JP2015185740A - スプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法 - Google Patents

スプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スプライシング時に、2つのキャリアテープが重なってスプライシングされることを抑制し得るスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法を提供する。【解決手段】キャリアテープTc1(Tc2)の送り穴Hcに対応する係合穴91を規定値寸法に形成したマスタテープ90を、送り穴Hcに係合可能なテープ送り用スプロケット61に係合した状態で、テープ送り用スプロケット61を送りモータ62により回転してマスタテープ90を送り、マスタテープ90の基準部93がテープ切断位置Lcまで送られたことをインジケータにより検知し、マスタテープ90の基準部93がテープ切断位置Lcまで送られたときのマスタテープ90の送り量と設計値との差異に基づいて、補正値αを求め、補正値αを、テープ切断位置補正値として制御装置30に登録する。【選択図】図6

Description

本発明は、2つのキャリアテープのスプライシング面同士をスプライシングするスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法に関するものである。
一般に部品実装機においては、複数の電子部品を一定の間隔で保持したキャリアテープがリールに巻回され、キャリアテープに穿設した送り穴に係合するスプロケットを駆動することにより、キャリアテープが定量ずつ送出され、電子部品が部品供給位置に供給される。そして、部品供給位置に供給された電子部品は、吸着ノズルによって吸着され、回路基板に実装される。
この種の部品実装機においては、1つのリールに保持された電子部品の残量が少なくなる(なくなる)と、残量が少なくなったキャリアテープの終端部に、同一種類の電子部品を保持した別のリールに巻回したキャリアテープの始端部が、スプライシングテープ等によって接続する、いわゆる、スプライシングが行われるようになっている。このようなスプライシング装置が、例えば特許文献1に記載されている。
特開2010−87390
この種のスプライシング装置においては、キャリアテープの送り穴に係合するテープ送り用スプロケットを所定量回転させることによって、キャリアテープの送り穴の中心位置をテープ切断位置に位置決めし、切断装置のカッターによって切断するようになっている。そして、送り穴の中心位置で切断された2つのキャリアテープの切断個所同士を、スプライシングするようになっている。
ところで、部品メーカより提供されるキャリアテープは、送り穴のピッチ(例えば、4mm)が、規格値に対して定められた公差(例えば、±0.1mm)内に製造されているが、送り穴のピッチが+公差のキャリアテープの場合には、キャリアテープが送り穴の中心位置より外側の位置で切断されるようになる。逆に、送り穴のピッチが−公差のキャリアテープの場合には、キャリアテープが送り穴の中心位置より内側の位置で切断されるようになる。その結果、2つのキャリアテープをスプライシングした場合に、切断個所が重なったり、離れたりすることが起こり得る。
すなわち、切断装置で切断された2つのキャリアテープTc1、Tc2は、スプライシング時に、図4に示すように、治具23上の位置決めピン21、22に送り穴Hcが係合された状態で、スプライシングテープ等によりスプライシングされる。このため、キャリアテープTc1、Tc2が送り穴Hcの中心位置より外側の位置で切断されていると、2つのキャリアテープTc1、Tc2の切断個所が相互に重なり合い、キャリアテープTc1、Tc2を搬送するフィーダで搬送不具合が発生することが起こり得る。
逆に、キャリアテープTc1、Tc2が送り穴Hcの中心位置より内側の位置で切断されていると、2つのキャリアテープTc1、Tc2の切断個所が離れてしまい、大きく離れている場合にも、同様な不具合が発生する。
しかも、部品の加工精度や組立精度等によって、テープ送り用スプロケットの原点からテープ切断位置までの距離に誤差を生ずるとともに、テープ送り装置による送り誤差によっても、キャリアテープに位置決め精度にバラツキを生ずることがあり、これら誤差をなくすることが難しいのが現状である。
