JP6956681B2 - 排水システム - Google Patents

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本発明は、汚水を排水する排水システムに関する。
従来から、排水設備から下水本管に汚水を排出する汚水排出システムが知られている。排水設備としては、例えば、トイレ、風呂、または台所の流し台などが挙げられる。この種の汚水排出システムは、排水設備と下水本管とをつなぐ排水管路を備えている。排水設備から流出する汚水は、排水管路を通じて下水本管へ排出される。
ところで、大規模な地震または津波などの災害が発生した際、下水本管や排水管路が破損するおそれがある。下水本管等が破損してしまった場合、下水本管から汚水が外部に漏れてしまうおそれがあった。
災害時において下水本管等が破損した場合に、排水設備の機能を確保するための技術として、下記特許文献1には、排水設備から排出される汚水の流路を切り替え可能とされた汚水排水システムが開示されている。特許文献1の汚水排水システムは、通常時では排水設備から排出される汚水を下水本管へと排出し、災害などが発生した場合に排水設備から排出される汚水を貯留槽へと排出可能とされている。
特開2015−98766号公報
特許文献1の汚水排出システムでは、地震や津波などの災害により下水本管が破損した場合に、汚水の排出先を通常時とは他の流路へと切り替えることにより、汚水が逆流して屋内に流入したり、汚水が地上へと溢れたりすること(オーバーフロー)を抑制可能としている。このように、特許文献1の汚水排出システムは、災害時に排水設備の機能を確保することができる。
ところで、特許文献1のような汚水排出システムを導入するにあたり、近年では大規模な災害も想定されることが増加し、下水本管の修復など復旧するまでの期間が長期化することが想定されている。ここで、汚水排水システムにより、通常時とは別系統の排水流路を設ける場合、貯留容量に限りがある貯留槽などが設けられる場合が多い。災害発生時に、屋内へ汚水が流入して不衛生な状態となることを回避するため、いち早く排水流路を切り替えることも考えられる。しかしながら、さほど緊急性を要しない状況であるにも関わらず、時期尚早に排水流路の切り替えが行われると、必要な時に貯留容量が限度を超えてしまい、せっかく設置した貯留槽等の設備が使えないなどの事態が想定される。また、その一方で、排水流路の切り替えるタイミングが遅いと、屋内への汚水流入や排水流路の切り替えが困難となることが懸念される。
このように、非常時における排水流路の切り替えは、適切なタイミングで行うための対策が求められていた。その一方で、排水管路は地中に埋設されているため、外部からの視認が困難である。そのため、排水システムの状況をタイムリーに把握することは困難であった。
そこで本発明は、非常時に排水流路の切り替えを適切なタイミングで行い得る排水システムの提供を目的とした。
上述の課題を解決すべく提供される本発明の排水システムは、屋内側である上流側から下流側へと汚水を排水させる排水システムであって、排水流路を形成し、通常時用の排水流路を形成する第一流路と、前記第一流路とは別系統の排水流路を形成する第二流路とを備える排水管路と、前記排水流路上に設けられ、前記第一流路と前記第二流路とを切り替え可能とする流路切替手段と、前記第一流路上であって、前記流路切替手段よりも下流側に設けられる排水マスと、前記排水マスにおける水位を直接的あるいは間接的に検知する水位検知装置と、報知装置とを有し、前記水位検知装置が異常水位を検知することを条件として、前記報知装置が作動して前記第二流路への切り替えを促す切替促進報知が行われることを特徴とするものである。
本発明の排水システムによれば、排水流路の切り替えをタイムリーに報知して、作業者が適切なタイミングで排水流路の切り替えを行うことができる。その結果、本発明の排水システムは、非常時用の排水設備(例えば、汚水貯留槽)を有効活用することができる。
本発明の排水システムは、汚水貯留槽を有し、前記第二流路が、前記流路切替手段から前記汚水貯留槽に至るように形成されていることが望ましい。
上述の構成によれば、非常時用の排水設備として設けられた汚水貯留槽を、有効活用することができる。
本発明の排水システムは、前記流路切替手段が、マス本体と、切替部材とを備える切替式排水マスとされ、前記切替式排水マスは、前記マス本体に対する前記切替部材の相対位置が変位されることにより、前記排水流路が切り替えられるものであることが望ましい。
