JP5063158B2 - 自動二輪車のウインドスクリーン構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体の前上部を覆うカウリングの上部に、上下移動可能に設けられるウインドスクリーンの改良に関する。
車体の前上部を覆うカウリングの上部には、運転者が走行中に風を受けないようにウインドスクリーンを設ける。このウインドスクリーンをモータで上下に移動させることができる移動装置を備えた自動二輪車が提案されている。
特開2003−81160公報(図8、図9)
特許文献1の図8にて、移動装置90は、アッパーカウル19に取り付けられy方向に延びるとともに車体後方に凸の弓状のガイド部91と、このガイド部91に移動自在に支持される可動部92と、この可動部92とウインドスクリーン27とを連結する連結部94とを備える。また、図9で、移動装置90は、ガイド部91とガイド部91とで支持された支持部材95の中央部に固定する電動モータ93と、この電動モータ93と左右の可動部92、92とを接続するプッシュケーブル96、96とを備える。
電動モータ93を所定の方向に回転させ、プッシュケーブル96、96で可動部92、92をガイド部91、91の上部へ移動させることでウインドスクリーン(図8符号27)が上方に配置される(図8符号27’参照)。この状態から電動モータ93を逆方向に回転させ、プッシュケーブル96、96で可動部92、92をガイド部91、91の下部へ移動させることでウインドスクリーンが下方に配置される。
しかし、特許文献1の移動装置90は、可動部92、92の駆動源に電動モータ93を用いたので、移動装置90の高コスト化を招く。そのため、低コストで、且つウインドスクリーンを上下方向に移動させることができる自動二輪車のウインドスクリーン構造の開発が求められる。
本発明は、低コストで、且つウインドスクリーンを上下方向に移動させることができる自動二輪車のウインドスクリーン構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体の前上部を覆うカウリングの上部に、上下移動可能に設けられるウインドスクリーンにおいて、前記車体側に固定され上下に延びる左右のレールと、前記ウインドスクリーン側に設けられ前記レールに係合される左右のスライダとからなり、前記レールは、前記車体に支持される後部と、この後部の前記車体前方に配置され前記スライダを囲うように形成する前部とを備え、前記スライダは、前記車体の幅方向に前記レールの前部と摺接するガイド部材を備え、前記前部の長さを短くし、且つこの前部の長さに直交する前記前部の内側寸法を幅広の寸法とし、前記ガイド部材は、前記ウインドスクリーンが受ける風荷重を、前記幅広の寸法で受けるようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、スライダは、ウインドスクリーンを固定するためにレールに係合させるロック機構を備え、前記ロック機構は、前記レールに組み付けられ前記レールに沿って延びると共に複数の穴を有する位置決め板と、前記スライダに開けた穴に収納され前記位置決め板の穴に嵌るボールと、このボールを前記位置決め板側へ付勢するように前記スライダの穴に収納され前記ボールを前記位置決め板の穴に押し当てるばねとからなることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、レールは、車体の側方から見て湾曲させるとともに、前記車体の前方から見て左右に二分割にし、鋳造成形した左レール半体と右レール半体とを結合して形成されることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、左右のレールと、左右のスライダと、ガイド部材とで自動二輪車のウインドスクリーン構造を構成した。電動モータなどの駆動源が不要であるため、請求項1によれば、低コストで、且つウインドスクリーンを上下方向に移動させることができる自動二輪車のウインドスクリーン構造を提供することができる。
また、スライダは、車体の幅方向にレールと摺接するガイド部材を備えたので、ガイド部材をスライダの車体の前後方向に設けた場合に比べ、レールとスライダの車体前後方向の組立寸法を小さくすることができる。そのため、ウインドスクリーンをカウリングにより近づけることができ、これを車体の側方から見れば、ウインドスクリーンの設置高さが下がることになる。これによって、自動二輪車をより小型化することができる。
加えて、請求項1に係る発明では、レールは、前部の長さを短くしたので、外装やメータに挟まれた空間へ省スペースで配置することができる。
