JP2011153167A - 洗浄剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】泡立ち、泡の持続時間、及び泡のきめ細かさに優れるポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩が配合された洗浄剤の提供。
【解決手段】ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩、N−アシルアミノ酸塩、アルキルグルコシド、及びベタイン型両性界面活性剤が配合された洗浄剤。この洗浄剤は、毛髪の洗浄にも用いられる。
【選択図】なし

Description

本発明は、シャンプー等として用いられる洗浄剤に関するものである。
シャンプーにはアニオン界面活性剤が配合されており、その界面活性剤の選択によっては毛髪や頭皮に刺激を与えることがある。オリーブ油PEG−7酢酸ナトリウム等のポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩は、皮膚に優しい界面活性剤であり、特許文献1には、シャンプーにオリーブ油PEG−7カルボン酸ナトリウムを0.01から1.8質量%配合することが開示されている。
ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩を配合したシャンプーを用いて洗髪を行えば、頭皮への刺激抑制と毛髪への損傷蓄積抑制を期待できるが、このポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩の配合のみでは、洗髪の際のシャンプーの泡立ちが悪い、泡が消えやすい、泡のきめ細かさが不十分といった状況となってしまう。これらのことは、シャンプー使用者に一度の洗髪では不十分であるとの印象を与えることも予想され、二度目の洗髪が行われることになると、毛髪及び頭皮の過剰な洗浄を招く可能性がある。また、泡立ち等が不十分であると、洗髪の際の毛髪間の摩擦を引き起こしやすく、毛髪に損傷を与えてしまうことも考えられる。
特表2005−504050号公報
本発明は、上記事情に鑑み、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩が配合され、泡立ち、泡の持続時間、及び泡のきめ細かさに優れる洗浄剤の提供を目的とする。
本発明者等が鋭意検討を行った結果、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩を配合した洗浄剤において、泡立ち、泡の持続時間、及び泡のきめ細かさを向上させるために、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩と同様に頭皮や毛髪に優しいと言われているN−アシルアミノ酸塩及びアルキルグルコシドを配合しても、それら泡立ち等の向上が十分ではないが、更にベタイン型両性界面活性剤を配合すれば、泡立ち、泡の持続時間、及び泡のきめ細かさの全てが良好になることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る洗浄剤は、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩、N−アシルアミノ酸塩、アルキルグルコシド、及びベタイン型両性界面活性剤が配合されたものである。本発明に係る洗浄剤を、毛髪の洗浄に用いることができる。
本発明に係る洗浄剤は、カチオン化セルロースが配合され、外観が透明のものでも良い。
本発明に係る洗浄剤において、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩が2質量%以上12質量%以下、N−アシルアミノ酸塩が1質量%以上12質量%以下、アルキルグルコシドが1質量%以上10質量%以下、ベタイン型両性界面活性剤が1質量%以上8質量%以下が好ましい。
前記ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩としては、例えばオリーブ油PEG−7カルボン酸塩である。
また、前記N−アシルアミノ酸塩としては、例えばN−アシルシルクアミノ酸塩である。N−アシルシルクアミノ酸塩は、N−アシルアミノ酸塩の中でも、泡立ち、泡の持続時間、及び泡のきめ細かさがより良好となるだけではなく、毛髪のハリ及び滑らかさも良好となる。
本発明に係る洗浄剤は、タンパク質加水分解物が配合されたものが好適である。タンパク質加水分解物が配合されていれば、泡立ち、泡の持続時間、及び泡のきめ細かさがより良好となる。
本発明に係る洗浄剤は、皮膚や毛髪の洗浄の際の泡立ち、泡の持続時間、及び泡のきめ細かさに優れる。
本発明に係る洗浄剤は、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩、N−アシルアミノ酸塩、アルキルグルコシド、及びベタイン型両性界面活性剤が水に配合されたものである(水の配合量は、例えば50質量%以上)。また、この洗浄剤を実使用したときの泡立ち、泡の持続時間、及び泡のきめ細かさが許容されるのであれば、更に公知の洗浄剤原料が配合されていても良い。
(ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩)
本発明の洗浄剤に配合されるポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩は、下記式(1)で表される化合物の塩から選択された一種又は二種以上である。なお、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩の塩の態様としては、ナトリウム塩、カリウム塩等である。
COO−(CH2CH2O)−CH2COOH (1)
上記式(1)において、Rは、炭素数8以上(好ましくは14以上20以下)の脂肪族炭化水素基を表し、この脂肪族炭化水素基としては、例えばオクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、ヘキサデセニル基、オクタデシル基、オクタデセニル基、オクタデカジエニル基、オクタデカトリエニル基、イコシル基、ドコシル基が挙げられる。また、上記式(1)において、平均不可モル数を表すnは、2以上の整数であり、4以上10以下が好ましい。
好ましいポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸の例としては、オリーブ油PEG−7カルボン酸ナトリウムが挙げられる。オリーブ油PEG−7カルボン酸ナトリウムの製造は、オリーブ油とPEG−7とのエステル交換反応生成物(オリーブ油PEG−7)を、モノクロル酢酸ナトリウムと反応させることで可能である。ここで使用するオリーブ油における構成脂肪酸がオレイン酸55質量%以上83質量%以下、リノール酸4質量%以上14質量%以下であれば、皮脂に近い脂肪酸構成なので、皮膚洗浄の際の皮膚刺激を抑えることができる。そのような脂肪酸構成のオリーブ油を使用して製造されたオリーブ油PEG−7カルボン酸塩は、B&T Company社製「Olivem460」として市販されている。
ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩は、毛髪特性を良好にできることが確認されている。以下にその確認方法、確認結果を示す。
毛髪試料:
過酸化水素3質量%、アンモニア1.5質量%の水溶液で、15分間脱色処理された毛束。
毛髪処理剤:
水に、下記表1のアニオン界面活性剤を配合し、グルタミン酸及び水酸化ナトリウムでpH7.0に調整したアニオン界面活性剤3質量%溶液。基準となる毛髪処理剤は、水のみを成分とするもの。
毛髪処理方法:
毛束1gを、振とうさせた40℃の毛髪処理剤に9時間浸漬した。次に、毛髪試料を水洗し、温風乾燥させた。
毛髪の破断強度:
毛髪処理後の毛髪試料について、破断強度を測定した。破断強度測定では、オリエンテック社製「TENSILON UTM−II−20」を使用し、単位断面積当たりの破断強度を測定した。測定条件は、測定前に毛髪試料を水に24時間浸漬、測定時に毛髪試料を水中浸漬、温度25℃、引張り速度2mm/分、毛髪試料の引張り間隔20mmとした。また、測定した毛髪本数は各毛髪試料につき5本とし、測定値の平均と基準との百分率差を算出した。
表1は、毛髪の破断強度結果を示すものである。表1の「基準差」を確認すると、オリーブ油PEG−7カルボン酸ナトリウム(ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩)の値が良好であったことが分かる。また、本発明の洗浄剤における必須成分であるN−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム(N−アシルアミノ酸塩)及びデシルグルコシド(アルキルグルコシド)の基準差の値も、良好であったことが分かる。
本発明の洗浄剤におけるポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩の配合量は、特に限定されないが、例えば2質量%以上12質量%以下である。本発明の洗浄剤に任意原料であるカチオン化セルロースを配合すると、洗浄剤が濁ることがあるが、これを回避して透明洗浄剤を実現するためには、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩の配合量が10質量%以下が良く、9質量%以下が好ましく、8質量%以下がより好ましい。また、本発明の洗浄剤の洗浄機能を十分とするには、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩の配合量は、3質量%以上が良く、4質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましい。
(N−アシルアミノ酸塩)