上述の構成によれば、継手などにより排水流路の切り替えを行う場合と比較して、工具などを要さず、マス本体に対して切替部材を変位させる作業により、容易に排水流路の切り替えを行うことができる。その結果、本発明の排水システムは、専門の知識を持つ作業者が現場に到着できない場合など、排水システムが設置された建物の居住者など、専門の知識を持たない者であっても排水流路の切り替えを行うことができる。
また、本発明の排水システムは、前記排水マスが、前記上流側から前記下流側への汚水の流れを許容し、前記下流側から前記上流側への汚水の流れを制限する逆流抑制弁を備えるものであることが望ましい。
上述の構成によれば、汚水の上流側への逆流を効率的に抑制することができる。
本発明の排水システムは、前記水位検知装置が、前記排水マスの水位に関する情報を取得するもの、あるいは圧力の状態を検知することにより間接的に水位に関する情報を取得するものとすることができる。
本発明の排水システムによれば、大がかりな設備等を要さず、排水流路の切り替えをタイムリーに報知して、作業者が適切なタイミングで排水流路の切り替えを行うことができる。その結果、本発明の排水システムは、非常時用の排水設備(例えば、汚水貯留槽)を有効活用することができる。
また、本発明の排水システムは、前記排水マスが、前記上流側から前記下流側への汚水の流れを許容し、前記下流側から前記上流側への汚水の流れを制限する逆流抑制弁を備えるものであり、前記水位検知装置が、前記排水マスの水位を検知する水位センサであることが望ましい。
上述の構成によれば、汚水の逆流を抑制しつつ、異常水位の検知精度を向上させることができる。これにより、本発明の排水システムは、さらにレスポンス良くタイムリーに切替促進報知を行うことができる。
本発明によれば、非常時に排水流路の切り替えを適切なタイミングで行い得る排水システムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る排水システムを示す模式図である。 図1の排水システムの切替式排水マスを示す断面図である。 図2の切替式排水マスのマス本体及び切替部材を示す斜視図である。 図2の切替式排水マスのマス本体及び切替部材を示す断面図であって、図3のA−A’線断面図である。(a)は第一流路を形成した状態、(b)は第二流路を形成した状態である。 図1の排水システムの排水マスを示す断面図である。 図1の排水システムの通常時の排水流路を示す模式図である。 図1の排水システムの切替促進報知が行われる際の模式図である。 図1の排水システムの非常時の排水流路を示す模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態に係る排水システム10について具体的に説明する。図1は、排水システム10を示す模式図である。
排水システム10は、屋内2側である上流側から下流側へと汚水を排水させるものである。より具体的には、排水システム10は、建物1の屋内2に配置された排水設備3から建物1の外部の下水本管4に汚水を排水するものである。
なお、以下の説明における汚水の流路において、屋内2側を単に「上流側」と、下水本管4側を単に「下流側」と記載して説明する場合がある。
また、「建物」とは、少なくとも壁を有する建築物のことを指し、住宅、商業施設、工場、校舎および倉庫などが含まれる。また、「屋内」には、屋根および壁に囲まれた床上の空間はもちろんのこと、床下の空間も含まれる。平面視において、壁に囲まれた部分は「建物内」である。
「汚水」とは、例えばトイレ、風呂および台所の流し台などから排出される水であり、そのままでは河川に放流させることができないものである。「排水設備」とは、汚水を排出する設備のことである。「排水設備」は、例えば、トイレ、風呂または台所の流し台などが挙げられる。
図1では、一つの建物1内に設けられた一つの排水設備3を図示しているが、建物1および排水設備3の数は特に限定されない。排水システム10が設置される建物1の数は、一つであってもよいし、複数であってもよい。また、屋内2には、一つの排水設備3のみが設けられていてもよく、複数の排水設備3が設けられていてもよい。
また、下水本管4は、汚水を汚水処理場(図示せず)に導く管である。建物1の排水設備3から流出する汚水は、通常時においては下水本管4に排出される。
本明細書における「排水マス」には、汚水マス、雨水マス、公共マスなどの各種の排水マスが含まれる。また、本明細書における「排水マス」には、マス本体のほか、点検筒や蓋体を含むものとして説明する。
図1に示すとおり、排水システム10は、排水管路20、切替式排水マス30(流路切替手段)、排水マス60、汚水貯留槽72、水位検知装置74、及び報知装置78を有している。
