JP2017157762A - ロータリーヘッド型部品実装機の部品吸着位置補正システム - Google Patents

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Abstract

【課題】XY両方向の部品吸着位置の補正を短時間で行うことができて、生産性を向上できるロータリーヘッド型部品実装機の部品吸着位置補正システムを提供する。【解決手段】吸着する部品の理想吸着点を通ってテープフィーダ23のテープ送り方向(Y方向)に延びる直線Aと該部品を吸着する吸着ノズル26の吸着点の旋回軌跡Bとの交点Cを補正後の部品吸着位置に設定する。そして、テープフィーダ23のテープ送り方向であるY方向の部品吸着位置の補正は、該テープフィーダ23のテープ送り動作により該部品を補正後の部品吸着位置へ送ることで行い、前記テープ送り方向と直角な方向であるX方向の部品吸着位置の補正は、ヘッド回転機構31によるロータリーヘッド24の回転動作により該吸着ノズル26を前記補正後の部品吸着位置へ旋回させることで行う。【選択図】図3

Description

本発明は、テープフィーダにより供給される部品を吸着ノズルで吸着する位置を補正する機能を搭載したロータリーヘッド型部品実装機の部品吸着位置補正システムに関する発明である。
部品実装機は、テープフィーダにより供給される部品を吸着ノズルで吸着する際に、その部品吸着位置がずれていると、部品吸着ミス等が発生しやすくなるため、吸着ノズルの位置を次に吸着する部品の位置に合わせて補正する必要がある。そこで、従来は、吸着ノズルを保持する実装ヘッドをXY方向(左右前後方向)に移動させて吸着ノズルの位置を次に吸着する部品の位置(目標とする部品吸着位置)に合わせて補正するようにしている。
また、ロータリーヘッド型部品実装機においては、特許文献1(特開平9−270595号公報)に記載されているように、次に吸着する部品を部品認識カメラで撮像して画像処理により該部品の位置を認識し、該部品の位置に応じて、吸着ノズルを保持するロータリーヘッドを僅かに回転させて吸着ノズルの位置を補正するようにしたものがある。
特開平9−270595号公報
前者のように、実装ヘッド全体をXY方向に移動させて吸着ノズルの位置を補正する構成では、実装ヘッドの支持構造の剛性不足により短時間で位置補正を行うことが困難であり、部品吸着動作のサイクルタイムが長くなって生産性が低下する欠点があった。
一方、特許文献1では、ロータリーヘッドを回転させて吸着ノズルの位置を補正するため、ロータリーヘッド全体をXY方向に移動させて位置補正する構成と比較すれば、位置補正時にロータリーヘッドの支持構造に作用する慣性力が小さくなって、ロータリーヘッドの支持構造の剛性不足による悪影響が少なくなり、短時間で位置補正を行うことが可能であるが、ロータリーヘッドの回転により吸着ノズルの位置がX方向(テープフィーダのテープ送り方向と直角な方向)のみならず、Y方向(テープ送り方向)にも位置ずれてしまう。特許文献1では、部品のX方向の位置ずれに応じてロータリーヘッドの回転により吸着ノズルの位置をX方向に補正するようにしているため、ロータリーヘッドの回転により生じたY方向の位置ずれが許容範囲を越える場合は、ロータリーヘッドをY方向に移動させて吸着ノズルの位置をY方向に補正する必要があり、この場合も、ロータリーヘッドの支持構造の剛性不足により短時間で位置補正を行うことが困難である。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、XY両方向の部品吸着位置の補正を短時間で行うことができて、生産性を向上できるロータリーヘッド型部品実装機の部品吸着位置補正システムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、部品供給テープの送り動作により該部品供給テープに収容された部品を部品吸着位置へ送るテープフィーダと、円周方向に所定間隔で複数の吸着ノズルを保持するロータリーヘッドと、前記ロータリーヘッドを回転させることで前記複数の吸着ノズルを該ロータリーヘッドの回転方向に旋回させるヘッド回転機構と、前記部品吸着位置の上方に位置する吸着ノズルを下降させて該吸着ノズルに部品を吸着させるZ軸駆動機構と、部品吸着動作を行う部品吸着ステーションと部品実装動作を行う部品実装ステーションとの間を前記ロータリーヘッドをXY方向に移動させるヘッド移動機構とを備えたロータリーヘッド型部品実装機の部品吸着位置補正システムにおいて、前記部品吸着位置を補正する場合に、次に吸着する部品の理想吸着点を通って前記テープフィーダのテープ送り方向に延びる直線と該部品を吸着する吸着ノズルの吸着点の旋回軌跡との交点を補正後の部品吸着位置に設定すると共に、前記テープフィーダのテープ送り方向であるY方向の部品吸着位置の補正は、該テープフィーダのテープ送り動作により該部品を前記補正後の部品吸着位置へ送ることで行い、前記テープ送り方向と直角な方向であるX方向の部品吸着位置の補正は、前記ヘッド回転機構による前記ロータリーヘッドの回転動作により該吸着ノズルを前記補正後の部品吸着位置へ旋回させることで行うことを特徴とするものである。ここで、部品の理想吸着点とは、一般に部品の中心又は重心であり、吸着ノズルで部品を安定して吸着できる吸着点である。
本発明では、Y方向の部品吸着位置の補正をテープフィーダのテープ送り動作により行い、X方向の部品吸着位置の補正をロータリーヘッドの回転動作により行うようにしているため、部品吸着位置の補正時にロータリーヘッドをXY方向に移動させる必要がなくなり、ロータリーヘッドの支持構造の剛性を高めなくても、XY両方向の部品吸着位置の補正を短時間で行うことができて、生産性を向上できる。
本発明は、予め前記複数の吸着ノズルの位置が計測されてその位置データが記憶手段に記憶され、前記記憶手段に記憶された位置データの中から次に部品吸着位置へ旋回させる吸着ノズルの位置データを検索して、該吸着ノズルの位置と前記ロータリーヘッドの回転中心の位置と次に吸着する部品の理想吸着点の位置とに基づいて前記補正後の部品吸着位置を演算すると共に、前記補正後の部品吸着位置へ移動させるのに必要な前記テープフィーダのテープ送り量と前記ロータリーヘッドの回転角度を演算するようにすると良い。このようにすれば、吸着ノズルの位置とロータリーヘッドの回転中心の位置と次に吸着する部品の理想吸着点の位置との間の幾何学的な位置関係により、補正後の部品吸着位置とテープフィーダのテープ送り量及びロータリーヘッドの回転角度を簡単且つ正確に演算することができる。
図1は本発明の実施例1におけるロータリーヘッド型部品実装機の側面図である。 図2は部品実装機の制御系の構成を示すブロック図である。 図3(a)は実施例1の位置ずれ補正前の部品供給テープの部品と吸着ノズルとの位置関係を示す平面図、同図(b)は位置ずれ補正後の部品供給テープの部品と吸着ノズルとの位置関係を示す平面図である。 図4(a)は実施例2の左側の部品吸着位置C1の補正時の部品供給テープの部品と吸着ノズルとの位置関係を示す平面図、同図(b)は右側の部品吸着位置C2の補正時の部品供給テープの部品と吸着ノズルとの位置関係を示す平面図である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した2つの実施例1,2を説明する。
実施例1
本発明の実施例1を図1乃至図3に基づいて説明する。
まず、図1及び図2に基づいてロータリーヘッド型の部品実装機10の構成を説明する。
ロータリーヘッド型の部品実装機10のベース台11上には、回路基板12を搬送するコンベア13が設けられている(以下、このコンベア13による回路基板12の搬送方向をX方向とする)。このコンベア13を構成する2本のコンベアレール13a,13bとコンベアベルト14a,14bを支持する支持部材15a,15bのうち、一方の支持部材15aを、一定位置に固定し、その反対側の支持部材15bのY方向位置(X方向と直角な方向の位置)を送りねじ機構(図示せず)等によってガイドレール16に沿って調整することで、コンベア13の幅(コンベアレール13a,13bの間隔)を回路基板12の幅に合わせて調整できるようになっている。
また、ベース台11上のコンベア13の側方には、デバイスパレット22(フィーダセット台)が着脱可能に取り付けられ、このデバイスパレット22上に、複数のテープフィーダ23がY方向に着脱可能にセットされている。各テープフィーダ23には、多数の部品を等ピッチで一列に収容した部品供給テープが巻回されたリール20がセットされ、該リール20からY方向に引き出された部品供給テープの側縁に沿って形成されたスプロケット穴がスプロケット(図示せず)の歯に噛み合わされ、該スプロケットの回転によりY方向にテープ送り動作することで、該部品供給テープの部品を部品吸着位置(吸着ノズル26で部品を吸着する位置)へピッチ送りするように構成されている。各テープフィーダ23は、スプロケットを回転駆動するモータ27の回転角度を制御部28によって制御することで、部品供給テープの送り量(スプロケットの回転角度)を微調整できるように構成されている。
