JP2015205365A - ワーク保持装置及びワーク保持方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】形状や寸法が相違する複数種のワークを保持し得るワーク保持装置を提供する。
【解決手段】ワーク保持装置10の支持機構18は、傾動テーブル14と、該傾動テーブル14上に設けられた吸着パッド16(支持部)とを有する。該支持機構18が、第1移動機構22と第2移動機構24によって水平方向ないし鉛直方向に変位することにより、吸着パッド16の位置が調整される。さらに、傾動テーブル14が所定量で傾動することに伴い、吸着パッド16がワークを吸着保持するために適した姿勢となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、加工を施すワークを下方から支持するためのワーク保持装置及びワーク保持方法に関する。
自動車のドアを溶接により組み立てる場合、スキンとフレームとを仮溶接した仮組立体をワーク保持装置の支持部上に載置し、この状態で、溶接ロボットによって本溶接を行うようにしている。ここで、支持部が、ある形状に対応した専用のものとして設けられているときには、左ドアを保持するためのワーク保持装置で右ドアを保持することはできない。また、右ドアを保持するためのワーク保持装置で左ドアを保持することもできない。左ドアと右ドアは、同一形状ではないからである。
そこで、従来、左ドア用のワーク保持装置と右ドア用のワーク保持装置が個別に設けられていたが、この場合、設備投資が高騰する。また、2個のワーク保持装置を設置するために広大なスペースが必要であるという不具合もある。
この観点から、本出願人は、特許文献1において、形状が互いに相違する第1のワーク、第2のワークの双方を保持することが可能なワーク保持装置を提案している。
特開平11−188553号公報
自動車工場においては、複数車種の自動車が生産される。従って、ワーク保持装置は、1車種の左ドア及び右ドアのみならず、複数車種の左ドア及び右ドアを保持し得るものであることが望ましい。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、ワークの形状に対応して支持部が姿勢を変更することが可能であり、このために様々な形状のワークを支持することが可能なワーク保持装置及びワーク保持方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ワークを下方から支持する支持部を有するワーク保持装置において、
前記支持部が設けられた傾動テーブルと、
前記傾動テーブルを水平方向に移動させるための第1移動機構と、
前記傾動テーブルを鉛直方向に移動させるための第2移動機構と、
を複数個備え、
前記傾動テーブルは、該傾動テーブルを傾動させる押圧力が付与されたときに傾動するとともに、前記押圧力から解放された後は傾動姿勢を維持し、
前記傾動テーブル及び前記支持部は、前記第1移動機構による水平方向への移動と、前記第2移動機構による鉛直方向への移動と、前記傾動とにより、位置及び姿勢が変化することを特徴とする。
また、本発明は、複数個の支持部によってワークを下方から支持するワーク保持方法において、
前記支持部が設けられた傾動テーブルの水平方向位置又は鉛直方向位置を、前記傾動テーブルを水平方向に移動させるための第1移動機構と、前記傾動テーブルを鉛直方向に移動させるための第2移動機構とによって調整する工程と、
前記傾動テーブルの中の少なくとも1個に対して押圧力を付与することで、該傾動テーブルを傾動させる工程と、
傾動姿勢を維持した前記傾動テーブル上の前記支持部に前記ワークを載置する工程と、
を有することを特徴とする。
すなわち、本発明においては、支持部の位置及び姿勢を任意に変化させることが可能である。すなわち、ワークの形状や寸法に応じて支持部を所望の位置に移動させたり、姿勢を変更したりすることができる。従って、このワーク保持装置は、形状や寸法が相違する複数種のワークを保持することが可能である。
結局、本発明によれば、一台のワーク保持装置で複数種のワークに対応することができる。このため、形状や寸法が相違するワーク毎にワーク保持装置を用意する必要がない。従って、ワーク保持装置の設置スペースを狭小化し得るとともに、設備投資の低廉化を図ることができる。
支持部の好適な具体例としては、ワークを吸着保持する吸着パッドが挙げられる。この場合、簡素な構成でありながらワークを良好に保持することが可能となる。
吸着パッドを機能させるには、例えば、イジェクタ機構を構成することで大気を吸引するようにすればよい。この場合、真空ポンプ等の吸排気機器を設けることが不要となるので、ワーク保持装置が大規模化することを回避することができる。
傾動テーブルは、例えば、自在継手を介して台座に傾動可能に支持すればよい。自在継手は、周知の通り様々な方向に回転ないし傾斜することが可能である。従って、傾動テーブルを所望の方向に傾動させることが容易となる。
なお、この場合、傾動テーブルの傾動姿勢を維持するには、ロック機構で自在継手をロックすればよい。このロックによって自在継手が姿勢変化を起こすことが阻止されるようになるからである。
本発明によれば、第1移動機構及び第2移動機構によって支持部を所望の位置に移動させることが可能であり、且つ傾動テーブルを傾動させることによって支持部を所望の姿勢に変化させることが可能である。支持部の位置及び姿勢を、ワークの形状や寸法に応じて調整することにより、複数種のワークを保持することができるようになる。
すなわち、一台のワーク保持装置で複数種のワークに対応することができるので、複数台のワーク保持装置を用意する必要がない。このため、ワーク保持装置の設置スペースを狭小化し得る。また、設備投資の低廉化を図ることができる。
本実施の形態に係るワーク保持装置の要部を示した概略斜視図である。 前記ワーク保持装置を構成する移動支持機構の全体概略斜視図である。 前記移動支持機構を構成する支持機構が具備する傾動テーブルの近傍を示す概略正面図である。 傾動テーブルの上方を視点とした概略平面図である。 前記支持機構を構成する吸着パッド(支持部)の近傍を示す概略正面断面図である。 各支持機構のライン系統を簡略化した模式図である。 図4から傾動テーブルが傾動し、さらに、ロックシリンダ(ロック機構)によって自在継手の姿勢変化が阻止された状態を示す概略正面図である。
以下、本発明に係るワーク保持装置につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るワーク保持装置10の要部を示した概略斜視図である。このワーク保持装置10は、前工程でスキンとフレームとが仮溶接されることで作製された仮組立体AY(ワーク)に対して本溶接を施すことで自動車のドアを得る際、前記仮組立体AYを保持するためのものである。
この場合、ワーク保持装置10は、6個の移動支持機構12a〜12fを有する。これら移動支持機構12a〜12fは、互いに同様に構成されている。
移動支持機構12a〜12fの各々は、傾動可能な傾動テーブル14と、該傾動テーブル14に設けられた支持部としての吸着パッド16を有する支持機構18を含んで構成される。以下、この構成につき詳述する。
図2は、移動支持機構12aの全体概略斜視図である。この移動支持機構12aにおいて、前記支持機構18は、変位機構の作用下に変位する。
ワーク保持装置10は、図示しない基台を有する。該基台には複数個の支柱部材20が立設される。前記変位機構は、各支柱部材20に設けられた第1移動機構22と、該第1移動機構22に設けられた第2移動機構24とを有する。第1移動機構22は、第2移動機構24を水平方向に沿って変位させることで、前記傾動テーブル14を含む前記支持機構18を水平方向に移動させる。一方、第2移動機構24は、支持機構18が設けられた支持盤25を鉛直方向に沿って変位させることで、支持機構18を鉛直方向に移動させる。なお、図2においては、支持機構18が移動する水平方向を矢印X、鉛直方向を矢印Zで示している。
第1移動機構22は、矢印X方向に沿う横臥姿勢で第1保護ケーシング26に収容された第1モータ28、第2保護ケーシング30に収容された第1タイミングベルト32、第1ボールネジ34、案内盤36、スライドナット38を含んで構成される。
第1モータ28の回転軸の先端部は、第2保護ケーシング30の下部内に進入している。この先端部には、第1プーリ40が外嵌される。その一方で、第2保護ケーシング30の上部内に進入した前記第1ボールネジ34の一端部には、第2プーリ41が外嵌されている。前記第1タイミングベルト32は、第1プーリ40及び第2プーリ41に巻回されている。
