JP2015183350A - 仮設トイレシステム - Google Patents
仮設トイレシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015183350A JP2015183350A JP2014057503A JP2014057503A JP2015183350A JP 2015183350 A JP2015183350 A JP 2015183350A JP 2014057503 A JP2014057503 A JP 2014057503A JP 2014057503 A JP2014057503 A JP 2014057503A JP 2015183350 A JP2015183350 A JP 2015183350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- fluid
- manhole
- toilet system
- temporary toilet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Sewage (AREA)
Abstract
Description
従来の仮設トイレシステムは、複数の便器の設置箇所に埋設された縦管と縦管を接合させ流動物を下水道管方向に流す横引管とを備えた排水管と、排水管の下端に取り付けられたマンホールと、マンホールと下水道管との間に設けられる流出管とを備えている。
そして、排水管に流動物が流下する度に流水して流動物を下水道管に流下させるか、又は、貯留弁を用いて横引管に貯水し、流動物を水に溶解させた後で開弁して一気に放水し横引管内に流動物を堆積させずに流動物を下水道管に流動させるようになっている。
しかし、従来の仮設トイレシステムで数日から一週間分の流動物の貯留が可能なトイレシステムを実現しようとすると、同規模の仮設トイレシステムを複数基設置する必要が生じ、建設コスト及び設置面積が過大となるという問題があった。また、横引管の流水や貯水のための大量の水源確保が必要あるため、仮設トイレシステムの設置条件が一層厳しくなるという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、仮設トイレシステムを大規模化させることなく、数日以上分の流動物の貯留が可能で水源の確保も容易な仮設トイレシステムを提供することを課題とする。
この構成によれば、排水管に加え、貯留槽にトイレ用水又は流動物を貯留させることができる。
この構成によれば、流動物の処理方法を下水道管の使用可能状況に応じて選択することができる。
この構成によっても、排水管に加え貯留槽にトイレ用水又は流動物を貯留させることができる。
この構成によれば、貯留槽内の水を排水管内の流動物の流下に利用することができる。
図1に示すように、仮設トイレシステム1は、不図示の便器の下方に設置される縦管2及び縦管2を接合させる横引管3を備えた排水管4と、横引管3の流路Rを開閉する貯水ゲート5を備えたマンホール6と、マンホール6と下水道管7とを接続する流出管8と、流出管8に連結された貯留槽9とを備え、地中に埋設されるものである。
マンホール6内の下半部には、横引管3の下流側端部が接続されるマンホール継手18がマンホール6の周壁部16を貫通するように取り付けられ、横引管3の流路Rをマンホール6内に延在させている。マンホール6には、更にマンホール継手18に対向する位置であってマンホール継手18よりも低位置に下水道管7側に設置される流出管8を接続させる接続継手19が備えられている。
枠体22には、円筒形状に形成された嵌合部20が取り付けられており、この嵌合部20内に、マンホール継手18の端部が接続されている。
図3に示すように、貯留槽9は、切換え弁31を介して流出管8内に接合させた枝管32に連結されている。枝管32の内孔と貯留槽9内とは連通している。
まず、貯水ゲート5は、仮設トイレシステム1を設置して使用可能とし、横引管3の流路に予め水を張った状態で流路Rを閉じている。
仮設トイレシステム1の使用が開始された後、所定の日数が経過した後に、管理者等の作業者は、貯水ゲート5を開ける。
通常時、すなわち下水道管7が正常に機能している場合には、横引管3内の水位が高くなる度にマンホール6から下水道管7に流動物を流動させて仮設トイレシステム1を使用することができる。
したがって、貯水ゲート5を開口させておくとともに、図4(a)に示すように切換え弁31を設定して、横引管3に貯留された流動物の下水道管7への放出が完了したら、貯水ゲート5を下方へ静かに移動させて閉じ、横引管3の流路Rを再び閉口させ、水を張る。
その後、下水道管7に流動物を流下させることができるようになったら、再びマンホール6と流出管8とを連通させるとともに、貯留槽9が閉塞されるように切換え弁31を設定し(図4(a)参照)、通常どおりにマンホール6から下水道管7に流動物を流下させることができる。
したがって、仮設トイレシステム1によれば、流動物を貯留槽9に流入させることで、横引管3及びマンホール6に貯留可能な容量を超えて大量の流動物を溜めることができる。したがって、広い設置場所及び水源を確保した上で仮設トイレシステム1を複数基用意することなく、1基で効率よく大量の流動物を処理することができるという効果が得られる。
また更に、切換え弁31の直下に貯留槽9を設けたうえ、切換え弁31として取り外し可能なインバートとしたものを用いてもよい。
貯留槽9を洗浄用水の貯留に用いた場合には、仮設トイレシステム1の設置がプール等の水源が確保できる場所以外にも設置しやすくなり、設置の自由度が高まるという効果が得られる。
また更に、貯留槽9は、公共枡30の下方に図1に示すインバート45を介して設けられ、この貯留槽9に流動物を貯留できるようにしたものであってもよい。
4 排水管
6 マンホール
8 流出管
9 貯留槽
30 接続枡
31 切換え弁
40 ポンプ
Claims (4)
- 便器の配置に合わせて地中に埋設され、流動物を下水道管に向けて流下させる排水管と、この排水管の下流側端部に設けられたマンホールと、前記流動物を前記マンホールから下水道管に導く流出管とを備え、
前記マンホールと前記下水道管との間には貯留槽が連結されていることを特徴とする仮設トイレシステム。 - 前記貯留槽は、切換え弁を介して前記流出管に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の仮設トイレシステム。
- 前記流出管には、接続枡が備えられ、
前記貯留槽は、前記接続枡に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の仮設トイレシステム。 - 前記貯留槽には、前記排水管の上流に送水するポンプが設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の仮設トイレシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014057503A JP2015183350A (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 仮設トイレシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014057503A JP2015183350A (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 仮設トイレシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015183350A true JP2015183350A (ja) | 2015-10-22 |
Family
ID=54350222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014057503A Pending JP2015183350A (ja) | 2014-03-20 | 2014-03-20 | 仮設トイレシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015183350A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019078050A (ja) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | 積水化学工業株式会社 | 仮設トイレ用配管構造及び仮設トイレ用配管部材 |