この部品実装機10には、部品吸着動作を行う部品吸着ステーションと部品実装動作を行う部品実装ステーションとの間をロータリーヘッド24をXY方向に移動させるヘッド移動機構25が設けられている。ロータリーヘッド24には、テープフィーダ23により部品吸着位置に送られた部品を吸着する複数の吸着ノズル26が円周方向に所定間隔(等ピッチ)で保持されている。ロータリーヘッド24には、該ロータリーヘッド24をその軸心線(R軸)の回りを回転(自転)させて複数の吸着ノズル26を該ロータリーヘッド24の円周方向に旋回させるヘッド回転機構31と、吸着ノズル26の旋回軌道の所定の停止位置(部品吸着位置の上方)で該吸着ノズル26を下降させて該吸着ノズル26に部品を吸着させるZ軸駆動機構32と、吸着ノズル26をその軸心線の回りを回転(自転)させて該吸着ノズル26に吸着した部品の向きを修正するノズル回転機構33とが設けられている。
また、部品実装機10には、ロータリーヘッド24と一体的に移動して回路基板12の基準位置マークをその上方から撮像するマークカメラ35(マーク撮像用のカメラ)と、吸着ノズル26に吸着した部品をその下方から撮像するパーツカメラ36(部品撮像用のカメラ)とが設けられている。
部品実装機10の制御装置41には、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置42と、各種のプログラムやデータ等を記憶するハードディスク、RAM、ROM等の記憶装置43(記憶手段)と、液晶ディスプレイ、CRT等の表示装置44等が接続されている。
部品実装機10の稼働中は、ヘッド移動機構25によりロータリーヘッド24を部品吸着ステーションへ移動させて部品吸着動作を行った後、該ロータリーヘッド24を部品吸着ステーションへ移動させて部品実装動作を行うという動作を繰り返す。部品吸着ステーションでは、テープフィーダ23の部品供給テープの送り動作により該部品供給テープに収容された部品を部品吸着位置へ送り、該部品吸着位置の上方に位置する吸着ノズル26を下降させて該吸着ノズル26に部品を吸着させた後、該吸着ノズル26を元の高さ位置へ上昇させるという動作を繰り返して、ロータリーヘッド24に保持された複数の吸着ノズル26に部品を順番に吸着させる。
部品吸着動作時に部品吸着位置がずれていると、部品吸着ミス等が発生しやすくなるため、部品実装機10の制御装置41は、部品吸着動作を行う吸着ノズル26毎に、ロータリーヘッド24の回転動作とテープフィーダ23のテープ送り動作を制御して部品吸着位置を次のようにして補正する。
事前準備として、予め、ロータリーヘッド24に保持された複数の吸着ノズル26の位置を画像認識技術等により計測して、各吸着ノズル26の位置の計測データを記憶装置43に記憶しておく。その上で、まず、図3に示すように、次に吸着する部品(部品供給テープの先頭の部品)の理想吸着点(安定吸着点)を通ってテープフィーダ23のテープ送り方向であるY方向に延びる直線Aと該部品を吸着する吸着ノズル26の吸着点の旋回軌跡Bとの交点Cを補正後の部品吸着位置に設定する。ここで、部品の理想吸着点(安定吸着点)とは、一般に部品の中心又は重心であり、吸着ノズル26で部品を安定して吸着できる吸着点である。
部品吸着位置の具体的な補正方法は、制御装置41が記憶装置43に記憶された複数の吸着ノズル26の位置の計測データの中から次に部品吸着位置へ旋回させる吸着ノズル26の位置の計測データを検索して、該吸着ノズル26の位置とロータリーヘッド24の回転中心の位置と次に吸着する部品の理想吸着点の位置とに基づいて補正後の部品吸着位置を演算する。つまり、吸着ノズル26の位置とロータリーヘッド24の回転中心の位置が既知であれば、吸着ノズル26の吸着点の旋回軌跡Bを特定でき、次に吸着する部品の理想吸着点の位置が既知であれば、該部品の理想吸着点からY方向に延びる直線Aを特定できるため、両者の交点Cである補正後の部品吸着位置を簡単に演算することができる。尚、ロータリーヘッド24の回転中心と部品の理想吸着点の位置情報は、予め記憶装置43に記憶しておけば良い。
