JP2015189371A - 車両 - Google Patents

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【課題】アクセルペダル及びブレーキペダルの位置を、容易に調整することのできる車両を提供すること。
【解決手段】車両(10)は、車体(11)のフロア(12)の上面部(12a)に、乗員(Mn)が着座するシート(40)と、このシート(40)に着座した乗員(Mn)が足(Fo)を置くトレー(50)と、が設けられてなる。トレー(50)は、フロア(12)に対して、前後方向に変位可能に取り付けられており、トレー(50)には、アクセルペダル(17)及びブレーキペダル(18)が取り付けられている。さらに、ドア開閉センサ(27)からの検知信号に基づいて、アクチュエータ(26)を作動させるようアクチュエータ(26)に電気信号を送る制御部(28)を有している。制御部(28)は、ドアが開状態にあるとの検知信号に基づいて、トレー(50)を前進限まで変位させるよう、アクチュエータ(26)に電気信号を送る。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクセルペダル及びブレーキペダルが前後方向に変位可能に取り付けられている車両に関する。
乗員の体の大きさに合わせて、アクセルペダル及びブレーキペダルを前後方向に変位させることができる車両が知られている。このような車両に関する従来技術として、特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1には、車体前後方向の中央にエンジンが搭載された車両が開示されている。具体的な構成については開示がないものの、この車両には、アクセルペダル及びブレーキペダルが前後方向に変位可能に取り付けられている。
アクセルペダルやブレーキペダルは、任意の位置に容易に調整できることが望ましい。
特表2008−509051号公報
本発明は、アクセルペダル及びブレーキペダルの位置を、容易に調整することのできる車両の提供を課題とする。
請求項1による発明によれば、車体のフロアの上面部に、乗員が着座するシートと、このシートに着座した乗員が足を置くトレーと、が設けられてなり、
前記トレーは、前記フロアに対して、前後方向に変位可能に取り付けられており、
前記トレーには、アクセルペダル及びブレーキペダルが取り付けられていることを特徴とする車両が提供される。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記トレーを前後方向に変位させるためのアクチュエータを有し、
前記車体には、前記シートの側方に、ドアが取り付けられ、
このドアの近傍には、前記ドアの開状態又は閉状態を検知するドア開閉センサが設けられ、
前記ドア開閉センサからの検知信号に基づいて、前記アクチュエータを作動させるよう前記アクチュエータに電気信号を送る制御部を有し、
前記制御部は、前記ドア開閉センサからの前記ドアが開状態にあるとの検知信号に基づいて、前記トレーを前進限まで変位させるよう、前記アクチュエータに電気信号を送る。
請求項3に記載のごとく、好ましくは、前記シートは、前記フロアに対して、変位不能に固定されており、
前記シートの前方には、インストルメントパネルが取り付けられ、
このインストルメントパネルには、表示器が取り付けられている。
請求項1に係る発明では、前後方向に変位可能なトレーに、アクセルペダル及びブレーキペダルが取り付けられている。トレーを前後方向に変位させることにより、1度の調整作業によってアクセルペダル及びブレーキペダルの両方の位置を調整することができる。仮に、これらを別々に調整する場合に比べて、アクセルペダル及びブレーキペダルの位置を、容易に調整することができる。
さらに、トレーを変位させる機構を1つ設けることにより、アクセルペダル及びブレーキペダルを前後方向に変位可能に設けることができる。例えば、アクセルペダル及びブレーキペダルのそれぞれに前後方向に変位させるための機構を設ける場合に比べて、変位のための機構が1つで済む。このため、変位に必要な機構をコンパクトに配置することができる。これにより、アクセルペダル及びブレーキペダルが前後方向に変位可能でありながら、これらをコンパクトに配置することができる。
