JP2015182967A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の組成物は、冷感効果に優れ、その効果が持続する組成物を提供すること。【解決手段】 次の成分(a)、(b)および(c);(a)ポリオキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミド(b)冷感剤(c)IOB値が1.5〜3の多価アルコールを含有することを特徴とする洗浄剤組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、ポリオキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミド、冷感剤とIOB値が1.5〜3の多価アルコールを含有する洗浄剤組成物に関するものであり、更に詳しくは、経時安定性に優れ、さらに、冷感及び冷感持続効果に優れる洗浄剤組成物に関するものである。
従来より、メントールやカンフルなどの冷感剤は、冷感効果を付与する成分として、化粧料や医薬部外品に限らず、飲食物、目薬、貼付薬等の医薬品にも幅広く利用されている。
一般的に、これらの冷感剤を製剤に含有させるためには、エタノール等の溶媒に溶解させる必要がある(例えば、特許文献1参照)。
また、一方で、メントール等の冷感剤を、種々の成分と組合わせることで、冷感効果や冷感持続効果を高める方法が提案されている。例えば、冷感剤とカチオン界面活性剤と、特定の多価アルコールを含有する冷感増強剤の技術がある(例えば、特許文献2参照)、他にも、メントールとカンファを脂肪酸イソプロピルと組合わせて用いる冷感剤組成物の技術がある(例えば、特許文献3参照)、さらには、冷感物質とカチオン型界面活性剤を併用する冷感効果向上組成物の技術がある(例えば、特許文献4参照)。
特公平06−076310号公報 特開2013−136532号公報 特開2007−332047号公報 特開2002−114649号公報
上記従来技術において、特許文献1の技術では、エタノールを化粧料全量に基づいて85%以上の範囲で配合されるものであり、エタノールによる冷感効果には優れるものの、エタノールが高含有量ゆえに、化粧料への技術開発において適さない場合もある。特に、界面活性剤の機能が低減する場合があり、特に洗浄剤においては気泡力の低下や、乳化タイプのものでは、乳化滴の不安定化などの問題となる場合があった。また、こういった高含有量の場合、刺激性を有することもあり肌への安全面からも制約となることがあった。
また、特許文献2の技術では、含有されるカチオン界面活性剤が、肌に吸着しやすい成分であることから、皮膚への刺激感を感じる場合がある。
さらに、特許文献3の技術では、含有されるメントール量によっては、製剤の安定性が難しい場合があった。
これまでは、冷感剤を含有させる際にエタノール等の溶媒を用いており、そのエタノールの含有量によっては、製剤化において問題となることがあった。そこで、本願においては、特定成分と組合わせることにより、冷感剤を安定に含有できる製剤化技術を開発し、並びに冷感剤の効果(冷感持続効果)に優れる製剤化技術を開発することを課題とした。
かかる実情に鑑み、本発明者は鋭意検討した結果、冷感剤を含有し、かつ洗浄剤組成物の機能を落さないためには、洗浄剤機能として必要である界面活性剤そのものを用いて冷感剤を安定に含有させることが有用であると考え、種々の界面活性剤との組合わせを検討した結果、ポリオキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミドが特に優れることを見出した。しかしながら、この場合、他に含有される他の成分の影響や、温度による溶解性が異なる場合があるなど、製剤上として、さらなる安定性を向上させることが必要であった。
そこで、これら冷感剤と、ポリオキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミドの双方を溶解させることが可能な溶媒を含有させることにより、その安定性を向上させることができるのではと考えた。
このような溶媒を種々検討した結果、特定のIOB値を有する多価アルコールを含有させることにより、低温においても冷感剤が析出したりせず安定に含有させることが可能となることを見出し、冷感効果だけでなく、冷感持続効果にも優れるということを見出した。
すなわち、本発明は、次の成分(a)〜(c);
(a)ポリオキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミド
(b)冷感剤
(c)IOB値が1.5〜3の多価アルコール
を含有することを特徴とする洗浄剤組成物に関するものである。
さらに成分(a)と成分(b)の含有質量割合(a)/(b)が5〜30であることを特徴とする洗浄剤組成物に関するものである。
さらに成分(b)が、l−メントール及び/又はdl−カンフルであることを特徴とする洗浄剤組成物に関するものである。
さらに成分(c)が、プロピレングリコールであることを特徴とする洗浄剤組成物に関するものである。