この後、制御装置41は、次に吸着する部品の現在位置と補正後の部品吸着位置Cとから補正後の部品吸着位置Cへ移動させるのに必要なテープフィーダ23のテープ送り量を演算すると共に、該部品を吸着する吸着ノズル26の旋回角度(ロータリーヘッド24の回転角度)を演算する。テープフィーダ23のテープ送り方向であるY方向の部品吸着位置の補正を、該テープフィーダ23のテープ送り動作により、次に吸着する部品(部品供給テープの先頭の部品)を補正後の部品吸着位置CへY方向に送ることで行い、テープ送り方向と直角な方向であるX方向の部品吸着位置の補正を、ヘッド回転機構31によるロータリーヘッド24の回転動作により、該部品を吸着する吸着ノズル26を補正後の部品吸着位置Cへ旋回させることで行う。
以上のようにして部品吸着位置の補正を完了した後、補正後の部品吸着位置Cの上方に位置する吸着ノズル26を下降させて該吸着ノズル26に部品を吸着させた後、該吸着ノズル26を元の高さ位置へ上昇させる。これにより、1本の吸着ノズル26の部品吸着動作が完了し、以後、残りの全ての吸着ノズル26について、順番に1本ずつ、部品吸着位置の補正と部品吸着動作を行って、ロータリーヘッド24に保持された全ての吸着ノズル26に部品を順番に吸着させる。
以上説明した本実施例によれば、Y方向の部品吸着位置の補正をテープフィーダ23のテープ送り動作により行い、X方向の部品吸着位置の補正をロータリーヘッド24の回転動作により行うようにしているため、部品吸着位置の補正時にロータリーヘッド24をヘッド移動機構25によりXY方向に移動させる必要がなくなり、ロータリーヘッド24の支持構造の剛性を高めなくても、XY両方向の部品吸着位置の補正を短時間で行うことができて、生産性を向上できる。
実施例2
上記実施例1では、ロータリーヘッド24で部品を吸着する位置は1箇所のみとしたが、図4に示す本発明の実施例2では、ロータリーヘッド24の2箇所に2つのZ軸駆動機構32を設け、ロータリーヘッド24の2箇所でそれぞれ吸着ノズル26を下降させて該吸着ノズル26に部品を吸着できるようにしている。部品実装機10にセットした複数のテープフィーダ23のうちの2つのテープフィーダ23の部品吸着位置C1,C2の上方に2本の吸着ノズル26を位置させるように部品吸着ステーションの所定位置でロータリーヘッド24をXY方向への移動を停止させ、上記実施例1と同様の方法で、一方のテープフィーダ23について部品吸着位置C1の補正を行って部品吸着動作を行った後、他方のテープフィーダ23について部品吸着位置C2の補正を行って部品吸着動作を行うという一連の動作を繰り返して、ロータリーヘッド24に保持された全ての吸着ノズル26に順番に部品を吸着させる。補正後の部品吸着位置C1,C2の演算方法は、上記実施例1と同じであり、次に吸着する部品(部品供給テープの先頭の部品)の理想吸着点を通ってテープフィーダ23のテープ送り方向であるY方向に延びる直線A1,A2と該部品を吸着する吸着ノズル26の吸着点の旋回軌跡Bとの交点C1,C2を補正後の部品吸着位置に設定する。
図4の構成例では、ロータリーヘッド24に合計16本の吸着ノズル26(N1〜N16)が円周方向に22.5°ピッチで配列されて保持され、2つのテープフィーダ23の部品吸着位置C1,C2の間に3本の吸着ノズル26が位置するように構成されている。つまり、部品を吸着する2つのテープフィーダ23の間隔がロータリーヘッド24の4角度ピッチ(22.5°×4=90°)の間隔に設定されている。
16本の吸着ノズル26(N1〜N16)に部品を吸着させる順序は、最初に2つのテープフィーダ23の部品吸着位置C1,C2の上方に位置する2本の吸着ノズル26(N1とN13)の位置を順番に補正してそれぞれ部品を吸着した後、ロータリーヘッド24を1角度ピッチ(22.5°)±位置ずれ補正量だけ回転させて、次の2本の吸着ノズル26(N2とN14)を順番に補正後の部品吸着位置C1,C2の上方に位置させて、当該2本の吸着ノズル26(N2とN14)にそれぞれ部品を吸着する。以後、同様に、ロータリーヘッド24を1角度ピッチ(22.5°)±位置ずれ補正量だけ回転させて、次の2本の吸着ノズル26(N3とN15)に部品を吸着した後、ロータリーヘッド24を1角度ピッチ(22.5°)±位置ずれ補正量だけ回転させて、次の2本の吸着ノズル26(N4とN16)にそれぞれ部品を吸着する。
