JP2015196410A - 燃料電池船 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池を動力源として航行する燃料電池船において、船体内の居住性を向上させることができる技術を提供する。【解決手段】燃料電池4を動力源として航行する燃料電池船1であって、推力を発生するプロペラ3と、プロペラ3を駆動するモータ4と、モータ4を駆動する電力を発電する燃料電池4と、燃料電池4に供給する燃料を貯留する燃料タンク6と、を備え、燃料タンク6は、船体2外に配置されるものとする。【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池を動力源として航行する燃料電池船の技術に関する。
従来、燃料電池を動力源として航行する燃料電池船に関する技術は公知となっている。
前記燃料電池船には、推力を発生するプロペラと、プロペラを駆動するモータと、複数個の燃料電池スタックを有し水素と酸素とを反応させてモータを駆動する電力を発生する燃料電池と、燃料である水素を貯留する燃料タンクと、を備えるものがある(特許文献1参照)。
特開2006−33951号公報
しかしながら、前記燃料電池船では、燃料電池、燃料タンク、およびバッテリ等が船体内に配置される。このことから、前記燃料電池では、船体内の居住性が悪くなるという問題があった。
発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、燃料電池船において船体内の居住性を向上させることができる技術を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、燃料電池を動力源として航行する燃料電池船であって、推力を発生するプロペラと、前記プロペラを駆動するモータと、前記モータを駆動する電力を発電する燃料電池と、前記燃料電池に供給する燃料を貯留する燃料タンクと、を備え、前記燃料タンクは、船体外に配置されるものである。
請求項2においては、前記燃料タンクは、船底よりも下方に位置するものである。
請求項3においては、前記モータは、船体外に配置されるものである。
請求項4においては、前記モータと、前記燃料タンクと、を収納する収納部を備え、前記収納部は、前記船底よりも下方に位置するものである。
請求項5においては、前記燃料タンクは、前記燃料電池船の左右それぞれに配置されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、燃料電池船において船体内の居住性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る燃料電池船の側面図。 同じく燃料電池船の正面図。 同じく燃料電池船のブロック図。 同じく燃料電池船の拡大一部断面図。 同じく燃料電池船の側面図。 同じく燃料電池船の正面図。 同じく燃料電池船のブロック図。 同じく燃料電池船の側面図。 同じく燃料電池船の正面図。 同じく燃料電池船の拡大一部断面図。 同じく燃料電池船の側面図。 同じく燃料電池船の正面図。
次に、図1から図4に記載の燃料電池船1について説明する。
なお、以下において、図中に示す黒色矢印Fは燃料電池船1の前進方向を示し、燃料電池船1の前進方向に対して左方を燃料電池船1(船体2)の左方と、燃料電池船1の前進方向に対して右方を燃料電池船1(船体2)の右方として説明する。
燃料電池船1は、燃料電池5(燃料電池5で発電された電力)を動力源として航行するように構成される。
図1から図3に示すように、燃料電池船1は、船体2と、プロペラ3と、モータ4と、燃料電池5と、燃料タンク6と、バッテリ7と、供給管8と、制御装置9と、を備える。
燃料電池船1の船体2は、数人乗用の船体2(例えば、小型ボート)で構成される。船体2の船底は、水中に位置する。なお、船体2は、数十人乗用の船体2(例えば、水上バス)で構成することもできる。
燃料電池船1のプロペラ3は、推力を発生する。プロペラ3は、船体2の後部(トランサムゲートの下方)に配置される。
燃料電池船1のモータ4は、電動モータであり、マリンギアを介してプロペラ3を駆動する。モータ4は、船体2内の後部に配置される。
燃料電池船1の燃料電池5は、負極活物質としての水素と空気中より取り込んだ正極活物質としての酸素とを反応させて電力を発生する。燃料電池5は、複数個の燃料電池スタックを有し、モータ4を駆動する電力を発電する。燃料電池5は、船体2内に配置される。