本発明は、上記した問題を解決するためになされたもので、スプライシング時に、2つのキャリアテープが重なってスプライシングされることを抑制し得るスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の特徴は、送り穴と部品収納用キャビティをそれぞれ一定の間隔に設けたキャリアテープを、テープ切断位置で切断するスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法であって、前記キャリアテープの送り穴に対応する係合穴を規定値寸法に形成したマスタテープを、前記送り穴に係合可能なテープ送り用スプロケットに係合した状態で、前記テープ送り用スプロケットを送りモータにより回転して前記マスタテープを送り、前記マスタテープの基準部が前記テープ切断位置まで送られたことをインジケータにより検知し、前記マスタテープの基準部が前記テープ切断位置まで送られたときの前記マスタテープの送り量と設計値との差異に基づいて、補正値を求め、前記補正値を、テープ切断位置補正値として制御装置に登録するスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法である。
請求項2に係る発明の特徴は、前記送りモータは、送り指令に基づいて前記マスタテープを単位量ずつ送り制御し、前記テープ切断位置において前記マスタテープの前記基準部を前記テープ切断位置のカッターに当接させることにより、前記マスタテープの送りを停止させる請求項1に記載のスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法である。
請求項3に係る発明の特徴は、前記インジケータは、ダイヤルゲージからなり、前記マスタテープの前記基準部が前記テープ切断位置まで送られたことを、前記ダイヤルゲージの指針の振れの変化に基づいて検知することにより、前記テープ切断位置までの前記マスタテープの送り量を求める請求項1または請求項2に記載のスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法である。
請求項4に係る発明の特徴は、前記テープ切断位置補正値は、前記マスタテープの前記基準部が前記テープ切断位置まで送られた位置から、さらに、前記送り指令による送り量を加味して求めるようにした請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法である。
請求項5に係る発明の特徴は、前記送りモータは、ステッピングモータからなり、前記マスタテープの前記基準部が前記テープ切断位置まで送られた後は、前記送り指令によって前記ステッピングモータが脱調する請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法である。
請求項6に係る発明の特徴は、前記テープ送り用スプロケットの原点位置から前記テープ切断位置までの誤差に基づいて、前記テープ送り用スプロケットの原点位置を補正するようにした請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法である。
上記した請求項に係る発明によれば、キャリアテープの送り穴のピッチ誤差や、テープ送り装置による送り誤差等に拘らず、2つのキャリアテープのスプライシング面が長めに切断されることがないので、2つのキャリアテープを、テープ接続位置において、スプライシング面が重ならないようにスプライシングすることができる。
本発明の実施の形態を示すもので、2つのキャリアテープをスプライシングする状態を示す図である。 スプライシング装置の一部を示す概略図である。 スプライシング装置の制御装置を示す図である。 テープ接続位置において2つのキャリアテープを位置決めピンによって位置決めした状態を示す図である。 テープ切断位置に搬送されるキャリアテープを示す図である。 テープ切断位置の補正方法を示す図である。 テープ切断位置の補正値を求めるためのフローチャートを示す図である。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、同一の2つのキャリアテープTc1、Tc2をスプライシング(接続)する状態を示す図である。
2つのキャリアテープ(以下、第1および第2キャリアテープという)Tc1、Tc2には、送り穴Hcと部品収納用のキャビティCtが同じピッチ間隔P1で配列され、各キャビティCtは、送り穴Hcの各間に配置されている。そして、第1および第2キャリアテープTc1、Tc2は、送り穴Hcの中心位置(SP1)でスプライシングされるようになっている。
