JP2015182129A - レーザ加工装置及びレーザ加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機体間で加工品質にばらつきが発生しにくいレーザ加工装置を提供する。【解決手段】 ビームエキスパンダが、レーザ光源から出力されたレーザビームのビーム径及び広がり角の少なくとも一方を変化させる。アパーチャマスクが、エキスパンダを透過したレーザビームの経路内に配置される開口部の大きさを変化させる。導光光学系が、アパーチャマスクの開口部を透過したレーザビームを、加工対象物の表面まで導光するとともに、開口部を加工対象物の表面に結像させる。レーザビームの経路内に配置される開口部の大きさが決まると、制御装置が、アパーチャマスクの入射側から出射側へのエネルギ到達率が40%〜65%の範囲内になり、かつアパーチャマスクの出射側から、加工対象物までのエネルギ到達率が60%以上になるように、エキスパンダを制御して、アパーチャマスクに入射する前記レーザビームのビーム径及び広がり角の少なくとも一方を変化させる。【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザ光源から出力されたレーザビームのビーム断面をアパーチャマスクで整形し、アパーチャマスクの開口部を加工対象物に縮小投影して加工を行うレーザ加工装置、及びレーザ加工方法に関する。
下記の特許文献1に、プリント基板に穴あけを行うレーザ加工装置が開示されている。レーザ光源から出力されたレーザビームが、ビームエキスパンダでビーム径を拡大された後、アパーチャマスクでビーム断面が整形される。アパーチャマスクを加工対象物上に結像させることにより、穴あけ加工が行われる。
特開2013−169559号公報
穴あけ加工を行う場合、加工対象物の表面におけるパルスエネルギ密度が許容範囲に収まるように、アパーチャマスクの開口径、及び縮小投影率を調整する。これにより、目標とするパルスエネルギ密度で加工を行うことができる。パルスエネルギ密度を目標の範囲内に設定しても、加工装置の機体間で、真円度にばらつきが生じることがわかった。
本発明の目的は、機体間で加工品質にばらつきが発生しにくいレーザ加工装置、及びレーザ加工方法を提供することである。
本発明の一観点によると、
レーザビームを出力するレーザ光源と、
制御装置と、
前記制御装置から制御されることにより、前記レーザ光源から出力された前記レーザビームのビーム径及び広がり角の少なくとも一方を変化させるビームエキスパンダと、
前記制御装置から制御されることにより、前記ビームエキスパンダを透過した前記レーザビームの経路内に配置される開口部の大きさを変化させるアパーチャマスクと、
加工対象物を保持するステージと、
前記アパーチャマスクの開口部を透過した前記レーザビームを、前記ステージに保持された前記加工対象物の表面まで導光するとともに、前記開口部を前記加工対象物の表面に結像させる導光光学系と
を有し、
前記制御装置は、前記レーザビームの経路内に配置される前記開口部の大きさが決まると、前記アパーチャマスクの入射側から出射側へのエネルギ到達率が40%〜65%の範囲内になり、かつ前記アパーチャマスクの出射側から、前記ステージに保持された前記加工対象物までのエネルギ到達率が60%以上になるように、前記ビームエキスパンダを制御して、前記アパーチャマスクに入射する前記レーザビームのビーム径及び広がり角の少なくとも一方を変化させるレーザ加工装置が提供される。
本発明の他の観点によると、
レーザビームの経路内に配置される開口部の大きさを変化させることができるアパーチ
ャマスクと、
前記アパーチャマスクの前記開口部を透過した前記レーザビームを、加工対象物の表面まで導光するとともに、前記開口部を前記加工対象物の表面に結像させる導光光学系と
を有するレーザ加工装置を用いてレーザ加工する方法であって、
前記アパーチャマスクの前記開口部の大きさを決定する工程と、
前記開口部が、決定された大きさの条件の下で、前記アパーチャマスクの入射側から出射側へのエネルギ到達率が40%〜65%の範囲内になり、かつ前記アパーチャマスクの出射側から、前記加工対象物までのエネルギ到達率が60%以上になるように、前記アパーチャマスクに入射する前記レーザビームのビーム径及び広がり角の少なくとも一方を変化させる工程と、