燃料電池船1の燃料タンク6は、金属素材または繊維強化プラスチック等で構成される所定のタンク(容器)であり、燃料電池5に供給する燃料を貯留する。前記燃料は水素である。燃料タンク6は、供給管8に接続され、供給管8を介して燃料を燃料電池5に供給する。
燃料電池船1のバッテリ7は、燃料電池5に接続されて、燃料電池5で発電した電力を蓄電する。バッテリ7は、モータ4に接続されて、蓄電した電力をモータ4に給電する。
燃料電池船1の制御装置9は、船体2の操舵室の、ハンドルおよびレバー等を有する操作部10a、および、モニタおよび計器類等を有する表示部10bに、電気的に接続される。
制御装置9は、操作部10aが操作されることによって、燃料電池5、燃料タンク6、および、モータ4等の動作を制御する。制御装置9は、燃料電池5における電力の出力、燃料タンク6から燃料電池5への燃料の供給量、燃料タンク6の燃料の残量、バッテリ7の電力の残量、モータ4の回転数、および航行速度等を表示部10bに表示させる。
燃料電池船1の燃料タンク6は、船体2外に配置される。燃料タンク6は、プロペラ3、モータ4、燃料電池5、燃料タンク6、およびバッテリ7と、別体として構成される。
以上のように、燃料タンク6が船体2外に配置される、燃料電池船1では、燃料タンク6が船体2外に配置されることから、船体2内に燃料タンク6を配置するためのスペースが不要となる。
したがって、燃料電池船1によれば、船体2内の居住性を向上させることができる。
燃料電池船1は、燃料タンク6を支持する支持部11を備える。
燃料電池船1の支持部11は、前後二個ずつ備えられる。支持部11は、船体2の底部にそれぞれ二個ずつ並べて配置される。支持部11は、その基端部が船体2の底部に取付けられて、下方に延出するように構成される。
なお、燃料電池船1は、単数個の支持部11を備える構成とすることもでき、また、三個以上の支持部11を備える構成とすることもできる。
燃料電池船1の燃料タンク6は、支持部11の先端部に設けられる。燃料タンク6は、水中に位置する。燃料タンク6は、船体2の船底(船体2の下端)よりも下方に位置する。
以上のように、燃料タンク6が船底2の船底の下方に位置する、燃料電池船1では、重量物である燃料タンク6が船体2の船底の下方に位置することから、燃料電池船1の重心が低くなり、航行中に揺れが生じることを抑制することができる。
したがって、燃料電池船1によれば、航行中における船体2内の居住性を向上させることができる。
また、燃料電池船1では、燃料タンク6が船体2の船底の下方に位置して船体2外に配置されることから、船体2内の居住性を向上させることができる。
また、燃料電池船1では、燃料タンク6が船体2の船底の下方に位置して水中に位置することから、燃料タンク6から燃料漏れが生じたときの船体2内の危険性を低減することができる。
燃料電池船1の燃料タンク6は、船体2における船首尾方向の中途部に配置される。燃料タンク6は、船体2の船首と船尾との間に位置するように配置される。
以上のように、燃料タンク6が船体2における船首尾方向の中途部に配置される、燃料電池船1では、燃料タンク6が船体2における船首尾方向の中途部に配置されることから、船体2の前後のバランスを安定させることができる。
燃料電池船1の燃料タンク6は、略円柱状に構成される。燃料タンク6は、その軸心方向が船首尾方向(前後方向)に沿うように配置される。
以上のように、燃料タンク6の軸心方向が船首尾方向に沿って平行するように燃料タンク6が配置される、燃料電池船1では、燃料タンク6の軸心方向が船首尾方向に平行することから、航行中に燃料タンク6が受ける水による推進抵抗を低減させることができる。
また、燃料電池船1では、燃料タンク6が略円柱状に構成されることから、燃料タンク6の強度を比較的高いものとすることができる。
燃料電池船1の燃料タンク6は、その前端部(先端部)が半球状に形成されて構成される。燃料タンク6は、魚雷型に構成される。
以上のように、燃料タンク6は、その前端部が半球状に形成されて構成される、燃料電池船1では、燃料タンク6の前端部が半球状に形成されることから、航行中に燃料タンク6が受ける水による推進抵抗を低減させることができる。
燃料電池船1の燃料タンク6は、船体2の船首部と船尾部とに亘るように構成される。燃料タンク6は、その軸心方向の長さが船体長の1/2の長さよりも長く構成される。燃料タンク6は、その軸心方向の長さが船体長の2/3の長さよりも長く構成される。