排水システム10は、排水管路20により形成される汚水の排水流路C上に、切替式排水マス30(流路切替手段)、及び排水マス60が配置されている。
以下、排水システム10の各構成について説明し、次いで排水システム10による排水流路Cの切り替え、及び排水流路Cの切り替えを適切なタイミングで報知する動作について説明する。
排水管路20は、汚水の流路である排水流路Cを形成している。排水管路20は、複数の配管を組み合わせることにより、汚水の流路となる排水流路Cを形成している。
また、排水管路20は、排水設備3から排出された汚水を下水本管4に排水させる排水流路Cとして、第一流路c1を形成可能としている。さらに、排水管路20は、排水設備3から排出された汚水を汚水貯留槽72に排出させる排水流路Cとして、第一流路c1とは別系統の第二流路c2を形成可能としている。
なお、「管路」とは、水を流通させる通路を意味する。「管路」は、一本の配管により構成されていてもよく、本実施形態のように、複数本の配管とそれらを接続する継手とにより構成されていてもよい。また、「排水流路」とは、水(汚水等)が排出される際に辿る経路を意味する。
図1に示すとおり、排水管路20は、上流側配管22、第一配管24、第二配管26、及び下流側配管28を備えている。上流側配管22は、排水設備3と切替式排水マス30とを接続している。第一配管24は、切替式排水マス30と排水マス60とを接続している。第二配管26は、切替式排水マス30と汚水貯留槽72とを接続している。下流側配管28は、排水マス60と下水本管4とを接続している。
排水管路20は、上流側配管22、第一配管24、及び下流側配管28により、排水設備3から排出された汚水を下水本管4に排水させる第一流路c1を形成している。また、排水管路20は、上流側配管22、及び第二配管26により、排水設備3から排出された汚水を汚水貯留槽72に排水させる第二流路c2を形成している。
言い換えれば、排水管路20は、汚水を第一流路c1により下水本管4に排出させる通常時用の排水流路Cとして、第一流路c1を形成している。また、排水管路20は、下水本管4や下流側配管28、あるいは第一配管24等の破損など、汚水が屋内2側へ逆流するおそれがある場合の非常時用の排水流路Cとして、汚水を汚水貯留槽72に排出させる第二流路c2を形成している。
なお、排水システム10は、第一流路c1と第二流路c2とを切替式排水マス30(流路切替手段)により切り替え可能としている。排水流路Cの切り替え動作、及び切り替えを促すタイミングについては、後で詳述する。
図1に示すとおり、切替式排水マス30は、排水マス60よりも上流側に設けられている。また、切替式排水マス30は、建物1の外の地中に埋設されている。本実施形態で示す例では、第一配管24において切替式排水マス30と排水マス60との間には、他の排水マスは設けられていない。なお、本発明の排水システムは、切替式排水マス30よりも上流側に一又は複数の排水マスを設けてもよい。また、本発明の排水システムは、複数の排水設備から排出される汚水が合流する部分に切替式排水マスを設けてもよい。また、本発明の排水システムは、流路切替手段として、継手など他の手段によるものとしてもよい。
図2に示すとおり、切替式排水マス30(流路切替手段)は、マス本体32、切替部材40、点検筒50、及び蓋体52を有している。切替式排水マス30は、マス本体32に対する切替部材40の相対位置が変位されることにより、排水流路Cを第一流路c1から第二流路c2へ、あるいは第二流路c2から第一流路c1へと切り替え可能とされている。
本実施形態の切替式排水マス30は、塩ビ、強化繊維プラスチックなどの樹脂素材を加工成形したものとされている。なお、本発明の排水システムの流路切替手段は、マス本体や点検筒をコンクリートなどの素材により形成されたものであってもよい。
図2及び図3に示すとおり、マス本体32は、上部及び下部に開口が形成され、複数の略筒状の部分が一体的に形成された部材である。また、マス本体32の側部には、二つの開口が形成されている。さらに、図3に示すとおり、マス本体32の内側には、段差部37が形成されている。
マス本体32の上部に形成された開口は、点検口33とされている。また、マス本体32は、側部に形成された二つの開口のうち、一方が汚水を流入させる流入口34とされ、他方が汚水を流出させる第一流出口35とされている。さらに、マス本体32の下部に形成された開口は、汚水を流出させる第二流出口36とされている。すなわち、マス本体32には、一つの流入口34と、第一流出口35及び第二流出口36の二つの流出口が設けられている。