前記レーザビームのビーム径及び広がり角の少なくとも一方を変化させた後、前記アパーチャマスク及び前記導光光学系を通して、前記加工対象物に前記レーザビームを入射してレーザ加工を行う工程と
を有するレーザ加工方法が提供される。
前記アパーチャマスクの入射側から出射側へのエネルギ到達率を40%〜65%の範囲内にし、かつアパーチャマスクの出射側から、ステージに保持された加工対象物までのエネルギ到達率を60%以上にすることにより、加工品質の機体間でのばらつきを少なくすることができる。
図1は、実施例によるレーザ加工装置の概略図である。 図2Aは、アパーチャマスクの概略側面図であり、図2Bは、アパーチャマスクの回転板の正面図である。 図3Aは、第1のエネルギ到達率と、形成された穴の真円度との関係を示すグラフであり、図3Bは、第2のエネルギ到達率と、形成された穴の真円度との関係を示すグラフである。 図4は、実施例によるレーザ加工方法のフローチャートである。
図1に、実施例によるレーザ加工装置の概略図を示す。レーザ光源10からパルスレーザビームが出力される。レーザ光源10には、例えば炭酸ガスレーザが用いられる。レーザ光源10から出力されたパルスレーザビームが、非球面レンズ11、及びビームエキスパンダ12を通過してアパーチャマスク13に入射する。
ビームエキスパンダ12は、パルスレーザビームの広がり角及びビーム径の少なくとも一方を変化させる。非球面レンズ11は、アパーチャマスク13が配置された位置におけるビームプロファイルを均一化する。例えば、非球面レンズ11の入射側(前方)におけるパルスレーザビームのビームプロファイル40は、ガウシアン分布で近似される。アパーチャマスク13が配置された位置におけるビームプロファイル41は、トップフラット形状を有する。
アパーチャマスク13は、遮光領域内に開口部13Cを含む。例えば、パルスレーザビームの経路内に開口部13Cを配置することにより、ビーム断面を整形することができる。経路内に配置される開口部13Cの大きさは可変である。
アパーチャマスク13を透過したパルスレーザビームは、経路切替器14によって、加工経路18及びダンパ経路19の一方の経路に振り向けられる。経路切替器14には、例えば音響光学素子(AOD)が用いられる。ダンパ経路19に振り向けられたパルスレー
ザビームはビームダンパ20に入射する。
加工経路18に振り向けられたパルスレーザビームは、導光光学系23を経由して加工対象物35に入射する。加工対象物35は、例えば穴あけ加工が行われていないプリント基板である。プリント基板の、穴を形成すべき位置にパルスレーザビームを入射させることにより、穴あけ加工が行われる。
導光光学系23は、フィールドレンズ24、ビーム走査器25、及び対物レンズ26を含む。ビーム走査器25は、パルスレーザビームの進行方向を二次元方向に振る。ビーム走査器25には、例えば一対のガルバノスキャナが用いられる。対物レンズ26には、例えばfθレンズが用いられる。フィールドレンズ24及び対物レンズ26は、アパーチャマスク13の開口部13Cを、加工対象物35の表面に結像させる(縮小投影する)。ビーム走査器25を制御することにより、加工対象物35の表面において、パルスレーザビームの入射位置を移動させることができる。必要に応じて、パルスレーザビームの経路を折り曲げるための折り返しミラーが配置される。
アパーチャマスク13と経路切替器14との間の経路内に、可動ミラー27が配置される。可動ミラー27は、パルスレーザビームの経路から外れた待機位置と、経路内の位置との間で移動可能である。可動ミラー27が経路内に配置された状態では、パルスレーザビームが可動ミラー27で反射されて、第1の測定器28に入射する。第1の測定器28は、パルスレーザビームの平均パワーを測定する。
加工対象物35は、ステージ30に保持されている。ステージ30は、移動機構31により、加工対象物35の表面に平行な二次元方向に移動する。ステージ30に第2の測定器29が取付けられている。移動機構31及びビーム走査器25を制御することにより、パルスレーザビームを第2の測定器29に入射させることができる。第2の測定器29は、パルスレーザビームの平均パワーを測定する。