図2は、第1および第2キャリアテープTc1、Tc2をスプライシングするスプライシング装置20の一例を示す。スプライシング装置20は、キャリアテープTc1(Tc2)を、長手方向に沿ってテープ接続位置LSに向け搬送するテープ送り装置51を備えている。なお、図2は、第1キャリアテープTc1を搬送するテープ送り装置51を示すが、第2キャリアテープTc2を搬送するテープ送り装置は、テープ接続位置LSを挟んで対照的に配設され、構成が同じであるため、図示および説明を省略する。
テープ送り装置51上には、テープ切断位置Lcが、スプロケット61の原点位置Lgから所定の距離D1だけ離間した位置に配置されている。テープ切断位置Lcには、キャリアテープTc1を送り穴Hcの中心位置で切断する切断装置55と、切断した先端の不要部分を取込む取込装置57がそれぞれ設けられている。
テープ送り装置51は、テープ挿入口84からテープ接続位置LSに向かって水平方向に延在するように設けられたテープ搬送路60と、テープ搬送路60の下方に配置されたテープ送り用のスプロケット61と、スプロケット61に連接された送りモータとしてのステッピングモータ62と、スプロケット61の近傍に配置されたスプロケット歯検知装置63と、テープ搬送路60の上方に配置されたテープ検知装置64等によって構成されている。テープ送り装置51は、キャリアテープTc1を、テープ搬送路60に沿って、テープ切断位置Lcおよびテープ接続位置LSに位置決め可能に搬送する。
また、スプライシング装置20には、テープ送り装置51、切断装置55、取込装置57等を制御する制御装置30(図3参照)が設けられている。
制御装置30には、演算処理装置31と、メモリ32と、表示装置33、モード切替スイッチ34と、各個操作ボタン35が設けられている。モード切替スイッチ34は、テープ切断位置Lcの補正値αを取得する際に切り替えられ、切り替え状態で各個操作ボタン35が操作されることにより、ステッピングモータ62に各個送りが指令される。
スプロケット61には、送り穴Hcのピッチと同一ピッチの複数の歯67が全周に亘って形成されている。スプロケット61には、最上部の歯67に、テープ挿入口84より挿入されたキャリアテープTc1の送り穴Hcが噛合される。
スプロケット歯検知装置63は、スプロケット61が原点位置Lgに位置決めされたことを、スプロケット61の側面に付されたマーク等を読み取ることにより検知する。テープ検知装置64は、テープ挿入口84からキャリアテープTc1が挿入されたことを検知する。
切断装置55は、テープ切断位置Lcに設けられたカッター68と、カッター68に摺接可能なカム69と、カム69に連接されたモータ70と、カッター68に一端が取着され、他端が固定部に取着されたカッターばね71と、カッターに隣接して設けられた押圧部材72と、カッター68に一端が取着され、他端が押圧部材72に取着された押圧ばね73と、カッター68の近傍に配置されたカッター検知装置74等によって構成されている。
切断装置55のカッター68は、テープ切断位置Lcに位置決めされたキャリアテープTc1を切断するために、上下方向に移動可能に装架されている。切断装置55のカム69は、モータ70によって回動され、カッター68を上下方向に移動させる。
切断装置55の押圧部材72は、テープ切断位置Lcに位置決めされたキャリアテープTc1の切断面(スプライシング面)SP1の近傍を押圧して固定するために、上下方向に移動可能に設けられている。
取込装置57は、可動部材77および固定部材78からなる取込部材75と、可動部材77を駆動するソレノイド等からなる駆動装置76等によって構成されている。可動部材77は、固定部材78に回転可能に支承されている。可動部材77には、テープ搬送路60の一部をなす可動搬送路79と、テープ搬送路60上を搬送されるキャリアテープTc1の不要部分を取り込むための開口80が形成されている。さらに、可動部材77には、取り込んだ不要部分を、廃却箇所に案内するダクト82が形成されている。
可動部材77は、通常は、開口80がテープ搬送路60に整列する角度位置(図2の2点鎖線に示す状態)に保持され、不要部分を取り込んだ後、駆動装置76によって、可動搬送路79がテープ搬送路60に整列する角度位置(図2の実線に示す状態)まで回動される。
キャリアテープTc1は、切断装置55によって送り穴Hcの中心位置を切断され、テープ切断位置Lcから所定距離D2搬送されることにより、テープ接続位置LSに位置決めされる。
スプライシング装置20のテープ接続位置LSには、図4に示すように、切断装置55によって切断された第1および第2キャリアテープTc1、Tc2の送り穴Hcに係合可能なそれぞれ2つずつの位置決めピン21、22が、昇降可能な治具23上に取付けられている。各位置決めピン21、22は、例えば、送り穴Hcのピッチの2倍のピッチ間隔(2P1)で配置されている。