前記案内盤36は、水平方向に沿って延在するようにして第2保護ケーシング30に支持されている。案内盤36において、スライドナット38に臨む側の側面には第1係合凸部42が突出形成されている。一方、スライドナット38において、案内盤36を臨む側の端面には第1係合凹部44が陥没形成されており、前記第1係合凸部42は、この第1係合凹部44に摺動可能に係合している。
スライドナット38は、矢印Zに沿って延在する脚部46と、矢印Xに直交する矢印Yに沿って延在する頭部48とからなり、正面視で略T字形状をなす。この中の頭部48には、第1ボールネジ34が通される第1ネジ孔50が、矢印Xに指向して貫通形成される。
スライドナット38の脚部46には、前記第2移動機構24が設けられる。この第2移動機構24は、第3保護ケーシング52に収容された第2モータ54、第4保護ケーシング56に収容された第2タイミングベルト58、第2ボールネジ60、略逆L字状の被案内ブラケット62、前記スライドナット38を含んで構成される。すなわち、スライドナット38は、第1移動機構22の構成要素と第2移動機構24の構成要素を兼ねる。
第2モータ54は、回転軸が鉛直下方を指向する倒立姿勢で第3保護ケーシング52に収容されている。そして、第3保護ケーシング52の一端部内に進入した回転軸の先端部には、第3プーリ64が外嵌される。
その一方で、第4保護ケーシング56の他端部内に進入した前記第2ボールネジ60の一端部には、第4プーリ66が外嵌されている。前記第2タイミングベルト58は、第3プーリ64及び第4プーリ66に巻回されている。
前記第2ボールネジ60は、矢印Z(鉛直方向)に沿って延在する。前記スライドナット38の頭部48には、矢印Zに指向して第2ネジ孔68が貫通形成されており、第2ボールネジ60は、この第2ネジ孔68に通される。さらに、その先端は、被案内ブラケット62の天井壁部に貫通形成された挿通孔70に通されている。
ここで、スライドナット38において、被案内ブラケット62を臨む側の端面には第2係合凸部72が突出形成されている。一方、被案内ブラケット62を構成する垂直壁部において、スライドナット38に臨む側の側面には第2係合凹部74が陥没形成されており、前記第2係合凸部72は、この第2係合凹部74に摺動可能に係合している。
被案内ブラケット62には、前記支持盤25が連結される。従って、支持盤25、及び該支持盤25上に設けられた支持機構18は、第1ボールネジ34の作用下にスライドナット38が矢印Xに指向して変位することで矢印X(水平方向)に沿って移動し、且つ、第2ボールネジ60の作用下に被案内ブラケット62が矢印Zに指向して変位することで矢印Z(鉛直方向)に沿って移動する。
支持盤25上には、ピン部材76が立設される。このピン部材76は、仮組立体AYの貫通孔に挿入される。これにより、仮組立体AYがワーク保持装置10から脱落したり、位置ズレを起こしたりすることが防止される。
支持盤25上には、さらに、前記支持機構18が設けられる。
支持機構18は、支持盤25上に位置決め固定された基盤78を有し、該基盤78上には4個のシリンダダンパ80(シリンダ)が立設される。すなわち、各シリンダダンパ80の姿勢復帰用ロッド82は鉛直上方を指向しており、このため、各姿勢復帰用ロッド82は、前進動作に伴って上昇する一方、後退動作に伴って下降する。
姿勢復帰用ロッド82は、仮組立体AYを保持するまでは、図3に示すように前進端(換言すれば、上死点)に位置している。姿勢復帰用ロッド82の先端には球コロ85が設けられており、姿勢復帰用ロッド82が上死点に到達しているときには、傾動テーブル14の下端面に形成された湾曲凹部87に対し、球コロ85が進入している。後述するように、傾動テーブル14が傾動すると、該押圧箇所に近接する姿勢復帰用ロッド82が、押圧力に応じて下降(後退)する。
すなわち、シリンダダンパ80のチューブ83内では、図示しないピストンが昇降動作する。チューブ83内は、ピストンによって下室と上室に区画され、下室に連通する下方ポート、上室に連通する上方ポート(いずれも図示せず)には、第1管継手84、第2管継手86がそれぞれ設けられる。図3に示すように、第1管継手84には、第1圧縮エア供給ライン88が接続される。この第1圧縮エア供給ライン88を介して、コンプレッサ90からの圧縮エアがチューブ83内に供給される。
第1圧縮エア供給ライン88には、三方弁92が介装される。該三方弁92には大気開放ライン94が接続されており、このため、三方弁92が操作されることに伴って、チューブ83内の連通先が第1圧縮エア供給ライン88又は大気開放ライン94のいずれかに選択的に切り替えられる。