図3に示すとおり、マス本体32は、上述した4つの開口を形成する筒状の部分を備えている。具体的には、マス本体32は、点検口33を形成する点検口形成部32aと、流入口34を形成する流入口形成部32bと、第一流出口35を形成する第一流出口形成部32cと、第二流出口36を形成する第二流出口形成部32dとを有している。
図2に示すように、点検口33は、地面に向かって開口している。点検口33には、点検筒50が接続されている。点検筒50の上端は、地面と略同じ高さとなるように配置されている。作業者は、地上から点検筒50を通じて、マス本体32の内部に破損または詰まりなどがないかを点検することができる。なお、点検筒50の上端には、蓋体52が配置されている。蓋体52は、地上から取り外しが可能である。点検筒50は、蓋体52によって閉じられている。蓋体52によって、切替式排水マス30内の汚水から発生する悪臭が点検口33を通じて外部に漏れることを防止することができる。
流入口34は、排水設備3から流出した汚水が流入する部位である。本実施形態では、流入口34は、配管が挿入される受口であるが、配管に挿入される差口であってもよい。前述の通り、流入口34には上流側配管22が接続される。なお、本実施形態では、流入口34には、上流側配管22が直接接続されるが、流入口34に配管が他の部材などを介して間接的に接続されていてもよい。上記他の部材としては、フレキシブルジョイントまたはゴム製の継手などの伸縮自在なものを好適に用いることができる。
第一流出口35は、マス本体32内に流入した汚水が流出する部位である。第一流出口35は、マス本体32の側部であって、流入口34と対向する位置に設けられている。本実施形態では、第一流出口35は受口であるが、第一流出口35は差口であってもよい。前述の通り、第一流出口35には、第一配管24が接続される。第一流出口35には、第一配管24が直接接続されていてもよく、上記配管が他の部材を介して間接的に接続されていてもよい。
第二流出口36は、第一流出口35と同様に、マス本体32内に流入した汚水が流出する部位である。第二流出口36は、マス本体32の下部に設けられており、下向きに開口している。第二流出口36は、平面視において、流入口34と第一流出口35との間に配置されている。図1に示すように、排水システム10では、汚水貯留槽72が切替式排水マス30の下方に配置されており、第二流出口36は、第二配管26を介して汚水貯留槽72に接続されている。なお、第二流出口36は、配管などを介さず汚水貯留槽72に直接的に接続されていてもよい。
切替部材40は、汚水の排水流路Cを第一流路c1及び第二流路c2に相互に切り替えるための部材である。具体的には、切替部材40は、排水設備3から流出した汚水を、第一流路c1により下水本管4に排水させ、又は第二流路c2により汚水貯留槽72に排水させるように汚水の排水流路Cを切り替えるために設けられている。
切替部材40は、マス本体32の内部に収容されている。また、切替部材40は、第二流出口形成部32dに着脱可能とされている。切替部材40が第二流出口形成部32dに嵌め込まれると、第二流出口36は閉鎖される。切替部材40が第二流出口形成部32dから取り外されると、第二流出口36は開放される。
図3に示すように、切替部材40は、本体部42と、持ち手43と、嵌合部44と、越流抑止板45とを備えている。
図3に示すとおり、本体部42は、断面視において略U字状に形成されている。本体部42の両側には、径方向外側に突出するように鍔状部42bが形成されている。また、本体部42は、流入口34から第一流出口35へと繋がる流路を形成する底面42aを備えている。
図3に示すとおり、持ち手43は、一端側の鍔状部42bから他端側の鍔状部42bに至り、本体部42を横断するように設けられている。嵌合部44は、本体部42の下方に設けられている。嵌合部44は、第二流出口36を閉塞すべく、第二流出口36に嵌合可能な略円筒状の部分である。本実施形態では、嵌合部44の外周部には、ゴム製のシール部材44aが設けられている。このシール部材44aによって、第二流出口36と切替部材40の嵌合部44との間のシールが図られている。越流抑止板45は、第二流路c2を形成させる際に、第一流出口35側へ汚水が越流することを抑制するために設けられている。