請求項2に係る発明では、制御部は、ドアが開状態にあるとの検知信号に基づいて、トレーを前進限まで変位させるよう、アクチュエータに電気信号を送る。即ち、ドアが開状態になることにより、トレーが前進限まで変位する。トレーを前進限まで移動させ、アクセルペダル及びブレーキペダルを前方に退避させる。ドアが開状態になった場合には、乗員が乗降することが予測される。乗員は、アクセルペダル及びブレーキペダルが前方に退避されていることにより、容易に乗降することができる。
請求項3に係る発明では、シートは、フロアに対して、変位不能に固定されている。さらに、シートの前方には、表示器が取り付けられている。シートを変位可能とした場合には、背の低い乗員の視点は、表示器に近く且つ低い位置に位置する。一方、背の高い乗員の視点は、表示器から遠く且つ高い位置に位置する。即ち、シートが変位可能な場合には、着座する乗員の体の大きさによって、視点が大きく異なる。このように大きく変化する乗員の視点を考慮して、表示器の取付位置は設定される。本発明では、シートを変位不能とした。このため、着座する乗員の体の大きさによる視点の違いを小さくすることができる。これにより、表示器の取り付けに関する条件が緩和される。特に、3次元的に表示を行う表示器を用いた場合であっても、様々な大きさの乗員が容易に視認できるようになる。即ち、取付可能な表示器の選択肢が増加し、好ましい。
本発明の実施例による車両の模式図である。 図1に示されたシート及びトレーの斜視図である。 図2に示されたシート及びトレーの作用を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中、左右とは車両の乗員を基準として左右、前後とは車両の進行方向を基準として前後を指す。
<実施例>
図1には、本発明による車両10が示されている。この車両10の車体11は、前後方向の略中央且つ車幅方向の端部において、フロア12からセンターピラー13が立ち上げられてなる。センターピラー13の前方、且つ、フロア12の上方には、開口14が形成されており、この開口14を開閉可能にドア15が取り付けられている。
フロア12の上面部12aには、乗員Mnが着座するシート40が固定されている。このシート40の前方であってフロア12の上面部12aには、レール16が固定されている。このレール16の上部には、着座した乗員Mnが足Foを置くトレー50が、前後方向に変位可能に設けられている。トレー50には、アクセルペダル17及びブレーキペダル18が取り付けられている。
トレー50の前方には、インストルメントパネル21が車幅方向に亘って設けられている。このインストルメントパネル21から後方に突出するようにして、乗員Mnが操舵するステアリングホイール22が設けられている。
ステアリングホイール22の前方の部位には、車両10の走行速度を表示する速度計24(表示器24)が設けられている。速度計24は、インストルメントパネル21に取り付けられている。インストルメントパネル21のなかの、車幅中央の部位には、カーナビゲーションシステム等の情報が映し出されるモニタ25(表示器25)が設けられている。
ドア15には、ラッチ15aが設けられている。ドア15の閉じ状態において、ラッチ15aは、車体11に固定されているストライカ11aに係合している。ラッチ15aの近傍には、ラッチ15aが解除状態にあるか否かを検出可能なドア開閉センサ27が設けられている。即ち、ドア開閉センサ27は、ラッチ15aが解除状態にある場合に、ドア15が開状態にあると検知する。ドア開閉センサ27は、ドア15が開状態にあることを検知した場合に、検知信号を制御部28に送る。
トレー50は、レール16上にアクチュエータ26(ボールねじ機構)を介して設けられている。図には、アクチュエータ26のなかの、モータ26aのみが示されている。アクチュエータ26を作動させるモータ26aは、制御部28によって作動又は停止を制御される。モータ26a(アクチュエータ26)が作動することにより、トレー50は、前後方向に変位する。
アクセルペダル17の近傍には、アクセル用センサ31が設けられている。アクセル用センサ31は、乗員Mnがアクセルペダル17を踏んだ際のアクセルペダル17に加わる圧力を検知する。アクセル用センサ31は、いわゆる感圧センサである。制御部28は、アクセル用センサ31の検知信号に基づき、スロットルバルブの開度を制御する。即ち、車両10は、アクセルペダル17とスロットルバルブとが、ワイヤによって繋がれていない、ドライブ・バイ・ワイヤ(drive by wire)式のアクセル機構が採用されている車両である。