第1および第2キャリアテープTc1、Tc2がテープ接続位置LSにそれぞれ搬送されると、治具23が上昇され、各位置決めピン21、22が第1および第2キャリアテープTc1、Tc2の送り穴Hcにそれぞれ係合される。これにより、第1および第2キャリアテープTc1、Tc2が位置決めされ、2つのキャリアテープTc1、Tc2のスプライシング面SP1が突き合わされる。
その状態で、図略のスプライシングテープによって第1および第2キャリアテープTc1、Tc2がスプライシングされる。これにより、第1および第2キャリアテープTc1、Tc2のスプライシング面SP1が特別正確でなくても、各キャリアテープTc1、Tc2間の送り穴Hcの中心位置と隣接する送り穴Hcの中心位置との各ピッチをP1に正確に確保できる。
第1および第2キャリアテープTc1、Tc2をスプライシング(接続)する場合には、スプライシング装置20の電源をONする。電源ONによって、制御装置30は、ステッピングモータ62を起動し、スプロケット61を回転する。そして、スプロケット歯検知装置63の検知信号に基づいて、ステッピングモータ62およびスプロケット61を原点位置Lgに位置決めする。
その状態で、テープ挿入口84より、キャリアテープTc1を挿入すると、テープ検知装置64によってキャリアテープTc1の挿入が検知され、その検知信号に基づいて、ステッピングモータ62が制御装置30によって回転制御され、ステッピングモータ62により、スプロケット61が所定量回転される。これにより、スプロケット61の歯67に送り穴Hcを係合されたキャリアテープTc1が、スプロケット61の原点位置Lgからテープ切断位置Lcに向かってテープ搬送路60上を、距離D1だけ搬送される。
次いで、切断装置55のカッター68が作動され、キャリアテープTc1が送り穴Hcの中心位置のスプライシング面SP1で切断される。キャリアテープTc1の切断された不要部分は、取込部材75のダクト82に案内されて廃棄される。
次いで、取込部材75の可動部材を回動させ、その状態で、テープ送り装置51によって、キャリアテープTc1は、テープ接続位置LSに向かって所定距離D2移動される。
しかる後、治具23が上昇され、各位置決めピン21、22が第1および第2キャリアテープTc1、Tc2の各送り穴Hcにそれぞれ係合される。これにより、図4に示すように、第1および第2キャリアテープTc1、Tc2の各スプライシング面SP1が突き合わされる。その状態で、図略のスプライシングテープによって第1および第2キャリアテープTc1、Tc2がスプライシングされる。
ところで、キャリアテープTc1の送り穴Hcのピッチ精度は、規格によって定められた公差(例えば、±0.1mm)内に収められているが、+公差の場合には、キャリアテープTc1をスプロケット61の原点位置Lgから所定距離D1搬送しても、送り穴Hcの中心位置は、テープ切断位置Lcの手前の位置に位置決めされる(図5(A)参照)。
逆に、−公差の場合には、キャリアテープTc1を原点位置Lgから所定距離D1搬送すると、送り穴Hcの中心位置は、テープ切断位置Lcを越えた位置に位置決めされる(図5(B)参照)。
従って、テープ切断位置Lcにおいて、切断装置55のカッター68によって切断されるキャリアテープTc1は、+公差の場合、図5(A)に示すように、送り穴Hcの中心位置に対して、寸法Δdx1だけ長めに切断され、−公差の場合、図5(B)に示すように、送り穴Hcの中心位置に対して、寸法Δdx2だけ短めに切断される。
また、キャリアテープTc1の送り穴Hcのピッチ誤差のみならず、スプライシング装置20を構成する部品の加工および組立精度等によって、スプロケット61の原点位置Lgからテープ切断位置Lcまでの実際の距離が設計上の距離D1と一致せず、加えてテープ送り装置51による送り誤差も相まって、テープ切断位置Lcへのキャリアテープの位置決め精度に誤差を生ずることとなる。
このため、切断装置55によって切断された2つのキャリアテープTc1、Tc2を、図4に示すように、テープ接続位置LSにおいて、治具23上の位置決めピン21、22に係合すると、キャリアテープTc1、Tc2が長めに切断されている場合には、2つのキャリアテープTc1、Tc2のつなぎ目(スプライシング面SP1)が重なり合うことになる。
そこで、本実施の形態においては、2つのキャリアテープTc1、Tc2のつなぎ目が重なり合うことなく、また、2つのキャリアテープTc1、Tc2の間に大きな隙間が生ずることなく、スプライシングできるようにした。