一方、第2管継手86の開口は大気に開放されている。このため、該開口は、いわゆる呼吸孔として機能する。なお、姿勢復帰用ロッド82が上死点に位置するときには、前記下室内に導入された圧縮エアによる流体圧が、上室の内圧(大気圧)を上回っている。このため、姿勢復帰用ロッド82及びピストンが下降することが防止される。
4個のシリンダダンパ80の内方には、ロックシリンダ96(ロック機構)、及び自在継手98の球形状本体100を収容した収容ケーシング102が配置される。換言すれば、図3及び図4に示すように、収容ケーシング102は4個のシリンダダンパ80に囲繞されている。なお、図3及び図4中の参照符号103は、コンプレッサ90からの圧縮エアをロックシリンダ96に供給する第2圧縮エア供給ライン104を接続するための管継手である。
ロックシリンダ96のロック用ロッド106の先端には、球形状本体100の形状に対応する形状の受部材108が設けられる(図3参照)。ロック用ロッド106が前進(上昇)して受部材108が球形状本体100を把持することにより、自在継手98がロックされて姿勢変化が阻止される。
球形状本体100には、連結軸110が設けられる。該連結軸110は収容ケーシング102の上部から露呈しており、この露呈した先端に前記傾動テーブル14が連結されている。結局、収容ケーシング102は、自在継手98を介して傾動テーブル14を支持する台座として機能する。なお、自在継手98は、傾動テーブル14が傾動することに追従して姿勢変化を起こす。
吸着パッド16は、傾動テーブル14上に設けられる。一層具体的には、図5に示すように、傾動テーブル14の上端面には、吸気孔112が形成されたディスク形状盤114を介してパッド保持部材116が位置決め固定される。この位置決め固定は、例えば、傾動テーブル14の厚み方向(矢印Z方向)に沿って貫通形成されたボルト孔117(図4参照)に通される図示しないボルトが、ディスク形状盤114及びパッド保持部材116の図示しないボルト穴に螺合されることで行われる。
パッド保持部材116は、矢印Xに沿って延在する吸気通路118が貫通形成された中空体であり、吸気通路118は、ディスク形状盤114の吸気孔112に連通する。また、パッド保持部材116の側周壁には、大径なフランジ部120を有する鍔部材122が外嵌される。鍔部材122は、複数個のボルト123によってパッド保持部材116に連結される。
さらに、パッド保持部材116の上端部には環状段部124が形成される。この環状段部124に、略円筒形状をなす吸着パッド16が嵌合される。吸着パッド16は、弾性を示す材料、例えば、ゴムからなる。
吸着パッド16は、上記したように略円筒形状体であり、従って、ディスク形状盤114の吸気孔112は、吸気通路118と吸着パッド16の大気開放孔126を介して大気に連通する。
残余の移動支持機構12b〜12fは、移動支持機構12aと同様に構成される。従って、同一の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
以上のように構成される移動支持機構12a〜12fの中の少なくともいずれか1つにおいて、フランジ部120が図示しない溶接ロボット又は把持ロボットの先端アーム127で押圧される。これに伴い、傾動テーブル14が傾動する。この点については後述する。
ライン系統を簡略化した模式図である図6に示すように、移動支持機構12a〜12fの各ディスク形状盤114の吸気孔112には、吸気ライン128が接続される。各吸気ライン128は、圧縮エア源であるコンプレッサ90に接続された圧縮エア流通ライン130と合流通路132にて合流する。圧縮エア流通ライン130を圧縮エアが流通することに伴い、合流通路132でイジェクタ機構が形成される。圧縮エア流通ライン130には、バルブ134が設けられる。
本実施の形態に係るワーク保持装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその作用効果につき、上記の仮組立体AYに対して本溶接を行う場合の動作との関連で説明する。なお、以下の動作は、図示しない制御回路の制御作用下に営まれる。
