JP2015195390A - テープフィーダおよびテープフィーダ用ギヤユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子部品を保持したキャリアテープをギヤユニット40によりピッチ送りして電子部品実装装置のピックアップ位置に電子部品を供給するテープフィーダであって、ギヤユニット40は、キャリアテープに等ピッチで設けられた送り孔に係合するピン31を円周上に備えると共に最終ギヤ42を有するスプロケット32と、駆動モータ33と最終ギヤ42との間に配置された1つ以上の伝達ギヤと、を備える。1つ以上の伝達ギヤのうち、最終ギヤ42との回転比が1:N(Nは正の整数)となる第3伝達ギヤ(伝達ギヤ)47に、角度検出用のアブソリュートセンサ(センサ)48を対向して設けた。
【選択図】図5
Description
図1は本発明に係る実施形態のテープフィーダを備える電子部品実装装置の平面図、図2は図1に示したテープフィーダの斜視図、図3はテープフィーダの構成を表す側面図、図4(A)はテープの平面図、(B)は部品吸着ノズルが位置されたテープの側面図、(C)はピンの上方にカメラが配置されたスプロケットの要部側面図、図5はテープフィーダ用ギヤユニットの平面図、図6はギヤユニットの側面図、図7は凹凸パターンが側面に伝達ギヤとセンサとからなるエンコーダの模式図である。
テープフィーダ10は台車(図示せず)に保持されており、オペレータが台車を操作することにより電子部品実装装置12に対して着脱自在となっている。テープフィーダ10には図2に示すテープリール25が装着されており、電子部品を等ピッチで収納した図3に示すテープ26が巻回されている。
なお、これら歯数や減速比は一例であり本発明はこれらの歯数や減速比に限定されない。
なお、パターン形成面50と、そこに形成された凹凸パターン51とを併せてエンコーダ49と称するものとする。
あるいは、図示しない高精度なロータリーエンコーダをスプロケット32の回転軸上に、該スプロケット32と同期して回転するように取り付け、スプロケット32の回転角度を直接検出するようにすることもできる。このロータリーエンコーダは、後述の補正テーブルBを作成する際に使用するもので、補正テーブルBの作成が済んだ後は取り外す必要があるが、カメラ等の光学系外部計測器に比べ、比較的簡単に高精度な測定が可能となる。
この補正工程は、個々のテープフィーダ用ギヤユニット毎に1回実施すれば足りるため、通常はギヤユニットが完成した時あるいは完成する直前に補正工程を設けている。なお、一度記憶した補正テーブルAや補正テーブルBは、そのギヤユニット固有の補正データとして使用される。
補正テーブルAは、駆動モータ33の回転角(理論値)に対するアブソリュートセンサ48の角度情報との角度誤差情報に基づく補正テーブルである。
ステップ(S1A)では補正テーブルAをクリアする。ステップ2(S2A)では駆動モータ33を1回動作させる。スプロケット32のピン31の数が30とした場合には、駆動モータ33が1回動作するごとに、スプロケット32が12度回転(360度/30=12度)するように設定する。ステップ3(S3A)ではアブソリュートセンサ48の角度情報を読み込む。ステップ4(S4A)では補正テーブルAにデータを保存する。ステップ5(S5A)ではアブソリュートセンサ48が1周(この場合、駆動モータ33が30回動作)したかを確認する。30回動作した場合、スプロケット32のそれぞれのピン31に対応する補正テーブルAが完成する。30回動作していない場合は、ステップ2(S2A)〜ステップ5(S5A)を繰り返す。
ここで、補正テーブルAについて、スプロケットの歯が4歯でギヤが1/12減速の簡易化スプロケット61の場合を例に説明する。簡易化スプロケット61は、1回の最小動作量(駆動モータ33を1回転させた時の簡易化スプロケット61の回転角度)は、ギヤが1/12減速であることから、ピン31とピン31との間を1/3にした角度となる。
この場合、それぞれの伝達ギヤの誤差やセンサノイズ等を考慮した両端の5度は使用しないようにして、120度±12.5度の範囲の角度情報を検出することにより、簡易化スプロケット61のピン31がおおよそどの位置にあるか(ピンの位置情報)を検出することができる。
すなわち、アブソリュートセンサ48が理想状態であれば、2番目のピンから1/3動作したところと判別されるべきところ、誤差が大きい場合には、図11(B)に示すように、2番目のピンから2/3動作したところと誤判別されてしまうことになる。
補正テーブルBは、スプロケット32のピン位置に対する駆動モータ33の角度情報と、アブソリュートセンサ48の角度情報に基づく補正テーブルである。