さらに、請求項1に係る発明では、左右のガイドは、ウインドスクリーンが受ける風荷重を、幅広の寸法で受けるので、風によるウインドスクリーンのがたつきを抑えることができる。
請求項2に係る発明では、スライダは、ウインドスクリーンを固定するためにレールに係合させるロック機構を備えたので、ウインドスクリーンを所望の位置で固定することができる。
請求項3に係る発明では、レールを湾曲させたので、ウインドスクリーンを上方へ移動させたとき、ウインドスクリーンを立てた状態にすることができる。
また、レールを左右に二分割にし、鋳造成形したので、湾曲させたレールを容易に製造することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。また、請求項1に係る発明は主として図で説明し、請求項2に係る発明は主として図4で説明し、請求項3に係る発明は主として図3で説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の側面図であり、以下に説明する「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向を示す。
自動二輪車10は、前輪11を支持するフロントフォーク12と、このフロントフォーク12を収納するとともに支持するヘッドパイプ13と、このヘッドパイプ13の上部に設けられるとともにフロントフォーク12に連結されるハンドル14と、ヘッドパイプ13から後方の斜め下に延長して形成する車体としてのメインフレーム15と、このメインフレーム15の後端部に取付けたピボットプレート16に前端がピボット軸17で揺動自在に支持されるとともに後端で後輪18を支持するリヤスイングアーム19と、メインフレーム15の下方に配置されるとともにメインフレーム15とピボットプレート16とヘッドパイプ13から後方の斜め下に延長したダウンチューブ21とで支持されるエンジン22と、このエンジン22の動力を後輪18に伝達する動力伝達機構23と、エンジン22の上方に配置される燃料タンク24と、この燃料タンク24の後方に設けるとともにピボットプレート16に取付けたステー25から後方に延長してなるシートレール26と、このシートレール26で支持されるシート27と、シートレール26及び後輪18を覆うように形成するリヤカバー28と、ヘッドパイプ13等を覆うカウリング29と、このカウリング29の上部に上下移動可能に設けられるウインドスクリーン31と、ヘッドパイプ13から前上方へ延長した支持部材32の先端に取り付けられ上下に延びるレール40(詳細後述)と、ウインドスクリーン31に設けられレール40に係合されるスライダ50(詳細後述)とからなる。
図2は図1の2矢視図であり、レール40は、支持部材32の上部及び下部から図左へ延長した上部連結材41L及び下部連結材42Lに固定される左のレール43Lと、支持部材32の上部及び下部から図右へ延長した上部連結材41R及び下部連結材42Rに固定される右のレール43Rとで構成される。
また、スライダ50は、左のレール43Lに係合される左のスライダ51Lと、右のレール43Rに係合される右のスライダ51Rとで構成される。
そして、左のスライダ51Lは、車体の幅方向である図左右方向に、左のレール43Lを摺接するように図示せぬガイド部材90Lを備え、右のスライダ51Rは、左右方向に、右のレール43Rを摺接するように図示せぬガイド部材90R(詳細後述)を備える。
なお、左のレール43Lと右のレール43Rの構造並びに左のスライダ51Lと右のスライダ51Rの構造並びにガイド部材90Lとガイド部材90Rの構造は、各々同様であるため、以下では右のレール43Rと右のスライダ51Rとガイド部材90Rの組合せを用いて説明し、左のレール43L、左のスライダ51L及びガイド部材90Lの説明は省略する。
図3は図2の3−3線断面図であり、右のレール43Rは、支持部材32から延長した上部連結材41R及び下部連結材42Rに複数本のボルト61で取り付けられる。
また、右のスライダ51Rには、連結ねじ62、62で連結板63が取り付けられ、この連結板63の上面には、2本のねじ64、64及び2個のナット65、65でウインドスクリーン31が取り付けられている。
66は受け座、67はカバー、68、68は座金である。
右のレール43R及び右のスライダ51Rの詳細構造は次図で説明する。
図4は図3の4−4線断面図であり、右のレール43Rは、左右に二分割にし、鋳造成形した左レール半体69と右レール半体71とを結合して形成されることを特徴とする。