本発明の洗浄剤組成物は、経時安定性に優れ、さらに、冷感及び冷感持続効果に優れるという利点がある。
以下、本発明について特にその好ましい形態を中心に具体的に説明する。なお、本明細書において、「〜」はその前後の数値を含む範囲を意味するものとする。
本発明の洗浄剤組成物に用いられる成分(a)のポリオキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミドは、脂肪酸と、アルカノールアミンの縮合物である脂肪酸アルカノールアミドに酸化アルキレンを付加重合したものである。
本発明においては、後述する成分(b)の冷感物質を分散させ、洗浄剤組成物に溶解させることに寄与する成分である。このような、ポリオキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミドは、通常、化粧料や洗浄剤組成物に用いられるものであれば、特に限定されるものではない。
なお、「ポリオキシアルキレン」のアルキレンとしては、特に限定されるものではないが、例えば、炭素数2〜4のアルキレンが好ましく、具体的には、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシブチレン等があげられる。ポリオキシアルキレンの平均付加モル数は、特に限定されるものではないが、0.1〜10モルであるものが好ましい。
また、「脂肪酸」は、特に限定されるものではないが、例えば、炭素数8〜22のものが好ましく、これらは、一種又は二種以上の混合物であってもよく、ヤシ油脂肪酸なども用いることができる。
「アルカノールアミン」は、特に限定されるものではないが、例えば、炭素数2〜4のものが好ましく、具体的にはモノイソプロパノールアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンなどが挙げられる。成分(a)は、これらを組み合わせることで得られるものであるが、好ましくは、ポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノーアミドから選ばれる一種又は二種以上であり、さらにはポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸イソプロパノールアミドが好ましい。また、ポリオキシプロピレンの平均付加モル数としては、特に限定されるものではなく、1分子あたりでは、0.3〜5モルのものを用いることが可能であるが、好ましくは0.3〜2モルが好ましく、特に、平均付加モル数が1であるポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミド(1P.O.)が好ましい。市販品としてはアミゼット1PC(川研ファインケミカル株式会社製)が挙げられる。
本発明の洗浄剤組成物中の成分(a)のポリオキシアルキレンヤシ油脂肪酸アルカノールアミドの含有量は、特に限定されないが0.01〜5質量%(以下、質量%は単に、「%」と略す)とすることが好ましく、さらには、0.1〜3%とすることがさらに好ましい。この範囲内とすることにより、冷感剤の溶解性向上に期待でき、経時安定性の観点で好ましいものとすることができる。
本発明品の洗浄剤組成物中の成分(b)冷感剤は、冷感効果の目的で含有されるものであり、通常、化粧料や洗浄剤組成物に用いられるものであれば、特に限定されるものではない。例えば、l−メントール、d−メントール、dl−メントール、l−メントン、d−メントン、dl−メントン、l−イソメントール、d−イソメントール、dl−イソメントール、l−ネオメントール、d−ネオメントール、dl−ネオメントール、l−ネオイソメントール、d−ネオイソメントール、dl−ネオイソメントール、l−メンチルアセテート、d−メンチルアセテート、dl−メンチルアセテート、l−カンフル、d−カンフル、dl−カンフル、1,8−シネオール、等が挙げられる。これらは特に限定することなく、一種または二種以上を併用して用いることも可能である。なかでも冷感剤としての冷感持続効果の点から、特にl―メントールもしくはdl―カンフルが好ましく、併用すれば、より好ましい。
本発明の洗浄剤組成物中の成分(b)の冷感剤の含有量は、特に限定されないが、0.005〜5%とすることが好ましく、さらには、0.01〜3%とすることがさらに好ましい。この範囲とすることにより、冷感効果と冷感持続効果いずれにも優れたものとなり好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、前記した成分(a)と成分(b)を特定の範囲で組合わせることにより、冷感持続効果、および経時安定性の点で更に好ましいものとすることが可能となる。すなわち、本発明における成分(a)と成分(b)の含有質量割合は、(a)/(b)が5〜30であることが好ましい、さらに、3〜40の範囲とすれば、より好ましい。
