回転駆動される偏心円板114と、その偏心円板114と前記のピン109とを連結するクランク115とからなる。
他方、チルトタイプの装置として、特許文献3の位置調節装置がある。このものは図8に示すように、風防116の左右端をそれぞれ2本のリンク117、118を介して車体側に取り付けている。リンク117、118は車体および風防116と共に、いわゆる4点リンク機構を構成している。また下側の左右のリンク117同士は軸119で連結されており、その軸はウオーム・アンド・ギヤ120を介してシャフト121と連結され、そのシャフトは減速機およびモータMに連結されている。
このものは(モータMを設けない場合は)風防116を手動で上下に傾動させることができ、風防を上方へ動かすときに軸119およびリンク117、118が反時計回りに回転する。また、モータMにより軸119を介してリンク117、118を反時計方向に回動させて、風防116の傾斜角度を自由に調節することができる。
特許文献4には、斜め上下方向にスライドさせながら、カム機構を利用して上下運動に基づいてチルト作用を生じさせる複合タイプの調節装置が開示されている。
前記いずれの装置でも、モータ駆動にする場合は、モータMや減速機、伝導機構などを風防の直下に配置させるため、バイクのヘッドライト類との干渉を避ける工夫が必要である。そのため設計が難しくなり、機種ごとに異なる伝導機構を準備する必要がある。
本発明はモータなどの駆動機構を風防から離れた位置に配置することができ、それにより設置が容易で、機種による共用化が容易なバイクなどの風防の調節装置を提供することを技術課題としている。
本発明の風防の調節装置(請求項1)は、モータバイクなどの車体に対して昇降自在に設けられる風防を往復操作するための調節装置であって、車体に対して左右一対で、かつ、前下がりに傾斜するように取り付けられるガイドレールと、それぞれのガイドレールに沿って移動自在に設けられ、風防の下部に水平軸廻りに回動自在に連結される左右一対のスライダと、それぞれのスライダに連結され、スライダをガイドレールに沿って往復操作するための左右一対のプッシュプルケーブルと、それらのプッシュプルケーブルを案内する導管ないしガイドパイプと、それらの一対のプッシュプルケーブルを同調して往復駆動するためのケーブル駆動機構と、それぞれ一端が前記風防の高さ方向における中間部の左右端を水平軸廻りに回動自在に連結され、他端が車体に水平軸廻りに回動自在に支持されているリンクとを備えていることを特徴としている。
本発明の風防の調節装置の第2の態様(請求項2)は、前記左右一対のリンクに代えて、車体に対して左右一対で、かつ、前記ガイドレールと異なる角度で前下がりに傾斜するように取り付けられる第2ガイドレールおよびそれぞれの第2ガイドレールに沿って移動自在に設けられ、前記風防の高さ方向における中間部を水平軸廻りに回動自在に支持する左右一対の第2スライダとからなる第2のスライドガイドとを備えていることを特徴としている。
このような風防の調節装置においては、前記プッシュプルケーブルがギヤードケーブルであり、前記ケーブル駆動機構が、そのギヤードケーブルと噛合するギアと、そのギアを回転駆動する手段とを備えているものが好ましい(請求項)。
さらに前記左右一対のガイドレールが前後方向に円弧状に湾曲しているものが好ましい。
その場合、前記左右一対のガイドレールが下向きに凸となるように湾曲しているものが好ましい(請求項)。ただし上向きに凸となるように湾曲していてもよい(請求項4)
本発明の調節装置(請求項1)では、ケーブル駆動機構を駆動して左右のプッシュプルケーブルを同調して往復操作すると、左右のスライダがガイドレールに沿って往復移動し、それらのスライダの動きにより、風防を昇降操作することができる。モータなどの駆動機構はプッシュプルケーブルを介してスライダを駆動するので、駆動機構を風防の近くに設ける必要がない。そのため、ヘッドライトなどを回避しながらプッシュプルケーブルを配索するなど、駆動機構の設置の自由度が大幅に向上する。