左レール半体69又は右レール半体71は、ボルト61がねじ込まれる後部72と、この後部72からウインドスクリーン31に向けてL形に形成される中間部73と、この中間部73からウインドスクリーン31に向けてC形に形成される前部74とを有し、これらの後部72、中間部73及び前部74が連続した肉厚で形成されるレールである。
また、左レール半体69及び右レール半体71の中間部73には、図表裏方向に一定間隔で設けた開口75、75が開けられ、これらの開口75、75に嵌るように図表裏方向に一定間隔の凸部76、76を備えた位置決め板77を、左レール半体69と右レール半体71とに取り付ける。
これらの左レール半体69及び右レール半体71は、各々の前部74の長さL1を短くしたので、外装やメータに挟まれた空間へ省スペースで配置することができる。
次に、右のスライダ51Rの詳細構造を説明する。
右のスライダ51Rは、連結ねじ62で連結板63が取り付けられているとともに右のレール43Rに向けて延長してなる本体部78を有し、この本体部78の後部79には、右のレール43Rの内面に向けて各々突出させた左凸部81及び右凸部82が形成される。
これらの左凸部81及び右凸部82には、右のレール43Rの上を右のスライダ51Rが摺接するようにガイド部材90Rが取り付けられる。このガイド部材90Rは、左ガイド91と右ガイド92とで構成され、左ガイド91は左凸部81に、右ガイド92は右凸部82に各々例えば接着剤で取り付けられる。左ガイド91及び右ガイド92は、例えばポリ四フッ化エチレン製の成形部品である。
なお、左ガイド91及び右ガイド92の取付方法は、接着剤を採用したが、ねじ結合であってもよく、他の取付方法に変更することは差し支えない。
また、左ガイド91及び右ガイド92の材質は、ポリ四フッ化エチレン製としたが、ポリエチレン製、ポリエチレンテレフタレート製であってもよく、他の樹脂材料を採用することは差し支えない。
左ガイド91及び右ガイド92は、ウインドスクリーン31が受ける風荷重を、幅広の寸法L2で受けるので、風によるウインドスクリーン31のがたつきを抑えることができる。
そして、右のスライダ51Rの本体部78の後部79には、ウインドスクリーン31の図表裏方向の位置を固定するために右のレール43Rに取り付けた位置決め板77に係合させるロック機構93を備え、このロック機構93は、後部79に開けた穴94に収納する圧縮コイルばね95と鋼球96とで構成する。
97は座金である。
なお、鋼球96は、先端が半球状に形成されていればよく、中実棒の先端に半球を結合させた棒状部材であってもよい。
位置決め板77には、穴98が開けられており、この穴98に圧縮コイルばね95で鋼球96を押し当てることで、右のスライダ51Rの本体部78に連結板63を介して取り付けたウインドスクリーン31を固定することができる。
ここで、図3に戻って、右のレール43Rは、車体後方に向けて湾曲させ、左レール半体(図4符号69)と右レール半体(図4符号71)は、例えば10本のレール結合ボルト99で結合する。
なお、レール結合ボルト99の本数は、10本に限定されるものではなく、レールの長さに応じて増減させることは差し支えない。
さらに図2にて、左のレール43L及び右のレール43Rには、各々位置決め板77が組み付けられ、位置決め板77には穴98が例えば12個開けられている。
なお、穴98の数量は、12個としたが、必要に応じて個数を増減することは差し支えない。
また、左のレール43L及び右のレール43Rには、図表方向に開口101、101が設けられているので、左のスライダ51L及び右のスライダ51Rは図上下方向に移動することができる。
そして、穴98に鋼球(図4符号96)を段階的に嵌めることで、ウインドスクリーン31を図上下方向の所望の位置に固定することができる。
102はレール蓋である。
加えて、左のレール43Lと右のレール43Rを、車体幅方向である図左右方向に最小スペースで支持部材32に取り付けたので、ウインドスクリーン31を小型化することができる。
以上に述べたウインドスクリーン構造の作用を次に述べる。
図3にて、先ず運転者がウインドスクリーン31を持ち上げることで、右のスライダ51Rに内蔵された鋼球(図4符号96)が位置決め板(図4符号77)の穴(図4符号98)から外れるので、ウインドスクリーン31及び右のスライダ51Rは上下方向に移動可能となる。次に右のスライダ51Rを二点鎖線のように右のレール43Rの上部103に移動させ、鋼球が位置決め板の穴に嵌ることで、ウインドスクリーン31を右のレール43Rに固定することができる。