第1の測定器28及び第2の測定器29の測定結果が、制御装置50に入力される。制御装置50は、レーザ光源10、ビームエキスパンダ12、アパーチャマスク13、経路切替器14、可動ミラー27、ビーム走査器25、及び移動機構31を制御する。
パルスレーザビームの各レーザパルスの立上り部分及び立下がり部分をダンパ経路19に振り向け、中央の部分を加工経路18に振り向けることにより、安定したパルス波形を用いて加工を行うことができる。また、レーザパルスを加工経路18に振り向けている時間を変化させることにより、加工対象物35に入射するレーザパルスのパルス幅を変化させることができる。
図2Aに、アパーチャマスク13の概略側面図を示す。アパーチャマスク13は、回転板13A、モータ13B、及び回転軸13Dを含む。回転板13Aに、大きさの異なる複数の開口部13Cが形成されている。
図2Bに、回転板13Aの正面図を示す。回転軸13Dを中心とする円周に沿って、大きさの異なる複数の開口部13Cが配置されている。回転板13Aを回転させて、1つの開口部13Cをパルスレーザビームの経路内に配置することにより、経路内に配置される開口部13Cの大きさを変化させることができる。
図1に戻って説明を続ける。レーザ光源10から出力したパルスレーザビームのエネルギの一部が、加工対象物35に到達するまでに失われる。例えば、アパーチャマスク13によってビーム断面の一部が遮光されることにより、エネルギの一部が失われる。アパー
チャマスク13の入射側から出射側までのエネルギ到達率を、「第1のエネルギ到達率」ということとする。第1のエネルギ到達率は、パルスレーザビームの経路内に配置されている開口部13Cの寸法、アパーチャマスク13の位置におけるパルスレーザビームのビーム径、及びビームプロファイルに依存する。
アパーチャマスク13よりも後方に配置された経路切替器14、導光光学系23等によっても、パルスレーザビームのエネルギの一部が失われる。アパーチャマスク13の出射側から加工対象物35までのエネルギ到達率を「第2のエネルギ到達率」ということとする。経路切替器14の回折効率、及び導光光学系23の各光学部品の寸法が不変であれば、第2のエネルギ到達率は、アパーチャマスク13の位置におけるビームプロファイル及び広がり角に依存する。
次に、第1のエネルギ到達率の求め方について説明する。パルスレーザビームが加工経路18に振り向けられるように、経路切替器14を制御する。ビーム断面を内包する大きさの開口部13Cが、パルスレーザビームの経路内に配置されるように、アパーチャマスク13を制御する。これにより、パルスレーザビームの全エネルギがアパーチャマスク13を通過する。可動ミラー27を、パルスレーザビームの経路内に配置する。この状態で、レーザ光源10からパルスレーザビームを出力し、第1の測定器28でパルスレーザビームの平均パワーを測定する。パルスレーザビームの全エネルギがアパーチャマスク13を通過しているため、測定された平均パワーは、アパーチャマスク13の入射側における平均パワーとほぼ等しい。
次に、レーザ加工時に用いられる開口部13Cをパルスレーザビームの経路内に配置する。この状態で、レーザ光源10からパルスレーザビームを出力し、第1の測定器28でパルスレーザビームの平均パワーを測定する。測定された平均パワーは、アパーチャマスク13の出射側における平均パワーとほぼ等しい。
第1の測定器28で測定された2つの平均パワーに基づいて、第1のエネルギの到達率を求めることができる。
次に、第2のエネルギ到達率の求め方について説明する。経路切替器14を、パルスレーザビームが加工経路18に振り向けられる状態にする。可動ミラー27をパルスレーザビームの経路内に配置し、第1の測定器28でパルスレーザビームの平均パワーを測定する。ビーム走査器25を移動機構31を制御して、パルスレーザビームが第2の測定器29に入射する状態にする。可動ミラー27を待機位置まで待機させる。この状態で、レーザ光源10からパルスレーザビームを出力することにより、第2の測定器29で平均パワーを測定する。
第1の測定器28で測定された平均パワーが、アパーチャマスク13の出射側の位置における平均パワーとほぼ等しい。第2の測定器29で測定された平均パワーが、加工対象物35に到達する平均パワーとほぼ等しい。第1の測定器28及び第2の測定器29で測定された平均パワーから、第2のエネルギ到達率を求めることができる。