さらにプッシュプルケーブルを採用しているので、プルケーブルの場合と異なり、戻りの配索経路が不要である。そのため配索スペースが少なくて済む。さらに2本のガイドレールおよび同期して押し引き操作する2本のプッシュプルケーブルを用いると共に、左右一対のスライダで風防を昇降させるので、風防を安定して操作することができる。
またプッシュプルケーブルは往復操作するだけでよいので、操作が簡単であり、また操作の確実性も高くなる。プッシュプルケーブルを導管やガイドパイプで案内する場合は、プーリで案内する場合などに比して、ケーブルの配索経路の自由度が高い。
さらに本発明の風防の調節装置では、ガイドレールが左右一対で設けられており、それぞれのガイドレールに沿って移動するスライダが風防の左右端を支持しており、風防の高さ方向の中間部の左右端がリンクを介して車体に連結されているので、風防が安定して傾動しながら昇降する。
本発明の風防の調節装置の第2の発明は、リンクに代えて第2ガイドレールおよび第2スライダを用いているほかは前述の風防の調節装置と同じであり、実質的に同一の作用効果を奏する。
前記プッシュプルケーブルがギヤードケーブルであり、前記ケーブル駆動機構が、そのギヤードケーブルと噛合するギアと、そのギアを回転駆動する手段とを備えている場合(請求項)は、1個のギヤで2本のプッシュプルケーブルを操作するので、駆動機構が1個で済み、省スペースある。さらに駆動機構の操作力を確実にプッシュプルケーブルに伝えることができ、同調操作が容易である。
前記左右一対のガイドレールが前後方向に円弧状に湾曲している場合(請求項4、5)は、スライダの昇降移動につれてスライダの角度が変わる。それによりスライダが支持している風防の角度が変化する。そのため、モータバイクなどの速度に応じて適切な角度に調節することができる。
さらに前記左右一対のガイドレールが下向きに凸となるように湾曲している場合(請求項)は、スライダが下降すると水平に対する角度が小さくなり、上昇すると角度が大きくなる。それにより風防を下降させたときの風圧が一層小さくなり、高速運転に都合がよい。さらに風防の下部は前側に移動するので、運転者は前傾姿勢をとりやすい。逆に風防を上昇させると角度が大きくなり、さらに風防が運転者に近づくので、自然な姿勢の運転者を風圧から保護することができる。
つぎに図面を参照しながら本発明の風防の調節装置の実施の形態を説明する。図1および図2はそれぞれ本発明の風防の調節装置の一実施形態を示す正面図および側面図、図3aは図1のX−X線拡大断面図、図3bはその要部斜視図、図4aおよび図4bはそれぞれ本発明の範囲外の風防の調節装置のを示す概略側面図、図5aは本発明の風防の調節装置の他の実施形態を示す概略側面図、図5bおよび図5cは本発明の風防の調節装置のさらに他の実施形態を示す概略側面図である。
始めに図1〜3を参照しながら本発明の風防調節装置の実施形態を説明する。図1の風防調節装置Cは、図1に示すように、風防1と車体とを連結する左右一対のリンク2と、風防の下部を上下方向にガイドするための左右一対のスライドガイド機構3とを備えている。そのスライドガイド機構3のスライダ54を左右一対のケーブル51、51を介してケーブル駆動機構8で駆動するようにしている。各ケーブル51は、押し引き両方向の力を伝達するプッシュプルコントロールケーブルの内索が用いられ、とくにこの実施形態では、表面に螺旋状の歯が設けられた、いわゆるギヤードケーブルが用いられている。各ケーブル51は、スライドガイド機構3とケーブル駆動機構とを連結するガイドパイプ(導管)52、52およびガイドレール53により案内されている。
なお風防1は理解を容易にするため、単なる長方形の想像線で示しているが、実際には上下方向に長い従来のものと同じ形態を有する。ガイドレール4の取りつけ角度は風防1の傾倒位置(想像線参照)の角度に合わせるが、通常は水平面に対して20〜45度程度、とくに30度前後である。