また、二点鎖線で示したウインドスクリーン31を下げることで、前記と同様にウインドスクリーン31及び右のスライダ51Rは上下方向に移動可能となるため、例えばウインドスクリーン31を実線の位置に戻して右のレール43Rに固定することができる。
右のレール43Rは、車体の側方から見て湾曲させたので、ウインドスクリーン31を上方へ移動させたとき、ウインドスクリーン31を立てた状態にすることができる。
よって、図4にて、右のレール43Rと、右のスライダ51Rと、ガイド部材90Rとで自動二輪車10のウインドスクリーン構造を構成した。電動モータなどの駆動源が不要であるため、低コストで、且つウインドスクリーン31を図表裏方向に移動させることができる自動二輪車10のウインドスクリーン構造を提供することができる。
また、右のスライダ51Rは、ウインドスクリーン31を固定するために右のレール43Rに係合させるロック機構93を備えたので、ウインドスクリーン31を図表裏方向の所望の位置で固定することができる。
そして、右のレール43Rを、左レール半体69と右レール半体71とに二分割にし、鋳造成形したので、湾曲させたレールを容易に製造することができる。
前述したロック機構93は、鋼球と位置決め板の穴とを嵌めるように構成した。ところで、ロック機構は爪を板に開けた穴に嵌めることで構成することもできる。次に、ロック機構の構造を変更した実施例を説明する。
図5は図3の変更実施例図であり、図3と共通する構造については符号を流用して説明を省略する。レール40Bは、上部連結材41R及び下部連結材42Rに固定される右のレール110R(詳細後述)と、この右のレール110Rと同様に支持部材32に固定される左のレール110L(不図示)とで構成される。
また、スライダ50Bは、右のレール110Rに係合される右のスライダ120R(詳細後述)と、左のレール110Lに係合される左のスライダ120L(不図示)とで構成される。
そして、右のスライダ120Rは、車体の幅方向である図表裏方向に、右のレール110Rを摺接するように図示せぬガイド部材130R(詳細後述)を備え、左のスライダ120L(不図示)は、表裏方向に、左のレール110L(不図示)を摺接するように図示せぬガイド部材130Lを備える。
さらに、右のスライダ120Rは、ロック機構140(詳細後述)を備えており、このロック機構140にはケーブル141が連結されている。
142はケーブル収納管である。
なお、左のレール110Lと右のレール110Rの構造並びに左のスライダ120Lと右のスライダ120Rの構造並びにガイド部材130Lとガイド部材130Rの構造は、各々同様であるので、以降では右のレール110Rと右のスライダ120Rとガイド部材130Rとの組合せで構造を説明し、左のレール110L、左のスライダ120L及びガイド部材130Lの説明は省略する。
図6は図5の6−6線断面図であり、右のレール110Rは、左右に二分割にし、鋳造成形した左レール半体111と右レール半体112とを結合して形成されることを特徴とする。
これらの左レール半体111及び右レール半体112の後端には各々に連結材113、113が溶接で取り付けられ、これらの連結材113、113の後端部と下部連結材42Rとは2本のボルト61、61及びナット114、114で接続されている。
また、左レール半体111の内側には、左インナーレール115が溶接で取り付けられ、右レール半体112の内側には、右インナーレール116が溶接で取り付けられている。
なお、連結材113、113並びに左インナーレール115及び右インナーレール116の取付方法は、溶接を採用したが、ねじ結合又はリベット結合でもよく、他の結合方法を採用することは差し支えない。
そして、左インナーレール115には、穴117が開けられており、この穴117に後述する回転板の爪部が係合させることで、右のスライダ120Rに取り付けられたウインドスクリーン31を固定することができる。
さらに、穴117は、図表裏方向に複数個設けられているので、ウインドスクリーン31の位置を段階的に変えることができる。
次に、右のスライダ120Rの詳細構造を説明する。
右のスライダ120Rは、右のレール110Rに向けて延長してなる本体部121を有し、この本体部121の後部122には、右のレール110Rの内面に向けて各々突出させた左凸部123及び右凸部124が形成されるとともに、凹部125が形成される。
また、左凸部123及び右凸部124には、右のレール110Rの上を右のスライダ120Rが摺接するようにガイド部材130Rを取り付けられる。このガイド部材130Rは、左ガイド131と右ガイド132とで構成され、左ガイド131は左凸部123に、右ガイド132は右凸部124に各々例えば接着剤で取り付ける。左ガイド131及び右ガイド132は、例えばポリ四フッ化エチレン製の成形部品である。
