JP2015182559A - シート格納構造 - Google Patents

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JP2015182559A
JP2015182559A JP2014060027A JP2014060027A JP2015182559A JP 2015182559 A JP2015182559 A JP 2015182559A JP 2014060027 A JP2014060027 A JP 2014060027A JP 2014060027 A JP2014060027 A JP 2014060027A JP 2015182559 A JP2015182559 A JP 2015182559A
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晃基 上野
Terumoto Ueno
晃基 上野
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】簡単かつ安価な構成により、車両衝突時にチャイルドシートを介してシートバックにかかる荷重を軽減できるとともに、シートバックのフレーム強度を低減できるようにする。
【解決手段】シートバック4のシートバックパイプ4aの近傍に第1のリンク機構8を構成する“く”字状のリンク体8aの上端を固定し、シートクッション10の内部に設けられたクッションフレーム11の後端に、リンク体8aの下端を回転自在に結合ピン8bにより結合し、第2のリンク機構12を構成するリンク体12aの上端および下端を、クッションフレーム11の前端および前ブラケット2aにそれぞれ結合ピン12b,12cにより回転自在に結合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートクッションと、該シートクッションの後部に傾倒自在に設けられたシートバックとを備え、ISOFIXに対応したチャイルドシートが装着可能なシートであって、シートバックの前傾に連動してシートバックがシートクッション上に重畳されて格納状態となるシート格納構造に関する。
従来、シートバックが傾倒自在に設けられ、シートバックを前傾するのに連動してシートバックがシートクッション上に重畳されて格納状態となるシートであって、ISOFIXに対応したチャイルドシートが装着可能なシート格納構造として、例えば特許文献1に記載のものがあり、図4、図5に示すように構成されている。
すなわち、図4、図5に示すように、フロントブラケット51、リアブラケット52を用いて固設されるロアレール50aと、このロアレール50a移動可能に係合するアッパレール50bからなるシートトラック50がフロア上に配設され、アッパレール50b上に第1および第2のブラケット53,54が設けられている。そして、シートバック55はリクライニング機構56を介して第2ブラケット54に傾倒自在に設けられ、このリクライニング機構56の操作によりシートバック55が傾倒される。
さらに、シートバック55には、シートクッション58のクッションフレーム58aの後端側がシートバック55の左右の両側に橋渡しされたバー55aに回転可能に取り付けられている。このバー55aには、ISOFIX対応のチャイルドシート取付用のアンカ60が固着されている。
クッションフレーム58aの前端側には、ブラケット58bが設けられ、このブラケット58bには、フロントリンク62の上端側がピン63により回転可能に取り付けられ、フロントリンク62の下端側は、ピン64により第1ブラケット53の前端側に回転可能に取り付けられている。これより、第1ブラケット53、第2ブラケット54と、フロントリンク62と、クッションフレーム58aと、シートバック55とで、四節回転機構が形成されている。
さらに、リクライニング機構56のアッパアーム56aには、ピン56bによりロングリンク66の後端が回転可能に取り付けられ、このロングリンク66の前端部側には、長穴66aが形成され、この長穴66aにフロントリンク62に設けられたピン68が長穴66a内を移動自在に嵌挿されている。このとき、このロングリンク66の形状は、格納シートの使用状態では、図1に示すように、フロントリンク62のピン68が長穴66aの一端部に常時当接するような形状に設定され、フロントリンク62の前倒れを禁止するストッパ手段として機能するようになっている。そのため、車両の衝突により、チャイルドシートの前方への衝撃力がアンカー60およびバー55aを介してシートバック55にかかっても、ロングリンク66のストッパ機能により、フロントリンク62の座屈が防止され、ISOFIXの静的強度要件を満たすようになっている。
