JP2015190148A - 簡易足場 - Google Patents

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【課題】絶縁碍子から突出したステップ部がバランスした姿勢を維持し、各種作業の邪魔にもならないようにした簡易足場を提供する。【解決手段】簡易足場は、上下方向に大径部111と小径部112とが交互に配置された絶縁碍子110を取り付け対象とする。簡易足場は、足場部材10と紐状部材14とを備えている。足場部材10は、上下方向で対向する大径部111と大径部111との間に配置可能な絶縁碍子用の支持部を有する基部11と、基部11の両側端から互いに先端同士が離反するように延びる一対のステップ部12,13とを備えている。紐状部材14は、絶縁碍子110の小径部112に巻き掛けられ、一端14aが一方のステップ部12に連結され、他端14bが他方のステップ部13に連結可能とされている。【選択図】図1

Description

本発明は、上下方向に大径部と小径部とが交互に配置された絶縁碍子を取付対象とする簡易足場に関する。
変電所や鉄塔などには、絶縁碍子が起立姿勢で設置されている。絶縁碍子は、上下方向に交互に配置された大径部と小径部とを備えている。このような絶縁碍子に対して、定期的な保守点検や清掃などの各種作業が行われている。この各種作業において使用する簡易足場が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の簡易足場は、絶縁碍子の小径部に巻き付けられるベルト部材と、一対の足場部材とを備えている。各足場部材は、ベルト部材に取り付けられた基部と、基部から延出したステップ部とを備えている。ベルト部材が絶縁碍子の小径部に巻き付くことで、基部が絶縁碍子に宛がわれる。そして、基部からステップ部が突出する。作業者は、ステップ部上に足を乗せた状態で各種作業を行う。
特許第5105857号公報
しかし、上記簡易足場は、一対の足場部材が別体とされていることから、各ステップ部が各基部から不安定な状態で絶縁碍子から突出する。したがって、上記簡易足場は、作業者がステップ部上に乗ったとき、特に踏ん張ったときに、各ステップ部には各基部を支点にしたモーメントが作用する。したがって、この簡易足場は、ステップ部が斜め下向きとなり、作業者がステップ部から足を踏み外す危険性を有している。
ステップ部にモーメントが作用しても、ステップ部が斜め下向きにならないようにするため、簡易足場は、ベルト状の吊下部材を備える。吊下部材の各端部は、基部に取り付けられる。そして、吊下部材の中間部は、ベルト部材が巻き付けられた絶縁碍子の小径部よりも上方の小径部に巻き付けられる。したがって、一対の足場部材は、吊下部材に吊り下げられた状態となり、斜め下向きにならない。
しかし、一対の足場部材が斜め下向きにならないようにするには、吊下部材にテンションが掛けられるように、吊下部材の中間部を絶縁碍子の小径部に巻き付けなければならないといった面倒な作業が必要となる。また、吊下部材は、絶縁碍子の複数の大径部に跨ることから、絶縁碍子に対する各種作業の邪魔にもなる。
そこで、本発明は、絶縁碍子から突出したステップ部がバランスした姿勢を維持し、各種作業の邪魔にもならないようにした簡易足場を提供することを課題とする。
本発明に係る簡易足場は、上下方向に大径部と小径部とが交互に配置された絶縁碍子の上下方向で対向する大径部と大径部との間に配置可能な絶縁碍子用の支持部を有する基部及び該基部の両側端から互いに先端同士が離反するように延びる一対のステップ部を含む足場部材と、一端が基部又はステップ部に連結され、他端が基部又はステップ部に連結可能とされる紐状部材であって、中間が絶縁碍子の小径部に巻掛可能な紐状部材とを備えていることを特徴としている。
この簡易足場によれば、足場部材が基部と一対のステップ部とを備え、基部に備えられた絶縁碍子用の支持部が絶縁碍子の上下方向で対向する大径部と大径部との間で当接する状態となり、紐状部材によって小径部の方に引き寄せられることにより、足場部材が絶縁碍子に取り付けられる。したがって、紐状部材は、複数の大径部に跨らないことから、各種作業の邪魔にならない。