なお、左ガイド131及び右ガイド132の取付方法は、接着剤を採用したが、ねじ結合であってもよく、他の方法に変更することは差し支えない。
また、左ガイド131及び右ガイド132の材質は、ポリ四フッ化エチレン製としたが、ポリエチレン製、ポリエチレンテレフタレート製であってもよく、他の樹脂材料を採用することは差し支えない。
加えて、右のスライダ120Rは、ウインドスクリーン31の図表裏方向の位置を固定するために左インナーレール115に係合させるロック機構140を本体部121に備える。
ロック機構140は、本体部121から図右斜め下に延長してなる支持材143と、この支持材143と本体部121とを繋ぐねじ144で回転可能に支持されるとともに先端に穴117に係合する爪部145(詳細後述)を有する非直線状断面の回転板146と、この回転板146と支持材143との間に設けられるとともに一端が支持材143に取り付けられ他端が回転板146に取り付けられることで回転板146の爪部145を常に左インナーレール115に係合させるねじりコイルばね147とで構成する。
148は座金である。
図7は図6の7−7線断面図であり、回転板146は、回転中心であるねじ144で右のスライダ120Rに回転可能に支持され、回転板146の下部には、ケーブル141がナット149で留められ、爪部145は、左インナーレール115の肉厚部151に係合している。
爪部145の内側面152が、左インナーレール115の肉厚部151の内側面153に接触することで右のスライダ120Rを右のレール110Rに固定することができる。 154は支持材、155はボルトである。
次に、ロック機構140の作用を説明する。
右のスライダ120Rを図右斜め上に移動させるときには、先ずケーブル141を引いて回転板146を矢印(1)で示すように図反時計方向に回転させ、二点鎖線で示すように爪部145を左インナーレール115の肉厚部151から外す。この状態でウインドスクリーン(図5符号31)を持ち上げることで、矢印(2)のように右のスライダ120Rを上方に移動させることができる。
次にウインドスクリーンを所望の位置まで上げたら、ケーブル141を離して回転板146を図時計方向に戻す。これで爪部145が左インナーレール115の肉厚部151に係合するので、所望の位置で右のスライダ120Rを右のレール110Rに固定することができる。
また、右のスライダ120Rを図左斜め下に移動させるときは、前記と同様に、ケーブル141を引くことで、右のスライダ120Rが移動可能な状態になる。この状態でウインドスクリーンを下げることで、矢印(3)のように右のスライダ120Rが下方に移動することができる。
そして、ウインドスクリーンを所望の位置まで下げたら、ケーブル141を離すことによって、右のスライダ120Rを所望の位置で右のレール110Rに固定することができる。
ロック機構140は、ねじりコイルばね(図6符号147)を備えているため、回転板146を二点鎖線の位置から実線の位置へ戻すとき、引いていたケーブル141を離すだけで、回転板146を図時計方向に簡単に戻すことができる。
前述の右のスライダ51R(図4参照)では、本体部(図4符号78)に車体の前後方向に圧縮コイルばね(図4符号95)と鋼球(図4符号96)を収納したので、右のスライダ51Rの車体前後方向の長さをさらに短くすることが難しかった。スライダの長さを短くすることができれば、ウインドスクリーンをさらにレールに近づけることが可能であるため、車体の前上部の小型化に繋がる。これを実現することができる実施例を次に説明する。
図8は本発明に係る別の自動二輪車のウインドスクリーンの断面図であり、図3と共通の構造については符号を参照して説明を省略する。
レール40Cは、支持部材32から延長した上部連結材41L及び下部連結材42Lに固定される左のレール160L(詳細後述)と、支持部材32から上部連結材41R(不図示)及び下部連結材42R(不図示)に固定される右のレール160R(不図示)とで構成される。
また、スライダ50Cは、左のレール160Lに係合される左のスライダ170L(詳細後述)と、右のレール160Rに係合される右のスライダ170R(不図示)とで構成される。
そして、左のスライダ170Lは、車体の幅方向である図表裏方向に、左のレール160Lを摺接するように図示せぬガイド部材180L(詳細後述)を備え、右のスライダ170Rは、表裏方向に、右のレール160Rを摺接するように図示せぬガイド部材180Rを備える。