図6に、本実施の形態に係るテープ切断位置の補正方法を示す。図6において、90は、キャリアテープTc1に擬して製作した帯状のマスタテープを示す。マスタテープ90は、キャリアテープTc1の送り穴Hcに対応する係合穴91を、送り穴Hcと同一ピッチで精度よく(ピッチ誤差なく)形成した金属もしくは合成樹脂からなる。
マスタテープ90の係合穴91は、テープ送り用のスプロケット61の歯67に係合され、ステッピングモータ62によりテープ搬送路60に沿って搬送される。マスタテープ90には、カッター68の刃に係合可能な基準面からなる基準部93と、後述するダイヤルゲージに係止可能な係止部94が形成されている。基準部93は、基準となる係合穴91に対して定められた寸法だけ離間するように精度よく加工されている。
なお、カッター68は、テープ切断位置Lcの補正値を取得するときは、マスタテープ90の基準部93が当接できるように、モータ70にて回動されるカム69により下降端に保持される。
マスタテープ90は、制御装置30によるステッピングモータ62の回転制御によって、基準部93がカッター68に当接するテープ切断位置Lcから設定量d0だけ手前の位置まで送られる。すなわち、ステッピングモータ62には、マスタテープ90をスプロケット61の原点位置Lgから距離「D1−d0」搬送する指令が与えられる。
この際、加工および組立上の誤差やテープ送り装置51による送り誤差等がなければ、マスタテープ90の基準部93とテープ切断位置Lcとの間隔は、設定量d0となるが、上記した誤差によって実際の間隔はばらつくことになる。なお、設定量d0は、例えば、0.5mm程度(後述するキャリアテープの単位送り量の10倍程度)に設定される。
しかる状態で、固定部にダイヤルゲージ95がセットされる。そして、ダイヤルゲージ95の測定子96を、マスタテープ90の係止部94に係止させ、マスタテープ90の変位によって指針が振れるように、ダイヤルゲージ95が調整される。
次いで、制御装置30のモード切替スイッチ34を「測定」側に切替え、各個操作ボタン35を操作すると、ステッピングモータ62に送り指令が発せられ、ステッピングモータ62が単位角度回転される。これにより、マスタテープ90が単位送り量dn(例えば、0.05mm)移動される。作業者は、各個操作ボタン35を操作する毎に、ダイヤルゲージ95の指針の振れを確認する。
ダイヤルゲージ95の指針が振れている間は、マスタテープ90の基準部93とカッター68との間に隙間が存在していることになるので、さらに、各個操作ボタン35を操作して、ステッピングモータ62に送り指令を与え、マスタテープ90を単位送り量dn移動させる。この際、各個操作ボタン35の操作回数は、制御装置30内のカウンタによってカウントされる。
このようにして、各個操作ボタン35を操作して、マスタテープ90を単位送り量dnずつ送り、各個操作ボタン35を操作したにも拘らず、ダイヤルゲージ95の指針が振れなくなることを確認する。すなわち、マスタテープ90の基準部93がカッター68の刃に当接すると、マスタテープ90の移動が阻止され、ダイヤルゲージ95の指針が振れなくなるので、基準部93がテープ切断位置Lcのカッター68に当接したことを検知できる。
この際、部品の加工および組立精度、あるいはテープ送り装置51による送り誤差等がなければ、すなわち、最初に、マスタテープ90の基準部93が、テープ切断位置Lcから正確に設定量d0だけ手前の位置に位置決めされていれば、各個操作ボタン35をNA回(NA=d0/dn)操作することによって、マスタテープ90はダイヤルゲージ95の指針の振れがなくなる位置まで送られることになる。
しかしながら、部品の加工および組立精度、あるいはテープ送り装置51による送り誤差等によって、ダイヤルゲージ95の指針が振れなくなるまでの実際の各個操作ボタン35の回数NBは、NAを上回ったり、下回ったりする。この「NA−NB」の差が、部品の加工および組立精度、あるいはテープ送り装置51による送り誤差等による位置決め誤差、すなわち、実測値と設計値との差異として把握できる。
そのうえで、実際のキャリアテープTc1(Tc2)には、送り穴Hcのピッチにバラツキがあるので、そのバラツキを考慮し、ダイヤルゲージ95の指針が振れなくなってから、さらに各個操作ボタン35を複数回NC(例えば、2回あるいは3回)操作して、ステッピングモータ62に送り指令を与える。この際、マスタテープ90の基準部93はカッター68に当接して、スプロケット61の回転ができないので、ステッピングモータ62は脱調する。