ブレーキペダル18の近傍には、ブレーキ用センサ32が設けられている。ブレーキ用センサ32は、乗員Mnがブレーキペダル18を踏んだ際のブレーキペダル18に加わる圧力を検知する。ブレーキ用センサ32は、いわゆる感圧センサである。制御部28は、ブレーキ用センサ32の検知信号に基づき摩擦ブレーキを作動させる。即ち、車両10は、通常時において、摩擦ブレーキがワイヤによって作動されない、ブレーキ・バイ・ワイヤ(brake by wire)式のブレーキ機構が採用されている車両である。
ステアリングホイール22には、アクチュエータ26を作動させるためのスイッチ34が取り付けられている。乗員Mnがスイッチ34を操作することにより、スイッチ34からの検出信号に基づき、制御部28は、モータ26aを作動させることができる。
シフトレバー35を支持する筐体内には、シフトレバー35がパーキングレンジに位置しているときに、このことを検出するシフトレバー用センサが内蔵されている。制御部28は、シフトレバー35がパーキングレンジに位置しているという検出信号を受ける。
図2に示されるように、シート40は、乗員が着座するシートクッション41と、このシートクッション41の後端から立ち上げられるシートバック42と、このシートバック42の上部に連続して設けられるヘッドレスト43と、シートクッション41の車幅方向の両端にそれぞれ立ち上げられているサイドサポート44,44とからなる。シートクッション41は、フロア12の上面部12aに対して、所定の隙間を空けて設けられている。
トレー50は、フロア12の上面部12aに沿ってレール16上に設けられているトレー本体部51と、このトレー本体部51の前端から前方且つ上方に向かって延びるトレー壁部52とからなる。アクセルペダル17及びブレーキペダル18は、トレー壁部52に取り付けられている。
トレー本体部51は、前部51aに対して、後部51bの方が幅が狭く形成されている。後部51bの車幅方向の長さは、シートクッション41の車幅方向の長さよりも短く形成されている。後部51bは、トレー50が後退することにより、シートクッション41とフロア12の上面部12aとの間の隙間からシートクッション41の下方に後退する。後部51bの後端は、トレー50が前進限に位置している状態(図2に示される状態)において、シートクッション41の下方に位置している。
図1及び図3に基づいて、本発明の作用を説明する。図3(a)には、前進限に位置するトレー50が示されている。図3(b)には、後退限に位置するトレー50が示されている。
乗員Mnが乗車する前の状態において、トレー50は、図3(a)に示される前進限に位置している。シート40に着座した乗員Mnは、スイッチ34の後退側のボタン(図1、R参照)を押す。制御部28は、スイッチ34からの検出信号を受け、モータ26aを作動させるべく電気信号を送信する。制御部28からの電気信号を受けたモータ26aが作動し、トレー50が後退する。乗員Mnは、アクセルペダル17及びブレーキペダル18が任意の位置に移動するまで、スイッチ34を押し続ける。スイッチ34を離すことにより、制御部28は、モータ26aを停止させる。これにより、トレー50が停止する。任意の位置にアクセルペダル17及びブレーキペダル18を移動させたら、乗員Mnは、運転を開始する。
なお、スイッチ34を押し続けることにより、トレー50は、後退限まで変位する。この場合にも、制御部28は、モータ26aを停止させる。
乗員Mnが誤って、任意の位置よりも後方までトレー50を移動させることがある。この場合には、スイッチ34の前進側のボタン(図1、F参照)を押す。制御部28は、スイッチ34からの検出信号を受け、モータ26aを作動させるべく電気信号を送信する。制御部28からの電気信号を受けたモータ26aが作動し、トレー50が前進する。乗員Mnは、アクセルペダル17及びブレーキペダル18が任意の位置に移動するまで、スイッチ34を押し続ける。スイッチ34を離すことにより、制御部28は、モータ26aを停止させる。これにより、トレー50が停止する。任意の位置にアクセルペダル17及びブレーキペダル18を移動させたら、乗員Mnは、運転を開始する。
また、スイッチ34を押し続けることにより、トレー50は、前進限まで変位する。この場合にも、制御部28は、モータ26aを停止させる。
トレー50は、スイッチ34が操作された場合にのみ後退する。一方、トレー50は、スイッチ34が操作されなくとも、前進する場合がある。スイッチ34が操作されなくとも、前進する2つの場合について、以下、説明する。