ステップ(S1B)では補正テーブルBをクリアする。ステップ2(S2B)では駆動モータ33を1回動作させる。ステップ3(S3B)ではアブソリュートセンサ48の角度情報を読み込む。ステップ4(S4B)ではアブソリュートセンサ48の角度情報をスプロケット32のピン番号に変換する。ステップ5(S5B)では補正テーブルBにアブソリュートセンサ48のデータを保存する。このアブソリュートセンサ48の角度情報は、1つのピン番号に対して一定の幅の角度情報となる場合もある。ステップ6(S6B)では外部計測器57により、スプロケット32のピン位置のずれ量を計測する。ステップ7(S7B)では補正テーブルBに駆動モータ33の角度情報(ずれ量)のデータを保存する。ステップ8(S8B)ではスプロケット32が1周(この場合、駆動モータ33が30回動作)したかを確認する。30回動作した場合、補正テーブルBが完成する。30回動作していない場合、ステップ2(S2B)〜ステップ8(S8B)を繰り返す。
ここで、補正テーブルBについて、上記同様の簡易化スプロケット61の場合を例に説明する。補正テーブルBは、外部計測器57が使用されることにより得られる。伝達ギヤやスプロケット32の加工誤差がない場合、動作回数に応じた角度は図15に示す理想角度となる。しかし、実際の角度は、誤差(α0、α1、α2、・・・α11)を含んだ角度となる。
次に、外部計測器57により、スプロケット32のピン位置のずれ量を計測し、このずれ量が駆動モータ33の内部に備えているABZエンコーダ(図示せず、図10参照)の何カウント分に相当するのかを演算して、このカウント数をその時のピン番号に対応する駆動モータ33の角度情報(ずれ量)として、補正テーブルBに保存する(S6B、S7B)。
そこで、駆動モータ33を回転基準としたときのスプロケット32のピン位置を外部計測器57により計測し、この外部計測器57として高精度なロータリーエンコーダを使用している場合には、得られた角度情報から誤差角度に相当する駆動モータの動作角度(何カウントに相当するか)を算出し、これをステップ7(S7B)により保存される角度情報(ずれ量)データとする。
なお、前述したように、伝達ギヤやアブソリュートセンサ48が理想状態でなく誤差が大きい場合には、補正テーブルAを併せて用いることもできる(勿論、誤差が大きい場合であっても、直接アブソリュートセンサ48の角度情報を読み込み、スプロケット32のピン番号に変換することもできる)。
そして、この補正テーブルBを用いてフィーダ制御部35によって駆動モータ33を回転制御するものである。
11 テープフィーダ用ギヤユニット
12 電子部品実装装置
26 テープ(キャリアテープ)
30 送り孔
31 ピン
32 スプロケット
33 駆動モータ
35 フィーダ制御部(制御手段)
40 ギヤユニット
42 最終ギヤ
43 駆動ギヤ
44 幅方向中心線
47 第3伝達ギヤ(伝達ギヤ)
48 アブソリュートセンサ(センサ)
A、B 補正テーブル
Claims (5)
- 電子部品を保持したキャリアテープをギヤユニットによりピッチ送りして電子部品実装装置のピックアップ位置に電子部品を供給するテープフィーダであって、
前記ギヤユニットは、
前記キャリアテープに等ピッチで設けられた送り孔に係合するピンを円周上に備えると共に最終ギヤを有するスプロケットと、
駆動モータと前記最終ギヤとの間に配置された1つ以上の伝達ギヤと、を備え、
前記1つ以上の伝達ギヤのうち、前記最終ギヤとの回転比が1:N(Nは正の整数)となる伝達ギヤに角度検出用のセンサを対向して設けるとともに、
前記スプロケットを前記駆動モータにより回転駆動させ、
このスプロケットが1回転するまでを等分割した角度毎の前記伝達ギヤに設けたアブソリュートセンサの角度情報と、
このアブソリュートセンサよりも分解能が高く、前記駆動モータの内部に備えるモータエンコーダから得られる角度情報を取得し、
前記スプロケットを前記角度毎に回転させるための前記アブソリュートセンサの角度情報と前記駆動モータの内部に備えるモータエンコーダから得られる角度情報に基づく補正テーブルを作成し、
この補正テーブルを用いて前記駆動モータを回転制御する制御手段を備えたテープフィーダ。 - 請求項1記載のテープフィーダにおいて、
前記センサにより角度が検出される伝達ギヤは、前記最終ギヤとの回転比が1:1となる伝達ギヤであって、前記最終ギヤに直接噛み合うテープフィーダ。 - 請求項1または請求項2記載のテープフィーダにおいて、
前記駆動モータの出力軸に備えられた駆動ギヤは、テープフィーダの幅方向中心線に対して前記スプロケットと反対側に設けられているテープフィーダ。 - 電子部品を保持したキャリアテープをピッチ送りして電子部品実装装置のピックアップ位置に電子部品を供給するテープフィーダ用ギヤユニットであって、