本発明品の洗浄剤組成物中の成分(c)の多価アルコールはIOB値が1.5〜3のものである。ここで、IOB値とは、有機概念図(藤田穆、有機化合物の予測と有機概念図、化学の領域 Vol.11,No.10(1957)719−725)に基づき求められる無機性値及び有機性値の比(Inorganic Organic Balance)を表わすもので、IOB値=(無機性値/有機性値)より求められる。成分(c)の具体例としては、プロピレングリコール(IOB値=3.3)、ブチレングリコール(IOB値=2.5)、ジプロピレングリコール等が挙げられる。これらは、化粧品の汎用原料であり、市販品を用いることができる。その中でも特にプロピレングリコールが好ましい。
なお、多価アルコールのIOB値が1.5よりも低いものでは、成分(a)との相溶性が悪くなり、またIOB値が3よりも高いものでは、冷感剤との相溶性が悪くなる可能性があるために、冷感剤を含有した洗浄剤組成物の経時安定性に優れるものとならない可能性がある。
本発明の洗浄剤組成物中の成分(c)IOB値が1.5〜3の多価アルコールの含有量は特に限定されないが、1〜20%とすることが好ましく、さらには、3〜10%とすることがさらに好ましい。この範囲とすることにより、冷感効果、冷感持続効果、経時安定性の観点で好ましいものとすることができる。
本発明の洗浄剤組成物は、上記成分(a)〜(c)を含有することにより、経時安定性に優れる洗浄剤組成物とすることが可能となる。これは従来において、エタノール等を用いずに冷感剤を含有した場合、経時安定性の検討において、特に低温の安定性が困難であったものを解決することができる。さらには、近年、子供向けや敏感肌用化粧料として、エタノールを用いない技術(エタノールフリー)という観点も解決できるものである。
そのため、従来より冷感剤の溶剤として用いていたエタノールを特に必要としないものとすることもできる。本発明洗浄剤組成物中において、10%未満が好ましく、さらには、1%未満が好ましく、またさらに0.1%未満が好ましく、全く含まないものとすることも可能である。このようにエタノールの含有量を減量することで、エタノールの揮発性による冷感効果を一定化することもでき、冷感持続効果をより高めることができ、好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、本発明の成分(a)〜(c)を含有させることにより、発明の効果を得ることができるものであるが、成分(a)〜(c)に加えて、さらに洗浄剤成分としての界面活性剤を含有することが可能である。このような洗浄剤成分としての界面活性剤は、特に限定されるものではないが、具体的には以下のようなものを用いることができる。
アニオン性界面活性剤として、ポリオキシレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム、ポリオキシレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン等のポリオキシレンラウリルエーテル硫酸塩;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキル硫酸塩;テトラデセンスルホン酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸カリウム等のα−オレフィンスルホン酸塩;N−ラウロイルイセチオン酸ナトリウム、N−ラウロイルイセチオン酸カリウム等のアシルイセチオン酸塩;N−ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、N−ラウロイルメチルタウリンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸メチルタウリンカリウム、ラウロイル加水分解シルクナトリウム等のN−アシルポリペプチド塩;スルホコハク酸ナトリウムなどのスルホコハク酸等が挙げられる。
これらの中でも、ポリオキシレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸カリウム等のα−オレフィンスルホン酸塩、N−ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、N−ラウロイルメチルタウリンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸メチルタウリンカリウムが、経時安定性の点から好ましい。
両性界面活性剤としては、酢酸ベタイン型界面活性剤としてはオクチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミリスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、セチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン、セチルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン等が挙げられ、また、イミダゾリン型界面活性剤としてはN−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルエチレンジアミン二ナトリウム等が挙げられる。また、ラウリルアミノジ酢酸ナトリウム等も挙げられる。
