JP4780448B2 - 小型電動車両の充電器取付構造 - Google Patents

小型電動車両の充電器取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4780448B2
JP4780448B2 JP2005265919A JP2005265919A JP4780448B2 JP 4780448 B2 JP4780448 B2 JP 4780448B2 JP 2005265919 A JP2005265919 A JP 2005265919A JP 2005265919 A JP2005265919 A JP 2005265919A JP 4780448 B2 JP4780448 B2 JP 4780448B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charger
battery
stay
body frame
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005265919A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007076477A (ja
Inventor
満 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2005265919A priority Critical patent/JP4780448B2/ja
Publication of JP2007076477A publication Critical patent/JP2007076477A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4780448B2 publication Critical patent/JP4780448B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

本発明は、車輪を電動モータで駆動する小型電動車両の充電器取付構造に関し、特に、電動モータに電力を供給するバッテリを充電する充電器を備えた小型電動車両の充電器取付構造に関する。
従来、車輪を電動モータで駆動する小型電動車両において、バッテリを充電する充電器(バッテリチャージャ)を備えたものが知られている。
例えば、下記特許文献1の小型電動車両では、車体フレームにおいて、バッテリの後側であってメインコントローラの横に充電器が配置される。
また、下記特許文献2の小型電動車両では、左右のバッテリ間に充電器が配置される。この小型電動車両では、充電器が支持固定された支持板の端部に両バッテリを載せて、1本のボルトを締結して押さえ部材で両バッテリを押さえるように固定することで、バッテリと共に充電器が車体フレームに固定される。
特開平8−116604号公報 特開平6−122324号公報
しかしながら、上記特許文献1の小型電動車両では、充電器を固定するためのステイと、バッテリを固定するためのステイとを、車体フレームに溶接等でそれぞれ設けなくてはならず、車体フレームの構成が複雑化する。そして、車体フレームにそれらのステイが設けられていると、各種部品を取り付け及びメンテナンスする際に、それらのステイが邪魔になり、作業性が悪いという問題があった。
一方、上記特許文献2の小型電動車両では、1本のボルトの直接的な締め付け力だけでバッテリ及び充電器を固定するので、大きな締め付け力が必要であり、充電器の取り付け作業が容易でないという問題があった。また、充電器をメンテナンスする際には、ボルトを外すだけでなく、バッテリ自体も車体フレームから降ろさなくてはならず、作業性が良くない。
さらにそれだけでなく、充電器が両バッテリ間に配置されるので、充電器のサイズ、形状の自由度が低い。また、充電時において、充電器及びバッテリの発熱の冷却には不利なレイアウトである。さらに、充電用コードリールを設ける場合、充電器に近い位置に配置することができず、別途、ステイ等を設けて設置位置を確保する必要があるだけでなく、長いハーネスが必要となる。