前記リンク2は、一端が車体に対して水平方向の軸心S1回りに回動自在に連結されており、他端は風防1の上下方向の中間部の左右端に同じく水平方向の軸心S2回りに回動自在に取り付けられている。リンク2は金属板や合成樹脂板によって構成しうる。さらにリンク2の車体への取付位置は、通常は風防1の後方である。しかし前方に配置してもよい。ここで「後方」とは、車体の進行方向の後側の意味である。リンク2の回動範囲は、図2に示すように、ガイドレール4に対して斜め下方に向いた下降位置と、いくらか上向きに傾斜した上昇位置との間である。下降位置はスライダ5の下端位置に対応し、そのときは風防1がガイドレール4とほぼ平行である。
前記スライドガイド機構3は、ガイドレール53と、そのガイドレール53によって摺動自在に案内されるスライダ54とから構成されている。ガイドレール53は、図3aに示すように、板状のベース部55と、その上に突出する案内部56とを有する。案内部56は断面矩形状で、左右に係合溝57が形成されている。なお、案内部56の上端から左右に突条58が突出しているとみることもできる。案内部56の中心には、ケーブル51を摺動自在に案内するガイド孔59が形成され、そのガイド孔は案内部の表面60に開口する溝61によって外部と連通している。
スライダ54は、案内部56の表面60と摺接する左右の脚部62と、風防とピンなどで連結される支持部63とを有する。脚部62の上下端の左右には、前記案内部56の係合溝57と係合する係合片64が設けられている。またスライダ54の下面の中央部には、ケーブル51に固着された連結部材65の円筒状のピン68が嵌合する嵌合穴66が形成されている。連結部材65は図3bに示すように、ケーブル51にカシメなどで固着される固着部67と、前述のピン68と、ガイドレールの溝61を通って両者を連結する連結部69とを備えている。スライダ54とガイドレールの表面60との間には、連結部69をスムーズにスライドさせるための環状のスペーサ54aが介在されている。なお図3aの符号55aは、スライダ54の上下のストロークエンドを規定するストッパである。
図1に戻って、各ガイドレール53の下端には、ガイド孔59を延長するようにガイドパイプ52の端部が連結されている。ガイドパイプ52の内面とガイド孔59の内面は面一となるように滑らかに接続されている。図1における右側のガイドレール53に連結されているガイドパイプ52は、下方に延び、ついで左側に湾曲してケーブル駆動機構8に連結されている。左側のガイドレール53に連結されているガイドパイプ52は、下方に延び、右側に湾曲して、反対側からケーブル駆動機構8に連結されている。
ケーブル駆動機構8は、モータMと、減速機Gと、その減速機の出力軸に連結されたギア70と、それぞれガイドパイプ52から出てくるケーブル51を案内するケーブル案内部71とを備えている。減速機Gには、ウオーム減速機などの自己拘束性を有する減速機が好ましいが、減速機なしに直接モータMからギア70に接続してもよい。ケーブル案内部71には2本のケーブル51を互いに平行に案内するガイド孔72が、ギア70の両側を通るように設けられ、そのガイド孔はギア70の両側部分で開口している。ギア70はケーブル51の螺旋歯と噛み合っている。さらにケーブル案内部71のガイド孔72の端部には、ケーブル51の先端部分を案内するガイドパイプ73が接続されている。
上記のごとく構成される調節装置Cは、モータMが一方向に回転すると、減速機Gを介してギア70が一方向に回転する。それによりギア70の両側と噛み合っている左右のケーブル51、51が同調して互いに反対側に駆動され、ガイドレール53、53内では同じ方向に駆動される。それにより、左右のケーブル51に連結されているスライダ54が同調して、たとえば上昇する。すなわち図2の矢印Kのように風防1の下部が上昇し、リンク2が反時計回りに回動する。そして風防1の上部がガイドレールから離れるように移動し、風防1は上昇しながら時計回りに傾動する。このように図1の調節装置Cでは、風防1の上下動と傾動は同時に行われる。
モータMが逆回転すると、左右のガイドレール内のケーブル51が同調して下降し、スライダ54も下降する。そして風防1の下部が下降し、リンク2が反時計回りに回動する。したがって風防1は反時計回りに傾動しながら下降していく。