これらの中でも、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウムが、経時安定性の点から好ましい。
さらに、好ましい両性界面活性剤と、先に記載した好ましいアニオン界面活性剤とを併用することにより、それぞれを単独で用いることよりも、さらに経時安定性を高めることができるために、より好ましい。
カチオン性界面活性剤として、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアミノアルコール脂肪酸誘導体等のアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩、芳香族四級アンモニウム塩、ピリジウム塩、イミダゾリウム塩等で、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジベヘニルジメチルアンモニウム、演歌ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジラウリルジメチルアンモニウム、塩化ジポリオキシエチレン(15EO)ヤシ油アルキルメチルアンモニウム、塩化ジポリオキシエチレン(4EO)ラウリルエーテルジメチルアンモニウム、ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムサルフェート、ジステアロイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、ジステアロイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、ジパルミトイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、パルミタミドプロピルトリモニウムクロリドが挙げられる。
非イオン性界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ノモエタノールアミド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、糖エーテル、糖アミド等が挙げられる。
本発明の組成物には、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、前記成分の他に、通常化粧品に用いられる成分、例えば、界面活性剤、動植物由来油脂、シリコーン類、低級アルコール、動植物由来抽出エキス、保湿剤、増粘剤、金属封鎖剤、清涼剤、酸化防止剤、防腐・殺菌剤、pH調整剤、着色剤、各種香料などを目的に応じて適宜含有することができる。
本発明の冷感持続における「持続」とは、成分(a)の含有量、成分(b)の含有量、成分(a)、成分(b)の含有質量比割合により異なるが、概ね本発明の洗浄剤組成物にて、身体(顔、髪等を含む)を洗浄の後、水等で洗い流した後、15分以上冷感を継続して感じるものをいう。
本発明の洗浄剤組成物は、化粧料として用いることができるが、具体的な用途としては以下のようなものを示すことができる。すなわち、洗顔料、ボディソープ、ハンドソープ、ボディシャンプー、シャンプー、リンスインシャンプーなどの用途に好適に用いることができる。これらの中でも、特に、シャンプー、ボディーシャンプーに好適に用いることができる。これは、これらが製品中における水系成分濃度が高く、冷感剤を安定に含有させることが、困難となる場合があることから、本願技術をより優位に用いることができるからである。
本発明の洗浄剤組成物の製造方法としては、特に限定されるものではないが、成分(a)〜(c)、その他の任意成分を混合した後、あらかじめ調製された洗浄基剤に含有することによる製造することができる。混合する機器としては、ディスパーや、パドルミキサー等の分散機器を用いることができる。
以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
本発明品1〜10及び比較品1〜5:洗浄剤組成物(シャンプー)
表1〜表2に示す組成の洗浄剤組成物を下記製造方法により調製し、「冷感効果(洗い流し直後)」、「冷感持続効果(洗い流し後15分後)」、「経時での安定性(5℃、1ヶ月)」の各項目について、以下に示す評価方法及び判定基準により評価判定し、結果を併せて表1〜表2に示した。
(製造方法)
A:成分8〜10を成分11〜15に溶解させる。
B:Aに成分3〜7に添加し、40℃加熱混合する。
C:Bに成分1,2を添加混合する。
D:Cを35℃まで冷却し、成分16〜18を添加混合して、本発明品の洗浄剤組成物を得た。
〔評価方法1〕冷感効果、冷感持続効果
化粧品評価パネル10名に本発明品1〜10および比較品1〜5の洗浄剤組成物3gで頭髪および頭皮を洗浄した後、温水で洗い流したもので評価した。洗い流し直後、及び洗い流し15分経過後に感じた冷感効果(以下、冷感持続効果と称する場合がある)を以下の評価基準に基づき5段階で評価してもらい、評点合計を人数で算出平均点として評価を行った。