JP2019148140A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | アロン化成株式会社 | 仮設トイレ用配管設備 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5192428A (en) * | 1991-04-18 | 1993-03-09 | Clivus Multrum, Inc. | Portable system for treating human waste |
JPH11107362A (ja) * | 1997-08-04 | 1999-04-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 仮設トイレ用配管構造及び組立式貯水タンク |
JP2004337397A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Kubota Corp | 仮設トイレおよび変換継手 |
JP2007270536A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Fuji Clean Kogyo Kk | 水処理システム、排水桝、水処理方法 |
JP2007291657A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Daika Polymer Kk | 仮設トイレ用配管装置 |
JP2007291658A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Daika Polymer Kk | 仮設トイレ用配管装置 |
JP2013147894A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Sekisui Chem Co Ltd | 仮設トイレ用マンホールおよび仮設トイレ用配管設備 |
JP2014000293A (ja) * | 2012-06-20 | 2014-01-09 | Kubota-C. I Co Ltd | 仮設トイレシステム |
JP2014040723A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Kubota-C. I Co Ltd | 枡および仮設トイレシステム |
-
2014
- 2014-03-20 JP JP2014057503A patent/JP2015183350A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5192428A (en) * | 1991-04-18 | 1993-03-09 | Clivus Multrum, Inc. | Portable system for treating human waste |
JPH11107362A (ja) * | 1997-08-04 | 1999-04-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 仮設トイレ用配管構造及び組立式貯水タンク |
JP2004337397A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Kubota Corp | 仮設トイレおよび変換継手 |
JP2007270536A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Fuji Clean Kogyo Kk | 水処理システム、排水桝、水処理方法 |
JP2007291657A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Daika Polymer Kk | 仮設トイレ用配管装置 |
JP2007291658A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Daika Polymer Kk | 仮設トイレ用配管装置 |
JP2013147894A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Sekisui Chem Co Ltd | 仮設トイレ用マンホールおよび仮設トイレ用配管設備 |
JP2014000293A (ja) * | 2012-06-20 | 2014-01-09 | Kubota-C. I Co Ltd | 仮設トイレシステム |
JP2014040723A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Kubota-C. I Co Ltd | 枡および仮設トイレシステム |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019078050A (ja) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | 積水化学工業株式会社 | 仮設トイレ用配管構造及び仮設トイレ用配管部材 |
JP7252706B2 (ja) | 2017-10-24 | 2023-04-05 | 積水化学工業株式会社 | 仮設トイレ用配管部材 |
JP2019148140A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | アロン化成株式会社 | 仮設トイレ用配管設備 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5613884B2 (ja) | オーバーフロー装置 | |
JP5897339B2 (ja) | 仮設トイレ用マンホールおよび仮設トイレ用配管設備 | |
JP2017089316A (ja) | 排水システム | |
US9732506B2 (en) | Anti-overflow toilet with detachable primary and secondary drain tubes | |
JP5716124B1 (ja) | 汚水排出システム | |
JP2015183350A (ja) | 仮設トイレシステム | |
JP6956681B2 (ja) | 排水システム | |
RU2018132744A (ru) | Устройство туалета | |
JP5940951B2 (ja) | 仮設トイレの排水システム | |
CN204151897U (zh) | 池间地下动力排水防倒流结构 | |
CN104631589B (zh) | 坐便器自洁盒、坐便器自洁器及坐便器 | |
JP6949759B2 (ja) | 仮設トイレ用配管設備 | |
FI60274B (fi) | Undertrycks-avloppssystem foer hus fabriksplatser fartyg eller dylika | |
US10087611B2 (en) | Anti-overflow toilet with an internal diverting wall diverting flush water from a secondary drain inlet | |
CN105888038A (zh) | 防溢水地漏 | |
KR20190138056A (ko) | 조립 및 생산성이 우수한 물탱크 내부 설치형 압력조절 방류관 | |
CN112031084A (zh) | 一种建筑预埋排水用旋流器 | |
JP6505005B2 (ja) | 貯水槽の洗浄方法および施工方法 | |
JP6805423B2 (ja) | 排水装置 | |
CN205369500U (zh) | 防止异味向外排放的地漏 | |
JP3200870U (ja) | 災害時用貯水システム | |
JP5872340B2 (ja) | 強制排水ポンプ | |
JP2018204197A (ja) | 排水ます | |
US20090255860A1 (en) | Greywater diversion and hair catcher assembly for baths that is comprised of the novel assembly of a hair catcher mesh cup, a two-port valve, a direct-drain waste-overflow assembly, and an indirect-drain waste-overflow assembly | |
JP2019078049A (ja) | 仮設トイレ用配管システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170302 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180814 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190226 |