そして、絶縁碍子に取り付けられた足場部材に備えられている一対のステップ部は、絶縁碍子の外周縁から二方向に突出する。ステップ部は、互いに先端同士が離反するように基部の両側端から延びているため、絶縁碍子の外周縁から離反する方向に突出する。また、絶縁碍子に取り付けられた足場部材に備えられている絶縁碍子用の支持部は、上下方向に対向する大径部と大径部との間に配置され、下側の大径部上に載った状態となる。
そして、作業者が一対のステップ部上に乗ったときに、各ステップ部に作業者の体重(荷重)が掛かることで、各ステップ部に反対向きのモーメントが作用し、基部の絶縁碍子用の支持部から下側の大径部上に荷重が掛かり、絶縁碍子の外周縁から離反する方向に突出したステップ部は、バランスした姿勢を維持し、傾斜した姿勢とならない。したがって、この一対のステップ上に乗った作業者は、ステップ部から足を踏み外すことがない。
ここで、本発明に係る簡易足場の一態様として、前記絶縁碍子用の支持部の先端側は、絶縁碍子の小径部に対応する円弧状とされている構成を採用することができる。
この簡易足場によれば、絶縁碍子の上下方向で対向する大径部と大径部との間に基部の絶縁碍子用の支持部が配置されたときに、円弧状とされた絶縁碍子用の支持部の先端側が絶縁碍子の小径部に部分的に沿うようになり、絶縁碍子の大径部と大径部との間に配置される基部の絶縁碍子用の支持部の領域が広範囲になる。
また、本発明に係る簡易足場の他態様として、前記絶縁碍子用の支持部は、絶縁碍子の大径部の外周に向けて先下りにした上面に対応するテーパ部を備えている構成を採用することができる。
この簡易足場によれば、絶縁碍子の大径部が外周に向けて先下りの上面を有する場合において、絶縁碍子の上下方向で対向する大径部と大径部との間に基部の絶縁碍子用の支持部が配置されたときに、絶縁碍子用の支持部に備えられたテーパ部が絶縁碍子の大径部に設けられた先下りの上面に沿う状態となり、絶縁碍子用の支持部が絶縁碍子の上下方向で対向する大径部と大径部との間に楔のように食い込む。
また、本発明に係る簡易足場のさらに異なる他態様として、互いに交差する一対の鋼材を有する骨組構造に取り付けるための骨組構造用の支持部であって、前記基部から前記絶縁碍子用の支持部と反対側に突出し、一対の鋼材の交差部上に配置可能な骨組構造用の支持部を備えている構成を採用することができる。
この簡易足場は、互いに交差する一対の鋼材を有する骨組構造にも取り付けることができるものとなる。すなわち、骨組構造用の支持部が、互いに交差する一対の鋼材の交差部上に載る状態となる。そして、簡易足場は、紐状部材が一対の鋼材に巻き掛けられることで骨組構造に取り付けられる。
また、本発明に係る簡易足場のさらに異なる他態様として、前記基部又はステップ部は、連結した紐状部材の他端に対する抜止部を備えている構成を採用することができる。
この簡易足場によれば、紐状部材の他端が基部又はステップ部に連結された状態において、この紐状部材の他端が抜止部によって位置ずれせず、したがって、ステップ部から抜けないようにすることができる。
また、本発明に係る簡易足場のさらに異なる他態様として、前記紐状部材は、長手方向における少なくとも一部に伸縮部を備えている構成を採用することができる。
この簡易足場によれば、伸縮部が伸ばされ、長手方向に伸縮可能な状態で絶縁碍子の小径部に巻き掛けられたときに、伸縮部の収縮力によって基部を絶縁碍子に強く取り付けることができる。
本発明によれば、絶縁碍子から突出したステップ部がバランスした姿勢を維持し、各種作業の邪魔にもならないようにした簡易足場を提供することができる。
図1は、本発明に係る簡易足場の第1の実施形態を示す概略斜視図である。 図2は、本発明に係る簡易足場の第1の実施形態であって第1の使用例を示す一部断面平面図である。 図3は、本発明に係る簡易足場の第1の実施形態であって第1の使用例を示す概略正面図である。 図4は、本発明に係る簡易足場の第1の実施形態であって第2の使用例を示す概略正面図である。 図5は、本発明に係る簡易足場の第1の実施形態であって第2の使用例を示す一部断面平面図である。 図6は、本発明に係る簡易足場の第2の実施形態を示す概略斜視図である。 図7は、本発明に係る簡易足場の第2の実施形態であって第1の使用例を示す一部断面平面図である。 図8は、本発明に係る簡易足場の第2の実施形態であって第2の使用例を示す概略正面図である。