一方、図1に示すような着座可能な状態から、リクライニング機構56を操作して、シートバック55を前方へ傾動させると、シートバック55の前傾に連動して、フロントリンク62のピン68が長穴66aを他端部側に移動し、フロントリンク62がピン64を回転中心として前方に傾動し、このフロントリンク62の前傾に伴って、図4に示すように、クッションフレーム58aが前下方に沈む込み、シートバック55がシートクッション58に重畳された状態となる。
特開2002−154359号公報(段落0021〜0028および図1、図3参照)
しかし、上記した従来のシート格納構造の場合、ISOFIXの静的強度要件を満たすために、フロントリンク62の前倒れを禁止するストッパ手段としてロングリンク66を専用部材として設ける必要があり、部品点数が多くなり構成が複雑化するという問題がある。また、シートバック55の前傾に連動してクッションフレーム58aが前下方に沈む込む構造であるため、衝突時にチャイルドシートを介してシートバック55にかかる荷重方向と、シートバック55の前傾に連動したシートクッション58の格納時の移動方向とが同じになり、衝突時の荷重を軽減するように作用せず、シートバック55のフレームとして強度の高いものを使用する必要があり、コストアップの要因となる。
本発明は、簡単かつ安価な構成により、車両衝突時にチャイルドシートを介してシートバックにかかる荷重を軽減できるとともに、シートバックのフレーム強度を低減できるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のシート格納構造は、シートクッションと、該シートクッションの後部に傾倒自在に設けられたシートバックとを備え、ISOFIXに対応したチャイルドシートが装着可能なシートであって、前記シートバックの前傾に連動して前記シートバックが前記シートクッション上に重畳されて格納状態となるシート格納構造において、前記シートバックの前傾に連動して前記シートクッションの後部を後下方に引き込んで沈み込ませる第1のリンク機構と、前記第1のリンク機構の作動に連動して前記シートクッションの前部を後下方に引き込んで沈み込ませる第2のリンク機構とを備えることを特徴としている(請求項1)。
請求項1に係る発明によれば、シートバックを前傾すると、これに連動し第1のリンク機構によりシートクッションの後部が後下方に引き込まれるとともに、第2のリンク機構により、シートクッションの前部が後下方に引き込まれ、シートクッションが後下方に沈み込むため、チャイルドシートを装着している状態で車両衝突が生じたときに、衝突時にチャイルドシートを介してシートバックに前傾する方向に荷重がかかっても、シートバックの前傾に連動してシートクッションは後下方に移動するので、シートバックに対して前傾するようにかかる荷重方向と、シートクッションの後下方への移動方向とが互いに逆向きになり、シートクッションの後下方への移動によって、衝突によりシートバックにかかる荷重を軽減できるとともに、結果的にシートバックフレームの強度を上げる必要がなくなる。
したがって、シートバックの前傾に連動してシートクッションを後下方に移動させる構成とし、シートバックに対して前傾するようにかかる荷重方向と、シートクッションの後下方への移動方向とを逆向きにしたため、従来のようにISOFIXの静的強度要件を満たすためにロングリンク等の専用部材を設ける必要がなく、簡単かつ安価な構成により、車両衝突時にチャイルドシートを介してシートバックにかかる荷重を軽減することができるとともに、シートバックのフレーム強度を低減することができる。
本発明に係るシート格納構造の一実施形態の側面図である。 図1の異なる状態における側面図である。 図1の動作説明図である。 従来例のある状態の側面図である。 図4の異なる状態の側面図である。
本発明に係るシート格納構造の一実施形態について、図1ないし図3を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、車両の車室フロア上に配設されたシートトラック1に前、後ブラケット2a,2bが設けられ、後ブラケット2bにリクライニング機構のヒンジ3を介してシートバック4が傾倒自在に取り付けられ、リクライニング機構の操作によりシートバック4が傾倒される。このシートバック4内の左右方向のシートバックパイプ4aに、ISOFIXに対応したチャイルドシートの前方への衝撃力がアンカー5が固着されている。