パルスレーザビームの入射によって加工対象物35に形成される穴の真円度は、パルスエネルギ密度に依存する。真円度を高めるために、パルスエネルギ密度を最適化することが好ましい。ところが、パルスエネルギ密度を最適化しても、レーサ加工装置の機体間で、加工品質にばらつきが生じることがわかった。本願発明者らは、機体間での加工品質のばらつきの原因として、第1のエネルギ到達率及び第2のエネルギ到達率に着目した。
図3Aに、第1のエネルギ到達率と、形成された穴の真円度との関係を示す。横軸は、
第1のエネルギ到達率を単位「%」で表し、縦軸は、真円度を表す。ここで、真円度は、長径に対する短径の比で定義される。第2のエネルギ到達率は60%とした。パルスエネルギ密度は、パルス幅を調整することにより、一定にした。
パルスエネルギ密度が一定であるにもかかわらず、第1のエネルギ到達率が変化すると、真円度も変化することがわかる。図3Aに示した実験結果から、高い真円度を確保するために、第1のエネルギ到達率を40%〜65%の範囲内に設定することが好ましいことがわかる。
図3Bに、第2のエネルギ到達率と、形成された穴の真円度との関係を示す。横軸は、第2のエネルギ到達率を単位「%」で表し、縦軸は、真円度を表す。第1のエネルギ到達率は50%とした。パルスエネルギ密度は、パルス幅を調整することにより、一定にした。
パルスエネルギ密度が一定であるにもかかわらず、第2のエネルギ到達率が変化すると、真円度も変化することがわかる。図3Bに示した実験結果から、高い真円度を確保するために、第2のエネルギ到達率を60%以上に設定することが好ましいことがわかる。
レーザ加工装置の機体間で、真円度にばらつきが生じるのは、機体間で、第1のエネルギ到達率及び第2のエネルギ到達率がばらついているためと考えられる。
図4に、実施例によるレーザ加工方法のフローチャートを示す。ステップS1において、形成すべき穴の寸法と、導光光学系23(図1)の結像倍率(縮小率)とから、アパーチャマスク13の開口部13Cの寸法を決定する。ステップS2において、開口部13Cを、加工時の寸法としたときの第1のエネルギ到達率を求める。第1のエネルギ到達率は、既に説明したように、ビーム断面を内包する大きさの開口部13Cを経路内に配置した条件で、第1の測定器28で測定された平均パワーと、加工時に使用する開口部13Cを経路内に配置した条件で、第1の測定器28で測定された平均パワーとに基づいて、算出することができる。
ステップS3において、開口部13Cの寸法を加工時の寸法とした条件で、第2のエネルギ到達率を求める。第2のエネルギ到達率は、既に説明したように、第1の測定器28及び第2の測定器29で平均パワーを測定することにより、求めることができる。
ステップS4において、第1のエネルギ到達率及び第2のエネルギ到達率が許容範囲内か否かを判定する。第1のエネルギ到達率の許容範囲の下限値及び上限値は、図3Aに示した実験結果に基づいて、45%及び65%に設定される。第2のエネルギ到達率の許容範囲の下限値は、図3Bに示した実験結果に基づいて、60%に設定される。第2のエネルギ到達率の許容範囲の上限値は、100%に設定すればよい。これらの許容範囲の下限値及び上限値は、制御装置50(図1)に、予め記憶されている。
ステップS4において、第1のエネルギ到達率及び第2のエネルギ到達率の少なくとも一方が許容範囲から外れていると判定された場合には、ステップS5において、ビームエキスパンダ12(図1)を制御して、ビーム径及びビーム広がり角の少なくとも一方を変化させる。その後、ステップS2に戻る。ステップS4において、第1のエネルギ到達率及び第2のエネルギ到達率の両方が許容範囲内に収まっていると判定された場合には、ステップS6において、レーザ加工を実行する。このとき、パルスエネルギ密度が目標範囲に収まるように、パルス幅を調節する。
上記実施例では、第1のエネルギ到達率及び第2のエネルギ到達率が許容範囲に収まっ