切替式排水マス30は、第二流出口形成部32dに切替部材40の嵌合部44が嵌め込まれた状態では、第二流出口36を閉鎖して、流入口34から流入した汚水を第一流出口35から流出させる。具体的には、図3及び図4(a)に示すとおり、流入口34及び第一流出口35が連通するように第一流路c1を形成させる場合には、切替部材40は、鍔状部42bがマス本体32の段差部37(図4では図示を省略)に支持されるような姿勢に維持される。これにより、切替部材40は、底面42aが流入口形成部32bの底面および第一流出口形成部32cの底面を接続するように配置され、断面視において略U字状の排水路を形成する。
切替式排水マス30は、第二流出口36に切替部材40の嵌合部44が嵌め込まれた状態から、マス本体32に対する切替部材40の位置を変位させることで、汚水の排出口を第一流出口35から第二流出口36に切り替えることができる。
具体的には、図4(a)に示す状態から、切替部材40の持ち手43を把手して上方に持ち上げ、切替部材40を周方向に約90度回転するように変位させると、切替部材40は、マス本体32の段差部37(図4では図示を省略)の上方に本体部42が支持された状態となる(図4(b)参照)。図4(b)に示すとおり、本体部42がマス本体32の段差部37に支持された状態では、底面42aが流入口形成部32bの底面及び第一流出口形成部32cの底面から離間して、閉鎖されていた第二流出口36が開放される。
第二流出口36が開放された状態では、流入口34からマス本体32内に流入した汚水は、第一流出口35に到達する前に第二流出口36に向けて落下し、第二流出口36から流出する。これにより、切替式排水マス30は、第一流出口35から汚水を流出させる状態から、第二流出口36から汚水を流出させる状態へと切り替えることができる。また、切替式排水マス30は、上述とは逆の動作、すなわち嵌合部44が第二流出口形成部32dから外された状態から、嵌合部44が第二流出口形成部32dに嵌め込まれた状態とすることで、第二流出口36から汚水を流出させる状態から第一流出口35から汚水を流出させる状態へと切り替えることができる。
排水マス60は、切替式排水マス30よりも排水流路Cの下流側に設けられている排水マスである。排水マス60は、切替式排水マス30よりも下流側に設けられる排水マスであれば、汚水マス、雨水マスなどいかなる種類の排水マスであってもよい。また、本実施形態の排水マス60は、塩ビ、強化繊維プラスチックなどの樹脂素材を加工成形したものとされている。なお、本発明の排水システムの排水マスは、マス本体や点検筒をコンクリートなどにより形成したものであってもよい。
図5に示すとおり、排水マス60は、マス本体62、点検筒68、及び蓋体69を有している。また、排水マス60には、逆流抑制弁70が設けられている。
図5に示すとおり、マス本体62は、複数の略筒状の部分が一体的に形成された部材である。マス本体62は、上下方向のうち上部に開口が形成され、下方が閉塞された略筒状の外観を有する部材である。また、マス本体62の側部には、二つの開口が形成されている。
図5に示すとおり、マス本体62は、上述した4つの開口及び閉塞部分を形成する筒状の部分を備えている。マス本体62の上部に形成された開口は、点検口63とされている。また、マス本体62は、側部に形成された二つの開口のうち、一方が汚水を流入させる流入口64とされ、他方が汚水を流出させる流出口65とされている。
点検口63には、点検筒68が接続されている。流入口64には、第一配管24が接続され、流出口65には、下流側配管28が接続されている。
逆流抑制弁70は、下流側から上流側に向かって汚水が逆流することを防止するためのものである。本実施形態では、逆流抑制弁70は、排水マス60に設けられている。なお、本発明の排水システムの逆流抑制弁は、下流側から上流側に向かって汚水の逆流を抑制することができるものであれば、その構成は特に限定されない。また、本発明の排水システムの逆流抑制弁は、排水マスに設けられるもののほか、排水マスと切替式排水マスとの間に設けられるものであってもよい。
逆流抑制弁70は、上流側から下流側への汚水の流れを許容し、下流側から上流側への汚水の流れを制限するためのものである。逆流抑制弁70は、マス本体62内の流入口64側であって、流入口形成部62bの下流側の端部に配置されている。逆流抑制弁70は、マス本体62に対して揺動可能であって、着脱可能に取り付けられている。逆流抑制弁70は、汚水が流れないときには、流入口64を塞いでいる。逆流抑制弁70は、第一配管24から汚水が流れてきたときには、その汚水によって押し上げられる。これにより、排水マス60は、上流側から汚水が流れた場合の流路が確保される。よって、上流側から流れてきた汚水は、逆流抑制弁70によって流れが阻止されることなく、下流側配管28に流れ込む。一方、下流側配管28から排水マス60の内部に汚水が逆流してきた場合は、その汚水は、流入口64を覆う逆流抑制弁70によって流れが制限され、第一配管24への流入が規制される。