本発明に係る簡易足場の第1の一実施形態について図1ないし図5を参照しながら説明する。この第1の実施形態に係る簡易足場は、図3に示すような上下方向に大径部111と小径部112とが交互に配置された絶縁碍子110と、図4に示すような互いに交差する一対の鋼材121,122を有する骨組構造120とを取付対象とする。なお、絶縁碍子110の大径部111は、外周に向けて先下りとした上面111aを有している。
この第1の実施形態に係る簡易足場は、足場部材10と紐状部材14とを備えている。足場部材10は、絶縁碍子110の上下方向で対向する大径部111と大径部111との間に配置可能な絶縁碍子用の支持部(以下、「第1支持部」という。)11aを有する基部11と、この基部11の両側端から先端同士がが離反するように延びる一対のステップ部12,13とを備えている。
基部11は、変形板状に形成されている。すなわち、第1支持部11aは、先端側を絶縁碍子110の小径部112に対応する円弧状とした変形板状に形成されている。また、第1支持部11aは、絶縁碍子110の大径部111の外周に向けて先下りとした上面111aに対応する先細りのテーパ部11cを備えている。
そして、基部11は、第1支持部11aと反対側に突出した骨組構造用の支持部(以下、「第2支持部」という。)11bを備えている。第2支持部11bは、一対の鋼材121,122の交差部上に配置可能とされている。したがって、第2支持部11bは、一対の鋼材121,122の交差部上に載せられやすいように先細り形状とされている。なお、図示した第2支持部11bの先端部は、台形状としているが、円弧状としてもよい。
このような基部11の両側端から延びる一対のステップ部12,13は、円柱状に形成され、その先端同士がが離反するように延び、基部11を介して直線状に並んでいる。ただし、図示しないが、一対のステップ部12,13は、基部11を中心に、第1支持部11aの方へ等角度で折れ曲がるように形成されてもよいし、第2支持部11bの方へ等角度で折れ曲がるように形成されてもよい。
いずれにしても、一方のステップ部12の基端部に紐状部材14の一端14aが連結されている。紐状部材14は、絶縁碍子110の小径部112に巻き掛けられ、他端14bが他方のステップ部13に連結可能とされている。なお、紐状部材14の一端14aは基部11に連結され、紐状部材14の他端14bは基部11に連結可能とされてもよい。
そして、他方のステップ部13の基端部には、連結された紐状部材14の他端14bが他方のステップ部13から抜けないようにするための抜止部15が備えられている。抜止部15は、円柱状のステップ部13を縮径して設けられる。また、一方のステップ部12の基端部にも縮径部(採番せず)を設けることが好ましい。
両ステップ部12,13に縮径部が設けられることにより、紐状部材14が絶縁碍子110の小径部112又は骨組構造120の鋼材121,122に複数回巻き掛けられ、両ステップ部12,13の基端部にも複数回巻き付けられても、紐状部材14が各ステップ部12,13の表面からはみ出ないようにして、作業者に踏まれないようにすることができる。なお、抜止部15は、図示しないが、ステップ部13を拡径することによって、あるいは、突部を設けることによって備えられてもよい。
そして、紐状部材14は、長手方向における少なくとも一部に伸縮部14cを備えている。紐状部材14の伸縮部14cが伸ばされ、長手方向に伸縮可能な状態で絶縁碍子110の小径部112又は骨組構造120の鋼材121,122に巻き掛けられたときに、伸縮部14cの収縮力によって基部11を絶縁碍子110又は骨組構造120に強く取り付けることができる。
ここで、この簡易足場が絶縁碍子110を取付対象とする場合について図2及び図3を参照しながら説明する。簡易足場を絶縁碍子110に取り付けるには、まず、基部11の第1支持部11aを絶縁碍子110の上下方向で対向する大径部111と大径部111との間に配置し、円弧状に形成された第1支持部11aの先端側を小径部112に部分的に沿わせた状態とする。
そして、紐状部材14の一端14aが一方のステップ部12の基端部に連結され、紐状部材14の他端14bが他方のステップ部13の基端部に連結されていない状態で、伸ばされた紐状部材14の中間部を絶縁碍子110の小径部112に巻き掛ける。そして、紐状部材14の他端14bを他方のステップ部13の基端部に連結する。この紐状部材14は、上下方向で対向する大径部111と大径部111との間の小径部112にのみ巻き掛けられ、他の小径部112に巻き掛けられないため、保守点検や清掃などの各種作業の邪魔になることがない。