以上のように、燃料タンク6の軸心方向の長さが船体長の1/2の長さよりも長く燃料タンク6が構成される、燃料電池船1では、燃料タンク6を比較的大きく構成することができ、燃料タンク6の燃料の総貯留量を保持したままで搭載する燃料タンク6の個数を少なくすることができる。
したがって、燃料電池船1によれば、燃料タンク6の個数を少なくして燃料タンク6が連結される箇所を少なくし、当該燃料タンク6が連結される箇所から燃料漏れが生じる機会を低減させることができる。
図4に示すように、燃料電池船1の燃料タンク6は、外壁6aと内壁6bとを有する二重構造で構成することもできる。
このとき、燃料タンク6は、外壁6aと内壁6bとの間に所定の空間が形成さて構成される。燃料タンク6は、内壁6b内に燃料を貯留し、外壁6aと内壁6bとの間の空間に空気を貯留する。
以上のように、燃料電池船1の燃料タンク6が、外壁6aと内壁6bとを有する二重構造で構成され、内壁6b内に燃料を貯留する、燃料電池船1では、例えば、燃料タンク6が障害物に接触して損傷した場合であっても、外壁6aによって、燃料が貯留される内壁6bを保護することができる。
したがって、燃料電池船1によれば、燃料タンク6が損傷した場合であっても、燃料タンク6から燃料が漏洩することを抑制することができる。
次に、図5から図7に記載の燃料電池船1について説明する。
なお、図5から図7に記載の燃料電池船1の説明では、図1から図4に記載の燃料電池船1と同様の構成の部分については適宜省略し、図1から図4に記載の燃料電池船1の構成と異なる部分を中心に説明する。
図5から図7に示すように、燃料電池船1は、船体2と、プロペラ3と、モータ4と、燃料電池5と、燃料タンク6と、バッテリ7と、供給管8と、制御装置9と、を備える。
燃料電池船1では、燃料タンク6が二個(左右一対)備えられ、支持部11が左右それぞれ二個ずつ備えられる。
左方の二個の支持部11は、左方の燃料タンク6を支持する。右方の二個の支持部11は、右方の燃料タンク6を支持する。支持部11は、船体2の左側と右側とにそれぞれ二個ずつ並べて配置される。
燃料タンク6は、支持部11の先端部に設けられて、船体2の左右にそれぞれ配置される。燃料タンク6は、船体2を中心にして左右対称となる位置に配置される。
以上のように、燃料タンク6が船体2の左右にそれぞれ配置される、燃料電池船1では、重量物である燃料タンク6が船体2の左右に配置されることから、船体2の左右のバランスを安定させることができる。
次に、図8から図10に記載の燃料電池船1について説明する。
なお、図8から図10に記載の燃料電池船1の説明では、図1から図7に記載の燃料電池船1と同様の構成の部分については適宜省略し、図1から図7に記載の燃料電池船1の構成と異なる部分を中心に説明する。
図8から図9に示すように、燃料電池船1は、船体2と、プロペラ3と、モータ4と、燃料電池5と、燃料タンク6と、バッテリ7と、制御装置9と、収納部14と、舵15と、を備える。
燃料電池船1では、モータ4と、燃料タンク6と、が船外に配置される。
以上のように、モータ4と、燃料タンク6と、が船体2外に配置される、燃料電池船1では、モータ4と燃料電池5と燃料タンク6とが船体2外に配置されることから、モータ4と燃料タンク6とを船体2内に配置するためのスペースが不要となる。
したがって、燃料電池船1によれば、船体2内の居住性を向上させることができる。
また、燃料電池船1では、モータ4が船体2外に配置されることから、モータ4の駆動音が騒音として船体2内(キャビン内)に聞こえることを抑制することができる。
燃料電池船1の収納部14は、金属素材で構成されるケース(容器)であり、モータ4と、燃料タンク6と、を覆うように収納する。収納部14には、モータ4と、燃料タンク6と、が比較的近接するように収納される。モータ4、および燃料タンク6は、収納部14に収納されて一体的に構成される。
以上のように、収納部14を備える燃料電池船1では、モータ4が船体2外に配置されるとともに収納部14に収納されることから、モータ4の駆動音が騒音として船体2内(キャビン内)に聞こえることを確実に抑制することができる。
燃料電池船1のプロペラ3は、収納部14の後端部に設けられる。プロペラ3と、モータ4と、燃料タンク6と、が比較的近接するように配置される。プロペラ3、モータ4、および燃料タンク6が、一体的に構成される。
