JP6503844B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

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本発明は、ボディーシャンプー、洗顔料、毛髪用シャンプー等に使用される液体洗浄剤組成物に関する。
ボディソープ等の身体洗浄剤組成物は、一般的に泡立てて使用され、その泡によって洗浄することにより、肌と指が直接触れて発生する摩擦を防ぐ役割を果たす。摩擦を防ぐことにより、肌への不要な刺激を低減し、乾燥後の肌の潤いを保つことができる。そのため、起泡力に優れ、泡のもちが良く、泡質が良好なものが求められている。
こうした洗浄剤組成物には、増粘による泡の持続性改善を目的として、水溶性高分子が使用されるのが一般的である。水溶性高分子により、バルクが増粘され、排液が遅延することにより、泡の持続性が改善される。泡の持続性が改善されると、肌への不要な摩擦が生じず、乾燥後の潤いを保つことができる。
しかし、水溶性高分子を多量に添加すると安定性、および起泡性が低下する。製品において、安定性が良好であることは必須であるため、これまで泡の持続性を改善することは難しかった。また、起泡性を改善するために脂肪酸塩等の界面活性剤を多量に使用すると、肌に必要な油脂をも除去してしまうため、乾燥後の潤いが低下する。そのため、これまでの発明では、起泡性、泡の持続性、乾燥後の潤い、および安定性の全てを十分に満たす洗浄剤組成物を提供することはできなかった。
これまでに泡質を改善する試みとして、様々な検討が行われている。ノニオン性界面活性剤、N−アシルアミノ酸系界面活性剤、両性界面活性剤あるいは半極性界面活性剤、および多価アルコールを含有し、低温安定性に優れ、洗浄後にしっとりとした肌感触を与える洗浄剤組成物が特許文提案されているが、泡の持続性については不十分であった(特許文献1)。また、特許文献2では、脂肪酸塩、ノニオン性界面活性剤、水溶性高分子を含有し、肌への刺激感や使用後のかさつき感が少なく、低温安定性に優れ、また、手からこぼれ落ちにくく、少ない使用量でも、泡立ちが速く、かつ充分な泡の量がある液体皮膚洗浄剤組生物が提案されているが、泡の持続性については、なおも不十分であった。
従来の技術では、起泡性、泡の持続性、乾燥後の潤い、および安定性の全てを十分に満たす洗浄剤組成物を提供することはできなかった。洗浄時の起泡力に優れ、泡の持続性があり、乾燥後にしっとりした潤いを肌に留めることができ、保存安定性が良好である液体洗浄剤組成物が求められている。
特開2006−183039号公報 特開2007−169248号公報
本発明が解決しようとする課題は、洗浄時の起泡力に優れ、泡の持続性があり、乾燥後にしっとりした潤いを肌に留めることができ、保存安定性が良好である液体洗浄剤組成物を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の鎖長のEO鎖を有するノニオン性界面活性剤、特定の炭素数を有する高級脂肪酸塩、水溶性高分子、および水を特定の比率で含有する液体洗浄剤組成物を完成するに至った。
すなわち本発明は次の〔1〕である。
〔1〕下記の成分(a)、成分(b)、成分(c)および成分(d)を含有し、前記成分(a)の含有量が0.5〜12質量%であり、前記成分(b)の含有量が5〜30質量%であり、前記成分(c)の含有量が0.05〜2質量%であり、前記成分(a)の含有量に対する前記成分(b)の含有量の質量比[b/a]が2〜15であることを特徴とする、液体洗浄剤組成物。
(a)下記式(1);
1O−(CH2CH2O)n−H ・・・・(1)
(式中、R1は炭素数10〜14の、直鎖または分岐鎖の、アルキル基またはアルケニル基を示し、nは85〜150の数を示す)
で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤
(b)炭素数が8〜18の、直鎖または分岐鎖の、飽和又は不飽和の高級脂肪酸塩
(c)水溶性高分子
(d)水
本発明によれば、洗浄時の起泡力に優れ、泡の持続性があり、乾燥後にしっとりした潤いを肌に留めることができ、保存安定性が良好である液体洗浄剤組成物を提供することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明は、下記の成分(a)、成分(b)、成分(c)および成分(d)を含有する液体洗浄剤組成物である。
(成分(a))
本発明の成分(a)は、長鎖アルキルまたはアルケニルアルコール(R1OH)にエチレンオキシドを付加させたポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤であり、エチレンオキシドの平均付加モル数nが85〜150モルであることを特徴とする。具体的には、下記式で表される構造を有する。