はじめに、仮組立体AYの寸法・形状に応じ、図2に示す第1移動機構22及び第2移動機構24が前記制御回路の制御作用下に適切に作動して支持機構18を所定の位置に移動させる。一層詳細には、第1移動機構22を構成する第1モータ28が制御回路によって付勢され、その回転軸が回転付勢されると、該回転軸の先端に外嵌された第1プーリ40が回転動作する。これに追従し、該第1プーリ40と第2プーリ41に巻回された第1タイミングベルト32が周回動作する。その結果、第1ボールネジ34が回転する。
上記したように、第1ボールネジ34は、スライドナット38に形成されて矢印X(水平方向)に沿って延在する第1ネジ孔50に通されている。第1ボールネジ34のネジ部と第1ネジ孔50のネジ部とが螺合しているため、第1ボールネジ34の回転に伴い、スライドナット38が図2中の矢印X(水平方向)に沿って前進又は後退するように変位する。この変位に伴い、第2移動機構24と、該第2移動機構24に設けられた支持機構18とが一体的に変位する。
スライドナット38の第1係合凹部44には、案内盤36の第1係合凸部42が係合している。このため、スライドナット38は、矢印X(水平方向)に沿って変位する際、案内盤36に案内される。
前記制御回路は、支持機構18が所定の水平位置に到達したことを認識すると、第1モータ28の回転軸を停止させ、これにより、第1タイミングベルト32を停止させる。その結果、第1ボールネジ34の回転が停止し、スライドナット38が停止する。換言すれば、スライドナット38の変位が終了する。従って、第2移動機構24及び支持機構18の一体的な変位も終了する。
前記制御回路は、次に、第2移動機構24を構成する第2モータ54の回転軸を回転付勢する。これにより該回転軸の先端に外嵌された第3プーリ64が回転動作を開始すると、該第3プーリ64と第4プーリ66に巻回された第2タイミングベルト58が周回動作を開始する。その結果、第2ボールネジ60が回転する。
第2ボールネジ60は、スライドナット38に形成されて矢印Z(鉛直方向)に沿って延在する第2ネジ孔68に通されている。第2ボールネジ60のネジ部と第2ネジ孔68のネジ部とが螺合しているため、第2ボールネジ60の回転に伴い、被案内ブラケット62が図2中の矢印Z(水平方向)に沿って前進又は後退するように変位する。なお、スライドナット38は、第1係合凹部44が案内盤36の第1係合凸部42に係合しているため、矢印Z(鉛直方向)に沿って変位することはない。
スライドナット38の第2係合凸部72には、被案内ブラケット62の第2係合凹部74が係合している。このため、被案内ブラケット62は、スライドナット38に案内されながら、矢印Z(鉛直方向)に沿って変位する。これに伴って、被案内ブラケット62に連結された支持盤25ごと、支持機構18が矢印Z(鉛直方向)に沿って一体的に移動する。勿論、ピン部材76も同様に移動する。
前記制御回路は、支持機構18が所定の鉛直位置に到達したことを認識すると、第2モータ54の回転軸を停止させ、これにより第2タイミングベルト58を停止させる。その結果、第2ボールネジ60の回転が停止し、被案内ブラケット62が停止する。換言すれば、被案内ブラケット62の変位が終了する。従って、支持盤25、ピン部材76及び支持機構18の一体的な変位も終了する。
次に、図示しない溶接ロボット又は把持ロボットの各アームが適宜の回転・伸縮を行うことにより、その先端アーム127で、鍔部材122のフランジ部120を押圧する。この押圧力が、傾動テーブル14に伝達される。
傾動テーブル14が自在継手98に支持されているので、傾動テーブル14に押圧力が伝達されると、フランジ部120の押圧方向に指向して自在継手98の球形状本体100が回転ないし傾斜する。換言すれば、自在継手98は、押圧に対応して姿勢変化を起こす。
このため、傾動テーブル14では、押圧箇所が鉛直下方に指向して下降する一方、押圧箇所に対して180°離間した部位が鉛直上方に指向して上昇する。すなわち、図7に示すように傾動テーブル14が傾動する。この際、傾動テーブル14の下降する部位の下端面が、4本のシリンダダンパ80の中、押圧箇所に近接するものの姿勢復帰用ロッド82の先端(球コロ85)を押圧する。
この押圧に先んじ、三方弁92は、チューブ83内の連通先が大気開放ライン94となるように切り替えられている。従って、傾動テーブル14に押圧されたシリンダダンパ80では、チューブ83内の下室の圧縮エアが、下方ポート及び第1管継手84を通過して大気開放ライン94から大気に放出される。その結果、該姿勢復帰用ロッド82が鉛直下方に下降する。なお、チューブ83内の上室には、第2管継手86の開口を介して吸引された大気が導入される。