評価基準:
[評 点] :[評価結果]
5点 :冷感を非常に感じる
4点 :冷感を比較的感じる
3点 :冷感を感じる
2点 :冷感を少し感じる
1点 :冷感を感じない
〔評価方法2〕経時での安定性評価
本発明品1〜10および比較品1〜5について、5℃恒温下にて1ヶ月間保存した。5℃保存サンプルを室温に戻して、結晶物が生成していないかを以下の評価基準に基づき評価した。評価方法としては、サンプルをガラス板に15cm四方に指で塗り伸ばし、結晶物の有無を目視にて外観観察した。
また、外観上差異がない場合においても、5℃保存サンプルを、正立型顕微鏡(オリンパス社製)(条件:倍率100倍、露光時間1/200秒)を用いて偏光下にて観察した。冷感剤が析出する場合、偏光下では白色の光輝物として観察されることから、併せて確認評価した。
評価基準:
目視観察にて結晶物はなく、顕微鏡観察でも、結晶物がない : ◎
目視観察にて結晶物はなく、顕微鏡観察にて不明瞭な結晶物が観察される : ○
目視観察で結晶物はないが、顕微鏡観察にて結晶物がわずかに観察される : △
目視観察で明らかに結晶物が見られる : ×
表1〜表2の結果から明らかなように、本発明の本発明品1〜10の組成物は、「冷感効果(洗い流し直後)」、「冷感持続効果(洗い流し15分後)」、「経時での安定性(5℃、1ヶ月)」の全ての項目に優れたものであった。
これに対して、成分(c)をその他の多価アルコールへ変更した比較品1および2において、「冷感持続効果(洗い流し15分後)」が良好ではなかった。
また、成分(a)をその他の界面活性剤に変更した比較品3、4、5においても、「経時での安定性(5℃、1ヶ月)」と「冷感持続効果(洗い流し15分後)」が良好ではなかった。
実施例2:洗浄剤組成物(シャンプー)
(成分) (%)
1.ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム 2
2.テトラデセンスルホン酸ナトリウム 4
3.ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム 2
4.ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム 0.5
5.ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン 2
6.ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 2
7.N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメチル
−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム 1
8.ポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸
モノイソプロパノールアミド(1P.O.)(注1) 1
9.ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 0.5
10.塩化O−[ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)
プロピル]ヒドロキシエチルセルロース 0.5
11.塩化O−[ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)
プロピル]グァーガム 0.5
12.l−メントール 0.05
13.dl−カンフル 0.05
14.プロピレングリコール 5
15.香料 適量
16.安息香酸ナトリウム 0.1
17.パラオキシ安息香酸メチル 0.3
18.クエン酸 0.5
19.エデト酸二ナトリウム 0.1
20.精製水 残量
21.ハチミツ 0.01
22.ダマスクバラ花エキス 0.01
23.セイヨウハッカエキス 0.01
24.海水乾燥物 0.01
(製造方法)
A:成分1〜9を混合する。
B:成分16〜20を70℃に混合加熱する。
C:BにAを添加し、混合する。
D:Cに10.11を添加し、膨潤させる。
E:Dを冷却する。
F:成分14〜16を40℃に加熱混合する。
G:EにFを添加し、混合する。
H:Gに成分15、21〜24を添加し、混合して、洗浄剤組成物(シャンプー)を得た。
本発明の実施例2の洗浄剤組成物(シャンプー)は、「冷感効果(洗い流し直後)」、「冷感持続効果(洗い流し15分後)」、「経時での安定性(5℃、1ヶ月)」の全ての項目に優れたものであった。
実施例3:洗浄剤組成物(ボディーシャンプー)
(成分) (%)
1.精製水 20
2.水酸化カリウム 1
3.トリエタノールアミン 6.5
4.ラウリン酸 8
5.ミリスチン酸 2
6.パルミチン酸 0.5
7.ステアリン酸 0.5
8.ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1
9.ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 0.5