1O−(CH2CH2O)n−H ・・・・(1)
(式中、R1は炭素数10〜14の、直鎖または分岐鎖の、アルキル基またはアルケニル基を示し、nは85〜150の数を示す)
出発原料として使用される長鎖アルキルまたはアルケニルアルコール(R1OH)は、特に限定されるものではないが、炭素数が10〜14の、飽和または不飽和の、直鎖または分岐鎖の長鎖アルキルまたはアルケニルアルコールを使用できる。こうしたアルコールとしては、例えば、デカノール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコールなどが挙げられ、好ましくはラウリルアルコール、ミリスチルアルコールが挙げられる。これらは、それぞれ単独で、或いは2種以上を適宜組合せて用いてもよい。また、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコールが主成分である、ヤシ油・パーム核油などの天然油脂を還元して得られる長鎖アルキルまたはアルケニルアルコールも好適に使用することができる。
1の炭素数が10未満の場合は泡の持続性が不十分である。この観点からは、R1の炭素数は10以上とするが、12以上が好ましい。また、R1の炭素数が14を超えると、泡の持続性が不十分である。
エチレンオキシドの付加モル数nは85〜150モルであり、好ましくは90〜135モル、より好ましくは95〜120モルである。エチレンオキシドの付加モル数が少なすぎると泡の持続性が不十分となり、多すぎると溶融時の粘性が著しく高くハンドリングが悪いため、工業的な製造が困難であるばかりでなく、泡の持続性が不十分となる。
本発明の液体洗浄剤組成物中の成分(a)の含有量は、0.5〜12質量%であり、好ましくは1.0〜9.0質量%、より好ましくは2.0〜6.0質量%である。成分(a)の含有量少なすぎると泡の持続性が不十分となり、多すぎると洗浄剤の粘度が上昇し、泡の起泡性が低下する。
(成分(b))
本発明の成分(b)は、炭素数が8〜18である直鎖または分岐鎖の飽和又は不飽和の高級脂肪酸塩である。本発明の脂肪酸塩に用いられる脂肪酸としては、例えば、カプリン酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等の炭素数8〜18の脂肪酸を例示することができる。
成分(b)の脂肪酸塩に用いられる脂肪酸の炭素数が8未満の場合は、洗浄時の泡の持続性が不十分となる。この観点からは、前記脂肪酸の炭素数は、10以上が好ましく、12以上がより好ましい。また、前記脂肪酸の炭素数が18を超えると、安定性や泡の持続性が悪化する。ここで、起泡力および泡の持続性の観点から、炭素数12〜18の直鎖型高級脂肪酸を用いるのが好ましい。さらに、これらは二種以上を適宜組合せて用いるのが好ましい。また、ヤシ油・パーム核油等の天然油脂を加水分解して得られる脂肪酸も好適に使用することができる。
成分(b)の脂肪酸塩の塩としては、脂肪酸をアルカリでケン化、又は中和した、アルカリ金属塩や有機アミン塩等を例示することができる。用いられるアルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の無機アルカリ; モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン等の有機アルカリ等が挙げられる。本発明では、洗浄剤組成物の泡立ちの観点から、アルカリ金属塩を用いることが好ましく、洗浄剤組成物が液状を保つためにカリウム塩がさらに好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物中の成分(b)の含有量は、5〜30質量%であり、好ましくは7〜25質量%、より好ましくは8〜20質量%である。成分(b)の含有量少なすぎると起泡性が不十分となり、多すぎると乾燥後の潤いが不十分となる。
さらに、成分(a)の含有量に対する成分(b)の含有量の質量比[b/a]は、2〜15であり、好ましくは3〜12、好ましくは4〜8である。
[b/a]が小さすぎると起泡性が不十分となり、大きすぎると泡の持続性が不十分となる。
(成分(c))
成分(c)は、増粘、感触の改善、および安定性の改善のためのものである。成分(c)の水溶性高分子は特に限定されず、例えば、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、グァーガム、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどを例示することができる。単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の毛髪洗浄剤組成物中の成分(c)の含有量は、0.05〜2質量%であり、好ましくは0.1〜1.5質量%、より好ましくは0.2〜1.1質量%である。成分(c)の含有量は、0.05質量%未満でも、2質量%を超えても低温安定性が悪くなる。
