JP2009107011A - レーザ加工装置及びレーザ加工方法 - Google Patents

レーザ加工装置及びレーザ加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 高いエネルギ効率で良質のレーザ加工を行う。
【解決手段】 レーザビームを出射するレーザ光源と、レーザ光源を出射したレーザビームのビームプロファイルを釣鐘型に変化させるビームプロファイル調整器と、ビームプロファイル調整器を出射した、ビームプロファイルが釣鐘型のレーザビームを透過させる透光領域を備えるマスクと、マスクを透過したレーザビームが入射する位置に配置された、透光領域のサイズが可変のアパーチャと、加工対象物を保持する保持器と、マスクの位置におけるレーザビームの断面を、保持器に保持された加工対象物上に結像させる光学系とを有するレーザ加工装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザビームを照射して加工を行うレーザ加工装置、及び、レーザ加工方法に関する。
図4(A)は、基板の穴開け加工に用いられるレーザ加工装置の従来例を示す概略図である。
レーザ光源10、たとえばCOレーザ発振器からパルスレーザビーム30が出射する。パルスレーザビーム30は、ビーム径調整用エキスパンダ11でビーム径を調整され、たとえば円形の貫通孔を有するマスク12で断面形状を整形された後、フィールドレンズ13、ガルバノミラー14a、14b、及びfθレンズ15を経て、ステージ16に保持された基板20に入射する。
基板20は、たとえば金属層上に形成された樹脂層を表面層として含んで構成される。フィールドレンズ13及びfθレンズ15は、マスク12の貫通孔を基板20の樹脂層表面に結像する。このため円形の断面形状のパルスレーザビーム30が、樹脂層表面から基板20に垂直方向から入射する。パルスレーザビーム30の入射により、基板20には樹脂層を貫通し金属層に至る、開口形状が円形の穴が形成される。
ガルバノミラー14a、14bは、ガルバノスキャナを構成する2枚の揺動鏡である。ガルバノスキャナは入射するパルスレーザビーム30の出射方向を2次元方向に変化させて出射する。
ガルバノスキャナの動作(ガルバノミラー14a、14bの揺動)により、パルスレーザビーム30のプリント基板20上への入射位置が移動し、基板20の樹脂層に複数の貫通孔が形成される。
上述の加工においては、パルスレーザビーム30のビーム径は、ビーム径調整用エキスパンダ11で、マスク12の貫通孔のサイズに対応したサイズに調整される。この場合、基板20上に結像される、マスク12の位置におけるビーム断面の縁のビーム強度(光強度)が、基板20の穴開け加工に必要なビーム強度(加工閾値)以上となるように、ビーム径の調整が行われる。
図4(B)に、レーザ光源10出射直後のパルスレーザビーム30のビームプロファイルの概略を示す。図の横軸はパルスレーザビーム30の断面位置、縦軸はビーム強度を表す。本図に見られるように、パルスレーザビーム30のビームプロファイルはガウシアン分布を示す。
図4(C)に、マスク12の貫通孔を透過したパルスレーザビーム30のビームプロファイルの概略を示す。図4(B)と同じく、図の横軸はパルスレーザビーム30の断面位置、縦軸はビーム強度を表す。
本図に示すように、ガウシアン分布の裾野領域に対応するパルスレーザビーム30の一部(周辺部分)が遮光され、図中に実線で表すビームプロファイルをもつパルスレーザビーム30がマスク12を透過する。
図中のE及びEは、マスク12の貫通孔を透過したパルスレーザビーム30断面の縁の位置であり、断面位置E及びEにおけるビーム強度はIである。Iは基板20の穴開け加工に必要なビーム強度(加工閾値)以上のビーム強度である。
パルスレーザビーム30の周辺部分をマスク12を用いて遮光し、ビーム断面の整形を行うレーザ加工方法では大きなエネルギ損失が生じる。図4(C)には、加工に用いられないエネルギに対応する部分に斜線を付して示した。
トップハット形状のビームプロファイルを有するレーザビームをマスクに入射させ、マスク面のビームプロファイルを加工面に転写することで加工品質の向上を図るレーザ加工装置の発明が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2005−257735号公報
本発明の目的は、エネルギ効率が高く、かつ良質の加工を実現することのできるレーザ加工装置を提供することである。
また、エネルギ効率が高く、かつ良質の加工を実現することのできるレーザ加工方法を提供することである。