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、充電器を簡単に取り付け可能にすると共に、車体フレームの構成を簡単にして各種部品の取り付け及びメンテナンスの作業性を向上させることができる小型電動車両の充電器取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の小型電動車両の充電器取付構造は、車輪を駆動する電動モータと、前記電動モータに電力を供給するバッテリと、前記バッテリを充電する充電器(41)とが車体フレームに搭載された小型電動車両の充電器取付構造において、前記車体フレームとは別体に構成され、前記充電器が取り付けられる充電器ステイ(CHS)と、前記充電器ステイの一端側に設けられ、前記車体フレームのうち前記バッテリの後方の部分に係合可能な係合部(44c)と、前記充電器ステイの他端側で前記バッテリの前部近傍に設けられた締結固定部(44d)とを有し、前記充電器は、着座シートの下方に配置され、前記バッテリは、前記充電器の下方に配置され、前記充電器ステイにおける前記一端と前記他端との間の中間部には、充電器取付部(42)とバッテリ押さえ部とが設けられ、前記充電器ステイの前記充電器取付部に前記充電器を取り付け固定し、前記充電器ステイの前記係合部を前記車体フレームに係合させると共に、前記充電器ステイの前記締結固定部を前記車体フレームに対して締結固定したとき、前記バッテリ押さえ部により前記バッテリが押さえられて前記車体フレームに固定されると共に、前記充電器が、前記充電器ステイを介して前記バッテリとの間に隙間を形成して前記車体フレームに固定されることを特徴とする。
本発明の請求項1によれば、充電器を簡単に取り付け可能にすると共に、車体フレームの構成を簡単にして各種部品の取り付け及びメンテナンスの作業性を向上させることができる。
また、充電器ステイが、充電器の取り付けの機能とバッテリ押さえの機能を兼ねるので、バッテリ固定専用部品が不要で、部品を削減することができる。また、充電器の固定とバッテリの固定とが同時になされるので、両者の固定作業が容易である。また、係合部を支点、締結固定部を力点としたとき、バッテリ押さえ部が作用点となってバッテリを押さえるので、1箇所の小さな締結力でバッテリを効率よく強固に固定することができる。さらに、バッテリを車体フレームから降ろさなくても充電器を着脱することができる。
また、バッテリの上方に充電器等の他部品が配置されたとしても、バッテリの前部近傍で締結固定部の締結作業が可能であるので、締結作業に支障がない。
また、重量部品であるバッテリ及び充電器を車両中央下部に集中配置して、操安性を高めることができる。また、充電器とバッテリを近接配置できるので、両者間の配線がコンパクトになる。
請求項によれば、充電器の前端が前方上方へ大きく張り出さないので、充電器等を覆うカバーをコンパクトにすることができる。また、充電用コードリールも充電器に倣って傾斜させれば、雨天時における充電時に、雨水がコードを伝わって充電器に浸入することを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る充電器取付構造が適用される小型電動車両の左側面図である。この小型電動車両1は、1人乗りであり、その車体フレーム10の四隅にそれぞれ左右一対の前輪12と後輪13とが配置される。車体フレーム10の前部にはレッグシールド15が立設され、その上部に前輪12を操舵するハンドル29が設けられる。車体フレーム10の後部には、リヤボディ20が設けられ、リヤボディ20の上に着座シート16が設置される。レッグシールド15とリヤボディ20との間に、低床式の足載せフロア14が設けられている。
着座シート16は、着座部19と、バックレスト17と、左右一対のアームレスト18とを備えている。リヤボディ20は、その前部がバッテリカバー22で覆われ、後部がリヤカバー23で覆われている。また、シートポストカバー21が、車体フレーム10の後部10aに取り付けられ、リヤボディ20の中部を覆っている。リヤカバー23の後方には、リヤバンパ24が設けられている。着座部19の直下において、シートフレームに充電用コードリール49が配設されている。
図2は、リヤボディ20が配置される車体フレーム10の部分の左前方斜視図である。図3は、リヤボディ20の内部の側面図である。
車体フレーム10は、前後方向に延びる左右一対のメインパイプの間が複数のクロスメンバで連結されて構成される。例えば、図2に示すように、車体フレーム10の後部10aには、左右一対のシートパイプ31と1本のシートステイ取付用パイプ33とが設けられ、シートステイ取付用パイプ33には、シートステイ34が取り付けられている。そして、図2、図3に示すように、シートパイプ31とシートステイ34で支持されたシート支持部の頂上にプレート35が設けられる。着座シート16は、プレート35によって支持される。
図3に示すように、左右の後輪13の各々に対応して、ギヤケース27及び電動モータ28が設けられている。ギヤケース27及び電動モータ28は、対応する後輪13と共に、ピボット軸26周りに回動自在にされている。ギヤケース27、電動モータ28及び後輪13の上下動は、リヤサスペンション25により緩衝、復元される。
左右のギヤケース27の内部には、減速歯車機構、差動歯車機構、制動用の電磁ブレーキ装置等が収容されている(いずれも図示せず)。左右のギヤケース27からそれぞれ外側に突出した不図示の車軸(アクスル)に、後輪13が軸支されて、電動モータ28の回転により後輪13が駆動される。