また、紐状部材14が伸びた状態で絶縁碍子110の小径部112に巻き掛けられ、他方のステップ部13の基端部に連結されると、紐状部材14の伸縮部14cの収縮力によって、基部11が絶縁碍子110の小径部112側に引き寄せられ、強固に取り付けられる。この基部11から延びた一対のステップ部12,13は、絶縁碍子110の外周縁から先端同士がが互いに離反する方向に突出する。
したがって、作業者の各足が各ステップ部12,13上に乗せられたときに、各ステップ部12,13に作業者の体重(荷重)が掛かることで、各ステップ部12,13に反対向きのモーメントが作用する。そして、基部11の第1支持部11aから下側の大径部111上に荷重が掛かり、一対のステップ部12,13は、バランスした姿勢を維持し、傾斜した姿勢とならない。したがって、この一対のステップ部12,13上に乗った作業者は、ステップ部12,13から足を踏み外すことがない。
次に、この簡易足場が骨組構造120を取付対象とする場合について図4及び図5を参照しながら説明する。簡易足場を骨組構造120に取り付けるには、簡易足場の第2支持部11bを骨組構造120の鋼材121,122の交差部上に載せる。第2支持部11bは、先細り形状とされているため、一対の鋼材121,122の間隔と第2支持部11bの幅が一致する部位で支持される。そして、紐状部材14が一対の鋼材121,122に巻き付けられることにより、基部11が一対の鋼材121,122の交差部に強固に取り付けられる。
この基部11から延びている一対のステップ部12,13は、一対の鋼材121,122から突出する状態となる。したがって、作業者が各ステップ部12,13に足を乗せたときに、各ステップ部12,13には、反対向きのモーメントが作用し、第2支持部11bから一対の鋼材121,122の交差部に荷重が掛かるため、各ステップ部12,13は傾斜した姿勢とならない。したがって、この一対のステップ部12,13上に乗った作業者は、ステップ部12,13から足を踏み外すことがない。
次に、本発明に係る簡易足場の第2の実施形態について図6ないし図8を参照しながら説明する。第2の実施形態に係る簡易足場も、第1の実施形態と同じく、絶縁碍子110又は骨組構造120を取付対象とする。
第2の実施形態に係る簡易足場は、図6に示すように、直線棒状の足場部材20と、紐状部材24とを備えている。足場部材20は、基部21と一対のステップ部22,23とを連続一体化した構成とされている。そして、基部21からは、第1の実施形態におけるような第1支持部11a及び第2支持部11bが突出せず、基部21自体が第1支持部及び第2支持部となる。
また、紐状部材24の一端24aは、基部21又は一方のステップ部22に連結され、紐状部材24の他端24bは、基部21又は他方のステップ部23に連結可能とされている。図示しないが、第1の実施形態で説明したように、基部21又はステップ部22,23に紐状部材24の他端24bに対する抜止部を備えてもよい。また、紐状部材24は、長手方向における少なくとも一部に伸縮部を備えていることが好ましい。
このような第2の実施形態に係る簡易足場は、図7に示すように、絶縁碍子110に取り付けられる。すなわち、簡易足場の基部21が絶縁碍子110の上下方向で対向する大径部111と大径部111との間に配置され、紐状部材24が小径部112に巻き掛けられることで、基部21が絶縁碍子110の小径部112に引き寄せられ、強固に取り付けられる。そして、この基部21から延びた一対のステップ部22,23は、絶縁碍子110の外周縁から先端側が離反する方向に突出している。
そして、第2の実施形態に係る簡易足場は、図8に示すように骨組構造120にも取り付けられる。この場合の簡易足場は、基部21が骨組構造120の一対の鋼材121,122の交差部上に載せられた状態で支持され、紐状部材24が骨組構造120の鋼材121,122に巻き掛けられることで取り付けられる。そして、基部21の両側のステップ部22,23が一対の鋼材121,122の交差部から突出する。
第2の実施形態において、絶縁碍子110に取り付けられた簡易足場も、骨組構造120に取り付けられた簡易足場も、この一対のステップ部22,23上に作業者が乗ったときに、各ステップ部22,23に反対向きのモーメントが作用し、基部21から絶縁碍子110の下側の大径部111上又は骨組構造120の一対の鋼材121,122の交差部上に荷重が掛かることで、一対のステップ部22,23は、バランスした姿勢を維持する。したがって、この一対のステップ部22,23上に乗った作業者は、ステップ部22,23から足を踏み外すことがない。