本発明の一観点によれば、レーザビームを出射するレーザ光源と、前記レーザ光源を出射したレーザビームのビームプロファイルを釣鐘型に変化させるビームプロファイル調整器と、前記ビームプロファイル調整器を出射した、ビームプロファイルが釣鐘型のレーザビームを透過させる透光領域を備えるマスクと、前記マスクを透過したレーザビームが入射する位置に配置された、透光領域のサイズが可変のアパーチャと、加工対象物を保持する保持器と、前記マスクの位置におけるレーザビームの断面を、前記保持器に保持された加工対象物上に結像させる光学系とを有するレーザ加工装置が提供される。
また、本発明の他の観点によると、(a)ビームプロファイルが釣鐘型のレーザビームをマスクに入射させる工程と、(b)前記マスクを透過したレーザビームの周辺部分を遮光する工程と、(c)前記工程(b)で周辺部分を遮光されたレーザビームを、前記マスクの位置におけるビーム断面が加工対象物上に結像する条件で、該加工対象物に入射させる工程とを有するレーザ加工方法が提供される。
本発明によれば、エネルギ効率が高く、かつ良質の加工を実現可能なレーザ加工装置を提供することができる。
また、エネルギ効率が高く、かつ良質の加工を実現可能なレーザ加工方法を提供することができる。
図1(A)は、実施例によるレーザ加工装置を示す概略図である。
実施例によるレーザ加工装置は、たとえばCOレーザ発振器を含むレーザ光源10、入射するレーザビームのビーム径を変化させて出射するビーム径調整用エキスパンダ11、入射するレーザビームのビームプロファイルを調整する非球面レンズ17、透光領域(たとえば円形の貫通孔)と遮光領域とを備え、透過するレーザビームの断面形状を整形するマスク12、フィールドレンズ13、たとえばマスク12に対応した形状の透光領域と遮光領域とを備えるアパーチャ18、ガルバノミラー14a、14b、fθレンズ15、及び加工対象物を保持する保持器であるステージ16を含んで構成される。アパーチャ18は、透光領域のサイズを変えることのできる径可変のアパーチャである。
加工対象物は、たとえば金属層上に形成された樹脂層を表面層として含んで構成される基板20である。実施例によるレーザ加工装置を用いて、基板20の樹脂層を貫通し金属層に至る穴開け加工を行う。
フィールドレンズ13及びfθレンズ15は、マスク12の位置のパルスレーザビーム30の断面を基板20の樹脂層表面に結像する機能を有する。
ガルバノミラー14a、14bは、ガルバノスキャナを構成する2枚の揺動鏡であり、入射するパルスレーザビーム30の出射方向を2次元方向に変化させて出射する。ガルバノスキャナの動作(ガルバノミラー14a、14bの揺動)により、パルスレーザビーム30のプリント基板20上への入射位置が移動し、基板20の樹脂層の複数の位置に貫通孔が形成される。
以下、実施例によるレーザ加工装置の動作、及び本レーザ加工装置を用いて行うレーザ加工について詳述する。
COレーザ発振器を含むレーザ光源10から波長9.3μmのパルスレーザビーム30が出射する。レーザ光源10から出射したパルスレーザビーム30のビームプロファイルは、図4(B)に示したようなガウシアン分布である。パルスレーザビーム30は、ビーム径調整用エキスパンダ11でビーム径を調整され、非球面レンズ17に入射する。
非球面レンズ17は、入射するパルスレーザビーム30のビームプロファイルを「釣鐘型」に変化させる。「釣鐘型」のビームプロファイルは、「ガウシアン型」と「トップハット型」の中間に当たるビームプロファイルであり、「中心部の光強度が最も強く、その強度(ピーク強度)を100%とした場合に、光強度がピーク強度の1/e(eは自然対数の底)以上の領域を含む円の直径の70%のサイズの直径をもつ円周上での光強度がピーク強度の95%未満であり、かつ、光強度がピーク強度の50%以上の領域内に、ビーム全体がもつエネルギの75%以上が含まれているビームプロファイル」と定義される。
図1(B)に釣鐘型のビームプロファイルの一例を示した。図の横軸はパルスレーザビーム30の断面位置、縦軸はビーム強度を表す。非球面レンズ17でビームプロファイルを釣鐘型に変形されたパルスレーザビーム30は、円形の貫通孔(透光領域)を備えるマスク12に入射する。
図中のE及びEは、マスク12の遮光領域の縁の位置を表す。パルスレーザビーム30は、マスク12の遮光領域で、釣鐘型分布のビームプロファイルの周辺領域(本図においては斜線を付して示した。)に対応する周辺部分を遮光される。パルスレーザビーム30の残余の部分(中心部分)はマスク12の貫通孔(透光領域)に入射し、これを透過する。
マスク12の貫通孔(透光領域)を透過するパルスレーザビーム30の外縁の位置でもあるE及びEにおけるビーム強度はIである。Iは基板20の穴開け加工に必要なビーム強度(加工閾値)以上のビーム強度である。
マスク12を透過したパルスレーザビーム30は、フィールドレンズ13を経てアパーチャ18に入射する。
アパーチャ18は、サイズ可変の円形の貫通孔(透光領域)と遮光領域とを備える。アパーチャ18は、たとえばマスク12を透過したパルスレーザビーム30の0次及び1次回折光を透過させ、2次以下の回折光を遮光する。