制御回路は、姿勢復帰用ロッド82の下降量から傾動テーブル14の傾動量を演算する。この傾動量、すなわち、傾動テーブル14の傾動姿勢がワークの形状に対応する程度となると、制御回路の制御作用下に、溶接ロボットによる押圧が停止される。これに伴い、傾動テーブル14の傾動、及び姿勢復帰用ロッド82の下降が終了する。
その後、制御回路は、第2圧縮エア供給ライン104からロックシリンダ96に圧縮エアを供給し、これにより該ロックシリンダ96のロック用ロッド106を上昇させる(図7参照)。その結果、ロック用ロッド106の先端に設けられた受部材108が球形状本体100を把持し、これにより自在継手98がロックされる。従って、自在継手98のそれ以上の姿勢変化が阻止されるとともに、傾動テーブル14のそれ以上の傾動が阻止される。
この時点で、4個の球コロ85中の少なくとも1個は、傾動テーブル14の湾曲凹部87内に進入している。すなわち、傾動テーブル14は、4個のシリンダダンパ80の姿勢復帰用ロッド82の少なくとも1個により、下方から支持される。
次に、図示しない把持ロボットが仮組立体AYを把持した後、該把持ロボットの各アームが適宜の回転・伸縮を行うことにより、仮組立体AYがワーク保持装置10上に移送されて載置される。この際、ピン部材76(図1及び図2参照)が仮組立体AYの貫通孔に挿入される。この挿入により、仮組立体AYがワーク保持装置10から脱落したり、位置ズレを起こしたりすることが防止される。
また、仮組立体AYは、吸着パッド16(図2及び図5参照)に吸着保持される。すなわち、前記コンプレッサ90は予め付勢されており、このため、圧縮エア流通ライン130(図6参照)に圧縮エアが流通している。この圧縮エアが流通することにより合流通路132でイジェクタ機構が形成され、吸着パッド16の大気開放孔126を介して大気が吸引される。吸引された大気は、大気開放孔126から吸気通路118、吸気孔112、吸気ライン128を介して合流通路132に到達し、その後は圧縮エアとともに圧縮エア流通ライン130を流通する。
このように、吸着パッド16の近傍の大気が該吸着パッド16に吸引されているので、仮組立体AYと吸着パッド16の間が負圧となる。このため、仮組立体AYが吸着パッド16に吸着保持される。以上により、仮組立体AYがワーク保持装置10によって下方から支持される。
傾動テーブル14が仮組立体AYの形状に対応して傾動しているため、吸着パッド16が仮組立体AYに対して精確に対向する。このため、吸着パッド16と仮組立体AYとの間に隙間が生じることが回避されるので、吸着パッド16による仮組立体AYの吸着保持が強固なものとなる。
以上のように、本実施の形態によれば、傾動テーブル14の姿勢を変化させて仮組立体AYの形状に対応させるようにしている。従って、吸着パッド16と仮組立体AYとの間に隙間が生じることが回避され、その結果、仮組立体AYを良好に吸着保持することができる。
また、吸着パッド16が弾性に富む材質(例えば、ゴム)であるときには、該吸着パッド16が仮組立体AYの形状に対応して容易に弾性変形する。このことも、吸着パッド16による仮組立体AYの吸着保持が良好となることに寄与する。
このようにしてワーク保持装置10に保持された仮組立体AYに対し、本溶接が行われる。本溶接は、例えば、先端アームに溶接ガンが設けられた溶接ロボットによって営まれる。この本溶接により、自動車のドアが製品として得られる。
この際、仮組立体AYがワーク保持装置10に堅牢に保持されているので、仮組立体AYの所望の箇所に本溶接を施すことができる。また、仮組立体AYが所定の姿勢で維持されることから、溶接作業を行うロボットのティーチングも容易である。
溶接作業が終了すると、制御回路は、前記溶接ロボットを動作させてドアから離間させる。次に、例えば、コンプレッサ90を停止し、又は、圧縮エア流通ライン130に設けたバルブ134を閉止することで、圧縮エア流通ライン130における圧縮エアの流通を停止させる。これにより合流通路132でのイジェクタ機構としての機能が消失するので、吸着パッド16の吸着保持能力が消失する。すなわち、吸着パッド16による吸着保持からドアが解放される。
さらに、前記把持ロボットが動作し、ドアを把持してストッカ等に移送する。勿論、この際には、ピン部材76がドアの貫通孔から離脱する。