しかる後、作業者が、制御装置30のモード切替スイッチ34を「登録」側に切り替える。これにより、制御装置30の演算処理装置31において、下記式が演算され、補正値αが求められる。
α=(NA−NB+NC)×dn
この補正値αが、スプライシング時におけるテープ切断位置Lcの補正値として、メモリ32に登録される。
そして、スプライシング時に、キャリアテープTc1(Tc2)が、テープ切断位置Lcに搬送される際に、制御装置30のメモリ32より、補正値αが読み出され、キャリアテープの搬送距離を補正値αだけ余分に搬送される。
ここで、補正値αは、実際の誤差量((NA−NB)×dn)に加えて、送り穴Hcのピッチのバラツキ分(NC×dn)を考慮して算出しているので、部品の加工および組立精度、テープ送り装置51による送り誤差、ならびにキャリアテープの送り穴ピッチのバラツキ等に拘らず、第1および第2キャリアテープTc1、Tc2のスプライシング面SP1が長めに切断されることがない。従って、2つのキャリアテープTc1、Tc2は、テープ接続位置LSにおいて、スプライシング面SP1が重ならないようにスプライシングできるようになる。
図7は、上記した補正値αを取得するためのフローチャートを示すもので、以下、図7に基づいてフローチャートを簡単に説明する。
まず、ステップ102において、マスタテープ90の係合穴91を、原点位置Lg(図2参照)に位置決めされたテープ送り用スプロケット61の歯67に係合させ、マスタテープ90をセットする。また、切断装置55のカッター68を下降端に保持する。次いで、ステップ104において、制御装置30のモード切替スイッチ34を「測定」側に切り替える。
ステップ106においては、マスタテープ90が、スプロケット61の原点位置Lgから距離「D1−d0」搬送するように、ステッピングモータ62が回転制御される。これにより、マスタテープ90の基準部93は、見掛け上、テープ切断位置Lcに対して設定量d0だけ手前の位置に位置決めされる。次いで、ステップ108において、ダイヤルゲージ95を固定部にセットする。
続いて、ステップ110において、制御装置30の各個操作ボタン35を操作する。これにより、ステッピングモータ62に送り指令が発せられ、ステッピングモータ62が単位角度回転される。ステッピングモータ62の単位角度回転により、マスタテープ90が単位送り量dn移動される。マスタテープ90の移動により、ダイヤルゲージ95の指針が振れる。
ステップ112においては、ダイヤルゲージ95の指針の振れがなくなったか否かが判断される。ダイヤルゲージ95の指針が振れている(判断結果がNO)場合には、上記したステップ110に戻って、各個操作ボタン35が操作され、マスタテープ90がさらに単位送り量dn移動される。
このようにして、各個操作ボタン35がNB回操作され、マスタテープ90の基準部93がカッター68に当接して、ダイヤルゲージ95の指針の振れがなくなる(判断結果がYES)と、ステップ114に進み、同ステップ114において、各個操作ボタン35がさらにNC回操作され、ステッピングモータ62にNC回の送り指令が与えられる。
次いで、ステップ116において、モード切替スイッチ34を「登録」側に切り替える。これにより、制御装置30の演算処理装置31によって補正値α(α=(NA−NB+NC)×dn)が演算され、補正値αがメモリ32に登録される。
上記したように、本実施の形態によれば、部品の加工および組立精度、テープ送り装置51による送り誤差に、送り穴Hcのピッチのバラツキを考慮して、補正値αを算出しているので、キャリアテープTc1(Tc2)の送り穴Hcのピッチ誤差や、テープ送り装置51による送り誤差等に拘らず、キャリアテープTc1(Tc2)のスプライシング面SP1が長めに切断されることがない。これにより、2つのキャリアテープTc1、Tc2を、スプライシング面SP1が重ならないようにスプライシングすることができ、キャリアテープTc1、Tc2を搬送するフィーダで搬送不具合が発生することを抑制できる。
なお、テープ送り用スプロケット61の原点位置Lgからテープ切断位置Lcまでの距離をマスタ等を用いて実測し、これと設計値とを比較して、加工および組立上の誤差を求め、求めた誤差分だけスプロケット61の原点位置Lgを検出するスプロケット歯検知装置63を位置調整し、スプロケット61の原点位置Lgを機械的に補正するようにしてもよい。
上記した実施の形態においては、マスタテープ90を単位送り量dnずつ送り制御するために、各個操作ボタン35を操作して、ステッピングモータ62に送り指令を与えるようにしたが、本発明は、そのような構成に限定されるものではなく、制御装置30の制御基板に適宜操作治具をコネクタ接続して、ステッピングモータ62に送り指令を与えることもできる。