10.ポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸
モノイソプロパノールアミド(1P.O.)(注1) 1
11.ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 0.5
12.プロピレングリコール 3
13.テトラデセンスルホン酸ナトリウム 0.5
14.ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム 0.05
15.l−メントール 0.05
16.dl−カンフル 0.05
17.香料 適量
18.安息香酸ナトリウム 0.1
19.パラオキシ安息香酸メチル 0.3
20.塩化ナトリウム 0.05
21.エデト酸二ナトリウム 0.05
22.ムクロジエキス 0.01
23.シャクヤクエキス 0.01
24.バラエキス 0.01
25.ユーカリエキス 0.01
26.レモンエキス 0.01
27.精製水 残量
(製造方法)
A:成分1〜3を80℃に加熱、混合する。
B:成分4〜8を80℃に加熱、混合する。
C:AにBを添加し、中和する。
D:成分9〜16を40℃に加熱、混合する。
E:CにDを添加し、混合する。
F:Eを冷却する。
G:Fに成分17〜27を添加し、混合して、洗浄剤組成物(シャンプー)を得た。
本発明の実施例3の洗浄剤組成物(シャンプー)は、「冷感効果(洗い流し直後)」、「冷感持続効果(洗い流し15分後)」、「経時での安定性(5℃、1ヶ月)」の全ての項目に優れたものであった。
実施例4:洗浄剤組成物(クリーム状洗顔料)
(成分) (%)
1.ラウリン酸 5
2.ミリスチン酸 8
3.パルミチン酸 10
4.ステアリン酸 12
5.グリセリン 10
6.ポリエチレングリコール300 2
7.ポリエチレングリコール1540 2
8.親油性モノステアリン酸グリセリル 0.5
9.水酸化カリウム 6.5
10.精製水 25
11.テトラデセンスルホン酸ナトリウム 0.5
12.ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム 0.05
13.ポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸
モノイソプロパノールアミド(1P.O.)(注1) 1
14.ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 0.5
15.プロピレングリコール 3
16.l−メントール 0.05
17.dl−カンフル 0.05
18.ポリクオタニウム−7 1
19.ポリクオタニウム−39 1
20.精製水 5
21.塩化ナトリウム 0.05
22.エデト酸二ナトリウム 0.1
22.海藻エキス 0.01
23.カモミラエキス 0.01
24.バラエキス 0.01
25.ローズ水 0.01
26.コメヌカエキス 0.01
27.加水分解米エキス 0.01
28.精製水 残量
(製造方法)
A:成分1〜8を80℃に加熱、混合する。
B:成分9,10を80℃に加熱、混合する。
C:AにBを添加し、中和する。
D:Cに成分11〜17を添加し、混合する。
E:Dを冷却する。
F:Dに成分18〜28を添加し、混合して洗浄剤組成物(クリーム状洗浄料)を得た。
本発明の実施例4の洗浄剤組成物(クリーム状洗浄料)は、「冷感効果(洗い流し直後)」、「冷感持続効果(洗い流し15分後)」、「経時での安定性(5℃、1ヶ月)」の全ての項目に優れたものであった。

Claims (6)

  1. 次の成分(a)、(b)および(c);
    (a)ポリオキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミド
    (b)冷感剤
    (c)IOB値が1.5〜3の多価アルコール
    を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。
  2. 前記成分(a)と成分(b)の含有質量割合(a)/(b)が5〜30であることを特徴とする請求項1記載の洗浄剤組成物。
  3. 前記成分(a)が、ポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミド及び/又はポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミドから選ばれる一種以上であることを特徴とする請求項1又は2項記載の洗浄剤組成物。
  4. 前記成分(b)が、l−メントール及び/又はdl−カンフルであることを特徴とする請求項1〜3項記載の洗浄剤組成物。
  5. 前記成分(c)が、プロピレングリコールであることを特徴とする請求項1〜4項記載の洗浄剤組成物。
  6. エタノールの含有量が、1%未満であることを特徴とする請求項1〜5項記載の洗浄剤組成物。
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