また、図2に示すように、シートパイプ31よりやや前方において、車体フレーム10の左右の後部10a間を、チャージャ取付用パイプ32が連結している。車体フレーム10の後部10a及びチャージャ取付用パイプ32に対して、コントローラステイ37が取り付けられている。コントローラステイ37の上に、メインコントローラ39が配置されている。
さらに、チャージャ取付用パイプ32の前方において、側面視L字状のフロアパネル38(図4も参照)が、チャージャ取付用パイプ32の下部に当接して車体フレーム10の後部10aに対して取り付けられている。また、チャージャ取付用パイプ32の前方において、左右のバッテリトレイ36が、フロアパネル38の上面に固定され、左右のバッテリトレイ36上に、電動モータ28に電力を供給するための左右2つのバッテリ40(40L、40R)が配置される。バッテリ40の固定手法については後述する。また、フロアパネル38の後部の立ち上がり部分には、バッテリ40の放熱用の孔が複数設けられるほか、縦方向に切りかかれた2つの切り欠き部38a(38a1、38a2)が形成されている。
次に、充電器取付構造の主要部を説明する。図4は、充電器取付構造の主要部の左側面図であり、バッテリ40Lの図示が省略されている。図5は、充電器取付構造の分解斜視図である。
本実施の形態では、バッテリ40を充電するためのチャージャ(充電器)41が、バッテリ40の上方に配置される。チャージャ41は、チャージャステイCHSを介して車体フレーム10に対して配設される。
まず、チャージャステイCHSは、図4、図5に示すように、チャージャ取付部材42、バッテリ押さえ部材43及びフレーム取付部材44から成り、一体に構成される。チャージャ41は、チャージャ取付部材42の上面42aの左右両端部に設けられた穴42b、42bを介して、ネジ47で上面42aに固定される。チャージャステイCHSを車体フレーム10に取り付けた状態では、チャージャ取付部材42の上面42aは、その前部が下方に傾斜している(図3、図4参照)。
バッテリ押さえ部材43は側面視で上方に開口するコ字状に形成され(図4参照)、その下面の左右両端部にクッション部材46(46L、46R)が固着される。フレーム取付部材44は、チャージャステイCHSの車幅方向中央に設けられ、バッテリトレイ36に配置されたバッテリ40Lとバッテリ40Rとの間隙S(図5参照)に入る程度の幅を有している。フレーム取付部材44の前部には、締結用穴44dが設けられる。フレーム取付部材44の後部には、後方に延設された2本の上側延設片44a(図4参照)と下側延設片44b(44b1、44b2)とが形成され、上側延設片44aと下側延設片44bとの間に、側面視略半円状の係合用凹部44cが形成されている。
図4に示すように、左右のバッテリトレイ36の間のフロアパネル38には、締結用穴38bが設けられ、締結用穴38b内にはナット48が固定されている。フレーム取付部材44の係合用凹部44cがチャージャ取付用パイプ32に係合した状態で、ボルト45が締結用穴44dを介してナット48に対して締結されることで、チャージャステイCHSが車体フレーム10に対して実質的に固定状態とされている。このとき、バッテリ押さえ部材43がクッション部材46L、46Rを介してそれぞれバッテリ40L、40Rの上面を下方に押圧することで、バッテリ40L、40Rがバッテリトレイ36上に固定状態となっている。
図6〜図8は、チャージャ41の組み付け手順を示す遷移図である。チャージャ41の組み付け手順は次のようになる。
まず、バッテリ40L、40Rを、チャージャ取付用パイプ32及びフロアパネル38の後部の直ぐ前方において、バッテリトレイ36上の所定位置に載置する(図2、図4参照)。一方、チャージャ41をチャージャ取付部材42の上面42aにネジ47で固定すると共に、クッション部材46L、46Rをバッテリ押さえ部材43の下面に固着する(図5参照)。
そして、図6に示すように、チャージャ41とチャージャステイCHSとが一体に組み付けられたものをバッテリ40の上方から降下させて、フレーム取付部材44を、バッテリ40Lとバッテリ40Rとの間隙S(図5参照)に介在させる。それと並行して、フレーム取付部材44の下側延設片44b1、44b2を、それぞれ、フロアパネル38の切り欠き部38a1、38a2とチャージャ取付用パイプ32とで形成される穴(図2参照)に前方から挿通する。これにより、上側延設片44aと下側延設片44bとでチャージャ取付用パイプ32を掴むように、係合用凹部44cがチャージャ取付用パイプ32に係合する(図7参照)。このとき、切り欠き部38a1、38a2は、フレーム取付部材44の車幅方向における仮位置決め機能を果たす。