た状態で、レーザ加工を行うことができる。このため、高い真円度の穴を、再現性よく形成することができる。また、レーザ加工装置の機体間での真円度のばらつきも低減させることができる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
10 レーザ光源
11 非球面レンズ
12 ビームエキスパンダ
13 アパーチャマスク
13A 回転板
13B モータ
13C 開口部
13D 回転軸
14 経路切替器
18 加工経路
19 ダンパ経路
20 ビームダンパ
23 導光光学系
24 フィールドレンズ
25 ビーム走査器
26 対物レンズ
27 可動ミラー
28 第1の測定器
29 第2の測定器
30 ステージ
31 移動機構
35 加工対象物
40、41 ビームプロファイル
50 制御装置

Claims (5)

  1. レーザビームを出力するレーザ光源と、
    制御装置と、
    前記制御装置から制御されることにより、前記レーザ光源から出力された前記レーザビームのビーム径及び広がり角の少なくとも一方を変化させるビームエキスパンダと、
    前記制御装置から制御されることにより、前記ビームエキスパンダを透過した前記レーザビームの経路内に配置される開口部の大きさを変化させるアパーチャマスクと、
    加工対象物を保持するステージと、
    前記アパーチャマスクの開口部を透過した前記レーザビームを、前記ステージに保持された前記加工対象物の表面まで導光するとともに、前記開口部を前記加工対象物の表面に結像させる導光光学系と
    を有し、
    前記制御装置は、前記レーザビームの経路内に配置される前記開口部の大きさが決まると、前記アパーチャマスクの入射側から出射側へのエネルギ到達率が40%〜65%の範囲内になり、かつ前記アパーチャマスクの出射側から、前記ステージに保持された前記加工対象物までのエネルギ到達率が60%以上になるように、前記ビームエキスパンダを制御して、前記アパーチャマスクに入射する前記レーザビームのビーム径及び広がり角の少なくとも一方を変化させるレーザ加工装置。
  2. さらに、前記ビームエキスパンダと前記アパーチャマスクとの間の前記レーザビームの経路内に配置され、前記アパーチャマスクの位置におけるビームプロファイルを均一に近づける非球面レンズを有する請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記アパーチャマスクは、前記レーザビームの経路に配置される前記開口部を、前記レーザビームのビーム断面より大きくすることができるように構成され、
    さらに、
    前記アパーチャマスクの前記開口部を透過した前記レーザビームのパワーを測定する第1の測定器と、
    前記導光光学系を通過した前記レーザビームのパワーを測定する第2の測定器と
    を有する請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
  4. レーザビームの経路内に配置される開口部の大きさを変化させることができるアパーチャマスクと、
    前記アパーチャマスクの前記開口部を透過した前記レーザビームを、加工対象物の表面まで導光するとともに、前記開口部を前記加工対象物の表面に結像させる導光光学系と
    を有するレーザ加工装置を用いてレーザ加工する方法であって、
    前記アパーチャマスクの前記開口部の大きさを決定する工程と、
    前記開口部が、決定された大きさの条件の下で、前記アパーチャマスクの入射側から出射側へのエネルギ到達率が40%〜65%の範囲内になり、かつ前記アパーチャマスクの出射側から、前記加工対象物までのエネルギ到達率が60%以上になるように、前記アパーチャマスクに入射する前記レーザビームのビーム径及び広がり角の少なくとも一方を変化させる工程と、
    前記レーザビームのビーム径及び広がり角の少なくとも一方を変化させた後、前記アパーチャマスク及び前記導光光学系を通して、前記加工対象物に前記レーザビームを入射してレーザ加工を行う工程と
    を有するレーザ加工方法。
  5. さらに、前記アパーチャマスクの位置における前記レーザビームのビームプロファイルを均一化する工程を有する請求項4に記載のレーザ加工方法。
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