また、上記した実施の形態においては、マスタテープ90の基準部93が設定位置からテープ切断位置Lcに到達したことを、ダイヤルゲージ95によって検知し、テープ切断位置Lcに至るまでの距離を測定するようにしたが、本発明は、そのような構成に限定されるものではなく、マスタテープ90の基準部93が設定位置からテープ切断位置Lcに到達するまでの距離を、ダイヤルゲージ95以外の適宜なインジケータを用いて測定するようにしてもよい。
さらに、上記した実施の形態においては、マスタテープ90の基準部93がカッター68に当接した後、さらに複数回(NC)ステッピングモータ62に送り指令を与えて、補正値αを得るようにした。しかしながら、基準部93がカッター68に当接するまでの距離の誤差に一定値を加え、補正値αとすることもできる。
斯様に、本発明は、特許請求の範囲に記載した本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の形態を採り得るものである。
20…スプライシング装置、30…制御装置、51…テープ送り装置、53…送り穴検知装置、55…切断装置、61…スプロケット、62…送りモータ(ステッピングモータ)、68…カッター、90…マスタテープ、91…係合穴、93…基準部、94…係止部、95…インジケータ(ダイヤルゲージ)、Lg…原点位置、Lc…テープ切断位置、LS…テープ接続位置、Tc1、Tc2…キャリアテープ、Hc…送り穴、Ct…キャビティ、SP1…スプライシング面。

Claims (6)

  1. 送り穴と部品収納用キャビティをそれぞれ一定の間隔に設けたキャリアテープを、テープ切断位置で切断するスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法であって、
    前記キャリアテープの送り穴に対応する係合穴を規定値寸法に形成したマスタテープを、前記送り穴に係合可能なテープ送り用スプロケットに係合した状態で、前記テープ送り用スプロケットを送りモータにより回転して前記マスタテープを送り、
    前記マスタテープの基準部が前記テープ切断位置まで送られたことをインジケータにより検知し、
    前記マスタテープの基準部が前記テープ切断位置まで送られたときの前記マスタテープの送り量と設計値との差異に基づいて、補正値を求め、
    前記補正値を、テープ切断位置補正値として制御装置に登録する、
    ことを特徴とするスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法。
  2. 前記送りモータは、送り指令に基づいて前記マスタテープを単位量ずつ送り制御し、前記テープ切断位置において前記マスタテープの前記基準部を前記テープ切断位置のカッターに当接させることにより、前記マスタテープの送りを停止させる請求項1に記載のスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法。
  3. 前記インジケータは、ダイヤルゲージからなり、前記マスタテープの前記基準部が前記テープ切断位置まで送られたことを、前記ダイヤルゲージの指針の振れの変化に基づいて検知することにより、前記テープ切断位置までの前記マスタテープの送り量を求める請求項1または請求項2に記載のスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法。
  4. 前記テープ切断位置補正値は、前記マスタテープの前記基準部が前記テープ切断位置まで送られた位置から、さらに、前記送り指令による送り量を加味して求めるようにした請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法。
  5. 前記送りモータは、ステッピングモータからなり、前記マスタテープの前記基準部が前記テープ切断位置まで送られた後は、前記送り指令によって前記ステッピングモータが脱調する請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法。
  6. 前記テープ送り用スプロケットの原点位置から前記テープ切断位置までの誤差に基づいて、前記テープ送り用スプロケットの原点位置を補正するようにした請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のスプライシング装置におけるテープ切断位置の補正方法。
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