前記キャリアテープに等ピッチで設けられた送り孔に係合するピンを円周上に備えると共に最終ギヤを有するスプロケットと、
駆動モータと前記最終ギヤとの間に配置された1つ以上の伝達ギヤと、を備え、
前記1つ以上の伝達ギヤのうち、前記最終ギヤとの回転比が1:N(Nは正の整数)となる伝達ギヤに角度検出用のセンサを対向して設けるとともに、
前記スプロケットを前記駆動モータにより回転駆動させ、
このスプロケットが1回転するまでを等分割した角度毎の前記伝達ギヤに設けたアブソリュートセンサの角度情報と、
このアブソリュートセンサよりも分解能が高く、前記駆動モータの内部に備えるモータエンコーダから得られる角度情報を取得し、
前記スプロケットを前記角度毎に回転させるための前記アブソリュートセンサの角度情報と前記駆動モータの内部に備えるモータエンコーダから得られる角度情報に基づく補正テーブルを作成し、
この補正テーブルを用いて前記駆動モータを回転制御する制御手段を備えたテープフィーダ用ギヤユニット。 - 請求項4記載のテープフィーダ用ギヤユニットにおいて、
前記スプロケットを前記駆動モータにより回転駆動させ、
前記駆動モータを一定角度毎に回転駆動させた時の前記伝達ギヤに設けたアブソリュートセンサの角度情報を取得し、
論理上の駆動モータの回転角に対する前記アブソリュートセンサの角度情報との角度誤差情報に基づく補正テーブルを作成し、
この補正テーブルを用いて前記駆動モータを回転制御する制御手段を備えるテープフィーダ用ギヤユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015132586A JP2015195390A (ja) | 2015-07-01 | 2015-07-01 | テープフィーダおよびテープフィーダ用ギヤユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015132586A JP2015195390A (ja) | 2015-07-01 | 2015-07-01 | テープフィーダおよびテープフィーダ用ギヤユニット |
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JP2012136936A Division JP5796858B2 (ja) | 2012-06-18 | 2012-06-18 | テープフィーダおよびテープフィーダ用ギヤユニット |
Publications (1)
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JP2015195390A true JP2015195390A (ja) | 2015-11-05 |
Family
ID=54434119
Family Applications (1)
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JP2015132586A Pending JP2015195390A (ja) | 2015-07-01 | 2015-07-01 | テープフィーダおよびテープフィーダ用ギヤユニット |
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JP (1) | JP2015195390A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017152589A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 部品供給装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001044688A (ja) * | 1999-04-22 | 2001-02-16 | Japan Servo Co Ltd | チップマウンター用チップフィーダ |
JP2010287698A (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Samsung Techwin Co Ltd | 情報処理装置、電子部品搬送システムおよび位置制御方法 |
-
2015
- 2015-07-01 JP JP2015132586A patent/JP2015195390A/ja active Pending
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