次に、図4、図8に示すように、締結用穴44dにボルト45を通して、ナット48に締結する。ボルト45の締結前には、クッション部材46L、46Rがバッテリ40L、40Rの上面に当接しており、ボルト45が締結されるにつれて、バッテリ押さえ部材43がクッション部材46L、46Rを介してそれぞれバッテリ40L、40Rの上面を下方に強く押圧する。すなわち、このときの力の作用としては、「てこ」に見立てると、締結用穴44d(乃至ボルト45)を力点、係合用凹部44cを支点、バッテリ押さえ部材43(乃至クッション部材46)を作用点とみることができる。そして、てこの原理により、1本のボルト45によって、バッテリ40と一緒にチャージャ41を、比較的軽い力で、簡単な作業で、効率よく固定することができる。
また、図示はしないが、バッテリ40の温度や種類を判別するバッテリセンサが、ハーネスを介してチャージャ41に付いており、このバッテリセンサは、テープ等で、バッテリ40の側面等に接触状態とされる。
このようにして、チャージャ41をチャージャステイCHSごと車体フレーム10に対して固定することができる。固定状態にあっては、チャージャ41は、着座シート16の着座部19の下方に位置し、バッテリ40はチャージャ41の下方に位置する。すなわち、これらチャージャ41及びバッテリ40等の重量部品が、着座部19の下方、すなわち、車両中央下部に集中配置されることで、操安性が高くなっている。また、バッテリ40とチャージャ41とが近接配置されているので、両者間の配線(図示せず)が短くてコンパクトで済む。
ところで、チャージャ41をメンテナンス等のために取り外す際には、ボルト45を緩めて、チャージャ41をチャージャステイCHSごと取り外すことができる。その際、バッテリ40を取り外す必要はない。
本実施の形態によれば、チャージャ41がチャージャステイCHSを介して車体フレーム10に固定されるようにしたので、チャージャ41の取り付け用のステイを車体フレーム10に溶接等で設けなくてよく、車体フレーム10の構成を簡単にすることができる。また、車体フレーム10に、チャージャ41取り付け用の邪魔なステイがないので、バッテリ40等の各種部品の組み付け作業及びメンテナンス作業が容易である。
特に、チャージャ41は、チャージャステイCHSごと車体フレーム10から取り外せるので、取り外し後にはステイのない広いスペースが生じ、バッテリ40の出し入れ、各種部品や配線等のメンテナンス作業が容易である。また、チャージャ41の着脱のために、バッテリ40を車体フレーム10から降ろさなくてもよく、リヤカバー23をわざわざ取り外す必要もないので、作業性がよい。さらに、バッテリ40のサイズに応じてチャージャステイCHSを変更することが可能であるので、車体フレームやチャージャ41を機種毎に共通化することが容易である。
また、チャージャステイCHSの係合用凹部44cをチャージャ取付用パイプ32に係合させ、1本のボルト45を締結するだけで固定できるので、チャージャ41の取り付け作業を容易にすることができる。特に、てこの原理を利用するので、1箇所の小さな締結力でバッテリ40を効率よく強固に固定することができる。また、チャージャ41の固定とバッテリ40の固定とが同時になされるので、両者の固定作業が容易である。また、チャージャステイCHSが、チャージャ41の取り付けの機能とバッテリ40を押さえる機能を兼ねるので、バッテリ40専用の固定部品が不要で、部品を削減することができる。
しかも、本実施の形態では、バッテリ40の上方にチャージャ41が配置されているが、バッテリ40の前部近傍でボルト45の締結作業が可能であるので、締結作業に支障がない。これは、チャージャ41に限らず、バッテリ40の上方に他の部品が配置されたとしても同様である。
また、バッテリ40L、40R間には間隙Sが確保され、チャージャ41はバッテリ40の上方に少し間隔を持って配置されるので、バッテリ40の周囲の空間が確保される。従って、上記特許文献2のように、チャージャが両バッテリ間の狭い領域に配置される構成に比し、バッテリ40及びチャージャ41の放熱に不利とならない。また、チャージャ41のサイズ、形状の自由度が高い。
また、チャージャ41は、その前部が下方に傾斜しているので、前端が前方上方へ大きく張り出さない。これにより、チャージャ41等を覆うバッテリカバー22(図1参照)を角張らせずに、コンパクトにすることができる。
(変形例)