この後、ロータリーヘッド24を5角度ピッチ(22.5°×5=112.5°)±位置ずれ補正量だけ回転させて、2本の吸着ノズル26(N9とN5)にそれぞれ部品を吸着した後、ロータリーヘッド24を1角度ピッチ(22.5°)±位置ずれ補正量だけ回転させて、次の2本の吸着ノズル26(N10とN6)を順番に補正後の部品吸着位置C1,C2の上方に位置させて、当該2本の吸着ノズル26(N10とN6)にそれぞれ部品を吸着する。以後、同様に、ロータリーヘッド24を1角度ピッチ(22.5°)±位置ずれ補正量だけ回転させて、次の2本の吸着ノズル26(N11とN7)に部品を吸着した後、ロータリーヘッド24を1角度ピッチ(22.5°)±位置ずれ補正量だけ回転させて、次の2本の吸着ノズル26(N12とN8)にそれぞれ部品を吸着する。これにより、ロータリーヘッド24に保持した合計16本の吸着ノズル26(N1〜N16)の部品吸着動作が完了する。その他の構成は、前記実施例1と同じである。
以上説明した本実施例2では、ロータリーヘッド24の2箇所に2つのZ軸駆動機構32を設けているため、ヘッド回転機構31によりロータリーヘッド24を1角度ピッチ(22.5°)±位置ずれ補正量だけ回転させることで、2個分の部品の吸着が可能になり、生産性を向上できる。
尚、本発明は、ロータリーヘッド24の3箇所以上にそれぞれZ軸駆動機構32を設けて、ロータリーヘッド24の3箇所以上で吸着ノズル26を下降させて部品吸着動作させるように構成しても良い。
その他、本発明は、上記各実施例1,2の構成に限定されず、部品実装機10の構成を変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
符号の説明
10…ロータリーヘッド型部品実装機、12…回路基板、13…コンベア、23…テープフィーダ、24…ロータリーヘッド、25…ヘッド移動機構、26…吸着ノズル、31…ヘッド回転機構、32…Z軸駆動機構、33…ノズル回転機構、41…制御装置、43…記憶装置(記憶手段)

Claims (2)

  1. 部品供給テープの送り動作により該部品供給テープに収容された部品を部品吸着位置へ送るテープフィーダと、
    円周方向に所定間隔で複数の吸着ノズルを保持するロータリーヘッドと、
    前記ロータリーヘッドを回転させることで前記複数の吸着ノズルを該ロータリーヘッドの回転方向に旋回させるヘッド回転機構と、
    前記部品吸着位置の上方に位置する吸着ノズルを下降させて該吸着ノズルに部品を吸着させるZ軸駆動機構と、
    部品吸着動作を行う部品吸着ステーションと部品実装動作を行う部品実装ステーションとの間を前記ロータリーヘッドをXY方向に移動させるヘッド移動機構とを備えたロータリーヘッド型部品実装機の部品吸着位置補正システムにおいて、
    前記部品吸着位置を補正する場合に、次に吸着する部品の理想吸着点を通って前記テープフィーダのテープ送り方向に延びる直線と該部品を吸着する吸着ノズルの吸着点の旋回軌跡との交点を補正後の部品吸着位置に設定すると共に、前記テープフィーダのテープ送り方向であるY方向の部品吸着位置の補正は、該テープフィーダのテープ送り動作により該部品を前記補正後の部品吸着位置へ送ることで行い、前記テープ送り方向と直角な方向であるX方向の部品吸着位置の補正は、前記ヘッド回転機構による前記ロータリーヘッドの回転動作により該吸着ノズルを前記補正後の部品吸着位置へ旋回させることで行うことを特徴とするロータリーヘッド型部品実装機の部品吸着位置補正システム。
  2. 予め前記複数の吸着ノズルの位置が計測されてその位置データが記憶手段に記憶され、
    前記記憶手段に記憶された位置データの中から次に部品吸着位置へ旋回させる吸着ノズルの位置データを検索して、該吸着ノズルの位置と前記ロータリーヘッドの回転中心の位置と次に吸着する部品の理想吸着点の位置とに基づいて前記補正後の部品吸着位置を演算すると共に、前記補正後の部品吸着位置へ移動させるのに必要な前記テープフィーダのテープ送り量と前記ロータリーヘッドの回転角度を演算する演算手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のロータリーヘッド型部品実装機の部品吸着位置補正システム。
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