なお、逆流抑制弁70は、予め排水マス60に設けられているものであってもよいし、排水マス60に対して着脱可能なものであってもよい。例えば、逆流抑制弁70は、連結部材を介して排水マス60に取り付けられるものであってもよい。
汚水貯留槽72は、排水設備3から排出した汚水を貯留する槽である。図1に示すように、汚水貯留槽72は建物1の外に配置されており、地中に埋設されている。図1に示すように、汚水貯留槽72は、第二配管26を介して切替式排水マス30と接続されている。汚水貯留槽72には、第二流出口36から流れる汚水が貯留される。汚水貯留槽72は、内部に密封された空間を有している。汚水貯留槽72が密封式であることにより、汚水貯留槽72内の汚水から発生する悪臭が外部に漏れないようになっている。汚水貯留槽72は必ずしも地中に埋設されていなくてもよい。汚水貯留槽72は、地上に設置されていてもよい。
水位検知装置74は、排水マス60における水位を直接的あるいは間接的に検知するために設けられている。具体的には、水位検知装置74は、排水マス60の水位に関する情報を取得するもの、あるいは圧力の状態を検知することにより間接的に水位に関する情報を取得するものである。本実施形態の水位検知装置74は、水位センサとされている。水位検知装置74は、排水マス60の点検筒68の内周面に取り付けられている。
なお、本発明の排水システムの水位検知装置は、本実施形態のように水位センサにより直接的に排水マス60の水位を検知するもののほか、圧力の状態を検知することにより水位を間接的に検知するものであってもよい。また、本発明の排水システムの水位検知装置は、画像を監視することで水位を間接的に検知するものであってもよい。
水位検知装置74は、排水マス60内の水位が異常水位Pに到達した場合に、信号を出力する。また、水位検知装置74から出力された信号は、図示を省略した通信線等の通信設備を介して、設備監視室8の制御部76に伝達される。
報知装置78は、水位検知装置74が異常水位Pを検知したことに基づいて作動して、切替促進報知を行うものである。具体的には、報知装置78は、水位検知装置74の検知情報に基づいて、切替式排水マス30の切替部材40を操作して、第二流路c2への切り替えを促す報知(切替促進報知)を行う。本実施形態では、報知装置78は、設備監視室8に設置された端末装置とされている。本実施形態の報知装置78は、水位検知装置74の検知情報に基づいて、音声の出力及び画像の表示により、切替促進報知を行う。
なお、報知装置78は、音声等の音の出力や画像を表示する機能を有するものであれば、いかなる端末装置であってもよい。例えば、本発明の排水システムの報知装置は、水位検知装置74から出力される信号を受信して、音声により切替促進報知を行うスピーカとしてもよい。また、本発明の排水システムの報知装置は、水位検知装置74から出力される信号を受信して、視覚的に認識可能である情報により切替促進報知を行うものであってもよい。例えば、本発明の排水システムの報知装置は、ランプの点灯、警報音の出力、画像の表示などにより、切替促進報知を行うものであってもよい。
また、本実施形態では、設備監視室8に制御部76及び報知装置78を設置した例を示したが、本発明の排水システムはこれに限定されない。例えば、本発明の排水システムは、報知装置78を設備監視室8とは別の場所に設けたものであってもよい。なお、設備監視室8は、建物1の屋内2に設置されているものであってもよいし、建物1とは別の場所に設置されているものであってもよい。
<通常時及び非常時の排水流路と切替促進報知が行われるタイミング>
次に、図6〜8を参照しつつ、排水システム10の通常時及び非常時の排水流路Cと、切替促進報知が行われるタイミングについて説明する。排水システム10は、通常時は排水設備3から流出する汚水を下水本管4に排出する。また、排水システム10は、地震または津波などの災害が発生して下水本管4などが破損したとき(非常時)には、切替式排水マス30の排水流路Cを切り替えることにより、排水設備3から流出する汚水を汚水貯留槽72に排出するように用いられる。
<通常時の排水流路>
図6に示すとおり、通常時では、排水システム10は、第一流路c1により排水設備3から排出された汚水を下水本管4へと排水する。より具体的に説明すると、上述のとおり、第一流路c1を形成させた状態では、切替式排水マス30の第二流出口36は、嵌合部44(図6では図示を省略)によって塞がれている。図6に示すように、排水設備3から流出した汚水は、上流側配管22に流れた後、切替式排水マス30の流入口34からマス本体32に流入する。マス本体32に流入した汚水は、第二流出口36を閉塞している切替部材40の底面42a(図4(a)参照)の上方を通り、第一流出口35からマス本体32の外へ流出する。