アパーチャ18を透過したパルスレーザビーム30は、ガルバノミラー14a、14bで反射され、fθレンズ15を経て、ステージ16に保持されている基板20に垂直方向から入射し、基板20の樹脂層に金属層に至る貫通孔を形成する。
円形の貫通孔を備えるアパーチャ18で整形された、円形の断面形状を有するパルスレーザビーム30が基板20に入射するため、基板20に形成される穴の開口形状は円形である。
図2を参照して、実施例によるレーザ加工装置のマスク12位置と、従来例によるレーザ加工装置のマスク12位置とにおけるビーム強度を比較する。実施例、従来例ともに、マスク12のマスク径(円形貫通孔の直径)は2.7mmとした。図の横軸は、マスク12の円形貫通孔直径に沿うパルスレーザビーム30の断面位置、縦軸はビーム強度を表す。
黒三角の点で、従来例によるレーザ加工装置のマスク12に入射する、1/eビーム直径が3.8mm(Φ3.8mm)のガウシアン型パルスレーザビーム30の、マスク透過直後におけるビームプロファイルを示す。
また、黒四角の点で、従来例によるレーザ加工装置のマスク12に入射する、1/eビーム直径が5.0mm(Φ5.0mm)のガウシアン型パルスレーザビーム30の、マスク透過直後におけるビームプロファイルを示す。
更に、実線で、実施例によるレーザ加工装置のマスク12に入射する釣鐘型のパルスレーザビーム30の、マスク透過直後におけるビームプロファイルを示す。
Φ3.8mmのレーザビーム30のビームプロファイル(黒三角)を参照する。Φ3.8mmレーザビーム30のマスク12におけるエネルギ透過率は、63.6%と計算された。また、図から理解されるように、ビーム強度は中心部で強くマスク端で弱い。更に、中心部とマスク端でのビーム強度差が大きい。このようなレーザビーム30が基板20上に転写されて照射されるため、基板20に形成される穴の径が小さくなる傾向が生じる。
Φ5.0mmのレーザビーム30のビームプロファイル(黒四角)を参照する。Φ5.0mmレーザビーム30のマスク12におけるエネルギ透過率は、44.2%と計算された。Φ3.8mmのレーザビーム30のビームプロファイル(黒三角)と比較した場合、中心部のビーム強度は弱く、マスク端のそれが強い。また、ビーム強度は全体的に弱く、中心部とマスク端でのビーム強度差が小さい。このようなレーザビーム30が基板20上に転写されて照射されるため、エネルギ不足で良質の穴開け加工が困難となる傾向が生じる。
実施例におけるレーザビーム30のビームプロファイル(実線)を参照する。実施例におけるレーザビーム30のマスク12におけるエネルギ透過率は、70%と計算された。実施例におけるレーザビーム30のビーム強度は、中心部においてΦ3.8mmのレーザビーム30とほぼ等しく、マスク12端部においてΦ5.0mmのレーザビーム30とほぼ等しい。
実施例におけるレーザビーム30を基板20上に転写して照射した場合、Φ3.8mmのレーザビーム30を照射した場合に比べて、エネルギ密度は約1割高くなる。また、Φ5.0mmのレーザビーム30を照射した場合に比べると、エネルギ密度は6割近く高くなる。
このように、釣鐘型のビームプロファイルを有するレーザビーム30をマスク12に入射させることで、マスク12透過率を高くすることができる。また、加工面(基板20表面)でのエネルギ密度を高くすることができる。
図3(A)〜(D)を参照して、基板20に入射するパルスレーザビーム30のビームプロファイルを説明する。図3(A)〜(D)において、横軸は基板20に入射するパルスレーザビーム30の断面位置、縦軸はビーム強度を表す。以下述べるように、アパーチャ18のアパーチャ径(円形貫通孔の直径)を変えることによって、基板20面でのビームプロファイルを、マスク12面でのそれと異ならせることができる。
図3(A)は、マスク12を出射したパルスレーザビーム30のうち、0次回折光のみが透過され、1次以下の回折光は遮光されるようにアパーチャ径を設定した場合のビームプロファイルを示す。
この場合、基板20におけるパルスレーザビーム30のビームプロファイルは、ガウシアン分布に類似の形状を示す。
図3(B)は、マスク12を出射したパルスレーザビーム30のうち、0次回折光、及び約70%の1次回折光が透過され、残余の回折光は遮光されるようにアパーチャ径を設定した場合のビームプロファイルを示す。
この場合、基板20におけるパルスレーザビーム30のビームプロファイルは、ビーム強度の裾野部分は広いもののトップハット形状に近づく。
図3(C)は、マスク12を出射したパルスレーザビーム30のうち、0次回折光、及び約50%の1次回折光が透過され、残余の回折光は遮光されるようにアパーチャ径を設定した場合のビームプロファイルを示す。
この場合、基板20におけるパルスレーザビーム30のビームプロファイルは、中凹み型の形状となる。