図9は、本実施の形態の変形例を示す充電器取付構造の主要部の左側面図であり、図4に対応する。上記した本実施の形態では、充電用コードリール49は、着座部19の直下に配置されたが、これに限るものではなく、同図に示すように、着座部19と充電用コードリール49との間、例えばチャージャ41の傾斜した上面に配設してもよい。充電用コードリール49をこの位置に配置しても、乗員は、座ったままコードを出し入れしやすい。また、この場合、同図に示すように、チャージャ41の傾斜に倣って、充電用コードリール49の上面も傾斜させるのが望ましい。これにより、バッテリカバー22のコンパクトさを確保できるだけでなく、雨天時における充電時に、雨水がコードを伝わってチャージャ41に浸入することを抑制することができる。
なお、充電用コードリール49をチャージャ41に直付けしてもよい。そのようにすれば、ハーネスが不要になるだけでなく、充電用コードリール49の取り付けのためのステイも不要にすることができ、構成を簡単にすることができる。
また、この変形例で示すように、バッテリセンサ50を、チャージャ41から直出し状態でチャージャ41に設けてもよい。そして、バッテリセンサ50を、バッテリ40の例えば上面に当接させる。このようにすれば、バッテリセンサ50とチャージャ41とを繋ぐハーネスを不要にでき、構成を簡単にすることができる。
なお、図9に示す充電用コードリール49の配置とバッテリセンサ50の配置は、同時に適用する必要はない。
なお、本実施の形態において、係合用凹部44cは、ボルト45を締結用穴44dを介して締結するとき、チャージャ取付用パイプ32と係合して支点の役割を果たす係合部であればよく、他の構成を採用してもよい。
なお、本実施の形態において、ボルト45で固定される締結用穴44dはフレーム取付部材44の前部、チャージャ取付用パイプ32と係合する係合用凹部44cはフレーム取付部材44の後部にそれぞれ設けたが、チャージャ41を、チャージャステイCHSを介して軽い力で車体フレーム10に固定するという観点に限って言えば、このような前後関係に限られない。例えば、車幅方向(左右方向)の両端部に締結用穴と係合用凹部とを設けてもよい。
本発明の一実施の形態に係る充電器取付構造が適用される小型電動車両の左側面図である。 リヤボディが配置される車体フレームの部分の左前方斜視図である。 リヤボディの内部の側面図である。 充電器取付構造の主要部の左側面図である。 充電器取付構造の分解斜視図である。 チャージャの組み付け手順を示す遷移図である。 チャージャの組み付け手順を示す遷移図である。 チャージャの組み付け手順を示す遷移図である。 本実施の形態の変形例を示す充電器取付構造の主要部の図4に対応する左側面図である。
符号の説明
1 小型電動車両
10 車体フレーム
13 後輪(車輪)
16 着座シート
28 電動モータ
32 チャージャ取付用パイプ(車体フレームの後方の部分)
40 バッテリ
41 チャージャ(充電器)
42 チャージャ取付部材(充電器取付部)
43 バッテリ押さえ部材(バッテリ押さえ部)
44 フレーム取付部材
44c 係合用凹部(係合部)
44d 締結用穴(締結固定部)
49 充電用コードリール
CHS チャージャステイ(充電器ステイ)

Claims (2)

  1. 車輪を駆動する電動モータと、前記電動モータに電力を供給するバッテリと、前記バッテリを充電する充電器とが車体フレームに搭載された小型電動車両の充電器取付構造において、
    前記車体フレームとは別体に構成され、前記充電器が取り付けられる充電器ステイと、
    前記充電器ステイの一端側に設けられ、前記車体フレームのうち前記バッテリの後方の部分に係合可能な係合部と、
    前記充電器ステイの他端側で前記バッテリの前部近傍に設けられた締結固定部とを有し、
    前記充電器は、着座シートの下方に配置され、前記バッテリは、前記充電器の下方に配置され、
    前記充電器ステイにおける前記一端と前記他端との間の中間部には、充電器取付部とバッテリ押さえ部とが設けられ、
    前記充電器ステイの前記充電器取付部に前記充電器を取り付け固定し、前記充電器ステイの前記係合部を前記車体フレームに係合させると共に、前記充電器ステイの前記締結固定部を前記車体フレームに対して締結固定したとき、前記バッテリ押さえ部により前記バッテリが押さえられて前記車体フレームに固定されると共に、前記充電器が、前記充電器ステイを介して前記バッテリとの間に隙間を形成して前記車体フレームに固定されることを特徴とする小型電動車両の充電器取付構造。
  2. 前記充電器は、その前部が下方に傾斜した状態で固定され、前記充電器と着座シートとの間には、充電用コードリールが、その前部が下方に傾斜した状態で配設されたことを特徴とする請求項1に記載の小型電動車両の充電器取付構造。