以上のように、プロペラ3が収納部14の後端部に配置されて、モータ4と近接するように配置される、燃料電池船1では、プロペラ3がモータ4と近接するように配置されることから、モータ4が船体2内に配置されるものに比べて、モータ4の動力をプロペラ3に伝達するためのギア等(トランスミッション)を簡易な構成とすることができる。
燃料電池船1は、収納部14を支持する支持部11を備える。
燃料電池船1の支持部11は、前後二個ずつ備えられる。支持部11は、船体2の底部にそれぞれ二個ずつ並べて配置される。支持部11は、その基端部が船体2の底部に取付けられて、下方に延出するように構成される。
燃料電池船1の収納部14は、支持部11の先端部に設けられる。収納部14は、水中に位置する。収納部14は、船体2の船底(船体2の下端)よりも下方に位置する。
以上のように、収納部14が船底2の船底の下方に位置する、燃料電池船1では、重量物である収納部14が船体2の船底の下方に位置することから、燃料電池船1の重心が低くなり、航行中に揺れが生じることを抑制することができる。
したがって、燃料電池船1によれば、航行中における船体2内の居住性を向上させることができる。
また、燃料電池船1では、収納部14が船体2の船底の下方に位置して船体2外に配置されることから、船体2内の居住性を向上させることができる。
また、燃料電池船1では、収納部14が船体2の船底の下方に位置して水中に位置することから、収納部14に収納される燃料タンク6から燃料漏れが生じたときの船体2内の危険性を低減することができる。
燃料電池船1の収納部14は、船体2における船首尾方向の中途部に配置される。収納部14は、船体2の船首と船尾との間に位置するように配置される。
以上のように、収納部14が船体2における船首尾方向の中途部に配置される、燃料電池船1では、収納部14が船体2における船首尾方向の中途部に配置されることから、船体2の前後のバランスを安定させることができる。
燃料電池船1の収納部14は、略円柱状に構成される。収納部14は、その軸心方向が船首尾方向(前後方向)に沿うように配置される。
以上のように、収納部14の軸心方向が船首尾方向に沿って平行するように収納部14が配置される、燃料電池船1では、収納部14の軸心方向が船首尾方向に平行することから、航行中に収納部14が受ける水による推進抵抗を低減させることができる。
また、燃料電池船1では、収納部14が略円柱状に構成されることから、収納部14の強度を比較的高いものとすることができる。
燃料電池船1の収納部14は、その前端部(先端部)が半球状に形成されて構成される。収納部14は、魚雷型に構成される。
以上のように、収納部14は、その前端部が半球状に形成されて構成される、燃料電池船1では、燃料タンク6の前端部が半球状に形成されることから、航行中に収納部14が受ける水による推進抵抗を低減させることができる。
燃料電池船1の収納部14は、船体2の船首部と船尾部とに亘るように構成される。収納部14は、その軸心方向の長さが船体長の1/2の長さよりも長く構成される。収納部14は、その軸心方向の長さが船体長の2/3の長さよりも長く構成される。
以上のように、収納部14の軸心方向の長さが船体長の1/2の長さよりも長く収納部14が構成される、燃料電池船1では、収納部14を比較的大きく構成することができ、収納部14に収納される燃料タンク6の燃料の総貯留量を保持したままで搭載する燃料タンク6の個数を少なくすることができる。
したがって、燃料電池船1によれば、燃料タンク6の個数を少なくして燃料タンク6が連結される箇所を少なくし、当該燃料タンク6が連結される箇所から燃料漏れが生じる機会を低減させることができる。
燃料電池船1の舵15は、収納部14に設けられる。舵15は、収納部14の後部に配置される。
燃料電池船1の制御装置9は、操作部10aが操作されることによって、舵15の動作を制御する。制御装置9は、舵15の向き(回動角度)を表示部10bに表示させる。
図10に示すように、燃料電池船1の収納部14は、外壁14aと内壁14bとを有する二重構造で構成することもできる。
このとき、収納部14は、外壁14aと内壁14bとの間に所定の空間が形成さて構成される。収納部14は、内壁14b内にモータ4および燃料タンク6を収納し、外壁14aと内壁14bとの間の空間に空気を貯留する。
以上のように、燃料電池船1の収納部14が、外壁14aと内壁14bとを有する二重構造で構成され、内壁14b内にモータ4および燃料タンク6を収納する、燃料電池船1では、例えば、収納部14が障害物に接触して損傷した場合であっても、外壁14aによって、内壁14bに収納されるモータ4および燃料タンク6等を保護することができる。