上記のようにこの風防の調節装置Cにおいては、左右のケーブル51を介してスライダ54を昇降駆動するので、駆動機構は風防から離れた位置に設置しうる。ただしプッシュプルコントロールケーブルのガイドパイプ52はプルケーブル用の導管よりも太く、剛性が高いので、配索位置についてはプルケーブルの場合よりも自由度が低い。しかし上記の2本のガイドレールで風防を支持するタイプの調節装置は、風防を上下左右の4か所で支持するので、風防に加わる風圧、とくに風防を捻ろうとする風圧に対して抵抗力が強い利点がある。またケーブルはループ状に配索する必要がないので、ガイドレールまわりはシンプルになる。
図1の実施形態では2本のガイドレールと2本のプッシュプルケーブル(ギヤードケーブル)を用いているが、1本のガイドレールおよびプッシュプルケーブルで駆動することもできる。その場合は風防1の下部の中心部を駆動するようにするのが好ましい。プッシュプルケーブルを1本にする場合は、設置スペースを一層少なくすることができる。
図1の風防の調節装置Cでは、ウォーム減速機を用いたケーブル駆動機構8を採用しているが、これに代えて、リング遊星ギヤ減速機を備えたケーブル駆動機構を採用することができる。
上記の実施形態ではケーブル駆動機構をいずれもモータ駆動としているが、たとえばクランクハンドルなどの手段でケーブルを駆動するようにしてもよい。その場合も風防の角度と昇降を同時に操作することができる。また、前述の実施形態では、いずれもガイドレールとスライダないしキャリアプレートからなるスライドガイド機構で風防の一部を直線状に移動するようにガイドすると共に、そのガイドしている部位をケーブルで直進往復駆動している。そのためケーブルによる駆動を安定して行うことができる。なお、本発明には含まれないが、たとえば風防を水平方向の軸回りに回動自在に取り付けて、風防に直接ケーブルの端部を連結し、単に角度を変えるようにしてもよい。その場合もケーブル駆動機構はヘッドライトなどを避けて、離れた位置に配置することができる。
また図2の場合は、風防の下部をスライドガイド機構で直進往復移動自在に案内し、上部をリンクで車体と連結している。しかし風防の下部をリンクで連結し、上部をスライドガイド機構で案内するようにしてもよい。
本発明の範囲外であるが、図4aの風防の調節装置のように、リンクを用いずに単にガイドレール4とスライダ5からなるガイド機構で直線的に案内することもできる。その場合は風防の姿勢を安定させるため、上下2個所(左右を含めると4個所)でガイドレール4と転動ないし摺動するローラ32ないし滑り部材を設けるのが好ましい。スライダ5に固定された風防1は傾動せず、単にガイドレール4に沿って昇降するだけである。しかしその場合もモータ等の駆動機構(図示省略)の取付位置を自由に設定しうる効果が奏される。
また本発明の範囲外であるが、図4bのように、ガイドレール4を下向き(後ろ向き)に凸になるように、前後方向(上下方向)に円弧状に湾曲させてもよい。その場合は風防1の位置に応じて風防の傾斜角度が変化する。可撓性を有するケーブルで駆動しているので、このようなガイドレール4が湾曲している場合でも、比較的スムーズに駆動することができる。なおガイドレール4は上向き(前向き)に凸になるように湾曲させてもよい。
図5aおよび図5bは、湾曲しているガイドレール4とリンク3とを組み合わせた風防の調節装置の実施形態を示している。これらの場合はスライダ5と風防1は回動自在に連結する。それらの場合は、ガイドレール4を直線状にしている場合(図2参照)に比して、傾動角度大きくしたり(図5bの場合)、逆に傾動角度小さくすることもできる(図5aの場合)。
また図5cに示すように、上下2本(左右に配置する場合は4本)のガイドレール4、4を設けて、それらの間に角度をつけてもよい。その場合も昇降動作と傾動動作を同時に行うことができる。