同一車種のドアを得る場合、換言すれば、同一形状の仮組立体AYに対して本溶接を行う場合、支持機構18が既に当該仮組立体AYに適切な位置に調整されているので、第1移動機構22及び第2移動機構24を付勢して支持機構18の位置を再度調整する必要はない。また、傾動テーブル14が既に当該仮組立体AYに適切な傾動姿勢で傾動しているので、姿勢復帰用ロッド82を元の位置に戻すことや、自在継手98の姿勢を元に戻すこと、すなわち、傾動テーブル14の姿勢を元に戻すことも不要である。
すなわち、同一車種のドアを連続的に得るには、一旦傾動姿勢となった傾動テーブル14、ひいては吸着パッド16の当該傾動姿勢を維持した状態で、圧縮エア流通ライン130に圧縮エアを再流通させればよい。これにより、合流通路132でのイジェクタ機構としての機能が再度営まれるようになる。
以降は上記に準じ、把持ロボットによって仮組立体AYをワーク保持装置10に移送する。その後、ピン部材76によって仮組立体AYの位置ズレを防止するとともに、吸着パッド16によって仮組立体AYを吸着保持する。さらに、溶接ロボットによって本溶接を施し、ドアを得る。
一方、別車種のドアを得る場合、新たな仮組立体の形状が仮組立体AYと相違することが一般的である。この場合、新たな仮組立体を支持すべき位置も相違する。このようなときには、傾動テーブル14の姿勢を元の水平姿勢に戻す。
このためには、先ず、ロックシリンダ96の内部から圧縮エアを排出することでロック用ロッド106を下降させる。この下降により、自在継手98の球形状本体100が受部材108の拘束から解放される。
次に、三方弁92が、チューブ83内の連通先が第1圧縮エア供給ライン88となるように切り替えられ、その後、第1圧縮エア供給ライン88から第1管継手84を介してシリンダダンパ80のチューブ83内に圧縮エアが供給される。この供給に伴い、下降した姿勢復帰用ロッド82が上昇を開始する。
上昇した姿勢復帰用ロッド82の先端は、傾動テーブル14の下方に傾動した部位の下端面に当接する。すなわち、4本の姿勢復帰用ロッド82の球コロ85が全て湾曲凹部87に進入する。姿勢復帰用ロッド82がさらに上昇することに伴い、傾動テーブル14の下方に傾動した部位が姿勢復帰用ロッド82から押圧される。その結果、傾動した部位が下方から持ち上げられ、鉛直上方に指向して上昇する。その一方で、持ち上げられた部位に対して180°離間した部位が、鉛直下方に指向して下降する。
姿勢復帰用ロッド82は、最終的に上死点に到達する。すなわち、4本の姿勢復帰用ロッド82の位置が全て上死点で揃う。これに伴い、傾動テーブル14が水平姿勢に復帰する。
以降は、上記に準拠した動作が営まれる。すなわち、新たな仮組立体の寸法・形状に応じ、第1移動機構22及び第2移動機構24が制御回路の制御作用下に適切に作動して支持機構18を所定の位置に移動させる。その後、溶接ロボット又は把持ロボットの各アームが適宜の回転・伸縮を行い、その先端アーム127でフランジ部120を押圧することによって傾動テーブル14を傾動させる。さらに、イジェクタ機構により、吸着パッド16を介して大気が吸引される。
その後、新たな仮組立体が把持ロボットによって移送され、ワーク保持装置10に載置される。この際、上記と同様に新たな仮組立体の貫通孔にピン部材76が挿入されるとともに、吸着パッド16に新たな仮組立体が吸着保持される。さらに、溶接ロボットによって本溶接が行われる。
以上のように、本実施の形態に係るワーク保持装置10では、傾動テーブル14が傾動することに伴い、吸着パッド16が仮組立体の形状や寸法に対応した適切な姿勢となる。すなわち、支持部である吸着パッド16の姿勢を適宜変更することが可能である。このため、一台のワーク保持装置10で様々な形状・寸法の、換言すれば、複数種の仮組立体を容易に支持することができる。従って、ワーク保持装置10の設置スペースを狭小化し得る上、設備投資の低廉化を図ることができる。