次に、図11から図12に記載の燃料電池船1について説明する。
なお、図11から図12に記載の燃料電池船1の説明では、図1から図10に記載の燃料電池船1と同様の構成の部分については適宜省略し、図1から図10に記載の燃料電池船1の構成と異なる部分を中心に説明する。
図11から図12に示すように、燃料電池船1は、船体2と、プロペラ3と、モータ4と、燃料電池5と、燃料タンク6と、バッテリ7と、制御装置9と、収納部14と、舵15と、を備える。
燃料電池船1では、収納部14が二個(左右一対)備えられ、支持部11が左右それぞれ二個ずつ備えられる。
左方の二個の支持部11は、左方の収納部14を支持する。右方の二個の支持部11は、右方の収納部14を支持する。支持部11は、船体2の左側と右側とにそれぞれ二個ずつ並べて配置される。
収納部14は、支持部11の先端部に設けられて、船体2の左右にそれぞれ配置される。燃料タンク6は、船体2を中心にして左右対称となる位置に配置される。
以上のように、収納部14が船体2の左右にそれぞれ配置される、燃料電池船1では、重量物である収納部14が船体2の左右に配置されることから、船体2の左右のバランスを安定させることができる。
燃料電池船1では、プロペラ3が、左右の収納部14の後端部にそれぞれ配置され、モータ4が、左右の収納部14のそれぞれに収納される。
燃料電池船1の左右のモータ4は、その回転数または回転方向がそれぞれ異なるように、それぞれ独立して駆動可能に構成される。左右のモータ4がそれぞれ独立して駆動することによって、左右のプロペラ3は、その回転数または回転方向がそれぞれ異なるように、それぞれ駆動可能に構成される。
燃料電池船1は、左右のプロペラ3の回転数または回転方向がそれぞれ異なった状態で航行可能に構成される。
燃料電池船1の制御装置9は、操作部10aが操作されることによって、左右のモータ4の動作をそれぞれ独立して制御する。制御装置9は、左右のモータ4の回転数を表示部10bに表示させる。
以上のように、左右のプロペラ3の回転数または回転方向がそれぞれ異なるように、左右のプロペラ3がそれぞれ駆動可能に構成される、燃料電池船1では、回転数または回転方向が異なるように左右のプロペラ3をそれぞれ駆動させることによって、左右のプロペラ3の回転数差または回転向きの違いを生じさせて、燃料電池船1の航行方向を変更することができる。
したがって、燃料電池船1によれば、燃料電池船1の操作性を向上させることができる。
燃料電池船1は、二個(左右)の舵15を備える。
左方の舵15は、左方の収納部14に設けられる。左方の舵15は、左方の収納部14の後部に配置される。右方の舵15は、右方の収納部14に設けられる。右方の舵15は、収納部14の後部に配置される。
以上のように、左右の舵15を備える、燃料電池船1では、左右の舵15を動作させることによって、比較的高い精度で燃料電池船1の航行方向を変更する操作を行うことができる。
したがって、燃料電池船1によれば、燃料電池船1の操作性を向上させることができる。
1 燃料電池船
2 船体
3 プロペラ
4 モータ
5 燃料電池
6 燃料タンク
7 バッテリ
8 供給管
9 制御装置
11 支持部
14 収納部

Claims (5)

  1. 燃料電池を動力源として航行する燃料電池船であって、
    推力を発生するプロペラと、
    前記プロペラを駆動するモータと、
    前記モータを駆動する電力を発電する燃料電池と、
    前記燃料電池に供給する燃料を貯留する燃料タンクと、
    を備え、
    前記燃料タンクは、船体外に配置される、
    燃料電池船。
  2. 前記燃料タンクは、船底よりも下方に位置する、
    請求項1に記載の燃料電池船。
  3. 前記モータは、船体外に配置される、
    請求項1または請求項2に記載の電動船舶。
  4. 前記モータと、前記燃料タンクと、を収納する収納部を備え、
    前記収納部は、前記船底よりも下方に位置する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電動船舶。
  5. 前記燃料タンクは、前記燃料電池船の左右それぞれに配置される、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の燃料電池船。
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