(成分(d))
本発明の成分(d)は水であり、蒸留水やイオン交換水等の精製水を好ましく用いることができる。
以上述べたように、本発明においては、成分(a)、成分(b)、成分(c)および成分(d)を、上記の通り組み合わせて用いることにより、洗浄時の起泡力に優れ、泡の持続性があり、乾燥後にしっとりした潤いを肌に留めることができ、保存安定性が良好な液体洗浄剤組成物が得られる。
本発明の液体洗浄剤組成物においては、泡の持続性の飛躍的な向上が実現している。この作用機序については、証明されたものではないが、次の理由によると推察できる。泡において新しく気−液界面が形成されると、動的表面張力に優れる成分(b)が、水中から界面に素早く吸着し、界面を安定化させる。成分(b)が界面に吸着した後、遅れて、成分(a)が泡膜の界面に吸着する。このとき、成分(b)の界面の安定化、成分(a)のポリオキシエチレン高分子鎖の絡み合い、成分(c)よる泡膜の増粘、これら3つの作用によって、泡膜中の排液速度の低下が起こり、泡の持続性を飛躍的に向上させるためと考えられる。成分(a)のエチレンオキシドの付加モル数が85以上であると、ポリオキシエチレン高分子鎖の絡み合いが起こり、泡が十分な時間持続する。
(液体洗浄剤組成物)
さらに、本発明の液体洗浄剤組成物には、発明の効果を損なわない範囲でその他の任意成分を添加することができる。こうした任意成分としては、例えば、植物油脂、動物油脂などの油脂類; スクワラン、流動パラフィン、水添ポリイソブテンなどの炭化水素油; セチルアルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコールなどの高級アルコール類; 環状シリコーン、ジメチルポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサンなどのシリコーン類; パルミチン酸2−エチルヘキシル、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル、ミリスチン酸イソプロピルなどのエステル油; 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ココイルアルギニンエチルPCAなどのカチオン性界面活性剤; ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩などの成分(b)以外のアニオン性界面活性剤; アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキルイミノジ酢酸塩などの両性界面活性剤; ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルなどの成分(a)以外のノニオン性界面活性剤; エタノールなどの溶剤; クエン酸塩、コハク酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩などのpH調整剤; トコフェロールなどの抗酸化剤; 多糖類、アミノ酸、ペプチド、防腐剤、香料、着色剤などを適宜配合することができる。
本発明の液体洗浄剤組成物のpH値は、特に限定されるものではないが、25℃、10質量%水溶液で好ましくは6.5〜11.0、より好ましくは7.0〜10.0、さらに好ましくは7.0〜9.0である。pHが6.5より低いと起泡性が不十分であり、pHが11.0より高いと肌への刺激性が懸念される。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
<液体洗浄剤組成物の調製>
表1及び表2に示した実施例1〜9及び比較例1〜13の各原料をビーカーに全て投入し、60℃のウォーターバスで加温しながら、プロペラを使って1時間攪拌した。溶解確認後、40℃以下に冷却した。
<液体洗浄剤組成物の評価>
専門パネラー20名による使用感テストを行った。調製した各組成物3gを用いて前腕及び手指を洗浄し、水道水ですすいで、タオルで軽く水分をふき取った。次に、10分間自然乾燥した。1)洗浄時の起泡性、2)泡の持続性、3)乾燥後の潤い感について、パネラー各人が下記絶対評価にて4段階評価し、評点をつけた。各評価の結果は、表1および表2に示した。
1)洗浄時の起泡性
