JP2019078049A - 仮設トイレ用配管システム - Google Patents

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優秀 村上
Yushu Murakami
優秀 村上
志村 吏士
Satoshi Shimura
吏士 志村
森谷 紀之
Noriyuki Moriya
紀之 森谷
勇樹 森
Yuuki Mori
勇樹 森
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Abstract

【課題】浅層埋設化が可能な仮設トイレ用配管システムを提供する。【解決手段】横方向に沿って地中に埋設された排水横管と、前記排水横管の長手方向に沿って互いに間隔をあけて配置され上下方向に延伸する複数の縦管と、前記縦管の上端部の周囲に配置される防護蓋とを備え、前記縦管は、前記排水横管にサドル、T字型継手及びマスの中の何れか1つを介して直接接続され、前記縦管と前記防護蓋との間に隙間を形成することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、仮設トイレ用配管システムに関するものである。
近年、地震などの災害が発生した場合に、学校や防災公園などの避難場所において複数の仮設トイレを設置できるようにした仮設トイレ用配管構造が提案されている(例えば特許文献1参照。)。この仮設トイレ用配管構造においては、地中に埋設され横方向に延伸する排水管と、この排水管に互いに間隔をあけて接続され上端部が地表面に開口し、その上に仮設トイレを設置可能な複数の縦管とを有している。また排水管の一端部が接続されたマンホールと、マンホールと既設の下水管とを連結し、マンホール内の汚物や流体を下水管に流出させる流出管を有している。更に、マンホール内に突出している排水管の一端部の開口を開閉する貯水ゲート(弁装置)が設けられている。
特許第4104197号公報
ところで公園への設置においては、設置場所から下水管までの距離が長くなることがあるため、現状の埋設深さでは管路勾配をとることが困難になることから仮設トイレ用配管システムを浅く埋設する必要がある。しかし、従来の仮設トイレ用配管システムでは、サドルまたはT字型継手またはマスを介し、さらに角度調整ができる自在受口を介して縦管が排水管に接続されているため、自在受け口の長さ以下の浅層埋設ができないという問題があった。
本発明の目的は、浅層埋設化が可能な仮設トイレ用配管システムを提供することである。
本発明の仮設トイレ用配管システムは、地中において横方向に埋設された排水横管と、前記排水横管の長手方向に沿って互いに間隔をあけて配置され上下方向に延伸する複数の縦管と、前記縦管の上端部の周囲に配置される防護蓋とを備え、前記縦管は、前記排水横管にサドル、T字型継手及びマスの中の何れか1つを介して直接接続され、前記縦管と前記防護蓋との間に所定の隙間を形成することを特徴とする。
また本発明の仮設トイレ用配管システムは、前記縦管が上部に内蓋及び該内蓋の角度を調整する角度調整部材を備えることを特徴とする。
本発明によれば、浅層埋設化が可能な仮設トイレ用配管システムを提供することができる。
実施の形態に係る仮設トイレ用配管システムの縦断面図である。 実施の形態に係る仮設トイレ用配管システムの縦管及び防護蓋の構成を示す図である。 実施の形態に係る縦管上部に設けられた角度調整部材を示す図である。 実施の形態に係る縦管上部に設けられた角度調整部材付内蓋を示す図である。 実施の形態に係る受け口サドルを一体構造とした縦管の側面図である。 実施の形態に係るT字型継手を一体構造とした縦管の側面図である。 実施の形態に係るマスを一体構造とした縦管の側面図である。
以下、図面を参照して、実施の形態に係る仮設トイレ用配管システムについて説明する。図1は実施の形態に係る仮設トイレ用配管システムの縦断面図である。図1に示すように、仮設トイレ用配管システム2は、地中において横方向に、即ち地表面3に沿って所定の勾配で埋設された排水横管4と、排水横管4にその長手方向に沿って互いに間隔をあけて接続され、上下方向に延伸する複数の縦管5とを備えている。
排水管横4は、塩化ビニル樹脂によって形成されており、上流側端部が管端接着止水キャップ4aにより閉塞されている。排水横管4の上部には、排水横管4の長手方向に沿って、互いに間隔をあけて複数本、ここでは6本の縦管5が受け口サドル6を介して排水管横4に直接接続されている。
図2は、縦管及び防護蓋の構成を示す図である。この図に示すように縦管5は、上部5aに開口を開閉する塩化ビニル樹脂製の内蓋5bを備えている。また縦管5の上部5aの周囲には、防護蓋7が配置されている。防護蓋7は、筒状形状を有し仮設トイレを支持する再生プラスチック製の台座7a、円筒形状を有し台座8上に設置される鋳鉄製の支持枠7b及び支持枠7bの上部開口を開閉する鋳鉄製の蓋7cにより構成されている。災害発生時には、各縦管5の内蓋5b及び防護蓋7を外し仮設トイレを設置する。
ここで縦管5と防護蓋と7の間に所定の隙間が形成されている。即ち縦管5の上部5aの外壁と防護蓋7を構成する台座7aの内壁との間には、所定の隙間Xが形成されている。