なお、左のレール160Lと右のレール160Rの構造並びに左のスライダ170Lと右のスライダ170Rの構造並びにガイド部材180Lとガイド部材180Rの構造は、各々同様であるため、以下では左のレール160Lと左のスライダ170Lとガイド部材180Lの組合せを用いて説明し、右のレール160Rと右のスライダ170Rとガイド部材180Rの説明は省略する。
図9は図8の9−9線断面図であり、左のレール160Lは、左右に二分割にし、鋳造成形した左レール半体161と右レール半体162とを結合して形成されることを特徴とする。
また、左レール半体161又は右レール半体162は、後部163と中間部164と前部165とを有し、これらの後部163、中間部164、前部165が連続した肉厚で形成されるレールである。
また、左レール半体161の内面166には、位置決め板167が取り付けられ、この位置決め板167には、穴168が開けられている。
ここで図8に戻って、穴168は、位置決め板167の長手方向に一定間隔で、6個設けられている。
なお、穴168の個数は、6個に限定されるものではなく、適宜個数を変更をすることは差し支えない。
次に、左のスライダ170Lの詳細構造を説明する。
左のスライダ170Lは、連結ねじ62で連結板63が取り付けられているとともに左のレール160Lに向けて延長してなる本体部171を有し、この本体部171の後部172には、左のレール160Lの内面に向けて各々突出させた左凸部173(詳細後述)及び右凸部174が形成される。
これらの左凸部173及び右凸部174には、左のレール160Lの上を左のスライダ170Lが摺接するようにガイド部材180Lが取り付けられる。このガイド部材180Lは、左ガイド181(詳細後述)と右ガイド182とで構成され、左ガイド181は左凸部173に、右ガイド182は右凸部174に取り付けられる。左ガイド181及び右ガイド182は、例えばポリ四フッ化エチレン製の成形部品である。
なお、左ガイド181及び右ガイド182の材質は、ポリ四フッ化エチレン製としたが、ポリエチレン製、ポリエチレンテレフタレート製であってもよく、他の樹脂材料を採用することは差し支えない。
左のスライダ170Lの本体部171の後部172には、ウインドスクリーン31の図表裏方向の位置を固定するために、左レール半体161に取り付けた位置決め板167に係合させるロック機構190を備える。
ロック機構190の詳細構造は次図で説明する。
図10は図9の10−10線断面図であり、左のスライダ170Lの左凸部173及び右凸部174には、左ガイド181及び右ガイド182が例えば複数本のねじ183で取り付けられる。
なお、左ガイド181及び右ガイド182の取付方法は、ねじ結合を採用したが、接着剤による取付であってもよく、他の取付方法に変更することは差し支えない。
ロック機構190は、左のスライダ170Lの本体部171の上端部191に開けた穴192と、この穴192に収納する圧縮コイルばね193と、穴192より大径に形成した案内穴194に挿入されている鋼球195と、本体部171の下端部196に開けた穴197と、この穴197に収納する圧縮コイルばね198と、穴197より大径に形成した案内穴199に挿入されている鋼球201とで構成する。
なお、鋼球195及び鋼球201は、先端が半球状に形成されていればよく、中実棒の先端に半球を結合させた棒状部材であってもよい。
左のスライダ170Lは、2個の鋼球195、201が2つの圧縮コイルばね193、198で押され、鋼球195、201が位置決め板167の穴168、168に嵌ることで、左のレール160Lに固定される。
また、左のスライダ170Lは、鋼球195と鋼球201との間に左ガイド181を設けたので、鋼球195、201が位置決め板167の穴168、168から外れた場合でも、左のレール160Lの上を円滑に摺動することができる。
次にロック機構190の作用を説明する。
運転者がウインドスクリーン(図8符号31)を持ち上げることで、左のスライダ170Lに内蔵された鋼球195、201が位置決め板167の穴168、168から外れるので、ウインドスクリーン及び左のスライダ170Lは上下方向に移動可能となる。次に左のスライダ170Lを矢印(4)のように左のレール160Lの上方に移動させ、鋼球195、201が位置決め板167の穴168、168に嵌ることで、左のスライダ170Lを二点鎖線で示すように左のレール160Lに固定することができる。
よって、図8のようにウインドスクリーン31を上方に移動させることができる。