図3(D)は、マスク12を出射したパルスレーザビーム30のうち、0次及び1次回折光が透過され、2次以下の回折光は遮光されるようにアパーチャ径を設定した場合のビームプロファイルを示す。
この場合には、マスク12の位置におけるパルスレーザビーム30のビームプロファイルが、ほぼそのまま基板20上に転写され、基板20上におけるパルスレーザビーム30のビームプロファイルは、ほぼ釣鐘型の形状となる。
実施例によるレーザ加工装置を用いると、アパーチャ18のアパーチャ径を変えることで、基板20面でのビームプロファイルを変化させ、加工対象物や加工内容に応じた良質の加工を実現することができる。
たとえば実施例においては、アパーチャ18で0次及び1次回折光を透過し、2次以下の回折光を遮光することにより、良質な加工を実現することができる。
なお、実施例においては、0次及び1次回折光を透過させ、2次以下の回折光を遮光したが、少なくとも0次及び1次回折光を透過させるようにアパーチャ18径を設定することで、良質な加工を行うことができる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
マスクを用いて行うレーザ加工一般に利用することができる。
(A)は実施例によるレーザ加工装置を示す概略図であり、(B)は釣鐘型のビームプロファイルの一例を示す図である。 図1(A)に示した実施例によるレーザ加工装置のマスク12位置と、図4(A)に示した従来例によるレーザ加工装置のマスク12位置とにおけるビーム強度を比較するための図である。 (A)〜(D)は、基板20に入射するパルスレーザビーム30のビームプロファイルを説明するための図である。 (A)は、基板の穴開け加工に用いられるレーザ加工装置の従来例を示す概略図であり、(B)は、レーザ光源10出射直後のパルスレーザビーム30のビームプロファイルの概略を示す図であり、(C)は、マスク12の貫通孔を透過したパルスレーザビーム30のビームプロファイルの概略を示す図である。
符号の説明
10 レーザ光源
11 ビーム径調整用エキスパンダ
12 マスク
13 フィールドレンズ
14a、14b ガルバノミラー
15 fθレンズ
16 ステージ
17 非球面レンズ
18 アパーチャ
20 基板
30 レーザビーム

Claims (4)

  1. 釣鐘型のビームプロファイルを、中心部の光強度が最も強く、該ピーク強度を100%とした場合に、光強度が該ピーク強度の1/e以上の領域を含む円の直径の70%のサイズの直径をもつ円周上での光強度が該ピーク強度の95%未満であり、かつ、光強度が該ピーク強度の50%以上の領域内に、ビーム全体がもつエネルギの75%以上が含まれているビームプロファイルと定義するとき、
    レーザビームを出射するレーザ光源と、
    前記レーザ光源を出射したレーザビームのビームプロファイルを前記釣鐘型に変化させるビームプロファイル調整器と、
    前記ビームプロファイル調整器を出射した、ビームプロファイルが前記釣鐘型のレーザビームを透過させる透光領域を備えるマスクと、
    前記マスクを透過したレーザビームが入射する位置に配置された、透光領域のサイズが可変のアパーチャと、
    加工対象物を保持する保持器と、
    前記マスクの位置におけるレーザビームの断面を、前記保持器に保持された加工対象物上に結像させる光学系と
    を有するレーザ加工装置。
  2. 前記アパーチャの透光領域は、前記マスクを透過したレーザビームの少なくとも0次及び1次回折光を透過させるサイズに可変である請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 釣鐘型のビームプロファイルを、中心部の光強度が最も強く、該ピーク強度を100%とした場合に、光強度が該ピーク強度の1/e以上の領域を含む円の直径の70%のサイズの直径をもつ円周上での光強度が該ピーク強度の95%未満であり、かつ、光強度が該ピーク強度の50%以上の領域内に、ビーム全体がもつエネルギの75%以上が含まれているビームプロファイルと定義するとき、
    (a)ビームプロファイルが前記釣鐘型のレーザビームをマスクに入射させる工程と、
    (b)前記マスクを透過したレーザビームの周辺部分を遮光する工程と、
    (c)前記工程(b)で周辺部分を遮光されたレーザビームを、前記マスクの位置におけるビーム断面が加工対象物上に結像する条件で、該加工対象物に入射させる工程と
    を有するレーザ加工方法。
  4. 前記工程(b)において、前記マスクを透過したレーザビームの少なくとも0次及び1次回折光が透過するように、レーザビームの周辺部分を遮光する請求項3に記載のレーザ加工方法。
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