そして、シートバック4のシートバックパイプ4aの近傍に第1のリンク機構8を構成する“く”字状のリンク体8aの上端が固定して設けられ、シートクッション10の内部に設けられたクッションフレーム11の後端にリンク体8aの下端が回転自在に結合ピン8bにより結合され、第2のリンク機構12を構成するリンク体12aの上端および下端が、クッションフレーム11の前端および前ブラケット2aにそれぞれ結合ピン12b,12cにより回転自在に結合されている。
ここで、リンク体8aおよびクッションフレーム11により、シートバック4の前傾に連動してシートクッション10の後部を後下方に引き込んで沈み込ませる第1のリンク機構8が構成され、リンク体12aおよびクッションフレーム11により、第1のリンク機構8の作動に連動してシートクッション10の前部を後下方に引き込んで沈み込ませる第2のリンク機構12が構成されている。
このような第1、第2のリンク機構8,12を設けたことにより、図1に示すようなシートクッション10に着座可能な状態から、図2に示すようにシートバック4を前傾すると、図3に示すように、これに連動する第1のリンク機構8によりシートクッション10の後部が後下方に引き込まれるとともに、第2のリンク機構12により、シートクッション10の前部が後下方に引き込まれて、図2のようにシートクッション10が後下方に沈み込んだ状態でシートバック4が重なって格納される。
そのため、チャイルドシートを装着している状態で車両衝突が生じたときに、衝突時にチャイルドシートを介してシートバック4に前傾する方向に荷重がかかっても、シートバック4の前傾に連動してシートクッション10は後下方に移動するので、シートバック4に対して前傾するようにかかる荷重方向と、シートクッション10の後下方への移動方向とが互いに逆向きになり、シートクッション10の後下方への移動によって、衝突によってチャイルドシートを介してシートバック10にかかる荷重が軽減され、その結果、従来のようにシートバック4のシートバックパイプ4aの強度を上げる必要がなく安価になる。
したがって、上記した実施形態によれば、シートバック4の前傾に連動してシートクッション10を後下方に移動させる構成とし、シートバック4に対して前傾するようにかかる荷重方向と、シートクッション10の後下方への移動方向とを逆向きにしたため、ISOFIXの静的強度要件を満たすために従来のようなロングリンク等の専用部材を設ける必要がなく、簡単かつ安価な構成により、車両衝突時にチャイルドシートを介してシートバック4にかかる荷重を軽減することができるとともに、シートバック4のフレーム強度を低減することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
例えば、上記した実施形態では、リンク体8aおよびクッションフレーム11により第1のリンク機構8を構成し、リンク体12aおよびクッションフレーム11により第2のリンク機構12を構成した例を示したが、第1のリンク機構は、シートバック4の前傾に連動してシートクッション10の後部を後下方に引き込んで沈み込ませる構成であればよく、第2のリンク機構12も、第1のリンク機構の作動に連動してシートクッション10の前部を後下方に引き込んで沈み込ませる構成であればよい。
4 …シートバック
8 …第1のリンク機構
8a …リンク体
10 …シートクッション
11 …クッションフレーム
12 …第1のリンク機構
12a …リンク体

Claims (1)

  1. シートクッションと、該シートクッションの後部に傾倒自在に設けられたシートバックとを備え、ISOFIXに対応したチャイルドシートが装着可能なシートであって、前記シートバックの前傾に連動して前記シートバックが前記シートクッション上に重畳されて格納状態となるシート格納構造において、
    前記シートバックの前傾に連動して前記シートクッションの後部を後下方に引き込んで沈み込ませる第1のリンク機構と、
    前記第1のリンク機構の作動に連動して前記シートクッションの前部を後下方に引き込んで沈み込ませる第2のリンク機構と
    を備えることを特徴とするシート格納構造。
JP2014060027A 2014-03-24 2014-03-24 シート格納構造 Pending JP2015182559A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7372372B2 (ja) 2022-02-18 2023-10-31 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

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