図10に戻って、運転者がウインドスクリーン(図8符号31)を下げると、前記と同様にウインドスクリーン及び左のスライダ170Lは上下方向に移動可能となり、左のスライダ170Lを矢印(5)のように左のレール160Lの下方に移動させることで、左のスライダ170Lを左のレール160Lに固定することができる。すなわち、ウインドスクリーンを下方に移動させることができる。
図9にて、左のスライダ170Lは、車体の幅方向に左のレール160Lと摺接するガイド部材180Lを備えたので、ガイド部材180Lを左のスライダ170Lの車体の前後方向に設けた場合に比べ、左のレール160Lと左のスライダ170Lの車体前後方向の組立寸法を小さくすることができる。そのため、ウインドスクリーン31をカウリング29により近づけることができ、これを車体の側方から見れば、ウインドスクリーン31の設置高さが下がることになる。これによって、自動二輪車10をより小型化することができる。
尚、本発明に用いるロック機構は、実施の形態では、鋼球と位置決め板、並びに爪部と左インナーレールで説明したが、ピンと位置決め板の組合せを採用することができるため、他の構造に変更することは差し支えない。
本発明のウインドスクリーン構造は、自動二輪車に好適である。
本発明に係る自動二輪車の側面図である。 図1の2矢視図である。 図2の3−3線断面図である。 図3の4−4線断面図である。 図3の変更実施例図である。 図5の6−6線断面図である。 図6の7−7線断面図である。 本発明に係る別の自動二輪車のウインドスクリーンの断面図である。 図8の9−9線断面図である。 図9の10−10線断面図である。
符号の説明
10…自動二輪車、13…車体(ヘッドパイプ)、29…カウリング、31…ウインドスクリーン、4L…左のレール、43R…右のレール、5L…左のスライダ、51R…右のスライダ、69…左レール半体、71…右レール半体、72…後部、74…前部、7…位置決め板、90L、90R…ガイド部材、93…ロック機構、95…ばね、6…ボール(鋼球)、94、8…穴、L1…前部の長さ、L2…幅広の寸法。

Claims (3)

  1. 車体(13)の前上部を覆うカウリング(29)の上部に、上下移動可能に設けられるウインドスクリーン(31)において、
    前記車体(13)側に固定され上下に延びる左右のレール(43L、R)と、前記ウインドスクリーン(31)側に設けられ前記レール(43L、R)に係合される左右のスライダ(51L、R)とからなり、
    前記レール(43L、R)は、前記車体(13)に支持される後部(72)と、この後部(72)の前記車体(13)前方に配置され前記スライダ(51L、R)を囲うように形成する前部(74)とを備え、
    前記スライダ(51L、R)の左右側部には、前記車体(13)の幅方向に前記レール(43L、R)の前部(74)と摺接する左右のガイド(91、92)が取付けられ、
    前記前部(74)の長さ(L1)を短くし、且つこの前部(74)の長さ(L1)に直交する前記前部(74)の内側寸法を幅広の寸法(L2)とし、
    前記左右のガイド(91、92)は、前記ウインドスクリーン(31)が受ける風荷重を、前記幅広の寸法(L2)で受けるようにしたことを特徴とする自動二輪車のウインドスクリーン構造。
  2. 前記スライダ(51L、R)は、前記ウインドスクリーン(31)を固定するために前記レール(43L、R)に係合させるロック機構(93)を備え、
    前記ロック機構(93)は、前記レール(43L、R)に組み付けられ前記レール(43L、R)に沿って延びると共に複数の穴(98)を有する位置決め板(77)と、前記スライダ(51L、R)に開けた穴(94)に収納され前記位置決め板(77)の穴(98)に嵌るボール(96)と、このボール(96)を前記位置決め板(77)側へ付勢するように前記スライダ(51L、R)の穴(94)に収納され前記ボール(96)を前記位置決め板(77)の穴(98)に押し当てるばね(95)とからなることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のウインドスクリーン構造。
  3. 前記レール(43R)は、前記車体(13)の側方から見て湾曲させるとともに、前記車体(13)の前方から見て左右に二分割にし、鋳造成形した左レール半体(69)と右レール半体(71)とを結合して形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車のウインドスクリーン構造。
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