まず、乗員Mnは、乗降する際には、ドアノブ15bをスイングさせてドア15を開閉して乗降する。ドアノブ15bをスイングさせることにより、ラッチ15aが解除される。ラッチ15aが解除されると、ドア開閉センサ27は、ドア15が開状態にあることを検知する。この検知信号を受けた制御部28は、トレー50を前進限まで変位させるよう、モータ26aに電気信号を送る。これにより、トレー50が前進限まで変位する。
2つ目に、乗員Mnは、運転を終えると、シフトレバー35をパーキングレンジに移動させる。シフトレバー35がパーキングレンジに入れられると、シフトレバー35を支持する筐体に内蔵されているシフトレバーセンサは、シフトレバー35がパーキングレンジに位置していることを検知する。この検知信号を受けた制御部28は、トレー50を前進限まで変位させるよう、モータ26aに電気信号を送る。これにより、トレー50が前進限まで変位する。
車両10には、ドア15の開状態を検知してトレー50を前進させる機構と、シフトレバー35がパーキングレンジに入れられたことを検知してトレー50を前進させる機構との両方を搭載してもよいし、どちらか一方のみを搭載してもよい。
両方の機構を搭載した場合には、先に行われた操作によって、制御部28は、トレー50を前進させるよう電気信号を送る。トレー50の前進中にもう一方の操作が行われても、これによって、トレー50の作動には影響を及ぼさない。
本発明は、以下の効果を奏する。
前後方向に変位可能なトレー50に、アクセルペダル17及びブレーキペダル18が取り付けられている。トレー50を前後方向に変位させることにより、1度の調整作業によってアクセルペダル17及びブレーキペダル18の両方の位置を調整することができる。仮に、これらを別々に調整する場合に比べて、アクセルペダル17及びブレーキペダル18の位置を、容易に調整することができる。
さらに、トレー50を変位させる機構を1つ設けることにより(本実施例においては、1つのボールねじ機構)、アクセルペダル17及びブレーキペダル18を前後方向に変位可能に設けることができる。例えば、アクセルペダル17及びブレーキペダル18のそれぞれに前後方向に変位させるための機構を設ける場合に比べて、変位のための機構が1つで済む。このため、変位に必要な機構をコンパクトに配置することができる。これにより、アクセルペダル17及びブレーキペダル18が前後方向に変位可能でありながら、これらをコンパクトに配置することができる。
シート40は、フロア12に対して、変位不能に固定されている。さらに、シート40の前方には、速度計24及びモニタ25(表示器)が取り付けられている。シート40を変位可能とした場合には、背の低い乗員の視点は、速度計24及びモニタ25に近く且つ低い位置に位置する。一方、背の高い乗員の視点は、速度計24及びモニタ25から遠く且つ高い位置に位置する。即ち、シート40が変位可能な場合には、着座する乗員Mnの体の大きさによって、視点が大きく異なる。このように大きく変化する乗員Mnの視点を考慮して、速度計24及びモニタ25の取付位置は設定される。本発明では、シート40を変位不能とした。このため、着座する乗員Mnの体の大きさによる視点の違いを小さくすることができる。これにより、速度計24及びモニタ25の取り付けに関する条件が緩和される。特に、3次元的に表示を行う速度計24及びモニタ25を用いた場合であっても、様々な大きさの乗員Mnが容易に視認できるようになる。即ち、取付可能な速度計24及びモニタ25の選択肢が増加し、好ましい。
トレー50は、前端にトレー本体部51から立ち上げられるトレー壁部52が形成されている。トレー壁部52は、トレー50前方とインストルメントパネル21との間の目隠しとなる。これにより、車内の意匠性を高めることができる。
トレー本体部51の後端は、トレー50が前進限に位置している場合を基準にして、シート40の下方に位置している。これにより、フロア12の上面部12aが車室内に露出することを抑制することができる。これにより、車室内の意匠性を高めることができる。
なお、トレー50は、手動によって前後に変位可能とされていてもよい。ただし、トレー50をモータ26aによって作動させる場合には、以下の効果を得ることができる。