液体洗浄剤組成物3gで前腕と手指を洗浄する際の起泡性について、以下の基準にて評価した。20名のパネラーの評価の平均点が、3.0以上を合格とした。ただし、平均点が3.0以上であっても、1点と評価するパネラーが1名以上いたら、不合格とした。
4:洗浄時の泡立ちが非常によい。
3:洗浄時の泡立ちがかなりよい。
2:洗浄時の泡立ちがあまりない。
1:洗浄時の泡立ちがほとんどない。
2)洗浄時の泡の持続性
液体洗浄剤組成物3gで前腕と手指を洗浄している最中の泡の持続性について、以下の基準にて評価した。20名のパネラーの評価の平均点が、3.0以上を合格とした。ただし、平均点が3.0以上であっても、1点と評価するパネラーが1名以上いたら、不合格とした。
4:泡持ちが非常によい。
3:泡持ちがよい。
2:泡持ちが悪い。
1:泡持ちが非常に悪い。
3)乾燥後の潤い感
液体洗浄剤組成物3gで前腕と手指を洗浄し、水道水ですすいで、タオルで軽く水分をふき取ったあと、10分後の肌の潤い感について、以下の基準にて評価した。20名のパネラーの評価の平均点が、3.0以上を合格とした。ただし、平均点が3.0以上であっても、1点と評価するパネラーが1名以上いたら、不合格とした。
4:潤い感がある。
3:やや潤い感がある。
2:やや潤い感にかける。
1:潤い感にかける。
4)低温安定性
液体洗浄剤組成物50gを100mL容のスクリュー管に入れ、5℃の恒温槽で1ヶ月間静置した際の外観状態を目視にて観察し、以下の基準で判断した。
○:析出や白濁が生じず、透明である。
△:蛍光色がある。
ラ:結晶が析出し、白濁している。
Figure 0006503844
Figure 0006503844
表1に示したとおり、本発明に係る実施例1〜9の洗浄剤組成物は、いずれも洗浄時に十分な起泡性を持ち、洗浄している最中の泡の持続性が良好であり、乾燥後に潤い感があり、低温安定性が良好であった。
これに対し、表2に示したとおり、比較例1〜13では十分な効果は得られなかった。すなわち、比較例1は、成分(a)を配合していないため、泡の持続性が不十分であった。比較例2は、成分(a)を12質量%より多く用いたため、洗浄時の起泡性が不十分であった。
比較例3、4は、成分(a)に代えて、EO付加モル数が85未満であるPOE(60)ラウリルエーテル、POE(30)ラウリルエーテルを用いたため、泡の持続性が不十分であった。
比較例5は、成分(a)に代えて、アルキル基の炭素数が18であるPOE(100)ステアリルエーテルを用いたため、泡の持続性および安定性が不十分であった。
比較例6は、成分(a)に代えて、ポリエチレングリコールを用いたため、泡の持続性が不十分であった。
比較例7は、成分(b)の一部に、炭素数が18より大きいベヘン酸塩を用いたため、泡の持続性および低温安定性が不十分であった。
比較例8は、成分(b)を5質量%より少なく用いたため、洗浄時の起泡性が不十分であった。比較例9は、成分(b)を30質量%より多く用いたため、乾燥後の潤いおよび低温安定性が不十分であった。
比較例10は、成分(c)を配合していないため、安定性が不十分であった。比較例11は、成分(c)を2質量%より多く用いたため安定性が不十分であった。
比較例12は、成分(a)の含有量に対する成分(b)の含有量の質量比[b/a]が2より小さいため、洗浄時の起泡性が不十分であった。比較例13は、成分(a)の含有量に対する成分(b)の含有量の質量比[b/a]が15より大きいため、泡の持続性が不十分であった。
本発明の液体洗浄剤組成物は、ボディシャンプーのほか、洗顔料、ハンドソープ、毛髪用シャンプー等として利用することができる。特に、ボディーシャンプー、洗顔料、ハンドソープ等の皮膚用の液体洗浄剤組成物に利用することが好ましい。

Claims (1)

  1. 下記の成分(a)、成分(b)、成分(c)および成分(d)を含有し、前記成分(a)の含有量が0.5〜12質量%であり、前記成分(b)の含有量が5〜30質量%であり、前記成分(c)の含有量が0.05〜2質量%であり、前記成分(a)の含有量に対する前記成分(b)の含有量の質量比[b/a]が2〜15であることを特徴とする、液体洗浄剤組成物。
    (a)下記式(1);
    1O−(CH2CH2O)n−H ・・・・(1)
    (式中、R1は炭素数10〜14の、直鎖または分岐鎖の、アルキル基またはアルケニル基を示し、nは85〜150の数を示す)
    で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤
    (b)炭素数が8〜18の、直鎖または分岐鎖の、飽和又は不飽和の高級脂肪酸塩
    (c)水溶性高分子
    (d)水
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