本実施の形態に係る仮設トイレ用配管システム2によれば、縦管5を自在受け口部を介さず、受け口サドル6により排水横管4に直接接続するため、自在受け口長さ分だけ浅く埋設することができる。また排水横管4の勾配が大きい場合においても、縦管5の上部5aの外壁と防護蓋7を構成する台座7aの内壁との間に所定の隙間Xが形成されているため、縦管5の上部5aが防護蓋7に接触することがなく仮設トイレ用配管システム2の設置を行うことができる。
なお上述の実施の形態において、図3に示すように縦管5の上部5aに内蓋5bの傾きを地表面3と水平になるように調整する角度調整部材8を設置するようにしてもよい。角度調整部材8は円筒状の部材であり一方の端部が中心軸に対して傾斜している。角度調整部材8を用いることにより、排水横管4の勾配が大きい場合においても、内蓋5bを地表面3と水平にすることができ、内蓋5bが防護蓋7に接触し取り付けられないという不具合が生じるのを防止することができる。また内蓋5bと角度調整部材8を一体として形成した場合には、縦管5の上部5aを閉塞する内蓋5bを回転させることにより内蓋5bを地表面3と水平にすることができる。
また上述の実施の形態において、図4に示すように内蓋と角度調整部材を一体とした角度調整部材付内蓋を用いてもよい。角度調整部材付内蓋10は、上端が閉じた円筒状の部材であり、下端近傍の外壁面にゴム輪10aが配置されており、下端が縦管5の上部5aに嵌合される。角度調整部材付内蓋10は、縦管5の上部5aに嵌合させた状態で角度調整部材付内蓋10の角度を調整することができる。また内蓋と角度調整部材を一体にしているため、施工性が向上し部材をコンパクトにすることができる。
また上述の実施の形態において、縦管5と受け口サドル6を一体構造としてもよい。図5は、受け口サドル6を一体として形成した縦管5を示す側面図(排水横管4に設置された状態における側面図)である。縦管5は、現場で高さ調整ができるように切断可能に構成されている。例えば図5においてハッチングで示す部分を現場で切断する。縦管5と受け口サドル6を一体構造とすることで施工性をより向上させることができ、内蓋5bを地表面3と水平にすることができる。
また上述の実施の形態において、縦管5とT字型継手11を一体構造としてもよい。図6は、T字型継手11を一体として形成した縦管5を示す側面図(排水横管4に設置された状態における側面図)である。縦管5は、現場で高さ調整ができるように切断可能に構成されている。例えば図6においてハッチングで示す部分を現場で切断する。縦管5とT字型継手11を一体構造とすることで施工性をより向上させることができ内蓋5bを地表面3と水平にすることができる。
また上述の実施の形態において、縦管5とマス12を一体構造としてもよい。図7は、マス12を一体として形成した縦管5を示す側面図(排水横管4に設置された状態における側面図)である。縦管5は、現場で高さ調整ができるように切断可能に構成されている。例えば図7においてハッチングで示す部分を現場で切断する。縦管5とマス12を一体構造とすることで施工性をより向上させることができ内蓋5bを地表面3と水平にすることができる。
仮設トイレ用配管システム2の排水横管4に塩ビ管φ450を用い所定の勾配で地中に埋設する。縦管5は、塩ビ管φ200を用い、受口サドル6を介し排水横管4と直接接続する。縦管5の上部に塩ビ製の内蓋5bを設置し、地表面3に鋳鉄製の防護蓋7を設ける。この時縦管5の呼び径φ200に対してφ300の防護蓋7を用いる。この実施例では、縦管5と防護蓋7との隙間Xは最小で80mm程度、土かぶりは26cmである。
例えば、縦管5の長さ1.2mの場合のずれは、縦管5が1.0度傾くと21mm、1.5度傾くと31mmとなり、縦管の長さ0.5mの場合のずれは、縦管5が1.0度傾くと9mm、1.5度傾くと13mm、3.0度傾くと52mmとなる。容易な施工を考えた場合、少なくとも1.0度程度の傾きを許容したいことから、隙間Xは10mm以上確保することが好ましい。さらに好ましくは、隙間Xは30mm以上である。
呼び径φ200の縦管5とφ200の防護蓋7を用いる場合でも、隙間は10mm以上確保できるよう、防護蓋7を選定する。または、防護蓋7を加工することにより隙間Xを確保してもよい。
隙間Xは大きいほど、施工時のズレを吸収できるが、大きすぎると防護蓋7の径が大きくなりすぎて設置スペースをとってしまう。よって隙間Xは150mm以下とすることが好ましい。
2…仮設トイレ用配管システム、4…排水横管、5…縦管、5b…内蓋、6…受け口サドル、7…防護蓋、7c…蓋、8…角度調整部材、10…角度調整部材付内蓋

Claims (2)

  1. 横方向に沿って地中に埋設された排水横管と、
    前記排水横管の長手方向に沿って互いに間隔をあけて配置され上下方向に延伸する複数の縦管と、
    前記縦管の上端部の周囲に配置される防護蓋と
    を備え、
    前記縦管は、前記排水横管にサドル、T字型継手及びマスの中の何れか1つを介して直接接続され、前記縦管と前記防護蓋との間に隙間を形成することを特徴とする仮設トイレ用配管システム。
  2. 前記縦管は、上部に内蓋及び該内蓋の角度を調整する角度調整部材を備えることを特徴とする請求項1記載の仮設トイレ用配管システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020174811A (ja) * 2019-04-16 2020-10-29 株式会社大一商会 遊技機

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