制御部28は、ドア15が開状態にあるとの検知信号に基づいて、トレー50を前進限まで変位させるよう、モータ26aに電気信号を送る。即ち、ドア15が開状態になることにより、トレー50が前進限まで変位する。トレー50を前進限まで移動させ、アクセルペダル17及びブレーキペダル18を前方に退避させる。ドア15が開状態になった場合には、乗員Mnが乗降することが予測される。乗員Mnは、アクセルペダル17及びブレーキペダル18が前方に退避されていることにより、容易に乗降することができる。
さらに、制御部28は、シフトレバー35がパーキングレンジに位置しているとの検知信号に基づいて、トレー50を前進限まで変位させるよう、モータ26aに電気信号を送ることもできる。即ち、車両10が停止し、シフトレバー35がパーキングレンジまで変位されることにより、トレー50が前進限まで変位する。トレー50を前進限まで移動させ、アクセルペダル17及びブレーキペダル18を前方に退避させる。シフトレバー35がパーキングレンジまで変位された場合には、乗員Mnが乗降することが予測される。乗員Mnは、アクセルペダル17及びブレーキペダル18が前方に退避されていることにより、容易に乗降することができる。
スイッチ34は、シート40の車幅方向内側に固定されているコンソールに取り付けられていてもよく、任意の位置に取り付けることができる。ただし、スイッチ34をステアリングホイール22に設けた場合には、車両10を操舵する際の姿勢と同じ姿勢により、アクセルペダル17及びブレーキペダル18の位置を調整することができ望ましい。
さらに、アクセル機構及びブレーキ機構は、バイワイヤ式のものを例に説明を行ったが、ワイヤを有するものであってもよい。仮に、バイワイヤ式のものを用いた場合には、以下の効果を奏する。
即ち、アクセル機構及びブレーキ機構には、バイワイヤ式の機構が採用されている。これにより、アクセルペダル17及びブレーキペダル18周縁における、アクセル機構及びブレーキ機構の部品の配置の自由度を高めることができる。配置の自由度が高まることにより、インストルメントパネル21下部のなかの、前後方向においてトレー50と重なる部位をよりコンパクトにすることができる。これにより、トレー50をさらに前方まで変位させることができる。ひいては、乗員の体格、嗜好に応じたペダル位置の調整を容易にできる。
尚、実施例において、表示器として、速度計及びモニタを例に説明を行った。しかし、本発明による表示器は、これらのものに限られない。特に、インストルメントパネル21内に設けられ、フロントガラス19に情報を投影する、ヘッドアップディスプレイも含まれる。即ち、表示器には、本発明による効果を奏する限りにおいて、乗員に情報を提供するためのあらゆるものが含まれる。
本発明の車両は、乗用自動車に好適である。
10…車両
11…車体
12…フロア
12a…上面部
15…ドア
17…アクセルペダル
18…ブレーキペダル
21…インストルメントパネル
24…速度計(表示器)
25…モニタ(表示器)
26…アクチュエータ
27…ドア開閉センサ
28…制御部
40…シート
50…トレー
Mn…乗員
Fo…足

Claims (3)

  1. 車体のフロアの上面部に、乗員が着座するシートと、このシートに着座した乗員が足を置くトレーと、が設けられてなり、
    前記トレーは、前記フロアに対して、前後方向に変位可能に取り付けられており、
    前記トレーには、アクセルペダル及びブレーキペダルが取り付けられていることを特徴とする車両。
  2. 前記トレーを前後方向に変位させるためのアクチュエータを有し、
    前記車体には、前記シートの側方に、ドアが取り付けられ、
    このドアの近傍には、前記ドアの開状態又は閉状態を検知するドア開閉センサが設けられ、
    前記ドア開閉センサからの検知信号に基づいて、前記アクチュエータを作動させるよう前記アクチュエータに電気信号を送る制御部を有し、
    前記制御部は、前記ドア開閉センサからの前記ドアが開状態にあるとの検知信号に基づいて、前記トレーを前進限まで変位させるよう、前記アクチュエータに電気信号を送ることを特徴とする請求項1記載の車両。
  3. 前記シートは、前記フロアに対して、変位不能に固定されており、
    前記シートの前方には、インストルメントパネルが取り付けられ、
    このインストルメントパネルには、表示器が取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両。
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