しかも、溶接ロボット又は把持ロボット等の既存の設備を利用して傾動テーブル14を傾動させるようにしている。すなわち、傾動テーブル14を傾動させるための設備を新たに設ける必要はない。従って、設備投資が高騰することや、ワーク保持装置10が大規模になることを回避することができる。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、この実施の形態では、第1移動機構22の作用下に第2移動機構24及び支持機構18を水平方向に沿って変位させた後、第2移動機構24の作用下に支持機構18を鉛直方向に沿って変位させるようにしているが、これとは逆に、第2移動機構24の作用下に支持機構18を鉛直方向に沿って変位させた後、第1移動機構22の作用下に第2移動機構24及び支持機構18を水平方向に沿って変位させるようにしてもよい。
また、支持部として吸着パッド16を採用しているが、その他のもの、例えば、吸盤等を採用するようにしてもよい。
さらに、鍔部材122のフランジ部120を押圧することに代え、傾動テーブル14それ自体を押圧することで該傾動テーブル14を傾動させるようにしてもよい。
さらにまた、第1ボールネジ34や第2ボールネジ60に代替し、いわゆるLMガイドを採用することもできる。
そして、ワークは、自動車のドアとなる仮組立体AYに限定されるものではなく、また、ワーク保持装置10は、溶接されるワークを保持するものに限定されるものではない。
10…ワーク保持装置 12a〜12f…移動支持機構
14…傾動テーブル 16…吸着パッド
18…支持機構 22…第1移動機構
24…第2移動機構 28…第1モータ
34…第1ボールネジ 36…案内盤
38…スライドナット 42…第1係合凸部
44…第1係合凹部 54…第2モータ
60…第2ボールネジ 62…被案内ブラケット
72…第2係合凸部 74…第2係合凹部
76…ピン部材 80…シリンダダンパ
82…姿勢復帰用ロッド 88…第1圧縮エア供給ライン
90…コンプレッサ 92…三方弁
94…大気開放ライン 96…ロックシリンダ
98…自在継手 100…球形状本体
102…収容ケーシング 106…ロック用ロッド
108…受部材 110…連結軸
112…吸気孔 116…パッド保持部材
118…吸気通路 120…フランジ部
122…鍔部材 126…大気開放孔
128…吸気ライン 132…合流通路
AY…仮組立体

Claims (7)

  1. ワークを下方から支持する支持部を有するワーク保持装置において、
    前記支持部が設けられた傾動テーブルと、
    前記傾動テーブルを水平方向に移動させるための第1移動機構と、
    前記傾動テーブルを鉛直方向に移動させるための第2移動機構と、
    を複数個備え、
    前記傾動テーブルは、該傾動テーブルを傾動させる押圧力が付与されたときに傾動するとともに、前記押圧力から解放された後は傾動姿勢を維持し、
    前記傾動テーブル及び前記支持部は、前記第1移動機構による水平方向への移動と、前記第2移動機構による鉛直方向への移動と、前記傾動とにより、位置及び姿勢が変化することを特徴とするワーク保持装置。
  2. 請求項1記載のワーク保持装置において、前記支持部がワークを吸着保持する吸着パッドであることを特徴とするワーク保持装置。
  3. 請求項2記載のワーク保持装置において、前記吸着パッドがイジェクタ機構によって大気を吸引することを特徴とするワーク保持装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のワーク保持装置において、前記傾動テーブルが自在継手を介して台座に傾動可能に支持されていることを特徴とするワーク保持装置。
  5. 請求項4記載のワーク保持装置において、前記自在継手の姿勢がロック機構によって維持されることで前記傾動テーブルの傾動姿勢が維持されることを特徴とするワーク保持装置。
  6. 複数個の支持部によってワークを下方から支持するワーク保持方法において、
    前記支持部が設けられた傾動テーブルの水平方向位置又は鉛直方向位置を、前記傾動テーブルを水平方向に移動させるための第1移動機構と、前記傾動テーブルを鉛直方向に移動させるための第2移動機構とによって調整する工程と、
    前記傾動テーブルの中の少なくとも1個に対して押圧力を付与することで、該傾動テーブルを傾動させる工程と、
    傾動姿勢を維持した前記傾動テーブル上の前記支持部に前記ワークを載置する工程と、
    を有することを特徴とするワーク保持方法。
  7. 請求項6記載のワーク保持方法において、前記支持部が吸着パッドからなり、前記ワークを吸着保持することを特徴とするワーク保持方法。
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