第一流出口35から流出した汚水は、第一配管24、排水マス60、及び下流側配管28を経由して、下水本管4に排出される。そして、下水本管4に流れた汚水は、汚水処理場などに流され処理される。
このように、排水システム10は、通常時において、上流側配管22から第一配管24を経由する第一流路c1により、排水設備3から排出された汚水を下水本管4へと排水させる。
<切替促進報知時>
図7に示すとおり、地震や津波などの災害が発生して、下水本管4あるいは排水管路の破損などにより排水マス60に汚水が流入すると、排水システム10は、切替式排水マス30の切替操作により排水流路Cを第二流路c2に切り替えることを促す切替促進報知を行う。
切替促進報知が行われる動作について、より具体的に説明する。上述のとおり、排水マス60には、逆流抑制弁70が設けられている。排水マス60の内部に流入した汚水は、逆流抑制弁70により上流側への流路が遮断される。そのため、排水マス60の内部では、急激に水位が上昇する。排水マス60内の水位が異常水位Pに到達すると、水位検知装置74により異常水位Pが検知され、異常水位Pに到達したことを示唆する信号が送信される。
水位検知装置74により送信された信号は、制御部76を介して報知装置78に情報が伝達される。報知装置78は、水位検知装置74の検出情報に基づいて作動し、管理者に認識し得る態様で切替促進報知を行う。切替促進報知は、例えば、設備監視室8に設置された端末装置である報知装置78により、「異常水位を検知しました。流路の切り替えを行ってください」などの音声の出力や画像の表示により行うことができる。これにより、管理者が流路の切り替えを行う必要があることを認識することができる。
このように、排水システム10は、非常時において、通常時用の第一流路c1から別系統の第二流路c2に切り替えることを要することを、適切なタイミングで報知することができる。
また、排水システム10では、排水マス60の上流側の開口である流入口64に逆流抑制弁70が設けられている。言い換えれば、排水システム10では、汚水の逆流が発生した場合に、最も早く水位が上昇する排水マス60の内部に逆流抑制弁70が設けられている。そのため、排水システム10は、水位が異常水位Pに到達したことの検知精度を向上させ、さらにレスポンスよく報知することができる。
<非常時の排水流路>
切替促進報知により、管理者が切替式排水マス30の切り替え操作を行うと、排水流路Cは、排水設備3から排出された汚水を汚水貯留槽72に排出させる第二流路c2に切り替えられる。
排水流路Cの切り替え動作は、例えば以下のようにして行うことができる。まず、作業者は、点検筒50に被せられた蓋体52を点検筒50から取り外す。次に、切替部材40の持ち手43を把手して切替部材40を引き上げて、切替部材40を周方向に約90度回転させる。これにより、切替部材40がマス本体32に対して上方に保持され、第二流出口36が開放された状態で維持される。なお、持ち手43に作業者の手が届かないような場合は、例えば先端にフックを有する棒状体などを使用して、上記フックを持ち手43に引っ掛けて切替部材40を引き上げればよい。
非常時では、排水設備3から流出した汚水は、上流側配管22を流れた後、切替式排水マス30の流入口34からマス本体32に流入する。このとき、第二流出口36が切替部材40から開放されており、また、第二流出口36はマス本体32の下部に形成されているので、マス本体32に流入した汚水は、第二流出口36に落下してマス本体32の外へ流出する。第二流出口36から流出した汚水は、汚水貯留槽72へ排出される。
このように、排水システム10は、非常時において、上流側配管22から第二配管26を経由する第二流路c2により、排水設備3から排出された汚水を汚水貯留槽72へと排水させる。また、上述のとおり、排水システム10は、排水流路Cを第二流路c2へと切り替える必要があることを、適切なタイミングで報知する。そのため、排水システム10は、必要以上に早いタイミングで汚水を汚水貯留槽72に排出させることを回避することができる。その結果、排水システム10は、汚水貯留槽72を有効利用することができる。
以上、本発明の実施形態に係る排水システム10について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されない。