本発明の洗浄剤には、アニオン界面活性剤として公知のN−アシルアミノ酸塩を一種又は二種以上配合すると良い。このN−アシルアミノ酸塩を構成するN−アシルアミノ酸としては、例えば、N−ヤシ油脂肪酸グルタミン酸、N−ラウロイルグルタミン酸、N−ミリストイルグルタミン酸、N−パルミトイルグルタミン酸、N−ステアロイルグルタミン酸、N−オレオイルグルタミン酸等のN−アシルグルタミン酸;N−ヤシ油脂肪酸アラニン、N−ラウロイルアラニン、N−ミリストイルアラニン、N−パルミトイルアラニン、N−ステアロイルアラニン、N−オレオイルアラニン等のN−アシルアラニン;N−ヤシ油脂肪酸グリシン、N−ラウロイルグリシン、N−ミリストイルグリシン、N−パルミトイルグリシン、N−ステアロイルグリシン、N−オレオイルグリシン等のN−アシルグリシン;N−ヤシ油脂肪酸アスパラギン酸、N−ラウロイルアスパラギン酸、N−ミリストイルアスパラギン酸、N−パルミトイルアスパラギン酸、N−ステアロイルアスパラギン酸、N−オレオイルアスパラギン酸等のN−アシルアスパラギン酸;N−ラウロイルシルクアミノ酸等のN−アシルシルクアミノ酸;が挙げられる。なお、N−アシルアミノ酸塩の塩の態様としては、ナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩等が挙げられる。
好ましいN−アシルアミノ酸塩の例としては、N−アシルシルクアミノ酸塩が挙げられる。
本発明の洗浄剤におけるN−アシルアミノ酸塩の配合量は、特に限定されないが、例えば1質量%以上12質量%以下である。泡立ち、泡の持続時間、泡のきめ細かさ、洗浄力を向上させるには、N−アシルアミノ酸塩の配合量は、2質量%以上が良く、4質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましい。また、洗浄剤を安価にするためには、この配合量は、10質量%以下が良く、8質量%以下が好ましい。
(アルキルグルコシド)
本発明の洗浄剤には、ノニオン界面活性剤として公知のアルキルグルコシドを一種又は二種以上配合すると良い。アルキルグルコシドとしては、例えば、カプリルグルコシド、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、ミリスチルグルコシド、セトステアリルグルコシド、ヤシ油アルキルグルコシド、(C8−10)アルキルグルコシド、(C8−16)アルキルグルコシド、(C8−18)アルキルグルコシド、(C12−16)アルキルグルコシド、(C12−20)アルキルグルコシドが挙げられる。
本発明の洗浄剤におけるアルキルグルコシドの配合量は、特に限定されないが、例えば1質量%以上10質量%以下である。泡立ち、泡の持続時間、泡のきめ細かさ、洗浄力を向上させるには、アルキルグルコシドの配合量は、2質量%以上が良く、4質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましい。また、洗浄剤を安価にするためには、この配合量は、9質量%以下が良く、8質量%以下が好ましい。
(ベタイン型両性界面活性剤)
本発明の洗浄剤には、公知のベタイン型両性界面活性剤を一種又は二種以上配合すると良い。ベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリンベタイン型両性界面活性剤;アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタイン等の酢酸ベタイン型両性界面活性剤;N−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウム−N−プロピルスルホン酸塩、N−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウム−N−(2−ヒドロキシプロピル)スルホン酸塩、N−脂肪酸アミドプロピル−N,N−ジメチルアンモニウム−N−(2−ヒドロキシプロピル)スルホン酸塩等のスルホベタイン型両性界面活性剤;が挙げられる。
好ましいベタイン型両性界面活性剤の例としては、イミダゾリンベタイン型両性界面活性剤である。この界面活性剤を選択することで、泡の持続、及び泡のきめ細かさを特に良好となる。
本発明の洗浄剤におけるベタイン型両性界面活性剤の配合量は、特に限定されないが、例えば1質量%以上8質量%以下である。泡立ち、泡の持続時間、泡のきめ細かさをより向上させるには、ベタイン型両性界面活性剤の配合量は、2質量%以上が良い。また、この配合量が多いと、毛髪を連日洗浄した場合に毛髪の破断強度が低いものとなる虞があるので、ベタイン型両性界面活性剤の配合量は、6質量%以下が良く、4質量%以下が好ましい。
(任意原料)
本発明の洗浄剤に配合される任意原料は、公知の洗浄剤原料から、この洗浄剤の用途、目的に応じて適宜に選定される。この洗浄剤原料は、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、アルコール、多価アルコール、糖類、エステル油、脂肪酸、炭化水素、ロウ、シリコーン、高分子化合物、アミノ酸、動植物抽出物、微生物由来物、無機化合物、香料、防腐剤、金属イオン封鎖剤、紫外線吸収剤などである。
ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩、N−アシルアミノ酸塩以外のアニオン界面活性剤を配合する場合、洗浄中に−SO イオン単位を有することになるアニオン界面活性剤の選定を避けるか、これを選定した場合には洗浄剤における配合量を3質量%以下にすると良い(好ましくは2質量%以下、より好ましくは1質量%以下)。上記表1にも示した通り、−SO イオン単位を有することになるアニオン界面活性剤を洗浄剤に配合すると、破断強度を良好にするには不利になる。
高分子化合物を配合する場合、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース等のカチオン化セルロースを配合すると、毛髪洗浄における指通りを滑らかにできる。カチオン化セルロースの配合量は、例えば0.1質量%以上1.0質量%以下、0.2質量%以上0.6質量%以下である。
また、タンパク質加水分解物を例えば0.01質量%以上0.10質量%以下配合することも、毛髪等の感触を良好にできるので好適である。タンパク質加水分解物としては、加水分解ケラチン、加水分解小麦タンパク、加水分解米タンパク、加水分解コラーゲン、加水分解シルク、加水分解大豆タンパク、加水分解エンドウタンパク等が挙げられる。泡立ち、泡の持続時間、泡のきめ細かさを特に良好にし、毛髪の弾力感が特に優れるものとするには、加水分解エンドウタンパクを配合すると良い。
本発明の洗浄剤には、クエン酸、リン酸等の酸、水酸化ナトリウム等のアルカリを配合しても良い。洗浄剤の透明性、液状としての適度な粘度を実現するために、酸及び/又はアルカリを配合し、洗浄剤のpHを5.0以上8.0以下に設定すると良い。
(剤型)
洗浄剤の使用直前の剤型は、特に限定されず、例えば、液状、クリーム状、ワックス状、ゲル状、固形状、霧状が挙げられる。この剤型を液状に調整する場合、B型粘度計を使用して25℃で計測した60秒後の粘度が、例えば150mPa・s以上1500mPa・s以下である。
(用途)
本発明の洗浄剤を用いて毛髪を洗浄しても良い。また、毛髪以外にも、手、足、顔、体等の皮膚を洗浄対象としてもい。
以下、実施例に基づき本発明を詳述するが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるものではない。
(洗浄剤)
下記表2に示す原料を水と混合し、実施例及び比較例の液状透明洗浄剤を製造した。なお、各洗浄剤については、リン酸等の酸を適宜配合し、pHを6.0以上6.2以下に調整した。
(毛髪処理)
製造した実施例又は比較例の洗浄剤で毛髪を洗浄し、次いでトリートメン剤で毛髪を処理した。その後、毛髪を温風乾燥させた。
(洗浄剤の評価)
上記毛髪処理での洗浄において、実施例及び比較例の洗浄剤の泡立ち、泡の持続、泡のきめ細かさを目視評価した。評価基準は、10段階評価とし、実施例3の洗浄剤の評価を「10」、比較例1の洗浄剤を基準評価の「5」、比較例2の洗浄剤の評価を「1」とした。
(毛髪の評価)
毛髪処理後の毛髪の感触について官能評価を行った。評価基準は、以下の通りとした。
◎:弾力感があり、滑らかな上に、表面が整っている。
○:弾力感があり、滑らか。
×:弾力感が無いか、滑らかではない。
下表2に、評価結果を示す。なお、比較例1の洗浄剤の泡立ち、泡の持続、及び泡のきめ細かさは、実用上不十分な程度であったが、実施例1〜3の洗浄剤の泡立ち、泡の持続、及び泡のきめ細かさは、いずれも実用上十分なものであった。
本発明の洗浄剤は、泡立ち、泡の持続時間、及び泡のきめ細かさに優れており、毛髪洗浄用途のみならず、手、足、体等の皮膚洗浄にも用いることができる。

Claims (7)

  1. ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩、N−アシルアミノ酸塩、アルキルグルコシド、及びベタイン型両性界面活性剤が配合された洗浄剤。
  2. 毛髪の洗浄に用いられる請求項1に記載の洗浄剤。
  3. カチオン化セルロースが配合され、外観が透明の請求項1又は2に記載の洗浄剤。
  4. 前記ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩が2質量%以上12質量%以下、前記N−アシルアミノ酸塩が1質量%以上12質量%以下、前記アルキルグルコシドが1質量%以上10質量%以下、前記ベタイン型両性界面活性剤が1質量%以上8質量%以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗浄剤。
  5. オリーブ油PEG−7カルボン酸塩が前記ポリオキシエチレン脂肪酸エステルカルボン酸塩として配合された請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗浄剤。
  6. N−アシルシルクアミノ酸塩が前記N−アシルアミノ酸塩として配合された請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗浄剤。
  7. タンパク質加水分解物が配合された請求項1〜6のいずれか1項に記載の洗浄剤。
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