なお、本発明は、前記実施の形態に限定することなく種々変更することができる。例えば、第1の実施形態における簡易足場は、骨組構造120にも取り付けられるように第2支持部11bを備えた。しかし、絶縁碍子110のみを取付対象とする簡易足場は、第2支持部11bを備えなくてもよい。
また、第1の実施形態における第1支持部11aの先端側は、絶縁碍子110の小径部112に対応する円弧状とした。しかし、第1支持部11aの先端側は、絶縁碍子110の小径部112を余裕をもって部分的に囲むような円弧形状としてもよい。
また、第1の実施形態における第1支持部11aは、絶縁碍子110の大径部111の上面が傾斜している場合に、その傾斜した上面に沿うようにテーパ部11cを備えた。しかし、絶縁碍子110の大径部111の上面が傾斜していない場合は、第1の支持部は、当然ながらテーパ部11cを備えないものとする。
また、第1及び第2の実施形態の基部11,21又はステップ部12,13、22,23は、抜止部15を備えた。しかし、紐状部材14,24の他端14b,24bを紐状部材14、24の一端14a,24aに括り付けるなどする場合においては、必ずしも抜止部15を備えなくてもよい。また、第1及び第2の実施形態のステップ部12,13、22,23は、円柱状とした。しかし、ステップ部12,13、22,23は、上面に平坦部を有する平板状としてもよい。また、第1及び第2の実施形態の紐状部材14,24は、長手方向における少なくとも一部に伸縮部14cを備えた。しかし、紐状部材14,24は、必ずしも伸縮部14cを備えなくてもよい。
10………足場部材
11………基部
11a……絶縁碍子用の支持部(第1支持部)
11b……骨組構造用の支持部(第2支持部)
11c……テーパ部
12………ステップ部
13………ステップ部
14………紐状部材
14a……(紐状部材の)一端
14b……(紐状部材の)他端
14c……伸縮部
15………抜止部
20………足場部材
22………ステップ部
23………ステップ部
24………紐状部材
24a……(紐状部材の)一端
24b……(紐状部材の)他端
110……絶縁碍子
111……大径部
111a…上面
112……小径部
120……骨組構造
121……鋼材
122……鋼材

Claims (6)

  1. 上下方向に大径部と小径部とが交互に配置された絶縁碍子の上下方向で対向する大径部と大径部との間に配置可能な絶縁碍子用の支持部を有する基部及び該基部の両側端から互いに先端同士が離反するように延びる一対のステップ部を含む足場部材と、
    一端が基部又はステップ部に連結され、他端が基部又はステップ部に連結可能とされる紐状部材であって、中間が絶縁碍子の小径部に巻掛可能な紐状部材とを備えていることを特徴とする簡易足場。
  2. 前記絶縁碍子用の支持部の先端側は、絶縁碍子の小径部に対応する円弧状とされていることを特徴とする請求項1に記載の簡易足場。
  3. 前記絶縁碍子用の支持部は、絶縁碍子の大径部の外周に向けて先下りにした上面に対応するテーパ部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の簡易足場。
  4. 互いに交差する一対の鋼材を有する骨組構造に取り付けるための骨組構造用の支持部であって、前記基部から前記絶縁碍子用の支持部と反対側に突出し、一対の鋼材の交差部上に配置可能な骨組構造用の支持部を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の簡易足場。
  5. 前記基部又はステップ部は、連結した紐状部材の他端に対する抜止部を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の簡易足場。
  6. 前記紐状部材は、長手方向における少なくとも一部に伸縮部を備えていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の簡易足場。
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