上述の実施形態に係る排水システム10では、切替式排水マス30を建物1の敷地内に設けられた例を示したが、本発明の排水システムの切替式排水マスは、建物1の外に設けられていてもよい。
また、上述の実施形態に係る排水システム10の切替式排水マス30は、樹脂素材を加工成形したものによるものとした例を示したが、本発明はこれに限定されない。上述のとおり、本発明の排水システムは、切替式排水マスのマス本体をコンクリートにより構成してもよい。また、本発明の排水システムは、流路切替手段に相当する構成として継手などを用いて、流路を切り替え可能としてもよい。
なお、流路の切り替えの際に継手をつなぎ変える手法では、作業にあたってある程度の技能が必要であり、また、工具が必要である。そのため、本発明の排水システムは、上述の実施形態のように、マス本体に対して切替部材の位置を変位させるだけで流路の切り替えを行うことができるものであることが望ましい。本実施形態で説明した排水システム10の切替式排水マス30は、マス本体32に対する切替部材40を変位させるだけで、流路を容易に切り替えることができ、工具は特に不要である上に、高度な技能を要しない。そのため、排水システム10は、災害時など建物の住民自らが流路を切り替えなくてはならない場合に、住民自らが工具を用いなくても流路を容易に切り替えることができる。
さらに、上述の実施形態に係る排水システム10では、汚水貯留槽72を設けた例を示したが、本発明の排水システムはこれに限定されない。例えば、本発明の排水システムは、第二流路により汚水を排出する場合に、下水本管4とは別系統の下水本管へと排出させてもよいし、これら以外の排出系統に汚水を排出するものであってもよい。
本発明の排水システムは、汚水を排水する排水システムとして好適に採用することができる。
2 屋内
10 排水システム
20 排水管路
30 切替式排水マス(流路切替手段)
32 マス本体
40 切替部材
60 排水マス
70 逆流抑制弁
72 汚水貯留槽
74 水位検知装置
78 報知装置
C 排水流路
c1 第一流路
c2 第二流路
P 異常水位

Claims (6)

  1. 屋内側である上流側から下流側へと汚水を排水させる排水システムであって、
    排水流路を形成し、通常時用の排水流路を形成する第一流路と、前記第一流路とは別系統の排水流路を形成する第二流路とを備える排水管路と、
    前記排水流路上に設けられ、前記第一流路と前記第二流路とを切り替え可能とする流路切替手段と、
    前記第一流路上であって、前記流路切替手段よりも下流側に設けられる排水マスと、
    前記排水マスにおける水位を直接的あるいは間接的に検知する水位検知装置と、
    報知装置とを有し、
    前記水位検知装置が異常水位を検知することを条件として、前記報知装置が作動して前記第二流路への切り替えを促す切替促進報知が行われることを特徴とする排水システム。
  2. 汚水貯留槽を有し、
    前記第二流路が、前記流路切替手段から前記汚水貯留槽に至るように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の排水システム。
  3. 前記流路切替手段が、マス本体と、切替部材とを備える切替式排水マスとされ、
    前記切替式排水マスは、前記マス本体に対する前記切替部材の相対位置が変位されることにより、前記排水流路が切り替えられることを特徴とする請求項1又は2に記載の排水システム。
  4. 前記排水マスが、前記上流側から前記下流側への汚水の流れを許容し、前記下流側から前記上流側への汚水の流れを制限する逆流抑制弁を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の排水システム。
  5. 前記水位検知装置が、前記排水マスの水位に関する情報を取得するもの、あるいは圧力の状態を検知することにより間接的に水位に関する情報を取得するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の排水システム。
  6. 前記排水マスが、前記上流側から前記下流側への汚水の流れを許容し、前記下流側から前記上流側への汚水の流れを制限する逆流抑制弁を備えるものであり、
    前記水位検知装置が、前記排水マスの水位を検知する水位センサであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の排水システム。
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