上記いずれの風防の調節機構においても、ガイドレール4とスライダ5からなるスライドガイド機構3と、モータMや減速機Gなどの駆動機構(本実施形態ではケーブル駆動機構8)とがプッシュプルケーブル51および導管ないしガイドパイプ73によって連結されている。そのためモータMや減速機Gなどの駆動機構の位置を比較的自由に設定することができ、たとえばヘッドライトなどを避けて、適切な位置に配置することができる。その場合、プッシュプルケーブル51やガイドパイプ73はヘッドライトなどを廻り込むようにして配索することができる。
本発明の調節装置の一実施形態を示す正面図である。 図1の調節装置の側面図である。 図3aは図1のX-X 線拡大断面図であり、図3bはその要部斜視図である。 図4aおよび図4bはそれぞれ本発明の範囲外の調節装置のを示す概略側面図である。 図5a、図5bおよび図5cはそれぞれ本発明の調節装置のさらに他の実施形態を示す概略側面図である。 従来の風防の調節装置の一例を示す断面図である。 従来の風防の調節装置の他の例を示す正面図である。 従来の風防の調節装置のさらに他の例を示す斜視図である。
符号の説明
C 風防の調節装置
1 風防
2 リンク
3 スライドガイド機構
4 ガイドレール
5 スライダ
M モータ
G 減速機
51 ケーブル
52 ガイドパイプ
53 ガイドレール
54 スライダ
55 ベース
56 案内部
57 係合溝
59 ガイド孔
60 表面
61 溝
62 脚部
63 支持部
64 係合片
65 連結部材
66 嵌合穴
67 固着部
68 頭部
69 連結部
70 ギア
71 ケーブル案内部
72 ガイド孔
73 ガイドパイプ

Claims (5)

  1. モータバイクなどの車体に対して昇降自在に設けられる風防を往復操作するための調節装置であって、
    車体に対して左右一対で、かつ、前下がりに傾斜するように取り付けられるガイドレールと、
    それぞれのガイドレールに沿って移動自在に設けられ、風防の下部に水平軸廻りに回動自在に連結される左右一対のスライダと、
    それぞれのスライダに連結され、スライダをガイドレールに沿って往復操作するための左右一対のプッシュプルケーブルと、
    それらのプッシュプルケーブルを案内する導管ないしガイドパイプと、
    それらの一対のプッシュプルケーブルを同調して往復駆動するためのケーブル駆動機構と
    それぞれ一端が前記風防の高さ方向における中間部の左右端を水平軸廻りに回動自在に連結され、他端が車体に水平軸廻りに回動自在に支持されている左右一対のリンクとを備えている
    モータバイクなどの風防の調節装置。
  2. モータバイクなどの車体に対して昇降自在に設けられる風防を往復操作するための調節装置であって、
    車体に対して左右一対で、かつ、前下がりに傾斜するように取り付けられるガイドレールと、
    それぞれのガイドレールに沿って移動自在に設けられ、風防の下部に水平軸廻りに回動自在に連結される左右一対のスライダと、
    それぞれのスライダに連結され、スライダをガイドレールに沿って往復操作するための左右一対のプッシュプルケーブルと、
    それらのプッシュプルケーブルを案内する導管ないしガイドパイプと、
    それらの一対のプッシュプルケーブルを同調して往復駆動するためのケーブル駆動機構と、
    車体に対して左右一対で、かつ、前記ガイドレールと異なる角度で前下がりに傾斜するように取り付けられる第2ガイドレールおよびそれぞれの第2ガイドレールに沿って移動自在に設けられ、前記風防の高さ方向における中間部を水平軸廻りに回動自在に支持する左右一対の第2スライダとを備えている
    モータバイクなどの風防の調節装置。
  3. 前記プッシュプルケーブルがギヤードケーブルであり、前記ケーブル駆動機構が、そのギヤードケーブルと噛合するギアと、そのギアを回転駆動する手段とを備えている請求項1または2記載の風防の調節装置。
  4. 前記左右一対のガイドレールが上向き凸となるように円弧状に湾曲している請求項1、2または記載の風防の調節装置。
  5. 前記左右一対のガイドレールが下向きに凸となるように円弧状に湾曲している請求項1、2または3記載の風防の調節装置。
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