JP2005265919A 2005-09-13 2005-09-13 小型電動車両の充電器取付構造 Active JP4780448B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005265919A JP4780448B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 小型電動車両の充電器取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005265919A JP4780448B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 小型電動車両の充電器取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007076477A JP2007076477A (ja) 2007-03-29
JP4780448B2 true JP4780448B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=37937203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005265919A Active JP4780448B2 (ja) 2005-09-13 2005-09-13 小型電動車両の充電器取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4780448B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103857548A (zh) * 2011-10-13 2014-06-11 丰田自动车株式会社 蓄电装置的搭载结构

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03243484A (ja) * 1990-02-21 1991-10-30 Honda Motor Co Ltd 電動式車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103857548A (zh) * 2011-10-13 2014-06-11 丰田自动车株式会社 蓄电装置的搭载结构
CN103857548B (zh) * 2011-10-13 2017-06-23 丰田自动车株式会社 蓄电装置的搭载结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007076477A (ja) 2007-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101590738B1 (ko) 전동 자전거의 전장품 배치 구조
TWI247708B (en) Electrically-driven vehicle
US7942484B2 (en) Brake system for motorcycle
EP2623406B1 (en) Scooter-type electric vehicle
JP5052922B2 (ja) 自動二輪車
US7661502B2 (en) Parking brake system
JP6650601B2 (ja) バッテリ装置の取付構造および電動自転車
JP2015069823A (ja) 電動車両のバッテリ取付構造
JP2022038082A (ja) 電動スノーモビル
WO2019167787A1 (ja) バッテリ装置、モータユニット及び電動自転車
JPWO2019064605A1 (ja) 車両のバッテリ収納装置
JP4780448B2 (ja) 小型電動車両の充電器取付構造
JP2008155771A (ja) 作業車両における制御装置の配置構造
JP3143837B2 (ja) 電動スクータ
JP2004338434A (ja) ペダル支持構造
JP3182706B2 (ja) 電動スクータ
JP2005112307A (ja) 車両用パーキングレバーの配置構造
JP3333943B2 (ja) 電動スクータ
JP3182705B2 (ja) 電動スクータ
JP4373151B2 (ja) トラクタ
JP7397020B2 (ja) 車両
JP2007082885A (ja) 小型電動車両
JP5712091B2 (ja) 自動二輪車
JP2006103628A (ja) 車両のバッテリ取付構造
JP5038767B2 (ja) ステアリングコラム取付部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110610

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110623

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4780448

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3